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乗合自動車(バス)総合スレ

2079OS5:2023/12/01(金) 11:12:36
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「タクシーがつかまらない」人手不足と高齢化が深刻な沖縄 84歳運転手の手取りは月13万円
2023年10月25日 7:58
社会・くらし
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[沖縄タクシー危機](上)



 「タクシーが来るまで20分以上お待たせしますが、よろしいですか」。10月上旬の金曜日午後10時過ぎ。記者が那覇市久茂地の飲食店でタクシーを頼むと、こう告げられた。街がにぎやかになる金曜夜は、30分以上かかることも珍しくない。

 店の外に出ると同じようにタクシーを待つ男性3人組。「タクシーの配車アプリで呼んでいるがつかまらない。流しのタクシーも全く来ない」と嘆いた。

■法人タクシーの実働率は56%

 県ハイヤー・タクシー協会によると、県内で営業を許可されているタクシーは2021年時点で法人が約3700台、個人が1100台。しかし乗務員が足りず、法人タクシーの実働率は56・6%にとどまる。「タクシーがつかまらない」といった苦情が協会にも寄せられているという。

 大城直人専務理事は「新型コロナの流行をきっかけに多くの高齢ドライバーが辞め、そのまま復帰したがらない。どの会社も乗務員の確保に苦労している」と話す。

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■過半数は65歳以上 「若い人は入ってこない」

 「若い人はほとんどいない。募集しても入ってこない」。県内のタクシー会社に勤務する男性乗務員(84)は、補聴器を何度も調整しながら取材に応じた。勤務先の定年は60歳だが、多くの乗務員が定年後も嘱託として残る。無事故無違反などの条件をクリアし、70代後半でも勤務を続けている人は少なくないという。

 「車が余っているから、働きたいと言えばいつでも乗務できる。歩合で働いただけ稼げるから、ほとんど休みなく働いているドライバーもいるよ」

 法人タクシー会社では地域の人口や会社の規模により、運行できる車両の台数が決められている。車両の台数を減らすと再度の認可取得が難しいため、乗務員がいなくても車両を整備して保管しているという。

タクシー営業所には稼働していない車両が多く駐車されていた=24日、那覇市内
タクシー営業所には稼働していない車両が多く駐車されていた=24日、那覇市内
 男性の月の手取り収入は13万円ほど。基本給はほとんどなく、売り上げに応じて支給される歩合給が大きい。「夜勤に入れば30万くらい稼げるが、70歳を過ぎたら体力的にきつい」。一方、若手の乗務員の中には法人タクシーで勤務経験を積み、より自由な働き方ができる個人タクシーの開業を目指す人が多く、月に30万円以上を稼いでいる人もいるという。

■多くがコロナで離職

 同僚の高齢ドライバーの中にはコロナ流行時に感染を心配して辞めた人も多く、コロナ収束後も復帰する人は少ない。男性は「元気なうちは働きたい」と勤務を続けた。体調の悪い客を病院まで乗せたこともあるが、「うつるかもと思ってひやひやしたけど、仕事だから。孫と会う時に小遣いを渡せるように」と話す。

 県内で勤務するタクシー乗務員の数は2009年の1万41人をピークに減少し、21年には5246人となった。うち過半数が65歳以上。「県民の足」に、危機が迫る。

(社会部・榧場勇太)

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 沖縄経済はコロナ禍から回復基調にあるが、「県民の足」のタクシー業界は人手が不足し、需要に追い付けていない。ITによる効率化、ドライバーの残業規制が強化される2024年問題。タクシー業界の現状と課題を取材した。


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