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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

2747とはずがたり:2017/01/21(土) 18:59:54
小容量電池に買い換えるか。。

大容量ニッケル水素充電池の寿命に関するショッキングなデータ
http://hitoriblog.com/?p=45192
2016/10/04 2016/12/14

Unexpectedly short life of the large capacity type nickel metal hydride rechargeable battery 00000
雑誌「トランジスタ技術」の2016年10月号に、ニッケル水素充電池に対するサイクル試験の結果が掲載されていました。

トランジスタ技術 2016年 10月号
サイクル試験とはニッケル水素充電池に充放電を繰り返して特性の変化を見るもの。

今回の試験は内部抵抗の変化にフォーカスしていますが、充放電回数が増えると、その分だけ内部抵抗が増えるというのが一般的な傾向となります。

問題のサイクル試験の結果がこちら。

グラフ「サイクル試験により充放電を繰り返したときの電池の内部抵抗の変化」

大容量をうたう充電池ほど少ないサイクル数で寿命を迎える。100mΩあたりまでなら安心して使える。200mΩ?300mΩになると充電器ではじかれ充電できなくなる

内部抵抗は電流の流れやすさに関係し、内部抵抗が大きくなると電流が流れにくくなります。

内部抵抗が大きい電池から電流を流そうとすると電圧が低下するため、内部抵抗が大きいと機器が必要とする電圧に満たなくなり、あるレベルから機器が動作しなくなります。

つまり、このグラフはニッケル水素充電池の寿命を示していることになります。

グラフの立ち上がりが急峻な電池は、なだらかな電池と比較して、早く寿命を迎えることになります。

このグラフでは内部抵抗100mΩまでを安心して使える喫水線として定義。それを踏まえてグラフをつぶさに見ていくと、非常にショッキングな事実が見えてきます。

つまり、このグラフのキャプションにある通りですが、大容量のものほどグラフの立ち上がりが急峻で、いち早く寿命を迎えるということです。

容量の大きさと寿命との関係性について

Unexpectedly short life of the large capacity type nickel metal hydride rechargeable battery 00001
試験に使用しているのは単3電池だと思われますので、容量はそれを前提に併記していきますが、このグラフの中で最も寿命が短い製品群が「TOSHIBA IMPULSE」(2,400mAh)と「Panasonic eneloop pro」(2,500mAh)。

どちらも寿命である内部抵抗100mΩに到達するのは、驚くべきことに充放電サイクル約70回時点。甘めに200mΩとしても、約80回で到達してしまいます。

スペックにうたわれている公称充電可能回数は500回なので、実際はその約1/7しか持たないことになり、その落差に愕然としてしまいます。

逆に、内部抵抗がなかなか上がらず、長寿命を誇る機種が「ROC Ni-Cd」(700mAh)と、「Panasonic eneloop lite」(950mAh)。

「Panasonic eneloop lite」(950mAh)は「Panasonic eneloop pro」(2,500mAh)の38%の容量しかないものの、充放電サイクル900回を超えても内部抵抗は50mAh以下で、まだまだ使用可能です。

「Panasonic eneloop lite」の公称充電可能回数は5,000回なので、900回は序の口。この性能には納得感があります。「ROC Ni-Cd」は元々内部抵抗の低いニッカド充電池なので、「Panasonic eneloop lite」を上回る特性があっても不思議ではありません。

この結果を表にまとめたのが以下。…


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