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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ
2281
:
とはずがたり
:2016/06/14(火) 17:14:46
太陽光送電線盗難多発 福岡で140件、被害額1億5千万円
http://qbiz.jp/article/88633/1/
2016年06月12日 08時17分 更新記者:山本諒
福岡県内の大規模太陽光発電所(メガソーラー)で送電ケーブルの盗難が相次いでいる。県警によると2014年以降、約140件(被害総額1億5千万円)あり、このうち半数は筑豊地区。炭鉱のぼた山跡地など人けのない場所の施設が狙われている。広大な敷地を防犯カメラでカバーするには多額の費用が必要で、業者は頭を抱えている。
「こんなにごっそり持っていかれるとは」。5月初めに長さ計約1・5キロの送電ケーブル(約400万円相当)を盗まれた同県直方市の業者は肩を落とした。
発電施設は山の中腹約1・1ヘクタールを切り開いて設置。敷地はフェンスで囲い、出入り口周辺は防犯カメラや赤外線センサーを設置していた。犯行グループは防犯設備のない山の斜面から侵入。太陽光パネルから延びるケーブルの集結部分を切断しており、県警の捜査関係者は「下見をした上で切断役と運搬役に分かれ、組織的に持ち出した可能性が高い」と指摘する。
経済産業省によると、山間部や郊外の遊休地活用策として、近年メガソーラーの建設が全国的に増加。福岡県は全国2番目に設置数が多い。ぼた山跡地などは人通りが少なく、敷地も広いため警備が手薄になりがちで、捜査関係者は「防犯カメラどころかフェンスもない施設がある」。発電施設を保守・管理する九州電気保安協会(福岡市)の担当者は「ケーブルが切られれば発電量が減る昼間に比べ、発電しない夜は盗難に気付きにくい」と語る。
日本電線工業会(東京)の説明では、送電ケーブルには電導効率を高めるため純度の高い銅が使われている。
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