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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

1とはずがたり:2008/11/20(木) 23:44:28
関連スレ

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http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1081280165/l40
メモ
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/energy/index.html

2027とはずがたり:2016/03/27(日) 16:34:59

2016年03月22日 13時00分 更新
玄界灘の風で大型の風車を回す、九州電力グループが風力発電計画に着手
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1603/22/news031.html

佐賀県の北部にある海沿いの山の上に、九州電力グループが風力発電所を建設する計画を開始した。高さが100メートルを超える大型の風車8基程度を設置して最大で28MWの電力を供給する。建設前の環境影響評価の手続きを進めて、順調に行けば2020年までに運転を開始できる見通しだ。
[石田雅也,スマートジャパン]

 九州電力グループが風力発電所を建設する場所は唐津市の北側にある(図1)。目の前には玄界灘が広がり、海から強い風が吹いて風力発電に適した場所だ。隣接する玄海町には九州電力の原子力発電所があるため送電網も充実している。

 「唐津・鎮西(からつ・ちんぜい)ウィンドファーム(仮称)」は、海の近くに連なる山の上に建設する計画だ(図2)。発電事業を担当する九電みらいエナジーによると、1基あたりの発電能力が2〜3.5MW(メガワット)の風車を8基ほど設置する。最大で28MWの風力発電所になる。

http://tohazugatali.dousetsu.com/kyuden_karatsu3_sj.jpg
図2 風力発電事業の実施想定区域。出典:九電みらいエナジー

 風力発電の設備利用率(発電能力に対する実際の発電量)を標準の20%で計算すると、最大の構成の場合で年間の発電量は4900万kWh(キロワット時)に達する。一般家庭の使用量(年間3600kWh)に換算して約1万3000世帯分の電力になる。唐津市の総世帯数(5万世帯)の4分の1に相当する。

 設置する風車は羽根(ローター)の直径が80〜110メートルで、中心部(ハブ)の高さは70〜90メートルを想定している。風車の最高到達点は110〜140メートルになる。風力発電では発電能力が10MW以上の場合には、環境影響評価の手続きを完了することが義務づけられている。

 九電みらいエナジーは3月10日に「計画段階環境配慮書」を経済産業大臣に提出して環境影響評価の手続きに入った(図3)。今後は「方法書」「準備書」「評価書」の順に、環境に対する影響評価と保全対策をまとめながら、国や地元の意見を取り入れて建設計画を確定させる。

 風力発電の環境影響評価には今のところ3年程度かかる。九電みらいエナジーは環境影響評価の手続きを完了した後に、事業化を最終的に判断して設計・建設に入る。着工から運転開始まで2年を予定している。手続きと建設工事が順調に進むと、2020年には運転を開始できる。

2028とはずがたり:2016/03/27(日) 16:35:27
>>2027-2028

近くにある島で「レンズ風車」が稼働中

 「唐津・鎮西ウィンドファーム」は地元の唐津市が推進する再生可能エネルギーの導入拡大計画に沿ったものである。唐津市では2013年に「唐津市再生可能エネルギー総合計画」を策定して、太陽光・風力・海洋エネルギーを中心に発電設備の誘致に取り組んできた(図4)。

http://tohazugatali.dousetsu.com/l_kyuden_karatsu7_sj.jpg
図4 唐津市の再生可能エネルギー展開イメージ。出典:唐津市企画部

 先進的なプロジェクトも始まっている。新たに風力発電所を建設する場所から1キロメートルほどの沖合では、神集島(かしわじま)という小さな島で「レンズ風車」が2013年から稼働を続けている(図5)。九州大学発のベンチャー企業が開発した小型の風力発電設備で、風を集めるレンズの働きで出力が2〜3倍に増強する。神集島に設置したレンズ風車は発電能力が3kW(キロワット)である。

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図5 神集島の「レンズ風車」。出典:リアムウインド

 唐津市の西側にある海沿いの山の上では、大阪ガスグループのガスアンドパワーが「肥前風力発電所」と「肥前南風力発電所」を運転中だ。2カ所を合わせて20基の風車で合計30MWの発電能力がある(図6)。この場所も海から近いため、玄界灘の風を受けて大量の電力を供給することができる。

 九州では太陽光発電と風力発電が拡大した結果、地域によっては発電設備の接続がむずかしい場所も出始めた。今のところ唐津市は問題ないが、西側に隣接する長崎県の北部では風力発電設備に電圧変動対策装置を導入しないと送電網に接続できない可能性が高くなっている(図7)。電圧変動対策装置の導入コストは6億円以上もかかり、発電事業者の負担は大きい。

http://tohazugatali.dousetsu.com/kyuden_karatsu4_sj.jpg
図7 風力発電設備の接続に制限が生じる可能性のある地域(2016年1月末時点)。出典:九州電力

 福岡県から佐賀県・長崎県にかけて、玄界灘の風を受ける九州の北西部には風力発電に適した場所が多い。今後は送電網の容量に余裕のある地域で風力発電が拡大していく見通しだ。


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