したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

九州・沖縄 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 18:16:25

統一地方選スレから西海道・琉球地方のネタを独立させます。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40

6749チバQ:2019/01/31(木) 10:49:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190131-00000000-mai-pol
福岡知事選「分裂」の理由 自民、麻生副総理の意向優先 異例の判断
1/31(木) 7:01配信 毎日新聞
福岡知事選「分裂」の理由 自民、麻生副総理の意向優先 異例の判断
麻生太郎副総理兼財務相=首相官邸で2018年12月、川田雅浩撮影
 自民党は30日、春の福岡県知事選に出馬する元厚生労働官僚で新人の武内和久氏(47)の推薦を決め、過去2回の県知事選で支援した現職の小川洋知事(69)と決別した。事前の党の世論調査では小川氏が武内氏を大きくリードしていたが、安倍政権を支える麻生太郎副総理兼財務相の意向を優先した異例の政治的判断となった。しかし、一部国会議員が小川氏支援を公言するなど県連は一枚岩と言えず、党内からは保守分裂の激しい選挙戦に懸念の声も出ている。

 「あとは福岡が責任を取るということだ。麻生と武田良太(衆院議員)のどっちの顔を立てるかと言えば、麻生に決まっているだろう」。武内氏の推薦決定を受けてある党幹部はそう吐き捨てるようにいった。

 関係者によると、党本部は今月中旬に世論調査を実施。小川氏が武内氏を大幅に上回る結果に党内では武内氏推薦に否定的な声が根強かった。28日には武田氏ら県選出国会議員3人が二階俊博幹事長に小川氏推薦を“直訴”するなど県連の亀裂もあらわになった。

 しかし、武内氏は、小川氏と関係が悪化している麻生氏サイドが擁立を主導した推薦候補。28日には麻生氏が安倍晋三首相、甘利明選対委員長と国会内で会談して武内氏推薦を強く要請し、安倍首相の了承を取り付けた。この“安倍裁定”で流れは一気に武内氏推薦に傾いたとみられる。

 武内氏推薦を受け、小川氏を支援する国会議員からは一気に不満が噴出。武田氏は「県内の自民党の分裂を招き、支援団体の信頼を損ねる判断だ。決して党にプラスとはならない」と批判。夏の参院選への影響について「一枚岩になりにくく、相当大きな悪影響がある」とまくしたてた。

 県内では、山崎拓・元副総裁や古賀誠・元幹事長らも小川氏を支援する方針で、武内氏を支援する麻生氏との「代理戦争」の様相も呈している。地元経済界や県医師会なども小川氏を支援する予定で、武内氏陣営は再考を求めて攻勢をかける考えだ。公明県本部は「現時点で白紙。どちらを支援するか党本部と協議する」と述べた。

 一方、連合福岡は30日、小川氏推薦を決めた。既に小川氏推薦を決めた立憲民主の県連は「小川氏をしっかり支える」。国民民主県連は「自民県連の判断を尊重する」とした。【西嶋正法、蓬田正志、志村一也】

6750チバQ:2019/01/31(木) 11:55:31
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20190128ddlk40010303000c.html
<2019北九州市長選>北橋氏、盤石の勝利 市議会与党3会派が支援 /福岡
2019/01/28 00:00毎日新聞

 27日に投開票された北九州市長選は、現職の北橋健治氏(65)が自民、公明、国民民主系の「ハートフル北九州」の市議会与党3会派の支援を受ける事実上の「相乗り」態勢で選挙戦を制した。地方経済活性化や高齢化・人口減少対策が喫緊の課題となる4期目に向け、市議会各会派や市民からは、期待や注文の声が上がった。【木村敦彦、奥田伸一、宮城裕也】

 「12年間の仕事に信任をいただけた。人口減やデパート撤退などの問題を乗り越えるため徹底的に議論を進めていきたい」。北橋氏は支援者を前に4期目の抱負を語った。選対本部長を務めた自民の片山尹市議団長は選挙戦を振り返り、「圧倒的多数で勝利できた。八方美人にならず、やるべきことをやってほしい」と話した。

 4期目はまずJR小倉駅前の商業施設「コレット」の2月閉店、井筒屋黒崎店の5月閉店への対応が課題となる。特定危険指定暴力団「工藤会」本部事務所の撤去について検討する市のプロジェクトチームも近く動きを本格化させる見込みだ。

 更に2020年には日中韓の3都市が文化交流する「東アジア文化都市」も予定され、21年には閉園したテーマパーク「スペースワールド」の跡地にイオンモールが複合商業施設を開業させるとしており、街づくりは新たな局面を迎えそうだ。

 公明の山本真智子市議団長は、政策協定で求めた持続可能な開発目標(SDGs)の推進について「響灘の洋上風力発電など経済活動と両立しながら、日本一住みよい街づくりに取り組んでほしい」と語った。

 北橋氏の1期目から3期12年支えてきたハートフル北九州の世良俊明市議団代表は「IT(情報技術)教育や保育の質向上など『やさしさのある施策』を更に上積みしてほしい」と語った。

 一方、選挙戦で北橋氏を批判した共産の石田康高市議団長は「税金の無駄遣いをなくし、中小企業支援や福祉施策に力を入れるよう求めていく」と語った。

 ◇「精いっぱい訴えた」 永田氏

 永田氏=写真=は午後8時過ぎ、小倉北区下到津の事務所で「精いっぱい頑張って訴えたが、結果は残念だ。期待感を持てる選挙にできなかった。時間が足りなかった」と語った。

 労働組合などでつくる市民団体の支援を受け、安倍政権の経済政策を「大企業優先だ」と指摘。現職の北橋氏を「政権の言いなりだ」と批判し、「大型公共事業をやめて、福祉や教育に」などと訴え、返済不要な奨学金の導入などを掲げたが、及ばなかった。【宮城裕也】

 ◇「支援者に感謝」 秋武氏

 秋武氏=写真=は午後8時過ぎ、門司区西海岸の事務所で支持者を前に「選挙戦を一生懸命取り組んでくれたことに感謝する。出馬して良かった。また精進して、政治家への道を目指す」と語った。

 出身地の門司区で街づくりに長く関わった経験を強調し、ボランティア中心の「草の根選挙」を展開。市長任期は3期までとして初当選した北橋氏を「公約破りだ」と厳しく批判し、「夢のある市政を」と訴えたが、支持は広がらなかった。【山本泰久】

 ◇投票率33.48% 過去最低

 北九州市長選の投票率は33.48%で前回の35.88%を下回り、過去最低を更新した。現職の北橋健治氏(65)の圧倒的優位が予想され、有権者の関心が高まらなかったとみられる。

 区別にみると、小倉北区は市議補選があったにもかかわらず31.37%と7区で最も低くなった。八幡西区の主婦(67)は「過去の『100万人都市』のイメージにとらわれず、高齢化と人口減少の時代に合ったまちづくりをしてほしい」と要望したが「(現職勝利の)結果が見え、対抗馬にも目玉の政策がなかった」として投票はしなかった。

 投票率は1975年の75.60%をピークに低下傾向が続く。北橋氏が初当選した2007年は与野党対決構図となり、20年ぶりに5割を超える56.57%を記録したが、事実上の「相乗り」が定着した11年以降は4割を下回っている。【比嘉洋】

………………………………………………………………………………………………………

北橋健治(きたはし・けんじ) 65 無現(4)

 [元]衆院議員▽指定都市市長会副会長[歴]民社党職員▽大蔵政務次官▽東大

〔北九州版〕

6751チバQ:2019/01/31(木) 23:11:21
https://www.data-max.co.jp/article/27641
019年01月31日 17:05【混迷、福岡県知事選】麻生氏の政治生命を左右する、保守分裂選挙の行方
国会の恫喝男が推す、テレビコメンテーター
 4月7日投開票の福岡県知事選挙が異例の保守分裂選挙になることが、県政界に波紋を広げている。

 前回選挙で現・小川洋知事(69)を推した自民党が30日、元厚労省官僚の新人・武内和久氏(47)の推薦を決めたためで、独自に推薦願を出していた小川知事を蹴って、自民福岡県連の推薦を追認したかたちだ(武内氏については、既報)。

 小川氏は加齢にともなう体調不安説を噂されながらも、圧倒的知名度を背景に知事としての安定感が県民の支持を集めており、独断で党本部にねじこんだとみられる麻生氏への反発とともに、はしごを外された小川氏に対する県民の同情票が広がる可能性が出てきた。

 さらに、早くから武内氏支持を打ち出していた、福岡県選出の大家敏志参院議員(麻生派)といえば、昨年12月の参院本会議で議長に対するヤクザまがいの醜悪な恫喝芸が全国に広がったばかり。仏頂面がトレードマークの麻生氏と恫喝男・大家氏がゴリ押しして決めた候補者とあっては、テレビコメンテーターとして「知的爽やかさ」を売り出し中の武内氏も分が悪いと見る関係者も多い。推薦決定の段階の経緯から「もうすでに、ヒール(悪者)の貫禄よね」と苦笑いするベテラン地方議員もいるほどだ。

 県知事選と同日に県議選と福岡市議選が投開票されるため、自民地方議員らから表立って麻生氏らの暴走を批判する動きは出ていない。しかし、二階派の武田良太衆院議員はすでに「(推薦決定に)瑕疵がある」などとして小川氏支持を表明しており、県議を中心に水面下で同調する動きがある。

 県内に30万票の基礎票をもつとされる公明党は、夏の参院選をにらんで保守分裂からは距離を置きたい意向で、自主投票も視野にいれている(西日本新聞)という。県医師連盟や県町村会、さらに連合福岡などはすでに小川氏支持を表明しているが、推薦を出すとしていた立憲民主党が推薦状授与の期日を延期したのは、「野党色を出したくない」とする小川氏側の意向か。

必死にならざるを得ない、麻生氏の事情
 麻生氏らは今後、県内業界団体の切り崩しに全力を注ぐとともに、「オール福岡」色を全面に押し出して幅広く県民からの支持を訴えるとみられる小川氏に対しては、表立って対立を避けたい構えだ。しかし、自民党が行った最新の世論調査でも小川氏支持層は武内氏を圧倒しているため、麻生氏らが選挙戦終盤になりふり構わぬ泥仕合をしかける可能性は十分にある。

 というのも28日夜、安倍首相に直接「武内氏推薦」を要請したとされる麻生氏だが、その際に「推薦が取れないなら副総理を辞める」(西日本新聞)と迫ったとされており、事実上、県知事選の勝敗に自身の進退を賭けたことになるからだ。

 しかも、もとはといえば麻生氏の私怨がもとになったとみられる今回の保守分裂について、党本部がどれだけ本腰を入れてくるかは未知数だ。仮に武内氏が敗れることがあれば、さすがの安倍首相といえども麻生氏をかばいきれず、安倍政権に大きなダメージを与える可能性も出てきた。

 今年の知事選では福岡のほかに北海道、福井、島根、徳島の4道県で保守分裂が予想されているが、公認権を握る二階俊博幹事長は、自派議員を救済するために国政選挙なみの布陣を敷いた山梨県知事選ほど事態を重く見ていないという。

【視点】 麻生氏が小川氏排除にこだわる背景 : 麻生氏が小川氏排除にまわった背景には、鳩山邦夫元総務相の死去にともなう衆院福岡6区補欠選挙(2016年)が自民分裂となったことがあるとみられている。麻生氏は古賀誠氏らとともに県連会長を務める県議の長男、蔵内謙氏を推したが、その際に小川氏は中立を保ち、麻生氏らの応援演説要請を断ったとされる。蔵内氏は、鳩山邦夫氏の次男、二郎氏に8万5千票近い大差をつけられて敗北している。

6752チバQ:2019/02/01(金) 09:26:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190201-00010000-nishinpc-soci
「与野党対決よくない」現職知事が異例の推薦辞退 福岡知事選、立憲民主が取り下げへ【福岡コンフィデンシャル】
2/1(金) 6:03配信 西日本新聞
「与野党対決よくない」現職知事が異例の推薦辞退 福岡知事選、立憲民主が取り下げへ【福岡コンフィデンシャル】
1月30日の記者会見では、立憲民主党の推薦を「大変ありがたい」と語っていた小川洋知事だったが、方針転換を余儀なくされた
 立憲民主党が、福岡県知事選(4月7日投開票)に3選を目指して出馬表明している現職の小川洋氏(69)の推薦を取り下げる方向で検討していることが31日、分かった。小川氏が党県連に提出していた推薦願を取り下げたい意向を示したことを受けた措置で、党県連は来週中にも判断する見通し。

【グラフ】福岡知事選の投票率の推移

 小川氏は立民のほか、自民、公明、国民民主、日本維新の会、社民の5党に推薦願を提出し、1月29日に立民の推薦を得た。だが、自民は30日に元厚生労働官僚の武内和久氏(47)の推薦を決定。立民県連幹部によると、小川氏から「与野党対決」の構図が際立てば、幅広い支持を得にくくなるとして推薦願取り下げの打診があったという。

小川氏の「前代未聞」の要請
 1月30日夜、立憲民主党福岡県連代表、山内康一の携帯が鳴った。

 「『与野党対決』になるのはよくないから、県民党でやりたい」。電話の相手は、福岡県知事選で自民党に推薦願を退けられた現職小川洋。立民が小川に出した党推薦を取り下げるよう求める「前代未聞」(立民関係者)の要請だった。

 同日午前、県庁であった定例知事会見。29日に決定した立民の推薦に話題が及ぶと、小川は「大変ありがたく、身の引き締まる思いです」と語った。この時点で自民が新人武内和久の推薦を決めたことは、まだ公になっていない。山内への電話は、そのわずか半日後だった。

 無所属での立候補意向ながら「幅広い政党、団体の支持や支援はありがたく、心強い」と繰り返し、共産党を除く県内の主要政党に推薦願を提出していた小川。だが、自民推薦が得られなかった瞬間、外形上、「野党候補」になった。

 小川支援に前向きだった公明党の支持母体、創価学会幹部は「なぜ先に立民から推薦をもらうのか。これで小川をやりにくくなった」とトーンダウン。小川支援を決めていた自民友好団体からも「安倍降ろしの急先鋒の立民と一緒に選挙はやれない」との声が漏れ始め、小川の耳にも入った。

 一方、自民推薦を得た武内側は「与野党対決」の構図に勝機を見いだす。31日に福岡市内であった党県連と友好団体などとの会合で、県連政調会長吉松源昭は「今回は保守分裂選挙と言われるがそうではない。自民対立憲民主、与党対野党の戦いだ」と強調。県連内には小川支持を明言する議員もおり、武内推薦を主導した副総理兼財務相、麻生太郎の周辺は「政党色のない無所属現職の支援ならまだしも、野党系候補を応援したら大問題だ」とけん制してみせた。

 自民が武内を単独推薦することはないとみて、立民の推薦を受けた小川。不利になるとみるや方針転換する姿勢に、立民県連関係者からは「節操がない」と不満も漏れる。

 だが、立民にとっては自民候補を破る千載一遇のチャンスでもある。「勝つためなら推薦を下げて『オール福岡』の形にした方がいい」(県連幹部)。小川が全政党への推薦願を取り下げることなどを条件に、矛を収める方向だ。

 「想定外だったが、自民推薦が別の方に出た。県民に広く支持をいただくために無所属で頑張りたい」。30日夜、福岡市内の会合で「県民党」をアピールした小川。「政治の流れ、駆け引き、タイミング…。この8年、知事は学んでいない」。31日、小川側から推薦願の保留を申し入れられた国民民主党県連幹部は嘆いた。(敬称略)

西日本新聞社

6753 チバQ:2019/02/02(土) 18:52:00
 しかも、もとはといえば麻生氏の私怨がもとになったとみられる今回の保守分裂について、党本部がどれだけ本腰を入れてくるかは未知数だ。仮に武内氏が敗れることがあれば、さすがの安倍首相といえども麻生氏をかばいきれず、安倍政権に大きなダメージを与える可能性も出てきた。


>>6751

前後の文章で矛盾してないか!?
安倍政権にダメージになるなら、本腰いれることになりそう

6754チバQ:2019/02/03(日) 20:56:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190202-00000009-ryu-oki
陸自配備、住民投票否決 沖縄・石垣、可否同数で議長裁決
2/2(土) 9:34配信 琉球新報
 沖縄県石垣市平得大俣への陸上自衛隊配備計画の賛否を問う住民投票を巡り、市議会(平良秀之議長)は1日の臨時議会で、住民投票条例案を可否同数の議長裁決で否決した。配備計画への明確な民意が示されることのないまま、配備に向けた動きが進むことになる。住民投票を求める署名数は有権者の約4割に当たる1万4263筆に上っている。

 条例案には野党9人と与党・自民会派1人の計10人が賛成した。与党の公明会派1人は退席した。2人を除く与党市議10人が反対した結果、可否同数となり、公明会派の平良議長が否決とした。

 野党は賛否2択に「どちらでもない」を加えた修正案も提出したが、賛成少数で否決された。

6755チバQ:2019/02/05(火) 11:03:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190205-00010000-nishinpc-pol
分裂自民の知事選新人、北九州でラブコール 市長は困惑「軽々に答え出せない」【福岡コンフィデンシャル】
2/5(火) 7:11配信 西日本新聞
分裂自民の知事選新人、北九州でラブコール 市長は困惑「軽々に答え出せない」【福岡コンフィデンシャル】
北九州市長選で北橋健治氏(前列左から5人目)の当選確実の報を受けて行われた万歳に参加する武内和久氏(前列左端)=1月27日夜、北九州市八幡東区
 北九州市長選で4選を確実にし、万歳する支持者らの歓喜に包まれる現職の北橋健治は、演壇の脇で県知事選(4月7日投開票)に出馬表明している自民党推薦の新人、武内和久が笑顔で手を広げる姿を目の端にとらえた。武内は会場に到着した際、並べられた椅子席の真ん中ほどにいたが、万歳直前に前へ飛び出し、歓喜の列に加わった。「市民党を掲げており、武内だけ来るのはまずい」。北橋陣営が抱く懸念は押しのけられた格好になった。

【グラフ】福岡知事選の投票率の推移

 北九州市は、武内の後ろ盾となっている自民党参院議員の大家敏志の地盤だ。市長選の投開票を6日後に控えた1月21日、自民党衆院議員三原朝彦らが催した北橋の集会に大家は武内を連れて参加。「2人に勝っていただき、タッグを組んで北九州市を素晴らしい街にしてほしい」と武内を前面に出した。

 また、大家と関係が深く、「北九州のドン」と呼ばれる党市議団長片山尹(おさむ)も武内を推している。片山は副総理兼財務相、麻生太郎の北橋市政に対する批判を食い止め、北橋4選の流れをまとめた「恩人」だ。「北橋さんは片山さんの手前、武内さんを応援せざるを得ないだろう」。地元の財界関係者はこうみる。

「『資さんうどん』にも良く行っている」
 ただ、北九州は一枚岩ではない。麻生と距離がある三原は、地元の集会で大家が武内を紹介したことについて、周囲に怒りをぶちまけた。

 北橋は市長選で、市議会与党3会派(自民党、公明党、国民民主党系のハートフル北九州)の推薦に加え、経済界、連合など幅広い支持を得て「市民党」を掲げた。旧民主党の衆院議員からくら替えし、市長選に挑んだ当初から支援を受ける連合福岡は、現職小川洋の推薦を決定。公明党の支持母体、創価学会も小川支援に傾いている。

 北橋自身、小川とはトップ会談を繰り返し、暴力追放運動や北九州空港の活性化、災害対応などで、良好な関係を築いてきたとの思いが強い。北橋側近は「知事は福岡市との関係が良くないので、北九州市のイベントには気持ち良く来ていた」と話す。

 知名度で劣る武内は、北九州市を足掛かりにしようと、年明けから市内各地を頻繁に回っている。「北九州市が全国に先駆けて進める介護ロボットの推進などは、ぜひ一緒にやりたいど真ん中の政策。資(すけ)さんうどんにも良く行っているし、福岡市とは違う味のある街だ」。武内は北橋にラブコールを送る。

 現職市長の動向が知事選に与える影響は少なくない。北橋はどう動くのか-。

 「市長選で支援をいただいた方々の気持ちもある。各界のさまざまな心情を考えると、軽々に答えは出せない」。北橋の口はまだ重い。(敬称略)

西日本新聞社

6756チバQ:2019/02/06(水) 11:53:19
https://news.goo.ne.jp/article/nagasaki/region/nagasaki-20190205103855.html
県議選対馬市区 財部氏が出馬へ
2019/02/05 12:01長崎新聞

 今春の統一地方選で実施される長崎県議選対馬市区(定数1)に、前市長で新人、財部能成氏(61)が4日、無所属で立候補することを明らかにした。
 取材に「8年間の市長のキャリアを生かし、対馬を次世代につなぐ環境整備を図りたい」と語った。
 財部氏は福岡大中退。旧厳原町職員、合併後の同市職員などを経て、2008年から市長を2期務めた。現在はまちづくり団体の代表。同市区ではこれまでに、自民現職で5期目を目指す坂本智徳氏(65)と、元市議で新人の入江有紀氏(76)が出馬の意向を示している。

6757チバQ:2019/02/06(水) 15:41:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190205-00000031-mai-soci
元福岡市議を書類送検 タクシー内で知人女性にわいせつ行為の疑い
2/5(火) 11:50配信 毎日新聞
 タクシー内で知人女性にわいせつ行為をしたとして、福岡県警が田中丈太郎・元福岡市議(46)を強制わいせつ容疑で福岡地検に書類送検していたことが5日、捜査関係者への取材で判明した。送検は1日付。

 捜査関係者によると、送検容疑は昨年11月3日未明、タクシーの後部座席で知人の40代の会社員女性にキスをしたり、自分の下半身を触らせたりしたとしている。女性が先月25日に告訴状を県警に提出、受理されていた。

 田中元市議は昨年12月に市議を辞職後、所属していた国民民主党県連から除籍処分を受けている。【石井尚】

6758チバQ:2019/02/07(木) 11:52:25
https://news.goo.ne.jp/article/nagasaki/region/nagasaki-20190207110459.html
自民党籍ない4人 推薦要求 取り下げ 県議選、長崎市長選巡り
2019/02/07 11:36長崎新聞

 今春の県議選、長崎市長選を巡り、県議会最大会派「自民・県民会議」(20人)に所属する自民党籍のない4人が自身の推薦を求める文書を自民党県連側に出していた動きについて、党県連の中島廣義幹事長=同会派所属=は6日、4人が推薦の求めを1月末に取り下げたことを明らかにした。6日の同会派での会合でも報告した。
 4人側からは、2017年夏に自民党県議団が2会派に分裂した状況を踏まえ「県連から推薦を得るのは難しく、『大人の対応』で取り下げた」などの声が聞かれた。
 4人は、県議選に立候補を予定している小林克敏=大村市区=、中山功=長崎市区=、大久保潔重=諫早市区=の各県議と、長崎市長選に出馬予定の高比良元県議=長崎市区=。
 中島幹事長によると、昨年10月に4人から推薦を求める文書を受け取り、預かって県連内に保管。選挙対策委員会などで議題にしたことはないという。推薦の求めが党支部を介していないことなどから、当初から「推薦は難しい」との見方だった。「(4人側から)『迷惑をかける』という配慮の思いも聞いた。ポスターなどに自民・県民会議所属を示すのは自由だ。しこりはない」と強調した。
 小林県議は「(県連内の勢力が)二つに割れた状況で推薦は有り得ないと考え、かえって話をごたごたするのはやめようと判断した」。高比良県議は同じ会派内の自民議員に対し「気持ちの中では協力できることは協力してくれるということで、ありがたい。市長選の応援に駆けつけてくれれば」と期待を膨らませた。
 同じ会派の吉村洋県議は自民県議団の分派後に「4人に会派に入ってもらい第1会派になれた恩義がある。自分としては『推薦』と同じ気持ち」と親密ぶりを表現。長崎市長選で同じ会派の県議が応援弁士に立ったり、県議選で無投票当選した議員が応援に行ったりする可能性にも言及した。

6759チバQ:2019/02/07(木) 13:21:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190207-00000001-san-l40
福岡県知事選 自民党県議団、武内氏推薦 支援誓約署名も
2/7(木) 7:55配信 産経新聞
福岡県知事選 自民党県議団、武内氏推薦 支援誓約署名も
自民党福岡県議団の原口剣生会長(右)から推薦証を受け取る武内和久氏
 任期満了に伴う福岡県知事選(4月7日投開票)で、県議会最大会派の自民党福岡県議団は6日、元厚生労働官僚の新人、武内和久氏(47)の推薦を決めた。党本部は武内氏推薦を決めているが、一部の国会議員は現職、小川洋知事(69)の支援を公言する。組織引き締めへ、所属県議全員に武内氏支援を誓約するよう署名も求めた。

 県議団の原口剣生会長が同日、県議会を訪れた武内氏に推薦証を手渡した。武内氏は記者団に「百万の援軍を得たような気分だ。県議の皆さんとしっかりタッグを組んで、やっていきたい」と語った。

 党本部は先月末、武内氏の推薦を決定した。

 推薦証の交付後、非公開で開かれた議員総会では、県連会長の蔵内勇夫県議が、経緯を説明した。関係者によると、蔵内氏は「(武内氏の)選考過程に一切の瑕疵(かし)はない。経緯を踏まえ、しっかり武内氏を支えていただきたい」と結束を呼びかけた。

 県私立幼稚園振興協会、県私立幼稚園PTA連合会など4団体もこの日、武内氏に推薦状を交付した。

 新人の武内氏は、小川氏に比べ知名度で劣る。それでも自民党県連幹部は「これから知名度はどんどん上がっていく」と自信をのぞかせた。

 知事選には、元九州大教授の谷口博文氏(64)が立候補の意向を示しているほか、共産党も候補者の選定作業を進めている。

6760チバQ:2019/02/08(金) 13:17:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190208-00000028-san-l40
福岡知事選で自民推薦の新人・武内氏の後援会長に麻生前知事 「後継」自任の小川氏打撃
2/8(金) 7:55配信 産経新聞
 任期満了に伴う福岡県知事選(4月7日投開票)をめぐり、自民党が推薦する元厚生労働官僚の新人、武内和久氏(47)の後援会長に、前福岡県知事の麻生渡氏が就任することが7日、分かった。自民関係者が明らかにした。麻生氏の「後継者」を自任してきた現職の小川洋知事(69)にとって、大きな打撃となる。 (小沢慶太)

 関係者によると、武内氏側が麻生氏に、会長就任を打診した。麻生氏は武内氏と面談した上で、武内氏が語る政策や、民間コンサルティング企業での経験などを評価し、受け入れた。

 麻生氏は、知事を4期16年務め、自動車産業の振興や、農産物の輸出拡大、医療研究の進展などに取り組んだ。平成17年2月から23年4月まで、全国知事会の会長も務めた。

 武内氏擁立を主導した麻生太郎副総理兼財務相らは、政治手腕を高く評価する。武内氏にとって、大きな後ろ盾を得たことになる。自民関係者は「県民の評価も高い前知事が武内氏側に付けば、インパクトも大きい」と話した。

 逆に小川氏には痛手だ。

 小川氏にとって麻生渡氏は、京都大と旧通商産業省の先輩であり、平成23年の知事選では、麻生氏の「後継指名」を受けて初当選した。小川氏は今年1月15日の記者会見で「麻生前知事から引き継いだ路線を広げ、奥に伸ばした」と語っていた。

 ところが麻生氏は今回、武内氏の支援に回った。2期8年の小川県政に落胆し、見切りをつけたともとれる。

 知事選では、元九州大教授の谷口博文氏(64)が立候補の意向を示す。

 共産党も候補擁立を検討している。

6761片言丸:2019/02/09(土) 09:54:44
そういえば、2004年の衆院福岡2区補選(古賀潤一郎辞職による)の民主党の候補者選考の際、平田正源氏と、厚労官僚からどこかに出向している男性が俎上に上がり、平田が有利になったため、官僚が決定前に引っ込んだという経緯がありました。
官僚は、ブログで意欲や選考過程や平田氏についていろいろ書いてました(平田氏のフェアな社会を目指すという言い方を強烈批判など)が、結局報道では本人の名前が出なかったような。
もしかして、今回福岡県知事選に出る武内和久氏なのではないかと思ったのですが、ご存知の方または何かお考えの方おられます?

