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九州・沖縄 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 18:16:25

統一地方選スレから西海道・琉球地方のネタを独立させます。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40

4319とはずがたり:2015/01/14(水) 08:13:31

【動画】樋渡氏「私の力不足」 改革派、夢絶たれる
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/governor/30301/144467?area=ranking
2015年01月12日 10時29分

※動画はこちらから

 「改革派首長」の次なる挑戦が絶たれた。樋渡啓祐さん(45)の事務所に「山口氏当確」の報が入ると一瞬にして静まり返り、重苦しい雰囲気になった。武雄市長時のユニークな政策で抜群の知名度があったものの、県農政協議会を中心とした強大な組織力に立ちふさがれてあと一歩届かなかった。樋渡さんは「私の力不足が今回の結果を招き、申し訳ありません」と深々と頭を下げた。

 事務所では県連会長の福岡資麿参院議員や古川康衆院議員ら4人の国会議員も並んで、支持者を前に頭を下げた。福岡会長は「私たちの力が及ばず、責任の重さを受け止めている」と苦渋の表情を見せた。

 教育改革を武雄市で進める樋渡さんは「投げ出し」の批判覚悟で市長辞職と知事選挑戦を決断した。自民党の推薦を受けたものの、保守分裂が起こり、自民の有力団体の県農政協が元総務官僚の候補を応援する事態に。党本部も乗り出して官房長官や幹事長らが続々と応援に駆け付けるなど国政選挙並みの態勢がとられた。一方で党本部の露骨な介入に反発も強まり、相手陣営の結束を誘引した。

 前知事の古川衆院議員との運動で「後継者」をアピールし、民間と連携した改革の実績や即戦力も示して訴えたものの、相手候補の猛追を止められなかった。武雄市を全国区の知名度に押し上げた情報発信力も、市長時代の政治手法や言動に対する批判の声にかき消された。

 最終盤に「潮目が変わった」と振りかえる樋渡さん。「佐賀を良くしたいという政策を訴えたが、思いが届かなかった」と淡々と語った。

【2014−2015知事選】

4320とはずがたり:2015/01/14(水) 16:26:38
>>4315
解説感謝ですヽ(´ー`)/

悪くも無いが良くも無いと云う片言丸さんの山口評ですが,元過疎対策室長って肩書きはそこそこ良さそうな感じもしますがしょうでしょうかねぇ。
山口と同じ枠組みでその前にTPP総括官を擁立しよう>>4178としてましたが,あれはTPPの交渉体制を崩そうとするものと安倍側は判断したんですかねぇ??自由化推進するTPP統括よりも過疎対策室長の方が県知事には適任だった様で,樋渡ではどっちにせよ落選だったかもしれませんが,安倍側としては佐々木の立候補を潰したのも作戦ミスだったような。

>佐賀市で大敗(約34000対約55000)するような空気になったのが大きかった
惨敗ですね。総括選挙責任者に就いた>>4258樋渡への嫉妬に燃える(?)>>4291佐賀市長の影響力ってのはどの程度だったんでしょうかねぇ。。

本来,樋渡のスタイルは都市部の有権者にアピールできないと勝てず,それを人気の安倍率いる自公の推薦で組織固めて無党派票加えて盤石にする心算が地方での,しかも県都の地方都市部でも,樋渡のハレーション政治が予想以上に忌避されてた感はありますね。

その辺に気付いてか気付かずか稲田とか投入>>4272しちゃったり,安倍のメッセージで電話攻勢掛けたりボクちゃん大好きで周り見えてない負け方ですね。
まあ安倍ちゃんは御輿なんでパーでもナルでもなんでもいいんですけど,担ぎ手も其れが見えてないとなると,衆院選の圧勝でチーム安倍ちゃんにちょいと慢心もあるようで今後のほころびが楽しみです。

4321チバQ:2015/01/14(水) 20:38:22
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/governor/30302/144753
=保守分裂のあとに=(上) 「佐賀の乱」
2015年01月13日 10時05分
集まった農協職員に知事選での支持を求める山口祥義氏=2014年12月25日、佐賀市の県JA会館
集まった農協職員に知事選での支持を求める山口祥義氏=2014年12月25日、佐賀市の県JA会館
■「反樋渡」「反中央」胸に

 首長や農協が結束 安倍政権に反旗

 「佐賀の乱を起こす」。知事選の告示を目前に控えた昨年12月中旬。先に政府のTPP総括官擁立断念に追い込まれた無念さを晴らすように、佐賀市長の秀島敏行は周辺に決意を語った。それから1カ月後、無名の総務官僚だった山口祥義(よしのり)は知事となった。当選の一報に沸く事務所には、反乱を率いた農協に加え、多くの首長、自民、民主、社民の地方議員が集まった。保守分裂の激戦に参じた異色の顔ぶれ。胸に秘めた思いは、「反樋渡」「反中央」だった。

 立候補表明の記者会見から団体へのあいさつ回り、街演、初詣のつじ立ち−。いつもそばに寄り添う秀島を、山口は「佐賀のおやじ」と呼んだ。決起大会では「民主的な県政を乱さない人を選ばなければならない」と、対立候補の前武雄市長の樋渡啓祐を鋭く批判した。そんな鬼気迫る秀島の姿に、佐賀市議らは「ここまでやるとは。10年前の市長選が重なる」と士気を高め、終盤の逆転の原動力となった。

 2005年の佐賀市長選で、改革派として知られた当時の市長、木下敏之の政治手法に反発した市職員OBらの支援を受けて誕生した秀島市政。「一人の百歩より百人の一歩」を政治信条とした。一方で市民からは「佐賀市は県都なのに、武雄市ばかりが目立つ」。何かと比較されてきた樋渡が知事になることへの危機感は人一倍だった。「行政はショーではない」。のろしは上がった。



 「これは知事選だ。農協改革は争点ではない」。JAグループ佐賀の政治団体「県農政協議会」の幹部は新聞紙面を指して語気を強めた。安倍政権の農協改革をめぐる「農協対政権」の構図を強調した記事が連日紙面をにぎわした。樋渡が自民党本部で首相の安倍晋三から推薦証を受け取った際、「農協全体はさすがに見直す必要がある」と発言したのも報道に拍車をかけた。「的外れだ。自民推薦だからけんかするんじゃない。樋渡が知事になれば農協と県の関係は崩れる。だからやるんだ」

 山口推薦を決めた12月19日、農政協幹部は「行政と農協は一体になって農政を進めているが、武雄市とは関係が薄かった。レモングラス栽培をはじめ、すべてがパフォーマンス」と自民の樋渡推薦に同調しない理由を語った。候補者の選定過程で官邸の意向が強く働いたことも溝を深めた。「党本部とやる以上、命がけでやる」

 農協の正組合員は約5万5千人。かつては家族も含めて20万票を動かすと言われた。しかし、高齢化や兼業農家の増加で、近年の選挙ではその集票力に疑問符が付いていた。知事選で敵対した樋渡陣営の幹部も「今回で農政協の本当の力が見える」。しかし、農政協は組織をフル稼働し、「ここまでやった記憶はない」と語るほど末端にまで指示を徹底。樋渡に約4万票の大差をつけた。「これほど本気で動くなんて」。樋渡陣営幹部は誤算を認めた。

 「県民党」を旗印に、多くの組織の支援を受けて知事に登り詰めた山口。裏を返せばそれだけの「しがらみ」を抱えたともいえる。その中で「本当は自分も改革派」との言葉通りの県政運営ができるのか。未知数の政治手腕に注目が集まる。(敬称略)



 呉越同舟、面従腹背−。保守分裂の激戦となった知事選が佐賀県に広げた波紋を追った。

4322チバQ:2015/01/14(水) 20:38:48
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/governor/30302/145121
=保守分裂のあとに=(下) 戦後処理
2015年01月14日 10時07分
樋渡啓祐さんの敗戦の弁を厳しい表情で聞く福岡資麿自民党県連会長(左から2人目)ら国会議員=11日夜、佐賀市兵庫南の事務所
樋渡啓祐さんの敗戦の弁を厳しい表情で聞く福岡資麿自民党県連会長(左から2人目)ら国会議員=11日夜、佐賀市兵庫南の事務所
■自民王国深い爪跡 農政協との和解多難 県連会長進退問題にも

 「県農政協議会という組織としてはノーサイドだ」。JAグループの威信をかけて全面支援した山口祥義(よしのり)の当選あいさつを受けた13日、副会長の金原壽秀は、知事選で真っ向から対立した自民党佐賀県連との今後の関係をそう表現した。ただ、「支部によっては推薦したくない、応援したくないというのはあるだろう」。建前だけでは整理できない、感情的なしこりの深さを指摘し、関係修復の難しさもにじませた。

 自民党最大の支持基盤で、集票マシーンとして保守王国を支えてきた農政協議会。自民推薦の樋渡啓祐の政治手法に反発、独自候補を擁立し、自民県連の県議や市町議員も樋渡支持と山口支持に分かれ、激しい選挙戦を展開した。

 「農協離反」と「県連分断」。12年ぶりの保守分裂という事態は、地元の意向を無視し、異常ともいえる「介入」を続けた党本部と官邸の強硬な対応が招いた結果だ。

      ■

 山口を支援した県議は憤慨した口調で党本部を批判する。「当初、出馬を模索した政府TPP担当者を圧力でつぶし、擁立に動いた今村雅弘衆院議員は比例代表名簿順位で冷遇された」と指摘した上で、「山口の推薦は受け付けず、樋渡の推薦決定も頭ごなし。これで地元がまとまる訳がない。始めから地元に任せておけば、こんな混乱は起きなかった」

 党本部を震源とした保守分裂の余波は、選挙後も県連を揺さぶり続ける。

 自民推薦候補の敗北は、あらためて農政協の存在感を認識させられる結果となった。4月の統一地方選や来年7月の参院選を控え、県連内には危機感が広がる。党内融和を目指した早急な県連体制の再構築と、農政協との関係修復を求める声が強まっている。

 ただ、保守を二分した激しい選挙戦の爪跡は深く、県連内の混乱が続く懸念も強い。県連会長で参院議員の福岡資麿は、樋渡の落選が決まった11日夜、自身の責任問題に触れた。「責任の大きさは痛感している。後日、党の会議で身の処し方について、しっかり話し合いたい」。18日の代表役員会で会長辞任の可能性を含めて、けじめをつける考えを示唆した。

 ある県連幹部は「会長は勝敗に関わらず、辞任する考えと思う。農政協との関係修復を考えてもトップがけじめをつけることは必要だろう」と理解を示しつつ、こう続けた。「問題は後任がいない。県連全体をまとめきれる県議も見あたらず、場合によっては慰留して続投とならざるを得ないかもしれない」

      ■

 一方、樋渡、山口支持で割れた県政与党の自民県議団。県政運営への影響を懸念する声もあるが、留守茂幸会長は「推薦候補以外を支援したといって県連も処分は考えていない。いろいろな意見は出るかもしれないが、大切なことは早く一枚岩になることだ」。別の中堅県議も「みんな地域の事情があって立場もある。県政が停滞するような対応は取らない」と会派分裂の可能性は否定する。

 昨年11月の衆院解散から続く、県連内の混乱をどう収拾し、結束を図っていくのか。対外的な関係修復を含め、その道筋は険しい。(敬称略)

4323チバQ:2015/01/14(水) 21:10:57
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150114ddlk40010397000c.html
選挙:県議選 宮若鞍手 自民ねじれ 元麻生事務所長が出馬表明 /福岡
毎日新聞 2015年01月14日 地方版

 麻生太郎財務相(自民)の遠中・直鞍事務所長を昨年末まで務めていた春田章匡(あきまさ)氏(59)=宮若市倉久=が13日、4月12日投開票の県議選宮若市・鞍手郡区(定数1)への無所属での立候補を表明した。自民県連は3期目を目指す塩川秀敏氏(66)を昨年11月に公認した一方、足元の自民宮若・鞍手郡連合支部(支部長=和田明・小竹町議)は今月9日に春田氏推薦を決定。自民ねじれの構図となりそうだ。

 春田氏は記者会見で「20年余りの秘書経験を地域活性化に生かしたい。麻生財務相の力がある中、豊かさが感じられる地に」と述べた。県農政連への推薦を求めているという。

 自民宮若・鞍手郡連合支部は昨年12月20日、現職の塩川氏を推薦しないことを決定。和田支部長は「塩川氏に党員拡大の努力がみられない」などとしている。「前々回に無所属新人だった塩川氏が当時の自民現職と戦った際、支部は塩川氏を推薦した。当時と構図は同じ」と説明した。

 塩川氏は9日の毎日新聞の電話取材に「(支部の対応に)戸惑っている。支部長と会って話し合いたい」と話した。自民県連の田中秀子幹事長(県議)は「ねじれは知らなかったが、公認決定が変わることはない」と述べた。【梅山崇】

4324名無しさん:2015/01/14(水) 22:18:01
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=31600
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150113-00010003-agrinews-pol

「官邸対農協」に地元困惑 「改革」より「人」が争点 佐賀知事選
当選後にあいさつをする山口氏(佐賀市で)
 与党推薦の改革派候補が敗れた、11日投開票の佐賀県知事選。自民党県議や県内首長らが別の候補を擁立して勝利した保守分裂の選挙だったが、佐賀県農政協議会もこの候補を推薦したことで、農協改革と絡めて「首相官邸対農協」と書き立てられた。だが地元では農協改革は大きな争点となっておらず、JA関係者は「“人”で選んだ選挙だ」と困惑している。

 「農協対自民といったつもりで戦ってきたわけじゃない。とにかく人で選ぶ選挙だった」。県農政協などが推薦した元総務官僚・山口祥義氏が当選を決めた11日夜、金原壽秀・県農政協副会長(JAさが組合長)は開口一番、記者団にこう語った。県内JA関係者は「官邸対農協の構図は全国紙による虚構。最大の争点は、相手候補の政治手法や資質だった」と付け加える。

 知事選で自民、公明両党が推薦した前・同県武雄市長の樋渡啓祐氏は、市図書館を民間企業に運営させるなど改革派市長として知られた。一方でこの民間委託も市議会の承認なしで決めたり、インターネット上で一般市民を批判したりと、強引な政治手法や発言が問題視されてきた。JAグループの要請なども受け付けてこなかったという。

 このため樋渡氏が出馬の意向を表明した11月以降、過半数の自民党県議や県市長会、町村会などが「県政の混乱を招く」(関係者)として「反・樋渡」で別の保守系候補を模索。山口氏の擁立に至った。この動きに、農業団体も協力を求められた、というのが実情だ。

 実際、県農政協は直近の衆院選で佐賀1区、2区ともに自民党候補を推薦しており、反自民ではない。それでも全国紙などが「官邸対農協」としたのは、樋渡氏が安倍晋三首相から推薦証を受け取った際に「農協全体を見直す必要がある。農政そのものに岩盤規制がある」と語ったからとみられる。農協改革に力を入れる菅義偉官房長官や稲田朋美党政調会長らが応援に入ったことも拍車を掛けた。

 だが他の業界団体や民主党、連合なども山口氏を支援し、各種報道機関の出口調査では無党派層も山口氏への投票が多い傾向が出た。自民党関係者は「JAだけの問題でなかったのは明らか。党本部や官邸がトップダウンで決めた反動だ」と指摘。地元マスコミ記者は「県民の関心は玄海原発の再稼働や佐賀空港へのオスプレイ配備といった問題にあった」とする。

 ただ4月の統一地方選や、地方の1人区が鍵を握る来年夏の参院選を前に、今回の知事選のいきさつには与党内から懸念の声が上がりそうだ。一方、「JAは選挙で圧力をかける岩盤規制だという誤った印象を植え付けられてしまった」(自民党農林幹部)面もある。別の同党農林幹部は「JAに面目をつぶされたとして、官邸側がさらに急進的な農協改革を進めかねない」と警戒する。

日本農業新聞
最終更新:1月13日(火)12時43分日本農業新聞

4325名無しさん:2015/01/14(水) 22:20:17
http://withnews.jp/article/f0150113001qq000000000000000G0010101qq000011380A
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150113-00010002-withnews-l41

樋渡氏、なぜ負けた? 自民層は互角、勝負分けたのは…佐賀知事選
withnews 1月13日(火)14時17分配信

 1月11日にあった佐賀知事選で落選した前武雄市長の樋渡啓祐氏。「ツタヤ図書館」を手がけるなど知名度の高さが売りでしたが、元総務官僚の山口祥義氏に4万票近い差をつけられました。勝敗を分けたのは何だったのか。出口調査から振り返ります。

ツタヤ図書館で全国区に
 樋渡氏の代名詞ともいえるのが「ツタヤ図書館」です。レンタルソフト大手ツタヤの運営会社と組んでリニューアルした図書館です。年中無休でDVDやCDもレンタルでき、館内でコーヒーを飲めます。図書館の常識を打ち破った新図書館は2013年4月の開館以来、1年1カ月で全国から100万人の来館者を記録しました。武雄市を名前を全国的に有名させました。

自民支持層、樋渡氏49%・山口氏46%
 知事選で樋渡氏は自民党の推薦を受け、菅義偉官房長官らが応援に駆け付けるなど、政権の全面支援を受けました しかし、樋渡氏は自民支持層の49%しか固めきれず、逆に山口氏は46%を獲得。山口氏には、樋渡氏に反発する自民県連や首長、農協などが付き、ほぼ互角となりました。

民主支持層、樋渡氏29%・山口氏56%
 民主支持層を見ると、樋渡氏は29%にとどまる一方、民主党の大串博志衆院議員が積極的に応援し、連合佐賀も支援するなどした山口氏は56%の支持を得た。公明支持層は、公明党推薦の樋渡氏に73%が投票しました。山口氏は18%でした。

無党派層、樋渡氏32%・山口氏54%
 勝敗を分けたのは無党派層でした。樋渡氏は、知名度の高さから、積極的に街頭に出て演説などを繰り返すスタイルを取りましたが、取り込めた無党派層は32%でした。逆に、山口氏は54%の支持を集めました。樋渡氏を巡っては、「改革」を進める際の手法や言動を「強引」「独善的」とする批判が常につきまといました。さらに、樋渡氏を推す政権幹部が、対立候補擁立に横やりを入れるなど、中央の介入が、かえって「反樋渡派」の結束を強めた面もありました。

 佐賀県では、2005年の佐賀市長選で急進的な行政改革を進めた元佐賀市長の木下敏之氏が、議員との対話を重視する路線の秀島敏行氏に敗れるという波乱がありました。樋渡氏の政治手法に対して、反発を感じた県民が少なくなかったことが、出口調査からは見えてきます。

最終更新:1月13日(火)19時39分

4326チバQ:2015/01/15(木) 07:53:09
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/governor/30301/145089?area=ranking
党内動揺引き締め躍起 自民、佐賀知事選敗北
2015年01月14日 09時49分
自民党役員会に臨む安倍首相(中央)ら=13日午前、東京・永田町の党本部
自民党役員会に臨む安倍首相(中央)ら=13日午前、東京・永田町の党本部
 佐賀県知事選での与党推薦候補の敗北で、自民党は4月の統一地方選に向けて不安を抱えた。安倍政権が進める農協改革への反発の強さや、経済政策「アベノミクス」の成果が地方に浸透していないとの焦りが加わり、政権の勢いが衰えかねないとの危機感も広がる。候補決定を主導した幹部らの責任を問う声もくすぶり、執行部は全国幹事長会議の開催を前倒しするなど引き締めに躍起だ。

 「よく敗因を分析して謙虚に生かす」。谷垣禎一幹事長は13日の党役員会後の記者会見でこう強調し、統一選への懸念を打ち消すのに懸命となった。役員会の出席者によると、高村正彦副総裁が「負けに不思議の負けなしだ。人選の仕方に問題があった」と指摘するなど、投開票日から一夜明けた12日以降、党内に動揺が広がったためだ。

 不安の背景には、長野や香川の県知事選など与野党相乗り推薦の選挙では勝つものの、滋賀、沖縄両県知事選のように対決型の選挙では推薦候補の敗北が続いていることがある。

 政権は衆院選の余勢を駆り、佐賀県知事選などでの勝利も得て統一選に向かう筋道を描いていたが、官邸周辺は「農協改革に対する地方の抵抗は思った以上に強い」と指摘。自民党筋は「アベノミクスへの理解も十分ではない」と頭を抱える。

 菅義偉官房長官や茂木敏充党選対委員長が主導して推薦候補を決め、保守分裂選挙につながったことが敗因となっただけに、不満の矛先は菅氏らにも向けられている。中堅議員は「政権におごりがあった」と厳しく批判する。

 安倍晋三首相は11日の投票日当日、推薦候補が劣勢との情報を聞かされると「一体、何をやっているのか」と声を荒らげたが後の祭りだった。

 党内の結束を立て直すため、谷垣氏ら執行部は3月の党大会前に開く予定だった全国幹事長会議を月内に開く方針を打ち出した。大会前日に開くのが通例だが、迅速な対応が重要と判断したようだ。

 統一選でつまずけば、その先の政権運営への影響は大きい。自民党筋は「官邸や党執行部は地方の声を聞き、丁寧に進める必要がある」と漏らした。

【最前線】

4327チバQ:2015/01/15(木) 19:47:43
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20150114-OYS1T50008.html
政調費126万円返還命令 長崎市議ら2人に
2015年01月14日
 2009年度の市議会の政務調査費の一部に不適切な支出があったとして、長崎市が当時の市議3人を相手取り、計約187万円の返還を求めた訴訟の判決が13日、長崎地裁であった。松葉佐まつばさ隆之裁判長は、和解が成立した元議員1人を除く2人に、請求通り計約126万円の支払いを命じた。

 2人は、現職の野口三孝氏(72)と元議員の富川忠孝氏(67)。市が返還を求めたのは、2人が政務調査費として計上したタクシー代や携帯電話使用料、デジタルカメラ購入費などのうち一部の額。判決で松葉佐裁判長は、「全て政務調査のために使ったという合理的説明がない」などとして、「政務調査活動目的以外にも使われた」と認定、返還を命じた。

 09年度の政務調査費を巡っては、住民監査請求を受けた市監査委員が11年、田上富久市長に対し、死亡した1人を除く50人に計約2980万円の返還を求めるよう勧告。うち3人が応じず、市は12年12月に返還を求めて提訴した。

4328チバQ:2015/01/16(金) 23:58:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150116-00000066-san-l40
「自民単独のはずが…」 北橋氏へ渦巻く不満 北九州市長選
産経新聞 1月16日(金)7時55分配信

「自民単独のはずが…」 北橋氏へ渦巻く不満 北九州市長選
北橋健治氏の出陣式で、拍手する自民党の松山政司県連会長(右端)、民主党の野田国義県連副代表(右から2人目)ら=11日午後、北九州市小倉北区(写真:産経新聞)
 北九州市長選は25日の投開票に向け、3候補が舌戦を繰り広げている。中でも3選を目指す現職の北橋健治氏(61)=自民推薦=は、民主党系市議会会派や労働組合からも支援を集め、戦いを優位に進めている。ただ、自民党員らの間には、「自民党単独推薦」を受けたはずの北橋氏が、実際は相乗りの選挙戦を展開していることに、不満がくすぶっている。 

 「国とのパイプを強固にするために(自民党の単独推薦を受けると)決断した。これからも会派を超え、市民党として頑張ることは当然で、どうか皆様方のお力をお借りしたい」

 市長選告示日の11日、リーガロイヤルホテル小倉(小倉北区)で開いた出陣式で北橋氏は、一党一派に偏らない「市民党」であることを強調した。

 北橋氏の言葉を裏付けるように、ステージ上には自民党の松山政司県連会長(参院議員)と、民主党の野田国義県連副代表(参院議員)が隣り合って座った。加えて公明党市議や連合福岡幹部ら保革を超えたメンバーが、壇上から激励のあいさつをした。

 松山氏は終了後、産経新聞の取材にこう漏らした。

 「こういう出陣式は経験がない。自民党単独推薦のはずなんだけどね…」

 「自民党単独」という条件で推薦を認めた麻生太郎副総理兼財務相は、相乗りの構図への不満を、周囲に語っているという。麻生氏は、北橋氏の出陣式を欠席した。

                   ◇

 北橋氏は元民主党衆院議員で、初当選した平成19年の市長選では民主党などの推薦を得て、自民、公明両党の推薦候補を破った。

 今回の市長選を前に、麻生氏や自民党市議の一部は独自候補擁立論を唱えていたが、北橋氏相手に「勝てる候補」が見つけられず、断念した。

4329チバQ:2015/01/16(金) 23:59:17
 これに対し、北橋氏は自民党に推薦を求めた。北九州空港の滑走路延長など経済活性化策を実現するために、政権中枢、特に麻生氏とパイプを構築したいとの思いがあったからだ。

 自民党サイドも、政令市長選での「不戦敗」を避けたかった。両者の思惑は一致し、麻生氏は「自民党のみが推薦する」ことを条件に、反対意見を抑え、北橋氏推薦を了承した。北橋氏は昨年11月、安倍首相から推薦状を直接受け取った。

 だが、12月に入ると、「北橋与党」である市議会の民主・社民党会派「ハートフル北九州」や、民主党の支持母体・連合福岡が北橋氏推薦を決め、与野党相乗りの構図が固まった。選挙運動でも、労働組合や民主・社民党会派の市議らが精力的に動いている。

 連合福岡の幹部は「自民単独推薦は形式の問題であって、(北橋氏が)われわれ民主党・連合の市長だという思いは変わらない。ようやく自民党が北橋市長の良さを理解したということではないか」と胸を張る。

 民主党内にも「『市民党の立場を貫く』と明言されているので問題ない」(緒方林太郎衆院議員)と、自民党単独推薦を問題視する動きはない。

                   ◇

 ただ、自民党支持層の多くは「北橋氏は民主党系」との認識を持っているだけに、不満を抱く。

 「健全なる保守という信条を胸に、郷土愛を見つめ直す」

 元自民党衆院議員秘書で新人の三原朝利氏(37)は出陣式でこうあいさつした。会場には古くからの熱心な自民党員らの姿も目立ち、大きな拍手がわいた。三原氏は自民党の推薦を得られなかったが、「自民党党員」とポスターに記した。保守本流をアピールし、北橋氏推薦に不満を抱く自民党員への浸透を図る。

 三原氏を応援する自民党の西川京子・元衆院議員は「北橋氏のどこが『単独候補』なのか。自民党をバカにするのもいい加減にしてほしい」と憤る。

 市内の自民党員の男性(77)は「推薦しているとはいえ、投票用紙に『北橋』と書かない党員も少なからずいるはずだ。もっとも、勝てる候補を担げなかったのだから、北橋氏というより自民党の問題だろう」と語った。

 また、共産党県副委員長で新人の篠田清氏(66)=共産推薦=も、北橋氏の選挙態勢を批判する。北九州を地盤とする同党の田村貴昭衆院議員は「北橋氏は、市民党を標榜(ひょうぼう)しつつ安倍政権と結びついた。そういう人に市民を思いやる政治ができるのか」と訴えた。現職に対する対決姿勢を強く打ち出すことで、昨年末の衆院選に続く躍進を目指している。

                   ◇

 ◇北九州市長選 届け出順

 北橋健治 61 市長     無現〔2〕【自】
 三原朝利 37 元議員秘書  無新
 篠田清 66 共産党県役員 無新   【共】

4330名無しさん:2015/01/17(土) 10:58:49
良く知らなかったのですが、樋渡の酷さが想像以上でした。

佐賀県知事選とネット選挙(上) 違和感が人を集めた〜ひまじんうんことYahoo!ブリーフケース - 高圧☆洗浄機
http://nukalumix.hateblo.jp/entry/himajinunko001

佐賀県知事選とネット選挙(中) 違和感を解き明かす〜ネットで政治は動かない - 高圧☆洗浄機
http://nukalumix.hateblo.jp/entry/himajinunko002

佐賀県知事選とネット選挙(下) 違和感を共有した〜ネット選挙の現実 - 高圧☆洗浄機
http://nukalumix.hateblo.jp/entry/himajinunko003

私は武雄市の樋渡市長から「これ以上意見をするとネットにお前の名前を晒す」という脅迫を受けているようです: さまよう金の髭
http://goldenhige.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/post-5f75.html

私は武雄市の樋渡市長から「これ以上意見をするとネットにお前の名前を晒す」という脅迫を受けているようです - Togetterまとめ
http://togetter.com/li/437132

4331とはずがたり:2015/01/17(土) 18:45:34
>>4330
金の髭氏への対応はなにやら酷いっすね。

最後に失速したってのはやはり本当で違和感が有権者に共有されたってのが大きいのか。

4332チバQ:2015/01/17(土) 19:24:24
ところで佐賀知事選でも使われた
「いきなり電話してきて、総理の録音テープを流す」作戦は有効なんですかね?
んなもん、真面目に聞く人は最初から自民党候補に投票するような...

