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宗教

167チバQ:2011/01/30(日) 11:49:31
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110130t33013.htm
曹洞宗選挙で買収 一関の住職、「有権者」に最大10万円
 2010年9月にあった曹洞宗の宗議会の議員選挙で、岩手県選挙区で当選した一関市の寺の男性住職(66)が選挙前、有権者に相当する県内の曹洞宗の住職に1人当たり主に現金3万〜10万円を配ったことが分かった。公的ではない宗門の選挙とはいえ、仏教界で買収行為が行われたことに批判の声が出ている。

 住職の話では、公示前の10年6〜7月、岩手県に316カ所(13教区)ある曹洞宗の寺の半分以上を回り、各住職側に金を渡した。陣営幹部に10万円、各教区長に5万円、一般住職に3万円を提供した。選挙資金は約650万円で、大半は自前で工面した。
 金は住職が他の寺を訪れる際、「献香」などと称して現金を持参する習慣に倣って配った。一部の住職は選挙目当てと察して拒んだが、ほとんどの人は受け取ったという。
 曹洞宗の選挙は公職選挙法の適用を受けない。宗門の内規は選挙人に対する金銭、物品の供与と接待を禁じているが、罰則はない。
 宗議会選挙は4年に1回、永平寺(福井県)と総持寺(神奈川県)の両大本山系ごとに主に都道府県単位で行われる。岩手県選挙区の定数は両大本山系とも1。一関市の住職は総持寺系で新人として立候補し、再選を目指した遠野市の現職住職(61)を破って初当選した。
 現職住職も各住職に3000円相当の線香を配ったという。
 一関市の住職は「『献香』などとして置いてきて買収の意識はないが、一般常識的に投票買収と受け取られても仕方がない。陣営の方針に従って配ったとはいえ、自責の念がある」と話している。
 仏教界をめぐっては、以前から金権体質の指摘が絶えない。曹洞宗の選挙でも「これまでも買収が行われていた」「他の都道府県でもある」と述べる内部関係者が少なくない。
 福島市の仏教ジャーナリスト村井幸三さん(84)は「仏教界は金に関する不透明感が付きまとい、国民の仏教離れの一因になっている。聖職性が求められる住職が金権選挙に手を染め、信頼低下に拍車を掛けている」と語っている。

[曹洞宗宗議会] 宗門の議会に当たり、予算や規則を審議して議決する。曹洞宗のホームページによると、議員72人で任期4年。選挙の投票権は1人1票。岩手県選挙区は、一関市の住職が228票対119票で当選した。永平寺系は無投票だった。


2011年01月30日日曜日


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