6762名無しさん:2019/02/11(月) 01:23:17
豊見城市議選22人の当選が決まる 現職13人、前職1人、新人8人
2019年2月11日 00:36
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-873903.html
【豊見城】任期満了に伴う豊見城市議会議員選挙が10日、投開票され、現職13人、前職1人、新人8人の当選が決まった。

 前回より2議席減となった定数22に現職16人、前職1人、新人10人の計27人が立候補していた。

 投票率(期日前投票者数含む)は51・45%で2万4920人が投票した。過去最低の投票率だった前回2015年の市議選の投票率49・42%を2・03ポイント上回った。

 当日有権者数は4万8433人(男性2万3515人、女性2万4918人)。投票者総数は2万4920人で、有効投票数は2万4567票、無効票は353票だった。【琉球新報電子版】



豊見城市議選の開票結果(名前、年齢、所属政党、現職・新人・前職・元職の区別、「現」「前」「元」の次の数字は今回含めた当選回数、得票数)

当選 宜保安孝 41 無・前3 1646票

当選 徳元次人 37 無・現3 1263票

当選 新垣龍治 41 共産・現1 1216票

当選 瀬長宏 63 共産・現9 1114票

当選 大田正樹 48 無・現3 1105票

当選 仲田政美 63 公明・現5 1063票

当選 川満玄治 43 無・現1 1061票

当選 伊敷光寿 30 社民・現1 1041票

当選 宜保龍平 27 無・現1 1040票

当選 要正悟 44 立民・現1 1032票

当選 大城吉徳 56 公明・現7 1024票

当選 新垣繁人 41 無・現2 948票

当選 瀬長恒雄 59 共産・現1 916票

当選 儀間盛昭 62 共産・現11 900票

当選 大田善裕 38 無・現2 897票

当選 外間剛 54 無・現3 894票

当選 波平邦孝 31 無・現1 883票

当選 真栄里保 62 共産・現1 840票

当選 新垣亜矢子 51 無・現3 825票

当選 楚南留美 47 無・現2 763票

当選 比嘉彰 70 無・現2 747票

当選 赤嶺吉信 56 無・現3 712票

次点 与那覇清雄 73 維新・現10 689票

   赤嶺一富 65 無・現3 670票

   比嘉仁一 68 無・現2 563票

   照屋清 66 無・現1 475票

   當山哲 50 無・現1 234票

6763チバQ:2019/02/11(月) 10:55:41
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20190209ddlk41010269000c.html
<選挙>鳥栖市長選 あす告示 草の根か組織力か 駅周辺整備など争点 /佐賀
2019/02/09 00:00毎日新聞

 鳥栖市長選は10日告示される。4選を目指す現職の橋本康志氏(63)と、元市市民環境部次長で新人の槙原聖二氏(54)がいずれも無所属で立候補を表明。昨年、財政的理由から突然撤回されたJR鳥栖駅の橋上駅と自由通路構想を巡り、橋本氏は「一度ストップし、仕切り直す」と主張する。一方の槙原氏は「唐突な判断。県やJRなどともっと協議すべきだった」と反論。駅周辺整備のプロセスや橋本市政の評価などが争点となりそうだ。

 「我らは、市民党!」。橋本氏の後援会が作成したパンフレットに、そんなキャッチフレーズが躍る。政党に頼らない橋本陣営の方針を反映し、後援会事務所に政治家のため書きは見当たらない。

 昨年12月の事務所開きでは、後援会の福山博志会長がこう呼びかけた。「私たちの選挙に組織的支援はありません。皆さんお一人お一人にお願いする草の根の選挙です」

 対する槙原陣営。後援会事務所の外で、「いいね!鳥栖」の旗が風にたなびく。自民党県連の推薦を取り付けただけに、事務所内には自民党総裁の安倍晋三首相をはじめ、国会議員や県議らのため書き、市内の各種業界の推薦状が並ぶ。

 公明党県本部は鳥栖市長選は自主投票にすると決めた。ただ、地元市議たちは「しっかり槙原氏を支援する」と言い切る。

   ×  ×

 市長選の前哨戦は、今年に入って本格化した。橋本氏は、小学校単位にある8地区のまちづくり推進センターや公民館で市政報告会を重ねてきた。

 企業や病院の他、高齢者らのグラウンドゴルフや囲碁教室といった小さな集まりにも立ち寄り、3期12年の実績をアピールする。

 槙原氏は昨年11月に退職、名乗りをあげただけに知名度アップが課題だ。早朝に駅前や交差点に立ち「おはようございます」と車の運転手にあいさつ、通行人には名刺を渡す。自民市議や支援者のつてを頼り、新年会や企業の朝礼、小集会にも顔を出してきた。

   ×  ×

 任期満了に伴う今回の選挙戦の投開票は17日。鳥栖市長選の投票率は、橋本氏が初当選した2007年が62・22%、11年が57・40%、前回の15年が49・80%と低下傾向にある。

 橋本陣営は今回の投票率を「45(%)行かないかナ」と読む。槙原陣営は「50%は超えないと。市民はもっと関心を持つべきだ」。

 市選管には、今週に入って投票所入場券などの問い合わせが増えてきた。投票率の行方は今や関係者の最大の関心事になっている。

   ×  ×

 立候補の届け出は10日午前8時半〜午後5時、市庁舎2階第2会議室で。昨年12月16日現在の有権者数は5万8206人。【満島史朗】

6764片言丸:2019/02/12(火) 09:34:36
>>6761
本件、別の方(諸岡氏)と判明しました。

6765とはずがたり:2019/02/12(火) 09:48:32
ツイッターで情報提供ありました?
それにしても凄い記憶力。当方すっかり忘れてました

6766チバQ:2019/02/14(木) 10:36:09
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20190214k0000m010052000c.html
福岡知事選、谷口氏が出馬断念 自民推薦の武内氏支援へ
2019/02/14 10:22毎日新聞

 4月7日投開票の福岡県知事選で、元九州大教授の谷口博文氏(64)が出馬を断念し、自民党が推薦する元厚生労働官僚で新人の武内和久氏(47)を支援する方針を決めた。14日午後に武内氏とともに記者会見して表明する。

 谷口氏は昨年12月、自民県連による推薦候補の公募に応募し落選したが、その後も出馬の意思を示しており、1月末で九大を退職していた。谷口氏は2011年の同知事選でも自民や民主などに推薦願を出したが選考から漏れ、立候補を断念した。

 知事選には他に小川洋知事(69)が3選を目指して出馬する予定で、共産も近く候補者を発表する。【西嶋正法】

6767チバQ:2019/02/14(木) 10:53:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190214-00010000-nishinpc-soci
福岡知事選で現職支持、自民県議が退会届 「一身上の都合」
2/14(木) 9:30配信 西日本新聞
福岡知事選で現職支持、自民県議が退会届 「一身上の都合」
小川洋知事=昨年11月撮影
 福岡県議会の最大会派、自民党県議団(41人)に所属する岳康宏氏(48)=当選1回=が原口剣生会長宛てに会派の退会届を出したことが13日、分かった。岳氏は4月7日投開票の同県知事選で、自民党が推薦する元厚生労働官僚の新人武内和久氏ではなく、3選を目指す現職小川洋氏の支持を表明している。

【グラフ】福岡知事選の投票率の推移

 県議団関係者によると、岳氏は13日、「一身上の都合」を理由に退会届を提出した。西日本新聞の取材に対し、岳氏は「14日に原口会長と会った後、説明する」と述べた。原口氏は、退会届は受け取っていないとした上で「岳氏の考えを聞いてからでないと何も言えない」と話した。

 岳氏は12日の県議会代表質問で、小川氏を「実行力、決断力が著しく欠けている」などと厳しく批判。同僚議員の中には「党は一致結束して武内氏を応援することになっている。『踏み絵』を踏まされたのだろう」との見方が広がっていた。

西日本新聞社

6768チバQ:2019/02/14(木) 10:54:11
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/unified_local_election_fukuoka/article/483886/
【福岡コンフィデンシャル】「結束」潜む面従腹背 知事選、揺れる自民議員ら 「現職支援」予告次々
2019年02月02日 06時00分
原口剣生県議の集会であいさつを終えて会場を後にする武内和久氏=1日午後6時40分ごろ、福岡県久留米市
原口剣生県議の集会であいさつを終えて会場を後にする武内和久氏=1日午後6時40分ごろ、福岡県久留米市
写真を見る
 「一致結束」。自民党本部が福岡県知事選で新人武内和久を推薦するのと引き換えに、党県連に突きつけたのがこの条件だった。だが、これには前段がある。

 党本部が求めたのは、あくまで「夏の参院選での結束」。知事選は、すでに自民分裂が避けられないほどこじれている。党選対幹部は「知事選に党本部は踏み込まない」と話す。ある県選出国会議員は「二階幹事長は、小川を支援しても処分しないと言っている」と打ち明けた。

 現役は退いたが、なお県政界に影響力を持つ元党幹事長の古賀誠は早速動いた。1月31日、近い議員らに会い、「小川を支えていい。うまくやれ」と指示。武内推薦を主導した副総理兼財務相麻生太郎と対立する衆院議員武田良太は現職知事小川洋の支持を公言し、批判の矛先を県連に向ける。「県連はこれまでもさんざん判断をしくじり、負けてきたじゃないか」。小川を支える元副総裁山崎拓の選挙区を引き継いだ衆院議員、鬼木誠は9日の新春の集いに当初予定通り、小川を招くつもりだ。

 県議らは小川県政を与党として8年間支えてきた経緯がある。さらに自民支援団体の県医師連盟や県農政連などが続々と小川推薦を決定。「決まった以上、武内をやるしかない」との声の一方、「面従腹背」を予告する議員も少なくない。「心情的には小川。表立って応援はできないが、積極的に武内を支援することもしない」「下手に動くと大やけどする。知事選は語らず、自分の選挙だけやる」

   ◇    ◇

 それでも麻生は自信をのぞかせる。武内推薦決定後、周囲に米大統領トランプの言い回しをまねてこう語ったという。「こんな結果は地元じゃ誰も予想できなかっただろう。政治のディール(交渉事)ってのは、こういうことだ」

 党本部の調査で小川に大差をつけられていた武内。県連会長の蔵内勇夫でさえ、党選対委員長の甘利明から武内推薦を告げられた際、「えっ、どちらに(推薦が)出るんですか」と聞き返したほどだ。

 麻生は推薦が取れなければ副総理の職を辞す覚悟まで突きつけている。なぜそこまでこだわったのか-。

 党所属議員は、推薦を受けた候補に対して選挙で支援する義務を負う。「造反」は処分対象だ。県連幹部は「県議は従わなければ党規違反。小川を支援する団体も表立って動けなくなる。うまくいけば引きはがすこともできる」。推薦は武内にとって逆転に望みをつなぐ「金看板」となるのだ。

 1日夜、同県久留米市のホテルであった県議団会長原口剣生の集会の冒頭、推薦候補として紹介された武内は「原口先生とタッグを組んで進んでいく」とアピール。その後、記者団に笑顔でこう語った。「いろんなところで、全く反応が変わってきました」 (敬称略)

=2019/02/02付 西日本新聞朝刊=

6769チバQ:2019/02/17(日) 13:41:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190216-00000027-jij-pol

県民投票、熱気欠く幕開け=オール沖縄総力、自公は音なし〔深層探訪〕


2/16(土) 8:30配信










米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設の是非を問う県民投票が告示され、キャンプ・シュワブ前で新基地建設に抗議する人たち=14日午後、沖縄県名護市

 沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐる県民投票が告示され、10日間の「戦い」が始まった。辺野古移設は過去20年間、知事選など沖縄の選挙で何度となく争点となってきたが、県民に賛否を直接問うのは初めて。移設反対派の統一戦線「オール沖縄」は政府に民意を突き付けようと意気込んでいる。ただ、自民、公明両党は戦略的判断から音なしの構えで、熱気を欠く幕開けとなった。

 ◇「圧倒的民意」
 14日午前、移設工事の車両が出入りする辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前には、オール沖縄を構成する政党や労組のメンバーら数百人が集まった。「県民の強い意思を示すことで工事をストップできる。(投開票される)24日は歴史に残る答えを示す日だ」。移設に反対してきた稲嶺進前名護市長が声を張り上げると、「そうだ」の掛け声や拍手がわき起こった。

 オール沖縄が総力を注ぐのは、移設阻止運動が手詰まり状態にあることの裏返しでもある。県は昨年8月、最後のカードとされた埋め立て承認撤回に踏み切ったが、政府は承認の効力を復活させ、土砂投入を強行した。オール沖縄には、移設反対の民意を示す以外に打つ手がないのが現状だ。

 県民投票には公職選挙法が適用されず、告示前の運動も可能。このため、オール沖縄は早くから県内全域で街宣車を走らせ、ビラ配布を進めてきた。昨年9月の知事選では移設反対派の玉城デニー知事が過去最多の39万票超を獲得。オール沖縄幹部は「圧倒的民意を示す」と鼻息が荒い。

 ◇「終わった話」
 対照的に自民党は静観に徹する。党県連は13日に「自主投票」の方針を決定。党所属県議は14日、動物愛護をテーマに県議会内で勉強会を開くなど、県民投票とは無関係の活動をして過ごした。政府高官は「辺野古移設は終わった話だ。興味はない」と言い切った。

 普天間移設の是非を問うた1997年の名護市民投票の際、政府・自民党は防衛庁(当時)職員まで駆り出してローラー作戦を展開した。今回、同様の対応を取らないのは、県レベルの各種世論調査では移設反対多数の結果が何回も出ており、勝ち目がないと読んでいるためとみられる。

 公明党県本部は党本部とは違って辺野古移設反対の立場だが、県民投票は自民党にならって「自主投票」とした。自公が動かなければ投票率が下がり、県民投票の正当性に疑問符を付けられるとの計算もある。政府関係者は「投票率が5割を切れば県民投票に意味はない」と語った。

 ◇知事がチラシ
 投票率にはオール沖縄も懸念を募らせる。昨年9月の知事選の投票率は63.24%。県幹部は「5割はいくと思う。県民は静かな関心を持っている」と語ったが、オール沖縄の県議の一人は「相撲を取る相手がいなければ客は盛り上がらない。5割は厳しい」と不安を隠さなかった。

 玉城知事は14日夕、投票を呼び掛けるチラシを那覇市内で配った。知事は県民投票条例で「客観的かつ中立的」な活動を義務付けられている。移設反対を訴えることはかなわず、投票率向上に全力を挙げる考えだ。

 県民投票に法的拘束力はないため、政府は結果にかかわらず、移設工事を継続する姿勢を鮮明にしている。

 とはいえ、県民の直接請求に基づく投票は民意そのもの。しかも、問われるのは辺野古移設の是非のみで、選挙に敗れた側の口から出る「争点はさまざま」などの言い逃れは通じない。公明党県議からは「玉城知事が獲得した39万票を反対票が上回れば大変なことになる」と警戒する声も出ている。

6770チバQ:2019/02/17(日) 13:42:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190215-00000015-san-l40

自民党福岡市議団、知事選めぐる「自主投票」を一夜で撤回


2/16(土) 7:55配信





 任期満了に伴う福岡県知事選(4月7日投開票)をめぐり、福岡市議会の自民党福岡市議団が混乱している。保守分裂の様相を背景に、「自主投票」をいったん表明した市議団会長は、一夜明けた15日に「事実誤認があった」と撤回した。福岡市議は知事選と投開票が同じ日程で、選挙を迎える。態度急変には、「市議選で党公認を取り消されるのではないか」との意識が透けてみえる。 (中村雅和)

                   ◇

 「会派内の雰囲気を勝手に早とちりしていた。正式に了解を得て、決定したものではなかった」

 15日午後、市議団会長の南原茂市議は記者団にこう釈明した。

 南原氏は14日、「派内の方針は自主投票と決まった」と述べていた。

 知事選をめぐり、自民党県連と本部は、元厚生労働官僚の新人、武内和久氏(47)の推薦を決めた。これに対し、同党の一部の国会議員らは、現職の小川洋氏(69)を推す。

 福岡市内の自民党では、山崎拓・元党副総裁、太田誠一・元行政改革担当相の影響力が残る。両氏は小川支持を公言する。太田氏の秘書を約15年間務めた市議団の平畑雅博幹事長は「党の決定を尊重しなければいけない立場はあるが、感情的に切り替えできない人もいる」と語った。

 こうした感情が14日の「自主投票」につながった。

 だが、自主投票の方針が報じられたことで、市議団に動揺が走った。

 一部の市議は15日朝、南原氏に派内会議を開くよう要求した。そこで「会派としては現在まで対応を決定していない」などとする文言の公表が決まったという。背景には市議選への焦りがある。

 自民市議団のうち再選を目指す17人は全員、党公認を得た。

 だが、党の決定に反して知事選で小川氏を支援すれば、公認取り消しなど、厳しい処分が予想される。

 一方、自民党市議団から平成29年に離脱した市議3人の会派「自民党新福岡」は15日、武内氏に推薦状を渡した。

 飯盛利康会長は「党本部と県連の推薦を受けた武内さんを、党員として推薦、支援することは当然だ」と述べた。

 新福岡は3人中2人が非公認だ。

 ある県連関係者は「自主投票の市議団と、党推薦候補を応援する新福岡と、どちらが党の候補としてふさわしいか。誰がみても分かるだろう」と話した。

6771チバQ:2019/02/18(月) 20:07:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190217-00000069-asahi-pol
現職市長、わずか10票差で4選果たす 佐賀・鳥栖
2/17(日) 22:53配信 朝日新聞デジタル
現職市長、わずか10票差で4選果たす 佐賀・鳥栖
当選の瞬間、拳を突き上げる橋本康志氏(中)=2019年2月17日午後10時12分、佐賀県鳥栖市鎗田町
 佐賀県鳥栖市長選が17日投開票され、無所属現職の橋本康志氏(63)が、無所属新顔で同市の元市民環境部次長の槙原聖二氏(54)=自民推薦=を10票差で破り、4選を果たした。確定得票は橋本氏が1万2744票、槙原氏が1万2734票だった。投票率は44・58%で過去最低。選挙戦では、橋本氏の3期12年の市政運営や、長年の懸案であるJR鳥栖駅周辺整備計画などが争点となった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190217-03338913-saga-l41
「薄氷」の10票差 現職が自民推薦の新人を退ける 佐賀・鳥栖市長選 
2/17(日) 22:27配信 佐賀新聞
「薄氷」の10票差 現職が自民推薦の新人を退ける 佐賀・鳥栖市長選 
10票差で4選を決め、支持者と万歳三唱する橋本康志さん(中央)。右は妻の恵子さん=17日午後10時20分、鳥栖市鎗田町の事務所
 任期満了に伴う鳥栖市長選は17日に投開票され、無所属で現職の橋本康志氏(63)=本町=が、12744票を獲得、新人で元市市民環境部次長の槙原聖二氏(54)=自民党推薦・萱方町=を10票差で破り、4回目の当選を果たした。投票率は44・58%で、過去最低だった1999年の44・67%を0・09ポイント下回って最低を更新した。

 橋本氏は17日夜、鎗田町の事務所で支持者と抱き合い喜びをかみしめた。僅差での勝利を「これまでの市民への説明、市政の進め方に改善の余地があるということ」と受け止めていた。

 選挙戦は3期12年間の橋本市政や、昨年末の計画発表直後に白紙撤回した鳥栖駅周辺整備事業の評価、今後のまちづくりなどが争点だった。橋本氏は過去3回の選挙戦と同様に、自民が推薦する候補者を破った。任期は3月15日から4年。

 橋本氏は、鳥栖駅周辺整備の事業費が想定の倍に膨らんだため「いったん仕切り直して計画を見直す」と説明して理解を求めた。一方、九州国際重粒子線がん治療センター誘致の実績や国道3号の拡幅着工などを挙げて、「手掛けている事業を着実に進めることが責務」と続投を訴えた。

 知名度が低かった槙原氏は、選挙戦に入って自民などの組織戦で浸透を図った。「市政が停滞し、鳥栖の高いポテンシャルを生かし切れていない」と批判し、トップ交代を主張した。公明党市議らの支援も受けて猛追したが、あと一歩届かなかった。

 当日有権者数は5万7621人(男性2万7412人、女性3万209人)。16日までの期日前投票者数は6835人だった。

【鳥栖市長選 開票結果】
当 橋本康志 12744
 槙原聖二 12734
 ※午後10時10分、選管最終
 ※無効 211票

6772チバQ:2019/02/18(月) 20:08:36
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/338971?utm_source=yahoonews&utm_medium=related&utm_campaign=link&utm_content=related
<鳥栖市長選>自民県連、4連敗に落胆
7:39

 新人の槙原聖二氏(54)が敗れ、自民党佐賀県連が推薦した鳥栖市長選の候補としては4連敗となった。2017年の衆院選で小選挙区の公認候補が敗れて以降、組織を挙げて体制の立て直しを図ってきただけに、県連関係者には落胆が広がった。

 県連は今回、推薦の決定までに一定の手続きを踏んだ。地元支部からの要請に対し、過去の市長選3連敗の原因や、市政の問題点などへの見解を求め、回答を代表役員会の全委員が吟味した。そうして選挙戦略を立てて臨んだが、僅差で落選した。留守茂幸会長は「とにかく有権者の投票行動につなげられなかったことに尽きる」と過去最低を更新した低投票率を嘆いた。

 県議選を含む統一地方選を控える中、影響を懸念する声もある。ある県議は「自民が前に出過ぎた。敗戦の印象は県議選で何の得にもならない」と受け止める。推薦の判断には理解を示しつつも「執行部の求心力低下は避けられないだろう」と述べた。

6773チバQ:2019/02/18(月) 21:04:47
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/338970
<鳥栖市長選>橋本氏、薄氷の信任 逆風の選挙戦、逃げ切る
7:39
4選を果たし、支持者と握手を交わす橋本康志さん(右)=17日午後10時22分、鳥栖市鎗田町の事務所 拡大する
4選を果たし、支持者と握手を交わす橋本康志さん(右)=17日午後10時22分、鳥栖市鎗田町の事務所


 薄氷の勝利だった。17日に投開票された鳥栖市長選で、現職の橋本康志さん(63)が10票差で4度目の当選を果たした。新産業集積エリア整備の用地買収に絡む市の農地法違反や、鳥栖駅周辺整備計画の撤回などが批判を浴び、逆風下の選挙戦だった。後援会がくまなく歩いて支持を広げる「草の根選挙」でかろうじて逃げ切ったものの、橋本さんは「市政運営にまずいところがあったという批判かもしれない」と神妙に受け止めていた。

 選挙戦は新人に追い上げられる展開だった。事務所でケーブルテレビの開票中継を固唾かたずをのんで見守っていると、午後10時すぎ、10票差での当選が報じられた。橋本さんは安あん堵どで涙ぐみながら支持者と抱き合い、万歳をした。「手掛けている事業を着実に進めるのが責務。鳥栖駅周辺整備は政治の原点でもあるので、JR九州や佐賀県に再協議を働き掛けていきたい」と力を込めた。

 農地法違反の問題では、議会などから厳しい批判を浴びた。自らが地権者宅を1軒ずつ回って謝罪し、責任を取って1月から3カ月分の給料を無給とした。鳥栖駅周辺整備の断念は、告示前に校区や町単位で開いた市政報告会で真っ先に理由を説明し、再度、努力する思いを訴えて、市政への信頼をつなぎ止めた。

 それでも、次の4年間も荒波が待ち受ける。新人を擁立した市議会最大会派の自民党鳥和会(10人)とは駅周辺整備の方針を巡って意見の食い違いがある。

 ごみ処理施設予定地から見つかった有害物質の処理も、相当の費用がかかるとみられている。先延ばししていた温水プールの建設も公約に掲げた。夏から新庁舎の建設も始まる中、財政とのバランスをどう維持していくのか、手腕が問われてくる。橋本さんは「支持者の皆さんの指導をいただきながら、しっかりやっていきたい」と口を真一文字に結んだ。

6774チバQ:2019/02/18(月) 21:20:06
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/unified_local_election_fukuoka/article/487243/
親高島派が武内氏推薦 福岡市議会会派 自民市議団は知事選対応未定
2019年02月16日 06時00分

 4月7日投開票の福岡県知事選を巡り、福岡市議会の与党会派・自民党新福岡(3人)が15日、同党推薦で元厚生労働官僚の新人武内和久氏(47)に推薦状を渡した。同会派は高島宗一郎市長(44)に近い市議で構成。武内氏は高島氏からの支援にも期待感を示した。

 自民新福岡は、高島市長と自民党市議団の対立が深まった2年前、「高島市長を支える」として市議団を離脱した3人で結成。飯盛利康会長は推薦理由を「党員として支援するのは当然。世界に福岡県を導くとの強い意思に賛同した」と説明した。推薦決定に関して「高島市長には相談していない」という。

 高島氏は知事選での支援候補に関して「政策で判断する」と述べるにとどめている。武内氏は高島市長について「同世代であり、官民でタッグを組んで市政を進める姿勢に共感できる」と述べ、支援に期待をにじませた。

 一方、市議会最大会派の自民市議団(18人)は「党の判断を尊重する」としているが、3選を目指す現職の小川洋氏(69)を推す声もあり、会派としての対応は決めていない。

=2019/02/16付 西日本新聞朝刊=

6775チバQ:2019/02/18(月) 21:20:32
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/unified_local_election_fukuoka/article/487242/
自民市議団、知事選対応に苦慮 福岡市議会 最大会派、候補者支援巡り
2019年02月16日 06時00分
武内和久氏(左から2人目)に推薦状を手渡す自民党新福岡の福岡市議
武内和久氏(左から2人目)に推薦状を手渡す自民党新福岡の福岡市議
写真を見る
知事選の対応を説明する自民党市議団の南原茂会長(右)と平畑雅博幹事長
知事選の対応を説明する自民党市議団の南原茂会長(右)と平畑雅博幹事長
写真を見る

 県知事選(4月7日投開票)を巡り、福岡市議会でも動きが活発になっている。高島宗一郎市長(44)と親密な市議でつくる自民党新福岡(3人)は15日、同党推薦の新人武内和久氏(47)を推薦。武内氏は高島氏からの支援にも期待を寄せる。一方、最大会派の同党市議団(18人)は、現職の小川洋氏(69)を推す声もあって対応に苦慮している。

 「スタートアップ支援で福岡市には優秀な人材が集まっている。市が生み出す渦を全県に広げる」。市議会内で自民新福岡から推薦状を受け取った武内氏は、高島市政を高く評価した。自民新福岡との関係を高島氏からの支援につなげたい考えで「年齢は下だが、政治家としては大先輩」と持ち上げ、「知事になったら飛び込んで行ってコミュニケーションを打ち立てる」と秋波を送った。

 その高島氏は「政策が大事」と態度を明らかにしていない。15日も「(知事選の報道が)後ろにいるおっさん紹介コーナーばかりでうんざり。県民が聞きたいのは政策論争だ」と公約で判断する考えを強調した。

 自民市議団は対応を決められずにいる。小川氏を支える山崎拓元副総裁と太田誠一元農相は市内が地盤で、両氏に近い市議も少なくない。武内氏の擁立を、自民市議団とあつれきがある高島市長の後見役の麻生太郎副総理が主導したことに反発も根強い。この日取材に応じた平畑雅博幹事長は「8年間支持した小川氏から感情的に簡単に切り替えるのが難しい人もいる」と苦しい胸の内を明かす。

 武内氏から「市議団控室にあいさつに行きたい」と打診された南原茂会長は、武内氏が各市議の事務所を訪問したことを理由に「わざわざ控室まで来なくてもいいです」と断った。それでも武内氏は同日、アポなしで訪問。対応する市議はおらず「反応がなかった」と残念そうに話した。

 知事選と同日にある市議選は激戦が見込まれる。ある自民市議は「支援者には小川氏支持が多い」とこぼす。会派の意見をまとめるのは困難な情勢で、別の自民市議は「知事選より自分の選挙が大事。会派として何か決める必要はなく、ただ静かにしていればいい」と声を潜めた。

=2019/02/16付 西日本新聞朝刊=

6776チバQ:2019/02/18(月) 21:21:16
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/unified_local_election_fukuoka/article/486961/
小川氏支援、県議選も背景 岳氏が自民会派退会届提出 県議団、取り扱いを保留
2019年02月15日 06時00分
自民党県議団に退会届を提出したことを記者会見で表明する岳康宏氏
自民党県議団に退会届を提出したことを記者会見で表明する岳康宏氏
写真を見る

 自民党の岳康宏県議は14日、県知事選(4月7日投開票)で厚生労働官僚の新人武内和久氏を推薦した自民党本部の決定に反し、3選を目指す現職の小川洋氏を支援するため、同党県議団からの離脱の意向を表明した。党県連幹部らの「圧力」を受けたと主張する一方、小川氏支持が大勢を占める自身の後援会の意向に沿う格好を示すことで、同日の県議選を有利に戦いたいとの事情もある。県議団側は圧力を否定しながらも、岳氏の退会届の扱いについては保留。夏に参院選を控え、内紛を露呈させたくない思いが透ける。

 「武内をやれないなら出て行けと言われた」。岳氏は県庁で記者会見し、原口剣生県議団会長に退会届を提出したと報告。県連幹部から党の除名などを迫られたと語り「横暴な話だ」「我慢の限界を超えた」と強い言葉で批判した。

 一方、自身の支援者には小川氏支持が根強いとし、「武内さんの支援を求めながら、僕にも票をというのは難しい」と県議選に配慮した決断であるとも認めた。

 岳氏は小川氏を支える山崎拓元党副総裁の元秘書で、選挙戦で山崎氏の支援は欠かせない。関係者によると、岳氏は12日の県議会代表質問で小川氏を批判したことで山崎氏と距離ができ、不安を募らせていたという。

 岳氏は会見で、質問内容は登壇直前に渡されたと説明したが、複数の自民県議は「数日前には素案を配布し、調整を呼び掛けていた」と話す。

 岳氏の会見を受け、党県議団も14日夕、急きょ会見を開いた。県連の松本国寛幹事長は退会届について「強制していない」と強調。岳氏には、県議選で自民公認を受けながら、知事選で自民推薦候補に対抗する小川氏を支援することについて「両方は無理がある。政治家として自ら決めることだと投げ掛けた」と述べた。

 県連内には、武内氏を積極的に支持しない県議が複数おり、岳氏に甘い対応を取れば「ドミノ」が起こりかねないとの懸念がある。

 執行部は、岳氏の退会届は現段階では受理していない。松本氏は「冷静に考える時間をおく」と語る。党本部は武内氏の推薦に際し、知事選後の「挙党態勢」を条件とした。岳氏の会派離脱を認めることで県議会が混乱し、県連内の分裂が先鋭化することを避けたい思いもにじむ。

 ある自民県議は「こっちは党の原理原則に従って対応しているだけ。『一枚岩ではない』『小川派をいじめている』との批判は避けたい」と漏らした。

=2019/02/15付 西日本新聞朝刊=

6777とはずがたり:2019/02/19(火) 11:45:22
新人が自民推薦だったのか〜。保守二分の激しい戦いにも拘わらず低投票率は地方自治,危機的ではないか

「薄氷」の10票差 現職が自民推薦の新人を退ける 佐賀・鳥栖市長選
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190217-03338913-saga-l41
2/17(日) 22:27配信 佐賀新聞

 任期満了に伴う鳥栖市長選は17日に投開票され、無所属で現職の橋本康志氏(63)=本町=が、12744票を獲得、新人で元市市民環境部次長の槙原聖二氏(54)=自民党推薦・萱方町=を10票差で破り、4回目の当選を果たした。投票率は44・58%で、過去最低だった1999年の44・67%を0・09ポイント下回って最低を更新した。

 橋本氏は17日夜、鎗田町の事務所で支持者と抱き合い喜びをかみしめた。僅差での勝利を「これまでの市民への説明、市政の進め方に改善の余地があるということ」と受け止めていた。

 選挙戦は3期12年間の橋本市政や、昨年末の計画発表直後に白紙撤回した鳥栖駅周辺整備事業の評価、今後のまちづくりなどが争点だった。橋本氏は過去3回の選挙戦と同様に、自民が推薦する候補者を破った。任期は3月15日から4年。