4333チバQ:2015/01/18(日) 12:44:09
http://www.e-obs.com/news/detail.php?id=01180029002&day=20150118
釘宮大分市長が県知事選出馬へ(1/18 11:51)
大分市の釘宮磐市長が2015年4月の県知事選挙に出馬する意向を後援会幹部に伝え、近く正式に表明する方針です。
釘宮磐氏は18日朝、取材に対して知事選に向けて明言を避けましたが、今年に入ってから支援者と知事選に向けた協議を進めています。
釘宮氏は1月16日には後援会の会合で4月の県知事選挙に出馬する意向を幹部らに伝え、準備に入っています。
釘宮氏は2003年から大分市長を務め現在3期目で、以前から知事選出馬に向けた検討を重ねていました。
県知事選挙には4選を目指す現職の広瀬勝貞氏が出馬を表明しているほか、大分市の造園業、箕迫高明氏が出馬の意向を示しています。

4334チバQ:2015/01/18(日) 13:06:27
http://www.news-postseven.com/archives/20150117_298323.html
佐賀県知事選 自民擁立候補敗因に首相の迷惑電話攻撃との評
2015.01.17 07:00

 昨年末の総選挙勝利で長期政権の足がかりをつくったはずの安倍晋三首相は、最悪の新年を迎えた。1月11日投開票の佐賀県知事選で官邸が擁立した樋渡啓祐・前武雄市長が大敗したからだ。

 同知事選はアベノミクスが掲げた農協改革や、自衛隊が導入する新型輸送機「オスプレイ」の佐賀空港への配備など日米安保に深く関わるテーマが争点となり、官邸は異例の支援態勢を敷いて臨んだ。

 その象徴が首相自らの電話作戦だった。

〈佐賀県を全国に向けて発展させていくのは樋渡啓祐さんしかいません〉

 正月早々、佐賀県内の有権者にそんな安倍首相の肉声を吹き込んだテープによる投票依頼の電話がかかりまくり、最後は女性の声で「突然の録音電話で大変失礼しました。少しでも御不快などございましたらご容赦ください」と断わりが入る。前代未聞の“迷惑電話キャンペーン”だ。

 どうやら、その戦術は裏目に出た。地元では「一方的な録音電話が県民の反安倍感情に火を付けた」(保守系地方議員)と最大の敗因とコキ下ろされている。自民党選対幹部がこぼす。

「電話作戦は官邸のアイデアだったが、総理は大敗で大恥をかかされたと非常に機嫌が悪くなり、選対にもとばっちりが来ている」

 そうでなくとも安倍首相は昨年の総選挙の結果に不満が募っていた。周辺に「本当はあと10議席は取れていた。公明党が最後に手を抜かなければ」と不満を漏らしているという。

 年末年始はコンサートや映画鑑賞、ゴルフ三昧で過ごし、やっと気分転換したところに佐賀の電話作戦で墓穴を掘ったのだからイライラが募るのは無理もない。

※週刊ポスト2015年1月30日号

4335チバQ:2015/01/19(月) 07:55:06
http://www.yomiuri.co.jp/local/kagoshima/news/20150118-OYTNT50180.html
垂水市長選 尾脇さん接戦制し再選
2015年01月19日

万歳して再選を喜ぶ尾脇さん(右)

 垂水市長選は18日、投開票された。現職・尾脇雅弥氏(47)(無所属)が、新人の元市課長・村山芳秀氏(57)(無所属)との接戦を制し、再選を果たした。

 尾脇氏は1期4年の実績をアピール。農畜産業や水産業の6次産業化の推進、観光振興、防災対策などに引き続き取り組むと訴えてきた。漁協や企業などの応援を受け、支持を広げた。

 同市錦江町の事務所で、集まった支持者らと握手を交わし、「地方創生という課題に向け、心を一つにして、垂水のためにさらに努力していきたい」と力を込めた。

 村山氏は市職員としての行政経験を強調。「それぞれの地域を細かな政策で高めなければならない」と市政刷新を訴えたが、及ばなかった。

4336チバQ:2015/01/19(月) 07:55:27
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150116-OYT1T50173.html?from=yartcl_popin
農業共済組合長らに「紙袋」…県議が採用口利き
2015年01月17日 14時00分
 鹿児島県議会の吉永守夫議員(80)(自民党県議団)が昨年10月、県内の農業共済組合の組合長ら3人に対し、組合の職員採用試験を受ける男性を合格させるよう働きかけ、菓子とともに現金が入った紙袋を渡そうとしていたことがわかった。


 3人はいずれも受け取りを拒否した。

 吉永議員は同県鹿屋市・垂水市区選出で3期目。読売新聞の取材に対し、「選挙区外の支援者に頼まれ、断り切れなかった」と口利きを認めた。一方、「現金が入っていることは知らなかった。返却されたものは、頼んできた本人にすべて返した」と話している。

 組合などによると、吉永議員は昨年10月14日、組合長、副組合長、参事の自宅をそれぞれ訪問。採用試験で男性を有利に取り計らうよう依頼した。いずれも断られたが、組合長と副組合長の自宅の玄関に紙袋を置いて帰った。

 副組合長は紙袋内にのし袋を確認し、翌15日、駐在所に届け出た。警察官の立ち会いの下、開けたところ50万円が入っていた。組合長は16日、のし袋を開封しないまま吉永議員の妻に返した。厚みがあり、透かすと現金が見えたという。

 採用試験は17日に行われ、男性は不採用となった。吉永議員は昨年夏には組合長らに男性の履歴書を渡していたという。県警は関係者から事情を聞いている。

2015年01月17日 14時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4337チバQ:2015/01/19(月) 07:56:13
http://www.yomiuri.co.jp/local/saga/news/20150118-OYTNT50261.html
自民県連 会長後任見通し立たず
2015年01月19日
 福岡資麿参院議員が18日に会長を引責辞任した自民党県連。統一地方選挙を控え、後任の人選を急ぐ方針だが、見通しは立っていない。


 辞任が承認された県連代表役員会の後、福岡氏は報道陣に対応。辞任の理由について、〈1〉昨年12月の衆院選で今村雅弘衆院議員の比例名簿の順位を上位にできなかった〈2〉衆院選佐賀1区で岩田和親衆院議員が敗れた〈3〉知事選で党をまとめきれなかった――と説明した。

 この日の代表役員会では、「責任をとるのは統一地方選の後でもいいのではないか」などと慰留する声も出たが、福岡氏は「けじめをつける」などと語り、辞意を固めていたという。

 後任は県連総務会で決める見通しだが、開催日時は未定という。県連筆頭副会長の福島光洋県議は「統一地方選への影響を避けるためにも早急に新会長を選ばなければならない。関係者との調整を急ぎたい」としている。

4338チバQ:2015/01/20(火) 00:39:33
http://www.sankei.com/politics/news/150119/plt1501190001-n1.html
2015.1.19 06:00
【名言か迷言か】
直前まで「楽勝」だと信じ込んでいた “佐賀の乱”鎮圧できなかった自民執行部の「傲り」と「油断」





(1/6ページ)

佐賀県知事選に当選した山口祥義氏(中央)。当選確実が報じられ、支持者とともに万歳した=11日、佐賀市
 「本当に勝つと思っていた」−。11日投開票された佐賀県知事選は、自民、公明両党の推薦候補が政府の農協改革に反発する佐賀県JAグループの支援候補に約4万票もの大差で敗れた。自民党幹部は開票の直前まで“楽勝ムード”と思っていただけに、昨年敗退した滋賀県知事選や沖縄県知事選とは比べものにならないほどショックは大きい。なぜ、地元が起こした「佐賀の乱」を党執行部は鎮圧できず、大敗したのか。自民党内では、昨年の衆院選による「一強多弱」の政治体制のおごりと油断から地方の声に疎くなったのではないかと、戒めの声が上がっている。

 敗因としてまずあげられるのが、トップダウン型の樋渡氏の政治手法への嫌悪感と、「中央主導」とみられた候補者擁立過程への反発だ。

 執行部が擁立した樋渡啓祐氏は武雄市長時代、レンタル大手「TSUTAYA」の運営会社に市立図書館の運営を委任したり、市民病院の民間委譲を決断したりするなど、斬新な改革と実行力をみせた。ただ敵を作って倒すような強権的手法が目立つといい、市議会だけでなく県内の周辺首長との摩擦も大きかったという。

 自民党幹部は「市政改革で知名度の高い樋渡氏が有利と踏んだ。そもそも樋渡氏の推薦は、党佐賀県連からの要請だった」と釈明する。

 これに対し、党佐賀県連幹部は、樋渡氏が元総務官僚で元総務相の菅義偉官房長官と親しかったことを捉え、「『農協や地方創生の改革を進める安倍晋三政権のイメージにぴったり』と、樋渡氏擁立を官邸サイドが押しつけてきた」という。

 そこに「農協改革」が出てきた。樋渡氏は昨年11月17日、首相官邸で菅氏と会談し、市長選出馬の意向を伝えた。樋渡氏は会談後、記者団に「農協全体はさすがに見直す必要があるだろう」と語った。

 これに、佐賀県のJAグループ「県農政協議会」が強く反発した。元総務省過疎対策室長の山口祥義氏の擁立を決めると、山口氏の選挙対策本部の総括責任者に県都・佐賀市の秀島敏行市長が就任したほか、県内の複数の首長や自民党県議団の約半数が山口氏支持に回った。

 山口氏は両親こそ佐賀県出身だが、「本人はほとんど佐賀に住んだことがない」(同)という。逆に、樋渡氏は高校卒業まで佐賀で過ごした生粋の「佐賀っ子」。これが選挙戦では、皮肉にも「地元の懸念を無視し中央が押しつけた樋渡氏」対「地元に支えられた山口氏」という逆転の構図ができあがり、農協改革が絡むことになった。

 それでも、官邸側は「樋渡氏が勝利すれば、政府の農協改革にも弾みがつく」と分析。菅氏をはじめ、谷垣禎一幹事長や稲田朋美政調会長ら政権幹部を続々と佐賀入りさせた。党幹部の一人は樋渡氏のポスターに対し、背景の色を変えるよう注文をつけた。新しいポスターを見たこの党幹部は満足し、「万全だ」と思い込んだ。

 山口氏は、「佐賀のことは佐賀で決める」と訴えた。中央政界の大物が続々と樋渡支援に入ることを逆手に取り、自らは地元首長や県議、地域農協との連携をアピールした。樋渡陣営は選挙戦後半、街頭演説などで農協改革を前面に出さないようにもしたが、「農協つぶし」と批判するJA側の勢いを止めることはできなかった。

 自民党幹部の選挙態勢を疑問視する向きもある。ある党幹部は谷垣氏の対応について「茂木敏充選対委員長に任せすぎだ。佐賀で応援演説した日もとんぼ返りだった。地元に泊まって県議らを『一杯』と誘えば、山口陣営に転がった自民党県議でも同席せざるを得ないのに」と不満をこぼす。茂木氏に対しても「地元を力ずくで押さえようとするところがある」と批判する。

4339チバQ:2015/01/20(火) 00:39:48
 党本部は、巨大与党と推薦候補の近さをアピールすれば、保守基盤の強い佐賀県では予算獲得などで有利に働くと強調したかったのかもしれない。しかし、これが「強圧的」と逆バネに働いた感は否めない。敗戦後の党内では、野党時代に徹底した「地元の声を聞く」という原点に返れという声も多く聞いた。

 ある自民党執行部の一人は「報道各社の世論調査では、投開票の数日前まで圧倒的に樋渡氏が勝っていた」と語るが、これについても、党関係者の一人は「執行部の読みは甘い」と断じる。

 また、平成24年末の第2次安倍政権発足以降、自民党は福島県知事選など「与野党相乗り型」では勝つものの、滋賀、沖縄両県知事選のように「対立型」では敗北が続いている。今回の佐賀県知事選では、昨年12月の衆院選で大勝した直後ということもあり、「地方は巨大与党に従え」という「おごり」はなかったか。

 谷垣氏は2月7日に全国幹事長会議を開き、各県連幹部から生の声を聞く方針だ。自民党は県議・市議レベルによる充実した地方組織が力の源泉だけに、地方とのボタンの掛け違いは致命傷にもなりかねない。今年4月の統一地方選では、札幌市長選など与野党対決型の選挙もあるだけに、執行部は地方との連携強化を急ぐ考えだという。(政治部 豊田真由美)

4340チバQ:2015/01/20(火) 00:44:12
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150119ddlk40010176000c.html
選挙:筑紫野市長選 藤田氏が無投票再選 市庁舎建て替えに意欲 /福岡
毎日新聞 2015年01月19日 地方版

 筑紫野市長選は18日告示され、無所属で現職の藤田陽三氏(72)のほかに立候補の届け出がなく、藤田氏が無投票で再選された。

 藤田氏は「国、県の力を借りて高尾川と鷺田川の改修に一層力を入れたい。子育てにやさしい、高齢者も楽しく暮らせるまちづくりをする。無投票となった意味もかみしめ、自分磨きを言い聞かせたい」と述べた。

 県管理の高尾川と鷺田川は昨年8月も豪雨であふれ「にしてつ通り商店街」や住宅の床上浸水が相次いだ。合流して流れ込む下流の御笠川改修が終わったことで県は両川のバイパス工事など改修に着手した。他に、耐震性がなく、たこ足状態の市庁舎建て替え、二日市温泉など観光振興、コミュニティーセンターを核としたまちづくり、産業廃棄物処理施設の新設問題への対処などの課題がある。

 藤田市長は「働きやすい職場にするためにも新庁舎問題は重要。まずは議会で協議してもらい結論を出したい。職員の意識改革、女性の登用も進めたい。歴史と文化豊かな地域を生かせておらず、国史跡となった阿志岐山城跡や宝満山も含め観光面をもっと充実させる策を練りたい」と語った。【勝野昭龍】

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藤田陽三(ふじた・ようぞう) 72 無現 (2)

 市長▽山神水道事業団長▽県左官業組合連顧問[歴]市議▽県議会議長▽修猷館高=[自][民][公]

〔福岡都市圏版〕

4341チバQ:2015/01/20(火) 00:44:59
>>4335
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150119ddlk46010366000c.html
選挙:垂水市長選 尾脇氏が再選 子育て支援策などに評価 /鹿児島
毎日新聞 2015年01月19日 地方版

 任期満了に伴う垂水市長選は18日投開票され、現職の尾脇雅弥氏(47)が、新人で元市生活環境課長の村山芳秀氏(57)=共に無所属=を破り、再選を果たした。

 尾脇氏は「1期4年間でまいた種を無駄にできない」と市政継続を訴えた。土砂災害を教訓にした防災ラジオの全戸配布、定住人口増を目指す子育て支援策などが評価された。

 一方、村山氏は市職員34年間の行政経験をアピール。草の根選挙で市政刷新を唱えたが、及ばなかった。

 投票率は72・99%。当日有権者数は1万3970人。【新開良一】

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 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 5,159 尾脇雅弥 47 無現

  4,947 村山芳秀 57 無新

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尾脇雅弥(おわき・まさや) 47 無現(2)

 県過疎地域自立促進協副会長▽九州市長会理事[歴]高齢者施設介護職員▽市議▽鹿児島経済大

4342チバQ:2015/01/20(火) 00:51:32
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-237520-storytopic-123.html
恩納村長選で新人の長浜氏当選 志喜屋氏に1千票差
2015年1月19日
【恩納】任期満了に伴う恩納村長選挙が18日投開票され、前村議で無所属新人の長浜善巳氏(49)=が無所属現職の志喜屋文康氏(67)=公明推薦=に約千票差をつけ初当選を果たした。

 長浜氏は「人の絆や温かさを感じた選挙だった。村民の声をもっと村政に反映させ、人材育成や地域づくりなどの政策に力を入れたい」と述べた。
 投票率は67・90%で、前回選挙より2・07ポイント下回った。当日有権者数は8186人(男性4190人、女性3996人)。有効投票数は5513票、無効票は45票だった。
 長浜 善巳氏(ながはま・よしみ)1965年7月19日生まれ、村仲泊出身。琉球大卒。2006年に村議に初当選し、14年まで2期務めた。

 ▽恩納村長選開票結果
当 3259 長浜善巳 無新
  2254 志喜屋文康 無現
(選管最終)

4343アーバン:2015/01/20(火) 22:05:59
>>4333
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150121k0000m010080000c.html

大分県知事選:出馬表明の釘宮大分市長「難局を乗り越え」

毎日新聞 2015年01月20日 20時25分


 大分県知事選(3月26日告示、4月12日投開票)に出馬を表明した大分市の釘宮磐(くぎみや・ばん)市長(67)は20日の記者会見で「36年続いた官僚出身知事によるトップダウンではなく、市町村の声をまとめ、難局を共に乗り越えてゆく県政にしなければならない」と述べた。無所属で出馬する。

 釘宮氏は民主党衆院議員などを経て2003年に大分市長に初当選し、現在3期目。09年から九州市長会長を務めている。

 現職で九州地方知事会長の広瀬勝貞知事(72)=3期目=が立候補を表明しており、九州知事会長と九州市長会長が争う選挙戦となる。

 知事選には他に、大分市の1級造園技能士、箕迫(みいさこ)高明氏(65)も出馬表明。共産党も独自候補の擁立を検討している。【佐野格】

4344チバQ:2015/01/21(水) 23:15:39
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150121ddlk44010514000c.html
選挙:知事選 釘宮氏、出馬を表明 市町村主役の行政に 選挙構図一変、激戦へ /大分
毎日新聞 2015年01月21日 地方版

 4月の知事選への出馬を正式に表明した大分市の釘宮磐市長(67)は20日の記者会見で「市町村が主役の行政」を強調した。知事選は2007年、11年と現職の広瀬勝貞知事(72)と共産党候補者の争いが続いたが、釘宮氏の出馬により、これまでとは構図が一変した激しい選挙戦になりそうだ。【佐野格、西嶋正法】

 「1人の人間が16年間同じ行政を担当するのはマンネリ化を招く」。会見で釘宮氏は、市長選不出馬の理由をこう説明した。03年の市長選出馬の際、「2期8年をメドとする」と発言していたこともあり、市長を続け4期目となれば多選批判を受けかねないことを懸念していたとみられる。

 一方、4選出馬を表明している広瀬氏の県政運営について「市がやろうとしたことで一致点を見いだせないことがあった」と指摘。広瀬氏の前任の平松守彦元知事から官僚出身知事が続いたことに触れ、「地方が疲弊する中、県が決めて市町村にやらせるのではなく、その逆を求めるのが必要だ」と述べ、これからの県政運営には自らの市長経験が役立つと主張した。

 釘宮氏は基本政策として、市町村の個性を生かす分権型県政▽市町村と連携し、二重行政の見直し▽豊かな自然を生かした産業振興−−などを挙げた。

 釘宮氏の去就を巡っては、以前から「知事選出馬説」がたびたび浮上した。ただ、4月にはJR大分駅ビルが開業するなど大分市の新たな顔作りが最終局面を迎える中、引き続き市政を担うとの見方が多かった。ある支援者は、1月中旬に知事選出馬の意向を聞かされ、「市長選だと思っていたので、驚いた」と打ち明ける。後継候補が未定だったことなどもあり、翻意を促したが、「彼も政治家。意思が固かった」と話した。

 中心市街地の街づくりはこれから本格化する。この点について釘宮氏は20日の会見で「心残りはあるが、着実に進んでいくと思っている」と話した。後継者についても「私が進めてきた市政を受け継ぐ人になってほしい」と述べるにとどめた。

 だが、複数の関係者によると、釘宮氏側は水面下で後継候補者を模索したものの、打診した人物から断られるなど作業が難航したようだ。

 知事選には大分市の1級造園技能士、箕迫(みいさこ)高明氏(65)も立候補を表明している。

4345チバQ:2015/01/21(水) 23:15:56
 ◇連合は対応に苦慮
 「頭が痛い」。連合大分の佐藤寛人事務局長は19日夕の会合後、記者団を前に、こうつぶやいた。

 連合大分はこれまで知事選で広瀬氏、大分市長選は釘宮氏を推薦してきた。今回の知事選でも連合傘下の一部民間労組が広瀬氏へ出馬要請をした経緯がある。連合内でも組織ごとに事情が異なる面もあり、複数の幹部が対応の一本化は「ハードルが高い」との認識を示す。

 釘宮氏と近い民主党県連の首藤隆憲幹事長は「現職知事と現職の大分市長が争うことで県民に選択肢を示せるのは良いことだ。対応についてはこれから協議したい」と話している。

 社民党県連の内田淳一代表は「前回は広瀬氏を推薦している。党としてのスタンスを示さなくてはいけない」としている。

 「反広瀬」を掲げる共産党県委員会の林田澄孝委員長は「広瀬氏と釘宮氏では基本的に方向性に違いはない」と指摘し、独自候補擁立を目指す構えだ。

 一方、前回は広瀬氏を支援した自民党県連の御手洗吉生幹事長は「今回の対応は検討中」としながらも、「釘宮氏は前回衆院選で自民候補の対抗馬を応援しており、党として釘宮氏を推すことはあり得ない」と述べた。

 公明党県本部の河野成司代表は「(広瀬氏を応援してきた)スタンスは変わらない。県と大分市は手を携え、発展していくのが望ましい」と述べた。

 ◇保守の知事、市長を 広瀬氏後援会
 釘宮氏が大分市長の後継候補のメドが立たないまま知事選転身を決断したことに、広瀬氏の後援会幹部は「知事選、大分市長選で共に勝ち、保守王国を築く絶好のチャンスだ」と話す。

 同市長は長く革新系が席を守り、過去3回の選挙でも自民は推薦候補が連合大分の推薦を受けた釘宮氏に敗れたり、候補を立てられなかったりした。

 だが、今回は釘宮氏が突然の転身を表明。同市職員労働組合が中心になって擁立作業を始める段階だ。これに対し、自民は広瀬氏の後輩に当たる元経済産業官僚の佐藤樹一郎氏(57)を推薦。佐藤氏は着々と活動を続けている。

 広瀬氏は19日の定例記者会見で、釘宮氏の知事選出馬に関し、「どなたが出ても自分が訴えることに変わりはない。地方創生を大分が先導していくという気概を持ってやっていく。そのことを訴えて県民の理解と審判をいただきたい」と正面から受けて立つ構えを見せた。

