したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

乗合自動車(バス)総合スレ

1063荷主研究者:2013/08/25(日) 12:13:39

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20130818/CK2013081802000087.html
2013年8月18日 中日新聞
浜松環状バス構想 難路

◆市・実証運行中 乗客低迷、1便平均2.7人

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/bus/PK2013081802100015_size0.jpg

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/bus/PK2013081802100014_size0.jpg
実証運行中のひがしくん。乗客数は低迷している=浜松市東区で

 浜松市は、将来の公共交通網を担う一翼として、市街地を半円状にまわる環状バスの導入を検討している。その第一歩の実証運行が、昨年十二月から同市東区で行われているが、乗客数は低迷中だ。時間帯によっては一人に満たない便も。このままでは環状バスは構想倒れになりかねない状況となっている。

 運行しているのは同市東区のJR天竜川駅から、大型ショッピングセンターのイオンモール浜松市野まで三・七キロを結ぶ路線で、愛称は「ひがしくん」(二十五人乗り小型バス)。イオンから遠州鉄道の上島駅(中区)まで一・九キロは既存のバス路線が走っており、乗り継げば両駅をつなぐ経路となっている。

 昨年十二月一日から運行を開始し、来年九月末まで利用状況などのデータを集めて、本格運行の可否を決める。だが、七月末までの乗客は一便当たり平均二・七人。最も少ない午前八時のイオン発は〇・六人で、目標の一日当たり百人を大きく下回る六八・六人にとどまる。

 実証期間中の運行経費は総額四千五百五十万円で、月平均二百六万円になる。これに対しこれまでの運賃収入は同四十万円だ。実験的な運行とはいえ、採算を採るには程遠い。

 「このままでは厳しい」と市都市整備部の担当者。市は二〇一〇年、自家用車交通から「公共交通を基軸とした都市への転換」を目指し、総合交通計画を策定。その一環としてJR天竜川駅から高塚駅まで半円状に約十六キロつなぐバス路線を検討してきた。

 ひがしくんが成功すれば、西側の環状路線の実証運行も視野に入るとの見込みもあったが、ひがしくんが失敗に終われば、構想そのものの見直しが迫られかねない。

 浜松市はJR浜松駅を中心に放射線状にバス路線が広がるが、これを横につなぐ路線はない。「潜在的な環状線の需要はあるはず」(担当者)とみており、掘り起こしに取り組む。市は、イオンの駐輪スペースに自転車を置いてバスを使ってもらう「サイクル・アンド・ライド」を七月下旬から始めたほか、鉄道の乗り継ぎに運行時間を合わせるなどを検討している。

(原昌志、写真も)

  <浜松市の環状バス構想>  公共交通がない地域で運行するコミュニティバスと異なり、「交通網の基本」として位置付ける。通勤通学の利便性向上や自家用車の通行量減少による渋滞解消や事故抑制などが狙い。実証運行中のひがしくんは料金大人200円。運行本数は1時間に1本で、午前7〜午後7時半。7月に市が実施したアンケート(回答者172人)で、乗客は10代が最も多く22.1%、70代以上が19.8%だった。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板