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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ
1740
:
荷主研究者
:2015/08/16(日) 12:11:21
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0820150805cbad.html
2015年08月05日 日刊工業新聞
三菱ケミカルHDのアモルファスシリコン薄膜太陽電池、私鉄各社が神奈川県で採用拡大
弥生台駅周辺ののり面に設置した防草シート一体型薄膜太陽電池
私鉄各社が神奈川県内で三菱ケミカルホールディングス(HD)の薄膜太陽電池を採用する動きが広がっている。相模鉄道は弥生台駅(横浜市泉区)近郊の線路沿いにある人工的な斜面(のり面)に防草シート一体型を設置した。小田急電鉄も2016年2月に東海大学前駅(秦野市)のホーム屋根に導入する。設置経費の3分の1を補助する神奈川県のプロジェクトの一環だが、薄くて軽い次世代太陽電池の用途拡大につながりそうだ。
三菱ケミカルHD傘下の三菱化学エンジニアリングが、三菱化学製のアモルファス(非結晶)シリコン型薄膜太陽電池を貼り合わせた樹脂製の防草シートを、弥生台駅周辺ののり面向けに納入した。縦約1・1×横約2メートルの薄膜太陽電池を217枚設置しており発電容量は20キロワット。発電した電力はトンネルの電灯や駅構内で活用する。除草の手間を省きつつ発電が行える利点がある。
東海大学前駅では下りホームの屋根91平方メートルに三菱化学製のアモルファスシリコン薄膜太陽電池を設置する。発電容量は約5キロワット。駅構内の照明などに使う。京浜急行電鉄や東京急行電鉄も15年度中に神奈川県内の駅などで薄膜太陽電池を採用する計画だ。
いずれも神奈川県が進める「薄膜太陽電池普及拡大プロジェクト」の採用事例。他の採用事例でも三菱化学製のアモルファスシリコン薄膜太陽電池を採用しており、横浜市立大学付属病院(横浜市金沢区)が屋根に防水シート一体型を設置(発電容量19・04キロワット)。茅ケ崎市にある国道134号線の浜須賀歩道橋ののり面でも防草シート一体型(同5・1キロワット)が採用された。
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