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乗合自動車(バス)総合スレ

1683荷主研究者:2019/02/09(土) 21:40:21

https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=492324&comment_sub_id=0&category_id=256
2018/12/27 中国新聞
尾道のバス運転手不足、観光に影 来月、広島空港便廃止・今治便は減

 バスの運転手不足の影響が観光地・尾道へのアクセスでも明らかになってきた。第三セクターおのみちバスは来年1月、広島空港と結ぶ路線を廃止し、愛媛県今治市との路線は減便する。退職者の補充が進まず、市内路線の維持で精いっぱいの状況だ。

 「尾道にとって観光路線は重要。赤字だけなら廃止にはしない」

 おのみちバスの大崎多久司専務は今回の廃止・減便の背景を説明する。今治便は2014年度から、空港便は16年度からそれぞれ運行。18年度の1便当たりの利用客はいずれも4・1人で、採算ラインに届いていない。尾道市によると、空港便は16、17年度で合わせて約2千万円の赤字を計上した。空港便は、1年目は県と市が、2年目以降は市が、それぞれ上限を設けて赤字分を穴埋め。市の支出分は2年間で595万円に上る。

 ただ、赤字以上に頭を悩ませるのは人手不足とする。15年度から市内の一部路線を減便しているが、不足は続く。18年度は自己都合で5人が退職した一方、入社は1人。現在、運転手は60人必要だが、確保できているのは52人にとどまる。

 ▽市内は「維持」

 大崎専務は「運転手不足が深刻な状況で、市内の公共交通としての役割を守るためには苦渋の選択」と、市内路線の維持を強調。便数の多い朝夕には、運転資格を持つ営業職などの同社社員もハンドルを握る。

 運転手不足は全国的な問題だ。県バス協会によると、高齢化などで5、6年前から深刻化。「自動車の2種免許の取得者が減っている」と、同協会の西川雅己専務理事は若手確保の難しさを語る。給与の相対的な低下も要因とみる。尾道市内では今年、中国バス(福山市)も、運転手不足を理由に御調町内の一部路線を廃止した。

 ▽高賃金で募る

 西日本豪雨の影響を指摘する声もある。尾道市の平谷祐宏市長は「復旧現場では、土砂を運ぶトラック運転手を高賃金で募っている」と話す。尾道市と世羅町を管内とする尾道公共職業安定所によると、10月のタクシーやトラックを含む運転手の有効求人倍率は3・20倍で、前年同月の1・52倍の2倍以上となった。

 おのみちバスは対策として、大学などでの求人を強化。今月8日には県バス協会が開いた就職フェアにもブースを出した。「フェアでは広島市内など都市部の事業者の人気が高かった」と大崎専務。少ない担い手の奪い合いも激しくなる中、路線を守る模索が続く。

 <クリック>高速バスの広島空港便と今治便 広島空港便は、おのみちバスや尾道市などでつくる実行委員会が運行し、市内と空港を約55分で結ぶ。平日2往復、土日祝日は3往復する。瀬戸内しまなみ海道を通る今治便は両市間を約1時間半で結ぶ。1月7日以降は土日祝日や年末年始、お盆のみの運行とし、これまで無料だった自転車の持ち込みが有料(1台550円)となる。


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