したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

乗合自動車(バス)総合スレ

1386チバQ:2016/10/02(日) 22:28:35
西武バスに直接聞いてみた
――この「電車と西武バス 乗り継ぎ早わかり図」はとても洗練されていますね。地域の皆さんにもかなり浸透しているようです。

工藤:そう言ってもらえて嬉しいです。この図は、割と前面に押し出して宣伝をしています。沿線エリアの価値向上、出歩きやすい街づくりの手助けになればと考え、沢山の方に知ってもらおうと電車やバスに掲示したりティッシュに入れて配ったりしました。例えば、ひばりが丘―田無は電車を利用すると、所沢で乗り換える必要があり20数分かかってしまいますが、バスなら13分。そういったバス利用のメリットをお客様にアピールしています。

――この図はいつ頃完成したのでしょうか?

嶋田:今の完成形になったのは約10年前ですね。資料を遡ると数十年前から路線図自体はあったようです。写真のように「路線案内」として表記されていることがわかります。

上原:山手線から中央線・西武新宿線・西武池袋線・東武東上線と放射線状に鉄道路線が伸びています。ここを営業エリアとする西武バスは必然的に事業形態として「駅と駅をつなぐ」という使命があります。駅と住宅エリアを結ぶというのは一般的ですが、これは全国的にも珍しいケースだと思います。

――運行頻度が線の太さ・細さで表現されていますね。この運行頻度はどんな基準で決められるんですか?

上原:お客様の流れや需要動向に応じて運行ダイヤを作っています。たとえば石神井公園駅から吉祥寺駅方面へのルートは細く、荻窪駅方面のルートが太くなっていますが、これは新宿方面へ出るお客様が多くいらっしゃるためその流れを汲んだものと考えられます。お客様から「所要時分を記載してほしい」という声が多く、それを図に記載することで現在の形となりました。

――実際に乗車してみたのですが、定時性に優れていると感じました。バスの場合、渋滞などに影響され定時性の確保は苦労される点かと思いますが、いかがでしょうか?

工藤:西武バスではバスロケーションシステムで所要時分を実績として蓄積しています。その平均値を見ながらダイヤ改正を行っています。もちろん天候・曜日などに多少影響はされますが、ほぼご要望に応えられる時間を提示できているかと思います。

また、公共交通優先システム(PTPS)でバスに対する信号機の優先制御を行い、青信号の延長や赤信号の短縮を実施している路線もあります。地上設備の光学式車両感知器とバスに車載している専用装置が通信してバス接近を知らせ、信号にかかりづらくする仕組みですね。これも所要時分を安定させる工夫の一つです。

――電車の運転見合わせなどで代替ルートとして選ばれることも多いと思いますが、その点はどうでしょうか?

嶋田:運転見合わせがあった時に、この「電車と西武バス 乗り継ぎ早わかり図」をSNS経由でリンクしてくださることも多いようで、それを見て代替ルートとして活用いただくケースも多いみたいです。

――エリア外の私ですが、路線図を眺めるとゆったり「バス旅」を楽しめそうな路線がありそうだなと感じとれます。ご担当者のおすすめルートを教えてもらえませんか?

上原:これはかなり社内で議論しました(笑)。西武バス1日乗車券は620円でご利用いただけます。これを駆使して実際に6000円分以上のルートを踏破される方もいらっしゃるようで、驚きつつもありがたい気持ちです。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板