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乗合自動車(バス)総合スレ

900チバQ:2012/08/26(日) 18:16:11
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/feature/maebashi1343748990915_02/news/20120818-OYT8T00140.htm
郷土再生「交通を見つめ直す」
【10】バス公共性どう向上



大島登志彦氏 高崎経済大教授 路線バスの衰退が著しい群馬だが、スクールバスの活用やデマンド型交通の導入など、近年、バス再生の動きも活発になっている。公共交通としてバスを機能させるための解決策や課題を、県内のバス事情を研究している大島登志彦・高崎経済大教授、関越交通相談役の森田輝征・県バス協会乗合部会長、デマンドバスの専用システムを開発している塚原勉・AVプランニング社長の3人に聞いた。

 ――群馬の公共交通の特徴は。

 「全国の中でも真っ先に衰退が始まった代わりに、市町村の廃止代替バス、コミュニティーバスは先進的な取り組みが見られる。だが、『先進的』ということは逆に、民間の公共交通が貧しく、自治体が公費を投入していることの裏返しだ」

 ――「バス離れ」が深刻だ。

 「バスが利用者から信用されていないからだ。渋滞で定時性が乱れることが多くなったのも一因だが、かつて、労組が強い会社では、乗務員に都合の良いダイヤが組まれ、利用者の利便性が後回しにされた」

 ――自治体のバスは「空気を運んでいる」との批判も多い。

 「行政の政策が一貫していないのが原因。公共交通の基本を知らない職員もいて、政治的意図で路線が設定されがちだ。バスは一定の制約がある交通機関なのに、市民が『隣の町でもやっているからうちの町でも』と、過度な要求を出して、無駄なバスを走らせるケースが少なくない。需要を把握し、地域の実態に即した交通手段を工夫するべきだ。スクールバスと路線バスを一体化した下仁田町などは、モデルケースになる」

 ――委託路線の赤字補填(ほてん)を改善する政策はあるか。

 「バス会社に対する運賃補助が効果的だ。例えば、運賃500円の区間を200円で乗れるチケットをつくり、差額を自治体が補助する。乗客増加分だけ補助金が入り、経営努力を促す作用がある。年度単位の運行実績に基づいて補填するより良い。高校生の定期券代補助も有効だ。バス運賃が高いからマイカー送迎が多くなる。岩手県軽米町は半額補助を実施している」


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