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九州・沖縄 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 18:16:25

統一地方選スレから西海道・琉球地方のネタを独立させます。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40

3462チバQ:2013/12/25(水) 22:36:20
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131225/plc13122521530025-n1.htm
島袋氏、立候補見送り 沖縄・名護市長選の保守系候補一本化
2013.12.25 21:52

沖縄県名護市長選で、保守一本化に合意し握手する末松文信氏(左)と島袋吉和氏=25日夜、名護市
 来年1月19日投開票の沖縄県名護市長選に出馬表明していた島袋吉和前市長(67)は25日夜、立候補を見送ることを明らかにした。末松文信前県議(65)と同市内で会談し、末松氏からの候補者一本化要請を受け入れた。

 末松氏は会談で、米軍普天間飛行場(同県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古への移設を「推進する」と明言した。これまでの「移設容認」という立場から「移設推進」に踏み込むことで、「推進」を掲げてきた島袋氏に立候補辞退を求めた。

 これを受け、島袋氏は支持者とも協議し、立候補を見送ることを決めた。

 島袋氏は会談後、記者団に対し、「辺野古移設を積極的に推進していくことで合意できた」と述べた。末松、島袋両氏は26日、仲井真(なかいま)弘多(ひろかず)県知事と会い、末松氏への一本化を報告する。

 会談には、自民党の額賀福志郎元財務相と中谷元・元防衛庁長官、沖縄県選出の島尻安伊子参院議員が同席した。同党は、普天間飛行場の辺野古への移設に向けた政府の埋め立て申請について、仲井真氏が承認の判断を示す前に候補者一本化を終える方針だった。

3463穏健保守系無党派:2013/12/26(木) 03:57:49
前名護市長、立候補取りやめ…保守系の分裂回避
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20131225-OYT1T01175.htm

 沖縄県名護市長選(来年1月19日投開票)に立候補表明していた前市長・島袋吉和氏(67)は25日、元副市長で前自民党県議・末松文信氏(65)と名護市内で会談し、自身の立候補を取りやめ、末松氏に一本化することで合意した。




 米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設を容認する保守系の分裂選挙は回避されることになった。

 会談では、末松氏が「移設を推進していく」と島袋氏に約束し、一本化に向けた協力を要請した。会談には、自民党の額賀福志郎、中谷元両元防衛長官らが同席した。

 島袋氏は会談後、支持者との会合を開き、自らの出馬断念を伝え、理解を得た。その後、末松氏の同席のもと、記者団に「辺野古移設を積極的に推進すると合意できたので、力を合わせて頑張ろうということになった」と述べた。末松氏は「理解いただけてうれしく思う。島袋さんと相携えて選挙戦を勝ち抜くのが使命だ」と述べた。

(2013年12月25日22時05分 読売新聞)

3464チバQ:2013/12/26(木) 21:13:49
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131226ddlk40010326000c.html
選挙:糸島市長選 木村氏が立候補表明 月形氏と一騎打ちか /福岡
毎日新聞 2013年12月26日 地方版

 任期満了に伴う糸島市長選(2014年1月26日告示、2月2日投開票)に、牧師の木村公一氏(66)が25日、無所属での立候補を表明した。既に表明している月形祐二県議(55)との一騎打ちになるとみられる。

 木村氏は動機を「有力な対抗馬もなく無投票当選の予想さえある」と市長選の無投票を阻止するためとした。さらに「核廃棄物処理が未解決で、安全神話が崩れた原発の再稼働に反対することが基本的な立場」と語った。

 木村氏が代表を務める「脱原発糸島ネットワーク」などが中心になってつくった市民団体「もう黙っとられん!糸島市民の会」が運動の主体となる。政策は、市民が主役の行政▽公開性・透明性の高い行政▽糸島の自然環境に合う地域振興▽遺跡や景観を守る観光−−を掲げた。

 木村氏はフィリピンのアジアバプテスト神学大学院博士課程終了、西南学院大などで神学・倫理学を教える一方、2003年3月のイラク戦争開戦時、バグダッドに「人間の盾」として1カ月間滞在した。【竹田定倫】