4346チバQ:2015/01/21(水) 23:55:58
http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2015/01/21/003007879
県都市長対現職に 知事選、釘宮氏が出馬表明


 大分市長の釘宮磐氏(67)は20日、同市内で記者会見し、任期満了に伴う大分県知事選(3月26日告示、4月12日投開票)への出馬を正式に表明した。「市町村の思いを積み上げたボトムアップの県政が必要」として、4選出馬を表明している現職の広瀬勝貞氏(72)との対立軸を打ち出した。広瀬県政の継続か、釘宮氏が掲げる県政刷新か―。現職知事と県都の市長が対決する近年にない構図となり、激戦が予想される。

 釘宮氏は会見で広瀬県政について一定の評価をしながらも、市町村に対して「トップダウン」と行政手法を批判。選挙で訴える基本理念・政策として▽市町村の個性を生かした分権型県政の推進▽県と市町村による二重行政の見直し―などを挙げた。無所属で出馬し、特定の政党・団体の支持は求めない方針。選挙戦に向けて市長を辞職する時期は「最終的な詰めをしていない」と明言しなかった。
 一方、広瀬氏は知事就任以来「県民中心の県政」を掲げ、地域住民らの声に耳を傾ける姿勢を重視してきた。昨年11月の出馬表明では「安心・活力・発展の大分県づくりの上に新たな政策を積み上げ、地方創生を大分県から発信していく意気込みで取り組みたい」と述べた。人口減少社会への対応や産業振興、防災、福祉、教育など県政課題をめぐる両者の論戦が注目される。
 政党・各種団体の対応も焦点。広瀬氏には既に県町村会や農協、漁協、福祉施設の各関連団体などが推薦を決めている。連合大分は11年の統一地方選では知事選で広瀬氏、大分市長選で釘宮氏をそれぞれ推薦しており、難しい対応を迫られそうだ。知事選にはこの他に大分市の造園業、箕迫(みいさこ)高明氏(65)が出馬を表明。共産党県委員会も候補を擁立する方針を示している。
 県選管によると、釘宮氏が2月10日以降に大分市長を辞職した場合、市長選は任期満了に伴う場合と同様に統一地方選の日程(4月26日投開票)で行われる。

4347チバQ:2015/01/22(木) 07:54:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150121-00010000-qbiz-bus_all
大分の「冷戦」ついに対決 知事選、現職VS県都トップ
qBiz 西日本新聞経済電子版 1月21日(水)11時5分配信

大分の「冷戦」ついに対決 知事選、現職VS県都トップ
大分商工会議所などの「新年互礼会」に出席した釘宮磐・大分市長(右)と広瀬勝貞・大分県知事=5日、大分市
 今春の統一地方選で実施される大分県知事選は20日、大分市長の釘宮磐氏(67)が立候補を表明し、4期目を目指す現職の広瀬勝貞氏(72)に県都のトップが挑む構図が固まった。県政財界から長く「冷戦状態」とみられていた両者の初対決が波紋を広げるのは必至だ。

 「36年間続いた官僚出身の知事によるトップダウンでなく、市町村の思いを積み上げるボトムアップで、難局を乗り越える県政にならなければならない」

 釘宮氏は20日の記者会見で、6期務めた旧通商産業省出身の平松守彦前知事、経済産業省出身の広瀬氏と、2代続く官僚出身者のかじ取りに異を唱えた。

 2003年からそれぞれ県と中核市のトップを担う広瀬氏と釘宮氏だが、県政と市政の現場ではこれまで、共同歩調が取れないことも。県が高齢者宅の耐震改修促進などを目的に、市町村向けに始めた補助事業を、大分市は「県民ニーズを捉えているのか疑問」と参加を見送った。広瀬氏も、目抜き通りの車線を減らしてにぎわいを増やそうと進める市の施策に「何車線にするかという議論も大事だが、いかに中心部のにぎわいをつくるのか、官民挙げて考える必要がある」と苦言を呈する場面があった。

 両氏の対立が決定的となったのは昨年秋。広瀬氏と「近い関係」(自民県議)にある元経産官僚が市長選に出馬表明し、自民県連から推薦を受けた。これに対し釘宮氏は昨年12月の衆院選で、市長選と選挙区域がほぼ重なる大分1区で当選した民主候補を全面支援、勢力を誇示した。

 過去2回は事実上の多党相乗りの広瀬氏と共産新人が争う構図だった同知事選。ある県議は「県を二分する大選挙になる。対応が悩ましい」と頭を抱えた。

4348名無しさん:2015/01/22(木) 11:08:05
test

4349とはずがたり:2015/01/22(木) 12:03:34
>>4341
垂水市もう人がいないですね。。

4350チバQ:2015/01/22(木) 20:41:30
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150122ddlk43010520000c.html
選挙:人吉市長選 松岡市議が出馬を表明 /熊本
毎日新聞 2015年01月22日 地方版

 4月に予定されている人吉市長選で、市議の松岡隼人氏(37)が21日、立候補する意向を表明した。市長選には既に現職の田中信孝氏(67)が3選を目指して立候補する意向を明らかにしている。

 市内で記者会見した松岡氏は、老朽化した市庁舎の移転問題について「移転には賛成だが、財源の見通しがつかない中で大規模な建設には反対。空いた学校など既存公共施設の利活用も考えるべきだ」と主張した。

 松岡氏は同市出身で県立人吉高、熊本大教育学部を卒業。市議2期目。【笠井光俊】

4351チバQ:2015/01/22(木) 21:10:32
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20150122-00000039-jnn-soci
移設反対の沖縄県議団、基地ゲート前で座り込み
TBS系(JNN) 1月22日(木)12時57分配信
 普天間基地の移設問題で、名護市辺野古への移設に反対する沖縄県議会の議員団が22日から基地のゲート前で座り込みを行っています。

 辺野古移設に反対する県議会の与党議員団は、22日から3日間、座り込みを行う予定で22日は10人余りが参加しました。議員らは、知事と地元の市長が辺野古移設に反対しているにもかかわらず、政府が移設に向けた作業を強行しているとして抗議の声をあげました。

 「日本の民主主義も試されていると思う。ウチナーンチュ(沖縄の人たち)のアイデンティティーを最前線に打ち立てて、我々は辺野古(移設)を阻止する」(稲嶺進 名護市長)

 基地のゲート前では、抗議する市民らを警察が連日のように強制的に排除していて、21日はけが人も2人出ています。(22日11:42)

4352チバQ:2015/01/22(木) 22:43:16
http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2015/01/21/235656147
大分市長選は? 釘宮氏後継擁立が焦点


 大分市長選は、4選出馬が取りざたされていた釘宮磐氏が県政転身を目指すことを表明したため、釘宮氏の後継候補の擁立が次の焦点となる。
 同市長選にはこれまでに元中小企業庁次長の佐藤樹一郎氏(57)が出馬を表明し、自民党が推薦を決めた。共産党も独自候補を擁立する構え。
 今後は「対自民」のスタンスから、過去の選挙戦で釘宮氏を支援してきた連合大分を中心に、佐藤氏の対抗馬を擁立する作業が本格化しそうだ。
 釘宮氏は後継指名を否定しているが、20日の会見では「行政に依存しない自主自立の街づくりに12年間取り組んできた。そういう姿勢はぜひ受け継いでほしい」などと述べ、釘宮市政の継承に期待感を示した。

4353チバQ:2015/01/25(日) 13:18:25
http://www.sankei.com/politics/news/150123/plt1501230014-n1.html
2015.1.23 12:37

「1本の町道」が国防の最前線を左右する 陸自誘致の町長が“賭け”に出た住民投票 最西端の沖縄・与那国町

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駐屯地予定地の中央を縦断する町道。両側では工事が進んでいる=16日、沖縄県与那国町(半沢尚久撮影)
 日本最西端の与那国島(沖縄県与那国町)への陸上自衛隊「沿岸監視隊」の配備について賛否を問う2月22日の住民投票まで1カ月。陸自を誘致した外間守吉(ほかましゅきち)町長が住民投票の実施を受け入れたのは、駐屯地を縦断する町道を廃止するためだ。ただ、住民投票で反対票が上回れば町道を廃止できず、配備時期に影響を及ぼす状態が続く恐れがある。1本の町道が国防の最前線を揺るがしかねない。

 「民家にレーダーを照射することはない」

 今月16日、与那国町で約110人が参加した住民説明会では防衛省の担当者が監視レーダーの電磁波が人体に影響を与える危険性はないと理解を求め、賛成派の拍手が起きた。一方、反対派からは健康への影響に関する質問が相次ぎ、賛否が二分している現状が浮き彫りになった。

 町議会野党が主導した住民投票を実施する条例案について、外間氏は議長を含めた議員の3分の2以上の賛成が必要な「再議」に付し、廃案にすることもできたが回避。あえて住民投票に問い、自衛隊配備に対する「賛成票」をてこに町道を廃止するという勝負に出た。

 町道の廃止は道路法の規定により議会の議決が必要となる。町議会の定数は6で、昨年9月の町議選で野党議員が1人増え、与野党は3対3の同数。与党議員が議長に選ばれたことで採決では野党が多数となり、9月議会で町道の廃止議案は否決された。

 この議会構成では町道廃止議案は否決が繰り返される公算が大きい。そのため外間氏は住民投票で多数の賛成票を得て野党を説得する考えだが、反対票が上回れば苦境に陥る。

 与那国町は有権者1100人余りで、外間氏は平成25年の町長選で配備反対派に47票差で競り勝った。だが、今回の住民投票は永住外国人を含む中学生以上に投票資格があり、中学生は約40人、外国人は約10人いる。町幹部は「重い政治的な判断を中学生に強いるのは酷だ」と指摘する。

 防衛省幹部は「町道を廃止しないと来月にも駐屯地工事に支障が出る」と懸念。そうなれば来年3月予定の部隊配備も遅れかねない。

4354チバQ:2015/01/25(日) 13:59:36
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150124ddlk40010295000c.html
選挙:春日市長選 坂本市議が出馬表明 2人目名乗り「無投票はいけない」 /福岡
毎日新聞 2015年01月24日 地方版

 4月の統一地方選で実施される春日市長選で、坂本靖男市議(57)が23日、無所属で立候補することを表明した。同市長選には、現職で5選を目指す井上澄和氏(63)が既に立候補を表明しており2人目。

 坂本氏は「井上市長とは政策の違いが大きい。5選も、なれ合いなど弊害が大きい。無投票はいけないという市民の声に押された」と動機を語り「都市計画の見直し、地元商工業者の育成、指名入札にも最低価格制限を設ける入札制度の見直しなどを訴えたい」と述べた。国士舘大卒、1級建築士で市議2期目。【勝野昭龍】

〔福岡都市圏版〕

4355チバQ:2015/01/25(日) 14:05:35
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150123ddlk40010305000c.html
選挙:みやま市長選 田中市議が出馬表明 /福岡
毎日新聞 2015年01月23日 地方版

 任期満了に伴うみやま市長選(2月8日告示、15日投開票)で、同市議の田中信之氏(69)は22日、記者会見を開き、無所属で立候補すると表明した。

 田中氏は「公平・公正な市政を実現したい」と立候補を決めた動機を述べ、現市政については「行政に無駄が多く、税金が有効に使われていない」と指摘した。

 市が昨年、庁舎を新築した消防署本所に消防機能を集約させ、南部出張所(高田町)を廃止するとの考えを示した上で「署員の削減などで経費を捻出し、学校給食無料化や病児保育施設を開設して子育て支援を充実させる」としている。

 田中氏は、合併前の旧山川町長を2001年から1期務めた後、11年にみやま市議に当選し、現在1期目。市議の辞職願を2月2日に市議会事務局に提出する予定で、辞職に伴う市議補選は実施されない見込み。

 市長選には、現職で3選を目指す西原親氏(76)と、新人で元大牟田市消防長の柿原達也氏(59)の2氏が立候補を表明している。【近藤聡司】

〔筑後版〕

4356チバQ:2015/01/25(日) 17:08:02
http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2015/01/22/003802779
対決2015知事選? くすぶり続けた火種


新年互礼会で席を並べ、硬い表情を見せる広瀬勝貞知事(左)と釘宮磐大分市長=5日、大分市内のホテル
新年互礼会で席を並べ、硬い表情を見せる広瀬勝貞知事(左)と釘宮磐大分市長=5日、大分市内のホテル
 正月気分も覚めやらぬ今月5日、大分市内のホテルで開かれた新年互礼会。広瀬勝貞知事(72)と釘宮磐大分市長(67)は互いに硬い表情で主催者席に並んでいた。半月後、去就を明らかにしていなかった釘宮氏が知事選出馬を表明。ついに現職知事と県都の市長が対決することになった。

重なる3期12年間
 2人が知事、大分市長に就任したのは2003年。3期12年間の歩みは重なる。ただ釘宮氏の周囲では以前から知事選出馬が取りざたされてきた。元経済産業事務次官の広瀬氏が03年に初出馬した際、当時衆院議員だった釘宮氏も「当初は知事選との見方が有力だった」(県内政党幹部)。
 県と大分市の自治体同士の関係も良好とは言い難い。県の権限移譲により各市町村の窓口でできるようになったパスポート申請の受け付け業務を大分市は受け入れていない。市中心部の中央通り整備では歩道拡幅を早急に進めたい市に対し、県はJR大分駅ビル開業後の人や車の動きを見極めるよう提案するなど、「ぎくしゃくしていると言われる」(県幹部)ことが少なくない。
 今春の統一地方選に向けて、不穏な空気が流れ出したのは昨年10月。広瀬氏が「敬愛すべき後輩」とする元経産官僚が大分市長選への出馬を表明。釘宮氏サイドには「刺客」(後援会関係者)と映った。これまで募らせていた県政への不満も重なり、知事選出馬に突き動かす一因となった。

「マンネリ化招く」
 20日の釘宮氏の出馬会見。慎重な言い回しながら「官僚出身知事によるトップダウンではなく、市町村の思いを積み上げたボトムアップを」「市町村側にすると、県と市町村は上下関係みたいなところがあった」と県政の転換を訴えた。
 市長選に出ない理由として「一人の人間が(4期)16年間も同じ行政を担当するのはマンネリ化を招く」とも語り、4選を目指す広瀬氏を当てこすった。
 「多選の是非は県民が(選挙で)決めること」と公言してきた広瀬氏。一夜明けた21日、「自分が官僚だったこと自体は悪くもないと思うし、この12年間、県民の思いをしっかりくみ上げながら仕事をしてきたつもりだ」と語った。
 
 任期満了に伴う大分県知事選(3月26日告示、4月12日投開票)は、県と県都のトップ同士が対決する異例の展開となった。背景と戦いの行方を探る。

4357チバQ:2015/01/25(日) 17:08:26
http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2015/01/23/003916243
対決2015知事選? ともに「住民重視」


県政ふれあいトークで佐伯市内の部品加工工場を訪れた広瀬勝貞知事=昨年1月
県政ふれあいトークで佐伯市内の部品加工工場を訪れた広瀬勝貞知事=昨年1月
大分市中央通りのにぎわいづくり社会実験であいさつをする釘宮磐市長=昨年10月  今春の大分県知事選で相まみえる広瀬勝貞知事(72)と釘宮磐大分市長(67)。それぞれ「県民中心の県政」「市民協働のまちづくり」と住民重視の行政運営を掲げ、県と県都のトップを3期12年間務めてきた。選挙では2人の行政手腕と実績が県民の審判を受けることになる。

ふれあいトーク
 広瀬氏の「現場主義」は、県内各地域を訪ねる「県政ふれあいトーク」に代表される。県によると、就任以来181回、計657カ所で地域の人たちと意見交換をしてきた。
 「知事が現場をよく知っているので、職員もいいかげんなことが言えない」と県幹部。県政の指針となる長期総合計画など各種プランの策定にも、現場で活動する人を集めて議論を重ねる手法を取る。
 定評があるのは経済分野の強さ。自動車関連産業など計252件の企業誘致を実現したほか、医療機器産業を集積する「東九州メディカルバレー構想」や「おんせん県」のツーリズム戦略を展開する。「子育て満足度日本一」を掲げるなど民生分野にも目を配る。
 大型事業が目立った平松県政の後で1期目から行財政改革を推進。今年4月開館の県立美術館(大分市)が唯一造ったといえる大型施設だ。「大風呂敷を広げず、非常に堅実」。ベテラン県議は手腕を評価する。

情報発信に知恵
 一方の釘宮氏。「地域コミュニティーの再生」をうたい、自治会の主体的な活動を奨励。環境美化や防犯対策といった取り組みに、30世帯までなら3万円など世帯数に応じた助成金を支出してきた。校区単位で対話集会を重ね、行政に依存しがちな意識の転換と住民主導の地域づくりを説き続けてきた。
 市中心部のにぎわいづくりでは、JR大分駅の南側に大型施設のホルトホール大分を整備。だが、中央通り整備では車道を減らすことに根強い反発を受けた。市議会で「結果として混乱を招いた」と陳謝した上で、仮設の歩道拡幅工事を実施することになった。
 全市一斉のごみ拾い活動でギネス記録に挑戦したり、市出身のアイドルと“共演”する話題づくりも。時には「パフォーマンス」ともやゆされるが、市議の一人は「情報発信に知恵を絞った姿勢は評価できる」。
 「無難とも言えるが、総じてそつがない」。別の市議は釘宮市政をこう評した。

4358チバQ:2015/01/25(日) 17:08:44
http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2015/01/24/002925352
対決2015知事選? 全県的な戦いへの課題


昨年12月に広瀬氏の後援会が開いた「励ます集い」
昨年12月に広瀬氏の後援会が開いた「励ます集い」
今年1月20日に開かれた釘宮氏の後援会集会=いずれも大分市  任期満了に伴う大分県知事選は3月26日の告示までほぼ2カ月。昨年11月に出馬を表明した広瀬勝貞知事(72)の陣営は4度目の選挙に向け着々と組織を整える。一方、釘宮磐大分市長(67)の陣営は全県的な態勢づくりが急務。地盤の大分市以外にいかに支持を広げるかが焦点となる。

“正攻法”を強調
 広瀬氏の後援会は市町村単位を基本にした20支部の構築準備をほぼ終えた。支部の役員には市町村長や商工会議所会頭、商工会長らが名を連ねる。
 支持者からは釘宮氏の出馬に「まさか」との反応もあったが、高山泰四郎後援会長は「3期12年間の実績に新たな政策を上乗せし、大分県の発展に尽くす考えだ。政策を前面に据えて正々堂々と戦いたい」と、“正攻法”の姿勢を強調する。政党では自民党県連と公明党県本部が支援する方向で調整している。
 2007年と11年の過去2回は共産党候補と一対一の構図で圧勝したが「事実上の信任投票で、緩みがあった感は否めない」と後援会関係者。民間出身の無所属候補(現民主党衆院議員)との戦いを制した初出馬の03年以来の激しい戦いになると予想する。

「点から面へと」
 釘宮氏の陣営は、後援会組織を中心に態勢づくりを急ぐ。大分市と選挙区が重なる衆院選大分1区、大分市長選と計4回の選挙で同市内に強固な地盤を築いた。だが、県内全域で戦うのは1998年の参院選大分選挙区(落選)以来だ。
 後援会の阿部孝士代表は「大分市を軸として、草の根選挙で各地の支持者を点から面へと広げていく」との戦略を描く。20日の出馬会見後の後援会集会には600人余りが駆け付け、組織力を誇示した。
 ただ、これまでの選挙で釘宮氏を支援してきた連合大分は、過去3回の知事選で広瀬氏を推薦した。連合傘下の有力組織も加わる民間労組の団体「みんろうきょう」は昨夏、いち早く広瀬氏に4選出馬を要請した。連合内の産別・単組ごとに両氏へのスタンスには差がある。内部からは「本格検討はこれからだが、本当に悩ましい」(労組幹部)との声が漏れる。
 知事選にはこの他、大分市の造園業、箕迫(みいさこ)高明氏(65)が出馬予定。汚職の防止などを訴えて「一人で戦う」としている。共産党県委員会も独自候補を擁立する方針。

4359チバQ:2015/01/25(日) 17:57:08
http://www.sankei.com/region/news/150124/rgn1501240059-n1.html
2015.1.24 07:08
【北九州再興への選択】
市長選あす投開票 知名度抜群、北橋氏大きくリード

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 ■三原氏、「保守票」取り込み手応え

 任期満了に伴う北九州市長選は25日、投開票される。3選を目指す現職の北橋健治氏(61)=自民推薦=に、元衆院議員秘書の三原朝利氏(37)、共産党県副委員長の篠田清氏(66)=共産推薦=の2新人が挑む。事実上、自民・民主の与野党相乗りとなった北橋氏が大きくリードするが、保守系の三原氏も、2期8年の市政や、自民党推薦を得ながら「市民党」を標榜(ひょうぼう)することへの批判票の集結を狙う。

 「党派を超えた支援を受け、政権とのパイプも強まり、市の発展に追い風が吹いている」

 「国とのパイプを生かして地方創生の成功モデルを築く」

 元民主党衆院議員の北橋氏は今回、自民党との関係を構築しようと、初めて党本部の推薦を受けた。さらに市議会の民主・社民党会派、公明党会派、連合の推薦も受け、事実上の相乗りで選挙戦に臨んでいる。

 北九州市は企業・工場が流出し、高齢化と人口減少が急速に進む。北橋氏は今度こそ、政権とのパイプによって地域経済の浮揚を図れると強調する。

 平成19年の市長就任以来、週末だけでなく平日夜も、イベントや祭りをこまめに回り、地域への浸透を図ってきた。こうした姿勢は「選挙第一だ」との批判もあるが、「親しみやすい」というイメージを生む効果も上げた。

 これまで通り、新日鉄住金をはじめとする労働組合票も固めており、自民党も「勝てる対抗馬」の擁立をあきらめ、推薦を出した。

 北橋氏は23日、安川電機労働組合前での「辻立ち」に始まり、市内を精力的に回った。夜は街づくりに取り組むNPO法人の新年会に顔を出し、支持を呼びかけた。

 一方、現職に挑む2人は、北橋氏の政治姿勢や手腕を批判する。

 「自民党党員」

 「このままでいいのか、北九州」

 23日朝、JR小倉駅前。三原氏のスタッフは、こう書かれたのぼり旗を手にした。三原氏こそが「保守本流」であることと、停滞する北九州経済を再浮上させるには、市長交代しかないことをアピールする狙いだ。

 三原氏は自民党の推薦を得られなかった。業界団体の応援もない。秘書として仕えた叔父の三原朝彦自民党衆院議員(福岡9区)も、党推薦の北橋氏を支援する。

 このため三原氏は、市議である父や、東筑高校時代の同級生ら限られた人脈に頼らざるを得ない。知名度も北橋氏に比べてはるかに劣る。だが、陣営は日がたつにつれ、浸透ぶりに手応えを感じている。

 18日、小倉駅近くのホテルで開いた決起集会には1500人近くが集まり、会場は熱気に包まれた。

 「健全なる保守、品格ある保守。大義はわれにあり。若い力で、必ず北九州を復活させる」

 三原氏がこう訴えると、大きな拍手が起きた。陣営幹部は「北橋氏、そして北橋氏を支援する自民党議員への不満は相当大きい。純粋な保守票が頼りだが、どこまで得票数が伸びるのか楽しみだ。数字が良ければ、落選してもバンザイしようか…」と語る。

 共産党が推薦する篠田氏も「市長は市民とのパイプより、安倍政権とのパイプを選んだ。政権の言いなりとなり、市民の暮らし、子供たちの未来を守れない」と北橋氏を批判し、懸命に追い上げる。

 念頭にあるのは、保守・革新を超えた勢力が、米軍普天間飛行場の辺野古移設反対で連携し、自民党推薦の現職を破った沖縄県知事選だ。陣営幹部は「オール沖縄で勝った選挙に学び、『反安倍政権』で連帯し、支持を伸ばしたい」と意気込む。

4360チバQ:2015/01/25(日) 18:05:15
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150123ddlk40010294000c.html
北九州は今:2015市長選/上 「消滅可能性都市」に八幡東区 「職あれば人が集まる」 /福岡
毎日新聞 2015年01月23日 地方版

 「山のふもとの紅葉や桜を見ながら妻と食事をします」。観光名所の皿倉山(八幡東区)近くの高台に住む楠(くす)一九郎さん(75)は、自宅食卓からの眺めをそう語った。

 現在の大分県宇佐市で生まれ、地元の高校を卒業後、八幡製鉄所に入社した。1978年、洞海湾が見渡せる眺望が気に入り、JR八幡駅から徒歩30分の傾斜地に自宅を手に入れた。「当時近所に子どもがいっぱいおった」と振り返る。

 あれから37年。子ども3人は独立し、今は夫婦2人で暮らす。地域は高齢化し、子どもの声もほとんど聞こえない。近所30軒のうち8軒が空き家だ。高台の自宅近くには多くの階段があり、都市部に向かうバスは1時間に2本。「空き家は火事が心配。この地域で足を悪くしたらどうなるか」。不安を言えばきりがない。

 八幡東区は八幡製鉄所の城下町として栄えた。人口急増に対応するため切り開かれた傾斜地に住宅が広がる。しかし70年代以降の鉄冷えなどにより、人口は現在約7万人で74年の区発足からほぼ半減した。有識者でつくる日本創成会議が昨年発表した「消滅可能性都市」に九州3政令市の区で唯一、入っている。

 市全体でも人口は79年の約107万人をピークに減り続け、現在は96万3000人に。高齢化率は2014年3月末現在、27・2%で政令市のうち最も高い。40年には、78万人にまで減るという国立社会保障・人口問題研究所の推計もある。

