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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ
210
:
荷主研究者
:2010/10/29(金) 00:25:09
http://www.sankeibiz.jp/business/news/101019/bsc1010191815020-n1.htm
2010.10.19 18:14 Fuji Sankei Business i.
シリコンやレアメタル使わない太陽電池開発へ 昭シェル子会社とIBM提携
昭和シェル石油子会社のソーラーフロンティアは19日、米IBMと新型の太陽電池を実用化するため共同研究を行うことで合意したと発表した。原料として主流になっているシリコンではなく、銅や亜鉛、スズなど安定的に調達できるものを使った「CZTS薄膜太陽電池」を研究する。希少金属(レアメタル)も使わない方式で、製造コストを抑えられるという。
IBMの開発した技術をもとに研究を進める。ソーラーフロンティアは、原理のよく似た技術で銅、インジウム、セレン、ガリウムなどを使う「CIS系太陽電池」を量産しており、両社の技術を組み合わせる。
CZTSは、CIS系のようにインジウムやガリウムといったレアメタルを必要としない。ただ、太陽光を電気にする変換効率は今のところ、最高で9.6%で、CIS系やシリコンを使った結晶型と呼ばれるタイプなど既存の市販製品が13〜15%程度なのと比べるとまだ低い。
今後は変換効率を高めていくとともに、効率的な量産技術の開発にも取り組む。ソーラーフロンティアでは、CZTSの原材料は調達しやすいものばかりのため、結晶型と比べて安いとされるCIS系よりもさらに10%程度はコストを削減できるとみている。
IBMは、台湾のデルソーラーともCZTSで技術提携を結んでおり3社連合となる。
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