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宗教

540とはずがたり:2018/07/30(月) 17:11:06
>>538
 池田名誉会長はここで頭を振りながら酔っぱらいのような口調で、「なんみょ〜ほう〜れんげ〜きょ〜」と唱えてみせたり、身体を大きく使って、弓を射るポーズをとり、「バーン!」と声に出すなどして、会場を大いに沸かせた。

 宗教学者の島田裕巳氏は、池田名誉会長の演説の技術を先代会長の故・戸田城聖氏の模倣だと指摘する。

「戸田氏はお酒を飲みながら演説した人で、一聴すると酔っ払いの戯言のようでしたが、オチがあって面白かった。池田名誉会長は下戸で酒は飲みませんが、戸田氏と同じようなノリで語り、爆笑の渦を作るんです」

 03年に学会関連会社のシナノ企画で製作された映像作品「はばたけ 英知の翼」に収録されている創価学園と創価女子短大の「卒業生大会」では、池田名誉会長は学生たちの中に入っていき、肩を叩いたり頭を撫でたりする。これに、パフォーマンスの世界を社会学的に研究し、政治家など著名人の演説にも詳しい、日本大学芸術学部の佐藤綾子教授(パフォーマンス学)は、

「学生たちに“お父さんとお母さんを大事にね”とか“いい靴だねえ”と声をかける。雲の上の憧れの人にそんなことを言われれば、気持ちが高ぶるのは当然です。これも先に([2]で)述べた『親和表現』の一つ。極端なことは言わないが、立場とは異なる“親しみやすさ”の演出が非常に上手いですね」

 異国の地という油断からか、思わず本音を漏らすシーンもあった。曰く、

「(信者に)お世辞をたくさん言っておけば、広布基金(寄付)がたくさんとれる。(通訳に向かい)アッ、これ言わないで」

 この放言から、池田名誉会長は“客いじり”と人情話に長けた、お笑い芸人のように見えなくもない。

■「鳥肌が立ったものです」
 もっともジョークや親しみやすさだけで、組織をこれほど拡大させ、維持するのは不可能だろう。ある公明党の国会議員は数十年前の池田名誉会長のスピーチについて、こう述懐する。

「私は学生時代、公明党の選挙戦で、会員に集票運動の檄をとばす名誉会長の演説を聞いたことがあります。その頃の名誉会長はまだ若く、激しさがあった。“この法戦で大勝利を共に”と、鬼気迫る口調で語る様には迫力が満ち、カリスマ性を感じました。感動で鳥肌が立ったものです」

“親しみやすさ”を見せる一方で、時にカリスマ性を発揮し、信者を引きつける池田氏――次回も引き続き、その技術を解明していく。

「特別読物 『池田大作』『大川隆法』『深見東州』 なぜ『新興宗教』指導者の演説に惹きつけられるのか――藤倉善郎(ジャーナリスト)」より


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