 高齢化、人口減にどのように向き合うか。3候補は政策集などでそれぞれの公約を掲げる。自民推薦の現職、北橋健治氏(61)は高齢者の買い物支援や、バスによって日常生活や外出を支援する「おでかけ交通」などに取り組むほか、1万人の雇用創出を掲げる。

 無所属の新人、三原朝利氏(37)は高齢者の買い物、お出かけ支援、高齢者優遇制度を拡大するほか、ベンチャー企業との提携で、新たなビジネス創業を促す。共産推薦の新人、篠田清氏(66)も現行の「おでかけ交通」を拡充するほか、地元中小企業、個人事業者に重点をおき、地域に根ざした経済の活性化を図り、市民の雇用拡大を訴える。

 「近所付き合いがよく、ここでずっと暮らしたい」と語る楠さん。半世紀前、職場がなかった故郷から、にぎわいのある八幡製鉄所に就職した経験を踏まえて言う。「職があるところには人が集まると思うのです」

   ◇  ◇ 
 全国の政令市で最も高齢化が進む北九州市は、人口減や地域活性化などの問題が山積している。25日、市の未来を託す市長選が投開票される前に、市の現状と課題を描いた。

〔北九州版〕

4361チバQ:2015/01/25(日) 18:06:27
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150124ddlk40010335000c.html
北九州は今:2015市長選/下 経済再生へ空港活性化 「将来構想」に託す願い /福岡
毎日新聞 2015年01月24日 地方版

 「路線ができれば名古屋、長期的には韓国やシンガポール、香港も視野に入れて事業展開したい」。北九州空港から車で約10分。小倉南区朽網に本社と工場を置く樹脂精密加工メーカー「陽和」常務の福田勝さん(49)はそう意気込みを見せた。

 同社は、独自技術を生かし1990年代半ばから半導体製造装置や医療機器の樹脂製部品に参入。関東や関西、海外に販路を広げた。「『なんとか明日届けて』と顧客から連絡が入ると、急いで部品を作って最終便で羽田に発送する。朝イチで顧客に届けられる」。24時間離着陸が可能な海上空港で、深夜・早朝便がある北九州空港の強みだ。

 とはいえ、2006年3月に開港して以来、羽田線以外は定着していない。利用者は初年度06年度127万人に対し、13年度138万人で伸び悩んでいる。そんな中、県は昨年末、福岡空港で受け入れきれなくなる航空需要の一部を、北九州空港に誘導することを初めて盛り込んだ「県内空港の将来構想」を発表した。

 福岡空港の発着回数は年間16万7000回(13年度)で、容量限界とされた16万4000回を超えた。国は福岡空港に第2滑走路を整備するが、拡張後もすぐに限界に達する見込みだ。その対策として早朝・深夜便や格安航空会社(LCC)などの一部を北九州空港が分担する。

 北九州青年会議所の活動などを通して10年以上前から両空港の役割分担を訴えてきた賃貸マンション業「田園(たぞの)興産」(小倉北区)専務の田園直樹さん(48)は、県構想を歓迎しながらも「福岡空港は便利で、北九州空港はなかなか伸びない。今や街の勢いも違う」と厳しさを感じている。田園さんも、父が北九州市で創業した賃貸マンション事業の軸足を、福岡市内に移しつつある。

 北九州空港を地域活性化のために、どのように活性化するのか。各候補は選挙戦を通じて、さまざまな訴えを展開してきた。

 自民推薦の現職、北橋健治氏(61)は政策集で「航空貨物の拠点化、新規路線誘致、航空機産業の集積などを図る」とうたう。無所属の新人、三原朝利氏(37)は「夜間離着陸できる利点を広くPRし、航空産業の誘致にも取り組む」と話し、共産推薦の篠田清氏(66)陣営は「福岡空港と貨物、旅客を分担し合い、貨物の拠点空港として活用する」と訴える。

 田園さんは「県もようやく動き出した。市側も積極的に意見を出し、市民の意見を聞いて積極的に空港活性化に取り組んでほしい」と語り、その先に経済再生の道を願う。

(この企画は宍戸護、祝部幹雄が担当しました)

〔北九州版〕

4362チバQ:2015/01/25(日) 19:29:42
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/148589
空席の自民県連会長選び、統一地方選後の見通し
2015年01月23日 09時57分
 自民党県議団(27人、留守茂幸会長)は22日、議員団総会を開いた。知事選の混乱の責任を取って県連会長を辞任した福岡資麿参院議員の後任選びについて、総会後に取材に応じた留守会長は「会長不在でも4月の統一地方選に支障はないと考えており、議員から意見も出なかった」と述べ、後任人事は統一地方選後になる見通しを示した。

 総会では、18日の代表役員会で県連幹事長職の辞職願を提出した中倉政義県議について、受理せずに慰留することを決めた。

4363チバQ:2015/01/25(日) 19:43:11
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/local/nagasaki/20150110-OYS1T50023.html
対馬市議ら書類送検、介護報酬詐欺疑い
2015年01月10日
 県警は9日、対馬市の社会福祉法人「秀優会」の元理事長の入江有紀・同市議(72)と、同法人元職員の男(30)を詐欺や有印私文書偽造・同行使の容疑で長崎地検厳原支部に書類送検した。

 発表によると、入江市議は2010年11月〜12年10月、秀優会の運営するグループホームとデイサービスセンターが介護保険法などに基づく人員基準を満たしていないにもかかわらず、同法で定められた減算をせずに介護報酬を市に請求し、計約3544万円をだまし取った疑い。元職員は12年に県が行った監査の際に基準違反の発覚を防ぐため、雇用契約書を偽造して提出するなどした疑い。

 秀優会を巡っては、13年8月、県と市が介護報酬の不正受給があったことを発表。秀優会が運営する介護施設2か所は介護保険法に基づく指定が取り消され、市は14年1月に入江市議を詐欺容疑で告訴した。秀優会は同月までに不正に受け取った介護報酬など約3800万円を市に返還している。

4364名無しさん:2015/01/25(日) 20:32:53
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150125/t10014954711000.html
北九州市長選 現職の北橋氏が当選確実
1月25日 20時09分

任期満了に伴う北九州市長選挙は25日に投票が行われ、無所属の現職で自民党が推薦する北橋健治氏の3回目の当選が確実になりました。

北九州市長選挙の開票はまだ始まっていませんが、NHKの情勢取材や投票を済ませた有権者を対象に行った出口調査などで、無所属で現職の北橋健治氏が、2人の新人を大きく引き離して極めて優勢で、今後順調に得票を伸ばすと見込まれることから、北橋氏の3回目の当選が確実になりました。
北橋氏は61歳。
昭和61年から衆議院議員に6回当選し、この間、民主党の幹事長代理や役員室長などを務めました。
そして、平成19年の北九州市長選挙に、民主党や社民党などの推薦を受けて立候補し、自民・公明両党が推薦した候補を破って初当選し、これまで2期市長を務めてきました。
今回の選挙で、北橋氏は、政府・与党との連携を強化したいとして、自民党から初めて推薦を受けました。
そして、安倍政権が進める「地方創生」に取り組み、地域経済の活性化を図るとともに、全国の政令指定都市の中で最も進む高齢化への対策を充実させることなどを訴えました。
その結果、北橋氏が、推薦を受けた自民党のほか、民主党や社民党などの支持層を固めるとともに、支持政党を持たない無党派層など幅広く支持を集め、2人の新人を抑えて3回目の当選を確実にしました。

4365チバQ:2015/01/26(月) 07:33:09
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150126ddm002010146000c.html
選挙:北九州市長 北橋氏3選
毎日新聞 2015年01月26日 東京朝刊

 任期満了に伴う北九州市長選は25日投開票され、無所属で現職の北橋健治氏(61)=自民推薦=が、元衆院議員秘書の三原朝利氏(37)と共産党福岡県副委員長の篠田清氏(66)=共産推薦=の無所属新人2人を破り、3選を果たした。投票率は35・88%で過去最低だった前回(37・00%)を下回った。【祝部幹雄】

==============

 ◇北九州市長選確定得票数
当 201,931 北橋健治<3>無現=[自]

   42,599 三原朝利 無新

   36,979 篠田清 無新=[共]

==============

北橋健治(きたはし・けんじ) 61 無現<3>

 「環境未来都市」構想推進協議会長[歴]民社党本部職員▽衆院議員▽東大

4366チバQ:2015/01/26(月) 07:34:22
http://www.sankei.com/region/news/150126/rgn1501260030-n1.html
2015.1.26 07:08

北九州市長選 与野党“相乗り”求められる結果

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当選を決め、花束を受け取る北橋健治氏(中川春佳撮影)
 「北九州の街をたくましく元気にしたいという党派を超えた一途な思いが、当選に結びついた。市の力強い発展に向かって、ひたすら邁進(まいしん)するのみです」

 25日午後8時過ぎ。「当選確実」の一報が伝わった北九州市小倉北区の選挙事務所。3選を決めた北橋健治氏(61)は、支援者を前に決意を述べた。

 事務所の盛り上がりとは裏腹に、北九州の経済は停滞している。

 北九州市は明治34年に官営八幡製鉄所が操業を開始して以来、「ものづくりの街」として発展してきた。現在も新日鉄住金八幡製鉄所があり、TOTO、安川電機、黒崎播磨などが本社工場を置く。

 だが、昭和50年代以降は「鉄冷え」や円高で企業・工場の流出が相次ぐ。

 ピーク時の54年に106万8千人だった人口は、96万2千人にまで減った。この減少した人口の3割弱を65歳以上の高齢者が占める。平成26年3月末の65歳以上の高齢者数は26万5千人に達した。全国20の政令指定都市の中で、最も高齢化が進んでいる。

 北橋氏は、この北九州市の舵取り役を2期8年務めてきた。元民主党衆院議員で、同党の岡田克也代表の側近として知られ、平成19年の市長選で民主、社民両党などの推薦を得て、自民、公明両党の推薦候補を破った。

 だが初当選以来、自民党政権下はもちろん、側近として仕えた岡田氏が中枢にいた民主党政権時代も、北九州の停滞に歯止めをかけられなかった。

 西日本車体工業や東芝北九州工場など大型工場の閉鎖が相次いだ。地元経済界が求める北九州空港の滑走路延長などで、政府を動かすこともできなかった。

 さらに、平成24年の安倍政権発足後、政府とのパイプのなさは致命的となる。首相官邸や麻生太郎副総理兼財務相(衆院福岡8区)に対し、面会を求めても叶わない状況が続いた。

 対照的なのは福岡市だ。高島宗一郎市長は、安倍晋三首相や麻生氏と親密であり、アベノミクスのモデル都市といえる国家戦略特区にも選ばれた。

 九州最大都市・福岡と2位・北九州の差は拡大する一方だ。この危機的状況に、北九州経済界からは「市の経済対策にインパクトも実行力もない」と、不満が上がる。

 北橋氏もこの不満を無視はできなくなった。

 これまで「市民党」を掲げていたが今回、自民党の「(出身母体の民主党など)他党の推薦を受けない」という厳しい条件をのみ、「単独推薦」を受け入れた。安倍政権との距離を縮め、予算や政策面で後押しを受けたかったからに他ならない。

 一方、市議団ら自民党にとっても、選挙に強い北橋氏との正面衝突を回避できるという思いがあった。一時は独自候補擁立をぶち上げた麻生氏も「単独推薦なら」と納得した。

 だが、北橋氏はその後、市議会会派レベルで民主、社民両党からも推薦された。選挙戦では連合から強力な支援を受け、「私は市民党だ」と強調した。

 この状況に「あまりに不誠実な対応だ。自民党をばかにするのもいい加減にしてほしい」(西川京子・元自民党衆院議員)と批判を浴びた。元自民党衆院議員秘書の三原朝利氏(37)が選挙戦で一定の支持を得たのは、西川氏と同じ思いを抱く自民党支持層の投票と思われる。

 「政権とのパイプを強固にするため(自民党単独推薦を)決断した。ようやく、北九州の明るい歴史の幕が開こうとしている」

 北橋氏は、選挙戦初日の出陣式でこう宣言し、旧来の支援者に理解を求めた。裏を返せば、「政権とのパイプがない」という言い訳はもう通用しない。結果を出さなければならない。

 北九州空港の充実、東九州道の全線開通(28年予定)をいかした物流拠点の構築、企業誘致・雇用創出など、すぐにでも成果が求められている課題は多く、北橋氏のリーダーシップと実行力にかかっている。

 自民推薦を受けながら「市民党」という戦術で、北橋氏は市長選に勝利した。だが、北九州を再浮上させるという市長としての“闘い”に負けては、本末転倒というしかない。

4367チバQ:2015/01/26(月) 07:35:55
http://www.nishinippon.co.jp/feature/kitakyushu_city_election/article/141554
与党と接近 生かせるか 北九州市長 選結果問われる3期目
2015年01月26日(最終更新 2015年01月26日 03時00分)

 【解説】現職北橋健治氏の事実上の「信任投票」となった北九州市長選。今回、元民主衆院議員の北橋氏は従来の支持者の反発覚悟で、自民の単独推薦を受け入れた。そこまでして手にした「政権とのパイプ」を、低迷する市勢の回復にどう生かすか。結果が問われる3期目となる。
 北橋氏が政権との遠さを特に実感したのは昨年のことだ。まず政府の国家戦略特区。「次世代自動車の生産拠点化」につながる水素ステーションの設置規制緩和を自信を持って提案したが、選に漏れた。視察のため安倍晋三首相が北九州入りした際は、北橋氏を素通りして福岡市へ移動。政権に近い高島宗一郎市長には時間を割き、北九州市に対する「冷遇」を印象付けた。
 北橋氏は「一党一派に偏しない市民党」を掲げてきたが、「安倍1強」の政治状況下で、勝てる候補を擁立できなかった自民の“すり寄り”とも言える「他党に推薦を求めない」との支援条件をのむことが、市政運営には得策と判断。盤石な態勢での3選を決めた。
 ただ、西日本新聞が投票所で実施した出口調査では、北橋氏に投票した約半数が、自民単独推薦の受け入れを「理解できない」「分からない」と回答。北橋氏の選択に対する有権者の戸惑いも浮き彫りになった。
 深刻な人口減や高齢化問題など、九州ナンバー2の政令市には閉塞(へいそく)感が漂う。政権党との関係改善に動いた北橋氏だが、「成功モデルになる」と強調する地方創生の主役はあくまで地方であるべきだ。3期目を自らが力説する「集大成」となし得るか。有権者は政治家としての目に見える実績を待ち望んでいる。
=2015/01/26付 西日本新聞朝刊=

4368チバQ:2015/01/26(月) 20:19:55
>>4365
約7割の得票率とは思った以上に取りましたね。
もう少し三原ブランドで票差縮まるかと思ったんですが

4369名無しさん:2015/01/26(月) 21:58:47
http://www.data-max.co.jp/politics_and_society/2015/01/29018/0126_ymh_2/
3選の北橋氏、「踏み絵」のしこりが残るか?
 トップニュース 国内政治・社会政治・社会|政治 2015年1月26日17:11

 1月25日投開票された北九州市長選で、無所属現職の北橋健治氏=自民推薦=が3選を果たしたが、投票率は35.88%で、過去最低だった前回を下回って、低調な選挙戦となった。
 低調だったのは、北橋氏が失点のない市政運営を積み重ねてきた実績に加え、有力な対抗馬がいなかったせいだ。さらに言えば、民主党衆議院議員だった北橋氏がなぜ自民単独推薦なのか、有権者は首を傾げたのではないか。「北橋さんはいったい、いつから自民党になったの?」と。
 共産党のように予算に反対する野党は別として、与党の推薦はウエルカムのはずである。
 ところが、自民党は、自民党単独推薦という「踏み絵」を北橋氏に踏ませた。北橋氏にとっては苦渋の選択だったろうが、そこは北橋市長、大人である。
 北橋氏は、民主党の元衆議院議員。1986年の衆議院選挙で初当選(民社党公認)をはじめ6回当選。前々回の2007年2月の北九州市長選に無所属(民主党など推薦)で出馬し初当選。前回(11年)は、政党の推薦を受けない「市民党」で立候補し再選を果たした。
 今回、自民党単独推薦で立候補したが、市議会会派レベルでは、民主・社民系、公明も支援し、厚い支持基盤で危なげなく当選した。
 当選を決めた事務所で25日、自民、民主両党の国会議員らが万歳三唱するときに、北橋氏は頭を下げていた。一緒に万歳するのが普通の当選風景だが、それは、元民主党衆議院議員として自民党関係者への気配りか、自民党推薦で出馬したことの民主党や組合関係者へのおわびなのか、その心境は本人しかわからない。
 問題は、「踏み絵」が今後の市政運営に影を落とすのかが気になるところだ。
 地方自治体は、社共や社会党単独で推すいわゆる革新首長の時代は別として、イデオロギーや中央政党の対立、政争の具になるのは愚の骨頂だ。安倍内閣の沖縄県知事いじめのような扱いは禍根を残す。地方自治体の運営は、党派に偏よらず、超党派であるべきだ。不毛な対立による市政の停滞は、市民に跳ね返ってくるだけである。
 北橋氏が偉いのは、民主党政権下だった4年前の市長選で、政党推薦を受けず、「市民党」を掲げたことだ。政権交代可能な2大政党のもとで、地方自治体が政争に巻き込まれない新たなスタイルをいち早く打ち出した。政権交代可能な2大政党のうち、民主党が自壊してしまったので、その先見性は、別の方向に転がり出したが、それは北橋氏の責任ではない。
 しかし、自民党にとって野党時代の「冷や飯」がよほど堪えたのか、民主党衆議院議員だった北橋市長を屈服させた。民主党の地盤を根絶やしにしないと気が済まなかったのかもしれないが、民主主義というのは、有権者の支持を争い多数を獲得する戦いである。政党としては当然の行動だろう。
 一方、ピエロのような役回りを演じたのが、元自民衆議院議員秘書の三原朝利氏だ。「北橋市長を倒す」という思惑に乗って神輿に担がれてみたものの、頼みの自民党は北橋氏を単独推薦。孤軍奮闘し、かろうじて共産党推薦の篠田清氏の得票を上回った。
 公害都市から環境先端都市への道を切り開いた北九州市が、今度は地方創生のモデル都市になれるか――。北橋市長の舵取りとともに、政党・議会のバックアップにもかかっている。
【秋山 広】

4370チバQ:2015/01/29(木) 22:57:40
52歳とは若くして亡くなってますね
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150126ddlk40010250000c.html
選挙:北九州市議若松区補選 共産が議席守る /福岡
毎日新聞 2015年01月26日 地方版

 野依謙介氏(共産)の死去に伴う北九州市議若松区補選(改選数1)は25日投開票され、共産党公認の新人で党若松地区委員、山内涼成氏(49)が初当選した。補選には、自民1▽共産1▽無所属2−−の新人4人が立候補していた。共産は、旧5市合併後、1965年にあった市議選以来の議席を守った。同区の当日有権者数は6万9259人(男3万2207人、女3万7052人)だった。投票率は38・41%。【祝部幹雄】

==============

 ◆市議補選開票結果

 ◇若松区(改選数1−4)=選管最終発表
当 10,142 山内涼成 49 共新

   9,970 反田勉 47 自新

   3,161 高田崇 42 無新

   1,534 宮本浩二 54 無新

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山内涼成 49 共新(1)

 党地区委員[歴]労組書記長▽九州産業大付九州高

〔北九州版〕

http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/m20140618ddlk40060410000c.html
訃報:野依謙介さん 52歳=北九州市議 /福岡
 野依謙介さん 52歳(のより・けんすけ=北九州市議)17日、慢性閉塞(へいそく)性肺疾患のため死去。通夜は19日午後7時、葬儀は20日午後1時、若松区浜町2の3の28の光善社若松中央斎場。喪主は妻智子(ともこ)さん。

 2001年初当選し、4期目だった。共産党地区副委員長などを務めた。

〔北九州版〕

4371チバQ:2015/01/29(木) 23:04:48
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150128ddlk44010548000c.html
選挙:大分市長選 佐藤氏を維新の党が推薦発表 /大分
毎日新聞 2015年01月28日 地方版

 維新の党県総支部は27日、行財政改革などの基本政策に合意し、大分市長選に立候補を表明している元中小企業庁次長、佐藤樹一郎氏(57)を推薦すると発表した。佐藤氏へは既に自民党も推薦を決めている。

4372チバQ:2015/01/29(木) 23:05:08
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150128ddlk40010360000c.html
選挙:直方市長選 元検事の新人、壬生氏が出馬表明 /福岡
毎日新聞 2015年01月28日 地方版

 直方市出身で元東京高検検事の壬生(みぶ)隆明氏(62)が27日、直方市長選(4月26日投開票)に無所属で立候補することを表明した。向野敏昭市長(75)=3期=は引退を表明しており、壬生氏は「市長から『後は頼む』と言われた。市長の方向性を維持し、私なりの考えに基づいて一歩も二歩も進めたい」と決意を述べた。市長選の立候補表明は初めて。

 壬生氏は直方二中、鞍手高校、中央大卒。昨年12月に検察庁を退職して同市頓野の実家に戻り、1月に弁護士登録した。

 壬生氏は記者会見で「検事は犯罪という特定個人の過去の行為と向き合う仕事。多くの人の未来と関わる仕事をしたく思った」と立候補の動機を説明。歴史遺産の発信▽高齢者も歩きやすい街▽子どもを型にはめない教育▽ホスピス整備など生老病死を受け止められる態勢−−などに意欲を見せた。「市内をくまなく歩き、市民の声に徹底的に耳を傾けた市政にしたい」と話した。【梅山崇】

〔筑豊版〕

4373チバQ:2015/01/30(金) 00:07:01
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10102/149917
唐津不正入札 “市長の側近”存在感 選挙戦指揮
2015年01月27日 11時33分
唐津不正入札 “市長の側近”存在感 選挙戦指揮
■建設会社、3選後に受注増

 唐津市発注の公共事業をめぐる不正入札事件は、市議会が特別委員会を設置し原因究明に乗り出したが、市幹部への贈賄容疑で逮捕された建設業者は、坂井俊之市長の「企業後援会」の中心メンバー。2013年1月の市長選を足掛かりに、市役所内部に食い込んでいった構図が浮かび上がる。

 市企画財政部長だった佐伯善春容疑者(59)に入札情報提供の見返りに現金100万円を渡したとして、贈賄容疑で14日に逮捕された上滝建設副社長の徳島武彦容疑者(70)=同日解任=は坂井市長の企業後援会の会長。同じ容疑で再逮捕された大潮建設社長の久保克裕容疑者(53)も同後援会の中心メンバーとされる。

 4人が乱立した2年前の市長選では、それまで坂井市長の選挙を支えてきた保利耕輔衆院議員(当時)の後援会幹部が高齢などを理由に退き、市長に近い40〜50代の支持者に若返りした。その中で存在感を示したのが徳島容疑者だった。

 20代から選挙に関わり、国政から首長、県議選などで地元企業を束ねてきた徳島容疑者は坂井市長の選挙事務所2階に企業後援会の「別室」を設け陣頭指揮。企業から集めた運動員を使って徹底したローラー作戦を展開した。

 徳島容疑者が過去に談合事件への関与が疑われていたことは周知の事実だったが、「保守分裂選挙で市長も焦ったのだと思う。良くないうわさは知っていたはずなのに。あれで気持ちが離れた以前からの支持者も多かった」と保利後援会の幹部は振り返る。

 坂井市長は徳島容疑者の起用については「市長選は激戦だったので複数のチームで動いてもらった。企業後援会は自発的にできた任意団体であり、後援会とは無関係」と説明。「徳島さんとは市役所内で会ったこともないし、一対一で面会したこともない」と密接な関係を否定する。

 ただ、坂井市長が3選を果たした後、市内での徳島容疑者の存在感は増した。昨秋、県内の政治家らを数多く集めて開かれた徳島容疑者の「古希を祝う会」では、坂井市長は呼び掛け人の一人。市内のある企業経営者は「みんな市長の相談相手と思って、徳島さんに接していた」と明かす。

 徳島容疑者が副社長を務めていた上滝建設は佐賀市に本社のある大手だが、唐津では“外様”。2010〜12年度は唐津市からの受注はゼロだったのが、市長選を境に受注を増やしている。13年4月に市土地開発公社が発注した唐津赤十字病院の用地造成工事の一部を8064万円で落札。これを皮切りに13、14年度の2年間で、離島の放射線防護工事など計6件3億6840万円を受注している。

 こうした実態に、市民からは「坂井市政2度目の市幹部の逮捕。市長自ら納得のいく説明をしなければ、(残り任期の)あと2年は難しい」との声が出始めている。県警による全容解明を待つだけでなく、市議会のチェック機能もまた問われている。

■市職員ら3被告、初公判延期

 唐津市の漁港工事の入札をめぐる贈収賄事件で、27日に佐賀地裁で予定されていた市職員碓井孝被告(41)=休職中=と建設会社「大潮建設」社長久保克裕被告(53)、同社営業課長宮崎聡被告(52)の初公判が延期された。

 同地裁は加重収賄などの罪で起訴されている碓井被告と、贈賄などの罪で起訴されている久保、宮崎両被告の公判を分離することも決定。初公判は久保、宮崎両被告が2月2日、碓井被告は3月5日にそれぞれ開かれる。地裁は公判の延期と分離の理由は明らかにしていない。

