同社のCEOであるRoger Van Boxtel氏はビデオメッセージの中で「風車が1時間発電すると、電車はユトレヒトから(直線距離で約160km離れた)フローニンゲンまで走行できる。オランダは何世紀も風力を利用しており、風車の力を自ら示したい」と発言。自ら風車にくくりつけられて一回転するパフォーマンスを見せた(図1、図2)。
*3) EnecoはNSに1.2TWh、その他の鉄道事業者に0.2TWhに風力発電由来の電力を供給するとしていた。その他の鉄道事業者とは、VIVENS(Verenigd Inkoop en Verbruik van Energie op het Nederlandse Spoorwegnet、オランダ鉄道ネットワークにおけるエネルギー調達と消費連合)に加盟する4つの旅客輸送会社と11の貨物輸送会社、2つの鉄道保守関連会社。NSもVIVENSに加盟している。