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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

2238とはずがたり:2016/04/23(土) 19:57:57

日本初、サツマイモ発電!
http://bio-notes.com/biomass/245
バイオマス 2014年11月2日 バイオノーツ編集部

本格焼酎メーカーの霧島酒造(宮崎県都城市、江夏順行社長)は、芋焼酎の製造過程で生じる芋くずや焼酎粕(発酵した焼酎もろみを蒸留した後に残った残渣物)を資源としたバイオマス発電である「サツマイモ発電事業」を2014年9月より開始した。

同社は、2003年から焼酎粕の廃液処理に取り組み、2006年には焼酎粕をバイオマス資源として利用するリサイクル事業を開始。2012年にリサイクルプラントを増設し、増加するバイオガスを焼酎製造工程の蒸気ボイラー熱源として有効利用してきた。今回、「再生可能エネルギー固定価格買取制度」に基づきバイオマス発電システムで発電した電力を、九州電力へ売電する事業を開始。サツマイモによる発電事業は国内初、発電量は本格焼酎メーカーとしては国内最大規模となる。

これまで、1日最大800トン発生する焼酎粕をメタン発酵によりガス化し、焼酎製造工程の蒸気ボイラー熱源として活用。蒸気ボイラーに使用するバイオガスは本社増設工場で利用する総熱源量の46%を占め、CO2削減量に大きな成果を上げてきた。しかし、焼酎製造で有効利用できるバイオガスは総発生量の44%。同事業では、発生した余剰ガスをほぼ100%有効活用し、年間約400万kWhの発電を行う。この発電量は、一般家庭の消費電力量換算で約1,000世帯分の年間使用量に相当し、年間で1億5,000万円の売電収入を見込む。

同社の産業廃棄物の93%を占める焼酎粕の最終処分率は2005年まで15%だったが、2006年から稼動したリサイクルプラントで焼酎粕を脱水、乾燥させ飼料化・堆肥化することにより最終処分量を限りなくゼロに近づけてきた。
同社は焼酎製造・販売だけでなく、リサイクル事業や発電事業に力を入れ、環境への負荷を増やすことなく、自社の成長と地域の活性化を実現していく方針だ。


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