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乗合自動車(バス)総合スレ
1197
:
荷主研究者
:2015/02/21(土) 18:38:01
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150215_13008.html
2015年02月15日日曜日 河北新報
客減れど欠かせぬ足/被災地のバス事情(上)/かすむ復興
津波被災地を走るバス。人口流出や少子化で利用客の減少が加速している=石巻市鮎川浜
<乗り降りゼロ>
車体をきしませて停留所にバスが止まる。乗り降りはゼロ。そもそも車内には乗客そのものがいない。傍らを自家用車が追い抜いていく。
牡鹿半島にある石巻市の鮎川港とJR石巻駅を結ぶ「鮎川線」。宮城交通(仙台市)の子会社が運行する。ある平日の午後、最初の客が乗り込んできたのは港を出て1時間が過ぎたころだった。
鉄路がない半島で、バスは唯一の公共交通機関だ。2010年度の利用者は9万人を超えたが、東日本大震災後の13年度は4割落ちた。1日7往復しているから1便平均10人程度にとどまる。
地方の路線バスはどこも苦戦気味とはいえ、東北の沿岸部では退潮が際立つ。震災で地域社会そのものが壊滅的な被害を受けたのが響いている。
<「通院できず」>
鮎川港がある旧牡鹿町の場合、14年末の人口は3196人。震災直前の約4500人から大きく減少した。転出届を出さないまま域外に避難しているケースも多く、定住者は表向きの数字を下回るとみられる。
宮城交通の担当者は「半島部だけでなく、旧石巻市の沿岸部も似たような状況だ。全線にわたって厳しい状況になっている」と説明する。
たとえ採算性が落ちても、バスが通院や通学の足であることに変わりはない。現役世代の流出に伴い、被災地では交通弱者となる高齢者の割合が上昇した。乗車率の低下と裏腹に、路線の必要性は高まっている。
鮎川港近くに住む無職の男性(74)は「車の免許がないので病院に行くのもバスが頼り。路線がなくなったら生きていけない」と話す。
<融通利く経路>
輸送力などの面で鉄路に劣るとはいえ、震災はバスの有用性を再確認する機会にもなった。道路さえあれば経路設定はほぼ自在。地域事情に合わせた運行で生活再建を後押ししてきた。
岩手県田野畑村は震災後、沿岸部を走らせていた無料バスの路線を延長した。災害公営住宅が完成すれば、近くに停留所を設けるなどした。
スクールバスも兼ね、13年度の利用者は6万3000人に上った。だが、多くは通学の児童・生徒が占め、一般客は6400人にすぎない。
「このまま少子化が進めば、過疎地区ではバス運行ができなくなってしまう」と村の担当者。路線や便数を減らせば人口流出を加速させかねない。効率性と地域振興のはざまで、被災地の苦悩は深まっている。
震災の被災地で地域交通を担うバスがあえいでいる。人口減による乗車率の低下にとどまらず、運転手の求人難といった課題にも直面する。頼みとする補助金の行方は不透明だ。バス事業の現状と展望を報告する。(震災取材班)
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