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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

145荷主研究者:2010/02/11(木) 20:50:08

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/02/20100209t12033.htm
2010年02月09日火曜日 河北新報
太陽熱で効率発電 小型装置の実験運用開始 宮城大キャンパス

実験装置の前で仕組みを説明する矢野教授

 宮城大食産業学部の矢野歳和教授(熱工学)と航空宇宙技術振興財団(JAST)=仙台市泉区=などの研究グループは8日、太陽エネルギー利用研究の一環として、太陽熱のみを活用した小型発電装置の実験運用を開始した。太陽熱発電は、太陽光発電と異なり夜間の発電も可能。実用化に向け、小型化と高性能化の両立を図るとともに、排熱を回収して温室栽培などの農業に利用する方法も研究する。

 実験装置は、縦2メートル、横4メートルのパネル状で、仙台市太白区の食産業学部キャンパス内に設置した。パネルに搭載した半導体に温度差を与え、熱を電気に変換させるシステムを活用。蒸気タービンによる従来の方式から大幅な小型化を実現した。発電効率は現在5%にとどまるが、数年以内に15%まで引き上げる計画だ。

 今後、熱回収ダクトや蓄熱装置を設置し、電気に変換されなかった熱を温室などに送り込み、施設園芸に活用する実験も検討する。二酸化炭素(CO2)排出量の少ない暖房手段の確立を目指す。最終的に、発電と排熱を合わせた全体の利用効率を80%以上に伸ばすことが目標という。

 宮城大などは宇宙航空研究開発機構(JAXA)、中国・武漢理工大との共同研究で、太陽熱発電システムの開発を推進した。

 矢野教授は「温室効果ガス排出削減の必要性が高まる中で、太陽熱の効率的な利用を推進する意義は大きい」と強調。「農業関係では、屋内で野菜を栽培する植物工場での活用が期待されるほか、公共施設などの空調にも応用できる」と話している。


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