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乗合自動車(バス)総合スレ
930
:
チバQ
:2012/10/12(金) 22:53:56
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0005444866.shtml
路線バス撤退でコミバス運行 低い採算性、財政圧迫も
市川町内を巡回するコミュニティーバス。買い物や通院などに欠かせない地域の「足」だ=兵庫県市川町西川辺(撮影・有島弘記)
高速道路の料金制度をめぐる国の方針が揺れ動く中、バスや鉄道など地域の公共交通網が先細りしている。兵庫県内では9月末現在、41市町中31市町で、路線バスが撤退するなどした空白地帯で民間に代わってコミュニティーバス(コミバス)が運行されている。住民の「足」としてニーズは高いが、採算性は低く市町財政を圧迫する懸念もある。専門家は「高速料金引き下げの余波は大きい。国は地域事情に配慮した公共交通政策を早急に打ち出すべきだ」と指摘する。
市川町では2011年、県内で初めて民間路線バスが完全撤退した。町は民間事業者に委託してコミバスの運行を開始。当初の東西2コースを、今年8月に町全体を巡回するコースに変更し利便性を高めた。運行範囲も大型スーパーや病院がある隣の神河町まで延ばし、利用は順調という。
だが最大25人乗りのバスは、常に満員で運行しても運賃収入(大人200円)だけでは年間約400万円の委託金を賄えない。同町総務課は「交通手段のない町民の外出支援が目的。採算が取れなくても仕方がない」とする。住民からは拡充の要望もあるが「財政事情もあり難しい」と同課。利用状況を見ながら方策を検討するという。
県によると、県内のバス、鉄道利用者はピーク時の昭和40年代から半減した。マイカー中心の生活様式や少子高齢化による通勤・通学者の減少で、路線バスは近年、事業者の撤退が相次いでいる。代わってコミバスを運行する市町が増え、この5年間で7市町が新たに運行を始めた。
県は「高速バスの黒字で路線バスの赤字を補填(ほてん)していた事業者が多いが、高速料金の大幅値下げでマイカー利用が増え、収支の均衡が崩れたのでは」とみる。
鉄道業界も苦戦が続く。神戸電鉄は、民主党政権の事業仕分けで、存廃論議が続く粟生(あお)線(鈴蘭台‐粟生)の活性化に充てる補助金を打ち切られた。額を減らして啓発活動を続けるが、単年度10億円以上と見込む赤字解消のめどは立たない。
県は「公共交通の撤退は地域の衰退につながる。住民の利用も促し、何とか現状維持を図りたい」としている。(横田良平)
◆公共交通は、にぎわいづくりの装置…京大大学院・土井特定教授に聞く
公共交通に詳しい京都大大学院の土井勉特定教授(61)に、国の高速道路政策や今後の地域交通のあり方について聞いた。
◇
高速道路料金の割引や無料化による公共交通への影響は当然予想された。だが上限千円を始めた自公政権も、無料化を打ち出した民主政権もマイナス面への対応が不十分で、路線を縮小・廃止するバス、鉄道事業者が相次いだ。一度廃止した路線の復活は非常に難しく、影響を受ける住民への配慮が足りなかった。
今の交通政策は車、バス、鉄道のすべてに、ほどほどに支援するやり方だ。国がどんな公共交通体系を目指すのか明確な方向性が見えない。
「交通」とは距離を克服する手段で、道路が必要な地域も車を排除した方がいい地域もある。地域に最適な手段を選べるバランスの取れた施策が大事だ。コミュニティーバスの赤字は「地域のための経費」。公共交通は採算で考えるのではなく、にぎわいづくりの装置とみるべきだ。
全国に600万人とされる「買い物難民」が顕在化し、少子高齢化が進むなど交通をめぐる環境は大きく変わり、今は過渡期にある。国は交通政策をまちづくりととらえ、早く明確な施策を打ち出す必要がある。
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