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乗合自動車(バス)総合スレ

2171OS5:2025/09/09(火) 11:13:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/b36fe13b024df2d58687e0d076ac4bc46d869c9e
新潟交通の運転手不足深刻、5年間で7度減便 待遇改善もさらなる減便も…新潟市の路線バス網維持できるのか?
9/9(火) 10:30配信


新潟日報

採用イベントのポスターが貼られた新潟交通の路線バス=新潟市中央区

 新潟市内の路線バス網を担う新潟交通(同市中央区)で、運転手不足が深刻化している。必要な人員が確保できず安定的な運行が困難だとして、8月に約1年半ぶりの減便に踏み切った。新潟交通と市は採用活動の強化や補助制度の創設など取り組みを進めるが、目に見える結果にはつながっていない。地域間の人材獲得競争が激化する中、市民生活を支える路線網の維持へ模索が続いている。

【グラフ】新潟交通路線バスの運転手数と運行本数の推移

 「運転手の減少が続き、運行本数を見直しせざるを得ない」。平日61便、土日祝日68〜69便の減便方針が示された7月下旬のダイヤ改正説明会。新潟交通の担当者は 窮状を繰り返し訴え、減便に理解を求めた。

 新潟交通によると、8月時点の運転手は本来必要な人数に対して17人不足している。春のダイヤ改正ではかろうじて運行本数を維持したが人員流出に歯止めがかからず、秋のダイヤ改正前の臨時減便に至った。新潟交通は利用者減や運転手不足などで、新型ウイルス禍の2020年秋以降で計7度の減便を重ねている。

▼全国で共通する運転手不足…背景には待遇の低さ

 公共交通の担い手不足は業界全体の課題だ。地域公共交通総合研究所(岡山市)が全国のバスや鉄道などの事業者を対象に実施した調査によると、回答した214社のうち「路線維持が困難」とした事業者が約7割に上った。主な理由は運転手不足。背景には労働時間の規制強化や他業種に比べた待遇の低さなどがあるとされる。

 人員確保競争の中でも採用者を増やそうと、新潟交通は昨春に運転手の初任給を2万円増額。休日出勤時の手当も引き上げるなど待遇改善を図る。新潟交通との連携協定に基づき新潟市も昨年度、バス運転手として新たに就業した人の家賃や大型二種免許取得費の補助のほか、県外から移住して就業した場合の支援金制度を創設した。

 これを受け、新潟交通は転職希望者ら向けの運転体験会の回数を増やしたり、東京での合同説明会に参加したりとPRを強化。本年度は8月中旬までに市の補助を受けて7人が入社した。新潟交通の坂井拓磨・人事労務担当課長は「行政支援により、ようやく職業選択の土俵に上がり始めた」と手応えを語る。ただ、同じ期間の退職者数は採用者数を上回る11人。採用増の兆しは見えるものの、状況が好転したとは言いがたい。

▼交通インフラどう守る?新潟交通はさらなる減便の可能性も視野

 公共交通に詳しい新潟大経済科学部の藤堂史明教授は「エッセンシャルワーカーへの評価や報酬があまりに劣悪で、最低限のサービスも維持できなくなっている」と根底にある社会課題を指摘。公共交通は採算性が低いため「運転手の給与などのベース部分に行政が何らかの手当をしなければならない」と公的支援の必要性を語る。

 一方、公共交通事業者や専門家らが市内路線バスの課題を議論した7月の協議会では、運転手の勤務時間を柔軟にしたり小型車両を導入したりして、女性やシニア層の労働参加を促すべきとの意見も示された。


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