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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ
1
:
とはずがたり
:2008/11/20(木) 23:44:28
関連スレ
農業スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165378/l40
エネルギー綜合スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042778728/l40
環境スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1053827266/l40
電力スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1081280165/l40
メモ
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/energy/index.html
1203
:
とはずがたり
:2014/06/27(金) 00:01:12
2012.08.18
不必要な発電を強いる「オール電化」という“まやかし”
ブームに踊る“誤った”バイオマス発電でハゲ山だらけに!?
http://biz-journal.jp/2012/08/post_553.html
これまで、再生可能エネルギーとしてあまり話題にならなかったバイオマスエネルギー(化石燃料以外の生物由来燃料)が、このところ注目を浴びている。今年7月からスタートした再生エネFIT(固定価格買取制度)の対象になり、バイオマス発電の人気が高まってきたからだ。だが、そこには意外な落し穴が待ち受けていた。
森林組合は追い風と意気込むが……
FITのスタートで沸き立っている地域の一つが、東北地方だ。
例えば、24億円を投じて出力約5000kWの木質バイオマス発電所を建設した「グリーン発電会津」(福島県会津若松市)は、7月10日から東北電力への売電を開始し、年間約10億円の売上を見込んでいる。同社に燃料の林地残材を納入している会津若松地方森林組合は、「これまで山に捨てていた残材を、商品として毎月5000tも納入できる。願ってもない救いの手だ」と喜んでいる。
また、約3000kWの木質バイオマス発電所を建設し、06年からソニーに売電している能代森林資源利用協同組合(秋田県能代市)は、「バイオマス発電は山の再生に繋がる。FITスタートを追い風に、今こそ事業を拡大させたい」と意気込んでいる。
ブームに乗り、煽る地元メディア
東北圏の地元紙「河北新報」は、「(FITのスタートで)安価な輸入材に押されてきた林業関係者からは、『東北の豊富な森林資源が宝の山になる』との声が上がっている」と、こうした動きを煽っている。
資源エネルギー庁の調査によれば、RPS法(電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法)に基づくバイオマス発電の認定設備件数は、3月末現在で377件で、
・認定設備の総発電出力(設備容量):2007万600kW(3月末現在)
・11年度の合計記録量(年間発電量):35億7923万1000kW
であり、再生可能エネルギー全体に占めるバイオマス発電の比率は、半分近い48.2%となっている。
意外に乏しい発電用バイオマス資源
わが国のバイオマス資源のうち、使いやすい建設廃材などは、すでに100%近く既存のバイオマス発電所で消費されている。今後、バイオマス発電所の設備増強や増設などに対応して供給可能な資源は、実は林地残材(山林に放置された間伐材や倒木)と農作物非食用部にほぼ限られている。このうち、熱量など資源品質の良いのは林地残材だ。
では林地残材でバイオマス発電を拡大できるか? というと、ことはそれほど単純ではない。林地残材は「利用できない」から山林に放置されているのだ。
林地残材がなぜ利用できないかというと、山林からの搬出経費が資源の販売価格をはるかに上回るからだ。林地残材の搬出経費は、もちろん山林ごとに異なるが、1立法メートル当たり6000〜2万円と見積もられている。一方、資源としての販売価格は3000円程度。とても事業にはならない。
1204
:
とはずがたり
:2014/06/27(金) 00:01:47
>>1203-1204
さらに林地残材を一定価格以下で大量に調達するのが難しい。林地残材は重くてかさばるので、山林からの輸送距離が長くなるにつれてコストが増加するだけでなく、輸送用燃料の排出も増加するので、CO2削減効果が減り、再生エネとしての意味がなくなってしまうからだ。
無理にバイオマス発電の資源需要に応えようとすると、山林をまるごと皆伐して帳尻を合わせようとする動きが広がる恐れがある。林地残材搬出用の作業道を整備すると採算が取れないからだ。
全国各地にハゲ山続出?
その兆候がすでに出ている。
近年、九州で100ha以上の山林を皆伐した後、植林を行わないで放置するケースが増加しているといわれている。FITにより大量の木材需要が発生すると、全国各地にハゲ山が広がる恐れが現実化しているのだ。
このため自然エネルギー財団は、「FIT制度による木質バイオマスの需要拡大は、持続可能な森林資源の活用を妨害する恐れがある」と警告を発しているほどだ。
つまり、林地残材はバイオマス発電に適さない資源なのだ。
では、次善の策として農作物非食用部はどうかと言うと、これも林地残材同様、バイオマス発電の拡大に耐えられるだけの量を、安価に安定的に供給できる仕組みが、現時点では存在しない。
熱利用が主、発電はオマケ
そもそも、バイオマスエネルギーは「熱利用が主、発電はオマケ」が基本の再生エネだ。なぜなら、バイオマスエネルギーの発電効率(10〜30%)は、熱利用効率(60〜90%)より著しく低いからだ。したがって、熱利用のほうが経済性が高く、資源を発電用より高値で販売できる。その分、林地残材の利用可能性も高い。
特に、冬の寒さが厳しい東北地方の場合は、熱需要も多いので、発電用より熱利用のほうが適している。こちらなら、持続可能な再生エネとしての木質バイオマスを生かせるのではないか。
それが、FITの見せ掛けの事業性に踊らされ、東北の森林組合は豊かな山林をハゲ山にしかねない動きにのみ込まれようとしている。それを、影響力の強い地元マスメディアが煽っているから始末が悪い。
資源エネルギー庁の『エネルギー白書2011』によれば、家庭部門の場合、エネルギー消費の割合は給湯28.7%、暖房25.1%などとなっており、全体の63.8%が熱利用である。電力を必要とする動力・照明・その他は36.3%にすぎない。
それを「オール電化」などの宣伝で、本来は電力が不必要な熱利用分野まで電力利用に導かれているのが、電力消費の実態だ。
木質バイオマスは冷暖房、給湯など熱エネルギー用途に利用してこそ、真価を発揮できる再生エネ。それをエネルギー変換効率の悪い発電に利用するのは不経済だ。
森林組合関係者の冷静な判断が期待される。
(文=福井 晋/フリーライター)
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