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乗合自動車(バス)総合スレ

436チバQ:2010/07/10(土) 01:32:41
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/sanin/10/News/chugoku/Sc201007090001.html
タクシー減車で歩調そろわず 昨秋、増車規制を再強化 '10/7/9

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 ▽「利用者無視」と反発も

 昨年10月にタクシー事業適正化・活性化特別措置法が施行され、タクシーの増車への規制が再強化された。国土交通相が供給過剰と認めた地域は、事業者が協調して減車を進める。規制緩和で増え過ぎたタクシーを減らすのが主な目的だが、中国地方では事業者の歩調が乱れている。

 「官が民を圧迫するのはおかしい。利用者を無視している」。福山市内のタクシー会社の社長は「稼働率は90%以上ある。企業努力を重ねて利用者を増やしてきた。減車には応じられない」と訴える。

 この会社には6月下旬、中国運輸局と広島県タクシー協会(広島市西区)などでつくる福山交通圏・三原市・呉市A・東広島市タクシー特定地域協議会から「福山交通圏地域計画」が届いた。「(事業者などには)自主的かつ協調的な減車や休車を推進することが期待される」と減車への理解を求める内容が記されていた。

 この会社は2002年2月の規制緩和で新規参入が免許制から許可制に移行したのを受け、03年に創業した。地域最安値の初乗り運賃を設定し、7年間で車両を5台から63台に増やした。

 運輸局によると福山交通圏(福山市と尾道市の一部)では02年度以降、14社が参入した。車両数は256台増え978台になった。特措法を受け国土交通相は昨年10月以降、福山など計20地区を供給過剰が進む「特定地域」に指定。協議会は福山地区の適正車両数を786〜884台とし、自主的に台数を約1〜2割減らす計画を作っている。

 一方、中国地方で最多の3447台のタクシーが走る広島交通圏(旧湯来町を除く広島市と廿日市市の廿日市市域、広島県安芸郡4町)。運輸局は2600〜2900台を広島交通圏の適正としているが、これまで減車か休車を届け出たのは52事業者の200台にとどまる。

 規制緩和後に参入した広島市と広島県海田町のタクシー会社7社が加盟する西日本タクシー協議会(中区)は「広島駅構内に入れないなど、既存の業者より不利な立場にある。減車をするならせめて同じ土俵に立ちたい」と減車要請への回答を留保している。

 運輸局の西田末広旅客第二課長は「運転手の労働環境の改善のためにも協力をお願いしたい」。ただ減車に強制力はなく「各事業者の自主性に委ねる」と言う。

 規制緩和では、車両が増えすぎて1台当たりの収入が大幅に減った経緯がある。広島交通圏タクシー特定地域協議会によると、広島交通圏の1台当たりの1日の営業収入は、01年度の3万3287円から08年度は2万7004円に減少した。稼働率も88・2%から78・8%に落ちた。

 02年の規制緩和から一転しての規制強化。県タクシー協会の坂内暹巧(のりよし)広島支部長(67)は「規制緩和は違法駐車の増加や労働環境の悪化を生み出した」としつつ、「今回の規制強化も、法的拘束力がない上、新規参入業者にどう理解を得ていくかが課題となっている。国の施策に翻弄(ほんろう)されている」と指摘する。(桑島美帆)

【写真説明】JR広島駅構内に入るため、駅前通りに列をつくるタクシー(広島市南区)


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