 橋本氏は、鳥栖駅周辺整備の事業費が想定の倍に膨らんだため「いったん仕切り直して計画を見直す」と説明して理解を求めた。一方、九州国際重粒子線がん治療センター誘致の実績や国道3号の拡幅着工などを挙げて、「手掛けている事業を着実に進めることが責務」と続投を訴えた。

 知名度が低かった槙原氏は、選挙戦に入って自民などの組織戦で浸透を図った。「市政が停滞し、鳥栖の高いポテンシャルを生かし切れていない」と批判し、トップ交代を主張した。公明党市議らの支援も受けて猛追したが、あと一歩届かなかった。

 当日有権者数は5万7621人(男性2万7412人、女性3万209人)。16日までの期日前投票者数は6835人だった。

【鳥栖市長選 開票結果】
当 橋本康志 12744
 槙原聖二 12734
 ※午後10時10分、選管最終
 ※無効 211票

6778とはずがたり:2019/02/19(火) 11:46:03
<鳥栖市長選>自民県連、4連敗に落胆
2/18 7:39
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/338971?utm_source=yahoonews&utm_medium=related&utm_campaign=link&utm_content=related

 新人の槙原聖二氏(54)が敗れ、自民党佐賀県連が推薦した鳥栖市長選の候補としては4連敗となった。2017年の衆院選で小選挙区の公認候補が敗れて以降、組織を挙げて体制の立て直しを図ってきただけに、県連関係者には落胆が広がった。

 県連は今回、推薦の決定までに一定の手続きを踏んだ。地元支部からの要請に対し、過去の市長選3連敗の原因や、市政の問題点などへの見解を求め、回答を代表役員会の全委員が吟味した。そうして選挙戦略を立てて臨んだが、僅差で落選した。留守茂幸会長は「とにかく有権者の投票行動につなげられなかったことに尽きる」と過去最低を更新した低投票率を嘆いた。

 県議選を含む統一地方選を控える中、影響を懸念する声もある。ある県議は「自民が前に出過ぎた。敗戦の印象は県議選で何の得にもならない」と受け止める。推薦の判断には理解を示しつつも「執行部の求心力低下は避けられないだろう」と述べた。

6779チバQ:2019/02/19(火) 15:11:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190219-00010008-nishinpc-soci
佐賀市長支えた懐刀の辞任 浮かび上がる市政のゆがみ
2/19(火) 12:11配信 西日本新聞
佐賀市長支えた懐刀の辞任 浮かび上がる市政のゆがみ
秀島敏行市長(左)を長年支えてきた畑瀬信芳副市長(右)。引責辞任を決め、14日の市議会全員協議会で謝罪した
 佐賀市が市議会に説明せずに他事業の予算を流用して旧富士小体育館を改修した問題で、改修を主導した畑瀬信芳副市長が18日、ナンバー2就任から半年余りで職を辞した。4期目の秀島敏行市長を就任直後から支えた懐刀は、なぜ退場に至ったのか。畑瀬氏の独断が「市長の判断」と受け止められかねない秀島市政のゆがみが浮かび上がる。

【画像】旧小学校体育館の改修経緯と問題点

 「惜しい人材を手放さなければならず、残念だ」。畑瀬氏が辞任を表明した1月25日、秀島氏のコメントが波紋を呼んだ。ある市議は「なぜ市政を大混乱させた人間を惜しむのか」と首をひねった。秀島氏には「惜しい人材」と言わざるを得ない事情があった。

 秀島氏は市職員を経て2005年の市長選で旧佐賀市長を破って初当選。ただ政治基盤は盤石でなく「旧市長憎しで擁立されたワンポイントリリーフ」(自民市議)との見方もあった。

 その秀島市政を支えたのが秘書課長の畑瀬氏。「市役所内で目立つ存在ではなかった」(市OB)が、当時の知事とは同級生で、県とのパイプを構築。総務部長や企画調整部長を務め、秀島氏が当選を重ねるとともに発言力を増した。

 「部長でも市長と話せるのは年に数回あるかないか」(市幹部)とされる中、畑瀬氏は部長時代から周囲にこう語っていたという。

 「これは市長の考えだ」

 秀島氏は3期で引退する予定だったが、市長側近の一人は17年秋に「畑瀬と一緒に秀島市長に出馬を促した」。秀島氏が無投票で4選すると、市内部では「事実上の市長は畑瀬氏だ」との声もささやかれた。

 4選から約2週間後の同10月下旬。畑瀬氏は「深い親交がある」というサッカーJ1サガン鳥栖運営会社の竹原稔社長とホテルで昼食をとった。「バスケットボールチームをつくるので練習場を確保したい」と相談を受けたという。

 事態は急ピッチで動く。同12月21日、畑瀬氏は部下に改修を指示し、予算流用も認めた上で同27日に秀島氏に相談。年明けの18年1月5日、秀島氏は起案文書を十分に確認しないまま「畑瀬氏の案件」として改修を即日決裁した。

 同9月の市議会総務委員会で旧体育館の改修が判明。畑瀬氏の長男が改修後の同7月に竹原氏が経営する別の会社に入社し、チーム運営にも携わっていたことも分かった。畑瀬氏は「便宜供与はない」と主張し、秀島氏は「私の責任だ」と畑瀬氏をかばったが、その後も、ずさんな事務手続きが次々に明らかに。厳しい処分を求める自民市議に対し、秀島氏はこうもらしたという。「毎晩寝る前に畑瀬を切ろうと思うが、目を覚ますと切れない」

 秀島氏にとって、市の最大の課題であるJR佐賀駅周辺の再開発計画を担う畑瀬氏を辞めさせるかどうか苦渋の決断を迫られた。

 最終的に畑瀬氏は今年1月、「市長の判断」として退職届を提出。ただ退職する2月18日までに再開発の「めどをつける」とも述べた。

 退職が4日後に迫った同14日には、市が駅近くの駐車場の再開発に乗り出す計画を公表。約2千万円の赤字を税金で補う案に対し、さっそく市議会で異論が噴出した。

 これで駅再開発のめどがついたのか-。まだ気ぜわしい就業開始の午前8時半、畑瀬氏は市長室で秀島氏から「職を解く」との辞令を受け取ったという。

西日本新聞社

6780チバQ:2019/02/19(火) 15:16:16
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/saga/article/487904/
旧富士小体育館改修巡り畑瀬副市長辞任 懐刀の独断「市長判断」に [佐賀県]
2019年02月19日 06時00分
秀島敏行市長(左)を長年支えてきた畑瀬信芳副市長(右)。引責辞任を決め、14日の市議会全員協議会で謝罪した
秀島敏行市長(左)を長年支えてきた畑瀬信芳副市長(右)。引責辞任を決め、14日の市議会全員協議会で謝罪した
写真を見る

写真を見る
 佐賀市が市議会に説明せずに他事業の予算を流用して旧富士小体育館を改修した問題で、改修を主導した畑瀬信芳副市長が18日、ナンバー2就任から半年余りで職を辞した。4期目の秀島敏行市長を就任直後から支えた懐刀は、なぜ退場に至ったのか。畑瀬氏の独断が「市長の判断」と受け止められかねない秀島市政のゆがみが浮かび上がる。

 「惜しい人材を手放さなければならず、残念だ」。畑瀬氏が辞任を表明した1月25日、秀島氏のコメントが波紋を呼んだ。ある市議は「なぜ市政を大混乱させた人間を惜しむのか」と首をひねった。秀島氏には「惜しい人材」と言わざるを得ない事情があった。

 秀島氏は市職員を経て2005年の市長選で旧佐賀市長を破って初当選。ただ政治基盤は盤石でなく「旧市長憎しで擁立されたワンポイントリリーフ」(自民市議)との見方もあった。

 その秀島市政を支えたのが秘書課長の畑瀬氏。「市役所内で目立つ存在ではなかった」(市OB)が、当時の知事とは同級生で、県とのパイプを構築。総務部長や企画調整部長を務め、秀島氏が当選を重ねるとともに発言力を増した。

 「部長でも市長と話せるのは年に数回あるかないか」(市幹部)とされる中、畑瀬氏は部長時代から周囲にこう語っていたという。

 「これは市長の考えだ」

 秀島氏は3期で引退する予定だったが、市長側近の一人は17年秋に「畑瀬と一緒に秀島市長に出馬を促した」。秀島氏が無投票で4選すると、市内部では「事実上の市長は畑瀬氏だ」との声もささやかれた。

 4選から約2週間後の同10月下旬。畑瀬氏は「深い親交がある」というサッカーJ1サガン鳥栖運営会社の竹原稔社長とホテルで昼食をとった。「バスケットボールチームをつくるので練習場を確保したい」と相談を受けたという。

 事態は急ピッチで動く。同12月21日、畑瀬氏は部下に改修を指示し、予算流用も認めた上で同27日に秀島氏に相談。年明けの18年1月5日、秀島氏は起案文書を十分に確認しないまま「畑瀬氏の案件」として改修を即日決裁した。

 同9月の市議会総務委員会で旧体育館の改修が判明。畑瀬氏の長男が改修後の同7月に竹原氏が経営する別の会社に入社し、チーム運営にも携わっていたことも分かった。畑瀬氏は「便宜供与はない」と主張し、秀島氏は「私の責任だ」と畑瀬氏をかばったが、その後も、ずさんな事務手続きが次々に明らかに。厳しい処分を求める自民市議に対し、秀島氏はこうもらしたという。「毎晩寝る前に畑瀬を切ろうと思うが、目を覚ますと切れない」

 秀島氏にとって、市の最大の課題であるJR佐賀駅周辺の再開発計画を担う畑瀬氏を辞めさせるかどうか苦渋の決断を迫られた。

 最終的に畑瀬氏は今年1月、「市長の判断」として退職届を提出。ただ退職する2月18日までに再開発の「めどをつける」とも述べた。

 退職が4日後に迫った同14日には、市が駅近くの駐車場の再開発に乗り出す計画を公表。約2千万円の赤字を税金で補う案に対し、さっそく市議会で異論が噴出した。

 これで駅再開発のめどがついたのか-。まだ気ぜわしい就業開始の午前8時半、畑瀬氏は市長室で秀島氏から「職を解く」との辞令を受け取ったという。

=2019/02/19付 西日本新聞朝刊=

6781チバQ:2019/02/20(水) 10:09:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190219-00000071-san-l40
福岡県知事選 県農政連、小川氏に推薦証
2/20(水) 7:55配信 産経新聞
 福岡県知事選をめぐり、県農政連は19日、3選を目指す現職の小川洋知事(69)に推薦証を交付した。農政連は自民党の有力な支援団体だが、自民推薦の元厚生労働官僚で新人、武内和久氏(47)ではなく、現職支持に回る。

 農政連の八尋義文委員長から推薦証を受け取った小川氏は「大変心強く、身の引き締まる思いだ。福岡県の大事な農業をしっかり守っていく」と語った。

 八尋氏は記者団に「実績と県農業への思いを評価した」と述べた。

 自民党内で武内氏推薦を主導した麻生太郎副総理兼財務相(福岡8区)の地元支部では、武内氏を支援する動きもある。八尋氏は、こうした支部の対応について「今回の選挙では仕方ない。ある程度は目をつぶる」と語った。

6782チバQ:2019/02/21(木) 13:04:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190220-00000097-mai-pol
保守分裂の激しい戦いか 福岡県知事選告示まで1カ月
2/20(水) 21:59配信 毎日新聞
保守分裂の激しい戦いか 福岡県知事選告示まで1カ月
福岡県知事選を巡る構図
 春の統一地方選の幕開けとなる10道県知事選(3月21日告示、4月7日投開票)の告示まで1カ月。九州では大分、福岡の2県知事選が実施されるが、福岡では保守分裂の激しい選挙戦が予想され、既に3選を目指す現職の小川洋知事(69)と元厚生労働官僚で新人の武内和久氏(47)=自民推薦=が、支援団体の獲得を巡って前哨戦を繰り広げている。

 「小川知事以外に選択肢はないと思っている」。福岡市で1月26日にあった小川氏の後援会の会合でJA福岡中央会の倉重博文会長は語気を強めた。壇上には九州電力の松尾新吾特別顧問ら地元経済界の重鎮の他、県医師会や県町村会、連合福岡など主要団体のトップが顔をそろえ、小川氏支援を誓い合った。

 小川氏は2011、15年の知事選では自民の支援を受けたが、今回は関係が悪化した麻生太郎副総理兼財務相が推す武内氏に推薦が決まった。それでも小川氏は県医師連盟や県農政連など自民系有力団体の支援を受けて選挙戦に備える。武内氏は「巻き返す時間はある」と支援団体の引き剥がしにかかっており、小川氏陣営には足並みの乱れも出始めた。

 既に小川氏に推薦を出している福岡県町村会では、副会長の波多野茂丸・芦屋町長が「遠賀郡4町の町長は同意できない」と明言。小川氏が知事になる際の「生みの親」とされる麻生渡前知事が武内氏の後援会長に就いた他、県薬剤師連盟など各種団体が相次いで武内氏推薦を決めた。

 こうした動きを横目に小川氏の支持者は息を潜める。ある企業幹部は「政権政党の推薦候補にまともに反対できない」と旗幟(きし)鮮明にできないジレンマを打ち明ける。別の団体関係者も「公に現職支持は言いづらい雰囲気になってきた」と話す。

 しかし、今回の武内氏擁立を巡っては「(副総理の)麻生氏が私怨(しえん)で横車を押している」との批判も根強く、自民党が今月中旬に実施した世論調査では小川氏が武内氏を先月の調査よりさらに大きくリードする結果が出て自民関係者に衝撃が広がった。

 一方、態度を保留する創価学会の関係者は「政治家が個人的な感情で動いており、県民不在の政争だ。自主投票になる可能性もある」と突き放した。【西嶋正法、志村一也】

 ◇自民県連内が分裂 板挟みで対応苦慮の議員も

 福岡県知事選を巡っては自民県連内が分裂し、一枚岩とはとても言えない状況だ。

 自民が推薦する武内氏を支援するのは擁立を主導した麻生副総理兼財務相。麻生派議員が周囲を固め、小川氏を支援する議員に処分をちらつかせながら党の方針に従うよう圧力をかける。

 小川氏支持を明言するのは推薦決定のプロセスを痛烈に批判する武田良太衆院議員ら二階派の議員。山崎拓・元副総裁や古賀誠・元幹事長ら大物自民OBも後押ししている。

 一方、板挟みで対応に苦慮している議員も。山崎氏の地盤を受け継ぐ鬼木誠衆院議員は「山崎先生の恩義も考慮し、武内さんにも配慮して慎重に判断したい」と苦しい胸の内を明かした。古賀氏が名誉会長の宏池会(岸田派)に属する山本幸三衆院議員は9日の支援者会合で、握手を求めて近寄った武内氏を避けるように会場入りする場面もあった。

 自民県議団も会派として武内氏の推薦を決めたが、山崎氏の元秘書で小川氏を支持する県議が退会届を出すなど亀裂が浮き彫りになっている。【西嶋正法、下原知広】

 ◇両陣営の主な支援団体

【小川氏】    【武内氏】

県医師連盟    県薬剤師連盟

県歯科医師連盟  県看護連盟

県農政連     県私立幼稚園振興協会

連合福岡     九州北部税理士政治連盟

県町村会     こども・保育政治連盟県支部

6783チバQ:2019/02/22(金) 21:46:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190222-00010014-nishinpc-soci
福岡知事選で現職支持、2県議が自民会派離脱 県議選の公認取り消し
2/22(金) 12:22配信 西日本新聞
福岡知事選で現職支持、2県議が自民会派離脱 県議選の公認取り消し
自民党県議団に退会届を提出後、記者会見する武藤英治県議
 自民党分裂の構図となっている知事選(4月7日投開票)を巡り、同党県議団の武藤英治氏=福岡市城南区選出、当選9回=が21日、元厚生労働官僚の新人武内和久氏を推薦した党本部決定に反し、3選を目指す現職の小川洋氏を支持する意向を表明、県議団に退会届を提出した。県議団は、既に同様の理由で提出されていた岳康宏氏=同市中央区選出、当選1回=の退会届とともに同日受理し、議長に届け出た。これを受け、自民県連は県議選での2人の党公認を取り消した。

【グラフ】福岡知事選の投票率の推移

 県議会2月定例会の最終日のこの日、武藤氏は県議団の議員総会で、小川氏支持を宣言。本会議閉会後に県議団の原口剣生会長に退会届を提出した。

 武藤氏は記者会見で、知事選推薦候補の選考を巡る県連の手法に不満を表明。「初めから小川なし、という雰囲気作りを苦々しく思っていた」と語った。これに対し、原口氏は「党本部が決めた何の瑕疵(かし)もない推薦だ」と反論し、県議団として武内氏を支援していく考えをあらためて示した。

 県議団が武藤、岳両氏の会派離脱を井上順吾議長に届け出た後、県連は役員会で、知事選と同日に行われる県議選での2人の党公認を取り消した。この決定について、県連は蔵内勇夫会長、松本国寛幹事長の連名で「両氏の言動は党の規律を乱す、党議に背く行為で、挙党態勢を築くためには看過する訳には参りません」との文書を公表した。

 知事選を巡り深まる党内の亀裂に、ある自民県議は「自分たちの選挙にも悪影響を及ぼしかねない」と懸念。別の県議は「これは分裂ではなく造反だ。出たいやつは出ていけばいい。すっきりする」と話した。

 一方、県連は、岳氏の公認取り消しで党候補が不在となった県議選の福岡市中央区に、元国会議員秘書の笠和彦氏(44)を擁立する方針を確認し、党本部に公認申請することを決めた。

西日本新聞社

6784チバQ:2019/02/24(日) 22:17:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190224-00388882-okinawat-oki
辺野古「反対」が過半数確実の情勢 沖縄県民投票 3社合同出口調査
2/24(日) 20:00配信 沖縄タイムス
辺野古「反対」が過半数確実の情勢 沖縄県民投票 3社合同出口調査
名護市辺野古沿岸部への土砂投入から1カ月を前に護岸(区域(2)-1)で囲まれた半分近くが埋め立てられた=1月13日午前、名護市(小型無人機で撮影)
 沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に必要な埋め立ての賛否を問う県民投票が24日、実施された。沖縄タイムスと共同通信、琉球新報による出口調査の結果、埋め立てに「反対」の票が、投票総数の過半数を占めることが確実となった。

「売国奴の息子」家族にまで攻撃 それでもSNSで発信する理由

 菅義偉官房長官は14日の記者会見で、投票結果に関わらず工事を進める方針を示しており、投票結果や安倍政権の対応次第で、県民の反発がさらに高まることは必至だ。

 県民が新基地建設のみに絞って直接民意を示す初の投票。県内では知事選などの主要選挙でも新基地反対を掲げた候補が勝利を重ねており、直接の投票によっても反対の民意が示されることになる。

 県民投票に法的拘束力はないが、県民投票条例では「賛成」「反対」「どちらでもない」の3択のうち、いずれか多い方が投票資格者総数の4分の1に達したときは、知事はその結果を尊重しなければならず、首相や米大統領に通知すると定められている。

 都道府県単位での住民投票は、1996年9月に沖縄県が実施した、日米地位協定の見直しと米軍基地の整理縮小の賛否を問う県民投票以来、全国2例目。

6785チバQ:2019/02/24(日) 22:18:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190224-00000054-mai-pol
「沖縄の民意」黙殺の歴史 4度の投票結果、ほごに
2/24(日) 21:14配信 毎日新聞
「沖縄の民意」黙殺の歴史 4度の投票結果、ほごに
米軍基地を巡る沖縄の住民投票や選挙の結果
 在日米軍専用施設の約7割が集中する過重な基地負担を背負い続ける沖縄は、これまでも住民投票や選挙で繰り返し「民意」を政府に突きつけてきた。

 全国で初めて実施された1996年9月の県民投票では、米軍基地の整理・縮小と日米地位協定の見直しの賛否が問われた。日米両政府は96年4月に米軍普天間飛行場の返還に合意したが、県内移設が条件とされ、県民投票には基地問題に対する県民の意思を示す狙いがあった。結果は賛成が89・09%を占めたが、県民が望んだような基地の整理・縮小は今も進んでいない。

 翌97年12月には代替施設の海上ヘリポートの建設予定地とされた名護市で市民投票が実施された。反対票が52.86%となったが、当時の市長が投開票3日後に建設受け入れを表明して辞任。移設計画はその後、紆余(うよ)曲折の末、沖縄県の合意を得ないまま、名護市辺野古沿岸部を埋め立てる現行計画に変貌した。

 選挙で辺野古移設を巡る主張が真っ向からぶつかり、初めて明確な争点となったのは2014年11月の知事選だ。現職だった仲井真弘多(なかいまひろかず)氏は自身の「県外移設」の公約を覆す形で13年12月に埋め立てを承認。知事選でも移設推進を掲げたが、「公約違反」との批判は強く、移設反対を掲げた翁長雄志(おなが・たけし)氏に約10万票の大差で敗れた。

 以降、政権側は沖縄の選挙で「辺野古」に触れずに争点化を避ける戦術を徹底。翁長氏の急逝に伴う昨年9月の知事選でも、安倍政権が推した前宜野湾市長の佐喜真淳(さきま・あつし)氏は移設問題に触れずに振興策の拡充を訴えたが、翁長氏の後継として移設反対を掲げた現知事の玉城デニー氏に約8万票差で敗れた。だが、政府は「辺野古移設が唯一の解決策」との姿勢を変えることなく、昨年12月に辺野古の海に土砂を投入して埋め立てを本格化させた。

 日米両政府による普天間飛行場の返還合意から23年。沖縄の基地問題の歴史は「民意」がほごにされ続けてきた歴史でもある。【比嘉洋】

6786チバQ:2019/02/25(月) 18:52:44
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/local_election/article/489477/
【大分】国東市長に三河氏3選
2019年02月25日 06時00分
3選を果たし、万歳する三河明史氏(中央)
3選を果たし、万歳する三河明史氏(中央)
写真を見る
 任期満了に伴う大分県国東市長選が24日投開票され、現職の三河明史氏(70)=無所属=が、新人で元客室乗務員の酒匂法子氏(50)=同=を破り、3選を果たした。農水産業の振興や雇用の創出など2期8年の実績を強調し、幅広く支持を集めた。

 投票率は62・27%。当日有権者数は2万4514人(市選管調べ)。

■国東市長選 (開票終了)

当 三河明史 無現    11,166

  酒匂法子 無新     3,977

=2019/02/25付 西日本新聞朝刊=

6787チバQ:2019/03/01(金) 16:39:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190301-00000037-mai-soci
福岡の都市型ロープウエー、調査費削除 自民市議団が提案方針 可決の公算大
3/1(金) 12:48配信 毎日新聞
 福岡市の博多港とJR博多駅の約2キロを結ぶ都市型ロープウエーの導入を巡り、市議会(60人)最大会派の自民市議団(18人)は、市が新年度一般会計予算案に盛り込んだ利用者予測などの調査検討費5000万円を削除する修正案を提案する方針を固めた。他会派や無所属議員の一部も賛同することが見込まれ、修正案は可決される公算が大きい。

 自民市議団のある議員は「市民の理解は得られておらず、ロープウエー導入を前提とした検討費用は認められない」と語った。

 都市型ロープウエー構想は、高島宗一郎市長が、周辺の渋滞解消などのため昨年11月の市長選で公約に盛り込むなどした。今年1月には市が設置した有識者らの研究会が整備コストなどの面から他の交通手段より「ロープウエーが望ましい」との結論をまとめた。

 市議団は予算案に調査検討費が盛り込まれた直後から反発していた。提出される修正案には野党会派の福岡市民クラブ(8人)や共産市議団(7人)などが最終的に賛同するとみられ、議長を除いた過半数(30人)に達する見通し。

 修正案が可決された場合、高島市長は地方自治法に基づき、再議(審議やり直し)を求めることができ、修正案を再可決するには出席議員の3分の2以上の賛成が必要となる。【蓬田正志】

6788とはずがたり:2019/03/03(日) 19:14:54


自民沖縄県連・照屋守之会長が辞任届を提出
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/378763
2019年1月29日 17:23
 自民党沖縄県連の照屋守之会長は29日、名護市辺野古の新基地建設の賛否を問う県民投票条例改正案を、自民党会派で全会一致で可決できなかった責任をとり、会長の辞任届を島袋大幹事長に提出したことを明らかにした。県議会臨時会では自民会派の5人が反対した。改正案は賛成多数で可決された。

照屋氏一転 続投へ 自民県連会長辞任撤回 「辞めれば無用な混乱」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E7%85%A7%E5%B1%8B%E6%B0%8F%E4%B8%80%E8%BB%A2-%E7%B6%9A%E6%8A%95%E3%81%B8-%E8%87%AA%E6%B0%91%E7%9C%8C%E9%80%A3%E4%BC%9A%E9%95%B7%E8%BE%9E%E4%BB%BB%E6%92%A4%E5%9B%9E-%E3%80%8C%E8%BE%9E%E3%82%81%E3%82%8C%E3%81%B0%E7%84%A1%E7%94%A8%E3%81%AA%E6%B7%B7%E4%B9%B1%E3%80%8D/ar-BBT8SmV
琉球新報社 2019/02/04 11:06

 自民党沖縄県連の照屋守之会長は3日、県連に提出した辞任届を撤回する意向を示した。4日に県連に文書で撤回願を提出する予定。照屋氏の辞任届を巡っては、2日の県連役員会で受理することを確認し、3日の常任総務会で正式に決定する見込みだったが、照屋氏の意向をくみ、会長続投が了承される見通し。

 照屋氏は本紙に対して、名護市辺野古の新基地建設に伴う埋め立ての賛否を問う県民投票の全県実施が決まった中、「会長職を辞したら無用な混乱を引き起こす。5市の市長からも辞任する必要性はないと言われた。むしろ今辞めれば県民投票を否定することにつながる」と述べた。

 照屋氏は、1月29日の県議会臨時議会で賛否2択から3択に改正する県民投票条例改正案に自民党県議5人が反対し全会一致とならなかったことを受け、自身に責任があるとして辞任する意向を表明していた。

 県民投票に不参加を表明していた5市を相次いで訪ね、全会一致とならなかった経緯を説明し、投票に参加するよう求めていた。

6789チバQ:2019/03/03(日) 22:55:21
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20190302k0000m010283000c.html
2区鬼木氏は現職・小川氏支持 福岡知事選 自民内部の「代理戦争」色濃く
2019/03/02 21:45毎日新聞

 福岡県知事選(4月7日投開票)で3選を目指す現職の小川洋知事(69)に対し、自民党の鬼木誠衆院議員(福岡2区)が2日、支持を表明した。鬼木氏は小川氏を支持する山崎拓・元自民党副総裁の後継に当たる。一方、麻生太郎副総理兼財務相は元厚生労働官僚で新人の武内和久氏(47)=自民党推薦=を支援しており、元自民党幹部らと麻生氏の代理戦争の色合いが濃くなっている。

 鬼木氏は福岡市であった小川氏の支援組織設立大会で支持を明言し、報道陣に「山崎氏と自民県連の板挟みに苦しんだが小川氏の堅実な県政運営に県民の支持が集まっている」と語った。大会には山崎氏や太田誠一・元農相らも参加した。

 自民党の県選出国会議員13人のうち、同党推薦の武内氏支持を明確にしているのは麻生氏と、麻生派の大家敏志参院議員、井上貴博衆院議員。武田良太氏ら二階派の衆院議員3人は小川氏支持で、これに鬼木氏(石原派)が加わった。さらに大会には態度を明確にしていなかった古賀篤衆院議員(岸田派)の秘書も顔を見せており、今後勢力争いが激しくなりそうだ。

 知事選には共産党県委員会副委員長で新人の篠田清氏(70)=共産党推薦=も出馬する予定。【西嶋正法】

6790チバQ:2019/03/04(月) 14:43:11
https://news.goo.ne.jp/article/nagasaki/region/nagasaki-20190304093755.html
4年で登壇ゼロも ベテランが譲る慣例 “地盤沈下”招く恐れ
2019/03/04 09:37長崎新聞

4年で登壇ゼロも ベテランが譲る慣例 “地盤沈下”招く恐れ

長崎新聞

(長崎新聞)

 今春の県議選(3月29日告示、4月7日投開票)を前に、長崎新聞社が現職県議の今任期中の県議会定例会(年4回)での一般質問登壇数を取材したところ、最多が8回に上る一方、この4年間、一度も質問していない議員もいたことが分かった。一部会派の「ベテランは新人に機会を譲る」との慣例が影響しているとみられる。有識者からは、低い投票率や議員のなり手不足など、地方議会の“地盤沈下”を防ぐには「一般質問を活性化させるべきだ」との指摘も上がる。
 一般質問登壇者数について、県議会は通年議会を廃止した2014年度以降、年間「60人以内」から「48人」へと減らした。この48人分を所属議員数に応じて各会派に配分し、いつ誰が質問するかを会派内で決める。
 今任期中の辞職者を除く全45人(補選当選者も含む)について調べたところ、この4年間での登壇数は平均4・1回。8回と7回が各1人いた一方、1回とゼロも1人ずついた。保守系2会派では県議歴が浅い新人の登壇数が多く、ベテランが少ない傾向にある。
 この4年間で1回だった県議は、「保守系会派ではベテランが(当選回数が)1、2回の若手に譲る慣例がある。私も新人の時は年に何度もした」と説明。新人に機会を与えることで「しっかり勉強して育ってもらう。新聞やテレビで取り上げられれば知名度も上がる。若手にチャンスを与えた方がいい」と強調する。
 質問がゼロだった別の県議によると、「一般質問にはパフォーマンスの要素もある」。行政が既に計画する事業を把握した上で議場で取り上げ「質問して実現させた」と自らの手柄にする同僚議員の姿も見てきた。この県議は一般質問だけが議員の仕事ではないとして、「要望は担当部局や県幹部に伝えて粘り強く実現してきた」と胸を張る。
 こうした主張に、ある野党県議は冷ややかだ。「裏取引で実現させればいいというのは与党のおごり。一般質問を軽視する考えだから、質問の原稿を職員に書かせる議員すら出てくる。一般質問は知事と議論ができるし議事録にも残る。そこで質問しないのは議員の仕事をしていないのと同じ。ベテランなら手本を示すべきだ」と切り捨てる。また議会内からは、「通年議会のように全体の登壇回数を増やせばいい」との声も上がる。
 地方自治に詳しい龍谷大の土山希美枝教授(公共政策論)は「(予算などの)政策資源を配分すれば誰かが得をして誰かが損をする。だからこそ『予算を付けるべきだ』と議員が主張するなら、『見える場』で訴えて議論すべきだ。一般質問をしなければ『県政への問題提起や政策提案をする意欲がない』と思われても仕方がない」と指摘。「一般質問は『わが町』の争点や議員を知ってもらうためのショールームになる。活性化させないと議会全体が地盤沈下する」と警鐘を鳴らす。