〔福岡都市圏版〕

3465チバQ:2013/12/27(金) 22:41:07
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013122700838
名護市長選が次の関門=普天間移設、失速も−沖縄
 長らく停滞してきた沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題は、仲井真弘多知事が移設先の名護市辺野古沿岸部の埋め立てを承認したことで大きな転機を迎えた。ただ、県内移設に対する地元の反発は依然として強く、来年1月19日投開票の名護市長選が次の関門となる。反対派の現職が勝利すれば、移設作業は早々と失速する可能性もある。
 「争点ははっきりしてきた。名護の民意は違うとはっきり示すことが最初にやることだ」。名護市の稲嶺進市長は27日、知事の承認表明を受けて同市内で記者会見。再選を果たして移設計画を撤回に追い込む意気込みを示した。
 市長選は稲嶺市長と、移設容認の立場を取る自民党の末松文信前沖縄県議との事実上の一騎打ちとなる見通し。ただ、関係者の間では、移設推進の前市長との保守一本化が遅れた末松氏は支持の広がりに欠け、現時点で劣勢とみられている。
 来年9月には名護市議選も予定される。現在は移設反対派が議会の過半数を占める。地元の名護市で市長選、市議選と1年もたたないうちに2回続けて反対の民意が示される形となれば、着工に前のめりの安倍政権も「強引な手法は取りにくくなる」(防衛省幹部)のは確実だ。
 仲井真知事は来年12月に2期目の任期を終える。74歳と高齢で体調に不安を抱え、3選出馬の可能性は低いとみられる。今回の埋め立て承認と、「県外移設」の公約との整合性について明確に説明しなかった知事には批判が強まり、「今後は急速にレームダック(死に体)化していく」(自民党の沖縄県選出国会議員)との見方もある。
 1999年には当時の稲嶺恵一知事と岸本建男名護市長が辺野古移設を受け入れた経緯がある。ところが、反対派住民の実力による阻止や、沖縄問題に熱心に取り組んだ当時の小渕恵三首相の死去などで行き詰まり、日米両政府は2006年に計画見直しを余儀なくされた。
 「いろいろな意味で簡単ではない。政府がどう困難を乗り越えていくのか注目したい」。27日の会見で辺野古移設の実現性を問われた仲井真知事は、政府の対応とは距離を置くしかなかった。(2013/12/27-20:54)

3466チバQ:2013/12/27(金) 23:34:02
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131227/plc13122721440023-n1.htm
承認撤回求め、シュプレヒコール 辺野古移設の反対グループ
2013.12.27 21:41 (1/2ページ)[安全保障]

名護市辺野古沿岸部の埋め立て承認に抗議し、沖縄県庁1階ロビーで座り込む人たち=27日午後
 沖縄県那覇市の県庁前広場。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画に反対するグループは27日、反対集会を開き、仲井真弘多知事による辺野古埋め立て承認の撤回を求めてシュプレヒコールを上げた。

 「共産党」「革マル派」「反住基ネット」「学生自治会」…。

 広場には反対グループを構成する団体の看板やのぼりが掲げられ、チラシも配られた。

 「県民は許さないぞ!」 抗議参加者は、拡声器の号令に合わせて声を上げ、「屈しない」と書かれた赤いプラカードを掲げた。

 午前中の抗議活動は反対派の中心メンバーによる少人数の静かな抗議だったが、正午になると関係者が多く集まり、広場は反対派で埋め尽くされるようになった。

 昼休みの時間に職場を抜けだし参加する若者や、荷物を運びながら反対派のかけ声に合わせて拳を上げる姿もあった。

 「なぜこんなことになったのか。でもしようがないかもしれない」

 抗議活動に参加した40代の女性は、仲井真氏の対応に怒りを感じながらも淡々とした表情だった。

 抗議活動は地元の新聞社やテレビを中心にメディア過熱気味の取材となった。

 だが、反対派の抗議を横目で見ながら素通りする姿も多い。中国人観光客らにビラを配る反対派もいた。

 抗議集会の参加者数は、主催者関係者によると「1900人までは数えたが、それ以上は分からない。2000人以上だ」と説明する。警備にあたった沖縄県警は参加者数の公表を控えている。

3467とはずがたり:2013/12/29(日) 17:37:08
名護市長の辺野古移設に対する法律上の権限(民意とかの曖昧なやつではなく)って何なの?