4374チバQ:2015/01/30(金) 00:19:03
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30111/149518
鳥栖市長選で民主自主投票 橋本氏推薦願取り下げ
2015年01月26日 09時58分
 民主党佐賀県連は25日、常任幹事会を開き、2月15日告示の鳥栖市長選は自主投票にすると決めた。立候補を表明している現職の橋本康志氏と、市議の中村圭一氏から推薦願が出ていた。橋本氏からは同日、取り下げの申し出があった。中村氏はすでに自民党県連が推薦を決めているため、推薦しないことにした。

 会合後、原康彦幹事長は「橋本氏を応援しようという意見が大半だった」と明かし、「民主対自民の構図になるのは望ましくない。橋本氏には今回の知事選のように(党派の垣根を越えた)『市民党』として幅広く支持を広げていただき、民主党もその一員として応援していく」と語った。

 また、今月18日の代表選に勝利した岡田克也代表の新執行部で、県選出の原口一博衆院議員(佐賀1区)は党副代表を留任、大串博志衆院議員(比例九州)は国対副委員長、衆院安全保障委員会筆頭理事になったことが報告された。

4375チバQ:2015/01/30(金) 00:20:58
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20150126-OYS1T50004.html
鹿児島県議選 民主公認候補ゼロも
2015年01月26日
 民主党県連は24日の常任幹事会で、4月の県議選に向けて進めてきた鹿児島市・鹿児島郡区への公認候補擁立作業を打ち切ることを確認した。「複数に打診したものの承諾を得られず、時間的に厳しくなってきた」としている。

 前回の県議選で唯一、党公認として当選した同区選出の青木寛議員(66)(5期目)は今期限りで引退する意向を示している。党県連は今のところ、他の選挙区での擁立を検討しておらず、県議選で公認候補がゼロとなる可能性も出てきた。

4376チバQ:2015/01/31(土) 17:45:44
>>4372
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/local/fukuoka/20150110-OYS1T50022.html
直方市長が入院、腎臓手術を予定
2015年01月10日
 直方市は9日、向野敏昭市長(75)が腎臓手術のため、21日から入院すると発表した。大塚進弘副市長が同日から2月5日まで職務代理者を務める予定。2003年4月に向野市長が就任して以来、職務代理者を置くのは初めてとなる。

 9日の定例記者会見で明らかにした。向野市長によると、昨秋頃から体調に異変を感じ、検査の結果、左腎臓に腫瘍が見つかった。手術で左腎臓を摘出する予定という。

http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/m20150131ddlk40010366000c.html
向野・直方市長:入院期間延長へ /福岡
 左腎臓を摘出手術する予定の向野敏昭・直方市長(75)の入院が長引き、大塚進弘副市長が2月19日まで職務代理者を務めることになった。

 市によると、当初は21日〜2月5日に休養し、22日に腫瘍のある左腎臓を摘出する手術の予定だったが、年明けの公務でひどくせき込むようになり、16日に前倒しで入院。現在も完全には回復しておらず、まだ手術していないという。容体によっ

4377名無しさん:2015/01/31(土) 21:42:23
>>4375
前回、民主公認で落選した新人が今回は推薦で立候補するみたいだけど、
それを公認に格上げ、っていうのは向こうから拒否されたのかな

4378チバQ:2015/02/03(火) 20:15:31
5891 :チバQ:2015/02/03(火) 20:14:10
http://www.sankei.com/premium/news/150203/prm1502030009-n1.html
2015.2.3 11:00
【安倍政権考】
大丈夫か自民、“勝利”でもその人は「元民主」…3首長選で独自候補出せなかった「足腰の弱さ」





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1月25日、山梨県知事選で初当選を確実にし、支持者から花束を受け取る後藤斎氏(左)=甲府市(牧井正昭撮影)
 日本政府がイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の日本人殺害脅迫事件への対応に追われている最中の1月25日、2つの大きな首長選の投開票が行われた。山梨県知事選と北九州市長選だ。自民党は、同知事選で後藤斎氏、同市長選で北橋健治氏をそれぞれ推薦、ともに「勝利」した。ところが、後藤、北橋両氏はともに元民主党衆院議員なのだ。

かつての岡田氏側近

 1月25日夜、3選を確実にした北橋氏は選挙事務所で挨拶を済ませると、北九州市が選挙区の自民党の山本幸三衆院議員の事務所に赴き、深々と頭を下げた。

 「政権与党と直結しての大仕事が待っております。北九州の発展のためにお力添えをよろしくお願い申し上げます」

 山本氏は「私どもが責任を持って、政権与党として、地方創生の象徴になるように全力を挙げる」と北橋氏の勝利を称え、2人はガッチリ握手を交わした。

 山本氏は安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」の“生みの親”とされる。そんな山本氏と北橋氏が居並ぶ光景は、「十年一昔」という言葉がよく似合う。

 北橋氏は旧民社党系の衆院議員で、民主党在籍中は岡田克也代表の側近として知られた。平成19年に民主党や社民党などの推薦を得て北九州市長選に立候補、初当選した。40年ぶりの非自民系市長の誕生といわれた。

 23年の前回は政党推薦を受けなかった。今回は自民党単独推薦で臨み、安倍首相(党総裁)が直々に党本部で北橋氏に推薦証を手渡した。

 実は、自民党は独自候補の擁立を模索したが、「現職の強み」を覆すことができる候補者を見いだすことができなかった。北橋氏も中央政界で自民党「一強」の中、自民党とのパイプを強化する必要性に迫られていた。従来の支持者の反発は覚悟の上での「自民推薦」だった。

 後藤氏は、衆院4期目途中に山梨県知事選出馬を表明し、自民、民主、公明の3党の推薦を得て初当選した。勝利をもぎ取るために自民党の推薦を欲した。一方の自民党は、独自候補の擁立を模索し、元自民党衆院議員の保坂武甲斐市長、無所属の長崎幸太郎衆院議員などが浮上したが、いずれも不発に終わり、独自候補を断念した。

「勝てる候補」なら…

 結局、自民党が北橋、後藤両氏を推薦したのは苦肉の策だったに違いない。両氏が自民党にすり寄った側面があるのは否めないが、自民党も「勝てる候補」なら、「元民主」にこだわらなかった。昨年7月の滋賀県知事選、11月の沖縄県知事選と節目の知事選で自民党推薦候補が敗北し、自民党を守りに走らせているといえる。

 さらに、同じ1月25日投開票の甲府市長選で、自民党は不戦敗を余儀なくされた。自民党は候補を擁立できず、推薦も出さなかった。当選したのは、これまた「元民主党」の県議で、山梨は知事も県都の首長もそろって民主党系になった。

 山梨は、かつて金丸信元副総裁や中尾栄一元建設相、堀内光雄元総務会長ら自民党の有力政治家を輩出したが、自民党の力は見る影もない。今や日教組出身で民主党元幹事長の輿石東参院副議長が仕切る「輿石王国」となっている。昨年12月の衆院選で自民党候補は1区、2区ともに選挙区で敗退。県連会長、幹事長、総務会長、政調会長の県連四役(いずれも県議)は引責辞任した。当面、国会議員が県連の運営にあたり、要職は空席のままにしておくという。

 自民党の各都道府県連は今回の一連の選挙を「反面教師」にするしかない。同時に、元民主党議員を推薦した党本部の執行部はしたたかとはいえ褒められたものではない。選挙期間中、党本部には後藤、北橋両氏のポスターが貼られていた。執行部に批判的な党幹部はこう嘆く。

 「元民主党議員のポスターを自民党本部で見て、おかしいと思わないのかね。今の自民党はおかしい」

 1月11日の佐賀県知事選では保守分裂の末に自民推薦候補が敗れている。昨年末の衆院選で大勝した「余裕」が感じられないほど、自民党は足腰を強化する必要に迫られているようだ。(政治部 坂井広志)

4379チバQ:2015/02/03(火) 21:01:59
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150203ddlk44010535000c.html
選挙:知事選 自民県連は広瀬勝貞知事を全面支援 /大分
毎日新聞 2015年02月03日 地方版

 1日の役員会で決定した。同県連は前回も広瀬氏を支援。連合大分傘下の労組も参加する民間企業労組グループ「みんろうきょう」や県町村会などが広瀬氏の推薦を決めている。

4380チバQ:2015/02/06(金) 19:32:34
http://www.sankei.com/politics/news/150206/plt1502060025-n1.html
2015.2.6 12:07
【佐世保の赤旗勧誘】
係長級以上の市職員に勧誘 共産市議が20年以上 心理的強制、庁舎規則抵触の可能性 長崎・佐世保市

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 長崎県佐世保市の共産党市議が、政党機関紙「しんぶん赤旗」の購読を市職員に勧誘していたことが5日、分かった。市議による勧誘は、20年以上続いており、管理職を中心に、多くの職員が購読していた。議員の立場を利用した「心理的強制」にあたり、庁舎内での物品の販売・勧誘を規制する市の規則に抵触する可能性もある。

 共産党市議の山下千秋氏(67)=7期目=が勧誘していた。産経新聞の取材に対し山下氏は、主に「しんぶん赤旗」の日曜版(月額823円)を係長級以上の職員に勧めていたことを認めた。日刊紙(同3497円)も勧誘したという。

 詳細な購読者数は不明だが、多くの市職員やOBが勧誘に応じて、しんぶん赤旗を購読していた。庁舎で配布・集金するケースもあったという。

 佐世保市の庁舎管理規則では、庁舎内で物品を販売・勧誘する場合、庁舎管理者の許可が必要となっている。山下氏は許可を取っておらず、規則に違反する可能性が高い。市財産管理課の担当者は「庁舎内での無断勧誘は禁止行為に該当する」とした。市総務部長の西本真也氏は「調査する方向で考える。規則違反が確認されれば、中止を要請する」と述べた。

 一方、山下氏は「市職員の学習になると考え、購読を勧めたが、断りにくく、『押しつけ』にあたる可能性もあったと思う。今後、『やめてもいいですよ』と職員の購読者に伝える」と語った。

 共産党広報部は「一般論として政党には政治活動の自由があり、職員にも思想信条の自由、新聞の自由がある。自治体の庁舎管理についてはコメントしない」とした。

 しんぶん赤旗の議員による購読勧誘は、福岡県行橋市や神奈川県鎌倉市などでも表面化した。(九州総局 奥原慎平)

4381チバQ:2015/02/06(金) 23:23:29
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/153408
鳥栖市長選15日告示 現新3氏が前哨戦
2015年02月05日 10時20分
 任期満了に伴い15日に告示される鳥栖市長選まであと10日となった。現職で3選を目指す橋本康志氏(59)=本町=と、新人で自民が推薦する市議の中村圭一氏(45)=あさひ新町、新人で飲食店経営の古賀秀紀氏(59)=大正町=の3人がいずれも無所属での出馬準備を進め、後援会活動を軸に激しい前哨戦を繰り広げている。

 橋本、中村の両氏は県知事選の熱気冷めやらぬ1月12日、後援会事務所を開設した。あいさつ回りやミニ集会、政策ビラの配布などで浸透を図り、対決ムードも一気に高まってきた。

 前回、前々回と保守同士の激戦を制した橋本氏。今回はこれまで支持母体だった久光製薬が中村氏の支援に回り、危機感を募らせる。昨年9月の市議会で鳥栖駅東口開設を含むまちづくり構想が先送りされた経緯があり、「私の政治の原点である鳥栖駅周辺整備を実現したい」と力を込める。“市民党”で支持を広げる考えだ。

 市議を9年間務め、市長選へのチャレンジを決めた中村氏は、橋本市政の8年間について「交渉をしながら前に進める政治力、対外的な発信力が不足していた」と批判する。自民党鳥栖市支部幹事長を務めるが、前回、前々回と戦った牟田秀敏前市長の後継でなく、“オール鳥栖”を目指す。鳥栖市支部が実働部隊の役割を果たしている。

 市議会(定数22)は最大会派の自民クラブに保守系を加えた12人が中村氏を支持し、橋本支持は保守系無所属ら4人。自民公認で出馬を予定する県議2人は中村氏を支援している。民主は自主投票ながら橋本氏の応援者も多く、無党派や新興住宅地区の票の行方が焦点になる。

 1月中旬に立候補の意向を表明した古賀氏は「小学校で1クラス25人の少人数学級を実現する。食育にも力を入れたい」と抱負。後援会事務所は置かず、経営するフランス料理店でのミニ集会などで共感する層に輪を広げる。

4382チバQ:2015/02/08(日) 13:29:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150207-00000016-okinawat-oki
「応援」続々 沖縄県にふるさと納税急増
沖縄タイムス 2月7日(土)12時6分配信

 沖縄県に対する1月のふるさと納税が件数で126件、513万5千円となり、単月で過去最高となった。前年比で件数は18倍、額が約27倍に上っており、県税務課は、辺野古新基地建設反対を訴えて当選した翁長雄志知事に対し「政策に共感するということで増えているのではないか」と分析している。
 同納税は例年、12月の確定申告時期がピークで、1月は年間でも申し込みが少なかった。しかし、この年末年始にかけて申し込みが増加。「沖縄の方が安心に暮らせる日が来るよう心から祈っている」「微力ながら沖縄県の取り組みを応援します。翁長知事、頑張って下さい」などのメッセージも寄せられている。
 年末年始は、翁長知事が東京で首相や関係閣僚から面会を拒否されたほか、沖縄予算の削減などが決まった時期。例年通り県外から納税する人が多く、同課担当者は「県外にも沖縄を応援してくれる方が大勢いることは心強い」と話した。
 一方、辺野古を抱える名護市でも1月は44件で、118万円超が集まった。前年同月より件数で9倍、金額で約3倍。市財政課は、納税した人の中に振興予算を減額した政府への怒りのメッセージもあることから「県と同様な影響があるのではないか」とみている。
 2014年度(1月末現在)で見ると、寄付の総件数、総額の6割に当たる195件、875万3130円が辺野古反対の市長支援とのメッセージ付きで送られており、例年同様な趣旨の寄付の割合が高いという。
 市は県内自治体でも毎年度上位。過去最高の10年度(640件、2873万2287円)は、防衛省が同市に再編交付金の凍結を伝えた同年12月以降に急増。14年度はことし1月末時点で約1458万円と、13年度を上回っている。
 ふるさと納税は、故郷や応援したい地方自治体に寄付すると住民税などで控除が受けられる制度で、県では12年11月から美ら島ゆいまーる寄付金に改称した。

4383チバQ:2015/02/08(日) 18:00:02
http://www.sankei.com/region/news/150208/rgn1502080010-n1.html
2015.2.8 07:03

大分知事選 民主代表、釘宮氏支援のコメント回避





 民主党の岡田克也代表は、大分県知事選への出馬を表明した元民主党衆院議員の釘宮磐大分市長を支援するかどうかに関し「県連が意思決定したとは聞いていない」として、コメントを避けた。6日の記者会見で応えた。大分知事選には現職の広瀬勝貞知事も立候補の意向を示している。

4384チバQ:2015/02/08(日) 19:46:28
11月の記事。知事選については古新聞過ぎるけど
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30108/123503
=2015地方選展望=(1)知事選
2014年11月09日 09時42分
唐津市であった記念碑の除幕式に出席した古川康知事(前列右から2人目)。去就に注目が集まる=10月4日、唐津壱岐フェリーターミナル前緑地広場
唐津市であった記念碑の除幕式に出席した古川康知事(前列右から2人目)。去就に注目が集まる=10月4日、唐津壱岐フェリーターミナル前緑地広場
古川氏去就「月内にも判断」 続投か転身か 対話で反応探る

 「1期目、2期目をなしにして、3期目を1期目にしたいね。そしたらもっと多くのことができたのになと」

 10月30日、武雄市で開かれたマニフェスト検証大会。終了後、古川康知事(56)は待ち構えた記者団に3期12年を振り返り、最後に付け加えた。

 「4期目あればもっとできますかね」

 注目される自身の去就を意識しながら、いつものように逆質問を投げ掛けてけむに巻いた。

 来年3月下旬の知事選告示まで残り5カ月を切った。これまでに出馬表明者はなく、最大の焦点は現職の古川氏の去就だ。4選だけでなく、自民重鎮で今期限りで引退する保利耕輔衆院議員(80)=現3区=の後継として次期衆院選「新2区」への国政転身を期待する声が交錯する。

 知事続投か、国政転身か−。古川氏自身は「11月にも判断する」と公言、態度表明の「Xデー」は刻々とせまっている。

■違和感

 古川県政を支えてきた自民党。県連幹部の一人は「間違いない、知事は新2区から出る」と断言する。「知事を続けるなら9月に表明したはず。11月に延ばしたのは、9月の不出馬表明では県政トップとして死に体になることを避けるため」との見立てだ。古川氏の出身地唐津市の保利後援会幹部も「古川さんはかなり慎重に考え続けているようだ。ただ、最後は(国政転身を)判断してくれると思う」と後継を待望する。

 県連は10月、新2区の候補者選定をめぐり、今村雅弘衆院議員(67)=現2区=の比例転出を決定した。今月23日の総務会で新人擁立に向けた選考手順を検討する。「席を空けて待つ態勢」を整えた格好だ。

 ただ、県連内も「古川待望論」一色ではない。西部地区のベテラン県議は「古川氏で本当に新2区がまとまるのか。もっと“自民党的”な候補がいいという声は多い」。地方分権の考えなど自民との政策的な違和感を口にする。

 さらに、7月に浮上した佐賀空港へのオスプレイ配備計画が選択を左右するとみられる。「4選出馬の絶好の根拠になる」との声は多い。県幹部の一人は「受け入れの最終判断が来秋以降という知事の発言は重い。もともと何でも逃げずに自分で決める人。額面通りの意味だろう」と解説する。別の幹部も「政策も来年、再来年の話を当然のようにする。言葉や態度を見れば、続投に意欲的としかとれないけどね…」。

 古川氏自身、各種団体とのミニ対話集会をこの1年半の間で35回こなし、県内20市町を一巡した。経済界の要人らと面会し、県政全般の意見を交わすが去就にはまったく触れていないといい、「自分に対する県民の意識を肌感覚で探っている」と見る向きもある。

■駆け引き

 古川氏以外に出馬を模索する動きは出始めた。市民団体から出馬要請を受けている元国交省武雄河川事務所長で、九州大大学院教授の島谷幸宏氏(59)は、県内でのミニ集会に積極的に顔を出す。前回、前々回で古川氏と一騎打ちで争った共産は、原発再稼働やオスプレイ配備に反対する市民団体と共闘を探り、独自候補擁立も視野に入れる。

 自民、民主、公明は、前回選挙で推薦した古川氏の動向を見極め、社民は独自候補は立てず、今後の状況を見て対応を検討する。

 古川氏の去就判断は、25日開会の11月定例県議会前後になるとの見方が強い。不出馬となれば、水面下では現職官僚や首長らの名前が取りざたされており、「古川後継」をめぐる駆け引きが一気にヒートアップする。(統一地方選取材班)

   ◇   ◇ 

 自民党の政権復帰後、初となる来年4月の統一地方選まで5カ月。佐賀県内では佐賀空港へのオスプレイ配備計画や玄海原発再稼働などが大きな争点に浮上する。知事選、県議選13選挙区と2月予定の鳥栖市長選、4月の大町町長選の展望を探る。

 次回から社会面で掲載します。

4385チバQ:2015/02/08(日) 19:47:05
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30108/124038
=2015地方選展望=(2)県議選
2014年11月11日 10時00分
=2015地方選展望=(2)県議選
■「無投票」4選挙区以上か

 県議選は13選挙区で38議席を争う。来年4月3日予定の告示まで5カ月を切り、現時点で現職は34人、新人5人が立候補の意思を表明、他に複数の新人が準備を進めたり、元職が模索している。ただ、前回、2選挙区だった無投票当選は、4選挙区以上に拡大する可能性も出てきている。

 前回の2011年は現職31人、新人20人、元職2人が立候補した。今回、新人候補の動きが少ない背景には、全国的に党勢回復が進まない民主など野党の候補擁立が難航していることがある。加えて、前回は新人8人が当選し、議会内の世代交代が進んだことも挙げられる。

■自民「32議席」目標

 改選で一時は30議席を有し、定数の8割近くを占めた自民は今回、「32議席」を目標に掲げる。現職の28人のうち1人(佐賀市)を除く27人が出馬を表明、唐津・東松浦郡(唐松)と神埼市郡から、それぞれ公認の新人1人が出馬する予定。嬉野市では現職に加え、新人が名乗りを上げ、保守対決となる見込みだ。

 目標の32議席確保には、最大定数11の佐賀市で、前回改選時の6議席からの上積みが必要になる。現職が2人しかいない旧佐賀市での新人擁立は必須だが、なかなか調整が進まず、厳しい情勢になりつつある。

 自民と連立政権を組む公明は、これまでの佐賀市の1議席に加え、唐松で初めて候補を擁立し、複数議席獲得を狙う。佐賀市は県本部代表の現職伊藤豊氏が引退し、佐賀市議の新人を立てる。唐松は市議3人の得票を勘案すれば「十分戦える」とみている。自民候補との連携は、それぞれの選挙区ごとに判断する。

■野党系、擁立に苦心

 民主は、政権与党として臨んだ前回、公認7人、推薦2人を立て、4人が当選したが、今回は現職の公認3人にとどまっている。原康彦幹事長は「定数2以上の選挙区で擁立したかったが厳しい状況。この4年間で組織を強化できなかったことは受け止めたい」と語り、公認3人の必勝を至上命題に掲げる。非自民として考え方を共有できる候補者は支援する姿勢だ。

 共産は佐賀、唐津各1議席獲得を狙う。佐賀からは現職が出馬、唐松は11月中に新人を公表する。将来的に4議席の獲得を目指しており、その足がかりととらえている。

 社民は佐賀市の現職1人に加え、前回議席を失った鳥栖市か、唐松、小城市で「最低1人の擁立」を目指す。ただ、徳光清孝幹事長は「唐津と小城はかなり厳しい」と述べ、鳥栖市の人選を急ぐ。

 非自民系の無所属では、唐松の現職と、神埼市郡から民主を離党した現職が立候補する。

 中央政界と同じく「自民1強」の様相の中、安倍政権の経済政策アベノミクスへの評価や地方創生、さらには佐賀空港へのオスプレイ配備計画、玄海原発の再稼働問題といった重要な県政課題が論点になるとみられる。各党は県版の政策集作成など準備を急いでいる。

4386チバQ:2015/02/08(日) 19:47:35
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30108/124413
=2015地方選展望=(3)県議選 佐賀市(定数11)
2014年11月12日 09時57分
■構図未確定少数激戦か

 現時点で立候補を明らかにしているのは現職8人、新人1人の計9人と、定数11を下回り、戦いの構図は固まっていない。現職1人が態度を保留し、出馬へ向け検討している新人や元職もおり、12人で争った前回同様、少数激戦となる可能性が大きいとみられる。

 県都の選挙区には主要5政党の公認候補がそろう。前回選挙では、自民6、民主2、公明1、共産1、社民1議席だった。自民が議席を伸ばせるか、各党が現有議席を守るかが焦点になる。

 自民は留守茂幸(67)=大和町、木原奉文(61)=多布施、川崎常博(48)=諸富町、古賀陽三(37)=新郷本町=の現職4人を公認。2期目の古賀善行(68)=久保田町=は「後援会と協議中。できるだけ早く結論を出したい」と話す。

 議席増に向けては、前回4議席から2議席に減らした旧市と、オスプレイ配備計画が持ち上がった佐賀空港を抱える川副町での候補擁立が焦点になる。旧市では、鍋島校区など大票田の「保守空白区」で擁立に向けた動きもあるが、調整は難航している。川副町では、昨秋の市長選出馬で辞職した前職の篠塚周城(65)=川副町=が態度を明らかにしていない。竹下洋・川副町支部長は「町内から1人は出したい」と候補選定を急ぐ。

 民主は藤崎輝樹(43)=大和町、江口善紀(47)=本庄町=の現有2議席確保に全力を挙げる。公明は県本部代表の伊藤豊(65)=開成=が4期での引退を表明し、後継に佐賀市議3期目の中本正一(55)=高木瀬東=を擁立する。共産は武藤明美(67)=天祐、社民は徳光清孝(56)=朝日町=が唯一の議席維持を目指す。

 新人では、昨年7月の参院選に民主公認で出馬し落選した青木一功(38)=松原=が、無所属で立候補を検討している。前回、無所属で落選した会社員の合瀬博俊(43)=若楠=も「出馬の可能性はゼロではない」と模索する。=敬称略

4387チバQ:2015/02/08(日) 19:48:24
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30108/124803
=2015地方選展望=(4)県議選 唐津市・東松浦郡(定数6)
2014年11月13日 09時40分
■公明参戦で自民危機感

 前回は自民が6議席中5議席を占めた選挙区だが、今回初めて公明が候補を擁立。自民は議席維持に危機感を募らせるとともに、どの候補も票の目減りは避けられず、当選ラインにも影響を与えそうだ。

 公明の新人木村雄一(42)=鏡=は初めての選挙。今週末に唐津市内で開く国会議員の国政報告会に同席し、名前を売り込んでいく。昨年1月の市議選では3人で計8300票を集めている党だけに、「結束力の固い党なので上位に食い込んでくるのは間違いない」(自民党関係者)との見方は多い。

 自民は桃崎峰人(65)=浜玉町、大場芳博(65)=半田、田崎信幸(60)=肥前町、米倉幸久(66)=相知町=の現職4人に加え、唐津市議の井上常憲(62)=肥前町=を新人候補として公認、5議席維持を目指す。市中心部の保守系市議も出馬を検討していたが、公明が選挙戦に加わったこともあり、断念した。