6791チバQ:2019/03/04(月) 14:45:42
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/fukuoka_prefecture_election/article/491197/
自民前面の「県民党」-小川氏 「麻生色」払拭を模索-武内氏 知事選、対照的な動き 【福岡コンフィデンシャル】
2019年03月03日 06時00分
支援組織の設立大会で、大勢の支援者とともに気勢を上げる小川洋知事(前列左から3人目)=2日、福岡市中央区
支援組織の設立大会で、大勢の支援者とともに気勢を上げる小川洋知事(前列左から3人目)=2日、福岡市中央区
写真を見る
1人で街頭に立ち、演説する武内和久氏=2月22日、福岡市中央区
1人で街頭に立ち、演説する武内和久氏=2月22日、福岡市中央区
写真を見る
 「『組織対県民』の選挙になる」

 2日午後、福岡市中央区で開かれた福岡県知事小川洋を支持する「福岡県民の会」の設立大会。会長を務める県医師連盟委員長の松田峻一良は約2500人の参加者を前に「県民党」による支援を強調した。

 過去2回、支援を受けてきた自民党の推薦に漏れて以降、主要政党に出していた推薦願をすべて取り下げた小川。周囲には「首長選挙を政党が仕切る時代じゃない」と強気に語り、幅広い支援をアピールする。

 だが、元自民副総裁山崎拓の全面バックアップを受ける陣営がよりどころにするのは、やはり政党だ。

 会の中盤、4人の自民国会議員が壇上に並んだ。副総理兼財務相の麻生太郎と対立し、当初から小川支持を明言していた武田良太ら二階派の3人と、山崎から地盤を引き継いだ鬼木誠だ。党本部決定の重圧に旗幟(きし)を鮮明にしてこなかった鬼木だが、山崎から「次の衆院選ではもう支援しない」と決断を迫られ、連絡も絶たれていた。

 県民の会は超党派組織をうたうが、中心になるのは従来の自民支持組織。事実上の「自民アピール」に力を入れる。「まだ第2、第3も仕掛けている」。小川陣営関係者は、態度を表明していない自民国会議員の取り込みに自信をのぞかせる。

 陣営は「自公連携」にも余念がない。大会には公明党の支持母体、創価学会幹部も参加。元公明参院議員の弘友和夫は「勝利に向かって公明党も頑張ります」と壇上からエールを送った。

   ◇    ◇

 一方、自民推薦の新人で元厚生労働官僚の武内和久は、ひとり街頭でマイクを握る姿が目立つ。「少子高齢化、人口減少というピンチをチャンスに変えていきたい」。先月22日、福岡市中央区清川の交差点。武内の初の街頭演説には、一緒に並ぶ議員らの姿はなかった。

 昨年末に候補予定者に決まって2カ月余り。金看板の自民推薦を得て、8年前に小川を後継指名した前知事麻生渡を後援会長に迎えるなど態勢を整えてきたが、党の世論調査では支持が伸び悩む。陣営は、麻生太郎による推薦決定手続きが強引と受け止められていることなどが背景にあると見ており、「背後にいる人間が前に出ない方がいい」と戦略練り直しを検討。「麻生色」の払拭(ふっしょく)を模索する。

 2人の麻生も「イメージチェンジ」に必死だ。麻生太郎は2日にJR遠賀川駅近くであった県議の事務所開きで、小川との関係悪化が決定的となったのは2016年衆院福岡6区補選での出来事ではないと指摘。「こんな話はどうでもいいんだ」と強調した。

 麻生渡も予定していた街頭演説を行っていない。先月末には、自身の知事時代の後援者らに手紙を送付。2期にわたる小川県政を「失われた8年」と表現し、追記として「この選挙は麻生太郎先生の怨念と云う向きが一時ありました。これは明らかに正しくありません」と書き込んだ。

 1日に選挙公約となる政策を発表した武内陣営は、政策論争に活路を見いだそうとしている。小川陣営に公開討論会を持ちかけるなどして、候補者同士の戦いに持ち込みたい考えだ。

 大御所たちの覇権争いの側面が目立つ知事選。武内は「知事選は代理戦争ではない」と強調する一方、周囲に「自分はもう(自民色が)十分出ているから」とこぼしている。 (敬称略)

=2019/03/03付 西日本新聞朝刊=

6792チバQ:2019/03/04(月) 14:49:27
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/fukuoka_prefecture_election/article/491197/
自民前面の「県民党」-小川氏 「麻生色」払拭を模索-武内氏 知事選、対照的な動き 【福岡コンフィデンシャル】
2019年03月03日 06時00分
支援組織の設立大会で、大勢の支援者とともに気勢を上げる小川洋知事(前列左から3人目)=2日、福岡市中央区
支援組織の設立大会で、大勢の支援者とともに気勢を上げる小川洋知事(前列左から3人目)=2日、福岡市中央区
写真を見る
1人で街頭に立ち、演説する武内和久氏=2月22日、福岡市中央区
1人で街頭に立ち、演説する武内和久氏=2月22日、福岡市中央区
写真を見る
 「『組織対県民』の選挙になる」

 2日午後、福岡市中央区で開かれた福岡県知事小川洋を支持する「福岡県民の会」の設立大会。会長を務める県医師連盟委員長の松田峻一良は約2500人の参加者を前に「県民党」による支援を強調した。

 過去2回、支援を受けてきた自民党の推薦に漏れて以降、主要政党に出していた推薦願をすべて取り下げた小川。周囲には「首長選挙を政党が仕切る時代じゃない」と強気に語り、幅広い支援をアピールする。

 だが、元自民副総裁山崎拓の全面バックアップを受ける陣営がよりどころにするのは、やはり政党だ。

 会の中盤、4人の自民国会議員が壇上に並んだ。副総理兼財務相の麻生太郎と対立し、当初から小川支持を明言していた武田良太ら二階派の3人と、山崎から地盤を引き継いだ鬼木誠だ。党本部決定の重圧に旗幟(きし)を鮮明にしてこなかった鬼木だが、山崎から「次の衆院選ではもう支援しない」と決断を迫られ、連絡も絶たれていた。

 県民の会は超党派組織をうたうが、中心になるのは従来の自民支持組織。事実上の「自民アピール」に力を入れる。「まだ第2、第3も仕掛けている」。小川陣営関係者は、態度を表明していない自民国会議員の取り込みに自信をのぞかせる。

 陣営は「自公連携」にも余念がない。大会には公明党の支持母体、創価学会幹部も参加。元公明参院議員の弘友和夫は「勝利に向かって公明党も頑張ります」と壇上からエールを送った。

   ◇    ◇

 一方、自民推薦の新人で元厚生労働官僚の武内和久は、ひとり街頭でマイクを握る姿が目立つ。「少子高齢化、人口減少というピンチをチャンスに変えていきたい」。先月22日、福岡市中央区清川の交差点。武内の初の街頭演説には、一緒に並ぶ議員らの姿はなかった。

 昨年末に候補予定者に決まって2カ月余り。金看板の自民推薦を得て、8年前に小川を後継指名した前知事麻生渡を後援会長に迎えるなど態勢を整えてきたが、党の世論調査では支持が伸び悩む。陣営は、麻生太郎による推薦決定手続きが強引と受け止められていることなどが背景にあると見ており、「背後にいる人間が前に出ない方がいい」と戦略練り直しを検討。「麻生色」の払拭(ふっしょく)を模索する。

 2人の麻生も「イメージチェンジ」に必死だ。麻生太郎は2日にJR遠賀川駅近くであった県議の事務所開きで、小川との関係悪化が決定的となったのは2016年衆院福岡6区補選での出来事ではないと指摘。「こんな話はどうでもいいんだ」と強調した。

 麻生渡も予定していた街頭演説を行っていない。先月末には、自身の知事時代の後援者らに手紙を送付。2期にわたる小川県政を「失われた8年」と表現し、追記として「この選挙は麻生太郎先生の怨念と云う向きが一時ありました。これは明らかに正しくありません」と書き込んだ。

 1日に選挙公約となる政策を発表した武内陣営は、政策論争に活路を見いだそうとしている。小川陣営に公開討論会を持ちかけるなどして、候補者同士の戦いに持ち込みたい考えだ。

 大御所たちの覇権争いの側面が目立つ知事選。武内は「知事選は代理戦争ではない」と強調する一方、周囲に「自分はもう(自民色が)十分出ているから」とこぼしている。 (敬称略)

=2019/03/03付 西日本新聞朝刊=

6793チバQ:2019/03/04(月) 17:32:45
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190304/k00/00m/010/066000c
デジタル国会議員名鑑
福岡知事選 3区・古賀氏も現職の小川知事支援
毎日新聞2019年3月4日 12時11分(最終更新 3月4日 12時36分)
 4月7日投開票の福岡県知事選で、自民党の古賀篤衆院議員(福岡3区)が3日、3選を目指す現職の小川洋知事(69)への支持を表明した。古賀氏は小川氏を支持する太田誠一・元農相の後継。2日には鬼木誠衆院議員(同2区)も小川氏支持を表明している。

 古賀氏は福岡市で開いた国政報告会で「県政は前に進んでいる。圧倒的に現職がいいという支持者が多く、私も小川知事を支援したい」と述べた。報道陣には「災害の復旧などきちんと(県政を)やってきたと評価している」と説明した。

 知事選を巡っては、自民党が元厚生労働官僚で新人の武内和久氏(47)の推薦を決定。麻生太郎副総理兼財務相(同8区)ら麻生派の国会議員や自民県連が武内氏を支援する一方、武田良太衆院議員(同11区)ら二階派の国会議員3人らが小川氏支持を打ち出しており、党内でも対応が分かれている。

 知事選には共産党県委員会副委員長で新人の篠田清氏(70)=共産党推薦=も出馬する予定。【西嶋正法】

6794チバQ:2019/03/04(月) 21:32:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190302-00000006-san-l40
高島・福岡市長と3度目対決 自民党市議団がロープウエーの予算案削除提案
3/2(土) 7:55配信 産経新聞
高島・福岡市長と3度目対決 自民党市議団がロープウエーの予算案削除提案
ロープウエー検討費用を削除する議員提案を行うと発表した自民党福岡市議団の南原茂会長(右)と打越基安副会長=福岡市中央区
 福岡市議会の最大会派、自民党福岡市議団(18人)は1日、平成31年度当初予算案から、博多港とJR博多駅の約2キロを結ぶロープウエー構想の検討費用(5千万円)を削除し、予備費に回す議員提案をすると発表した。修正案が可決されれば、ロープウエー構想を市長選で公約に掲げた高島宗一郎市長が再議(議決やり直し)を求める可能性がある。同市議団と市長が三度、激しく対決する。 (中村雅和)

                   ◇

 「交通体系なら議論できるが、ロープウエーに限定することは受け入れられない」。同市議団の南原茂会長はこの日、記者団に固い表情で語った。

 ロープウエー構想は平成29年12月、高島氏が「私の夢」と打ち出した。圧勝した昨年11月の市長選でも「都心の渋滞緩和のため」と公約に盛り込んだ。

 今年1月、有識者研究会が「ロープウエーが望ましい」との提言をまとめ、市は31年度予算案に、事業性と運営方法の検討費として5千万円を計上した。

 これに自民市議団が「議会で正式に議論されていない中で、予算計上は時期尚早だ」と反発した。

 修正案を12日に予算特別委員会に提出し、13日の本会議で採決を見込む。他会派の賛同も予想され、過半数の賛成で可決される公算が大きい。

 ただ、高島氏が地方自治法に基づく再議を求めた場合、今度は出席議員の3分の2の賛成がなければ、修正案は否決される。

 自民市議団と高島氏は、衝突を繰り返してきた。

 26年11月の市長選では、自民党本部が高島氏を推薦したにもかかわらず、市議団の一部は、対立候補を公然と支援した。

 その後、29年4月には民営化後の福岡空港への出資をめぐり、再議にまでもつれ込み、高島氏に軍配が上がった。

 高島氏は、昨年11月の市長選で市議団に対し推薦すら求めなかった。結果は、高島氏が28万5435票という過去最多の得票で3選を決めた。

 修正案の行方は予断を許さないが、間近に迫る福岡市議選で、ロープウエー構想が争点の一つに浮上する。

 高島氏が、構想に理解を示す候補を応援する事態も想定される。

 市議団の打越基安副会長は、市議選で会派全体としてロープウエー構想に反対するかを問われると、「全く分からない」と述べた。

 市議選は29日に告示され、県知事選などと同じ4月7日に投開票される。定数62に対し、計91人が立候補を検討している。

6795チバQ:2019/03/04(月) 21:34:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190301-00010001-nishinpc-soci
ロープウエー構想に暗雲 自民市議団、検討費削除の予算修正案 福岡市
3/1(金) 9:57配信 西日本新聞
ロープウエー構想に暗雲 自民市議団、検討費削除の予算修正案 福岡市
ロープウエー構想のルートイメージ
 福岡市議会(60人)の最大会派・自民党市議団(18人)は、市執行部が提案した2019年度一般会計当初予算案に盛り込まれている「JR博多駅と博多港エリアを結ぶロープウエーの実現性検討費」5千万円を削除する修正案を議員提案する方針を固めた。同市議団は「ロープウエーありきは市民の理解を得られない」と主張。一部の会派も同調する見通しで、修正案は可決される公算が大きい。高島宗一郎市長が昨年11月の市長選で公約の目玉に掲げたロープウエー構想だが、実現は不透明になった。

【写真】ロープウエーについて取り上げた福岡市の広報紙

 同市で新年度当初予算案の修正案が提案されるのは、少なくとも平成以降では初めてという。

 ロープウエー構想は、同エリアの交通混雑解消を目指し、高島市長が17年末に自身の政治資金パーティーで提起。「私の夢」と語り、昨年の市長選では公約に盛り込んだ。今年1月には、市の有識者研究会がモノレールなど八つの交通手段から「ロープウエーが望ましい」との意見をまとめていた。

 市はこれを受け、新年度当初予算案に検討費を計上。「実現可能性をさまざまな角度から検討し、市民に判断材料を提供したい」(高島市長)として、概算整備費や採算性、事業手法などを調査する考えだった。

 これに対し、市議団は「ロープウエーに絞った検討は拙速」と主張。修正案では、検討費5千万円を予備費に移し替えることを検討している。立憲民主や国民民主などで構成する福岡市民クラブ(8人)や共産党市議団(7人)などが同調するとみられ、賛成が過半数(31人)に達する見通しだ。

 修正案が可決された場合、高島市長は地方自治法に基づく首長の「拒否権」である再議(審議のやり直し)を議会に求めることができる。その場合、議会側が修正案を再び可決するには、出席議員の3分の2以上の賛成が必要となる。

西日本新聞社

6796チバQ:2019/03/05(火) 11:41:56
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190304/k00/00m/010/243000c
福岡知事選 公明党、創価学会も現職を支援
毎日新聞2019年3月4日 22時08分(最終更新 3月4日 22時08分)

福岡県
選挙・福岡
最新の政治ニュース
選挙
速報
政治一般
政治
すべて表示する
[PR]

 4月7日投開票の福岡県知事選で、公明党県本部と支持母体の創価学会は、3選を目指す現職の小川洋知事(69)を支援する方針を決めた。いずれも推薦や支持などの機関決定はしていないが、組織内で意思統一を図って3日から本格的に支援に動き始めた。自民党は元厚生労働官僚で新人の武内和久氏(47)を推薦しており、連立与党を組む自公間で対応が分かれた形だ。

 「圧倒的な大勝利に向けて公明党も頑張りたい」。2日に福岡市であった小川氏の支援組織の設立大会。弘友和夫・公明党九州方面副本部長はこう述べて小川氏支援を明言した。会場には創価学会の複数の幹部も顔をそろえ、組織的な支援への意気込みを示した。

 関係者によると、公明県本部は当初から小川氏支援の方針だったが、昨年12月に自民県連が武内氏を推薦候補に決めたため態度を保留。今年1月には武内氏から推薦願が提出されたが、今月1日に小川氏支援の方針を確認して武内氏側に伝えた。これを受けて創価学会も3日から県内の会員に小川氏支援の方針を伝え始めた。ある学会幹部は「我々に小川氏を応援しない理由はない」と打ち明ける。

 また、自民の古賀篤衆院議員(福岡3区)は3日の国政報告会で「圧倒的に現職がいいという支持者が多く、私も小川知事を支援したい」と表明。2日に小川氏支援を明らかにした鬼木誠衆院議員(同2区)に続いた。

 一方、武内氏陣営は3日、福岡市内で選挙対策会議を開き、武内氏擁立を主導した麻生太郎副総理兼財務相の側近、大家敏志参院議員を選対本部長に選んだ。武内氏は公明の推薦を得られなかったことについて「困難な状況だが、私の考えや政策を県民に一生懸命伝えていく」と話した。

 知事選には共産党県委員会副委員長で新人の篠田清氏(70)=共産党推薦=も出馬する予定。【西嶋正法、高芝菜穂子】

6797チバQ:2019/03/05(火) 11:57:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190305-03345119-saga-l41
10票差の落選、異議申し立て 新人候補の後援会長ら 佐賀・鳥栖市長選
3/5(火) 8:15配信 佐賀新聞
10票差の落選、異議申し立て 新人候補の後援会長ら 佐賀・鳥栖市長選
鳥栖市選管の事務局職員(右)に異議申し出書を手渡す岡本梅夫氏=市役所
 2月17日に投開票された佐賀県鳥栖市長選で、10票差で落選した新人候補の岡本梅夫後援会長(71)らが4日、4選を果たした橋本康志氏(63)の当選の無効を求める異議申し立てを市選管にした。市選管は30日以内に申し立てを認めるかどうかを判断する。

 市長選は現職と新人の一騎打ちになった。申し出書によると、無効投票数211票の扱いによって得票数に多大な影響を与え、有効投票の中にも無効票がないとは断定できないとして、無効票を含めた全ての票の点検を求めるとしている。

 また、2月14日の橋本氏の総決起大会で、公選法137条の2で禁止された18歳未満の子どもたちを選挙運動に利用した疑いがあるとして、選挙の無効を訴えている。

 市選管は近く市選挙管理委員会を開き審査する。公選法では市選管の決定に不服がある場合、21日以内に県選管に審査を申し立てることができる。県選管は60日以内に裁決する。

6798チバQ:2019/03/06(水) 13:38:45
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/unified_local_election_oita/article/491857/
県議選豊後高田、市二分する激戦に 現、前市長派が出馬予定
2019年03月06日 06時00分
 3月29日告示の県議選豊後高田市区(定数1)は、立候補を予定する現職の鴛(おし)海豊氏(72)=無所属、自民推薦=と前市議会議長の安達隆氏(71)=無所属=の2人による保守分裂選となる公算が高まっている。鴛海氏を支持する永松博文前市長派と安達氏を支える佐々木敏夫現市長派による激突で、市を二分した激しい選挙戦が予想される。

 鴛海氏は前副市長。県議だった佐々木氏が市長選に出たことで、2017年5月の県議補選に立候補し無投票当選した。市長選では永松氏とともに、佐々木氏の対立候補を支援。佐々木氏との関係は冷え込んだままだった。

 5日、安達氏の事務所開きに駆け付けた佐々木氏は、集まった支援者ら約100人を前に「この戦いは豊後高田の将来をかけた選択だ」と声を張り上げた。陣営では当初、対立をあおらないためにも佐々木氏を表に出さない方がいいとの声があったが、現職市長の支援を前面に打ち出すことで鴛海氏陣営の切り崩しにつながると方針転換した。

 無投票当選を予想していた鴛海氏陣営の動揺は収まっていない。ある陣営関係者は「安達氏の立候補表明にもっとも衝撃を受けたのは鴛海氏本人だ」と漏らす。陣営は立て直しに躍起で、両派の争いは激しさを増している。

=2019/03/06付 西日本新聞朝刊=

6799チバQ:2019/03/06(水) 13:39:36
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/fukuoka_prefecture_election/article/491528/
福岡知事選、自民の亀裂深まる 国会議員、続々と態度表明
2019年03月05日 06時00分
 自民党分裂選挙となった県知事選(21日告示、4月7日投開票)を巡り、古賀篤衆院議員(福岡3区)が新たに現職の小川洋氏(69)を支持すると表明した。鬼木誠衆院議員(福岡2区)に続いて、態度未定の国会議員が現職支援に回った。一方、自民推薦の元厚生労働官僚の新人武内和久氏(47)の陣営は選対本部を正式に発足させ、大家敏志参院議員が本部長に就任。今後、組織の引き締めに注力する方針で、両陣営の攻防は激しさを増している。

 古賀氏は3日に福岡市内で開いた「春の集い」で「(支持者には)圧倒的に小川知事がいいという方が多くて、私もそう思っている。小川知事を支持させていただく」と明言した。

 前日の2日には、鬼木氏も同市で開かれた小川氏の支持組織の設立大会で「私も仲間に加えさせていただきます」と支持を表明。また、出席者によると、藤丸敏衆院議員(福岡7区)も2月下旬に筑後市であった自民支部の集会で「武内氏の応援はできない」と述べ、事実上の現職支援を明らかにしたという。

 告示が迫る中、態度未定の衆院議員が相次ぎ現職側に付いたことで、自民分裂の度合いは深まった。

 武内氏の陣営は3日、福岡市の後援会事務所で選対会議を開き、党県連選対委員長として武内氏擁立を後押しした大家氏の選対本部長の就任を決定。事務局長には党県連幹事長の松本国寛県議を充てた。会議後、大家氏は「大小の集会などさまざまな形で(支持拡大に向け)やっていきたい」と取材に語った。

 同日、久留米市では大久保勉市長の後援会の集会があり、出席した小川氏と武内氏が会場外で接触する一幕もあった。小川氏は帰り際に会場駐車場で、武内氏に握手を求められ応じたが、武内氏が話をしようとすると予定があることを理由に立ち去った。

 知事選には、共産党推薦の党県委員会副委員長の新人篠田清氏(70)も立候補する予定。

=2019/03/05付 西日本新聞朝刊=

6800チバQ:2019/03/07(木) 11:13:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190307-00000500-san-pol
麻生氏、足元に包囲網 福岡知事選で現職支持の「造反」続々
3/7(木) 6:27配信 産経新聞
麻生氏、足元に包囲網 福岡知事選で現職支持の「造反」続々
福岡県知事選の構図
 福岡県知事選(21日告示、4月7日投開票)は麻生太郎副総理兼財務相率いる自民党県連の主流派に、党内の「反麻生」勢力が対抗する分裂選挙となる。麻生氏は県政の発展が望めないとして過去に支援した小川洋知事に見切りをつけ、元厚生労働官僚の武内和久氏を擁立して党推薦を得た。麻生氏と敵対する大物OBが小川氏に付き、影響下にある現職の国会議員も引き入れている。(田中一世)

 3選を目指す小川氏の支援組織「福岡県民の会」は2日、福岡市内で設立大会を開き、2千人以上が詰めかけた。自民党からは麻生氏と不仲の武田良太、鳩山二郎両氏ら二階派の衆院議員3人が出席し、小川県政に瑕疵(かし)はないと強調した。鳩山氏は、麻生氏の対抗馬擁立を念頭にこう訴えた。

 「ごく一部の方々から小川知事はいわれのないいじめに遭っている」

 議員を引退した山崎拓元副総裁と太田誠一元農林水産相も登壇した。出席こそしなかったが、岸田派名誉会長の古賀誠元幹事長も「県民の会」の世話人に就いている。

 石原派の鬼木誠衆院議員が壇上に呼ばれると大会は最高潮を迎えた。二階派以外の現職議員で初めて小川氏支持を表明したからだ。

 「私はこれからどういう目に遭うかもわからない」

 鬼木氏が悲壮感たっぷりに語ると、喝采を浴びた。鬼木氏が「造反」に踏み切ったのは山崎氏に迫られたためだ。鬼木氏は平成24年の衆院選で、山崎氏の選挙区を引き継いで当選した。

 3日には岸田派の古賀篤衆院議員も小川氏支持を表明した。同派は古賀誠氏の影響力が強い。麻生氏は2月8日、岸田派会長の岸田文雄政調会長に知事選での協力を依頼したが、離反は防げなかった。武内陣営は「引退した人が権力を行使する小川陣営のほうが、よほど問題だ」と批判する。

 対立の背景には福岡県政界の覇権争いがある。山崎、古賀誠両氏が引退して「麻生1強」が続く中、反麻生勢力は知事選を通じて力をそぐ狙いがある。

 ただ、党の候補はあくまで武内氏であり、小川氏支援は「反党行為」となり得る。昨年末に県連が擁立した武内氏は事前の情勢調査で小川氏に大差をつけられていたが、麻生氏が安倍晋三首相に直談判し、1月30日に党推薦をもぎとった。

 この時点で小川氏には立憲民主党の推薦が決まっていたが、慌てて推薦願いを取り下げて野党色を極力排した。2日の大会では出席した立憲民主党議員を壇上に上げず、代わりに「対麻生」を前面に出した。

 一方、武内氏は麻生色を抑え、1人で辻立ちを繰り返している。政策論争を前面に出そうと公開討論会を申し込んでいるが、小川氏は応じていない。

 麻生氏の心境について側近は「安倍政権を妨げる勢力を足元で勢いづかせてはならない」と代弁するが、戦況は不利だ。自主投票の方針の公明党も、支持母体である創価学会の山本武総九州長が「県民の会」世話人に就き、事実上の小川氏支持で動く。福岡の「麻生時代」は危機にある。

6801チバQ:2019/03/07(木) 22:08:18
■現職:小川洋
02鬼木誠  石原派・・・山崎拓後継  >>6796
03古賀篤  岸田派・・・太田誠一後継 >>6796
07藤丸敏  岸田派・・・古賀誠後継  >>6796
04宮内秀樹 二階派 >>6800二階派の衆院議員3人
06鳩山二郎 二階派 >>6800二階派の衆院議員3人
11武田良太 二階派 >>6800二階派の衆院議員3人
公明党>>6796
県医師連盟 県歯科医師連盟 県農政連
連合福岡  県町村会 >>6782



■新人:武内和久
01井上貴博 麻生派
05原田義昭 麻生派
08麻生太郎 麻生派
参大家敏志 麻生派・・・選対委員長
県薬剤師連盟 県看護連盟 
県私立幼稚園振興協会
九州北部税理士政治連盟
こども・保育政治連盟県支部 >>6782


不明(小川寄り?)
10山本幸三 岸田派
参松山政司 岸田派

6802チバQ:2019/03/10(日) 20:40:13
まちがえた
6340: チバQ :2019/03/10(日) 20:21:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190310-00000017-jij-pol
福岡知事選 現職陣営に自民元議員の影 「当選しても言いなり」
3/10(日) 7:55配信 産経新聞
福岡知事選 現職陣営に自民元議員の影 「当選しても言いなり」
小川洋知事(左から2人目)の集会であいさつする自民党の武田良太元防衛副大臣
 任期満了に伴う福岡県知事選は、4月7日の投開票まで1カ月を切った。自民党が推薦を決めた元厚生労働官僚の新人、武内和久氏(47)に対し、党内からは3選を目指す小川洋知事(69)を支援する「造反」が続出する。その小川陣営は「県民党」を掲げるが、実態は自民党、特に山崎拓氏ら元議員の存在感が高まっている。(九州総局 小沢慶太、中村雅和)

                   ◇

 小川、武内両陣営は9日夕、北九州市で同時刻にそれぞれ、大規模な集会を開いた。

 小川陣営は、リーガロイヤルホテル小倉(小倉北区)に、約2500人を集めた。小川氏は「これまでやってきた取り組みを前進させ、結果を出していく」と支持を呼びかけた。

 集会では、二階派の武田良太元防衛副大臣(福岡11区)が「一部の感情や思惑で知事をすげ替えようとするなんて言語道断だ」と激しい言葉で批判した。念頭にあるのは、武内氏擁立を主導した麻生太郎副総理兼財務相(福岡8区)だ。

 そこから直線距離で500メートルも離れていない北九州国際会議場。武内氏が「先頭に立って、挑戦する福岡県を取り戻す」と、約1千人の支持者を前に声を張り上げた。「ポスト安倍」候補の一人で、麻生派の河野太郎外相も駆けつけ、「トップが代われば、福岡県も変えられる」と訴えた。

 今回の知事選は、麻生派と、麻生氏の影響力低下を図る勢力による政界の覇権争いの様相を呈す。

 ■「県民党」の実態

 小川氏サイドには、武田氏ら県内二階派国会議員3人のほか、石原派衆院議員の鬼木誠氏(福岡2区)、岸田派の衆院議員、古賀篤(福岡3区)も付く。

 鬼木氏と古賀氏はそれぞれ、山崎拓元副総裁と太田誠一元農林水産相の地盤を引き継いだ。小川氏支持の決断には、2人の自民OB議員の意向が、強く働いたとされる。

 小川氏は自民推薦が得られなくなった後、各党に出していた推薦願を全て取り下げた。「県民党」を称し、小川氏を支える県民の会もできた。この会には古賀誠元自民党幹事長も、名を連ねる。

 小川陣営の実態は、自民党のOBや現職議員、従来の支援団体が、中心になっている。事務所を取り仕切るのも、山崎氏の側近だ。

 小川氏サイドは「知事は一部の人間が勝手に決めるものではない」と、麻生氏を念頭に批判する。だがこの言葉は、山崎氏らが背後に控える小川陣営にも当てはまる。

 自民福岡県連幹部は「仮に小川氏が当選しても、山崎氏らの言いなりの県政になるだけではないか」と批判した。

 ■切り崩し

 武内陣営は、山崎氏らによる切り崩しに苦心する。

 だが北九州では、岸田派の山本幸三元地方創生担当相(福岡10区)が、武内氏の同地区選対本部長に就いた。

 岸田派は、古賀氏の影響が色濃く残る。古賀氏に配慮してか、山本氏はこれまで、態度を明確にしなかった。

 しかし、北九州市議会の重鎮、片山尹氏らの突き上げを受け、武内支援に回った。自民関係者は「地元の県議、市議に逆らって小川氏を支持したら、山本氏は自分の選挙を戦えない」と解説した。

