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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ
1089
:
とはずがたり
:2014/06/08(日) 20:32:10
2013年08月06日 09時00分 更新
エネルギー列島2013年版(19)石川:
日本海へ延びる長い半島に、風と水と森から電力を
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1308/06/news017.html
北陸3県の中で石川県は火力を含めて大規模な発電所が少ない。能登半島を中心に豊かな自然と文化を誇る土地柄で、日本海からの風を生かして風力発電を中心に再生可能エネルギーを増やしている。水や森の資源にも恵まれ、小水力や木質バイオマスによる発電設備も広がり始めている。
[石田雅也,スマートジャパン]
石川県は北陸地方の中では風況が良く、平均風速が毎秒5メートルを超える地域が広く分布する(図1)。特に能登半島の北側は6.5メートル以上の風が吹く絶好の場所で、半島の先端には30基の大型風車を擁する「珠洲(すず)風力発電所」が2008年から稼働中だ。発電規模が45MW(メガワット)もある国内有数の風力発電所である。
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/epower/ishikawa_wind.jpg
図1 石川県の平均風速。出典:石川県農林水産部
さらに新しいところでは「福浦(ふくら)風力発電所」が2011年に運転を開始した(図2)。能登半島の西側の地域にあり、2.4MWの大型風車9基が稼働している。年間の発電量は4100万kWhになり、一般家庭で1万1000世帯分に相当する電力を供給することができる。
大型の風車は直径が92メートルに及び、2MW超の風力発電設備として国内で初めて政府の認可を受けたものである。しかも自然との共存を図るため、森に囲まれた発電所の敷地内では送電線を地中に埋設するなどして、鳥類をはじめ動植物に配慮した。建設には3年以上の期間を費やしている。
能登半島に広がる風力発電とともに、今後の導入余地が大きいのは小水力発電である。県内には農業用水路やダムが数多く分散している。石川県が16カ所の候補地をピックアップして発電可能性を調査した結果、規模が大きい地点では170kWの小水力発電が可能な状況にある。16カ所すべてを合わせると900kW程度の発電規模になる見込みだ(図3)。
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/epower/ishikawa_micrhydro.jpg
図3 石川県内の小水力発電の候補地。出典:石川県農林水産部
これまで石川県では金沢市が長年にわたって水力発電の拡大に取り組んできた。市営の水力発電事業を実施しているのは全国でも金沢市だけである。5カ所の水力発電所から33万kWにのぼる大量の電力を供給していて、その中には1981年に稼働した430kWの小水力発電設備(新寺津発電所)も含まれている。
最近では2012年3月に、金沢市内で最も古い「末(すえ)浄水場」に小水力発電設備を導入した(図4)。浄水場の導管を流れる落差15メートルの水流を使って、42kWの電力を作ることができる。年間に36万kWhの発電量があり、浄水場で必要な電力の35%をまかなっている。
この浄水場は81年前の1932年に完成した歴史的な建造物である。内部の建物には昭和初期のデザインを随所に見ることができて、国の有形登録文化財にも指定されている。まさに文化と再生可能エネルギーが共存する好例と言える。
石川県の再生可能エネルギーは小水力と風力の2つを中心に着実に増えてきた(図5)。ただし太陽光発電は他県に比べて日射量が少ないことから、導入量はさほど伸びていない。一方でバイオマスを活用した発電設備が広がりつつある。
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/epower/ranking2013_ishikawa.jpg
図5 石川県の再生可能エネルギー供給量。出典:千葉大学倉阪研究室、環境エネルギー政策研究所
海のイメージが強い石川県だが、実際には面積の約7割を森林が占めている。県内から大量に出る間伐材などの木質バイオマスの活用が将来に向けて重要なテーマになる。すでに能登半島の七尾市にある北陸電力の「七尾太田火力発電所」では、石炭と木質バイオマスを混焼して発電する取り組みを2010年から開始している(図6)
年間に約2万トンの木質バイオマスを活用して、1700万kWhに相当する電力を木質バイオマスから生み出す。CO2排出量が問題になる石炭の一部を木質バイオマスで代替することによって、年間に約1.4トン分のCO2を削減できる計算になる。
このほかにも輪島市で新しいプロジェクト
>>1087-1088
が始まろうとしている。木質バイオマスからガスを生成して、電力と熱、さらに水素を作ることができる複合型のバイオマス発電設備を建設する計画である。2015年の稼働に向けて準備が進んでいる。能登半島の自然を生かした再生可能エネルギーがさらに多彩になっていく。
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