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乗合自動車(バス)総合スレ

1917チバQ:2020/12/08(火) 10:28:41
■町中で流しのタクシーを拾う概念がない

 兵庫県を大きく2つに分けるなら、神戸より西かどうかで生活スタイルもがらりと変わる。神戸より西に位置する市町村は、移動や生活の大半は車に頼らざるをえず、町中でタクシーを拾う概念もほとんどない。

 実際、筆者が住んでいたときも、タクシーは拾うものではなく、「呼ぶもの」だと捉えていた節がある。運転代行の利用経験はあったが、タクシー利用は今回が始めてだった。

 姫路市には実に30以上の運転代行業者が存在する。地方都市によくある事情だが、タクシー会社と運転代行業者の中では、トラブルも少なくないという。水田さんが続ける。

 「悪質な業者だと代行なのに、タクシー輸送する奴らもおるからタチが悪い。この町で飲んでいてお店から声掛けられるのは、『タクシー呼ぼか』ではなく、『代行呼ぼか』やから。
 だいたいの店に代行業者の張り紙貼ってるくらいで、形態が違うはずやのに棲み分けも曖昧なわけ。違法業者も多く、水上げ(売り上げ)にも直結するから会社も目を光らせているけど、なかなかバレへん。

 白タク(無許可営業)や介護・福祉タクシーが増えたのも同じ。需要が少ない中で供給過多になり、料金面での競争も激しい。ホンマにこれだけの台数が必要なんかな、て常々思いますわ」(水田さん)

■2種免許さえあれば誰でもできる
 少し話はそれるが、サラリーマンの傍らで運転代行を副業とする、市内に住む知人がいる。運転代行の現状と始めたその経緯を訊ねた。

 「2種免許さえあれば誰でもできるのがこの仕事。仕事が限られる地方だと、一部を除けば給料は安いし、家族を食わせるための苦肉の策でもあった。店からの直接依頼を受けたり、お客さんが指名してくれるようになればその分だけ実入りもいいし、副業としては充分な収入となる」

 前出のタクシー会社幹部は、以下のように嘆く。
 「県全体でも明らかに供給過多で、田舎にいくほどバランスが取れているとは言い難い。運転手の歩合が都市部であれば60%以上であるところに対して、兵庫だと50%以下ということも多い。無線配車などで会社に頼らないと個々の努力で売り上げを立てることが難しい」

 職を転々としてきた水田さんにとって、タクシーは最も長く続いている職種となった。その理由を問うと、こんな答えが返ってきた。

 「昔ワルさばっかりしてきて、同級生はヤクザになったり、魚町で用心棒みたいなことしてる奴も多いよ。同業の中でも、元不良はようけおる。要は縦横の繋がりですべてやってきた面があって、それだけ上下関係が厳しい地域でもあるんやけど、タクシーやと個人商店みたいなもんでそういう堅苦しさがないわけ。


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