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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

160荷主研究者:2010/03/07(日) 15:04:19

http://www.sankeibiz.jp/business/news/100302/bsb1003020500000-n1.htm
2010.3.2 05:00 Fuji Sankei Business i.
輝く太陽光 相次ぐ増産 三菱2.7倍 京セラは新工場

 太陽光発電システムの国内外での需要拡大をにらみ、メーカー各社が太陽電池の生産態勢強化を図っている。国内4位の三菱電機は1日、2011年度以降の早期に年産能力を現在の約2.7倍に当たる60万キロワットに引き上げると発表。京セラも2日に完成する新工場を軸に増産計画の前倒しを視野に入れる。さらに東芝が1日、国内の住宅向け市場への参入を表明するなど競争は過熱しており、シェア争いとともに、低価格化が需要を押し上げる好循環も期待できそうだ。

 ◆生き残りへ先手

 「生産工場は昨夏から24時間フル稼働になっており、この状況は今年も続くだろう」

 三菱電機の中村一幸リビング・デジタルメディア事業本部長は、東京都内で1日開いた事業説明会で太陽光発電の活況ぶりを強調。長野県飯田市に増設した第2工場を近く稼働させ、発電素子の太陽電池セルの生産能力を10年度中に現在の22万キロワットから約20%増の27万キロワットへ引き上げ、11年度以降に60万キロワットへ増強する計画を明らかにした。

 太陽電池の世界需要は世界同時不況の影響で09年は減速を余儀なくされたものの、三菱の予測では13年には06年比で8倍の1210万キロワットに成長するという。市場には欧米や中国、韓国勢などが続々参入。太陽電池メーカーは現在200社以上にのぼるとされ、「常に市場動向を見極め先手を打たないと生き残れない」(京セラ幹部)状況だ。

 このため各社は、増産による低価格化競争に走り出している。国内シェア2位(世界6位)の京セラは国内最大規模のセル工場となる野洲(やす)工場(滋賀県野洲市)を2日に完成させ、12年3月に現状の6割増となる65万キロワットへ拡大する生産計画を、前倒しで実現させる構え。今秋には中国の天津工場を稼働させ、グローバルな年産能力は100万キロワットを視野に入れる。

 ◆東芝が参入

 東芝は世界シェア9位の米サンパワー社から高効率の太陽電池パネルを調達し、4月に参入。システムの基幹機器もOEM(相手先ブランドによる生産)供給を受け、12年度に国内シェア10%を目指す構えだ。

 技術開発でも各社がしのぎを削る。国内シェア3位の三洋電機はシリコン量が少ない「薄膜系」の太陽電池と多結晶シリコンを重ねたハイブリッド太陽電池で、量産ベースで世界最高レベルの変換効率20%を達成。一方、薄膜系で100万キロワットの量産態勢を整える国内シェア1位(世界4位)のシャープは発電効率10%の早期突破を目指す。

 ただ、太陽電池関連事業は余剰電力の買い取り制度など公的助成に支えられているのが現状。「コストを削減し、補助金に頼らない構造にしないと、産業として自立できない」との指摘もあり、価格競争を勝ち抜くことはメーカーには避けられない関門となる。(森川潤)

                   ◇
■「有力な柱」強化進める

 □三菱電機の中村一幸リビング・デジタルメディア事業本部長

 太陽光発電事業は業界が前年比2.5倍のペースで成長するなか、三菱電機はそれ以上の伸び率を示せた。われわれにとって太陽光発電は、すべて自社製の省エネ商品を用いた「家まるごとオール電化」という取り組みの有力な柱の一つ。このためこの事業については、「オンリーワン」につながる成長事業として取り組んでいく。

 2009年の市場の実績は前半の景気後退の影響で、合計としては前年を下回る。しかし、後半から急速に元気を取り戻してきた。飯田の第2工場は日々拡大する需要に対応すべく竣工(しゆんこう)した。11年以降の60万キロワット達成に向けて、高出力の単結晶シリコン型太陽電池を投入する。多結晶と単結晶の2系列で多様化するニーズに対応する。

 三菱電機は、太陽電池モジュールからパワーコンディショナー、エアコンを含めたオール電化の周辺機器まで、自社開発する唯一のメーカーだ。今後も成長事業として強化を進めていきたい。


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