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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

1982とはずがたり:2016/03/17(木) 21:43:24
茨城県のはこれ。日立造船の5.8MWと認識してた。

●11月4日に日立造船が「宮の郷(みやのさと)木質バイオマス発電所」の運転を開始した(図2)。
発電能力は5.75MW
1年間に8000時間(335日)の稼働を予定している。発電量は3600万kWh(キロワット時)

2015年11月06日 07時00分 更新
原木の丸太からバイオマス発電、工業団地で1万世帯分の電力を作る
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1511/06/news021.html

森林が広がる茨城県北部の工業団地で木質バイオマス発電所が運転を開始した。隣接地に木質チップの製造工場を併設して、地域で発生する用途のない木材を丸太のまま調達して燃料を供給することができる。年間に8万5000トンにのぼる原木を使って1万世帯分の電力を作り出す。
[石田雅也,スマートジャパン]

 木質バイオマス発電所が稼働した場所は茨城県の北部に位置する常陸太田市(ひたちおおたし)の工業団地にある。平野が多い茨城県にあって、常陸太田市には森林が広がり、古くから林業が盛んだ(図1)。

 伐採した木材は住宅の建築などに使われるが、先端部や曲がった部分は用途がなく処分方法が長年の課題になっていた。こうした未利用の木材をバイオマス発電の燃料に生かす。11月4日に日立造船が「宮の郷(みやのさと)木質バイオマス発電所」の運転を開始した(図2)。

 発電能力は5.75MW(メガワット)で、1年間に8000時間(335日)の稼働を予定している。発電量は3600万kWh(キロワット時)に達して、一般家庭の電力使用量(年間3600kWh)に換算すると1万世帯分に相当する。常陸太田市の総世帯数(約2万世帯)の半分をカバーできる電力量になる。

 発電所に隣接して8月からチップ製造工場が稼働している。日立造船が地元の生産事業者などと共同で設立した「宮の郷バイオマス有限責任事業組合」が運営する。年間に8万5000トンの原木を丸太の状態で調達して、乾燥させてから6万3000トンの木質チップを製造する能力がある。同じ工業団地の中には森林組合や製材会社が集まり、木材の集積地になっている(図3)。

年間の売電収入は10億円を超える

 発電した電力は全量を固定価格買取制度で売電する。未利用木材によるバイオマス発電の買取価格は1kWhあたり32円(税抜き、発電能力2MW以上の場合)になる。年間の売電収入は10億円を超える見込みだ。発電所の建設費は30億円で、チップ製造工場の建設には13億円かかっている。

 発電所の構内には大型のサイロを備えていて、トラックで搬入した木質チップを大量に貯蔵することができる(図4)。燃料になる木質チップはサイロからコンベヤを通じてボイラーに投入して、燃焼した熱で蒸気を発生してタービン発電機を回転させる方式だ。

 バイオマス発電の場合には発電能力の大きさや燃料の種類によってボイラーを選択する必要がある。宮の郷木質バイオマス発電所では「気泡型流動層ボイラー」を採用した。発電能力が10MW程度まで対応できる方式で、木質チップをそのまま燃料として投入することが可能だ。このほかに生ごみなどを燃料に利用できる「ストーカボイラー」や、10MW以上の発電にも対応できる「循環流動層ボイラー」がある。


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