<名護市長選>前市長出馬やめ 前自民県議に保守系一本化
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131225-00000115-mai-pol
毎日新聞 12月25日(水)21時30分配信

 沖縄県名護市長選(来年1月12日告示、19日投開票)で、保守系から出馬表明していた2人のうち、前市長の島袋吉和氏(67)が25日、出馬を取りやめる考えを明らかにした。米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古への移設を容認する保守系の分裂回避のため、自民党が求めていた前自民党沖縄県議の末松文信氏(65)への一本化に応じた。

 島袋氏は名護市内で末松氏や自民党国会議員らと会談後、記者団に「辺野古移設の積極的な推進で合意できた。力を合わせて頑張るとの結論に至った」と述べた。今後、末松氏は移設容認を明確に打ち出すとみられる。

 島袋氏の出馬取りやめで、同市長選は末松氏と、移設に反対して再選を目指す現職の稲嶺進氏(68)の一騎打ちとなる公算が大きい。選挙結果は移設問題に影響するとみられる。【佐藤敬一】

3468チバQ:2013/12/30(月) 10:50:31
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20131229-OYT8T00677.htm
宮崎市長選 一騎打ちか 告示まで3週間

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 宮崎市長選は来年1月19日の告示まで3週間となった。再選を目指す現職の戸敷正氏(61)(無所属)と共産党県中部地区常任委員で新人の橋口寛氏(63)(共産党公認)の2人が立候補を表明している。戸敷氏が3月に出馬表明後、対立候補が名乗りを上げない状態が続いたが、告示直前になって無投票が避けられることになった。(篠原太)

◇戸敷氏 市議41人「支える会」

 今月上旬、宮崎市議41人が戸敷氏の「支える会」を結成した。議員数45人のうち、共産党議員と無所属3人を除く全員が名を連ねた。呼びかけたのは議長の日高義幸氏。前回は対立候補だった斉藤了介氏の選対本部長を務めた。

 斉藤氏は津村重光・前市長の後継候補とされ、日高氏を含む議員26人が応援した。一方、戸敷氏の支援に回ったのは11人。戸敷市政1期目は難航も予想されたが、現市議の斉藤氏を含めて味方につけた。日高氏は「過去にこだわらず、全方位外交でやってこられた」と戸敷氏の手腕を評価する。

 別の議員は宮崎を取り巻く環境が戸敷市政の追い風になったとみる。就任2か月後に口蹄疫が発生。市内の農家にも感染が広がり、議会と執行部は協力して対処せざるを得なかった。また、昨年12月と今年7月の国政選挙で県内の議席を自民党が独占。市議会の大勢を占める保守勢力がまとまり、波乱要因が減った。

 今回、自民、民主、公明各党は相次いで戸敷氏の推薦を決め、社民党も支持を決定。陣営は「投票率は下がる可能性が高いが、10万票は取りたい」と意気込む。

◇橋口氏 共産党が単独で擁立

 「課題だらけの今の市政を無投票で認めるわけにはいかない」。告示まで1か月を切った今月25日、宮崎市役所で記者会見した橋口氏はこう力を込めた。

 戸敷氏の出馬表明後、市職員OBや市議の一部が副知事だった女性の擁立に動き、出馬の方針でまとまりかけた。しかし、後援会の運営方針を巡って結束が崩れ、立候補を断念。その後、目立った動きはみられなくなった。

 共産党は秋頃から県労連などと無所属候補の擁立を調整、検討してきたがまとまらず、無投票を避けるため、党単独で候補者を立てることにした。6月の都議選で議席を倍増、7月の参院選でも改選3議席を8に伸ばし、都市部を中心に勢いがある。県庁所在地で不戦敗となる事態は避けなければならなかった。

 しかし、橋口氏にとって選挙は初めてで、準備期間も十分とは言えないため、有権者にどこまで浸透できるかが課題だ。市民団体「市生活と健康を守る会」会長の経験を生かし、「命が一番」をスローガンに医療費無料化の対象を未就学児から小学生に広げることなどを訴えるつもりだ。