 桃崎、大場、米倉は地盤固めに力を入れる一方、現職の田崎と市議の井上は同じ肥前町ということもあり、上場地区の票をめぐって、激しい前哨戦を繰り広げている。2年前の市長選出馬で辞職した前職の峰達郎は今回は不出馬。“空白地帯”となった市中心部での売り込みに各候補とも力を入れる。

 無所属の宮崎泰茂(71)=佐志=は7選を目指し、メール問題や原発再稼働問題などで古川県政と対峙してきた実績を訴えていく。

 出馬の動きは既に表明した7人にとどまらない。共産は11月中の新人候補発表に向け、作業を進めている。前回落選した民主新人は無所属での出馬の可能性を探っているが、「判断までもう少し時間がかかる」と話す。そのほかにも複数の動きがあり、最終的には10人前後まで立候補者が増える可能性がある。

■立候補予定者

宮崎泰茂(71) 無現(6)

桃崎峰人(65) 自現(3)

大場芳博(65) 自現(2)

田崎信幸(60) 自現(2)

米倉幸久(66) 自現(1)

井上常憲(62) 自新

木村雄一(42) 公新

※新人の所属政党は公認申請を含む

4388チバQ:2015/02/08(日) 19:48:54
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30108/125746
=2015地方選展望=(6)県議選 小城市(定数2)
2014年11月15日 11時38分
■現職2人無投票公算 小城市(定数2)

 前回は12年ぶりの選挙戦となったが、自民現職の伊東猛彦(52)=三日月町、藤木卓一郎(47)=同=以外に出馬に向けた具体的な動きはなく、無投票の公算も出てきた。

 伊東は12月に支持者を集めて県政報告会を開く計画で、年明けにも後援会活動を本格化させたい考え。玄海原発の再稼働問題や、人口減少社会における地域活性化に意欲を示しており、「20年間の経験と実績を前面に出したい」と話す。

 藤木は4月から事務所に常駐スタッフを置き、12月に後援会総会を開く予定。国道203号バイパス多久佐賀間の推進や、県立図書館、博物館、美術館など城内地区の公共施設の再開発を5期目の目標に掲げる。

 候補擁立を模索していた民主や社民は、擁立は困難な状況。共産にも動きはない。

▽小城・立候補予定者

伊東 猛彦(52) 自現(5)

藤木卓一郎(47) 自現(4)

■前回の再戦一騎打ち 多久市(定数1)

 自民現職の福島光洋(58)=西多久町=に加え、前回落選した元多久市議の野田勝人(57)=北多久町=も出馬の準備を進めており、8年ぶりの選挙戦となった前回同様、一騎打ちの公算が大きい。

 福島は、11月中にも後援会総会を開いて組織固めに入り、本格始動は年明けを予定。自民多久市支部と一体となりながら支持拡大を図る。5期目は「県立の文教施設の整備などに取り組みたい」と意気込む。

 野田は、10月下旬に後援会総会を開き、幹部らに出馬の意向を伝えた。出馬表明の準備を進め、年内にも事務所を設置する。前回は事実上、民主の支援も得たが、今回は政党の支援を積極的に受けず、草の根で浸透を図る。

 このほか、民主や共産に候補擁立の動きはない。

▽多久・立候補予定者

福島 光洋(58) 自現(4)

野田 勝人(57) 無新

■保守系の2人が激突 嬉野市(定数1)

 過去3回、無投票が続いたが、今回はいずれも保守系の現職と新人が立候補の意向を示し、一騎打ちの様相を見せている。

 自民現職の前議長、石井秀夫(67)=嬉野町下宿=は、パンフレットや集会などで活動報告を重ね、地歩を固めている。「中央と太いパイプができている。それを最大限に生かす」と経験を強調し、九州新幹線長崎ルートのフル規格化などへの意欲を見せる。

 嬉野町議・市議を計14年間務めた新人の神近勝彦(54)=嬉野町下宿=は、今年1月の市議選出馬を見送り、県議選に備えてきた。新幹線駅前に移る医療センター跡地への学校誘致を盛り込んだ提案7項目のパンフレットを配るなどアピールしている。

 石井は元自民県連筆頭副会長、神近は現自民嬉野支部長を務めるが、県連はいずれの候補にも公認、推薦とも出さない。民主や共産に候補擁立の動きはない。

▽嬉野・立候補予定者

石井 秀夫(67) 自現(5)

神近 勝彦(54) 無新

※現職は所属政党。

=敬称略

4389チバQ:2015/02/08(日) 19:49:25
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30108/126010
=2015地方選展望=(7)県議選 武雄市(定数2)杵島郡(定数2)
2014年11月16日 10時59分
■現職以外に動きなし 武雄

 現職の石丸博(68)=橘町=と稲富正敏(67)=武雄町=が立候補を予定する。今のところ、2人以外の動きはみられない。

 石丸は三夜待など会合に顔を出し、支持を固めている。県議会防衛議員連盟会長を務め、佐賀空港のオスプレイ配備にも賛成の立場。「男性で反対の声は聞かない」という。玄海原発の原発再稼働問題にも言及しているが、「6割は再稼働に異論はないという意見」と世論の動向を探っている。

 稲富は市議と連携して市内全域の地区公民館でこまめな県政報告会を開いている。「オスプレイの問題は一番反応がいい。地政学的にみて国防上必要」と持論を展開。九州新幹線長崎ルートのフル規格化も訴え、「地域の声、田舎の声を県政に届けていきたい。これは一貫したテーマ」と意欲を見せる。

 前回現職2人に挑んだ民主は、今のところ擁立は難しい状況。

石丸  博(68) 自現(5)

稲富 正敏(67) 自現(4)

■3人立候補の可能性 杵島

 前回、2議席を4人で争った選挙区だが、現在までに出馬の意向を明らかにしているのは現職2人だけ。他にも立候補を模索する動きがあり、選挙戦の可能性もある。

 自民現職の石倉秀郷(65)=江北町=は、県政報告も兼ねて地域の会合に顔を出し、地道に地盤を固めている。農林水産業の振興や正社員雇用の拡大など、全県的な視野で県政の課題を訴えていく。

 同じく自民現職の定松一生(56)=白石町=は、県政報告会や広報誌の配布などを通じ、地域経済振興に向け、雇用をもたらす地場産業を育成するよう県がてこ入れする必要性などを訴える。

 前回まで3度出馬した三苫紀美子(69)=江北町=は現在、支援者と調整中。そのほかに目立った動きは見られない。

石倉秀郷(65) 自現(3)

定松一生(56) 自現(1)

4390チバQ:2015/02/08(日) 19:49:59
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30108/126208
=2015地方選展望=(8)県議選 伊万里市、西松浦郡、鹿島市・藤津郡
2014年11月17日 09時44分
 ■伊万里(定数3)

 自民現職の竹内和教(65)=松島町、中倉政義(65)=東山代町、岡口重文(59)=大川町=が立候補を予定する。ほかに表立った動きは見られず、56年ぶりに無投票となる可能性が高まってきた。

 現職3人は10月に党の第1次公認を受けた。それぞれの主地盤が市の中心部、西部、東部と分かれ、「すみ分け」の体制ができている。常任委員会なども役割分担をしながら連携して取り組み、地元関係者は「3人の体制に割って入るのは相当ハードルが高い」と説明する。前回、候補者を擁立した民主は公認候補擁立の見送りを決めた。

 市制施行後に県議選の無投票は1959年の1回だけ。有権者の一部に「非自民の選択肢もあった方がいい」と無投票回避を求める声があり、市議の一人は「4人目が出る可能性は薄いが、全くゼロではない」と話す。

竹内 和教(65)自現(4)

中倉 政義(65)自現(4)

岡口 重文(59)自現(2)

 ■西松浦(定数1)

 前回、無投票で再選を果たした自民の原田寿雄(57)=有田町戸杓=以外、今のところ表立った出馬の動きはない。原田は有田、西有田両支部の推薦で10月に党公認を得て本格的に準備を進める。

 過去2回、県議選で戦った山口隆敏(65)は4月の町長選で勝利し町長に転身。町を二分する激戦だっただけに、町長選のしこりを指摘する声があり、対抗馬を探る動きに神経をとがらす。町長選の構図同様に、ぎりぎりでの出馬表明での選挙戦となる可能性もある。

原田 寿雄(57) 自現(2)

 ■鹿島・藤津(定数2)

 自民現職の土井敏行(61)=鹿島市高津原=と坂口祐樹(44)=太良町多良=が、出馬を予定している。前回、対抗馬を擁立した民主の動きはなく、無投票の公算が高まっている。

 2人は鹿島と太良で地盤をすみ分け、選挙戦も想定しながら動きを本格化。土井は10月から県政報告会を鹿島市内で開き、新幹線問題以降の県とのパイプ改善など実績を訴える。坂口は年明けにも太良町内の各行政区で報告会を始め、町出身議員の1議席を守りにいく。

 民主からは具体的な名前は挙がっていない。関係者からは「立てる人間が見当たらない。無投票になる可能性は高い」との観測が出ている。

=敬称略

土井 敏行(61) 自現(3)

坂口 祐樹(44) 自現(2)

4391チバQ:2015/02/08(日) 19:51:02
5が抜けてた
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30108/125278
=2015地方選展望=(5)県議選 鳥栖市(定数3)
2014年11月14日 10時18分
■社民の動向焦点に

 自民2、社民1の構図が長く続いてきたが、前回、社民が落選し、民主が初めて議席を獲得した。現職3人はいずれも出馬を明言しており、議席奪還を期す社民の動向が最大の焦点となる。

 自民の指山清範(49)=藤木町=は10月に党公認を受けて本格始動。党務や公務の合間を縫ってあいさつ回りを重ねている。市長選のしこりで前回無所属で出馬し、昨年自民会派入りした向門慶人(43)=古賀町=も党公認での出馬を期し、関係者との調整を急いでいる。

 民主の原康彦(60)=鎗田町=は6月に党公認を受けた。連合佐賀の推薦も得ており、支援団体への働きかけを強めている。

 前回、1979年の選挙を除き社会党時代から堅持してきた議席を失った社民は、鳥栖市を重点地区に選定。9月から選考委員会を重ねており、候補擁立を急ぐ。

■鳥栖・立候補予定者

指山 清範(49) 自現(3)

向門 慶人(43) 自現(2)

原  康彦(60) 民現(1)

三養基郡(定数2)現職強力、元職は検討

 2議席を争うが、強力な支持基盤を持つ自民現職の宮原真一(44)=みやき町、服巻稔幸(44)=基山町=の立候補が確実で、選挙戦となるかどうかは元職の石丸元章(50)=みやき町=の出方次第となりそう。

 服巻は支持者に出馬を公言し、後援会との調整を進めている。12月から町内へのあいさつ回りを始める予定。建設業出身という強みを生かし災害に強い公共インフラの整備と地域雇用の創出を掲げ、支持を訴えている。

 宮原は元県議会議長の父を持ち、農業関係者を中心とした強固な地盤を背景に初出馬から2期連続でトップ当選。「年内は4年間でいただいている課題の道筋を立てたい」と述べ、年明けから動きを本格化させる見込み。

 石丸は「前向きに検討し、11月中に判断したい」と話す。

■三養基・立候補予定者

宮原 真一(44) 自現(2)

服巻 稔幸(44) 自現(1)

神埼市郡(定数2)2現職に前市議挑戦

 現職2人と新人1人が立候補を表明しており、前回同様選挙戦となる見込み。

 6月に民主を離党した内川修治(62)=神埼市千代田町=は無所属で出馬する。「政党にはこだわらない。住民の安全、安心をさらに深め、地域の要望に応える政治を目指す」と話す。

 前回、自民は現職を公認、無所属の八谷克幸(65)=同市神埼町=を推薦した。現職が落選、当選した八谷は自民会派に入り、今回は公認を得た。「通学路の歩道や河川整備に尽力した」ことを挙げ、今後、県政報告会など開き本格始動する。

 前神埼市議の古川裕紀(40)=同市千代田町=も自民に公認申請中。県PTA連合会副会長などの経験を生かし、教育、子育てや介護福祉の充実を訴える。現在、支援者を回っている。

 いずれも神埼市からの立候補となり、候補空白区の吉野ケ里町の支持獲得も焦点になる。

■神埼・立候補予定者

内川 修治(62) 無現(2)

八谷 克幸(65) 自現(1)

古川 裕紀(40) 自新

4392チバQ:2015/02/08(日) 19:53:20
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30108/126579
=2015地方選展望=(9)鳥栖市長選、大町町長選
2014年11月18日 09時56分
■鳥栖市長選 三たび保守系激突か

 任期満了に伴い来年2月15日告示、22日投開票で実施される鳥栖市長選。選挙まで3カ月を切った今も出馬表明した人はいないが、過去2回、保守系同士の激しい一騎打ちを繰り広げており、水面下で両陣営の駆け引きが続いている。今月末から12月初旬にかけて一気に動き出しそうだ。

 現職の橋本康志(58)=本町=は「市政の変革」を訴えて2007年の市長選に無所属で立候補。自民と公明が推薦する現職の牟田秀敏(73)=立石町=を破って初当選した。11年は攻守を入れ替えて再び牟田との戦いとなり再選を果たした。

 この8年間、重粒子線がん治療施設の誘致や音楽祭などに取り組んだ。今月5日の定例会見では、3選出馬について「遅くとも12月議会中には伝えなければ。そこがデッドラインだろう」と語った。態度表明が遅れている理由としては、関係者への支援取り付けに時間を要していることや、対立候補の出馬を見極めたいとする思いが働いていることが要因とみられる。

 一方、過去2回続けて戦った牟田は今回出馬せず、自民市議らを中心とする陣営は新人候補擁立に向けて模索中。若手市議らの名前が挙がっており、「今月末までには候補を決めたい」としている。

 市長選後に県議選を控え、流動的な部分も残るが、現状では選挙になる公算が大きい。

■大町町長選 現職と2新人名乗り

 前回無投票で8年ぶりの選挙戦になりそう。6選を目指す現職に新人2人が挑む三つどもえ選挙になる公算が大きい。

 現在名乗りを上げているのは、現職の武村弘正(73)=5期、大町=と、前町総務課長の水川一哉(57)=福母、町議の三谷英史(56)=福母=の3人。

 武村は、小中一貫校の建設や水害常襲地の解消、子どもの医療費助成の充実などを実績として挙げ、今後はさらなる教育や福祉施策の充実、定住化促進と空き家対策を主な目標に掲げる。

 水川は買い物環境の改善を含めた農商工業の振興や子育てしやすいまちづくり、児童・生徒の学力向上などを抱負に掲げる。後援会を立ち上げ、知人宅や会合に顔を出して支持を訴えている。

 三谷は町長選3度目の挑戦。昨年、元町企画課長をめぐる不祥事があったことから町政と役場の信頼回復や、役場のシンクタンク機能の充実、町民総ぐるみの町政参加などを強調する。地元を軸にあいさつ回りをしている。

 実績を強調する武村に対し、水川、三谷ともに現職の多選批判を展開しており、それぞれの訴えが町民にどう浸透するかが注目される。=敬称略、おわり

4393チバQ:2015/02/11(水) 12:50:28
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150210ddlk40010522000c.html
選挙:みやま市長選 現・新の3氏立候補 定住促進策など争点 8年ぶり選挙戦に /福岡
毎日新聞 2015年02月10日 地方版

 任期満了に伴うみやま市長選は8日告示され、現職と新人2人が立候補し、8年ぶりの選挙戦となった。立候補したのはいずれも無所属で、届け出順に▽新人で元大牟田市消防長の柿原達也氏(59)▽現職で3選を目指す西原親氏(76)▽新人で前みやま市議の田中信之氏(69)。投開票は15日。

 旧3町の合併による新市誕生から8年が経過したが、合併当時より人口が約1割減少しており、若者の定住促進が市政の最重要課題の一つとなっている。

 一方、折からの財源先細りに加え、合併の優遇措置として導入された、地方交付税に約11億円を加算する国の財政支援が1年後から段階的に減らされていく。このため、自主財源を増やすための産業振興や、新たな雇用創出への取り組みも大きな争点となっている。

 投票は15日午前7時〜午後8時、市内19カ所であり、同日午後9時半から市瀬高体育センターで即日開票される。当落判明は深夜になるとみられる。

 7日現在の選挙人名簿登録者数は3万3269人(男1万5356人、女1万7913人)。【近藤聡司】

 ◇候補者の第一声
 3氏は届け出を済ませると早速、各陣営の事務所前などで第一声を上げた。主な訴えは次の通り。(届け出順)

 ◆柿原候補 合併して8年間、人口減に全く歯止めがかからない状況を何とかしないといけない。私は59歳と若く、情熱も実践力もある。当選すれば休みなしに働く体力もある。明るく笑って暮らせる活力ある市に変えてみせる。

 ◆西原候補 初代市長として財政再建に取り組み、健全化を成し遂げた。「道の駅」の開業や大規模太陽光発電所の誘致など、自主財源を増やす取り組みも順調だ。強く明るい市をつくるため、もう1期務めさせていただきたい。

 ◆田中候補 現市長が公約している情報公開の徹底や、公平・公正な政治が行われていない。市議として追及するには限界があり、皆さんと一緒に市を改革するために立候補した。情報公開を徹底し、ガラス張りの政治を実現する。

==============

 ◇市長選立候補者届け出順
柿原達也(かきはら・たつや) 59 無新

 [元]大牟田市消防長[歴]広島市消防局消防士▽大牟田市消防本部総務課長▽飲食店経営▽山門高

西原親(にしはら・ちかし) 76 無現(2)

 ふきん製造卸会社社長[歴]商社員▽山門JC理事長▽県議▽福岡地裁柳川支部調停委員▽九大

田中信之(たなか・のぶゆき) 69 無新

 農業▽市民オンブズマン福岡監査役[歴]家電会社員▽山川町長▽同町行政区長▽市議▽早大

〔筑後版〕

4394チバQ:2015/02/11(水) 14:17:22
>>4372>>4376
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_chikuhou/article/144879
「実直で責任感強かった」 向野直方市長死去 [福岡県]
2015年02月11日(最終更新 2015年02月11日 00時21分)
 病気療養のため1月下旬から公務を休んでいた直方市の向野敏昭市長が10日に死去した。突然の訃報に市民から驚きと追悼の言葉が相次いだ。
 同日午前、職務代理者の大塚進弘副市長は東京出張中。10時からの臨時庁議では、毛利良幸総合政策部長が市長死去を各部長に知らせた。市役所には半旗が掲げられた。
 同日夕、大塚副市長はコメントを発表。向野氏が助役と市長を務めた20年間の直方市政の業績として、特に行財政改革とJR直方駅前再開発への取り組みを挙げ、故人をたたえた。歳出削減に重点を置き、中長期的な投資を抑制したため市民から批判もあったが、2010〜12年度は3年連続で実質単年度黒字化を達成した。
 直方商工会議所の永冨政英会頭(62)は「やりたいことはあったと思うが、厳しい財政状況の中で我慢して健全化を進めた功績は大きい」と評価。「実直で責任感が強かった」と温厚な人柄をしのんだ。市議会の友原春雄議長(65)は「1月5日の仕事始めで会い、3月議会には元気な姿で出席されるだろうと思っていた」と驚いていた。
 JR直方駅前に昨秋設置された大関魁皇銅像を制作した彫刻家の片山博詞さん(51)は「触れることができ、子どもたちが未来に夢を持てるような銅像を、との市長の言葉に共感した」と語り「非常にショックで残念」と言葉をつないだ。
 4月26日投開票の市長選には既に立候補しないことを表明していた。市長選には今のところ、新人で元東京高検検事の壬生隆明氏(62)が無所属での立候補を表明している。
=2015/02/11付 西日本新聞朝刊=

4395チバQ:2015/02/12(木) 20:37:09
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-238787-storytopic-1.html
鹿児島・三島:離島の村 投票率、毎回ほぼ100%のなぜ
2015年2月12日



 ◇働かない議員は交代 鍛えられる民主主義
 議員選挙の投票率が毎回、事実上100%の自治体がある。鹿児島県三島村。薩摩半島の南西約50キロの沖合、三つの離島からなる。人口は先月1日現在375人だが、定数7の村議選が無投票となったことは過去に一度もない。高投票率の秘密を知ろうと訪ねると、本土並みの行政サービスを受けられない逆境の中で、民主主義が鍛えられていた。【和田浩幸】
 3島と鹿児島港を結ぶ村営フェリーで最も近い竹島まで3時間。一番奥の黒島までは5時間強かかる。
 直近の2011年村議選では有権者279人のうち、棄権は寝たきりの高齢者ら5人のみ。投票率は98.21%だった。3期目を目指す現職2人が1票差で最下位当選と次点に沈み、新人がトップ当選するなど新陳代謝も活発だ。ちなみに07年村議選の投票率は98.33%だった。
 「おばあの具合が悪い」。今年の元日午前4時半ごろ、黒島に住む村議会議長、日高重行さん(65)の携帯電話が鳴った。駆け付けると、93歳の女性が息を引き取っていた。
 医師も警察官もいない。船は2日に1往復で、海はしけ、欠航が続いていた。急患用のヘリも飛ばせない。非常時の対応は地区長も兼ねる日高さんらに任される。遺体を保冷剤で冷やし、葬儀の手続きや納棺に追われた。正月3日、ひつぎは船に乗せられ、その船内で島を巡回する医師がようやく死亡を確認。そのまま鹿児島市内の葬儀場へ向かった。
 村役場も鹿児島市内にある。日高さんは言う。「島では当たり前の行政サービスが受けられない。全員が選挙に行くのは、切実な思いを政治に反映させたいからです」
 島は戦時中孤立し、終戦が伝わったのは3カ月後の1945年11月だった。戦後の高度経済成長からも取り残された。電化製品の普及は、24時間送電が実現した74年以降だ。
 竹島には飲食店も商店もなく、欠航が長引けば各世帯が食料を分け合う。国や県の支援なしに暮らしは成り立たない。議員は島民の声を県や国に伝える重い使命を負う。
 選挙が近づくと、島民たちはメモ用紙に候補名を書き、その下に○、△、×の印を付けて当落を予想し合う。「お前は何のために議員になったと?」「世間(本土)との違いをどげん考えとるとかっ」。硫黄島では、働かない議員を島民が取り囲み、怒鳴りつける光景もあったという。
 11年、全島に高速通信網が整い、ネット中継で本土の村役場で開かれる村議会を島で見られるようになった。60代の女性は「頼りにならない人は交代させる」と話す。投票率ほぼ100%の民意が村議会にもたらす緊張感は並大抵ではないようだ。経験者の一人が打ち明けた。「議員は24時間365日、監視されています」
 ◇現職の大山村長、島民が下す厳しい審判
 島民が村長選で下す審判も厳しい。現職の大山辰夫村長(56)は2005年に初当選したが、09年は落選。島を留守にする機会が増え、島民との対話が不足していた、と敗因を分析する。
 大山さんが返り咲いた13年11月の選挙で、鹿児島市の老人ホームに入所する91歳の女性が車椅子で親類に付き添われ、市内の役場で不在者投票に臨んだ。末期の胃がんで字は書けず、しゃべるのも難しい。掲示された2人の候補名を選管職員が指さし、大山さんの名前で指が止まると、女性は無言でうなずいた。「最後の選挙で、どうしても投票したい」と声を振り絞って親類に懇願していた。職員が投票用紙に代筆を済ませると、ほっとした表情を見せた。
 2カ月後、女性は息を引き取った。「執念の投票だった」と親類は振り返る。大山さんは硫黄島で幼いころ、女性にかわいがられていた。投票の様子を聞き、人目もはばからず男泣きした。
 「国や県に堂々と物申せるのは、こうした民意があるからだ」と大山さんは言う。不便な暮らしを少しでも改善したいという声で、高速通信網を導入。今は船の1日1往復と、港湾の整備を国に求めている。「本土との格差は大きい。声を上げ続けないと、村は無人島になってしまう」
(毎日新聞)

4396チバQ:2015/02/12(木) 20:37:46
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150212ddlk44010163000c.html
選挙:国東市長選 15日告示 職場創出待ったなし 民の活力生かせるか /大分
毎日新聞 2015年02月12日 地方版

 任期満了に伴う国東市長選は15日告示、22日投開票される。4町の対等合併で2006年3月に発足した国東市の課題を探った。【大島透】

 ◆工場閉鎖

 「私も打ちのめされた。ソニーには何とか工場存続ができないか要請を続けます」

 三河明史市長は3日、県政記者室でこう語った。地場産品の販路開拓のため東京の企業と市の共同出資で昨年発足させた地域商社を広報しようと、市側が用意した記者会見の場だった。間の悪いことに、前日「ソニーが国東町の大分テクノロジーセンターを来年3月で閉鎖する」と報道された。従業員220人は長崎などへ配転されるという。記者たちの関心が高かったのは市の対応策の方だった。

 会見で市長は、工場閉鎖とは別に「市人口は毎年500〜600人ずつ減っている」とも語った。高校の卒業生の多くは就職や進学のため市を離れたまま帰らない。市内の職場が少ないからだ。

 ◆消滅危機

 増田寛也元総務相が座長の日本創成会議分科会がまとめた「消滅自治体リスト」は、20〜39歳の若年女性の数が地域の将来人口を決めるとする。国東市は2040年までの減少率が67・4%で、県内ワーストだった。

 約2400人の若年女性が40年には800人に減り、3万2000人の市人口は1万8200人に減ると推計している。地域を維持するための仕事の創出、中でも将来、市内で家族を持つ若い世代が働ける職場の開拓は「待ったなし」だ。