 武内陣営が9日、集会に先立って実施した北九州市の事務所開きには、釣具販売チェーン、タカミヤの高宮俊諦会長や、安川電機特別顧問の利島康司北九州商工会議所会頭ら、過去の選挙で小川氏を支援した経済界トップも、姿を見せた。

 高宮氏は北九州地区後援会長に就任。利島氏も会場で、周囲に「(現県政を)何とかしないといけない」と漏らした。

 知事選への立候補を表明している共産党福岡県委員会副委員長の新人、篠田清氏(70)はこの日、福岡市内で事務所開きをし、支持を訴えた。

6803チバQ:2019/03/10(日) 21:26:30
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20190307-OYT1T50245/
2年交代の慣例破った市会議長、会派が除名処分
2019/03/08 18:05
[読者会員限定]
無断転載禁止
twitter
facebook
line
mail
 大分市議会の最大会派・自民党は7日、野尻哲雄議長(68)を除名処分とし、会派から脱会させる変更届を議会事務局に出した。議長を2年で交代する「慣例」を守らなかったための措置で、野尻氏も同日、無所属届を議会事務局に提出。「結果を厳粛に受け止め、円滑な議会運営に努める」と語った。


 同市議会では、正副議長は2年で交代するのが慣例となっている。2年前に議長に就任した野尻氏は5日、「議員の待遇改善などに取り組み、議会の活性化を進めたい」などと述べ、続投を宣言した。

 自民党は4日に議員団会議を開き、野尻氏が議長を辞職しない場合、会派から除名する方針を申し合わせていた。同党のある市議は「全国市議会議長会の次期会長に大分市議会の議長が就任する見通しになっている。そのポストを狙い、続投したのだろう」との見方を示した。

6804チバQ:2019/03/10(日) 21:31:48
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/unified_local_election_fukuoka/article/488494/
【2019県議選情勢】(1)
2019年02月21日 06時00分

写真を見る

写真を見る

 県議選は3月29日告示、4月7日に投開票される。45選挙区は変わらないが、定数は福岡市東区が4から5に増えたことに伴い計87になる。少子高齢化や人口減少時代において、地方創生をどう進めるのか。地域の声を県政に届けるべく選挙戦に臨む立候補予定者たちの顔ぶれと構図を紹介する。 (敬称略)

■定数1増も無投票公算 東区

 人口増に伴い議員定数が4から5に増えた。自民2人と国民民主、公明の計4人の現職と、前回落選した共産新人の候補が名乗りを上げているほかに表立った動きはなく、無投票の可能性もある。

 7期目を目指す自民現職の今林久は教育・文化の施策充実を訴え、後援会を中心に地盤を固める。同じく自民現職の長裕海も「選挙になるという心構えで準備する」と1月下旬に事務所開きを行った。

 国民民主現職の佐々木徹は、昨年から連合福岡を支持基盤に支援労組や地域を精力的に回る。公明現職の大塚勝利は安全安心な社会の実現や災害復興を強調し、創価学会や支援企業を固める。共産新人の立川由美は街頭宣伝で雇用問題などを訴え、無党派層への浸透も図っている。

■共産が擁立見送りに傾く 博多区

 定数3に名乗りを上げたのは自民、公明、立憲民主の現職3人。共産が現職から新人に引き継ぐ同区の福岡市議選に万全を期すことを理由に擁立見送りに傾いており、無投票の可能性もある。

 2期目を目指す自民現職の井上博行は小学校区ごとの後援会組織をベースに活動。公明現職の高橋雅成は支持母体の創価学会を核にミニ集会を展開する。立民現職の堤かなめは市議選の新人女性と連携し、地域を回る。

■自民現職は公認外れか 中央区

 定数3に対し、現職2人に加え、いずれも保守系を名乗る無所属新人の2人が立候補を表明した。別の保守系新人も出馬に向けて動いている。

 自民現職の岳康宏は、知事選で党推薦候補の対抗馬となる現職小川洋の支援を表明。党公認を取り消され、無所属での戦いを強いられる可能性が高い。国民民主現職の原中誠志は連合福岡の組織力を核に、幅広く2期の実績を訴える。

 無所属新人の田中友規は自転車で地域を回り街頭あいさつを重ねる。ビラに「高島市長から応援を受ける」と記し、福岡市長の高島宗一郎との連携をアピールする。無所属新人の清水大暉は25歳の若さをアピールしつつ、起業家や女性、学生の会合などに参加、無党派層を中心に浸透を図る。

 このほか、保守系新人が自民党県連に公認申請している。


 ▽党派の略称 自=自民党、国=国民民主党、公=公明党、社=社民党、立=立憲民主党、共=共産党、農=県農政連、無=無所属。

=2019/02/21付 西日本新聞朝刊=

6805チバQ:2019/03/10(日) 21:32:40
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/unified_local_election_fukuoka/article/488808/
【2019県議選情勢】(2)
2019年02月22日 06時00分

写真を見る

写真を見る

■現職3人が立候補予定 西区

 定数3に対し、現職3人が立候補を予定し、ほかに表だった動きはない。

 自民現職の田中久也は現職唯一の80代で福岡県議最長の13期目を狙う。根強い支持者を中心に足場を固める。自民現職で3期目を目指す野原隆士は支持者回りを重ね、ミニ集会を開きながら実績をアピール。国民現職で3期目に挑む仁戸田元氣は連合福岡の推薦を受け、各校区の世話人を通じ地域への浸透も図る。

■自民現職が今回無所属 城南区

 自民現職だった9期目のベテラン武藤英治は、県知事選で党推薦新人候補の応援を拒んで現職支持を表明。県議会会派を離脱し、県連から公認を取り消された。今回は無所属で立候補する。長年の経験で培った人脈を生かして企業や団体を回って推薦を依頼し、スポーツクラブの集まりにも顔を出している。

 国民民主現職の守谷正人は支持者宅にあいさつ回りをするほか、フェイスブックなどSNSを使って情報を発信。前副議長としての実績をアピールしている。

■各陣営とも激戦を予想 早良区

 3議席をめぐり、現職3人と新人1人が名乗りを上げている。6人が立候補した前回よりも当選ラインが上がるとみられ、各陣営とも激戦を予想し、態勢の引き締めを図る。

 自民現職で2期目を目指す大田満は、地域の世話人とともにあいさつ回りを重ね4年間の実績をアピール。公明現職の新開昌彦は、支持母体の創価学会を軸にし、ミニ集会を開いて支持者の拡大に力を入れる。7期目を目指す無所属現職の古川忠は、長年の支持者をしっかり固め、あいさつ回りで支持の広がりを図る。

 立憲民主新人の後藤香織は県連の藤田一枝幹事長の支援を受け、子育て世代の目線からの訴えを積極的に展開している。

■“稲富系”が2議席狙う 南区

 自民、公明、国民民主の現職4人と無所属新人の計5人で4議席を争う。

 「有権者の入れ替わりが激しい選挙区」と声をそろえる自民現職2人は面会での訴えを重視。樋口明は支持団体を回りつつ、駅前でのパンフレット配布にも力を入れる。加地邦雄は支援者や企業、団体へのあいさつを重ねる。

 公明現職の浜崎達也も「どぶ板選挙」と位置づけ、支持組織や企業、個人に直接会って支持を訴える。

 国民の衆院議員稲富修二の支援を受ける国民現職大田京子は、地元での集会や行事への参加に加え街頭に立って無党派層にも浸透を図る。稲富の秘書で無所属新人の荒武見希は、稲富と活動を共にし、自転車で地域を回って知名度アップを図っている。

=2019/02/22付 西日本新聞朝刊=

6806チバQ:2019/03/10(日) 21:33:17
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/unified_local_election_fukuoka/article/489102/
【2019県議選情勢】(3)
2019年02月23日 06時00分

写真を見る

写真を見る

■現職2人と3新人挑む 春日市

 現職2人、新人3人が立候補を表明し、今のところ定数2を5人で争う激戦の構図。このまま5人の立候補となれば、区割り・定数見直しで現在の選挙区になった前々回(2011年)に並ぶ過去最多となる。

 現有2議席の死守が命題の自民現職。中牟田伸二は後援会へのあいさつ回りなどで足場を固める。松尾嘉三は、県道沿いなど街頭に立って政策の浸透を図っている。

 国民新人の野尻尚義は地縁血縁のない地だが、駅前に立つなどアピールに懸命。6回目の挑戦となる無所属新人の中村孝三は、広く支持を受け入れるため今回は政党公認を得ないという。同じく無所属新人の室屋美香は休職して出馬の見通し。地域へのあいさつ回りなどで浸透を図っている。

■現職2人が立候補表明 大野城市

 定数2に、自民の井上順吾と国民民主の井上博隆の現職2人が立候補を表明している。

 5選を目指す井上順吾は、昨年5月に就任した県議会議長の公務が多忙で「地元行事になかなか顔を出せない」とこぼしつつ、機会を見つけては地元を回る。3選を狙う井上博隆は「前回は告示3週間前に候補者が名乗りを上げた」と話し、無投票ムードによる陣営の緩みを警戒。こまめに座談会などを開いている。

■元市長が意欲 情勢は混沌 太宰府市

 定数1。再選を狙う国民、社民推薦で無所属現職の渡辺美穂に県農政連推薦の自民新人、西島大吾が挑む一騎打ちと見られたが一昨年、市議会から不信任決議を2度受けて失職した元市長で無所属新人の芦刈茂が出馬意欲を表明。混沌(こんとん)とした情勢になってきた。

 自民は前回統一地方選で県議選、市長選で公認や推薦の候補が敗退。元市長失職に伴う市長選も推薦候補が敗れた。雪辱を期す自民に危機感を強める渡辺は「市民の声を県政に反映させてきた」と実績を訴える。

 参院議員秘書だった西島は昨年、衆院議員原田義昭の事務所に入り「太宰府で町おこしを」と打って出る。芦刈は「新しい挑戦をする」と独自活動を展開。波乱要素となる可能性がある。

■出馬表明は現職の2人 筑紫野市

 定数2に対してこれまで、3選を目指す自民現職の平井一三、5選を目指す国民現職の原竹岩海が立候補を表明している。

 平井は今月の事務所開き後、支援者へのあいさつ回りなど動きを本格化。原竹も県政報告会などで政策課題を訴えて支持層の拡大に期待している。

■自民現職が足場固めへ 那珂川市

 前回、無投票で初当選した自民現職の渡辺勝将が立候補を表明。後援会のほか企業へのあいさつ回りなどで足場固めに懸命だ。

■現新5人で激戦の様相 朝倉市・朝倉郡

 定数2に5人が立候補を予定。一昨年7月の九州豪雨からの復旧を焦点に激戦となる可能性が高い。

 自民現職の栗原渉は、被災地に入ってきた実績を強調。県農政連の推薦も得て組織拡充を進めており、4選を目指す。

 新人は無所属の4人が立候補の動きを見せる。

 県議から朝倉市長に転身した林裕二の元秘書、二又隆幸は自民党支部と県農政連が推薦。秘書時代の人脈を生かし、浸透を図る。

 熊本米秋は旧甘木市議に3回当選。農業を営んでおり、豪雨被害からの復興などを訴えて農家を中心に支持拡大を狙う。

 1月まで衆院議員原田義昭の秘書だった古賀三春も秘書として築いた国や県とのパイプをアピール。団体や企業を訪問している。

 元杷木町長の中嶋玲子は自宅が浸水した被災者。被災地を中心に支持拡大を図る。同区初の女性県議誕生へ、女性票発掘も目指す。 (敬称略)

 ▽党派の略称 自=自民党、国=国民民主党、公=公明党、社=社民党、立=立憲民主党、共=共産党、農=県農政連、無=無所属。

=2019/02/23付 西日本新聞朝刊=

6807チバQ:2019/03/10(日) 21:33:45
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/unified_local_election_fukuoka/article/490341/
【2019県議選情勢】(4)
2019年02月28日 06時00分

写真を見る

写真を見る

■現新3人の激戦模様に 宗像市

 前回は無投票だったが、自民現職だった伊豆美沙子が昨年、宗像市長に転身。定数2を現新3人で争う構図になりそうだ。

 3期目を目指す無所属現職の吉武邦彦は連合福岡、農政連などの推薦を得て企業労組にも支援を広げる。現職の知名度を生かして地元の旧玄海町をはじめ、市全域への拡大を進める。

 自民公認を得た新人の井上正文は農政連などの推薦を受けると共に、知名度アップのあいさつ回りに力を入れる。ミニ集会で市議としての活動実績もアピールしながら人脈を広げる。

 無所属新人の木村哲晃は父が旧玄海町長で、自身は高島宗一郎福岡市長の秘書を昨秋まで務めた。表明はしていないが同級生などが応援に入り、あいさつ回りなど出馬準備を進める。

■自民系2人分裂の様相 福津市

 定数は1。前回の無投票から一転して、自民系同士による一騎打ちの様相になっている。

 自民現職で医師の阿部弘樹は、医師会、歯科医師会、薬剤師会の三師会をはじめ、各種団体の支持を得た。実績をアピールする。自民党市支部は新人の元市消防団長、吉田浩一を推薦。消防関連や高校、大学の同窓会などの人脈を生かし、商工会や建設関連などにも支持拡大を図る。

■保守系新人 無投票微妙 古賀市

 昨年11月に県議だった田辺一城が古賀市長に転身したことに伴い、欠員となっている。

 自民党や日本維新の会の元衆院議員秘書で、自民党粕屋支部副支部長の吉田健一朗が、立候補に向け、駅での街頭宣伝や地場企業へのあいさつを重ねている。

 他に表立った動きはなく、無投票の可能性もあるが、保守系候補を一本化できなかった市長選のしこりから、保守分裂の選挙戦になるとの見方もある。

■新人2人の出馬で混戦 粕屋郡

 定数3に現職3人と新人2人が挑む構図。

 現職では自民の吉松源昭が4期の実績を訴え、築いた人脈と地盤を固める戦い。公明の西尾耕治は各町にいる公明町議や支持母体の創価学会と連携を深める。無所属の小池邦弘は本業の会社経営に力を入れることなどを理由に勇退する意向を示して調整中で、立候補は流動的だ。

 新人では、立憲民主から元百貨店社員の冨永芳行が立候補する予定。自治労などの労組票に加え、「未来を選択する選挙だ」と訴えて若さを前面に押し出す戦い。無所属で出馬準備を進めているのは志免町議の吉田大作。有名芸能人の元運転手という経歴をアピールし、無党派層を中心に浸透を図る作戦だ。

■現職2人で無投票公算 糸島市

 自民現職の浦伊三夫と立憲民主現職の川崎俊丸が出馬を表明している。2期連続無投票の公算が大きい。

 川崎は旧民主で3選し、今回から立民での出馬となる。10日に事務所開きを行った。市職労、教組など労組の支援を受け、業界団体にも推薦要請している。

 浦は地元の有力支持層である県農政連の推薦を得た。市商工会など支援団体や後援会を回り政策を訴えている。 (敬称略)


 ▽党派の略称 自=自民党、国=国民民主党、公=公明党、社=社民党、立=立憲民主党、共=共産党、農=県農政連、無=無所属。

=2019/02/28付 西日本新聞朝刊=

6808チバQ:2019/03/10(日) 21:34:37
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/unified_local_election_fukuoka/article/490654/
【2019県議選情勢】(5)
2019年03月01日 06時00分

写真を見る

写真を見る

■5議席巡り6人名乗り 久留米市

 自民、国民民主、無所属の現職4人に加えて立憲民主、公明の新人が名乗りを上げ、共産も擁立を検討している。5議席を巡って激戦が予想される。

 自民現職の原口剣生は支援団体や地元企業の会合に出席し、5期の実績を強調する。原口とともに県農政連の推薦を得た自民現職の十中大雅は後援会の動きが活発で支持の広がりに期待。自民が推薦する無所属現職の江口善明は地盤の久留米市南部を中心に票を固める戦略で、集会で若者世代への接触を図る。

 3選を目指す国民現職の中村誠治は連合福岡の推薦を得つつ、非自民票の掘り起こしに力を入れる方針。衆院選への立候補歴がある立民新人の新井富美子は連合福岡の推薦も得て「女性県議誕生を」と訴える。

 公明は引退する現職の後継に吉田宣弘を擁立。衆院議員の経験もアピールし、知名度アップに励む。

■現職2人が立候補予定 八女市郡区

 旧八女市区(定数1)と旧八女郡区(同)が合区されて2回目の県議選。定数2に現職2人が立候補を予定しており、4人が争った前回から一転、無投票となる可能性が高い。

 3選を目指す自民現職の桐明和久は、県農政連から推薦を得るなど保守地盤を固め、女性団体の会合にも積極的に出席する。

 再選を目指す国民民主現職の野田稔子は支持者回りや集会を重ねる。数少ない女性県議をアピールし、支持拡大を狙う考えだ。

■現職と新人 激戦の予想 柳川市

 定数1に現職と新人が名乗りを挙げている。2人は小中学校の先輩、後輩で、同じ昭代地区を地盤にしており、8年ぶりの選挙戦は激戦が予想される。

 3選を目指す無所属現職の椛島徳博は県農政連会派の緑友会に所属。商工団体や地元医師連盟のほか、連合福岡の推薦も得た。「市民党」を掲げて地域の会合にこまめに足を運び、8年間の実績を訴える。

 初挑戦の自民新人の荒巻英樹は市議を3期務め「柳川市の課題を熟知している。県とのパイプ役になる」と力説する。後援会事務所開きには自民、公明系の市議12人が駆け付け、保守分裂の様相を呈している。

■現職2人に2新人挑む 大牟田市

 前回と同様に保守系と非自民系のそれぞれ現職と新人の2人、計4人が出馬表明し、2議席を巡る激戦は必至の情勢だ。

 自民現職の田中秀子は要職を務めた6期の実績をアピール。唯一の党公認候補として、党支持の各種団体の取りまとめを急ぐ。

 国民、社民の推薦を得る無所属現職の大橋克己は、保守系による議席独占の阻止に向け、労組だけでなく無党派への浸透も狙う。

 共産新人の江口学は、衆院選に過去3度出馬した知名度を生かし、市議選とも連動させて消費増税反対など国政課題も訴える。

 無所属新人の永川俊彦は、市議会の保守系議員の多くや商工関係者の支持を受け、知名度アップに躍起になっている。

 (敬称略)

 ▽党派の略称 自=自民党、国=国民民主党、公=公明党、社=社民党、立=立憲民主党、共=共産党、農=県農政連、無=無所属。

=2019/03/01付 西日本新聞朝刊=

6809チバQ:2019/03/10(日) 21:36:03
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/unified_local_election_fukuoka/article/490958/
【2019県議選情勢】(6)
2019年03月02日 06時00分

写真を見る

写真を見る

■16年ぶりに選挙戦突入 小郡市・三井郡

 定数1に対し、現職と新人が立候補の準備を進めており、2003年以来16年ぶりの選挙戦に突入する公算が大きい。

 6選を目指す自民現職の井上忠敏は、県農政連など各団体から推薦を得て保守層を固め、各地の集会で長年の実績をアピールする。

 無所属新人の横尾政則は、自民の鳩山二郎衆院議員(福岡6区)の元秘書。西鉄駅前の朝立ちなどで知名度アップを図っている。

■4回続けて無投票有力 大川市・三潴郡

 4選を目指す自民現職の秋田章二のほかに立候補の動きはみられず、4回連続で無投票の可能性が高い。秋田は県農政連の推薦を受けており、地元企業に対しても支援を呼び掛ける。

■現職以外に動き見えず うきは市

 再選を目指す県農政連現職の小河誠嗣のほかに立候補の動きはなく、旧浮羽郡区時代を含め4回連続で無投票の見込み。小河は元うきは市職員で市長公室長などを歴任。地域の行事にも積極的に顔を出し、支持基盤である保守層を中心に浸透を図っている。

■現職だけが出馬の動き みやま市

 3選を目指す自民現職の板橋聡のほかに立候補の動きはなく、3回連続で無投票となる可能性がある。板橋は1月末「県政報告会・新春の集い」を開催し、約600人を集めた。県農政連や地元医師連盟など約300の団体、企業から推薦を得て着実に足場を固める。

■9選目指す現職出馬へ 筑後市

 9選を目指す自民現職の蔵内勇夫のほかに立候補の動きはなく、4回連続で無投票の公算が大きい。蔵内は既に県農政連など約60団体、地元企業約200社から推薦を得た。校区単位で100人規模の県政報告会を開いて地盤を強化する。

 (敬称略)

 ▽党派の略称 自=自民党、国=国民民主党、公=公明党、社=社民党、立=立憲民主党、共=共産党、農=県農政連、無=無所属。

=2019/03/02付 西日本新聞朝刊=

6810チバQ:2019/03/10(日) 21:37:00
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/unified_local_election_fukuoka/article/491524/
【2019県議選情勢】(7)
2019年03月05日 06時00分

写真を見る

写真を見る

■現職と新人一騎打ちに 宮若市・鞍手郡

 現職と新人が立候補を表明し、一騎打ちとなる公算が大きい。前回は自民系2人による事実上の保守分裂選挙だったが、与野党対決へと様相を変えそうだ。

 4選を目指す自民現職の塩川秀敏は公明の推薦を得た。宮若市、鞍手町、小竹町に置く後援会を足場に地域を回る。

 立憲民主新人の藤本倫康は衆院議員秘書などを務めた。連合福岡や自治労が推薦し、地元の鞍手町を中心に支持拡大を目指す。

■自民現職に新人が挑む 直方市

 定数1に対し、現職と新人の2人が立候補表明している。前回は無投票だった。

 3選を目指す自民現職の香原勝司はミニ集会を重ねる。公明の推薦を受けたほか、約400の企業・団体からも推薦を得られる見通しで、2期の実績をアピールしながら組織力を生かしたい考えだ。

 無所属新人の石田研は昨年末から立候補に向けた準備を始め、1月末に出馬表明。地元出身で、精密金型などを製造する企業で長く設計や営業を担当。「市民党」を掲げ、知名度向上に努めている。

■前回激突の2人が再戦 田川市

 定数1に対し、現職と新人の2人が立候補を表明。新人同士で戦い、193票差の激戦となった前回と同じ顔ぶれになりそうだ。

 再選を目指す無所属現職の佐々木允は国民民主、社民、農政連の推薦を得た。労働組合が中心だった前回に比べ、今回は保守支持層にも広がりを見せ、約240団体の推薦を受ける。街頭演説や県政報告会、議会便りの発行などで実績をアピールする。

 前回は自民公認の浦田大治は無所属で出馬予定。人口減少が止まらない田川市。若い世代の都市部流出に歯止めをかけるため、JR日田彦山線、後藤寺線への蓄電池電車「DENCHA(デンチャ)」の導入推進、県立大の学部増設などを訴える。

■新人出馬で三つどもえ 飯塚市・嘉穂郡

 定数2に現職2人、新人1人が立候補を表明している。

 自民現職の江藤秀之は4期の実績や、地元選出の麻生太郎副総理兼財務相とのパイプを強調。企業や団体への推薦依頼を進める。

 6期目を狙う国民民主現職の吉村敏男は、県議会の活動や豪雨の復旧事業などインターネットでの情報発信にも力を入れている。

 前回に続く挑戦となる無所属新人の高橋義彦は高校の同級生らが支援し、組織に頼らない「草の根活動」を展開している。

■現職だけが立候補表明 嘉麻市

 昨年3月の県議補選で三つどもえの争いを制した自民現職の江頭祥一のみが立候補を表明している。

 江頭は8期務めた吉原太郎の死去に伴う補選で、「後継者」をアピール。吉原が注力した国道322号線のトンネル開通など、地元のインフラ整備を引き続き進め、企業誘致や雇用創出に力を入れる。

■出馬表明は現職の2人 田川郡

 定数2に対し、ともに3選を目指す現職2人が立候補を表明。4人が争った前回から一転、無投票の可能性が高い。

 自民現職の大島道人は交通環境の改善に向けた要望活動などを強調。教育の充実や少子化問題への対応を掲げる。

 無所属現職の神崎聡は自民の推薦を得た。地元企業グループの支援を受け、医療や介護面の支援充実を目指し、地元を回る。

(敬称略)

 ▽党派の略称 自=自民党、国=国民民主党、公=公明党、社=社民党、立=立憲民主党、共=共産党、農=県農政連、無=無所属。

=2019/03/05付 西日本新聞朝刊=

6811チバQ:2019/03/10(日) 21:37:49
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/unified_local_election_fukuoka/article/491854/
【2019県議選情勢】(8)
2019年03月06日 06時00分

写真を見る

写真を見る

■現新4人が立候補表明 門司区

 定数2に対し、現職2人と新人2人の計4人が名乗りを上げている。

 県農政連の推薦を得た自民現職の川端耕一は、企業や団体回りを強化。現職としての実績をアピールする。7選を目指す公明現職の森下博司は支持母体の創価学会を中心に組織を固め、2月から小集会を開くなど活動を本格化。高齢者施策の充実などを訴える。

 国民民主新人の緒方文則は、介護職の待遇改善などを訴え、系列市議などと支持者を回る。労組の推薦も受けている。社民が推薦する無所属新人の南川健一は、昨年10月から地域回りや朝のつじ立ちを展開。格差是正などを訴える。

 1月の北九州市長選に出馬した水産加工会社社長も立候補を検討している。

■現職3人に共産が挑む 小倉北区

 定数3に対し、現職3人と新人1人の計4人が立候補を表明している。

 前回トップ当選の自民現職の中村明彦は、県連幹部として知事選の党推薦候補への支援に力を注ぐ。自身の10選に向けては、後援会幹部らと態勢づくりを急ピッチで進め、地域回りなどを展開する。4選に挑む国民民主現職の原田博史は連合福岡からも推薦を得て、地元市議らと支持者を回る。現職知事と連携してきた実績も訴えていく。

 公明現職の壹岐和郎は、4選に向け支持母体の創価学会を中心に組織固めを図る。市議会党議員団と企業回りなども行い、浮動票取り込みも狙う。市議を辞めて立候補する共産新人の大石正信は、市民相談などを通じ培ってきたつながりを糧に、12年前に失った共産議席の回復を目指す。

■現職3人と元職が対決 小倉南区

 定数3に対し、現職3人と元職1人の計4人が立候補の準備を進めている。

 前回トップ当選した自民現職の吉村悠は、県議会県土整備委員長として携わってきた災害対応の実績などを訴え、支持を固めている。公明現職の二宮真盛は、支持母体の創価学会を中心に集会を開くなどして支持拡大に努め、6選を狙う。

 前回議席を奪還した共産現職の高瀬菜穂子は街頭演説、支持団体回りで議席確保を目指す。前回議席を失った旧民主元職の泉日出夫は、昨年3月から地元でほぼ毎日つじ立ちを繰り返す。連合福岡の加盟労組からの推薦も基盤とする。

(敬称略)

 ▽党派の略称 自=自民党、国=国民民主党、公=公明党、社=社民党、立=立憲民主党、共=共産党、農=県農政連、無=無所属。

=2019/03/06付 西日本新聞朝刊=

6812チバQ:2019/03/10(日) 21:39:00
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/unified_local_election_fukuoka/article/492136/
【2019県議選情勢】(9)
2019年03月07日 06時00分

写真を見る

写真を見る

■国民現職と自民が争う 戸畑区

 定数1を、国民民主と自民が争う見通し。

 7選を目指す国民現職の冨田徳二は連合福岡の推薦も受け、支持者回りや地域の催しへの参加を重ねて浸透を図る。12年ぶりに自民が擁立した新人の小緑貴吏は、地域回りなどに努め、知名度アップを目指す。高校教諭だった経験を生かして、教育施策の充実などを訴えている。

■自共現職に国民が挑戦 若松区

 定数2に対し、現職2人と新人1人が立候補を表明している。新人が支持をどこまで広げられるかが鍵になりそう。

 5選を目指す自民現職の中尾正幸は、支持団体を回って票の上積みを目指す。県農政連の推薦も受ける。共産現職の山口律子は、つじ立ちや集会を重ねて福祉政策などを訴え、議席の確保を狙う。

 国民民主新人の山本耕一は、地元催しなどに積極的に顔を出すなど浸透を図る。気象予報士として防災教育の強化を訴える。

■8年ぶりに論戦展開へ 八幡東区

 前回は無投票。今回は、自民現職の津田公治に加え、無所属新人の菊水俊賢が立候補する見通しで、8年ぶりに論戦が展開されそうだ。

 3選を目指す津田は企業・団体から約200の推薦を取り付け、ミニ集会などで支持拡大を図る。国民民主の推薦を受けた菊水は、区内各所で朝のつじ立ちを続け、知名度向上に取り組んでいる。

■現職4人に2新人挑む 八幡西区

 定数4に対し、現職4人と新人2人が立候補を予定している。

 自民現職の2人はともに6選を目指す。前回トップ当選の松尾統章は、支持者周りなどで地盤固めを進める。縣善彦は県政報告会をこまめに重ね、約300の企業・団体などから推薦状を集めた。

 5選に挑む国民民主現職の岩元一儀は、連合傘下の労組を中心に支持基盤を構築し、ミニ集会などを通して支持を訴える。3選を目指す公明現職の松下正治は、支持母体の創価学会などへの浸透に努める。

 共産新人の伊藤淳一は党として8年ぶりの議席奪還を目指し、街頭演説を重ねる。新人で日本第一党員の桑鶴和則は、つじ立ちや街頭演説で浸透を図る。

 (敬称略)

 ▽党派の略称 自=自民党、国=国民民主党、公=公明党、社=社民党、立=立憲民主党、共=共産党、無=無所属、諸=諸派。

=2019/03/07付 西日本新聞朝刊=

6813チバQ:2019/03/10(日) 21:40:32
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/unified_local_election_fukuoka/article/492435/
【2019県議選情勢】(10)
2019年03月08日 06時00分

写真を見る

写真を見る

■盤石態勢で現職出馬へ 行橋市

 3選を目指す堀大助のほかに立候補の動きはみられない。

 堀は年末年始にかけて各種会合にこまめに出席し、浸透を図っている。自民県連、県農政連、連合福岡が推薦。2月の事務所開きにも連合福岡の幹部が出席してあいさつするなど、党派を超えた支援で盤石の態勢を築いている。

