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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

1802荷主研究者:2015/10/12(月) 11:59:23

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0520151002caai.html
2015年10月02日 日刊工業新聞
国内最大メガソーラー、地域活性化で注目-岡山・瀬戸内市の塩田跡地、出力23万kW

瀬戸内市で建設中の国内最大メガソーラーの完成予想図

 岡山県瀬戸内市で国内最大のメガソーラーの建設工事が始まって1年。太陽光パネル設置位置にコンクリート基礎が並び、巨大メガソーラーの輪郭が見えてきた。太陽光発電では前例のない総事業費1100億円の大半を協調融資で賄う。事業規模はもちろん、工事が進むにつれて再生可能エネルギーを活用した地方活性化のモデル事業としても注目が集まってきた。(松木喬)

 同事業は元ゴールドマン・サックス投信社長の山崎養世氏が社長を務めるくにうみアセットマネジメント(東京都千代田区)、東洋エンジニアリング、GEエナジー・フィナンシャルサービス、中電工の4社の企業連合が手がける。2019年に完成すると瀬戸内海の海岸から内陸へと広がる265ヘクタールの土地に89万枚の太陽光パネルが並ぶ。出力は23万キロワット。瀬戸内市の世帯数の4倍以上の7万世帯分の電力を生み出す。

 建設地の錦海塩田跡地は500ヘクタールで、かつては東洋一の塩田だった。くにうみアセットの企業連合が選ばれた理由を、山崎社長は「市の発展計画を一緒に作った我々の事業案が採用された」と解説する。象徴が同社らが建設する堤防だ。現地は塩田として使われなくなってからも海水が流れ込むため、排水だけを延々と続けてきた。

 排水ポンプを含めた維持費は年1000万円。防災の役割はあるが、市の負担は小さくなかった。堤防ができると市の負担は減り、住民も高潮被害から守られ、「安心・安全で地域に貢献できる」(山崎社長)。


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