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乗合自動車(バス)総合スレ

2022チバQ:2022/12/28(水) 16:53:30
■新規参入した会社との溝は深い

 市内のある老舗タクシー会社のドライバーは、「規制緩和以降増えた会社と、以前からある会社では溝が深い」とも明かす。先述のように仙台市内はタクシーが増えた影響で、さまざまな問題が起きた過去がある。

 既存のドライバーたちからすれば、新規参入社により収益は落ち、さらに仕事上でもマナー違反が目立つのだから、その言い分は一定の正当性を持つのだろう。

 筆者が気になったのは、「なぜ全国的にみても仙台がここまで事業者が増えたのか」という点だった。確かに東北地方最大の都市で、100万人が居住する仙台はタクシー文化がもともと根付く土壌ではあった。とはいえ、タクシー業は決して収益性が高い業種ではない。それゆえに、増加幅は異常ともいえるもので、その影響が今なお影を落としているからだ。

 新規参入をした事業者はまったくの別業界からの参入もあるが、基本的には運送や介護福祉、清掃業といった多角経営を行う事業者も目立った。なぜ別業種からわざわざタクシー業界を選んだのか。1カ月近くにわたり、新規参入をした複数社に取材申請をしたが、ほぼ全社が取材拒否という惨状だった。

 そんな中で唯一正面から話を聞くことが出来たのは太白区に本社を置く、秋保交通だった。代表の青野邦彦さんは、規制緩和時に自交総連宮城地連に加入する乗務員69人の代表として、国を相手に約1億円の損害賠償訴訟を起こした過去を持つ。

 仙台市が特定地域に指定されたことで、その訴えを取り下げたが、最前線で規制緩和の矛盾を訴えてきた1人だ。2003年に開設した秋保交通は、タクシー運転手たちが資金を出し合い設立し、労働組合が経営を行うという特殊な成り立ちでもある。


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