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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

2749とはずがたり:2017/01/21(土) 19:05:12
>>2748-2749
その他
〜NiMH・NiCd充電池の調子が悪いと感じたら〜
1)1週間程度で容量が抜けるなら電池の故障
2)中間域での電圧落ち込みならメモリー効果
3)電圧、容量共に低下なら不活性化
4)回復不能な内部抵抗の増加なら劣化
5)容量が半分近く低下していれば寿命

2)、3)は数回の充放電で解消するが、4)、5)は不可逆的な性能低下
何を試したか(私が試した事を具体的に)

充電する際は、電池1本ずつ、別個に充電します。
(回路が共通化されている充電器がほとんどなので、電池の劣化状態が異なるモノを一気に均等に充電するのは難しいため)

10円硬貨で挟んでショートさせる
  ・10秒ほどで十分だった。
  ・ショートさせる相手にはアルカリ電池(1.5V)を選んだ。
  ・電池の電圧が0.3Vほどになり、充電可能な状態になった。
(伝導率の問題から「10円硬貨」と表記されているが、他の金属や硬貨で試しても構わない)
充電器で充電する
  ・2〜3分で充電が終わってしまった。
   もちろん全く利用できない状態。
再び10円硬貨で挟んでショートさせてから、充電を開始する
  ・またしても2〜3分で充電が終わってしまった。
  ・ここで諦めずに、何度も充電してみよう。
2〜3分の充電を繰り返してみる
  ・5回ほど繰り返すと、正常な充電(BU-100の場合110分)が行われ始めた。
  ・充電終了後の電圧は1.23V。まだちょっと低い。
念のため追加充電する
  ・活入れの目的も含め、更に60分ほど充電してみる。
1.55V
▲充電終了直後にテスターで測ったら1.55Vまで昇圧しちゃっていました。

やりすぎました('Α`)
ちなみにこのまま放置しておくと、電圧は1分ほどで1.45Vまで、1時間くらいで1.35Vまで下がっちゃう。1.4V前後を目安に活入れすれば良さげな感じ。

劣化状態は4本それぞれで違う。上記は一番劣化が酷かったモノに対して行った例。ちなみに一番元気だった個体は、上記の対処を行わなくても普通に充電できた(これらも追加で30分充電を行った)。

活入れ後の性能確認

一般利用に十分な所まで電池が回復したかどうかを計測する為、コンビニで売っているスマホ用充電器を用意。
コンビニで売っているスマホ用充電器
▲近所のコンビニでは、iPhone4対応の充電器はこの単三・3本タイプだけだった。

充電可能
▲おお、充電可能です。(付箋を貼った位置が充電開始前のバッテリー残量)
14年前の充電池が、本来の用途に使用できる所まで甦りました。
公称「アルカリ電池でiPhone 60%まで充電可能」な充電器で、50%の充電に成功です。やったぜ。

色々テストしてみた結果、4本中2本は、本来容量の80〜70%を充電できる感じで、まだまだ現役で使えそう。残り2本も本来の40〜50%程度の容量を持っており、ワイヤレスマウスなどの用途ならば問題なく使えます。

この14年モノの充電池、最後まで使い倒してやるぜ!


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