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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

128とはずがたり:2010/01/21(木) 12:26:30

高校生の願い 路線バス採用
BDF精製機を囲み、話し合うエコ・コミュニケーションクラブの生徒ら
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20100119-OYT8T00087.htm

 府立西淀川高校(大阪市西淀川区)の生徒らが、地域の各家庭で使われた油の回収を始め、この油をもとに精製された、バイオディーゼル燃料(BDF)を使った路線バスの運行が18日、府内で始まった。同高は「資源循環サイクルのモデルケースになれば」と期待する。

 同高は2007年7月、菜の花からとれる油を利用し、使った油を回収してバイオ燃料などに再利用する「菜の花プロジェクト」を始めた。生徒で作る「エコ・コミュニケーションクラブ」が中心となり、校内の畑(約70平方メートル)で菜の花を植える一方、地域に呼びかけて各家庭から出る油を回収。小型のBDF精製機も購入し、地域のイベントでBDFを使って発電機を回し、綿菓子を作る活動も行ってきた。

 こうした取り組みに、地元の市立淀中学校と環境団体「あおぞら財団」、大阪経済大(同市東淀川区)などが賛同。生徒や教職員らは、油の回収を手伝うとともに、昨夏には、西淀川区内の5か所にスタンドを設置。これまでに、西淀川高の分も含め油約700リットルを集め、京都府内の業者に委託してBDFに精製している。

 阪急バス(豊中市)も協力。同社は、府内のバス事業者として初めてBDF専用のバス1台を導入し、08年12月から、JR加島駅(大阪市淀川区)―大阪モノレール柴原駅(豊中市柴原町)間の2便(2往復)で運行。社内から出る廃食油を原料にしたBDFの代わりに、18日から今月末までは、この700リットルを使うという。

 同クラブ部長の2年前田浩輔君(17)は「油を捨てるのはもったいないし、環境にも悪い。地域でそう訴えてきたおかげで多くの油が集まり、バスを動かすことができた」と喜んでいた。

■バイオディーゼル燃料(BDF) 動植物の油脂から精製される軽油の代替燃料。生物は成長過程で二酸化炭素を吸収しているため、燃焼させても新たな二酸化炭素は発生せず、温暖化防止につながる燃料として注目され、廃食油などの回収が進んでいる。
(2010年1月19日 読売新聞)


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