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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

2008とはずがたり:2016/03/25(金) 18:52:37
>>1134
>木質チップを不完全燃焼させて取り出した一酸化炭素ガスでエンジンを動かして発電する
木炭自動車みたいだな。。

●気仙沼地域エネルギー開発
発電の出力は800キロワット
年間発電量は一般家庭約1800世帯分
24時間連続で年間310日の本格稼働を目指している
熱は地域のホテルに販売
代金の半分は現金で、残り半分は地域通貨で払う

<Eパーソン>木質バイオ地産地消
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150605_12005.html

[たかはし・まさき]早大卒。86年気仙沼商会入社。昭和シェル石油出向を経て、90年気仙沼商会取締役。05年社長。12年2月から現職を兼務。52歳。気仙沼市出身。

◎気仙沼地域エネルギー開発 高橋正樹社長

 地産地消型のエネルギー供給を目指す気仙沼地域エネルギー開発(気仙沼市)が、気仙沼市に建設した木質バイオマスのコージェネレーション(熱電併給)プラントが間もなく本格稼働する。燃料として活用しているのは地域の間伐材。間伐材の買い取りに地域通貨を充当するなどユニークな取り組みに、森林保全や地域活性化にもつながるとの期待も大きい。
(聞き手は報道部・勅使河原奨治)

 -なぜ地産地消型の木質バイオマス活用なのか。
「東日本大震災ではエネルギー供給が全て止まった。一極集中のエネルギー供給に依存する体制から脱却し、自給自足できるエネルギーを作ろうと考えた。気仙沼は森が近くにあるリアス式海岸の街。間伐により、荒れ放題だった森が整備されれば、海の環境も良くなると思った」

 -発電の出力は800キロワットで、年間発電量は一般家庭約1800世帯分に相当する。市全域をカバーするには規模が小さい。
 「気仙沼地域の森林の広さから、年間に出る間伐材の量を割り出し、それに見合う発電能力にした。大規模化して地域外から木材を仕入れるようだと地域循環型ではなくなってしまう。小規模発電のため、国内初のプラントを導入した」

 -プラントの仕組みは。
 「木質チップを不完全燃焼させて取り出した一酸化炭素ガスでエンジンを動かして発電する。24時間連続で年間310日の本格稼働を目指している。すでに稼働しており、電気は東北電力に、熱は地域のホテルに販売している」

 -間伐材の買い取り額は1トン6000円で市場価格の倍になっている。
 「林業を成り立たせないことには山が荒れてしまう。代金の半分は現金で、残り半分は地域通貨で払う。既に約1万トンを買い取った。地域通貨の取り扱いに協力してくれる店は180に上る。地域でお金が回ることで活性化にもつながる」

 -小規模バイオマス事業は採算性の面でリスクがあるのではないか。
 「チャレンジングなことだが採算はとれる。震災で全国、世界から支援をいただいたが、恩返しができていない。山の保全は全国的な問題。この事業を通して、日本の課題の一つでも解決することができれば、情報発信にもなるし、恩返しにもなると信じている」

関連ページ:宮城経済
2015年06月05日金曜日


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