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九州・沖縄 地方議会・首長,政治・選挙スレ

4180とはずがたり:2014/11/26(水) 19:29:18

「基地、辺野古に来て欲しいわね。そうしたら、建設業の人が本土や那覇のほうからやって来たり、こっちの会社が下請け、孫請けになったりで、いろいろとお金が回り出すでしょ」(同)

 事実、辺野古移設反対を訴える稲嶺進氏が2010年に名護市長に就任して以降、75億円近かった同市の公共事業費は57億円まで下がったこともある。「ワンコイン呑み」も頷(うなず)ける話で、

「3、4年、赤字が続いたので、うちは2012年に会社を畳みました」

 こう肩を落とすのは、名護市で建設会社を経営していた男性だ。彼の会社は沖縄県から大型公共工事を受注できる、「特A」と言われる優良企業だったが、

「公共工事に頼りすぎていたせいですかね。早く辺野古に基地が来てくれればと期待していたんですが……。そうすれば、うちも頑張れていたかもしれません」

 先の地元政界関係者が後を受ける。

「なんとか耐えている建設会社も、山と採石工場を持っているものの石を売るところがなくて、『ただ山と石を見ているだけ』とか」

 したがって、

「そういう会社は、仕方なく、土木作業員にマンゴーを育てさせて『副業』で凌(しの)いでいる」(名護市議の1人)

 建設業界に金をもたらすことができない名護市の財政の苦しさゆえであろう。市の中心部から車で30分ほど行ったところでは、道路の拡張工事が途絶え、アスファルトが突如、生い茂った雑草で遮られていたり、

「備品を買い揃えられないので、市の施設にあるパイプ椅子は錆び付いている。公園といっても名ばかりで、まともに遊具すらない」(前出地元政界関係者)

 事実、十字街から車で約5分の「下袋児童公園」には、原っぱに壊れかけのブランコが一つあるだけで、遊んでいる児童の姿を見ることはできなかった。

 また、北海道日本ハムファイターズが春のキャンプを張ることで知られる「名護市営球場」も、球場全体が黒ずみ、緑色のフェンスは塗料が剥がれ、赤銅色の金属が剥き出しになっている。プロ野球の球団を受け入れているというのに、球場名が書かれた看板すら、蔦(つた)が伸び放題に絡みつき、一目では文字が読めないほど汚れが目立つ。しかし、

「新築するには40億から70億円くらい費用が掛かるので無理」(市政関係者)

 市を代表する施設も、「異状」を晒しているのだ。

 金が回らなければ、当然、人も動かない。40代のタクシー運転手は、

「この仕事を始めて4年になりますが、売上げは半分くらいに減った印象です。観光客はレンタカーを借りるから乗ってくれず、地元の人は近距離ばかり。1日25人くらい乗せますが、5割ほどは1メーター、500円で下りてしまいます」

 ここでも「ワンコイン経済」が浸透しているようで、
「給料は歩合制で、ひと月10万円に満たない時もあります」(別の50代のタクシー運転手)


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