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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

1949とはずがたり:2016/03/06(日) 20:13:14
>>1948-1949
 発電能力は700W(ワット)で従来の製品と変わらない。それでも常時700Wで24時間の連続運転が可能になり、電力の使用量が少ない時間帯にもフル稼働して余剰電力を増やすことができる(図4)。大阪ガスは電力1kWh(キロワット時)あたり13円で買い取る(毎月の原料費調整額を反映)。

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図4 「エネファームtype S」の運転イメージ。出典:大阪ガス

 第2の特徴は発電ユニットに給湯タンクを内蔵して、設置スペースを削減したことだ。発電効率を高めた結果、発電時の排熱が少なくなって給湯量も減る。そこで給湯タンクの大きさを3分の1に縮小して発電ユニットに内蔵した。

 通常のエネファームは発電ユニットと給湯ユニットで構成する方式が一般的である。「エネファームtype S」の新機種では給湯ユニットの代わりに熱を供給する熱源機になり、設置スペースが半分程度で済む(図5)。

 設置スペースを削減したことで、これまでエネファームを設置しにくかったマンションのバルコニーにも導入できるようになった。すでに計画中のマンション6カ所で採用が決まっている。

 このほかに既築の住宅でガス給湯器を設置済みの場合には、発電ユニットだけを導入することも可能だ。発電ユニットの希望小売価格(税別)は142万5000円で、熱源機を組み合わせると178万5000円になる。2年前に発売した現行の機種(203万円)と比べると20万円以上も安い。

 エネファームには国の補助金を適用することができる。2016年度に始まる新しい補助金制度では、機器の価格と工事費を合わせた金額に上限が設けられている。SOFCでは合計額が157万円以下の場合に19万円の補助金が出る(図7)。「エネファームtype S」では熱源機を組み合わせると機器だけで上限を超えてしまうため、工事費を含めた値引きが必要になる。

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図7 平成28年度「民生用燃料電池(エネファーム)導入支援事業費補助金」の補助額(上)、エネファームの導入費(機器価格+工事費)に対する基準価格と裾切価格(下)。PEFC:固体高分子形燃料電池、SOFC:固体酸化物形燃料電池。出典:資源エネルギー庁

(以下略)


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