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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

2324とはずがたり:2016/08/16(火) 17:31:35
>廃熱を利用して、冬場の野菜作りに活用したり、焼却灰を肥料として活用することも検討中
ちゃんとやって欲しい所

>「燃料の備蓄は6万トンほどあります」
>木材の消費量は年間7万?8万トンに上り、県内の間伐材だけでは足りない。
>>2195と同じく年間7〜8万tの木材消費量。7MWとの記述は無いけど年発電量は5500万kWhと記述有り。6MW・1万世帯分との記述よりは多めだ。

>三重県で三つ、岐阜県で一つ、木質バイオマス発電所が操業中で、愛知県でも大規模な発電所が二つ操業を始める予定だ。佐久間社長は「燃料の奪い合いが起きている」と明かす。4月から間伐材の価格は10?20%上昇した。
・GE津・JFE・20MW
・多気バイオパワー・中部プラント・6.7MW
・三重エネウッド協同組合・松坂木質バイオマス発電所・5.8MW
・岐セン・岐阜バイオマスパワー・瑞穂市 6.25MW

’16記者リポート
バイオマス発電開始 里山保全、林業再生に期待 /石川
http://mainichi.jp/articles/20160808/ddl/k17/020/143000c
毎日新聞2016年8月8日 地方版

全国で操業相次ぐ 燃料の供給課題に
 福井県大野市で今年4月、県内初の木質バイオマス発電所が営業運転を始めた。木質バイオマス発電は価値の低い間伐材や端材を燃料にするため、里山の保全や林業の再生につながると期待されている。一方で、同様の発電所が全国各地で相次いで操業を開始しており、燃料の安定供給が課題となりそうだ。【立野将弘】

 ■一般家庭1万5000世帯分の発電

 「燃料の備蓄は6万トンほどあります」。発電所を運営する福井グリーンパワーの佐久間英明社長は、敷地内の貯木場に積み上がった丸太の山を指さして話した。高さは5メートルに及び、約1万3000平方メートルの貯木場一面に広がっていた。

 丸太はチップ化され、発電施設の炉に入れて燃やし、そこで得た熱で水を沸騰させ、蒸気タービンを回して発電する。年間発電量は約5500万キロワット時で、一般家庭約1万5000世帯分に相当する。廃熱を利用して、冬場の野菜作りに活用したり、焼却灰を肥料として活用することも検討中で、よりエコな施設を目指す。

 ■後継者不足で衰退

 大野市は全体の約87%が森林に覆われている。かつては林業が主要産業の一つとして栄えたが、海外からの安い輸入木材の流入や、後継者不足などで衰退。県森林組合連合会によると、県内の森林組合に所属する林業従事者はピークの1970年代半ばから86%も減少。現在、約350人にとどまる。

 林業の縮小により、大雨などで地滑りや土砂崩れが起きるリスクも高まり、間伐した木材も山林に放置されることが増えた。

 こうした問題を克服するため、大野市は福井グリーンパワーを誘致。木質バイオマス発電は、放置木材や質の悪い間伐材を燃料とするため、里山の保全と林業の再生につながると期待されている。

 ■間伐材の価格上昇

 一方、発電所がきちんと稼働するには、燃料の安定供給が大前提だ。発電所は年30日の点検期間を除いて24時間運転し続けるため、木材の消費量は年間7万?8万トンに上り、県内の間伐材だけでは足りない。

 しかし、燃料の間伐材の価格は近年、上昇傾向にある。三重県で三つ、岐阜県で一つ、木質バイオマス発電所が操業中で、愛知県でも大規模な発電所が二つ操業を始める予定だ。佐久間社長は「燃料の奪い合いが起きている」と明かす。4月から間伐材の価格は10?20%上昇した。

 固定価格買い取り制度も影響している。買い取り価格は、間伐材での発電が1キロワット時当たり32円に対し、一般木材での発電は24円。そのため、買い取り価格の高い間伐材の需要が高まっている。

 県木質バイオマス燃料安定供給協議会の担当者は「林業従事者の育成と高性能機械の導入で、木材の供給量を段階的に増やしたい」とし、佐久間社長も「輸入材も導入するなどして操業を維持したい」と話している。


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