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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

1663とはずがたり:2015/06/23(火) 04:18:33
>>1662
温泉旅館1棟分程度で2Mか〜♪

2015年03月31日 15時00分 更新
熊本・わいた温泉郷の地熱発電、狙いは地方と都市を直につなぐ地方創生システム
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1503/09/news004.html

熊本県阿蘇郡に、日本で16年ぶりとなる地熱発電所が誕生する。この発電所を足掛かりとして、都市部にエネルギーだけでなく、農産物や特産品をダイレクトに届ける仕組みを地元で築こうとしている。新しい地方創生のプロジェクトについて、発電所の建設・運営の業務委託を請け負った中央電力ふるさと熱電に話を聞いた。

 熊本県阿蘇郡小国町のわいた温泉郷(写真2)に、日本で16年ぶりとなる地熱発電所が誕生する。出力は約2MW(1995kW)。既に試運転に入っており、2015年4月の商業運転開始を目指している。事業主体は、地元の地権者26人で設立した合同会社わいた会。都市部の大資本が地方の土地を購入して事業を展開するのではなく、地元が主体で「おらが村の発電所」を建てた。発電所は、周辺環境や温泉資源に配慮し、温泉旅館1棟分程度(200m2以内)の規模にとどめ、温泉郷の川向うの崖を切り拓いて建設した。

http://tohazugatali.dousetsu.com/yh20150309denryoku_vapor_590px.jpg
写真2 町中では温泉の蒸気が珍しくない

 地熱発電事業ではフラッシュ発電方式を採用しており、セパレータ(気水分離器)で蒸気と熱水を分け、蒸気をタービンへ流して発電する。1時間当たり130度の蒸気をおよそ20トン使う。井戸の深さは約600m(海抜0m前後)である。

 事業の目的は、地域の活性化。単なる電力会社への売電に終わらせることなく、地域の思いがこもった電力を、消費者が選んで買う仕組みを構築する。それによって地方(供給側)と都市(需要側)を直接結び付けたい。

地熱発電とマンション一括受電の意外な共通点

 この事業を受託したのが、中央電力ふるさと熱電だ。マンション一括受電サービスで国内シェア首位の中央電力の傘下の企業である。公共施設開発などにみられるBOO(Build Own Operate)に似た形で建設前の調整から建設、運営までを担い、開発・運営コストや事業リスクを引き受ける(図1)。

http://tohazugatali.dousetsu.com/yh20150309denryoku_scheme_590px.jpg
図1 事業全体の枠組み

 同社によれば、地熱発電とマンション一括受電には共通点があるという。「地熱は太陽光や風力とは異なり、熱水や冷却水など地域の資源を使いますが、これらの資源は、地域の中に権利関係者が多く、合意形成が重要となります。中央電力は既存マンションへ一括受電サービスを導入する際、住民全員の合意形成で数多くの実績を持っており、その知見を生かすことができました」(中央電力ふるさと熱電)。

 実際に、わいた温泉郷では、過去に大手電力供給会社(とは註:電発・ここに詳しい→http://www.env.go.jp/nature/onsen/council/kadai/04kadai/siryo22.pdf)が地熱発電の立ち上げに向けて数多く試験井戸を掘削しながら、反対者が出て計画が頓挫したことがあった。このため「金銭的なメリットを提示するといった、開発を無理強いするのではなく、事業主(地元の地権者)が抱く夢を地域で共有するという心構えで、時間をかけて合意を形成する」という姿勢が大切となる。このため、わいた会と同社の打ち合わせは100回以上に及んだという。


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