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乗合自動車(バス)総合スレ

888チバQ:2012/08/26(日) 18:09:14
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/feature/maebashi1343748990915_02/news/20120801-OYT8T00092.htm
郷土再生「交通を見つめ直す」
【1】ツアーバス 安全手探り

乗合と同規制前倒し 旅行会社の優位是正


防音壁に衝突して大破した高速ツアーバス(4月29日、藤岡市の関越自動車道で) 大型連休前半の4月29日午前4時40分。金沢市から東京方面に向かう1台の大型バスが、藤岡市の関越自動車道・藤岡ジャンクション付近で、道路左側の防音壁に突き刺さるように衝突した。夜を徹してハンドルを握ってきた運転手は睡魔に襲われ、居眠りしていた。

 後ろから3列目、右寄りに座っていた石川県の高校3年の男子生徒(18)は、床にたたき付けられて目を覚ました。車内に目をやると、「床が引き裂かれ、貨物室に人が落ちていた」。腰に走る激痛に耐えながら、はうようにして車外へと脱出した。死者7人、重軽傷39人。高速のバス事故として、過去最悪の大惨事となった。

■格安ツアーバス

 このバスは、激安が売りの高速ツアーバスだった。料金はたった3500円。金沢―東京間を結ぶ高速乗合バス運賃のほぼ半額で、鉄道運賃(新幹線・特急自由席)の3分の1程度だ。

 腰の骨を折る重傷で入院中の男子生徒は、インターネットの旅行予約サイトでチケットを入手していた。「学生だから移動にお金をかけられない」。以前から安いバスをネットで探し、帰省で使っていたという。

■安全より経済優先


 運転手は、自動車運転過失致死傷罪などで刑事責任を問われることになったが、規制緩和による過当競争が事故を生む土壌となっていた。

 2000年から参入規制緩和が行われた貸し切りバス。格安運賃を武器に市場を拡大させ、04年に約2万人だった利用者は、10年には600万人(推計値)に増えた。

 その反面、旅行会社主導の価格競争が激化。ツケは運転手の人件費に転嫁され、深夜、長距離を一人で運行する過酷な労働環境が常態化した。

 国土交通省が5〜6月、高速ツアーバス会社298社に対して実施した緊急重点監査では、安全軽視の体質が浮き彫りになった。192社(64・4%)が運転手の運転時間の上限(1日9時間)に違反し、道路運送法で禁止されている日雇い運転手を使う会社も22社(7・4%)あった。


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