 陣営は「安倍政権の暴走で置き去りにされた地方や現市政に対する批判の受け皿になる」と選挙戦の態勢づくりを急ぐ。

(2013年12月30日 読売新聞)

3469チバQ:2013/12/30(月) 11:04:03
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/kumamoto/20131230-OYS1T00215.htm
水俣市長選、江口・前市長が出馬へ

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特集 地方選

 来年2月2日告示、同9日投開票の水俣市長選に前市長の市議・江口隆一氏(48)が立候補する意向を固めたことが28日分かった。同市長選では、これまで前副市長の田上和俊氏(61)が出馬表明している。現職・宮本勝彬氏は引退を決めている。

 江口氏は読売新聞の取材に対し、「市長時代にはリーダーシップを強く発揮しようとし過ぎた。反省を生かし、保守、革新問わずあらゆる意見を吸い上げて施策に反映させ、水俣経済の振興などを果たしたい」と抱負を述べた。保守系市議の支援を受けて無所属で出馬するという。

 江口氏は衆院議員秘書、水俣市区選出の県議を経て、2002年に市長に初当選。再選を目指した06年の市長選で、産廃最終処分場建設に「断固阻止」を掲げた宮本氏に敗れ、11年から市議を務めていた。

(2013年12月29日 読売新聞)

3470穏健保守系無党派:2014/01/04(土) 16:03:50
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=60007
知事承認で勢いづく自民 名護市長選挙
2014年1月4日 05:30

 米軍普天間飛行場移設問題をめぐり、代替施設建設が予定される名護市の市長選が12日告示、19日投開票の日程で実施される。昨年末の仲井真弘多知事による名護市辺野古沿岸部の埋め立て承認で勢いづく自民党は、安倍政権を後押しして移設推進派を全面支援する。表立った党幹部の大量投入は地元の反発を招きかねないジレンマも抱える。

 市長選は移設に反対する現職の稲嶺進市長(68)と推進派の前自民党県議、末松文信氏(65)による一騎打ちの構図。「勝っても負けても僅差」(自民党選対幹部)と、激戦が予想される。市長に移設工事を止める法的権限はないものの、稲嶺氏が再選すれば、政府は地元自治体の反対を押し切る形で工事を進めなければならない。

 自民党は、出馬表明していた島袋吉和前市長を説き伏せて移設推進派を末松氏に一本化した。近く高市早苗政調会長が現地に入り、関係団体に地元振興策を説明する予定だ。選挙戦が移設問題一色となるのを避け、経済活性化を前面に出す。

 現地で遊説日程が固まっている国会議員は、小泉進次郎復興政務官ら少数にとどまる。「党幹部が連日乗り込めば政府が沖縄に移設推進を押し付けるイメージが強まり、反感を買う」(党幹部)との懸念があるためだ。

 公明党は、党本部が辺野古移設に賛成し、県本部が「県外」を掲げるねじれ状態が続く。党幹部は「地方組織を抑えつけることはできない」として、自主投票もあり得ると指摘する。

 野党側は、共産党や生活の党、社民党が稲嶺氏を支援する。前回2010年の市長選で稲嶺氏を支援した民主党は、今回は自主投票とする方針を決めた。

3471チバQ:2014/01/05(日) 22:14:16
下が見つからん
http://www.the-miyanichi.co.jp/tokushu/category_141/
宮崎・延岡ダブル市長選 拠点都市の行方【上】宮崎市
2013年12月25日
高速網進み競争激化/物流や観光 戦略策定鍵

 本県の政治や経済の中心として着実に発展してきた宮崎市。平成の大合併を経て現在の人口は40万人を超え、県人口の4割近くを占める。商業地や住宅地などの集積も進み、九州内の拠点都市の一つとしての役割も担う。

 しかし、本年度から5年間の第4次市総合計画後期基本計画では急速に進む少子高齢化を踏まえ、これまでの拡大前提から転換。初めて人口減の視点を取り入れた。市の推計では、現在の約40万2千人をピークに2019年前後には40万人を切ることになる。