■現職だけが出馬の動き 築上郡・豊前市

 3選を目指す自民現職の西元健のほかに立候補の動きはなく、無投票の公算が大きい。西元は県農政連の推薦を受けた。各種団体への働き掛けを強めているほか、さまざまな会合を通して政策を訴えている。

■8年ぶりに無投票有力 中間市

 自民現職の片岡誠二が再選を目指す。ほかに立候補を模索する動きもあるが、8年ぶりに無投票となる可能性が高くなっている。

 片岡は昨年末から朝立ちをほぼ毎日行い、地域の小集会にもこまめに顔を出す。約30団体から推薦も得て、盤石の態勢を目指す。

■現職4選へ足場固める 京都郡

 無所属現職の畑中茂広のほかに立候補の動きはなく、無投票当選の公算が大きい。

 畑中は1月下旬、かつて町長を務めた豊津地区(みやこ町豊津)で県政報告会を開催。地元での支持に加え、国民民主と社民、県農政連、連合福岡からの推薦を得て、4選に向けて足場を固めている。

■現職2人に新人が挑む 遠賀郡

 定数2を巡って自民の松本国寛、国民民主の今井保利の現職2人に、無所属新人の安部弘彦が挑む。

 松本は5期20年の実績を掲げ、既に郡内の約100団体から推薦を得た。前回以上の得票を目指す。再選を狙う今井は、連合福岡を軸に組織戦を進める構え。社民の推薦も得て、労働組合を丁寧に回る。

 2度目の挑戦となる安部は、「(出身地の)岡垣から初の県議を」が合言葉。郡内最大の人口を抱える岡垣町を中心に、支持拡大を図る。

 (敬称略)

 =おわり

 ▽党派の略称 自=自民党、国=国民民主党、公=公明党、社=社民党、立=立憲民主党、共=共産党、農=県農政連、無=無所属。

6814チバQ:2019/03/10(日) 21:41:53
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/unified_local_election_fukuoka/article/491522/
福岡市議選情勢(上)
2019年03月05日 06時00分

写真を見る

写真を見る

写真を見る

 福岡市議選(総定数62)には、現職52人、元職1人、新人37人の計90人が出馬を準備し、倍率が1・45倍近い激戦模様となっている。7選挙区の構図と情勢を、3回に分けて報告する。 (敬称略)

<東区>最多17人が出馬か

 市内7選挙区で最大の定数12に対し、立候補予定者も最多の17人(現職11人、新人6人)が名乗りを上げた。西区への移転が昨年完了した九州大箱崎キャンパス跡地は、2019年度から新たな都市拠点を築く議論が本格化する。アイランドシティ、千早地区の事業と併せ、街の将来像をどう描くかが問われそうだ。

 自民は元市議長の森英(6期)、現市議長の川上(5期)、前回トップ当選の今林(3期)を公認した。立憲民主は新人の築地原を擁立。前回、旧民主候補だった市議会会派・市民クラブ代表の阿部(3期)は、国民民主公認で挑む。

 現有2議席の公明は山口(4期)、尾花(3期)に新人の勝山を加え、4年ぶりの3議席確保を狙う。共産は綿貫(3期)が議席の維持を、維新は新人の下沢が議席獲得を目指す。

 昨年、東区選出の所属市議が在職中に死去し、その後、会派名を変更したみらい・無所属の会は、公認を藤本(6期)1人に絞った。ふくおか市民政治ネットワークは森文(1期)が再選を期す。

 無所属の落石(2期)は前回と同様、社民の推薦を受けた。前回、維新公認の冨永(1期)は無所属で臨む。

 母親が元市議の無所属新人・金出は初めての出馬。無所属新人の藤野は、次点に泣いた前回の雪辱を期す。保守系無所属の真武は、3回目の市議選挑戦。

<博多区>新人が増え接戦に

 JR博多駅と博多港エリアを結ぶロープウエー構想の舞台となる区。博多駅一帯の街づくりだけでなく、4月に完全民営化される福岡空港の周辺地区の活性化、大型再開発が動きだした青果市場跡地などのトピックを抱え、活発な論戦が期待される。

 定数9に対し現職6人、新人は前回を大幅に上回る5人が立候補を予定しており、接戦の様相だ。

 自民は市議団会長の南原(6期)と、2017年に当時のみらい福岡から移った鬼塚(1期)の2人に加え、高島宗一郎市長に最も近い会派・自民新福岡を同年に結成した福田(3期)も公認した。

 立憲民主は冬季五輪に出場経験がある新人・山田が初挑戦する。国民民主は所属していた市議が昨年末に自ら辞職し、候補擁立を見送る方針。

 公明は古川(2期)と、引退する副議長の後継となる新人の川上が2議席維持を図る。共産も引退するベテランの議席死守に向け、新人の木村が挑む。維新は新人の堀本を擁立し、前回は2人が当選したみらい・無所属の会は、浜崎(2期)が出馬する。

 かつて自民に所属していた無所属の川口(8期)は今回、自民から推薦を受けた。自民の比例代表選出衆院議員を1期務めた新人の新開は、無所属で支持拡大を狙う。


 ◇立候補予定者一覧の並び方は(1)現職、元職、新人(2)衆院の勢力(3)地域政党(4)政党推薦の有無(5)五十音-の順。「み」はみらい・無所属の会、「ネ」はふくおか市民政治ネットワーク、「諸」は諸派、「無」は無所属。

=2019/03/05付 西日本新聞朝刊=

6815チバQ:2019/03/10(日) 21:42:44
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/unified_local_election_fukuoka/article/491855/
福岡市議選情勢(中)(立候補予定者は敬称略)
2019年03月06日 06時00分

写真を見る

写真を見る

写真を見る

写真を見る

<中央区>現新12人が名乗り

 高島市政が進める再開発事業「天神ビッグバン」が本格化し、日に日に街が変わっていく市の中枢部。訪日外国人客の活力をどう生かすかや、屋台政策の今後など論点は尽きない。有権者の入れ替わりが最も激しい地域で、定数7を巡り、現職と新人の6人ずつがしのぎを削る。

 自民は、4年前に引退した市議長経験者の地盤をそれぞれ引き継いだ稲員(1期)と堤田(1期)が再選を目指す。

 国民民主の田中(3期)は、中央区の旧民進系唯一の現職として支持基盤の拡大を図る。公明の楠(3期)は、継続して取り組んできた福祉政策を軸に訴える。

 共産は、引退する前市議団長の後継として衆院選に立候補経験のある新人・松尾を擁立。前回、無所属で出馬し届かなかった新開は維新の公認で再チャレンジする。

 高島宗一郎市長に最も近い新会派を結成した中島(1期)は、与党系としての実績を強調。橋田(2期)は今期途中に自民を退会し、前回に続いて無所属での戦いとなる。

 無所属新人の小鴨は、元五輪マラソン代表の知名度を生かし無党派層にアプローチする。25歳の無所属新人・浅香は、今回の市議選全体で最も若い候補者となる見通し。無所属新人の馬場と山方は、民間企業や地域活動などで積んだ経験を主張する。

<南区>保守、旧民進系乱立

 南区は路線バスしか交通手段がない住宅地や丘陵地が多い。高齢者の移動手段確保など生活交通対策が主な課題だ。定数11を現職10人、元職1人、新人5人の計16人が争う。

 自民は3人を擁立。市議団副会長の打越(4期)と連続トップ当選の川上(2期)に加え、引退する市議団元会長の後継として元職の伊藤(4期)が復活を期す。公明は、市副議長経験者の大石(6期)と、市議団政調会長の松野(3期)が、2議席確保へ組織票の積み上げを図る。

 国民民主の近藤(1期)は、労組票などを固める。新人の森田は無所属だが、秘書を務める国民の稲富修二衆院議員の後押しを受ける。女性支援活動に取り組んできた新人の成瀬は、立憲民主公認で臨む。

 みらい・無所属の会の国分(5期)は、与党系会派トップの強みを強調。飯盛(3期)は新会派を結成し、高島宗一郎市長を支えてきた立場を訴える。昨年の市長選で高島陣営に入った無所属新人の柏木は、保守票の開拓を狙う。

 共産の堀内(1期)は、ロープウエー反対を論戦の軸に掲げる。前回、維新で議席を得た富永(2期)は今回、無所属で自民の推薦を受ける見込み。維新は、20代の新人・大沢が初めて出馬する。新村(1期)は、前回に続いて無所属で幅広い層へ浸透を狙う。

 無所属新人の黒木は、環境政策に力を入れる緑の党の推薦を得た。

<城南区>現職に4新人挑む

 市内7選挙区で最も少ない定数6に対し、現職6人、新人4人の計10人が挑む構図。区の中心を貫いて走る市営地下鉄七隈線や、複数ある大学を生かした地域振興の訴えも注目を引きそうだ。

 自民は、前回トップ当選で前市議団幹事長の阿部(4期)と、前回は無所属だった調(2期)を擁立し、2議席キープを狙う。

 立憲民主の太田(3期)は、焦点のロープウエー構想に対し異を唱える。国民民主は、稲富修二衆院議員の秘書を務める新人・井上が初挑戦。

 城南区唯一の公明候補の篠原(2期)は、党の支持母体が全面的にバックアップ。倉元(4期)は共産の1議席死守へ、高島市政との対決姿勢を前面に打ち出す。

 最年長候補者となりそうな無所属の高山(10期)は、現役最長の市議経験を訴える。維新は、地元出身の新人・五島が名乗りを上げた。

 ふくおか市民政治ネットワークは、8年前に失った城南区での議席奪回を新人の清水に託す。無所属新人の佐藤は、昨年の市長選を手伝った高島宗一郎市長との近さをアピールしている。


 ◇立候補予定者一覧の並び方は(1)現職、元職、新人(2)衆院の勢力(3)地域政党(4)政党推薦の有無(5)五十音-の順。「み」はみらい・無所属の会、「ネ」はふくおか市民政治ネットワーク、「諸」は諸派、「無」は無所属。

=2019/03/06付 西日本新聞朝刊=

6816チバQ:2019/03/10(日) 21:43:32
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/unified_local_election_fukuoka/article/492137/
福岡市議選情勢(下)
2019年03月07日 06時00分

写真を見る

写真を見る

写真を見る

<早良区>女性候補者ゼロか

 定数9に対し、現職8人、新人5人の計13人が争う。早良区は、女性の立候補予定者がゼロになる見通し。子育て・教育など、女性や無党派層をより意識した論戦が展開されそうだ。市街地の北部と自然豊かな南部でエリアの特色が異なるため、幅広い活性化策が求められる。

 自民は、全市で最も多い4人を公認した。前回、区の得票トップ3を占めた大森(2期)、津田(2期)、大原(2期)に、一昨年、当時のみらい福岡から移った市議団幹事長の平畑(4期)が加わった。

 立憲民主は、市内で唯一2人が立つ。新人の権藤は、引退する労組出身市議からバトンを託された。前回、県議からのくら替えを目指し、次点に泣いた新人・宮浦は雪辱を期す。

 現有2議席の公明は、党市議団長の黒子(6期)、高木(2期)が、ともに組織票固めを着実に進める戦略。

 共産は、市議団トップの中山(4期)がロープウエー構想など高島市政への反対を掲げる。

 みらい・無所属の会は新人の松永を擁立し、区の議席回復を狙う。維新から参院選に出馬したこともある新人の岩本は、維新公認、みらい推薦で臨む。

 諸派・緑の党の荒木(4期)は、代表を務める市議会会派の福祉政策を訴える。旧民主公認で前々回の市議選に立った新人の松本は今回、無所属で議席獲得に挑む。

<西区>新人6人、混戦模様

 昨年、移転が完了した九州大伊都キャンパス周辺の街づくりと、増え続ける子育て世帯施策などが大きな課題の西区。7選挙区で最多タイの新人6人が立候補準備を進めており、現職5人と定数8を巡る混戦が予想される。このうち、女性も4人と多い。

 自民は、前回と同じ2人を擁立。前市議長で、前回は市内最高得票だった小畠(6期)、前市議団副会長の冨永(5期)が議席確保を目指す。

 立憲民主の新人・田中は、西区も地盤とする山内康一衆院議員の秘書。引退する立民系市議から地盤を引き継ぐ新人の勝見は、無所属で出馬する。無所属で会派・市民クラブに所属する池田(3期)は、前回に続いて社民推薦を得た。

 公明は、前回2位で当選した大坪(1期)が、支持基盤を固めて再選を狙う。共産は、一昨年の衆院選に名乗りを上げ、野党共闘の結果、出馬を断念した新人・山口が初挑戦。

 前回の当選者中、最年少だった維新の天野(1期)には、所属するみらい・無所属の会が推薦を出した。今期で引くみらいのベテラン市議の後継になる新人・淀川は、無所属で戦う。

 無所属新人の江藤は、市内で唯一、自由党から推薦を受けた。同じく無所属新人の伊比は、無党派層に支持を広げたい考えだ。

 (立候補予定者は敬称略)

 ◇立候補予定者一覧の並び方は(1)現職、元職、新人(2)衆院の勢力(3)地域政党(4)政党推薦の有無(5)五十音-の順。「み」はみらい・無所属の会、「ネ」はふくおか市民政治ネットワーク、「諸」は諸派、「無」は無所属。

=2019/03/07付 西日本新聞朝刊=

6817チバQ:2019/03/11(月) 18:16:36
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/unified_local_election_kumamoto/article/492979/
【県議選・選挙区の情勢】(上)過去最少61人が出馬の動き 〈熊本市第2区〉〈八代市・郡〉無投票の可能性も 〈玉名市〉保守分裂の様相に
2019年03月10日06時00分 (更新 03月10日 19時39分)

写真を見る
 統一地方選前半の県議選(29日告示、4月7日投開票)まで1カ月を切った。21選挙区の定数49に対し、9日時点で計61人(現職42人、元職2人、新人17人)が立候補の動きを見せている。政党別では、自民32人▽立憲民主1人▽公明3人▽共産1人▽諸派1人▽無所属23人。66人が出馬した前回から5人減って過去最少を更新し、11選挙区で無投票の可能性がある。立候補が予想される顔触れを2回に分けて紹介する。

■熊本市第1区(定数12)

 現職10人、新人5人の計15人が立候補を表明している。

 自民は現職が4人。岩下栄一(72)は7選、藤川隆夫(66)が6選、橋口海平(40)が3選、松村秀逸(65)が再選をそれぞれ目指す。6期務めた小杉直(73)は引退の意向。

 公明の城下広作(59)が6選、社民と国民民主が推薦する無所属の西聖一(58)が4選、立憲民主の浜田大造(48)が3選を狙う。

 共産の山本伸裕(55)と無所属の松野明美(50)、無所属で社民、国民推薦の岩田智子(57)が再選を目指し支持集めに奔走する。

 新人のうち、公明の本田雄三(55)は引退する同党県議の後継。会社役員の山中惣一郎(36)、熊本市議の小池洋恵(49)、会社社長の堤泰之(44)、会社社長の南部隼平(34)の4人は無所属で挑戦する。

■熊本市第2区(定数5)

 新たな区割りとなって2度目で、現職5人が立候補を予定。無投票の可能性がある。

 前回民主公認で当選した鎌田聡(54)は無所属で6選を目指す。公明の前田憲秀(54)が3選を、自民の高島和男(55)が再選をそれぞれ狙う。

 昨年7月の県議補選で当選した自民の井手順雄(59)と竹崎和虎(45)も支持集めに駆け回る。

■八代市・八代郡区(定数4)

 現職4人が立候補を表明し、無投票の可能性がある。自民の坂田孝志(61)と小早川宗弘(51)が5選を、自民の高野洋介(41)が4選を狙う。無所属の磯田毅(66)は3選を目指して奔走している。

■人吉市区(定数1)

 自民現職の溝口幸治(48)が5選を目指す。無投票の公算が大きい。

■荒尾市区(定数2)

 3回連続で無投票だったが、今回は現職1人、新人2人がしのぎを削る。諸派(新社会党)の岩中伸司(70)が7選を目指し、支持固めを進める。市議の島田稔(66)は自民公認で初挑戦。同じく市議の前田敬介(37)は無所属で挑む。

■水俣市区(定数1)

 自民現職の吉永和世(52)が6選を目指す。県選挙管理委員会の説明会には、別の陣営関係者も出席した。

■玉名市区(定数2)

 現新3人が争い、保守分裂の様相。4期務めた自民の森浩二(66)が引退を表明。自民現職の浦田祐三子(47)が4選を目指し支持集めに奔走する。元市議の城戸淳(57)と元衆院議員秘書の坂梨剛昭(45)の新人2人はいずれも無所属だが、公明は坂梨を推薦する方針。

 (敬称略)

=2019/03/10付 西日本新聞朝刊=

6818チバQ:2019/03/11(月) 18:16:54
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/unified_local_election_kumamoto/article/493202/
【県議選・選挙区の情勢】(下)〈合志市〉定数1増で選挙戦に 〈芦北郡〉5回連続の無投票か
2019年03月11日 06時00分

写真を見る
■天草市・天草郡区(定数3)

 現職2人、元職1人、新人1人の争い。現職は自民の池田和貴(55)が5選を、無所属の楠本千秋(69)は自民推薦で再選を目指す。自民推薦の無所属元職泉広幸(65)も立候補を表明。会社社長西村尚武(64)は無所属で初の議席獲得を狙う。

 公明は池田と楠本、西村の3人を推薦する方針。

■山鹿市区(定数2)

 ともに4選を狙う自民現職の早田順一(52)と渕上陽一(53)のほかに立候補表明はなく、3回連続で無投票となる公算が大きい。

■菊池市区(定数1)

 前回と同じく、8選を目指す自民現職の前川收(58)に、無所属新人の出口慎太郎(36)が国民民主の推薦を受けて挑む。

■宇土市区(定数1)

 自民現職の西山宗孝(66)が再選を目指す。自民推薦が内定していた元職が立候補を断念したため、無投票の公算が大きい。

■上天草市区(定数1)

 4期目を目指す自民現職山口裕(47)以外に立候補の動きはなく、無投票の公算が大きい。

■宇城市・下益城郡区(定数2)

 前回4人による激戦を制した吉田孝平(41)と末松直洋(56)が自民公認で再選を目指す。無所属新人の法律事務所事務員村上真由子(40)が挑む。

■阿蘇市区(定数1)

 自民現職の岩本浩治(65)が再選を目指す。無投票の公算が大きい。

■合志市区(定数2)

 人口増加に伴い今回から定数が1増。前回無投票で当選した自民現職の高木健次(69)が4選を狙う。無所属新人で自民、公明の推薦を受ける池永幸生(68)と、無所属新人の神田公司(63)は、ともに市議を辞して挑む。

■玉名郡区(定数1)

 自民現職の内野幸喜(46)が4選を目指している。3回連続で無投票となる公算が大きい。

■菊池郡区(定数2)

 保守系の3人による激戦の様相。自民現職の田代国広(76)が4選に向け支持固めを図る。再選を目指す現職中村亮彦(51)、3選を狙う元職東充美(67)はともに無所属で、自民、公明の推薦を受ける。

■阿蘇郡区(定数1)

 自民現職の元南小国町長河津修司(66)が再選に向けて支持を固めており、無投票の公算が大きい。

■上益城郡区(定数2)

 4選を目指す増永慎一郎(55)と、再選を目指す大平雄一(53)の自民現職2人に、無所属新人の元御船町議長田端幸治(60)が挑む。

■芦北郡区(定数1)

 10期務めた山本秀久(83)が引退し、山本の秘書で芦北町議の荒川知章(45)が後継として自民の公認を受けた。5回連続で無投票となる公算が大きい。

■球磨郡区(定数2)

 いずれも自民現職の松田三郎(54)が6選、緒方勇二(58)が3選を目指す。前回に続き無投票の公算が大きい。 (敬称略)

=2019/03/11付 西日本新聞朝刊=

6819チバQ:2019/03/11(月) 18:17:16
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/fukuoka_prefecture_election/article/493209/
藤丸氏も小川氏支持を表明 福岡知事選 自民衆院議員の過半数が党に反旗
2019年03月11日 06時00分
 自民党分裂選挙となっている知事選(4月7日投開票)を巡り、同党の藤丸敏衆院議員(福岡7区)が10日、3選を目指す現職の小川洋氏(69)への支持を表明した。藤丸氏は小川氏を支援する同党の古賀誠元幹事長の後継にあたる。同党は元厚生労働官僚で新人の武内和久氏(47)を推薦しているが、県内全11小選挙区を占める同党衆院議員のうち、過半数の6人が党決定に反旗を翻した形だ。

 藤丸氏は同日、久留米市であった小川氏の支援組織「福岡県民の会」の集会で登壇。約600人を前に「県南にも快くいろんな事をやっていただいている。恩返しとして小川知事を一生懸命、応援したい」と支持を明言した。

 県内11小選挙区では二階派の武田良太氏(同11区)、宮内秀樹氏(同4区)、鳩山二郎氏(同6区)のほか、石原派の鬼木誠氏(同2区)、岸田派の古賀篤氏(同3区)が小川氏支持を打ち出している。複数は態度を公にしていない。

=2019/03/11付 西日本新聞朝刊=

6820チバQ:2019/03/13(水) 13:50:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190313-00010011-nishinpc-soci
「麻生1強」への不満背景 福岡知事選、ライバルの「誠拓」タッグ
3/13(水) 12:09配信 西日本新聞
「麻生1強」への不満背景 福岡知事選、ライバルの「誠拓」タッグ
山崎拓氏(左)の演説に耳を傾ける太田誠一氏(右から2人目)=12日、福岡県筑紫野市
 21日告示の福岡県知事選で、3選を目指す小川洋知事を応援しようと、自民党の山崎拓元副総裁と太田誠一元農相が12日、同県筑紫野市などで一緒に演説を行った。中選挙区時代に「誠拓戦争」と呼ばれる政争を繰り広げたライバル同士が手を握った格好。一方、自民推薦の新人で元厚生労働官僚武内和久氏の後援会長、麻生渡前知事は、武内氏を支える麻生太郎副総理兼財務相の地元で「県政刷新」を訴えた。

【グラフ】福岡知事選の投票率の推移

 筑紫野市の生涯学習施設の一室。約150人を前に、山崎氏が声を上げた。「誠拓戦争と言われたが、現在は誠拓のコラボレーションだ」。続けてマイクを握った太田氏は麻生副総理を念頭に「私と山崎先生の同時代の政治家が1人残っている。その人がこの選挙の元凶だ」と痛烈に批判した。

 山崎氏と太田氏は中選挙区時代、旧衆院福岡1区で激しい選挙戦を展開した間柄。小選挙区制移行後は山崎氏が2区、太田氏が3区に分かれたことで直接対決はなくなったが、しこりは完全には消えなかった。

 両氏は2009年の衆院選で落選後、第一線を退いた。古賀誠元幹事長も12年の衆院選に出馬せず議員を引退。しのぎを削った同世代で現役なのは麻生太郎氏だけだ。山崎、太田両氏が今回タッグを組んだ背景には「麻生氏1強と言われる県内政界の状況に不満がある」(県連関係者)とされる。

 麻生渡前知事は小川氏の後見人的存在だったが、「攻めの県政」への転換が必要だとして武内氏陣営に加わった。12日は同県飯塚市で自民県議の集会に参加。「挑戦する県政を選んでほしい」と呼びかけた。

 麻生渡氏は11日夜、福岡市内で開かれた異業種交流会の懇親会に参加。小川氏も出席しており、同氏が武内氏の後援会長に就任後初めて言葉を交わした。出席者によると、同氏は後援会長に就いた経緯を小川氏に説明したという。15日には、武内氏と並び初めて街頭演説をする方針だ。

 知事選には共産党県委員会副委員長の新人篠田清氏も立候補を予定している。

西日本新聞社

6821チバQ:2019/03/16(土) 08:15:11
■現職:小川洋
02鬼木誠  石原派・・・山崎拓後継  >>6796
03古賀篤  岸田派・・・太田誠一後継 >>6796
07藤丸敏  岸田派・・・古賀誠後継  >>6796
04宮内秀樹 二階派 >>6800二階派の衆院議員3人
06鳩山二郎 二階派 >>6800二階派の衆院議員3人
11武田良太 二階派 >>6800二階派の衆院議員3人
公明党>>6796
県医師連盟 県歯科医師連盟 県農政連
連合福岡  県町村会 >>6782



■新人:武内和久
01井上貴博 麻生派
05原田義昭 麻生派
08麻生太郎 麻生派
10山本幸三 岸田派 >>6802北九州地区選対本部長
参大家敏志 麻生派・・・選対委員長
県薬剤師連盟 県看護連盟 
県私立幼稚園振興協会
九州北部税理士政治連盟
こども・保育政治連盟県支部 >>6782


不明(小川寄り?)
参松山政司 岸田派

6822チバQ:2019/03/18(月) 11:13:22
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/unified_local_election_saga/article/493463/
2019県議選情勢(1)
2019年03月12日 06時00分

写真を見る

写真を見る
<佐賀市>新人出馬で一転激戦 市中心部で票の争奪か

 定数11に対し、一時は現職11人のみの無投票再選もささやかれたが、2月に新人の女性2人が名乗りを上げ、計13人による激戦の様相となっている。政党別は自民5人、国民民主2人、公明、共産、社民が1人ずつ公認し、無所属は3人。県議会全体でも1人しかいない女性議員が増えるかどうかも注目される。

 自民は、旧佐賀市で西久保が地元の鍋島地区の票固めを狙い、古賀は地盤の北川副地区や若い世代への浸透を図る。市中心部が足場の木原は票の奪い合いに危機感を強める。

 旧郡部は、留守が旧大和町を中心に後援会活動を強め、旧諸富町の川崎は地元商工会などに支援を求める。川副、東与賀、久保田の旧3町は地元候補が不在の見通しで有権者2万7千人の投票動向も注目される。

 国民民主は藤崎、江口の現職2人が、連合佐賀の推薦を受けて議席の死守を期す。藤崎は農業者への浸透を狙って県政報告会を、江口はミニ集会を重ねる。

 公明は前回トップの中本が1月から各地で会合を重ねた。共産は唯一の女性現職の武藤が子育て施策などを訴えて7選を狙う。社民は現職の徳光が自治労や連合佐賀の推薦を受ける。

 無所属の現職青木は市中心部に拠点を構え、草の根運動で支援を訴える。新人でフリーアナウンサーの一ノ瀬は知名度を生かして幅広い層の支持を目指す。同じく新人の中島は、生活者目線で貧困や格差問題を訴える。 (敬称略)

   ◇    ◇

 29日告示される県議選。県内13選挙区の情勢を紹介する。

=2019/03/12付 西日本新聞朝刊=

6823チバQ:2019/03/18(月) 11:14:02
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/unified_local_election_saga/article/493744/
2019県議選情勢(2)
2019年03月13日 06時00分

写真を見る

写真を見る
<唐津市・東松浦郡区>中心部の浮動票が鍵 7人による少数激戦か

 定数6に現職5人、元職1人、新人1人の計7人が立候補を予定する。10人が立候補した前々回、前回から一転し、少数激戦の構図となる見通し。候補者不在の唐津市中心部の浮動票が当落に影響しそうだ。

 自民は前回より1人少ない4人を公認。5選を狙う桃崎は副議長を務めた実績を強調し、旧浜玉町、旧七山村を中心に浸透を図る。大場は地盤の同市鏡地区が公明、共産の現職と競合。危機感を強め地元を固める。

 前回、同じ旧肥前町から出た自民現職に競り勝った井上常は、唐津市と玄海町にまたがる上場(うわば)地区を足場に地域活性化を訴える。市議を辞職して挑む新人の冨田は、今季で引退する米倉幸久の後継。旧相知町や旧厳木町、旧北波多村を中心に支持を広げる方針だ。

 前回トップだった公明の木村は福祉施策の充実などをアピール。若者や子育て世代への浸透に力を注ぐ。共産の井上祐は選挙区唯一の「現職野党」を強調。反原発を掲げ、出身地の旧肥前町でも浸透を目指す。前回次点の無所属元職の宮崎は昨秋から同市の佐志・湊校区を中心に集会を重ね、若者の定住や企業誘致を訴える。

<西松浦郡>3回連続で無投票か 自民現職以外動きなし

 有田町のみの選挙区で定数1。自民現職の原田のほかに立候補の動きはなく、3回連続で無投票になる見通しだ。原田は県が2016年に実施した有田焼創業400年事業の成果を窯業と観光振興につなげる考えを強調。西有田地区の農業施策へのてこ入れも掲げている。

 =敬称略

=2019/03/13付 西日本新聞朝刊=

6824チバQ:2019/03/18(月) 11:14:48
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/unified_local_election_saga/article/494069/
2019県議選情勢(3)
2019年03月14日 06時00分

写真を見る

写真を見る
<鳥栖市>自民系と国民の争い 8年ぶりの選挙戦か

 定数3(欠員1)に対し、自民現職2人と国民民主新人、自民推薦の無所属新人の計4人が出馬表明、8年ぶりの選挙戦になる見込みだ。自民系3人が議席を独占するか、国民民主が1議席を奪うかが焦点となる。

 自民公認では、5期目を狙う指山が今月、鳥栖市内で県政報告会を開いて4期16年の実績を強調。鳥栖、基里地区など市全域で支持固めを図る。

 4期目を目指す向門は、地盤の田代、若葉地区で支持者や団体へのあいさつ回りし、自民支持の保守層に支援を訴える。

 国民民主の下田は2月に市議を辞職。2015年に死去した元民主県議の地盤継承を図り、集会で反自民の受け皿をアピールする。

 無所属の中村は、地元の旭、麓地区を中心に支持拡大を狙う。市議を辞めて立候補した4年前の同市長選で培った人脈を生かす。

<三養基郡>「基山票」勝敗の焦点 現元新の3人激戦様相

 定数2(欠員1)に現職、元職、新人の3人が立候補を表明している。前回、同選挙区で選出され、不祥事で辞職した元県議の地盤だった基山町の票の動きが選挙戦を左右しそうだ。

