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乗合自動車(バス)総合スレ

415チバQ:2010/05/30(日) 17:09:48
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001005300005
いしかわフォーカス:高速バス 競争が過熱
2010年05月30日


JR金沢駅西口のバスターミナルでは、毎晩多くの若者らがツアーバスに乗り込む=金沢市広岡1丁目

◆金沢〜東京 片道3500円も◆


金沢と東京を結ぶ高速バスの競争が過熱している。東京や大阪の大手が先鞭(せんべん)をつけた格安の「ツアーバス」に、地元金沢の業者も昨夏参入し、先月からは片道3500円という最安値を打ち出した。一方、JRなどの「路線バス」側も大幅な割引などを打ち出し、対抗色を強めている。


(生田大介)


〜*「ツアー」に「路線」側も対抗*〜


 JR金沢駅西口のバスターミナル。連日夜9〜10時ごろには5、6台のツアーバスが並び、客が続々と乗り込む。行き先はほとんどが東京。価格は曜日などで変わるが、片道4〜6千円が相場だ。


 21日夜、東京ディズニーランド(TDL)へ行くためバスに乗り込んだ金沢市の女性会社員(19)は「安いのがいい。今年はもう3、4回使っています」。東京で一日遊び、その夜には再びバスで帰って来るという。強行軍だが、ホテル代も不要で、往復1万円程度は破格だ。TDL目的の若者は多く、バスも新宿や東京駅などを経由して終点はTDL、というルートが多い。


 ただ、乗客は若者だけでなく、年齢層は幅広い。法事で東京に行くという小松市の男性(70)は「眠って行けるから時間に無駄がない。シートも結構ゆったりしていて快適です」と話す。


 ツアーバスが広まったのは、規制緩和の一環で2000年に道路運送法が改正されたのがきっかけ。それまではツアーバスの運行は免許が必要で、業者数も国が調整していた。それが法改正により、一定基準を満たす業者には許可がおりる仕組みになった。


 さらに高速道路網の整備が進んだことに加え、飛行機や新幹線に比べて安価なため、「景気低迷もあり、第3の足として定着してきた」(東京のオリオンツアー社)。


 金沢―東京間は05年ごろにツアーバスが走り始めたとされ、現在8社ほどが運行している。当初は東京や大阪などの大手が中心だったが、08年に丸一観光(七尾市)が参入。昨年7月にMKツアーランド(金沢市)が事業を始め、先月から片道3500円という最安値を掲げるなど、競争が激化している。


 これに、金沢―東京間を片道8千円程度で運行してきた「路線バス」側も抗戦。JRバスは3月から片道5千円の「青春ドリーム金沢号」の運行を開始した。寝台特急「北陸」の廃止などに伴う対応だが、JRバスは「ツアーバスへの価格的な対抗という面もある」とする。北陸鉄道も今月6日から、平日便を21日前までに購入すれば5千円程度に割引する制度を始めた。


 ただ、過度の価格競争は、安全面へしわ寄せが行きがちだ。07年には大阪府吹田市でツアーバスの乗務員1人が死亡、スキー客ら26人が負傷する事故が発生。交代要員なしで長野〜大阪間を走った運転手の居眠りが原因とされる。


〜*国交省 「安全面も含め選択を」*〜


 事故を受けて国土交通省は、運転手の乗務距離を1日670キロに限定するなどの対策をとってきた。今後、安全性の高いバス事業者には「二つ星」などを与える認定制度も始める予定だ。国交省石川運輸支局は「利用者が価格だけでなく、安全面も含めたバスの質で業者を選べるようにしていきたい」としている。



◆ツアーバスと路線バス◆


 路線バスは、国に届け出たダイヤに沿って運行し、運賃は国の認可が必要。事前に切符を買わなくても、満席でなければ当日乗車場に行けば乗れるケースが多い。切符を払い戻す際の手数料は数百円程度ですむ。


 ツアーバスは「貸し切りバス」の一種で、ダイヤや運賃の規制は緩い。事前のチケット購入が必要。ツアー旅行と同じように、「出発前日なら代金の40%」といった一定のキャンセル料がかかる。


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