 ◆バランス

 北から南へ、国見、国東、武蔵、安岐の4町の合併から今回が4回目の市長選となる。旧4町の感情の均衡を保つかじ取りが新市長には求められる。

 最初の市長選は旧国見町長と旧国東町長が戦い、国東町長が当選したが、収賄罪に問われて約1年で辞任。出直し選となった2回目は安岐町出身の市助役を国東町出身の会社社長が破った。3回目は国東町出身同士の戦いとなり、今回も同じ構図になりそうだ。

 ◆新庁舎問題

 旧4町の足並みをそろえる難しさを物語るのが、新庁舎の建設問題である。老朽化した旧国東町役場に入る市長部局と、旧安岐町役場に入る議会は現在、離れ離れだ。念願の統一新庁舎の建設場所を、市は国東町内に決めたが、市南部の旧2町出身市議らは納得せず、市の提案は議会で否決された。

 採決を巡り副議長が辞任するなどした後、移転案はギリギリの数の賛成で可決された。新庁舎は合併特例債の期限の来春までには完成の見込みだ。

◆創意と遺産

 厳しい地域情勢だからこそか、頑張る民間の取り組みが目立つ。農業では、再興を目指す「七島イ」やオリーブなどの生産が注目を集め、国東町の「夢咲茶屋」は全国農業コンクールで上位に入賞した。国見町では空き家の再生とともに工芸家らの移住が進む。世界農業遺産に認定された貴重な文化的財産もある。数多く残る伝統的な祭りに、国東半島芸術祭も加わった。こうした住民の取り組みを後押しし、民間の声を丁寧に聞き取って市政に生かす度量が新市長には期待される。

 ◆一騎打ちか

 同市長選にはこれまで、現職の三河明史氏(66)=無所属=と、新人で元県JA理事長の阿部新咲氏(60)=同=の2人が立候補を表明。一騎打ちになりそうだ。

4397チバQ:2015/02/12(木) 21:25:14
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150211ddlk41010539000c.html
鳥栖の課題は:市長選を前に/上 “市民の悲願”どう描く 高架化撤回の鳥栖駅周辺 /佐賀
毎日新聞 2015年02月11日 地方版

 県東端に位置し、交通の利便性などを背景に今も人口が伸び続ける鳥栖市。15日には市長選(22日投開票)が告示される。有権者は次の4年間のかじ取り役をどう選択するのか。市政の課題をピックアップする。【上田泰嗣】

 ■東西連携

 昨年9月の鳥栖市議会本会議。採決に参加した市議21人のうち11人の賛成で、議員提案された一般会計補正予算案の修正案が可決された。

 市側が提出した補正予算案の原案は、JR鳥栖駅周辺のまちづくり基本構想を策定するための検討委員会の設置費用を含んでいた。事実上、鳥栖駅の橋上化を打ち出し、現在はない駅東口を設ける計画だ。

 これに対して修正案は、構想のたたき台づくりをコンサルタント業者に委託する費用756万円を削除した。これに賛成する市議は討論で「東西連携策としての基本構想は駅東口をどう設置するかという問題に矮小(わいしょう)化された。拙速に策定にかからず、市長選後の新たな体制でスタートすべきだ」と訴えた。

 鳥栖駅を中心とした市街地の整備構想には30年近い経緯があり、鉄道線路で分断された駅東西の交通をスムーズにするのは市民の悲願とされる。

 駅周辺を含めた72ヘクタールの整備構想がまとめられたのは、バブル期の1987年。当時の計画策定調査の報告書には、高架になった鉄道線路をはじめ、大規模な多目的展示場やホテルなどが林立するイラストが描かれた。

 しかし、県による費用対効果の検証などで1・3キロに及ぶ線路の高架化は見送られ、2006年には正式に白紙撤回された。これを受け、地下道による東口設置も浮上したものの、法的な規制などもあり、計画は大きく動いていない。

 昨年9月の市の提案には、JR九州や県も理解を示しているといい、市議会でも整備自体に反対する勢力はない。今後、議論が盛んになるのは間違いなく、新市長がどのような未来図を描くのか、注目される。

 ■合併問題

 「人口10万人以上の九州の中核都市として発展させるため、早期実現を」。鳥栖市の経済人を中心につくる鳥栖コンベンション・シティー委員会が昨年7月、市に対し、基山、みやき、上峰の3町との合併を求めた。毎年実施している市への提言活動で、周辺町との合併は15年来続けている要求だ。

 平成の大合併では、実現へ向けた動きが具体化したことがある。市は01年に基山、上峰の2町の他、05年に合併してみやき町となった3町と研究会を発足させた。

 02年6月には任意合併協議会を設置。しかし、特例法期限内の合併を目指すかどうかで意見が分かれ、同年12月に発足した法定協には基山、上峰が参加しなかった。

 更に全域を都市計画区域に設定する時期を巡り、合併前に決定したい市と、設定によって市街化が抑制される市街化調整区域になることを警戒し、猶予を求める町側が対立。03年9月に当時の牟田秀敏市長が離脱を表明した。

 現在までの1市3町の関係は、12年に鳥栖・三養基地域ビジョンを策定するなど広域連携の強化にとどまっている。将来的な合併の必要性を語るみやき町の末安伸之町長も「絶好のタイミングだった10年前に合併を逃したのは鳥栖市が離脱したから」と述べ、市の周辺町への配慮を協議再開の前提とした。

4398チバQ:2015/02/12(木) 21:25:56
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150212ddlk41010144000c.html
鳥栖の課題は:市長選を前に/下 国際交流会を開催 “卵投げ”受け 「機会少なすぎた」 /佐賀
毎日新聞 2015年02月12日 地方版

 県内が寒気に包まれた8日、鳥栖市民文化会館の研修室には100人近くが集まり、人いきれで汗ばむほどになった。「こう折るのよ」。エキゾチックな顔立ちの男性に中高年の日本人女性が折り紙を教える。真剣な表情をしていたアジアからの留学生の顔に笑みが浮かぶ。女性同士がおしゃべりに夢中になっている姿も見られた。

 鳥栖市が市内のNPO法人と協力して初めて開いた外国人と市民らの交流会「こくさいカフェ」。スリランカ、インドネシア、フィリピンなどアジアを中心とした8カ国の人たち36人と鳥栖市民らが参加した。

 会では、折り紙のほか、民族衣装の紹介や手品、クイズなどで盛り上がった。外国人留学生による日本語のスピーチもあり、自国の女性差別について語ったネパール人女性のサリナさん(20)は「尊敬する女性は(昨年のノーベル平和賞を受賞した)17歳のパキスタンの少女、マララ・ユスフザイさん。世界を変えるのは女性の力です」と訴え拍手を浴びた。

 中国に留学経験があり、鳥栖市山浦町から参加した関谷孝一さん(66)は「日本人も中国人も互いを知らず、偏見も多い。理解し合うため中国人らとの交流会をしたいので、市がそういう市民をサポートするシステムが欲しい」と話した。

 市内では昨年5月、アジアからの留学生を狙った暴行事件が発覚した。県内唯一の日本語学校「弘堂国際学園」(山本由子理事長)のネパール人留学生の男性に生卵が投げつけられ、鳥栖市と福岡県久留米市の少年3人が逮捕された。2013年12月からベトナム人やスリランカ人も含め、計19人の男女留学生が被害に遭い、マヨネーズを掛けられたり、エアガンを発砲されたりしたケースもあったという。

 その後、学園には全国から「日本人として恥ずかしい」といったメッセージが寄せられた。市も外国人の人権尊重を訴えるチラシを作製。市民グループからはいじめや差別根絶を求める要望が市に提出された。

 鳥栖市在住の外国人数は昨年末に798人に上り、10年前の04年末の512人から300人近く増加している。山本理事長は「外国人も増えているのに国際交流が少なすぎた」と事件の背景を指摘する。今回の交流会は普段から市民と外国人が触れ合う機会を設け、相互理解を深めようと開かれた。

 学園は、これまでも市内8小学校のうち、自転車で移動する学生が訪問しやすい5小学校と交流を続けている。今回の事件を受け、来年度は市が交通費を補助し、訪問範囲を拡大する方向という。

 山本理事長は「差別を克服するには、小さい時から交流するのが大切。学生も弟や妹と接している気持ちになり、癒やされているようだ」と意欲を見せている。【上田泰嗣】

4399チバQ:2015/02/12(木) 21:26:35
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30108/153386
=成長するまち鳥栖=(1)東西連携
2015年02月05日 09時51分
JR鳥栖駅の東側。駅舎のある西側と行き来するには「虹の橋」を渡る必要があり、利用者は駅東口開設を期待している
JR鳥栖駅の東側。駅舎のある西側と行き来するには「虹の橋」を渡る必要があり、利用者は駅東口開設を期待している
■駅東口30年来の懸案 まちづくりの「顔」、議論を

 九州の交通の要衝として発展を続ける鳥栖市。その優位性から企業進出や宅地開発が相次ぎ、人口は7万2千人を超え、県内で唯一、2035年ごろまで人口増が続くと予想されている。15日告示、22日投開票の市長選を前に、2期8年の橋本市政を検証、市の課題を探る。

 「鳥栖駅の東口開設は30年来の悲願。今回の市長選の争点として候補者は意見をぶつけ合い、今度こそ実現してほしい」。駅前の本通筋商店街に店を構える70代男性は、計画の先延ばしが続く懸案の解決に期待を込める。

 鹿児島線と長崎線の分岐点である鳥栖市は鉄道のまちとして発展する一方、中心部が線路と駅舎で分断されてきた。東西連携は歴代市長が熱望する。1987(昭和62)年、市は鉄道高架計画を発表したが、財政的な問題などから進まず、97年に高架化を先送りした。2006年には費用対効果が小さいなどとして事実上、計画を断念した。

 その後、九州新幹線鹿児島ルートの開通も見据え、駅前広場や駐車場整備を手掛けたものの、東口開設は手つかずの状態で残った。近年はサガン鳥栖のホームゲーム終了後に駅の東西を結ぶ「虹の橋」が混雑し、事故も懸念されている。こうした中、執行部が昨年9月、市議会に提案したのが「橋上駅」化を含めた東口開設計画だ。

 ただ、議会での論議は平行線をたどった。JR、県との交渉準備が整ったことを強調する執行部に対し、一部議員が新しく選ばれた市長のもとで進めるべきと反発。予算は部分的にしか認められず、計画は市長選後に先送りとなった。

 なぜ東口開設はここまで長引いているのか。九州新幹線・新鳥栖駅の開業が重点施策になっていた影響もあるが、ベテラン市議は「鉄道高架でなければ渋滞問題を解決できないという考えを捨てきれなかったから」と指摘する。

 新鳥栖駅開業から3月で4年。在来線の利用客も部分的に新駅に動くと思われたが、鳥栖駅の利用客はむしろ増加基調にある。1日当たりの乗車人員6980人(13年度)は2年間で約300人伸びている。通勤・通学など市民の日常を支える駅として、今後もその重要性が衰えることはなさそうだ。

 当然ながら、駅を改築すれば事足りるわけではない。渋滞解消に一定の道筋をつけ、駅周辺のまちづくりの方向性を示す必要がある。商店街は新しい飲食店が増える一方、旧来からの商店は売り上げの減少に苦心している。市が保持してきた周辺の高架用地の活用も論議しなければならない。

 構想から30年近くを経て現実路線として浮上してきた橋上駅。市中心部の“顔”をどうつくり上げていくかが問われている。

【市長選2015明日を問う】

4400チバQ:2015/02/12(木) 21:26:51
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30108/153772
=成長するまち鳥栖=(2)企業誘致
2015年02月06日 09時57分
新産業集積エリアの予定地。国との農地転用交渉に時間を要し、分譲開始が遅れている=鳥栖市幸津町
新産業集積エリアの予定地。国との農地転用交渉に時間を要し、分譲開始が遅れている=鳥栖市幸津町
■開発迅速化へ特区提案 15日告示22日投開票

 「あと数人、地権者の了承をいただければ着工できる」。1月6日、鳥栖市内のホテルであった賀詞交換会。橋本康志市長は2008年から市南部の幸津町で進めている新産業集積エリア(約28ヘクタール)の着工に一定のめどが立ったことを示した。国との農地転用交渉に時間を要し、当初計画より6年遅れ。関係者には「もっと早くやれたはず」との思いもにじむが、それほど国の規制が厳しいという現実が横たわる。

 市は高度経済成長とともに企業誘致を加速させてきた。1963年の轟木工業団地の完成以降、大型開発は07年の流通業務団地まで5カ所約230ヘクタールに及び、進出協定を結んだ企業は189社に上る。ここ8年間では51社の進出で約5千人の新規雇用が生まれたが、好条件の用地は完売した。そのため県と連携して新団地の造成を目指している。

 この3年間、景気の回復基調もあり、市には約40社から進出の相談が寄せられた。「それなのに受け皿となる用地がなく、みすみす好機を逃した格好」と市の担当者は悔しがる。

 市域は約72平方キロで佐賀市の6分の1程度しかなく、丘陵地などの開発適地は整備を終えている。今後は農業振興とのバランスを考慮しつつ、農地転用で用地確保を目指すしかないのが実情だ。市は現状打破を狙い、国に開発特区のプランを提案している。

 企業からの要望が多い高速道・鳥栖ジャンクションから車で5分程度のエリアに限定し、農地法や都市計画法で定められた土地利用の規制緩和を求め、産業団地形成の迅速化を図る狙い。昨年9月に1次ヒアリングを終え、いまは国の動向を注視している段階だ。

 地域間競争に打ち勝つため、団地造成にはスピードが不可欠で、「同時にこれまでにない業種の誘致が発展の鍵になる」と担当者。新産業集積エリアには成長が見込まれるロボットやバイオなどの分野を優先的に誘致する考えだ。

 人口減少が進む中、地域ごとに担うべき役割はより明確化が求められる。市は「農地の保全は当然必要だが、全国一律でいいのかということ。農地を確保すべき地域と、それ以外に有効活用する地域があっていい」と地方の主体的な判断を認めるよう訴える。それが東京への人口流出を止める防波堤になると強調する。

 九州の拠点エリアとしてさらに雇用を創出できれば、県はもちろん、福岡、久留米都市圏との一体的な発展にもつながる。まずは4年後の分譲開始を目指し、新産業集積エリアをしっかりと軌道に乗せることが肝要となる。

【市長選2015明日を問う】

4401チバQ:2015/02/12(木) 21:27:05
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30108/154205
=成長するまち鳥栖=(3)観光振興
2015年02月07日 09時49分
新鳥栖駅に最も近い市営駐車場は1日100円の料金設定で常にほぼ満車状態になっている=鳥栖市原古賀町
新鳥栖駅に最も近い市営駐車場は1日100円の料金設定で常にほぼ満車状態になっている=鳥栖市原古賀町
 3月で開業4周年を迎える九州新幹線・新鳥栖駅。新大阪直通「さくら」の停車本数は開業時に上下合わせて7本だったが、翌年に倍増。昨年3月からは全34本が止まるようになり、利便性が大きく向上した。サガン鳥栖の試合日は、関西などから訪れた相手チームのサポーターが在来線に乗り換え、スタジアムに向かう姿も目にする。

 1日当たりの乗降客数(在来線を含む)は1年目1800人で、2年目2200人、3年目2500人と増え続け、本年度は3千人程度を見込む。JR九州は「全てが“さくら効果”とは言い切れない」と控えめだが、切符や定期券などの売り上げは対前年比2割増と好調だ。乗降客の伸び率は鹿児島ルートの新駅の中でトップクラスという。

 好調の理由としては在来線への分岐機能を持ち、長崎方面への利用が多いことも挙げられる。もう一つはマイカーから公共交通に乗り換えるパークアンドライドの浸透だ。

 駅前には24時間100円の市営駐車場約600台分があり、こちらの利用も前年同期を16%上回っている。駅に最も近いところは常に満車状態で、市新幹線対策係は「仮に3日止めても300円。新鳥栖まで車で来て、出張や旅行の起点とする人が増えているようだ」と話す。

 駅前のバス駐車場は期待された修学旅行の利用が伸び悩んでいるものの、「別の使われ方が広がっている」と鳥栖観光コンベンション協会の本田一也事務局長(44)。100円駐車場や集合場所としてのアクセスのよさが評価され、旅行各社が新鳥栖駅起点の観光ツアーを打ち出している。

 順調に利用客を伸ばしているだけに、市中心部への誘客が課題となってくる。その意味で新鳥栖駅とともに期待しているのは、年間500万人以上の買い物客を集めている鳥栖プレミアムアウトレットだ。

 車利用の人が圧倒的に多く、「ランチだけでもいいので中心部まで足を延ばしてくれたら、大きな経済効果になる」と本田事務局長。アウトレットにはアジアからの観光客も増えており、「中国の人に豚骨ラーメン、韓国の人には回転ずしが人気。そうしたさまざまな要望に応えたい」と力を込める。

 市の先進性という部分では、新鳥栖駅前に開業2年目の重粒子線がん治療施設「サガハイマット」もある。がんを切らずに治す先端施設は200人待ちだ。

 観光資源としては他都市より目立つ素材が少ないものの、スポーツや医療、アウトレットなど新基軸を生かし活路を見いだしたい。

【市長選2015 明日を問う】

4402チバQ:2015/02/12(木) 21:27:19
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30108/155028
=成長するまち鳥栖=(4)広域連携
2015年02月10日 10時35分
災害時の避難者相互受け入れで協定を結ぶ鳥栖・三養基の首長たち。広域連携が進む一方、合併論議には踏み出せない状況が続いている=2013年4月18日、鳥栖市役所
災害時の避難者相互受け入れで協定を結ぶ鳥栖・三養基の首長たち。広域連携が進む一方、合併論議には踏み出せない状況が続いている=2013年4月18日、鳥栖市役所
 「みやき町の新庁舎、複合防災施設に」「基山町立図書館が着工」「上峰町の太陽光発電所が完成」-昨年後半から新年にかけ、鳥栖市に隣接する三養基郡3町では施設整備のニュースが相次いだ。平成の大合併のピークから10年。合併推進の鳥栖市と広域連携を優先する3町には温度差があり、合併論議に踏み出せない状況が続いている。

 県東部では2002年に合併をめぐる動きがあった。この時、基山、上峰は独自路線を選択した。市は北茂安、中原、三根の3町と法定協議会を設置したが、都市計画区域の設定で対立し、03年9月に協議会を離脱した。残った3町が合併して誕生したみやき町は3月で10周年を迎える。

 橋本康志市長は合併推進などを訴え、07年に初当選。12年には職員交流など11項目を盛り込んだ「鳥栖・三養基ビジョン」を3町と策定した。災害時の避難者相互受け入れ、図書館の広域利用で協定を結ぶなど連携を深めているが、合併の協議組織は設立できていない。市長は「将来的には合併がどうしても必要。見通しが立っていないことは反省したい」と口にする。

 いま3町はどんな考えなのか。みやき町の末安伸之町長は、鳥栖市の全国的な知名度の高さを認めつつも、「合併は一つの手法。10年前は行政サービスの水準を維持させるため合併せざるを得ない状況だったが、いまは大義がない」と語る。上峰町の武広勇平町長は「合併にはビジョンが必要」とし、連携事業を進めて将来に備える必要性を強調する。基山町の小森純一町長も「合併自体は否定しないが、平成の大合併で本当に効率化、合理化できたのか。その検証が先だ」と慎重だ。

 合併を推進した国は広域連携などによる地方創生に施策の軸足を移しつつある。平成の大合併は合併特例債の発行など優遇措置で一気に進んだが、その恩恵は既に薄れている。人口の自然増は望めず、超高齢化への対応は喫緊の課題。市町の枠を越えた定住自立圏や連携中枢都市圏で医療、交通などの生活基盤を守ることを訴えている。

 市は1989年に久留米、小郡、基山との3市1町で筑後川流域クロスロード協議会を結成。県域を超えてスポーツ大会の共同開催など広域連携事業に取り組んできた経緯もある。地方自治に詳しく、昨年11月の協議会主催シンポジウムで基調講演した一橋大大学院の辻琢也教授は「この圏域の都市構造で何ができるのか。身近なところから考え始めてほしい」と語る。

4403チバQ:2015/02/12(木) 21:27:33
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30108/155339
=成長するまち鳥栖=(5)郷土意識
2015年02月11日 10時02分
3月末の完成を目指して建設工事が進む「弥生が丘まちづくり推進センター」。さまざまな市民活動の拠点になる=鳥栖市弥生が丘
3月末の完成を目指して建設工事が進む「弥生が丘まちづくり推進センター」。さまざまな市民活動の拠点になる=鳥栖市弥生が丘
 「地域のリーダーを決める大切な選挙なのに…」。1月11日、午後9時を回った鳥栖市民体育館。知事選の開票が進む中、立会人の男性が困惑した表情を見せた。市選管が発表した投票率は42%。県内20市町で最も低く、有権者5万5千人のうち3万2千人が棄権していた。「福岡に目が向いている人が多いのは事実だが、これではふるさと意識があるとは言えない」

 人口減に悩む市町が多い中、市の人口は毎年800人ペースで増え続けている。弥生が丘、蔵上町などのニュータウンは宅地開発が進み、鳥栖駅前には20階建てのタワーマンションも建設中。福岡などからの流入で人口構成は30、40代と子どもが多い。こうした新しい市民に「共助」の意識を育んで、まちづくりに主体的に取り組んでもらうことが課題になっている。

 そのため市は2011年から8小学校区ごとに自治組織「まちづくり推進協議会」の設立を促してきた。既に7校区で誕生し、いまは弥生が丘校区の活動拠点となるセンターの新設工事が3月末完成を目指し急ピッチで進んでいる。

 弥生が丘校区には子育て世代を中心に約7千人が暮らす。「これまではお隣の田代校区と一緒に活動してきたが、春からは独自に組織を立ち上げなければならない。子どもたちが住んでよかったと思えるまちにしたい」。校区内の柚比町区長で旗振り役を務める上野勝之さん(72)は力を込める。昨年12月から委員21人が定期的に集まり準備を進める。

 市の自主財源比率は61・2%と他市町がうらやむ高さだが、恵まれているといってもおのずと限界はある。市は市民と協働で地域力を高めようと、各種団体からまちづくりのアイデアを募集し、活動助成金10万〜30万円を贈っている。

 昨年4月の審査会には8団体が参加し、安良川沿いのコスモスロードづくりに取り組む四阿屋(あずまや)会や難病支援の会など5団体が助成を受けた。県CSO推進機構代表理事で選考委員会の副委員長を務めた川副知子さん(74)は「まちを活性化させる芽がいっぱい出てきている。行政は共に活動してくれる市民層をさらに掘り起こして」と期待する。

 市内には日本語学校の留学生や企業の海外研修生ら県内で最も多い約千人の外国人が暮らす。昨年、留学生を狙った卵投げつけ事件を機に、多文化共生の取り組みも強めている。誰もが安心できる地域に磨き上げる必要がある。

 市長選は15日に告示を迎える。川副さんは「自分自身がどう生きていきたいのか、その考えを表現できる権利と受け止めてほしい」と語り、必ず投票所へ足を運ぶよう訴える。=おわり

(鳥栖支社長・杉原孝幸が担当しました)

4404チバQ:2015/02/12(木) 21:28:15
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2015/02/12/131805701
大分市長選 椋野氏が出馬を検討


 大分大学福祉科学研究センター教授の椋野(むくの)美智子氏(58)が大分市長選(4月26日投開票)への出馬を前向きに検討していることが12日、関係者への取材で分かった。複数の関係者と支援態勢などをめぐって協議を重ねている。
 椋野氏は同日、「さまざまな方から出馬の打診を受け、周囲に相談している」と話した。
 日田市出身。大分上野丘高校、東京大学を卒業。1978年に旧厚生省に入り、浦和市(現さいたま市)福祉部長、厚労省社会・援護局総務課長などを歴任。2006年に大分大教授となり、副学長も務めた。
 大分市長選には元中小企業庁次長で新人の佐藤樹一郎氏(57)が出馬を表明しており、自民党、維新の党、日本を元気にする会が推薦を決めている。現職の釘宮磐氏(67)は知事選(4月12日投開票)に出馬する意向。

4405チバQ:2015/02/13(金) 20:29:33
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150213ddlk44010548000c.html
選挙:別府市長選 安達氏が出馬表明 「宝の山、生かされていない」 /大分
毎日新聞 2015年02月13日 地方版

 任期満了に伴う別府市長選で、元朝日新聞社員の安達澄(きよし)氏(45)が12日、立候補を表明した。

 同市長選では昨年6月に長野恭紘(やすひろ)元市議(39)が、9月には泉武弘市議(70)、元国土交通省技官の春田義信氏(58)、地元の「はとタクシー」社長の梅野雅子氏(54)が立候補を表明。安達氏で5人目の出馬表明となる。浜田博市長(76)は引退を表明している。

 記者会見した安達氏は「温泉をはじめ、数多くある宝の山が十分に生かされず、長年もったいないと感じてきた。外から見る方が故郷を冷静に分析できる場合もある。自分が東京の二つの民間会社で培った戦術を市政に生かし、全国から『さすが』と言われる別府に変えたい」と語った。

 別府市出身の安達氏は別府青山高、上智大を卒業後、新日鉄に入社。東京の本社などに勤務した後、1999年に朝日新聞社へ入社。広告局、社長室、教育総合本部に勤務した後、選挙準備のため昨年12月に退社した。【大島透】

4406チバQ:2015/02/13(金) 20:29:49
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150213ddlk44010539000c.html
’15統一選おおいた:大分市長選 大分大教授、出馬検討 「初の女性」擁立の動き /大分
毎日新聞 2015年02月13日 地方版