 現職宮原は、事務所を置くみやき町北茂安地区や旧三根町を中心にあいさつ回り。3期12年の実績を訴えて地盤固めに余念がない。

 元職石丸は、地元みやき町や上峰町で支援を呼びかけ、県議を1期務めていた知名度を生かし、基山町内でも浸透を目指す。

 新人古賀は、地盤の基山町でつじ立ちや集会で露出を増やす。他候補が「基山票」を狙う中、唯一の地元候補として支援を訴える。

<神埼市・神埼郡>選挙区初の無投票か 現職引退し2人名乗り

 定数2に対し、自民現職の八谷と、前回選挙で敗れた自民新人の古川の2人が立候補を表明。3期目の現職が引退する意向で、他に出馬の動きがないため、2007年に現選挙区となって以来、初めて無投票となりそうだ。

 3選を狙う八谷は県政報告会や交差点でのつじ立ちで、地元の河川や国道の安全対策など有権者に身近なハード面の整備を訴える。

 古川は2月から重ねている住民と語る会で、子育て施策や地場産業振興の必要性を強調し、地元の千代田町を中心に支持を固める。

=2019/03/14付 西日本新聞朝刊=

6825チバQ:2019/03/18(月) 11:15:24
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/unified_local_election_saga/article/494363/
2019県議選情勢(4)
2019年03月15日 06時00分

写真を見る

写真を見る
<伊万里市>自民3人に新人挑戦 少数激戦になる見通し

 定数3。自民現職3人に無所属新人が挑む。前回無投票から一転して少数激戦の見通し。

 自民公認は、6選を狙う竹内が地元の市中心部に拠点を構える。県政報告会では西九州道延伸による新たな道の駅構想など市街地の活性化を強調している。

 同じく6選を目指す中倉は西部の東山代町に事務所を開設。前議長の実績を訴えつつ、地元企業の活性化や新たな企業誘致による雇用創出を目標に掲げる。

 4選を期す東部が地元の岡口は、農村部をこまめに回って行動力をアピール。医療福祉の充実や子育て支援、地元のスポーツ振興を訴えて支持拡大を狙う。

 新人の弘川は地元西部の山代町を中心に浸透を図る。野球を軸としたスポーツ発展や教育振興のほか、伊万里湾を生かした国際交流都市構想を訴える。

<武雄市>2期連続の無投票か 自民現職以外動きなく

 定数2。新人の名前が取りざたされた時期もあったが、自民現職のベテラン組の石丸と稲冨以外に立候補の動きはなく、2期連続で無投票になる公算が大きい。

 2氏はともに出身地域を中心に地盤を固める。石丸は地域の集会に足を運び実績をアピール。稲富は議会報告を配り、有権者への浸透を図る。

<嬉野市>現職が無投票7選か 前回から一転し無風に

 定数1で、7選を期す自民現職の石井が立候補を表明。選挙戦となった前回から一転、他に出馬の動きはなく、無投票の公算が大きい。

 石井は九州新幹線西九州ルートの全線フル規格化に尽力することを訴え、支援を呼び掛けている。

 =敬称略

=2019/03/15付 西日本新聞朝刊=

6826チバQ:2019/03/18(月) 11:18:02
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/unified_local_election_saga/article/494637/
2019県議選情勢(5)
2019年03月16日 06時00分

写真を見る

写真を見る
<鹿島市・藤津郡>現職2人のみ名乗り 前回に続き無投票公算

 定数2に対し、自民現職の2人が名乗りを上げるほか、立候補の動きはなく、前回の2015年に続いて無投票となる見込みだ。

 土井は地盤の鹿島市を中心に、九州新幹線西九州ルート暫定開業後、在来線沿線である地元の利便性の確保や、振興策として有明海沿岸道路の延伸を訴える。

 太良町が地元の坂口も、新幹線開業後の交通体系の維持や基幹産業である農漁業の振興、後継者確保や人口減対策について訴え、支持を呼び掛けている。

<小城市>現職2人に新人挑む 無風一転、少数激戦に

 現職2人に加え、2月末に新人が立候補を表明したことで、無風が一転、3人が2議席を争う少数激戦となる見通しだ。

 5期20年の実績を掲げる自民現職の藤木は、公明やJAグループ佐賀の政治団体、県農政協議会の推薦を得て、地盤固めを図る。

 再選を目指す自民現職の池田は農林水産業振興などを訴える。公明や県農政協からも推薦を受け、企業などに支援を呼び掛ける。

 無所属新人の藤田は地域医療の充実などを掲げる。市内をくまなく回るなど草の根の運動を展開。知名度のアップに懸命だ。

<多久市>12年ぶりに無投票か 無所属現職が地盤固め

 定数1に対し、再選を目指す無所属現職の野田のほかに立候補の動きがなく、12年ぶりに無投票となる公算が大きい。野田は毎日つじ立ちを行い、現職として現場主義を貫くことを訴える。地元企業など数十の組織からも支持を得ており、着実に地盤を固める。

<杵島郡>前回に続き無投票か 現職2人以外、動きなし

 定数2。前回同様に自民現職2人が無投票で当選する可能性が高い。

 石倉は県議会議長の公務の合間を縫って地盤の江北町を中心に集会などに顔を出す。白石町の定松は集会などで県政報告を行い、農業分野をはじめ過去2期の実績を訴えている。

 (敬称略)

 =おわり

=2019/03/16付 西日本新聞朝刊=

6827チバQ:2019/03/18(月) 11:20:18
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/fukuoka_prefecture_election/article/494641/
武内氏、前知事と街頭へ 都市部で無党派層に訴え
2019年03月16日 06時00分
JR博多駅前で通行人に手を振る麻生渡前知事(左端)と、握手を求める武内和久氏(中央)
JR博多駅前で通行人に手を振る麻生渡前知事(左端)と、握手を求める武内和久氏(中央)
写真を見る
 自民党分裂選挙となった知事選は、21日の告示まで1週間を切った。自民推薦で元厚生労働官僚の新人武内和久氏の陣営では、後援会長を務める麻生渡前知事が15日、初めて街頭に立った。党本部の最新の世論調査で武内氏は現職の小川洋知事に先行されており、巻き返しへ無党派層の取り込みに懸命だ。

 午前7時半、武内氏はJR博多駅前で通勤客らにあいさつや握手をして回り、麻生氏も手を振りアピール。マイクを握った武内氏は、宿泊税導入を巡る県と福岡市の対立を念頭に「市を強く明るくするため、市と県がタッグを組む県政をやっていく」と訴えた。

 自民が9、10日に実施した世論調査では、小川氏が過去の調査と同様、優勢だった。武内氏陣営の関係者は、小川氏が推薦を受ける県町村会や農政連を後ろ盾に郡部で支持を固めているとみて「浮動票が多い福岡市や北九州市など都市部に重点を置く」戦略を描く。

 自民県議団は15日、一部国会議員が造反して小川氏支援に回ったことをとがめない党本部に対し抗議するよう県連に要請。県議団の原口剣生会長は取材に「党の決まりを破るなら何でもありになる」と述べ、本部は党議拘束を徹底させるべきだとの考えを示した。県連は18日付で、本部に抗議文を送る方針。

 知事選には共産党県委員会副委員長の新人篠田清氏も立候補を予定している。

=2019/03/16付 西日本新聞朝刊=

6828チバQ:2019/03/18(月) 11:20:46
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/unified_local_election_kumamoto/article/494657/
熊本・錦町議会が自主解散 「首長と同日選、町内世論」
2019年03月16日 06時00分
 熊本県錦町議会(定数12、欠員1)は15日、今夏予定されている町議選を、4月の統一地方選の町長選と同時に実施するため、議会の解散を賛成多数で可決した。県選挙管理委員会によると、同様の理由で町村議会が解散するのは県内では初めて。町議選は4月16日告示、21日投開票となる。

 同町では1979年以降、同じ年の4月に町長選、7月に町議選が行われており、同町区長会などが同日選を求めていた。

 解散を提案した町議2人は「同日選実施は町内世論。投票者の利便性と経費削減を考慮すると、同時実施の効果は多大」などと説明。議決の結果、賛成10、反対1だった。

 首長選と議員選の同時実施を巡っては、徳島県石井町議会が14日解散し、茨城県美浦村議会も25日に解散の議決を行う予定。2015年3月には埼玉県毛呂山町議会も解散しており、選挙の効率化を進める動きが広がっている。

=2019/03/16付 西日本新聞朝刊=

6829チバQ:2019/03/20(水) 10:11:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190320-00000003-mai-pol
「麻生氏に八木山峠は越えさせない」 福岡知事選、気勢上げる自民造反組
3/20(水) 7:30配信 毎日新聞
「麻生氏に八木山峠は越えさせない」 福岡知事選、気勢上げる自民造反組
福岡県知事選の支援の構図
 21日に告示される福岡県知事選で、自民党は新人で元厚生労働官僚の武内和久氏(47)を推薦するが、同党の県選出衆院議員の過半数が「造反」して現職の小川洋知事(69)を支援する事態になっている。背景には、武内氏を推す麻生太郎副総理兼財務相と、その動きをけん制する大物自民OBとの勢力争いも見え隠れしている。

 麻生氏と小川氏の間には、2016年の衆院福岡6区補選で麻生氏支援の候補を小川氏が応援しなかったしこりがある。今回の知事選の保守分裂劇は、自民が過去2回の知事選で支援した現職がいる中、自民県連が公募で麻生氏が推す武内氏に決めたことに始まる。

 今月に入って、鬼木誠氏(福岡2区)を皮切りに、古賀篤氏(同3区)、藤丸敏氏(同7区)の県選出の衆院議員が続々と小川氏支援を表明。以前から小川氏支援の立場だった武田良太氏(同11区)ら3人と合わせて「造反組」は11人のうち過半数の6人に上った。

 県内では、飯塚市などの筑豊地方を地盤とする麻生氏に、県都・福岡市の山崎拓元副総裁や太田誠一元農相が対抗し、大牟田市などの筑後地方の古賀誠元幹事長を交えた覇権争いが繰り広げられてきた。その構図をなぞるように「造反」を表明した鬼木氏は山崎氏、古賀篤氏は太田氏、藤丸氏は古賀誠氏のそれぞれ後継にあたる。飯塚市と福岡市側の間にある八木山峠を比喩に県政界では「麻生氏にもう八木山峠は越えさせない」との隠語が飛び交うほどだ。

 党県連は18日、「造反」議員への指導を求める要請文を党本部に送付。その前日、麻生氏の側近で党県連選対委員長の大家敏志参院議員は「党内の決まりを守らない人にはしっかりした対応をとる」と「造反」議員にくぎを刺したが、さらなる反発も呼んで前哨戦は激化している。

 知事選には他に共産県委員会副委員長で新人の篠田清氏(70)=共産推薦=が出馬する予定で、篠田氏は「県民不在の自民党の権力争いだ。私は安倍政権の地方壊しの政治と対決していく」と述べ、政策論争をすべきだと主張する。【西嶋正法、志村一也】

6830チバQ:2019/03/21(木) 20:45:05
https://news.yahoo.co.jp/byline/yoneshigekatsuhiro/20190318-00118712/
福岡県知事選 告示前情勢 現職・小川氏が安定 麻生氏支援の武内氏は苦戦=JX通信社情勢調査
米重克洋 | JX通信社 代表取締役
3/18(月) 19:00
まもなく前半戦が始まる統一地方選挙。この中で行われる福岡県知事選挙は、現職の小川洋知事に対して麻生太郎副総理が支援する武内和久氏と共産党が推薦する篠田清氏が挑む、保守分裂の構図となっている。報道ベンチャーのJX通信社では、16・17日の両日、福岡県内の18歳以上の有権者を対象とした電話世論調査を行い、定性的な情報も加味して情勢を探った。調査の概要や実施方法は、本稿末尾の記載の通りだ。

現職・小川氏に幅広い支持 麻生氏支援の武内氏は苦戦
福岡県知事選の告示前情勢は、無所属で出馬する現職の小川洋知事が幅広い支持を集めて安定する一方、自民党が推薦する武内和久氏が苦戦する展開となっている。なお、3割以上の有権者が態度を決めておらず、情勢は流動的だ。

小川氏は自民党支持層の約5割、公明党支持層の約8割、立憲民主党支持層の8割弱から支持を集めているほか「支持する政党はない」とする、いわゆる無党派層からも5割の支持を得ている。一方、武内氏は推薦を受けた自民党支持層からの支持が2割強にとどまるほか、無党派層からの支持が1割弱と小川氏に対して苦戦している。自民党は麻生太郎副総理の強い後押しの結果武内氏を推薦したと報じられているが、それに反発して小川氏支援に回った同党所属の国会議員や地方議員が多く、事実上の分裂選挙になっている。自民党支持層の動向は、そうした事情を反映したものになっていると言えそうだ。

篠田氏は推薦を受ける共産党の支持層をまとめきれていない。

小川知事の県政「評価する」74%
小川氏の2期8年の県政への評価についても聞いた。この結果「高く評価する」「どちらかと言えば評価する」とした人は合わせて73.5%に上り、「どちらかと言えば評価しない」「全く評価しない」とした人の合計10.7%を大きく上回った。武内氏は小川県政を否定的に評価する層の多くに支持されているものの、小川県政自体への批判が有権者に浸透していない状況だ。

また、投票にあたって重視する点を聞いたところ「経済や景気、雇用」が34.0%、「医療や福祉」が28.1%で大きく、「教育や子育て」が11.4%、「候補者の人柄」が11.1%などと続いた。これらの点全てで小川氏の支持が大きく、新人2人は浸透しきれていない。保守分裂選挙である以上に、明確な争点がないままの「現職の信任投票」と化していると言えそうだ。

調査の概要:16日(土曜日)と17日(日曜日)の2日間、無作為に発生させた電話番号に架電するRDD方式で、福岡県内の18歳以上の有権者を対象に調査した。有効回答は1003件だった。

6831チバQ:2019/03/22(金) 13:46:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190322-00000521-san-bus_all
麻生副総理「分裂ではなく造反」 福岡県知事選に言及
3/22(金) 10:27配信 産経新聞
麻生副総理「分裂ではなく造反」 福岡県知事選に言及
閣議を終え記者団の質問に答える麻生太郎副総理兼財務相=22日午前、首相官邸(春名中撮影)
 麻生太郎副総理兼財務相は22日の閣議後記者会見で、21日に告示された福岡県知事選が自民党支持層が割れる保守分裂選挙となったことについて「分裂とは思いません。造反だと思っています」と述べた。

 同知事選には無所属で3選を目指す現職の小川洋氏、新人の元厚生労働官僚の武内和久氏=自民推薦、共産党県委員会副委員長の篠田清氏=共産推薦=の3人が立候補。麻生氏を後見人として自民党推薦を得た武内氏に対し、「反麻生」の一部国会議員が小川氏支持を表明している。

 麻生氏は「自民党党首、安倍晋三の推薦が出ている候補者を私どもは推して、福岡市の市長もそれに乗る形になっている」と強調した。

 過去2回の選挙で小川氏を支援した麻生氏が武内氏擁立に動いた背景には、平成28年の衆院福岡6区補選で、小川氏が麻生氏や県連の推す新人候補を支援しなかったことがあるとされる。

6832チバQ:2019/03/22(金) 13:46:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190322-03220160-nksports-soci
「麻生氏の私怨だ」福岡知事選に不満渦巻き保守分裂
3/22(金) 8:55配信 日刊スポーツ
「麻生氏の私怨だ」福岡知事選に不満渦巻き保守分裂
福岡県知事選をめぐる自民内対立
平成最後の統一地方選は21日、11道府県で知事選が告示された。結果が中央政界に影響しかねない1つが、福岡県知事選だ。安倍政権を支える麻生太郎財務相(78)が3選を目指す現職と決裂し、新人の推薦を自民党本部に“直談判”して保守分裂に。私怨(しえん)による選挙の私物化と反発した地元は、「反麻生包囲網」の様相だ。劣勢報道に、麻生氏は「安倍晋三ですら(総裁選で)3番と言われて勝った。それが選挙だ」と息巻いたが、お膝元での「身内けんか」は、有権者不在のまま幕を開けた。4月7日投開票。

「いいタマを抱えた。厳しいが十分な時間がある」。麻生氏は、福岡市で開かれた武内和久氏の出陣式で、胸を張った。県連の公募という形だが、厚労省などを経て地元局のコメンテーターも務めた武内氏の擁立には、麻生氏の意向が反映された。陣営では「政権政党、自民党の候補だ。自民党の名誉にかけて勝たないといけない」と声が出た。

麻生内閣の内閣広報官だった現職の小川洋氏も、麻生氏の「引き」もあり11年の知事選で初当選。現在2期目だ。しかし、麻生氏と菅義偉官房長官の「代理戦争」といわれた16年の福岡6区補選で、小川氏が麻生氏系候補の応援に入らなかったことを機に関係が悪化。麻生氏の「私怨」が、今回の分裂の背景にある。

麻生氏は武内氏の推薦を、安倍晋三首相に直談判。副総理辞職にも言及したとされる。党推薦はもぎ取ったが、「麻生氏のごり押しで、経済界を含む地元がそっぽを向いた」(関係者)。小川氏の出陣式では「なぜ今の知事を引きずり降ろすのか。一部の権力者と福岡県民の戦いだ」と、麻生氏への反発が続出した。

山崎拓元副総裁ら政権に批判的な重鎮に加え、福岡の国会議員13人中、推薦を出した党の幹事長、二階俊博氏率いる二階派の3人を含む6人が小川氏を支持。2区の鬼木誠氏は「おかしいことはおかしいと言える自民党でないといけない」。麻生包囲網は広がる。

麻生氏は劣勢報道にも、首相が再選された12年自民党総裁選を挙げ「安倍晋三ですら3番と言われて1番になった。すべてのマスコミ調査が間違っていた。それが選挙だ」と述べたが、山崎氏は「普通に戦っていけば、間違いない勝利を得られると思う」と語った。

安倍1強を支える麻生氏。「麻生王国」を築き、78歳で第一線を張るが、昨年以降、森友学園問題の対応が批判を浴び、今回はお膝元で混乱の芽を生んだ。取り巻く環境は、厳しさを増している。【中山知子】

6833チバQ:2019/03/22(金) 15:37:58
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20190321k0000m010173000c.html
「保守分裂」福岡知事選 「34歳差対決」大分知事選 統一地方選スタート
2019/03/21 20:56毎日新聞

「保守分裂」福岡知事選 「34歳差対決」大分知事選 統一地方選スタート

出陣式で候補者に拍手を送る支持者たち=福岡市中央区で2019年3月21日午前9時45分、森園道子撮影

(毎日新聞)

 統一地方選のスタートとなる11道府県知事選が21日告示された。福岡、島根など4県は最後まで保守陣営の足並みがそろわず分裂選挙に突入した。北海道は与野党の激突型。大阪では大阪都構想を争点にした知事選がスタートし、市長選とのダブル選になる。各地で暖かい陽気に包まれる中、平成最後となる選挙戦の熱い論戦の火ぶたが切られた。

 

 ■福岡知事選

 保守分裂の戦いに突入した福岡県知事選。自民党本部は元厚生労働官僚で新人の武内和久氏(47)を推薦したにもかかわらず、現職の小川洋氏(69)の出陣式にも同党の衆院議員が多数駆けつけた。自治体の首長も両陣営に割れるなど異様な告示日となった。

 「新しい若い知事のもと、未来に向かう新たな4年間へ」。福岡市の福岡県護国神社であった武内氏の出陣式で、武内氏擁立を主導した麻生太郎副総理兼財務相は声を張り上げた。県選出国会議員も多数顔をそろえる中、福岡市の高島宗一郎市長の姿もあった。高島氏は告示前日の20日に武内氏支援を表明。式のあいさつで「気概と意志には疑問がある」と小川氏を批判した。

 同市の警固神社であった小川氏の出陣式で小川氏は2期8年の実績をアピール。党本部の決定に「造反」した衆院議員5人と後ろ盾の山崎拓元党副総裁や太田誠一元農相が出席した。県町村会長の永原譲二・大任町長も応援に駆け付け「一部の権力者が知事の首をすげ替えることが起きていいのか」と武内陣営の動きをけん制した。

 福岡市中心部では、共産党推薦の新人、篠田清氏(70)も含めた3候補が入り乱れて街頭に立ったが、有権者からは冷めた声もあった。福岡市早良区の主婦(67)は「自民党内の権力争いばかりが取り上げられて、各候補が何をしたいのか見えない」。同県太宰府市の主婦(63)も「立憲民主などの野党が弱すぎる」と嘆いた。【西嶋正法、志村一也】

 ■大分知事選

 大分県知事選には、5選を目指す現職知事で全国最高齢の広瀬勝貞氏(76)と、共産県委員会のホープの新人、山下魁氏(42)ら3人が出馬した。広瀬氏と山下氏の事実上の一騎打ちで「34歳差対決」が始まった。

 広瀬氏は60歳だった2003年に旧通商産業省(現経済産業省)で先輩だった故・平松守彦前知事が引退した後の知事選に初当選した。多選批判は自らも意識し、記者会見などで「『現場のことは分かっている』と慢心することのないよう」などと自戒を繰り返している。

 山下氏は20代から国政選挙や知事選に次々と挑戦し、42歳ながら11回目の選挙。選挙戦では「(広瀬氏の)多選批判はしない」とし「父親世代」に対して若さと政策論争で果敢に挑む姿を有権者にアピールする。【池内敬芳】

6834チバQ:2019/03/22(金) 16:57:42
https://news.goo.ne.jp/article/nishinippon/region/nishinippon-1000496123.html
【街 みらい】県政点検 北九州空港への支援継続なるか 3候補者の論戦に注目 [福岡県]
2019/03/22 06:00西日本新聞

【街 みらい】県政点検 北九州空港への支援継続なるか 3候補者の論戦に注目 [福岡県]

【街 みらい】県政点検 北九州空港への支援継続なるか 3候補者の論戦に注目 [福岡県]

(西日本新聞)

 「北九州市の底力はものすごいんです」。知事選に立候補した元厚生労働官僚の新人武内和久氏(47)=自民推薦=は21日、小倉北区の出陣式で、24時間使える海上空港「北九州空港」をこう持ち上げた。「滑走路を3千メートルに延伸するよう国と交渉し、1年以内に道筋を付ける。空港とJR小倉駅のアクセス鉄道、クルーズ船用の岸壁を整備すればもっと有効活用できる」。中長期的な未来像まで踏み込んだ。

 北橋健治市長が1月の市長選で「乗客数が年間200万人達成を視野に、軌道系アクセスの実現可能性を改めて調査する」との公約を掲げたことが念頭にありそうだ。ただ、北橋市長もクルーズ船の岸壁整備までは打ち出しておらず、武内氏の前のめりの訴えは際立つ。

 「この間、国際定期便が新たに6路線増えた」。現職で3選を目指す小川洋氏(69)は同区の出陣式で、こう成果を強調した。

 県は2016〜18年度の3年間を「北九州空港将来ビジョン推進強化期間」と位置付け、総額約6億円の予算を投入してきた。

 国内の地方空港間で、路線の誘致合戦は激しい。予算を使い、航空会社の運航費用などを一部負担して路線定着を図る「インセンティブ」を導入。18年の旅客数も過去最高の約175万人に達し、小川氏には、市との連携で着実に成果が出てきた“自信”がにじむ。公約でも、引き続き路線拡大を目指すと盛り込んだ。

 立候補した共産党県委員会副委員長の新人篠田清氏(70)=共産推薦=は「中小企業の製品輸送を応援するため、滑走路の延伸には賛成だ。福岡空港だけでなく、北九州空港の利用客を増やす政策は必要。24時間空港の強みを生かしていきたい」と訴えている。

   ◆    ◆

 北九州空港は洋上風力発電やロボット産業の育成と並び、北九州市が経済成長を実現する柱と位置付ける。今後の県政に期待する点は大きく二つある。

 一つは、推進強化期間の延長だ。路線の継続、拡大に向けた財政支援は市にとって大きい。

 もう一つは、4月から完全民営化する福岡空港との“仲介”機能。運営会社「福岡国際空港」の株式の10%を、県が取得する契約を結んだ。過密化が慢性化している福岡空港に替わり、今後の新規路線の需要を振り向けるなど、県のかじ取りは今後の北九州空港の行方を左右する。

 北橋市長は「北九州空港の活用が、県政全体にとっても重要だと候補者から思っていただいていることは、大変心強い」と知事選の論戦に期待している。

   ◇    ◇

 知事選が21日、告示された。政令市の北九州市はほかの自治体と比べ、単独で事業を担うことが多いが、県との連携で展開する分野もある。北九州市の視点から県政を点検する。

=2019/03/22付 西日本新聞朝刊=

6835チバQ:2019/03/25(月) 10:38:04
https://news.goo.ne.jp/article/oita/politics/oita-FDF47E28-0D2E-49B8-A449-A9ABFFF72013.html
事実上の保守一騎打ち 市長選の遺恨引きずる【2019県議選 注目区リポート(1)】
2019/03/24 03:01大分合同新聞

 大分県議選が29日に告示される。43議席を巡る争いに、計55人が出馬を予定。選挙戦が見込まれる8選挙区のうち、注目選挙区の動向を探った。 (4回続き)

 2017年の補欠選挙で無投票当選した現職の鴛海に前市議会議長の安達が挑む。保守系同士の事実上の一騎打ちとなる。2月の市議選に落選した安達が「参戦」し、当初は無風とみられた選挙戦の構図が一変した。2年前の市長選の遺恨を引きずり、再びまちを二分する戦いになりそう。天田も名乗りを上げた。
 鴛海は永松博文前市長の下で副市長を8年ほど務め、無投票当選後に自民党入り。永松の支持基盤と党市支部の融合を図ってきた。地元の草地と永松の住む都甲地区を拠点に、商工業や農協関係者の支援を受ける。県や国とのパイプを強調し、党所属の国会議員も激励に訪れた。
 無投票再選を念頭に事務所開きを済ませた後の有力候補登場。陣営に衝撃が走った。背景には佐々木敏夫市長の存在がある。鴛海は前回の市長選で永松の後継候補を推し、県議になってからは佐々木を除名した自民党との関係を深めてきた。2人の間にはすきま風が吹いていた。
 安達は市中心部が地盤となる。市議選では地元が同じ元職と接戦を演じ、8票差の次点で涙をのんだ。佐々木陣営が県議選の対抗馬を模索する中で、4年間、市議会議長を務めた安達の存在は大きかった。佐々木に近い市議らの働き掛けで出馬を決意した。
 3月の事務所開きで佐々木自らマイクを握ってあいさつし、両者の蜜月ぶりをアピールした。安達は現職に対する批判票の取り込みを狙う。遅れを取り戻すために佐々木の地元の来縄や田染地区を足掛かりに精力的にあいさつ回りをし、周辺部への浸透を図る。医療福祉関係者がバックアップする。
 4年前に続いて出馬表明をした天田は特定の支持基盤を持たない。空き家対策や終活をテーマに独自路線を貫く。

豊後高田市(定数1)

 鴛海豊 72   無現(1)(自、公)
 安達隆 71   無新
 天田望 63   無新
 選挙人名簿登録者数1万9327人(20日現在)

 ※並びは現職、新人、年齢の順。党派は自=自民、公=公明、無=無所属。丸数字は当選回数。かっこ内は推薦(党本部、県組織)。

6836チバQ:2019/03/25(月) 12:00:39
https://news.goo.ne.jp/article/ryukyu/region/ryukyu-20190324053000.html
3区補選へ体制強化 自民県連大会 中川氏、会長に
2019/03/24 05:30琉球新報

3区補選へ体制強化 自民県連大会 中川氏、会長に

琉球新報

(琉球新報)

 自民党県連は23日、那覇市のパシフィックホテル沖縄で第50回県連大会を開き、普天間飛行場の早期返還や4月21日の衆院沖縄3区の補欠選挙、夏の参院選、来年6月の県議選に向けた組織体制の強化などを掲げた2019年度活動方針を決定した。大会に先立つ総務会では中川京貴県議を県連会長に起用することが了承された。島袋大幹事長や具志堅透政調会長、末松文信総務会長は再任された。

 大会では、昨年9月の知事選の敗因について、(1)翁長知事の急逝、埋め立て承認「撤回」がなされている状況で論戦を避けたこと(2)司令塔不在で指揮命令系統が不明確(3)名護市長選の再来が可能と安心感が陣営全体に生じた―などが背景にあるとした総括を発表した。一方で今後の選挙態勢については「基地問題に果敢に正面から論戦を挑む戦いをすれば、『自公維』態勢は必勝態勢であることは間違いない」として、引き続き各種選挙で「自公維」態勢を維持することを明記した。

 来年6月の県議選については、6月をめどに1次公認候補を発表するとした。さらに各種選挙戦に向け、県連内に常設の「選挙対策室」(仮称)の設置も盛り込まれた。このほか、県経済の持続的発展と産業育成、雇用創出の推進、災害に強い社会基盤の整備などを掲げた7項目の県連政策案を決定した。基地関連では、辺野古移設「容認」は堅持し、日米地位協定の抜本的見直しなどを盛り込んだ。

 中川会長はあいさつで「これまでの選挙戦を考えた時、基地問題は避けては通れない。普天間基地の危険性除去、返還後の跡利用が最大の原点だ。基地の整理縮小は県民の願いで総意だ。責任政党自民党として基地問題に全力で取り組む」と決意を語った。中川氏 一問一答 自公維で過半数目指す

 ―中川京貴新会長と記者団のやりとりは次の通り。

 ―県連として厳しい環境にある中で会長に就任した理由と抱負は。

 「昨年は南城市長選、豊見城市長選、知事選、那覇市長選は厳しい選挙結果になった。結果を踏まえて、今後の選挙に向けどう態勢を整えていくかだ。県連として厳しい状況の中、歯を食いしばって責任政党自民党県連としてしっかり頑張っていきたい」

 「沖縄は全国の米軍基地の約70%が集中しているが、基地の整理縮小は進んでいる。ただ、県民が基地負担軽減を肌で感じていない。米軍機訓練の一部は県外、国外に移っているが、外来機飛来で地元からは不満や反発がある。基地問題は避けて通れないが、一つ一つ問題を解決できるのが責任政党自民党だ」

 ―「選挙対策室」の設置を提言していたが狙いは。

 「昨年の選挙は全て後手後手に回ってわれわれの政策を県民にきちっと説明できなかったことが一番の敗因だと思う。きちっと戦略を練って県民や無党派層の皆さんにわれわれの推薦、公認(候補)の良さをしっかりPRできる組織体制をつくりたい」

