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宗教
154
:
荷主研究者
:2010/02/07(日) 16:59:00
>>153
続き
宗教界で波紋呼んだ 神社本庁からの離脱
網谷総務部長は、言下に否定する。関与が取りざたされた広告会社の電通は、
「依頼を受けて企画書を作ったのは事実」(広報部)
と述べるが、依頼主や企画の中身については話せないとする。
その後、「再開発話」に具体的な進展は見受けられない。しかし、報道の直後から、明治神宮の「ある動き」と関連づけて論じられるようになった。
神社本庁からの離脱だ。
明治神宮は04年7月、国内のほとんどの神社が傘下に入る神社本庁からの脱退を申請。翌月、東京都に認められた。神社界では衝撃的な出来事だったが、これを「再開発を目論む明治神宮の策略」とする声が出ているのだ。
どういうことかというと、神社本庁に収まる全国の神社は、建て直しや財産処分をするとき、本庁の承認が必要だ。収益優先の外苑の再開発は、本庁に認められない公算が大きい。そこで明治神宮は、フリーハンドを得るため、本庁との被包括関係を解消したというわけだ。
「本庁包括下にあればそうは行かないとの判断で、この機に離脱を決行したに違いないと察しられた」
明治神宮で20年以上、神職を務めた雲八幡宮(大分県中津市)の秋永勝彦宮司は、同神宮に勤務したころの見聞などをもとに、月刊誌「日本」(05年8月号)でそう書いた。
持てる者、持たざる者 神社界の「格差問題」
このように再開発とつなげられがちな本庁離脱だが、直接のきっかけは、一つの「事件」にある。
04年4月、天皇夫妻が明治神宮を参拝した。同神宮は事前に、当時の外山勝志宮司名で案内状を送ったが、「両陛下」と書くべきところを誤って「両殿下」と記載。本庁はこれを、許されない不注意だとして、外山宮司に「進退伺」を出すよう求めたのだった。
「あってはいけないことでしたが、案内状の回収など、明治神宮として即座にしかるべき対応をし、職員の処分もした。それでも本庁は人事にかなりの意見をしてきたので、当時の執行部が被包括関係の解消を決めました」
網谷総務部長はそう説明し、付け加えた。
「本庁とはもともとは友好な関係でしたから、誤記がなければ離脱はありませんでした」
この本庁離脱をめぐり、明治神宮に対して懸念を表明する人は少なくない。
「大きな神社には神社界全体を支える責務があるのに、団結を乱している」
神道が専門の大学教授はそう話す。本庁の委託を受けて明治神宮で続けてきた神職養成の実習が一時、できなくなったり、「伊勢神宮と並ぶ大切な神社」だけに、教学へも「かなり痛い」ダメージが及んだりしているとも言う。
外苑での収益事業に対しても、やっかみ交じりの批判の声が上がる。都内のある神職は、
「神社界には、金儲けに走ってはいけないという不文律がある。収入は年1回の祭りの寄付だけといった苦しい神社が多いなか、明治神宮は本庁への負担金も納めずに、商売を優先しているのではないか」
明治神宮を通して見えてきた持てる者、持たざる者の「格差問題」は、神社界でも相当根深そうだ。
編集部 田村栄治、福田伸生、時津 剛(写真)
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