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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

144荷主研究者:2010/02/11(木) 01:20:32

http://www.oita-press.co.jp/localNews/2010_126524567844.html
2010年02月04日 10:06 大分合同新聞
熱帯びる太陽電池事業 アジア市場参入へ

デンケンが開発した、パネル状の太陽電池モジュールを検査するテスター=由布市挾間町のデンケン

 大分県内の太陽電池ビジネスが活発化している。装置メーカー2社が、太陽電池のモジュール(半製品)のテスター(検査装置)を新開発して販売を始めたり、製造装置の開発・設計を本格化させるなど、量産化への体制づくりを急いでいる。いずれも大手との取引拡大や、アジア市場への積極参入を目指している。

 電子機器システム開発のデンケン(由布市挾間町)は、太陽電池の最小単位「セル」を組み合わせた大型パネル状のモジュール用のテスターを、取引先の強い要望を受けて開発した。従来の結晶系だけでなく、九州に多い薄膜系太陽電池メーカーからの受注も視野に、測定に欠かせないソーラーシミュレーター(模擬発光体)の光量を調節できるよう工夫した。

 販売価格は他社製より3〜5割安い一台2千万円。2010年度は売上高数億円を見込む。「リーマン・ショック以降、一時は動きが鈍ったが、業界のパネル販売量は対前年比2倍になっている」と同社。

 昨年稼働したワイエイシイ(YAC、本社・東京)の太陽電池事業部大分工場(大分市辻原)は、国内大手から製造装置6台を受注するめどが付いた。まだ開発途上の工程もあるが、すべて整えば一組で20億〜30億円程度。「12年3月期には100億〜150億円の売上高を目指す」と目標を掲げる。

 太陽電池市場は国際化している。デンケンは主要部品の一つを海外メーカーから調達し、製品を業務提携した韓国の装置メーカーを通してアジア市場にも売り込む。YACは「韓国に昨年、現地法人を設立した。営業所などがある中国・上海や台湾でも法人化を検討している」という。

 一方で、韓国や台湾、中国勢は日本市場への食い込みを狙っており、業界関係者は「今後は価格競争も激化する」と警戒感を強めている。

 <ポイント>太陽電池
 現在はシリコンを使った結晶系が主流だが、九州では化合物を用いた薄膜系を製造する大手の生産拠点が多い。結晶系は太陽光から電気への変換効率が高い。薄膜系は結晶系に比べて発電効率が劣る半面、生産コストが安く、大規模発電所(メガソーラー)などで使用される。


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