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九州・沖縄 地方議会・首長,政治・選挙スレ
9198
:
OS5
:2025/12/05(金) 12:42:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/5b1ec304e18a599c3f7f11a3f4b3f1b83aa82c19
長崎県知事選 『県民党』意識 大石氏、平田氏の両陣営が千人規模の集会 宮沢氏は冷めた視線
12/5(金) 11:00配信
3
コメント3件
長崎新聞
来年2月の知事選に向け、立候補予定者が動きを本格化させている。再選を狙う現職の大石賢吾氏(43)と、元副知事で新人の平田研氏(58)の両陣営は先月下旬、長崎市の同じホテルで千人規模の集会を開催。自民党の支持基盤となる業界団体が支える大石氏と、与野党が推薦する平田氏は共に“県民党”を意識し、早くも火花を散らした。一方、会社代表で新人の宮沢由彦氏(58)は両陣営とも特定の団体が付いているとし、「県民党と言えるのか」と冷めた視線を送る。
「今回は『県民党』として戦う」。大石氏は先月30日の「決起大会」の演説で、こう力を込めた。前回知事選は自民県連の推薦を受けて激戦を制したが、今回は自身の政治資金問題などが影響し、自民、立憲民主、国民民主各県連が平田氏推薦を決めた。政党の支援を受けないため、新たな旗印を打ち出した格好だ。
それでも1期目の県政運営が評価され、県医師連盟や県建設業協会、県農政連盟といった自民支持の有力な業界団体から推薦を受けた。大石氏を応援するため自民を離党した元知事の金子原二郎元農相も登壇し、九州新幹線長崎ルートや石木ダム建設の問題を「よくやってきた」と激励。支援者は「改革は道半ばだ」と訴え、若い大石県政の継続を求めた。
対する平田陣営は前日29日に後援会事務所の「開所式」として集会を開いた。
推薦する自民、立民、国民各県連の国会議員や県議らが出席。諫早、大村、島原、南島原、西彼長与、時津、北松小値賀の7市町長の他、前回知事選で大石氏に敗れた中村法道前知事らが駆け付けた。応援弁士は大石氏の政治資金問題や実績に疑問を呈し、「県政は停滞している」と指摘。国土交通省で要職を務めた平田氏の経験に期待を寄せた。
平田氏は自民県連の推薦が決まった先月、「(他党を含む)県民党の立場」で戦うと強調。この日も「一部の業界、一部の声の大きい人の意見でなく、県民のための最善の政策を選ぶ。真ん中を歩む」と訴えた。
両陣営の集会は開催日時が接近し、会場も重なったため、参加者集めが過熱。ともに千人規模の「引き分け」となり、双方の支援者は胸をなで下ろす。ただ、「実際の参加者数は平田氏が多い」「会場の盛り上がりは大石氏が上だ」と互いをけん制する声も聞こえる。
こうした大規模集会について、宮沢氏は「大きく見せ、内輪で結束を固めている」と冷ややか。自身は政党や業界団体に推薦を求めず、政策に共感する人とのつながりを重視しており、「ごまかしの県民党は掲げたくない」と話している。
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