 大分市長選(4月26日投開票)に大分大福祉科学研究センター教授の椋野美智子氏(58)が出馬を検討していることが12日、関係者への取材でわかった。複数の関係者によると、出馬に向けて前向きに検討しており、近く正式に意思表明する見通し。釘宮磐市長(67)の知事選転出後の対応を協議してきた民主党県連や連合大分の関係者らも椋野氏の支援を検討する。【佐野格】

 椋野氏は毎日新聞の取材に「今はお話しできることはない」としている。

 椋野氏は大分上野丘高、東京大卒。旧厚生省に入省し、内閣府参事官(高齢社会対策担当)や厚生労働省社会・援護局総務課長などを歴任。2006年から大分大教授を務めている。

 大分市との関係では社会福祉審議会委員などの経歴もある。ある連合関係者は「社会福祉のプロ。優秀な人だ」と話している。

 釘宮氏の知事選転出表明を受け、連合大分関係者らが水面下で後継候補擁立作業を進めていたが、難航していた。一方で、椋野氏に対して「初の女性市長」を旗印に擁立を求める動きもあり、椋野氏出馬を視野に入れ、幅広い支援体制の構築に向けて調整してきた。連合は週明けにも対応を協議する方針。

 これまで立候補を表明しているのは、元中小企業庁次長の佐藤樹一郎氏(57)=自民・維新・元気推薦=のみ。経済産業省の後輩に当たる佐藤氏について広瀬勝貞知事(72)は「敬愛する後輩」と述べ、1月31日の佐藤氏の会合にも出席している。

 これに対し、広瀬氏と争うことになる釘宮氏の支援者からは「『広瀬・佐藤両氏』に対して、釘宮氏と一緒に戦える相手を」という声が出ていた。同市長選には、共産党も候補擁立を検討している。

4407名無しさん:2015/02/15(日) 16:47:59
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015021500082
自衛隊配備で22日住民投票=賛否二分、神経とがらす政府-沖縄・与那国

 日本最西端の島の沖縄県与那国町で22日、陸上自衛隊の沿岸監視部隊配備の是非を問う住民投票が行われる。賛成派と反対派がそれぞれ戸別訪問などを繰り返すなど運動は過熱しており、町関係者によると、「賛否は拮抗(きっこう)している」。住民投票に強制力はないが、結果が外間守吉町長の判断に影響を与えることは確実だ。2015年度末までの部隊配備を目指す防衛省は、動向を注視している。
 人口約1500人の同町で、住民投票の有権者は中学生以上の約1300人。町に永住する外国人5人も投票権がある。投票は配備に賛成、反対の項目のいずれかに丸印をつける方式で、22日に開票される。
 賛否の対象は、南西諸島防衛強化の一環で防衛省が進めている計画で、監視部隊約150人の駐屯と沿岸監視レーダー設置が柱。与那国は尖閣諸島まで約150キロと地理的に近く、海洋進出を強める中国を念頭に、レーダーで航空機や船舶の動きを早期に把握する狙いがある。
 町内には自衛隊が配備されれば人口が増え、活性化につながるとして賛成する声がある一方、監視レーダーの電磁波による健康被害などを理由に反対論がある。
 中谷元防衛相は13日の記者会見で、仮に投票で反対多数だったとしても「順を踏んで事業を実施してきた。予定どおり(配備を)遂行していく」と述べ、計画を推進する意向を強調した。
 ただ、これまで自衛隊誘致に積極的だった外間町長は同日、那覇市で取材に対し、反対多数となれば「町として自衛隊に非協力的な状況になる」との認識を示した。政府側は「町の協力がなければ部隊運営は成り立たない」(防衛省幹部)としており、投票の行方に神経をとがらせている。(2015/02/15-14:13)

4408チバQ:2015/02/16(月) 00:39:24
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150215ddlk44010379000c.html
選挙:大分市長選 椋野氏支援を表明−−民主県連代表 /大分
毎日新聞 2015年02月15日 地方版

 大分市長選(4月26日投開票)への出馬を検討している大分大福祉科学研究センター教授、椋野美智子氏(58)について14日、民主党県連の足立信也代表が「椋野氏は市長にふさわしい人間だと思っている」と述べ、立候補を表明した場合に支援する意思を示した。椋野氏は近く正式表明する見通しだという。県連としては推薦など組織決定はせず、自主的に支援していく。

 この日、党県連は大分市内で常任幹事会を開催。足立代表は県連としていずれの首長選も推薦決定などしないとした上で、県知事選転出を表明している釘宮磐・大分市長(67)、別府市長選への出馬を表明した元朝日新聞社社員の安達澄(きよし)氏(45)についても支援する意思を表明した。

 幹事会後、足立代表は報道陣に、いずれも擁立に携わっていることを明らかにし、3氏は「『地方が主役』という民主党の考え方を共有できている」と話した。【佐野格】

4409チバQ:2015/02/16(月) 00:54:11
>>4407
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015021502000108.html
基地造成進む与那国島 住民投票へ  陸自誘致 島を二分
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2015年2月15日 朝刊


造成工事が進む、陸上自衛隊沿岸監視部隊の配備予定地=沖縄県与那国町で
写真
 日本最西端の沖縄県・与那国島(与那国町)で、陸上自衛隊沿岸監視部隊配備の賛否を問う住民投票が二十二日に実施される。地域の活性化か基地のない島か-。これまでも選挙のたびに争点となってきた。投票結果に法的拘束力はないが、誘致派と反対派で島を二分した激戦となる見通しだ。
 重機が岩盤を削るたびに粉じんが舞い上がり、石を積んだ大型ダンプカーがひっきりなしに往来する配備予定地。造成工事を進める工事関係者がつぶやく。「ここに体育館ができるが、岩盤が固くて順調に工事が進まない」。せわしなく動く重機の近くを、在来馬のヨナグニウマが二十頭、ゆっくりと歩いていった。
 台湾から約百十キロしか離れていない与那国島は、中国や台湾が領有権を主張する尖閣諸島にも近い。防衛省は海洋進出を活発化させる中国に対抗し、南西諸島の防衛力強化を掲げている。与那国島の沿岸監視部隊配備もその一環だ。
 これまで選挙のたびに賛否が争われ、二〇一三年八月の町長選では、五百五十三票を獲得した誘致派の外間守吉(ほかましゅきち)町長が四十七票差で反対派に辛勝し、三選を果たした。
 今回の住民投票では、永住外国人も含む中学生以上の町民が投票資格を有する。
 町選挙管理委員会によると、有権者は千二百八十四人で、うち永住外国人は五人、中学生以上の未成年者は九十七人だ。
 「自衛隊基地誘致に断固反対」「自衛隊誘致は我々の悲願」。住宅の壁には賛否それぞれの横断幕がいくつも掲げられている。
 「自衛隊員が来れば、税収で島の新たな財源が生み出される」。誘致派の町漁業協同組合の組合長嵩西(たけにし)茂則さん(52)は、人口減少に歯止めがかからない島の活性化に期待。住民投票自体に疑問を投げ掛ける。「工事が進んでいるのに、いまさら住民投票をしてどうするのか。この論争に明け暮れて疲れた」
 反対派の自営業山口京子さん(56)は「基地があれば、戦争になると狙われる」と訴える。東京から移住して三十二年。気持ちがゆったりできる島だと感じている。「基地の島だと言われるのはたまらない」。住民投票で反対の民意を示し、配備阻止につながることに期待を込めた。
 外間町長は、反対派が過半数となっても配備に反対しないと明言している。防衛省によると、沿岸監視部隊は約百五十人規模で、一六年三月末までに配備する予定。

4410チバQ:2015/02/16(月) 00:55:32
http://www.sankei.com/politics/news/150215/plt1502150006-n1.html
2015.2.15 06:00
【与那国住民投票】
中学生、永住外国人にも“投票権” 国防を委ねる愚 「邪な奇策」は問題だらけ

ブログに書く2




(1/5ページ)

陸上自衛隊「沿岸監視隊」配備反対派の横断幕=沖縄県与那国島(半沢尚久撮影)
 日本最西端の与那国島(沖縄県与那国町)への陸上自衛隊「沿岸監視隊」の配備について賛否を問う2月22日の住民投票が1週間後に迫った。配備賛成派と反対派双方の訴えが熱を帯びるが、陸自配備を争点にした過去2回の町長選では陸自を誘致した外間守吉町長が連勝しており、同じ問題が蒸し返される事態は極めて異様だ。しかも、日本の国防を左右する重要政策ににもかかわらず、住民投票で中学生と永住外国人に投票資格を与えた。住民投票の正当性そのものが問われる問題といえる。

活性化vs健康被害

 「与那国の未来、『自衛隊が来たら…』」

 賛成派は「自衛隊に賛成する会」を設置し、陸自配備の意義をまとめた資料を作成した。人口減と高齢化が進む中、若い陸自隊員160人と家族90人(予想人数)が町民となることで税収と雇用が増えて島が活性化し、災害対応を含め「島民の安心・安全がしっかり守られる」と訴えている。

 反対派も「住民投票を成功させるための実行委員会」を結成。作成した資料では、部隊に配備される監視レーダーによる健康被害について、レーダーの電磁波が「私たちをむしばむ」と不安をあおり、「私たちの体は、私たち自身が守らなければなりません」と強調している。

 賛成する会の金城信浩会長は「何度も同じ問題を町民に問い、きりがない気がするが、住民投票をやるからには勝つ。これで決着をつけたい」と語る。

 一方、反対派で住民投票実施を主導した町議は「町長選は陸自配備以外にも争点があり、陸自配備に絞った住民投票で民意を問う必要があった」と話す。

 平成21、25年に行われた町長選はいずれも陸自配備を最大の争点とする一騎打ちで、外間氏が反対派を破っている。

邪な奇策

 麗澤大学の八木秀次教授は「首長選で勝てない少数派の奇策として住民投票が行われることが多く、邪な手法だ」と断じる。

 国政選挙では未成年である中学生はもちろんのこと、成人でも日本籍を持たなければ投票に参加できない。憲法15条が根拠になっているのだ。ところが、反対派町議は中学生と永住外国人に投票資格を与えるという奇策も強く要求し、実現させた。

 住民投票の投票資格がある町民は1284人。このうち選挙権のない中学生は41人、高校生や20歳未満は56人、永住外国人は5人で計102人だ。

 この102人という数は与那国町では決して小さくない。25年の前回町長選は外間氏と相手候補の差はわずか47票だった。

 賛成派の町議は「中学生と永住外国人を巻き込み、なりふり構わず反対票を上積みしようとしている」と批判する。

 八木教授は永住外国人に投票資格を与えたことについて、こう指摘する。

 「外国人は国籍を有する国への国防と忠誠の義務を負っており、いわば外国の潜在的兵士だ。日本の防衛にかかわる陸自配備の住民投票に参加させることは大きな矛盾をはらんでいる」

 中学生についても「判断能力が未熟で、大人の発言やマスコミの論調の影響を受けやすい」とし、国防に関する住民投票に参加させることは不適切だとの認識を示す。

 しかも沖縄のマスコミは左派に偏っている。反対派は、マスコミの論調が中学生に与える影響も有利に働くと踏んでいるはずだ。

4411チバQ:2015/02/16(月) 00:56:04
根拠なき主張

 町内には中学生を洗脳するかのような反対派のビラも貼られている。

 「住民投票用紙の記入の方法」と題し、「反対に◯を記入し、島民の誇りを住民投票で示そう!」と記している。

 何を根拠にしているか定かではないが、こんな横断幕も掲げられていた。

 「自衛隊基地ができたら米軍もやって来る!」

 反対派議員の一人も産経新聞の取材に同じような主張をしたため、その根拠を聞いたが、まったく要領を得なかった。

 そもそも与那国町に配備する沿岸監視隊は地上レーダーで数十キロ先までの海・空域を警戒する部隊に過ぎない。駐屯地の面積も小さく、そこを米軍が活用するメリットは見いだしにくい。

 反対派があえて米軍を持ち出したのは、昨年11月の県知事選と12月の衆院選の「余勢を駆るためだ」(町幹部)との見方がある。

 知事選では米軍普天間飛行場(同県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古移設に反対する翁長雄志(おなが・たけし)氏が勝利した。衆院選でも翁長氏と連携する候補者が全4選挙区で勝利を収めた。

 この「反辺野古」の勢いを陸自配備の住民投票に引き込みたいがために、何の根拠もなく米軍が展開してくる可能性があると主張しているのであれば、町民に理性ある判断を仰ぐ姿勢とは程遠い。邪の極みといっても過言ではあるまい。

 陸自駐屯地と監視所の工事は着々と進んでいる。先月16日の住民説明会では、防衛省は監視レーダーの電磁波が人体に影響を与える危険性はないと明確に回答してもいる。

 町民の冷静で現実的な判断を待ちたい。

(那覇支局長 半沢尚久)

4412名無しさん:2015/02/16(月) 15:03:59
>>4411
米軍がやって来ないとは言い切れないでしょ
可能性としてゼロではない
産経新聞ほどインチキくさいものはないのだ
意味不明な思いこみ記事ばかりなんだからさ

4413チバQ:2015/02/16(月) 22:17:53
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150216ddlk44010314000c.html
選挙:国東市長選 現職に新人挑む 人口減対策など争点に /大分
毎日新聞 2015年02月16日 地方版

 任期満了に伴う国東市長選が15日告示され、再選を目指す現職の三河明史氏(66)=無所属=と、新人で元県JA理事長の阿部新咲氏(60)=同=が立候補した。

 三河候補は午前9時から国東町小原の選挙事務所前で開いた出陣式で、支持者約400人を前に第一声。「トップセールスで国東市を売り込みます。現場主義、対話主義に徹します。市役所を強力な政策集団に変えます」と支持を訴えた。

 阿部候補は午前9時前、国東町田深無田の選挙事務所前で、約200人を前に第一声。「農政や子育て支援に力を入れます。子供たちが夢と希望を持て、働く世代が誇りと生きがいを感じ、高齢者が安らげる国東市を作ります」と訴えた。

 始まった1週間の選挙戦では、急激な人口減少への対策や、少子高齢化に伴う子育て支援と高齢者福祉、TPP以降の農業政策、ソニー関連工場の撤退問題などが主な争点になりそうだ。

 投票は22日午前7時〜午後7時、市内18カ所で。午後8時15分からアストくにさきで即日開票され、深夜には当落が判明する。14日現在の有権者数は2万5940人(男1万2246人、女1万3694人)。【大島透】

==============

 ◇立候補者(届け出順)
三河明史(みかわ・あきふみ) 66 無現(1)

 市社会福祉協議会長[歴]県東京事務所長▽県東部振興局長▽県貿易協会常務理事▽同志社大

阿部新咲(あべ・しんさく) 60 無新

 農業[歴]県連合青年団事務局長▽日本青年団協議会理事▽国東町議▽県農協理事長▽国東農業高

4414チバQ:2015/02/16(月) 22:18:24
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150216ddlk44010307000c.html
’15統一選おおいた:知事選/大分市長選 民主会合に釘宮・椋野氏 反「広瀬・佐藤氏」鮮明に 連合大分は対応に苦慮 /大分
毎日新聞 2015年02月16日 地方版

 知事選転出を表明している釘宮磐・大分市長(67)と、同市長選に立候補を検討している大分大福祉科学研究センター教授・椋野美智子氏(58)が15日、大分市で開かれた民主党参院議員の会合に参加した。同党県連の足立信也代表は両氏の支援を表明している。自民党は知事選で現職の広瀬勝貞氏(72)、大分市長選で元中小企業庁次長の佐藤樹一郎氏(57)を支援する方針で、民主側の反「広瀬・佐藤両氏」の旗色が鮮明になった格好だ。【佐野格】

 会合は民主党の選挙区選出の参院議員9人が参加した「参地ネットin大分」。檀上に上がった釘宮市長は来場者を前に「(参加した参院議員は)私が民主党衆院議員を辞めた後に国政に参加している。時代を感じますが、一緒に頑張りましょう」とあいさつ。その後、足立代表は、医療・介護・福祉について相談している友人として椋野氏を紹介した。会合には別府市長選に出馬表明した安達澄(きよし)氏(45)も参加し、長野恭紘(やすひろ)氏(39)を別府市連が推薦している自民党への対抗姿勢を示した。

 自民は知事選では広瀬氏を全面支援、大分市長選は佐藤氏の推薦を決めており、「広瀬・佐藤両氏」のセットで知事選と大分市長選を戦う意向だ。これに対し、民主側は推薦などの組織決定はしないが、「釘宮・椋野両氏」を実質的に支援することで自民側に対抗したい考えがにじむ。

 ただ、同党の支援団体である連合大分は対応に苦慮している。連合傘下の民間企業労組も加わる「みんろうきょう」が既に広瀬氏の推薦を決めているからだ。「広瀬・佐藤」VS「釘宮・椋野」の構図は、自民への対抗軸としては分かりやすい一方、広瀬氏を推す組合の反発を招くのは必至だ。

 連合大分は、知事選と大分・別府両市長選への対応について週明けから議論を本格化する予定だ。連合大分関係者は「釘宮氏と椋野氏を足立代表が会合の場で紹介したのは大きい」と指摘する。

 知事選にはこの他、1級造園技能士の箕迫高明氏(65)が出馬を表明。共産党も両選挙に独自候補擁立を検討している。

4415チバQ:2015/02/16(月) 22:18:55
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150216ddlk41010246000c.html
選挙:鳥栖市長選 告示 現新の三つどもえ戦に /佐賀
毎日新聞 2015年02月16日 地方版

 任期満了に伴う鳥栖市長選が15日告示され、いずれも無所属で、飲食店経営の新人、古賀秀紀氏(59)▽前市議の新人、中村圭一氏(45)=自民推薦▽3選を目指す現職、橋本康志氏(59)−−の3人が立候補を届け出た。投開票は22日。期日前投票は16〜21日午前8時半〜午後8時に市役所で。14日現在の選挙人名簿登録者数は5万5560人。

 各候補は午前8時半から立候補の届け出を済ませるとそれぞれの出陣式で第一声を放った。その後は市内遊説に乗り出すなどした。

 同選挙は九州の交通の要衝として人口増加が続く鳥栖市の可能性を高める方策などが争点。各陣営は企業誘致策やJR鳥栖駅周辺再開発、学校増設などを訴えている。【上田泰嗣、生野貴紀、中尾祐児】

 ◆市長選立候補者の第一声(届け出順)

 ◇雇用や進学の選択肢示す−−古賀秀紀氏
 今の市政は市民の思いが反映されていない。一部の人のための政治だ。若い男性の雇用の場がない。市職員としての職場を増やし、身分保障や生活安定を図りたい。市内に学校が少ない。進路先がないから若者が都会に出る。帰ってこられるように雇用先や進学先の選択肢を示したい。鳥栖はスポーツの街だ。バレーボールの本拠地にしたい。原発については現在、電気は足りている。太陽光発電など自然再生エネルギーを公共事業化したい。

 ◇もったいないをすごいに−−中村圭一氏
 市政を議員として間近に見てきた。もったいない鳥栖が「もったいないまま」になってしまっている。どうしても前進をさせないといけないと思い立候補した。目的を達成のために、どんな障害があろうとも、みんなで乗り越えていく。私ならこの鳥栖を一つにすることができる。そのために、この戦い勝たないといけない。現職の背中が手を伸ばせば、つかまえられるところまで来ている実感がある。もったいないをすごいに変えていきたい。

 ◇市民に軸足置いた行政に−−橋本康志氏
 今回の選挙は、一部の人の思いで振り回される市政にするのか、7万市民にしっかりと軸足を置いて公正公平な市政にするのか、市民の良識が問われている。また、私の原点であるJR鳥栖駅周辺の再開発が、やっと県とJR九州の了解を得て、いよいよ実現の時を迎えつつあり、これを勝ち取る選挙でもある。これから1週間、サガン鳥栖の選手のように諦めず最後まで懸命に走り抜け、今後4年間も懸命に働くことを誓う。
==============

古賀秀紀(こが・ひでのり) 59 無新

 フランス料理店オーナーシェフ▽市民グループ代表[歴]会社員▽飲食店従業員▽龍谷高

中村圭一(なかむら・けいいち) 45 無新

 [元]市議▽自民支部幹事長▽市子どもクラブ連絡協会長[歴]会社員▽参議員秘書▽米ドミニカン大=[自]

橋本康志(はしもと・やすし) 59 無現(2)

 [元]食品製造販売会社長▽全国市長会評議員▽鳥栖三養基消防組合管理者[歴]会社員▽早大

4416チバQ:2015/02/16(月) 22:19:42
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150216ddlk40010167000c.html
選挙:みやま市長選 西原さんが3選 2期8年の実績を強調 /福岡
毎日新聞 2015年02月16日 地方版

 任期満了に伴うみやま市長選は15日、投開票され、現職の西原親さん(76)が、新人で元大牟田市消防長の柿原達也さん(59)と、新人で前みやま市議の田中信之さん(69)=いずれも無所属=を破り、3選を果たした。当日有権者数は3万3041人(男1万5262人、女1万7779人)で、投票率は56・02%だった。

 西原さんは、市の財政再建や大規模太陽光発電所の誘致などに取り組んだ2期8年の実績を強調。「もう1期務めさせてほしい」と訴え、「全国に先駆け、自然エネルギーの利用を進めるまちづくりに取り組む」などとアピールした。

 自民党山門支部や公明党筑後総支部、農業、商工など多くの団体から推薦を受けて幅広く浸透、8年ぶりの選挙戦を制した。

 柿原さんは「チェンジ・ザ・みやま」を旗印に掲げ、市政刷新を訴えた。人口減少に歯止めをかける活性化策などを主張して支持拡大を図ったが、及ばなかった。

 田中さんは「税金の無駄遣いをなくす」と主張。公共工事の入札制度の不備などを指摘するチラシの全戸配布などで現市政への批判を展開したが、浸透しきれなかった。【近藤聡司】

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 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 10,997 西原親 76 無現

   4,621 柿原達也 59 無新

   2,703 田中信之 69 無新

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西原親(にしはら・ちかし) 76 無現(3)

 ふきん製造卸会社社長[歴]商社員▽山門JC理事長▽県議▽福岡地裁柳川支部調停委員▽九大

〔福岡都市圏版〕

4417チバQ:2015/02/16(月) 23:09:52
http://www.yomiuri.co.jp/local/saga/news/20150215-OYTNT50190.html
鳥栖市長選 現新3氏の争い
2015年02月16日
 鳥栖市長選は15日告示され、新人の飲食店経営・古賀秀紀(59)、新人の前市議・中村圭一(45)(自民推薦)、3選を目指す現職・橋本康志(59)=いずれも無所属=の3氏が立候補し、舌戦の火ぶたが切られた。投開票は22日。


 選挙戦では、30年来の懸案となっているJR鳥栖駅東口の整備など中心市街地の活性化や、周辺自治体との広域連携、成長戦略などが争点となり、激戦となる見通しだ。自民党は中村候補を推薦しているが、同党の今村雅弘衆院議員(比例九州)ら一部は、橋本候補の支援にまわっている。

 期日前投票は、16〜21日の午前8時半〜午後8時に市役所1階会議室で実施。22日の投票は午前7時〜午後8時に市内23か所で行われ、同9時から市民体育館で開票される。

 有権者数は14日現在、5万5560人。

2015年02月16日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4418チバQ:2015/02/16(月) 23:10:05
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30111/156968
前市議と現職 支援構図変わる 組織戦VS“市民党”
2015年02月16日 10時08分
出陣式で必勝を期して気勢を上げる候補者と支持者。鳥栖市のかじ取りを誰にゆだねるか、有権者は3候補の政策を注視する=鳥栖市(写真の一部を画像加工しています)
出陣式で必勝を期して気勢を上げる候補者と支持者。鳥栖市のかじ取りを誰にゆだねるか、有権者は3候補の政策を注視する=鳥栖市(写真の一部を画像加工しています)
 15日に告示された鳥栖市長選は事実上、保守系2人の一騎打ちの様相を呈している。過去2回と現職の支援構図が変わり、自民党が推薦する前市議の中村圭一陣営が“オール鳥栖”を旗印に組織戦を展開する一方、現職の橋本康志陣営は“市民党”を掲げ、知名度を武器に草の根活動を続ける。橋本市政2期8年の評価などを争点に攻防は激しさを増している。

 中村陣営の出陣式には、約700人(主催者発表)が結集。福岡資麿氏ら自民国会議員3人や県議、市議のほか、前回まで現職を支持した中冨博隆久光製薬社長や、横尾和浩ヨコオ社長ら市内の大手企業経営者も多く顔をそろえた。

 福岡氏は「中村候補には地方創生の新しい芽を出すための発想力と繊細な根回しの能力がある」と政権与党とのパイプの太さを強調。公明市議の国松敏昭氏もあいさつ、過去2回橋本氏と戦った牟田秀敏元市長のメッセージも紹介された。

 橋本陣営の必勝祈願祭・出陣式には、知事選で行動を共にした自民の今村雅弘衆院議員や県市長会会長の横尾俊彦多久市長に加え、谷口太一郎嬉野市長らが出席。支持者約400人(主催者発表)が駆け付けた。

 今村氏は「橋本候補は市民本位の政治ができる人。“市民党”で頑張って」と激励。横尾氏は重粒子線がん治療施設誘致の実績などを挙げ、「市の潜在力を発揮するため、堅実に努力してきた橋本候補を市長に押し上げて」と訴えた。

 古賀秀紀氏は経営する飲食店前で第一声を上げた。「鳥栖は人口が増え続け、パワーがある。さらに住みやすいまちにしたい」と主張し、スーパーや住宅街などで街演した。


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