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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

2761とはずがたり:2017/01/23(月) 12:15:23

ただ、それだけの条件は通常整わない事の方が多いので、バッテリーを選ぶときは10%〜20%の電力ロスを考慮にいれて検討する必要があります。
リチウムイオン電池は、理想的な条件下では90%以上の効率を持っていますが、最適条件ではなくなると効率が急速に低下します。
事実上、蓄電システムや太陽光システムで使用されている多くの電池やバックアップシステムは、鉛酸タイプのバッテリーです。
一世紀以上の歴史を持つ鉛バッテリーは、いまだに供給電力量に対する単価は他と比較して最安値です。
一般的にディープサイクル用途で使用されるほとんどすべての電池は鉛蓄電池であり、これは、標準的な液式バッテリー、ゲルセルバッテリー、およびAGMが含まれています。プレートなどの構造は異なりますが、それらはすべて、同様の化学的性質を利用しています。

主要なバッテリータイプ
バッテリーの分類方法には用途によるものと構造によるものの2つがあります。
主な用途は自動車、船舶、そしてディープサイクルです。
ディープサイクルは、非常用電源、太陽光、トラクション、RV等が含まれています。主要な構造形式は、ゲル式、およびAGM(吸収ガラスマット)である。AGMバッテリーには余分な液体が存在しないため、ドライバッテリーと呼ばれています。

バッテリーの寿命
ディープサイクルバッテリーの寿命は、充電方法や、使用環境の温度、およびその他の要因によって大きく変化します。
耐久性に優れた構造のバッテリーでも、極端に厳しい環境下で過充電を繰り返し、水が喪失すると一年も持たないことがあります。
また、逆に一年を通じて殆ど使用されない電話用の予備電池などでは、30年以上たっても一度も交換する必要が無い場合もあります。

スターティング、マリン、ディープサイクルバッテリーとは
スターティングバッテリーは、一般的にエンジンを起動するために使用されます。エンジンスターターは、ごく短時間に非常に大きな始動電流を必要とします。
スターティングバッテリーは表面積を増やすために、たくさんの薄いプレートを持った構造をしています。 プレートは、非常に微細な発泡スポンジに外観が似ている鉛 "スポンジ"で、できています。
この機構によって非常に大きな表面積を得ることができますが、深放電した場合は鉛スポンジがすぐに消耗し、セルの底に落ちていくことになります。 スターティングバッテリーの通常使用の範囲である2〜5パーセントの放電を繰り返す場合には数千回の使用にも耐えますが、深放電の場合、一般に30〜150回繰り返すと、寿命が尽きてしまいます。
ディープサイクルバッテリーは、80%以上の放電サイクルでの動作を前提に設計されているので、スターティングバッテリーよりもはるかに厚いプレートを持っています。

ディープサイクルバッテリーと他のバッテリーの最も異なる点は、プレートがスポンジ状ではなく、固体鉛板であるということです。この構造だと、表面積を増やすことはできないので、スターティングバッテリーに必要とされるような瞬発力を持つことはできません。
ディープサイクルバッテリーは20パーセントほどの充電まで下がっても繰り返し使用することができますが、50パーセントほどの使用サイクルにしたほうが、寿命とコストパフォーマンスの兼ね合いから言って望ましいとされています。
マリンバッテリーは(ロールス・Surrette、コンコルドなど少数の例外をのぞいて)通常、スターティングとディープサイクルのハイブリッドであると言えます。

ハイブリッド電池のプレートはスターティングバッテリーで使用されるものよりも、粗く、重いリードスポンジで出来ています。 マリンバッテリーとハイブリッドバッテリーの境目ははっきりとしていません。

スターティングバッテリーは通常、 "CCA"(cold cranking amps)、または "MCA(marine cranking amps)"、と評価されています。


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