[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
メール
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
1001-
1101-
1201-
1301-
1401-
1501-
1601-
1701-
1801-
1901-
2001-
2101-
2201-
2301-
2401-
2501-
2601-
2701-
2801-
2901-
3001-
3101-
3201-
3301-
3401-
3501-
3601-
3701-
3801-
3901-
4001-
4101-
4201-
4301-
4401-
4501-
4601-
4701-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ
1842
:
とはずがたり
:2015/11/26(木) 22:42:06
どれもこれも賛成者は良い事しか云わないし反対者はダメな点しか云わないしで,議論が噛み合ってないのが残念である。
賛成派からは悪い面を反対派からは良い面を取り上げてバランス取らねばw
とはいえ1900kmの予定線の内460kmは出来たようだ。また揚水発電との連携も取れるようだ。再生可能エネへの転換は徐々にであるが進展しているようでなによりである。
http://enercon.jp/topics/8701/?list=focal
◆ドイツは再生エネの「理想郷」では決してない
ドイツはどのような問題を抱えているのか。
具体的な事例をいくつか挙げておこう。2012年12月24日、最大850万kWの余剰電力が発生。原因は、昼過ぎからの8時間に風力発電の出力が400万kWから1900万kWに急上昇したためであった。また、2013年2月10日には、送電系統運用者が太陽光発電設備の上に雪がかぶさり出力が低下すると前日に想定したが、実際には予想電力の2倍の出力が記録された。
一方で、2014年7月21日には、ドイツやオーストリアなどの当日電力市場で、前日市場では午前11〜12時の価格が44.29ユーロ(約6200円)/MWh(注:1000kWh)だったにもかかわらず、当日は300ユーロ(約41700円)/MWhに跳ね上がった。前日までは好天、猛暑が続いていたが、当日は急激な天候変化と局所的な雷雨によって太陽光発電出力が予測を400万kW下回り、風力・太陽光を合わせた出力実績は予測比500万kW不足した影響である。
こうした出力変動に対応しているのが、火力発電。ただし、再生エネ発電が予測通り順調に発電している時間帯は、火力発電の出力は限定的に抑えられ、再生エネ出力が想定を下回ると火力がフル稼働で不足を補う構図を描かざるを得ない。結果的に火力発電は再生エネ発電の「補助設備」に追い込まれて稼働率が低下、採算に乗らなくなって火力発電からの撤退問題さえ浮上している。
ドイツでは太陽光よりも風力の方が発電量は多いが、風力発電設備は風況の良い北部地域に集中している。このため、電力需要の多い南部に電力を運ぶ送電線の整備が欠かせない。再生エネ導入対策として2009年、2016年までに約1900キロメートルにも及ぶ送電系統増強計画を決定したが、地元住民の反対などもあって、まだ460キロメートルしか完成していない。とても、再生エネ導入が順調に運んでいるとは言えないのが実情といえよう。
◆2050年に再生エネ比率80%は実現可能か
こうした事態を受けて、ドイツでは再生エネ発電が想定を上回った場合には、電力網のつながっている周辺国に低価格で輸出、不足した場合は火力発電利用やフランスから原子力発電の電力を輸入するなど、欧州を見渡した需給調整を行っている。陸続きという地の利を生かした対応でしのいでいるのである。
さらに、ノルウェー南部から北海を経由してドイツ北部をつなぐ海底送電線(長さ623キロメートル、送電容量140万kW)の建設計画が、このほど調印された。建設費用は15億〜20億ユーロ(1900億〜2500億円)に上り、完成は2020年という。この送電線を使って、ドイツの風力発電の余剰電力をノルウェーの揚水発電所に貯蔵、ドイツで供給力が不足する場合にはノルウェーから供給を受けるのが目的だ。
ドイツの現実は、再生エネ導入に伴うマイナス面をいかに克服するかで苦慮しているのが実態といえまいか。
2015.3.17
日本エネルギー会議事務局
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板