 宮崎産業経営大の大村昌弘学長は「地方都市の生き残りはこれからが正念場」と危機感を募らせる。人口減による経済活力の低下に加え、高速道ネットワークの進展による都市間競争の激化を予測。「宮崎市は人や産業を引きつける強い磁力を持つ拠点となるべきだが、地域のエネルギーを盛り上げるようなアイデアが見当たらない」と指摘する。


   □     □

 東九州道は本年度中に延岡−宮崎、15年度には北九州−宮崎が開通予定で、東九州軸が着々と強化される。県西に目を向けると、02年の東九州道末吉財部(鹿児島県曽於市)−加治木(同姶良市)の開通で都城市から鹿児島市のアクセスが向上。今後、県境を越えた経済活動はさらに加速するとみられる。

 「県北は大分、県西は鹿児島との結び付きを増し、県都が孤立する」(市企画政策課)との危機感もあり、宮崎市は本年度から東九州道開通に備えた市交通・物流戦略の策定に着手。開通によるヒト、モノの流れの変化を予測し、物流や観光、商業などの課題と目標を立てて15年度以降の施策に反映させる。

 同戦略の柱の一つが宮崎港の振興。同港の経済効果額や開通で変化する荷主の動向などを調査。定期航路の減少で貨物量が直近のピークの05年に比べ約200万トン少ない現状からの打開を図る。八興運輸(日向市)の田北賀也専務は「高速道整備の影響で大分港など県外に荷物が流れる可能性がある。荷主の囲い込みを図れるような戦略を描いてほしい」と求める。


   □     □

 都道府県を廃止して全国を10程度の道や州に再編する道州制については、自民党が先の国会への基本法案提出を見送った。全国知事会が「制度設計が不明確」と批判し、全国町村会が反対するなど今後の行方は不透明な状況だ。

 インフラ整備などで県境を越えた広域化の流れは加速し、県外の大都市との競争にさらされる。大村学長は「道州制に関係なく、競争の土俵は広がっていく。南九州の都市群で農業と都市機能が融合した田園都市の同盟をつくり、盟主を目指すくらいの意気込みを持つべきだ」と、九州全体をとらえた目標設定を求める。

 40万人を有する都市として、他の都市をけん引するリーダーシップを発揮できる戦略を描けるか。生き残りへ今後の力量が問われる。


   ×     ×

 宮崎、延岡市長選が来年1月に告示される。両市の拠点都市としての課題を探る。

3472チバQ:2014/01/05(日) 22:15:03
これも2以降がみつからん
http://www.the-miyanichi.co.jp/tokushu/category_137/
問う 戸敷市政4年【1】行政運営
2013年11月25日
■将来像具体化望む声

 「地味ではあるが派手にはやりたくない。でも積極的な(施策の)展開はしていきたい。それが私のカラー」。15日の定例記者会見で行政運営について語った宮崎市長の戸敷正(61)。その言葉に「手堅く無難」と評される政治姿勢が表れている。

 市議会答弁でも「無難さ」が目立つ。9月定例会一般質問で2期目に向けた施策を問われた戸敷は、総合防災対策や6次産業化など1期目から力点を置く取り組みを述べるにとどまった。「もっと踏み込んだ具体的な施策に期待していた」というのが複数の市議たちに共通した思いだった。

 「型通り」の答弁も常々指摘され、一部の市議からは「もう少し自分の言葉で語ってほしい」との声も。担当部署が準備した答弁書をそのまま棒読みすることがほとんどで、議員との丁々発止のやりとりは少ない。


■      ■

 戸敷は2010年1月、2度目の挑戦で初当選した。市職員らが「フットワークが軽い」と語るように、庁外での催しや会合に積極的に足を運んで対話を重ねる。2期務めた佐土原町長時代からのモットーは「現場主義」と「市民目線」。口蹄疫のワクチン接種問題でも自ら農家に出向き、理解を求めるなど陣頭指揮に立った。

 就任後、マニフェストに掲げた「地域コミュニティ税廃止」「特別職削減など行財政改革」「乳幼児医療費の完全無料化」などを実行。本年度予算では「市民の命を守る事業」としてデジタル防災無線整備やワクチン接種費用助成などを新規事業で打ち出し、防災や医療に手厚い路線を打ち出した。