 ―県議選の具体的な目標は。

 「今年6月をめどに県議選に立候補する1次公認を出し、年内には2次公認を出す。自民、公明、維新で過半数が取れる組織体制をつくりたい」

6837チバQ:2019/03/25(月) 23:45:17
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/unified_local_election_fukuoka/article/496624/
ロープウエー断念波紋 自民・野党「行き過ぎれば止める」 高島市長派「二人三脚で政策推進」 福岡市議選29日告示
2019年03月24日 06時00分

 福岡市議選(4月7日投開票)は29日の告示まであと5日。争点に浮上していたロープウエー構想は、新年度当初予算案から検討費を削除する自民党市議団の修正案が賛成多数で可決され、高島宗一郎市長が計画そのものを断念した。与党第1党が執行部提案の予算案に「ノー」を突き付けるのは異例で、首長と議会による「二元代表制」のあり方が新たな論戦テーマになっている。

 「二元代表制の良い部分が具現化された象徴的かつ歴史的な出来事」。自民市議団の現職は、活動リポートでロープウエー断念の意義を強調した。「首長の方向性に誤りがある時はブレーキをかける」とし、行政側と「是々非々」で向き合う姿勢を鮮明にした。

 立憲民主党の現職も「市長の行き過ぎを止める! それが『市議会の役割』です」などと書いたチラシを急きょ作成。二元代表制の一翼を担う議会の役割を訴えている。

 共産党の現職は、ポスターのロープウエーに続く言葉を「反対」から「止めた」に変更。昨年の市長選で対抗馬を擁立するなど、明確な野党としてロープウエー反対を訴え続けた成果をアピールする。

 一方で、自民市議団でも市長との距離感にばらつきがあり、選挙戦術に差が出ている。別のある現職は市長との関係性を意識し、「ロープウエーを断念させたとおおっぴらには訴えない」と明かす。

 市長を支えてきた公明党市議団、みらい・無所属の会、自民党新福岡は、与党としての立場を前面に押し出す考えだ。3会派は、市民の間でロープウエーへの異論が根強い中でも、「あくまで判断材料を集めるため」として検討費の削除に反対した。

 公明の現職は、ロープウエーの賛否が争点から回避されたことに安堵(あんど)の表情を浮かべ、「与党として福祉政策などを実現してきた成果を訴える」と意気込む。

 みらい・無所属の会や自民新福岡の現職や新人には、告示前後に高島市長が応援に入る。ある現職は「市長と二人三脚で政策を推進するのが与党の役割だ」と主張している。

=2019/03/24付 西日本新聞朝刊=

6838チバQ:2019/03/25(月) 23:46:25
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/fukuoka_prefecture_election/article/495923/
高島市長、新人武内氏を支援へ 21日告示 福岡知事選
2019年03月21日06時00分 (更新 03月21日 06時29分)

 自民分裂選挙となった福岡県知事選(21日告示、4月7日投開票)で、福岡市の高島宗一郎市長(44)は20日、元厚生労働官僚の新人武内和久氏(47)=自民推薦=を支援する方針を固めた。市と県が対立する宿泊税導入について、武内氏が市税での徴収を訴えるなど政策が同市にとって最適と判断した。

 高島氏は21日、市内である武内氏の出陣式に駆け付け、支援を表明する。

 関係者によると、高島氏は、武内氏と3選を目指す現職小川洋氏(69)の政策を比較検討。重視する宿泊税では、武内氏が市税徴収の考えを示す一方、小川氏は県税で徴収する主張を変えなかった。高島氏は市が財源を確保して「九州の玄関口」機能を強化することが広域観光の発展につながるとの考えで、武内氏支援の決め手となった。

 宿泊税と併せて市と県が協議している子ども医療費助成でも、一般市町村の2分の1にとどまる政令市への県補助金について武内氏が是正に尽力する姿勢を示したことも評価した。

 高島氏は高い知名度を誇り、昨年11月の市長選で過去最多得票を更新して3選。武内氏は、高島氏の支援をてこに大票田の福岡市や無党派層の掘り起こしにつなげたい考えだ。

=2019/03/21付 西日本新聞朝刊=

6839チバQ:2019/03/25(月) 23:47:04
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/fukuoka_prefecture_election/article/496135/
福岡自民真っ二つ 出陣式の顔触れ一変 統一地方選スタート
2019年03月22日 06時00分

写真を見る
福岡県知事選での支援を呼び掛ける篠田清氏陣営(届け出順)=福岡市
福岡県知事選での支援を呼び掛ける篠田清氏陣営(届け出順)=福岡市
写真を見る
福岡県知事選での支援を呼び掛ける武内和久氏陣営(届け出順)=福岡市
福岡県知事選での支援を呼び掛ける武内和久氏陣営(届け出順)=福岡市
写真を見る
福岡県知事選での支援を呼び掛ける小川洋氏陣営(届け出順)=福岡市
福岡県知事選での支援を呼び掛ける小川洋氏陣営(届け出順)=福岡市
写真を見る

 福岡、大分を含む11道府県知事選が21日告示され、統一地方選がスタートした。福岡は、自民党国会議員の支援が3選を目指す現職と党推薦の新人に真っ二つに割れる分裂選挙に突入。共産党系候補も交えた三つどもえの構図だ。大分は、与野党が事実上「相乗り」する現職に共産と無所属の新人2人が挑む。候補者らは17日間の論戦で有権者の心をつかもうと、各地でマイクを握った。

 小雨の降る午前9時すぎ、福岡市中央区。福岡県知事選に立候補した自民推薦の新人、武内和久氏の出陣式で、麻生太郎副総理兼財務相は身ぶりを交えながら会場に語りかけた。「停滞したままでいいのか。それとも福岡市と一緒に伸びる福岡県をつくるのか」

 麻生氏が主導した武内氏の推薦決定過程への不満から、自民県連は真っ二つに割れた。武内氏の出陣式に並んだのは、麻生氏のほか、麻生派の大家敏志参院議員、原田義昭環境相、井上貴博衆院議員、今夏に改選を迎える松山政司参院議員の4人。北九州市での出陣式には三原朝彦、山本幸三両衆院議員が出席したが、合わせても県選出の自民衆参両院議員の半数程度にとどまった。笑顔を見せる麻生氏と対照的に、県連幹部や県議らの表情は硬いままだった。

 自民の有力な支援団体も二分され、出陣式には県医師連盟や県農政連の姿はなかった。この日一番大きな歓声が上がったのは、麻生氏の秘蔵っ子、高島宗一郎福岡市長が登場したときだ。「長年の懸案を解決するという気概が小川知事にあったのか、疑問だ」と話すと、会場に拍手が響いた。

 「未来への成長か、現状維持か」。拳を突き上げる武内氏。麻生氏は「十分な時間がある。間違いなく結果が出せると確信している」と強気の言葉で支持者らを鼓舞した。

   ◇    ◇

 「自民に反旗を翻したつもりはない。おかしいことはおかしいと言える自民党でなければいけない」

 武内氏の出陣式会場から約2キロ。福岡市・天神の神社であった現職小川洋氏の出陣式で、自民の鬼木誠衆院議員は声を張り上げた。

 ともに壇上に立った武田良太、宮内秀樹、鳩山二郎の二階派3衆院議員や、古賀篤衆院議員らがその姿に拍手を送る。久留米地区の出陣式には藤丸敏衆院議員も参加した。「造反組」に共通するのは、麻生氏と距離があるという点だ。

 出陣式のあいさつで永原譲二県町村会長は「一部の権力者の言うことを聞かないから知事を代える。こんなことが福岡県で起きていいのか」と麻生氏への反発をむき出しにした。

 ただ、出陣式に県政与党として連携してきた自民県議団は誰もいなかった。250超の団体から推薦も取り付けたが、会場に掲げられた業界団体ののぼり旗はわずか数本。「今までとは全く形が違う。私にとって正念場の選挙だ」。小川氏は自民の「看板」を失った選挙戦への戸惑いを口にする。

 共産推薦の新人篠田清氏は天神での第一声で、こうした状況を「県民不在の自民の中での権力争いだ」と批判。篠田氏の応援に駆け付けた共産の小池晃書記局長も「自民のAチーム、Bチームの争いだ」と切り捨てた。

=2019/03/22付 西日本新聞朝刊=

6840チバQ:2019/03/25(月) 23:48:43
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/unified_local_election_nagasaki/article/495903/
長崎県議選の情勢(上) 16選挙区に62人出馬予定
2019年03月21日 06時00分

写真を見る

写真を見る

 統一地方選第1ラウンドの県議選は29日告示、4月7日投開票される。現在のところ16選挙区(定数46)に62人が立候補を予定。各選挙区の情勢を探った。 (敬称略)

■長崎市 主要6政党が擁立へ

 定数14を現職10人、新人7人で争う見通し。自民、立民、国民、公明、共産、社民の主要6政党が候補者を擁立する。初の県議選となる立民と国民は党勢拡大の足掛かりを県都に築きたい考えだ。

 自民は現職の浅田、江(ごう)、野本、前田が議席の維持を狙う。新人では浦川が長崎市議から転向を図る。前回次点の久保田は雪辱を期し、下条は父親の地盤を引き継ぐ。公認の候補予定者は前回の5人から7人に増え、保守票分散を懸念する声もある。

 立民新人の赤木はつじ立ちを重ね、立候補予定者では最年少となる34歳の若さを前面に出す。

 国民は現職深堀に加え、前回のトップ当選で今期限りで引退する渡辺敏勝(当時は民主党)の後継、新人中村が労働組合を中心に支持拡大を図る。

 公明は現職の麻生と川崎が区域を分け合い2議席の維持に傾注。前回は計約2万4千票を集めた。

 共産は党唯一の議席を持つ堀江が4期目に挑み、社民は前回、党の議席を奪還した現職の坂本が再選に向け支持を訴える。

 無所属では、市南部を地盤とする現職の中山が6期目を目指す。新人の有川は地元を中心に支持を求め、新人の原はPTA活動を通じた人脈で浸透を図る。

■西彼杵郡 三つどもえの様相

 名乗りを上げているのは現職1人と新人2人で、三つどもえとなる見通し。

 自民は現職で長与町出身の山口が2期目を狙う。引退を表明した現職三好徳明の後継と目された女性が立候補を見送ったため、自民内で協議を重ねた末、時津町議から転じる新人水口の公認を決定。国民新人の饗庭は長与町議からの転身をうかがう。

 市町村合併で現行の選挙区となった2007年以降は自民と非自民が議席を分け合ってきたが、前回初めて自民が独占。非自民が奪還できるかどうかに注目が集まる。

■西海市 前回に続き無投票か

 5選を目指す自民現職の瀬川のほかに立候補の動きは見られず、前回に続いて無投票となる可能性が高い。瀬川は支持基盤である農協や漁協をはじめとした組織から支持を集め、地元の自民系市議との連携も強めるなど足場固めに余念がない。

=2019/03/21付 西日本新聞朝刊=

6841チバQ:2019/03/25(月) 23:49:11
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/unified_local_election_nagasaki/article/496130/
長崎県議選の情勢(中)
2019年03月22日 06時00分

写真を見る

■諫早市 自民、ベテランを擁立

 現職4人に元職、新人が挑む構図になりそうだ。

 自民は現職3人を今回も擁立する。9選を狙う元議長の八江は県議会九州新幹線西九州ルート整備特別委員会委員長の肩書も生かし「前回を上回る」(陣営)団体数の推薦を集めた。

 橋村は町長を務めた森山町など旧北高来郡4町を中心に支持固めを狙う。県連政調会長の中村は建設業を中心とした後援会組織を基盤に前回以上の得票を目指す。

 国民の元職山口は出身母体の三菱重工労組や連合長崎の支援を受ける。夏の参院選や次期衆院選で共闘を模索する立民の推薦も得た。2月末に立候補を表明した共産新人の本山は非自民票の取り込みに注力する。

 前回トップ当選の無所属大久保は地盤の市中心部などで草の根運動を徹底。元民主党参院議員の知名度に加え、県議会会派「自民党・県民会議」に加入したことで支持層拡大を図る。

■大村市 立民も絡み激戦区に

 自民公認は前回より1人多く、現職の松本と里脇、新人北村の3人を擁立する。無所属現職で保守層に浸透する小林との攻防が予想され、立民新人の牧山も絡み、有数の激戦区となりそうだ。

 2015年の市長選で苦杯をなめた松本は昨年の県議補選で返り咲き、父から引き継ぐ強固な後援会を基盤に4選を目指す。再選を狙う里脇は2年余りで県政報告会を50回以上開き、支持固めを進めてきた。県議補選で松本と戦った北村は街頭遊説や会員制交流サイト(SNS)の発信で若者層への浸透をうかがう。

 牧山も補選に続き2度目の挑戦。非自民票を掘り起こし、県連事務所を置くお膝元での議席獲得を目指す。

 7選を目指す小林は2月半ば以降に市内十数カ所で後援会の決起大会を開催、市長の園田裕史や複数の市議が駆け付けた。

■南島原市 合併後初めての無投票公算が大

 3選を目指す自民現職の中島、自民新人の元市議中村のほかに立候補の動きはない。2006年の8町合併で南島原市が発足して以来、初めての無投票となる公算が大きい。

■島原市 現職2人と元職の三つどもえ戦に

 自民現職の山本と大場に、無所属元職の楠が挑む前回と同じ顔触れが予想され、激戦の三つどもえになりそうだ。

 3選を目指す山本は商工業界を中心に支持固めを急ぐ。大場は後援会組織による票の掘り起こしで再選を狙う。前回、331票差で敗れた楠は立民、国民、社民の推薦を得た。「非自民」の受け皿を掲げ、返り咲きで4期目を目指す。

■雲仙市 現職2人のほか出馬の動きなし

 徳永と宅島の自民現職2人のほかに立候補の動きはなく、3回連続無投票の公算が大きい。5期目を目指す徳永は国見町など有明海側が地盤。2014年の補選で無投票当選し、3期目を狙う宅島は小浜町など橘湾側を固めている。

■東彼杵郡 現職の地盤固く無風の見通しに

 5期目を狙う自民現職の中島以外に立候補の動きはなく、3回連続の無投票になる見通し。県連幹事長を務める中島は、農業や窯業など幅広い業界から支持を集める。波佐見町であった事務所開きには選挙区内の3町長がそろい、強固な地盤を見せつけた。

 (敬称略)

=2019/03/22付 西日本新聞朝刊=

6842チバQ:2019/03/25(月) 23:49:56
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/unified_local_election_nagasaki/article/496409/
長崎県議選の情勢(下)
2019年03月23日 06時00分

写真を見る

■佐世保市・北松浦郡 9議席を11人で争う公算

 9議席を前回と同数の11人(現職7人、元職1人、新人3人)で争う見通し。

 現有5議席から勢力拡大を狙う自民は現職5人と新人1人を公認。宮内は現職最多の13選を目指す。田中は市南部、溝口は相浦地区が地盤。外間は青年会議所などから支援を受け、吉村は合併前の郡部を中心に活動する。新人の山下は建設会社役員で、衆院議員の元秘書。山下の出馬が党内の得票争いにどう影響するかが注目点だ。

 国民は佐世保重工業労組出身の現職が引退し、唯一の公認候補となる山田が4選に挑む。元民主党衆院議員の宮島は、無所属で県議への返り咲きを期す。連合長崎の推薦を受けた。

 公明は前回最多得票で初当選した宮本を擁立。共産は新人の安江が石木ダム建設や統合型リゾート施設(IR)に反対を訴える。現職が引退する社民は、元教員の堤を立てて議席確保を狙う。

■平戸市 現職無投票4選か

 自民現職で4選を目指す西川以外に立候補の動きはない。無投票になれば3回連続。中部地区が地盤だが、市内全域でミニ集会を重ねている。

■松浦市 補選と同じ一騎打ちに

 昨年2月の補欠選挙で初当選した自民現職の高橋、次点だった無所属新人の石本の一騎打ちとなりそうだ。補選で無所属だった高橋は自民公認を取り付け、約200の企業や団体から推薦を得た。石本はイベントにこまめに出席し、知名度アップに努めている。

■五島市 13年前と同じ2人の争いか

 5期目を狙う無所属の現職山田と、自民新人の林の一騎打ちになりそう。2006年の補欠選挙で山田は林に小差で勝って以来、毎回、自民公認候補を退けてきた。道路改良など地道に取り組んだ成果を強調し、1人会派ながら「かゆいところに手が届く政治」と、ほかの自民県議からも一目置かれる。市議を辞しての再挑戦となる林は、県内唯一の「自民空白区」からの脱却を図る。

■対馬市 4人出馬の激戦区

 4人で1議席を奪い合う最激戦区。現職で自民県連副会長の坂本は4期の実績を訴える。3人の新人はいずれも無所属で、元市長の財部、市議からくら替えを目指す船越、会社社長の入江と顔触れは多彩。当初は坂本と入江の一騎打ちとみられていたが、今年に入り出馬表明が相次ぎ、島内の選挙熱は上がる。全員が厳原町を地盤とし、坂本も焦りを隠さない。

■壱岐市 現職以外動きなし

 自民現職の山本が3期目を目指し立候補を予定する。市内18小学校区ごとに世話人を置き、昨年10月から県政報告会を開くなどしてこれまでの実績を訴えてきた。自民を支持する団体支部などから推薦が集まっている。前回に続き、ほかに出馬の動きはみられない。

■南松浦郡 現職が再選目指す

 再選を目指す自民現職の近藤のほかに立候補の動きはなく、無投票となる公算が大きい。近藤は地元町長や町議らを招いた県政報告会を昨年末から開催。水産、建設業を中心に党の組織力を生かした地盤固めに努めている。

 (敬称略)

=2019/03/23付 西日本新聞朝刊=

6843チバQ:2019/03/25(月) 23:51:05
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/unified_local_election_fukuoka/article/495902/
直方市長選まで1カ月 現新一騎打ちの公算大 ともに対話重視、激戦予想
2019年03月21日 06時00分

 統一地方選で行われる直方市長選(4月14日告示、21日投開票)まで1カ月となった。再選を目指す現職の壬生(みぶ)隆明氏(66)と元副市長で新人の大塚進弘(のぶひろ)氏(66)がともに無所属での立候補を表明し、一騎打ちとなる公算が大きい。大塚氏は16年ぶりの無投票となった前回選挙で出馬を模索しており、“4年越しの因縁の対決”は激しい選挙戦が予想される。

 「直方を変えた」「直方の可能性をもっと引きだそう」。検事出身で行政経験がないままトップとなってから4年。壬生氏は手応えをこう語る。「直方の変化」とは、市民意識調査の結果を指す。任期半ばの2017年度の調査では、市の施策に対し14年度調査との比較で「38項目中33項目で改善した(満足度が高まった)」との結果が出た。

 さらなる改善に向け、壬生氏は「直方市民党」を掲げる。「市民が求めているものは何か」「市民とともに創っていくものは何か」「直方の未来に通じるものは何か」の三つの指針を示し、対話を続ける。後援会幹部は「市民個々の理解を得て支持・支援の広がりを図りたい」と話す。

 「この4年間に国や県との連携が断たれた」。大塚氏は壬生氏の行政手腕をこう批判する。市職員として37年。市の生活経済部長や総合政策部長などを歴任。昨年11月に立候補の意向を表明した際には、自らが在職中に手掛けた事業が停滞しているとの認識を示した。大塚氏の周辺は、都市機能の整備や商業振興などに対して市民が不満を抱いていると分析する。

 「市民とともに」を打ち出し、対話を重視。壬生氏の信任を問う選挙とも位置付ける。市職員時代に培った人脈も生かして100を超す企業・団体から推薦を得た。後援会幹部は「いっそう細やかに対話を重ね、浸透を図っていきたい」と力を込める。

 ともに直方市で生まれ育ち、鞍手高では1学年違いの同窓生の戦い。前回は自民、民主、公明各党は壬生氏を推薦。今回自民は大塚氏を推薦したが、壬生氏の支持者もおり、一枚岩ではない。国民民主は大塚氏を推薦した。公明は態度を明確にしていない。

=2019/03/21付 西日本新聞朝刊=

6844チバQ:2019/03/26(火) 19:20:19
https://www.asahi.com/articles/ASM3T3RBQM3TTOLB00C.html
長崎)議員のなり手不足暗中模索 県議選7区で無投票か
2019統一地方選挙

堀田浩一 2019年3月26日03時00分

南島原市では、市街地の空き家や空き店舗の活用策も長年の課題となっている=2019年3月22日、長崎県南島原市有家町中須川

写真・図版
南島原市有家町の市街地。道沿いには店じまいした店舗などが点在している=2019年3月22日、長崎県南島原市有家町中須川

[PR]
 住民の身近な課題を議論する地方議会。だが近年、議員の「なり手不足」が目立つ。29日告示の長崎県議会議員選挙でも16選挙区のうち7選挙区が候補者の数が定数を超えず、無投票になる公算が大きい。解消しようと、議員報酬の引き上げを検討する議会もある。

 スーパーやドラッグストアなどが立ち並ぶ南島原市有家町の国道251号。少し奥まった市街地に入ると、空き家やシャッターを下ろしたままの店舗があちらこちらで目につく。

 「かつては町の目抜き通り。国道の完成とともに寂れていきました」。付近をよく散歩するという南島原市元幹部職員の男性は、こう説明する。

 2006年に8町が合併して誕生した南島原市。人口は3月1日時点の推計で4万3600人ほど。近年は700〜800人前後のペースで減り続け、合併時より約1万人減った。

 南島原市が人口減少対策として期待を寄せるのが、国と県が整備を進める「島原道路」。南島原市と諫早市を結ぶ全長約50キロの地域高規格道路で、開通すれば所要時間は現在の90分から40分に短縮されると見込む。

 企業誘致や農業、観光の活性化につながると期待する声もあるが、男性は「ストロー効果で、より大きな街に人の流れや消費が吸い取られてしまうのでは」と旧市街地の二の舞いを懸念する。

 今回の県議選では「こうした地域課題の論戦を交わしてもらいたい」と思っていたが、定数2の南島原市選挙区で立候補を表明しているのは自民公認の現職と新顔の2人のみ。無投票となる可能性が高い。「選挙を通じて地域の課題を知る住民は多い。無投票で機会を失うのは残念」と話す。

6845チバQ:2019/03/26(火) 19:20:41
  ◇

 今回の県議選は、全16選挙区のうち南島原市を含む7選挙区で無投票になる可能性がある。7選挙区なら過去最多の前回と並ぶ。

 「正直言って人材がおらん」。国民民主党県連の高比良末男副幹事長は告示を目前に控えた3月半ば、8年前の民主党時代の選挙用パンフレットを見ながら、そうぼやいた。当時は公認候補計12人を擁立したが、今回は長崎市、佐世保市、諫早市、西彼杵郡の4選挙区での計5人にとどまる。

 今回は、南島原市選挙区を含め定数2以上の選挙区で擁立を目指してきた。しかし、支持母体の労組側は「勝てる所を重点に」との姿勢。8年前の選挙では4人の候補者を出した三菱重工グループ労連長崎地区本部も長崎市選挙区に労組出身の新顔1人を出すのがやっと。地区本部の組合員は4年前に比べて約1300人減った。

 国政にも振り回された。この4年間、政党名は民主から民進、希望の党、国民民主へと変わった。県連が主催する「政治スクール」は18年度以降、開いていない。高比良氏は「短期間でコロコロと変わり、人材発掘どころじゃなかった」と振り返る。

     ◇

 一方の自民党。全選挙区に35人の公認候補を擁立するが、西彼杵郡区(定数2)では後任選びが難航した。

 2月上旬、今季限りで引退を決めている三好徳明県議(79)=7期=のもとに谷川弥一衆院議員(77)が訪れ、慰留したが、三好氏はかたくなに断ったという。

 自身も引退を見越し、昨春ごろから後継者探しを進め、夏には地元の時津町議が内諾。ところが、10月に家族の反対を理由に断ってきた。その後、複数の人に接触したものの決まらず、最後は政治家を志したいとUターンしてきた30代の女性に白羽の矢を立てた。一緒にあいさつ回りを重ねたが、1月半ば体調不良で辞退。後任探しを断念した。3月、自民党は無所属で立候補する予定だった元時津町議の新顔を公認した。

 三好氏は「人材を育ててこなかった自分の責任。議会を見てもらうなど、若い頃から政治に関心を持ってもらう機会をいかに作っていくかが課題」と話す。

     ◇

 「議員報酬を増額することが望ましいとの意見が多数を占めた」。3月20日の諫早市議会本会議で、定数削減や議員報酬(月40万5千円)の在り方を検討してきた特別委員会の並川和則委員長はそう報告した。

 きっかけは17年の市議選だ。定数30に対して立候補は32人。特別委では「議員年金制度が(11年に)廃止され、老後について不安」「生活基盤を安定させなければ若い世代が立候補しない」といった意見が出たという。今後、有識者でつくる審議会が設けられ、増額への可否を含め具体的な議論に入る予定という。

 なり手不足解消に向け、諫早市議会に先駆け、小値賀町議会は前回の統一地方選前の15年3月、18万円の議員報酬を50歳以下に限り30万円に増額する条例を制定。しかし、翌月の町議選に50歳以下の候補者は立候補しなかった。

 条例は昨年3月、廃止。議会では「報酬が上がったから立候補したのだと周囲に思われてしまう」「純粋に議員になりたい気持ちの者が立候補を躊躇(ちゅうちょ)してしまう恐れがある」といった意見が出たという。(堀田浩一)

6846チバQ:2019/03/26(火) 20:50:34
>>6821
三原朝彦が抜けてた

■現職:小川洋
02鬼木誠  石原派・・・山崎拓後継  >>6796
03古賀篤  岸田派・・・太田誠一後継 >>6796
07藤丸敏  岸田派・・・古賀誠後継  >>6796
04宮内秀樹 二階派 >>6800二階派の衆院議員3人
06鳩山二郎 二階派 >>6800二階派の衆院議員3人
11武田良太 二階派 >>6800二階派の衆院議員3人
公明党>>6796
県医師連盟 県歯科医師連盟 県農政連
連合福岡  県町村会 >>6782



■新人:武内和久
01井上貴博 麻生派
05原田義昭 麻生派
08麻生太郎 麻生派
09三原朝彦 竹下派
10山本幸三 岸田派 >>6802北九州地区選対本部長
参大家敏志 麻生派・・・選対委員長
参松山政司 岸田派
麻生渡 前福岡県知事
高島宗一郎 福岡市長

県薬剤師連盟 県看護連盟 
県私立幼稚園振興協会
九州北部税理士政治連盟
こども・保育政治連盟県支部 >>6782

6847チバQ:2019/03/27(水) 14:16:26
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190327-00000001-pseven-soci
福岡知事選「麻生の乱」 県政のドンへの借りを返す目的あり
3/27(水) 7:00配信 NEWS ポストセブン
福岡知事選「麻生の乱」 県政のドンへの借りを返す目的あり
福岡には「麻生氏より偉い人」が?(時事通信フォト)
 4月に行なわれる統一地方選を前に、永田町が慌ただしい。政権中枢にいる議員らの発言ばかりが逐一取り上げられているが、趨勢を決める“鶴の一声”は実は地方から発せられる。

【一覧】「地方政界のドン 50人」

 東京都議会では連日、自民党が小池都政を追及して大紛糾しているが、かつて「都議会のドン」と呼ばれた内田茂・元東京都議(80)が“影の司令塔”として存在感を強めているという。

「地方のドン」は他にもいる。国会では言いたい放題の麻生太郎・副総理だが、地元・福岡で「麻生さんもこの人だけには逆らえない」(麻生系議員)といわれるのが“県政のドン”蔵内勇夫・県議(65)だ。自民党県議団会長を12年務め、他県では国会議員ポストとされる県連会長を務める。

 現在進行中の福岡知事選は地元で“麻生の乱”“独り相撲”とも呼ばれる。麻生氏が現職知事に対抗して新人候補を擁立し、保守分裂選挙となっているからだが、その原因は蔵内氏への“借り”を返すためだという。地元議員の話だ。

「現職の小川洋・知事はもともと麻生さんの子分だった。しかし、2年前に亡くなった鳩山邦夫氏の跡目を決める補選で揉めたんです。

 補選には鳩山さんの次男と蔵内氏の長男とが出馬し、麻生さんは蔵内さんの息子を応援した。このとき、小川知事が鳩山ジュニアに味方したことで、蔵内ジュニアは惨敗。ドンに負い目が生まれた麻生さんは新人を立てて小川知事を倒しにかかった」

 ドンに対する義理立てで麻生氏は知事おろしに“突っ走った”と見られている。

 週刊ポストでは、内田氏のほか「地方政界のドン」と言える50人の全実名を紹介している。

※週刊ポスト2019年4月5日号

6848チバQ:2019/03/27(水) 14:16:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190327-00000001-nishinps-pol
【福岡コンフィデンシャル】分裂知事選 自民“裏技”で市長派厚遇 市議団離脱の2人公認へ
3/27(水) 10:18配信 有料 西日本新聞
【福岡コンフィデンシャル】分裂知事選 自民“裏技”で市長派厚遇 市議団離脱の2人公認へ
福岡県知事選の告示日、候補者の応援に駆け付けた高島宗一郎福岡市長=21日、福岡市内

 「政治決戦の年」といわれる2019年。統一地方選や参院選を前に、永田町と、地方の首長や議員たちの駆け引きが激しさを増している。福岡県内の政財界は、誰がどんな思惑でどう動くのか。現場に深く迫り、「コンフィデンシャル」を伝える。

【コンフィデンシャル】公開しないこと。裏情報。内緒の。

*****

 自民党分裂選挙となった福岡県知事選(4月7日投開票)で、同党推薦の新人武内和久への支援を表明した福岡市長高島宗一郎。同党がその「見返り」としたのは、知事選と同日投票される福岡市議選での「親高島派」2人への党公認だった。武内の主張は宿泊税の市税としての徴収など、高島が訴えてきた政策を追認する内容が目立つ。自民は高い知名度がある高島を「唯一、最大の援軍」(県連関係者)として、異例の厚遇で迎えている。 

 25日昼、同党福岡県連。会長の蔵内勇夫は、党福岡市議団会長や関係する2人の党地域支部長を集め、親高島派2人を公認する党方針を説明した。「県連が党本部に公認申請したのか」。問いただす3人に、蔵内は首を横に振った。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板