 市議や経済団体からは「一つ一つの課題に丁寧に取り組み、市政運営は安定している」との評価も聞かれる一方、施策は小粒な感じが否めず、インパクトは弱い。「目玉の政策がない」と自覚する職員も少なくない。


■      ■

 戸敷の政策形成の手法について、「市役所内外の意見やアイデアを積み上げて集約する調整型に近い」と戸敷周辺は語る。大きな市政課題のほとんどをトップダウンで決めた前市長の津村重光とはイメージが異なる。

 ある有力市議は言う。「全てトップダウンが良いとは言わないが、津村が進めた『九州一のまちづくり』など明確な方向性を掲げてリーダーシップを取る部分が欲しい」。戸敷が掲げる「株式会社宮崎市役所づくり」など施政方針を「伝わりにくい」と指摘。「2期目を目指すなら県都の将来像をどう描くのか、具体的ビジョンを示してほしい」と求める。(敬称略)


×    ×

 宮崎市長選は来年1月19日告示、26日投開票される。2期目の立候補を表明している戸敷市長の4年間にわたる市政を振り返る。

【写真】定例記者会見に臨む戸敷=15日午前、宮崎市役所

3473チバQ:2014/01/05(日) 22:31:13
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-217438-storytopic-123.html
名護市長選告示まで1週間 稲嶺氏と末松氏の対決へ2014年1月5日


 【名護】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設の賛否を最大の争点とした名護市長選は12日に告示、19日に投開票を迎える。5日で告示まで1週間に迫った。移設に強く反対する稲嶺進市長(68)と、移設推進を掲げる末松文信前県議(65)による一騎打ちの可能生が高い。両氏は年末年始には懇親会巡りを幅広く展開し、政策を浸透させるため奔走している。
 米軍普天間飛行場移設問題では、稲嶺氏は反対、末松氏は推進と明確に分かれる。経済分野では両候補者いずれも地元優先の事業発注を掲げる。中でも、稲嶺氏は6次産業化を強調し、末松氏は首長自らのトップセールスによる農水産業のてこ入れを図る考えだ。
 医療や子育て分野では、両候補者いずれも病院設置や、家庭の医療費や教育費の負担軽減を訴える。行財政改革への取り組みは、稲嶺氏が組織再編と民間活用による効率運営を掲げるのに対し、末松氏は基地関連予算の増額を強調するなど、違いを見せている。

3474チバQ:2014/01/05(日) 23:12:09
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140105/plc14010522460009-n1.htm
名護市長選告示まで1週間 政府、負担軽減チーム発足 自民は進次郎氏ら国会議員を多数投入
2014.1.5 22:45
 1月19日投開票の沖縄県名護市長選は12日の告示まで1週間となった。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設が最大の争点で、昨年末に辺野古での埋め立て承認を仲井真弘多(なかいま・ひろかず)知事から得たことを追い風に、政府・自民党は移設推進派の勝利に全力を挙げる。政府は沖縄基地負担軽減策に関する検討チームを市長選前に発足させ、自民党は9日に小泉進次郎衆院議員を名護入りさせるのをはじめ、国会議員を多数投入する構えだ。

 市長選に出馬を表明しているのは、現職で移設反対派の稲嶺進氏(68)と移設推進派で前県議の末松文信氏(65)。

 仲井真氏による埋め立て承認を受け、防衛省は普天間飛行場の代替施設建設に向けた現地での作業に着手する。1月中に測量やボーリング調査の入札を行い、3月ごろから調査に入る。

 作業場確保のため埋め立てを予定する漁港は名護市が管理しているほか、上水道整備など代替施設に必要な措置で市の協力を求める事業は約10項目ある。政府高官は「市長が反対派でも工事は止まらないが、協力を得られないと代替措置が必要になり工期は遅れる」と指摘する。

 末松氏を支持する仲井真氏は埋め立て承認にあたり普天間飛行場の早期運用停止を求めており、政府は辺野古の代替施設の工期短縮を検討する。稲嶺氏が当選すれば工期短縮に反対する可能性があり、政府・自民党は国政選挙並みの態勢で末松氏を支援する構えだ。

3475チバQ:2014/01/05(日) 23:14:56

3935 名前:チバQ 投稿日: 2014/01/05(日) 23:14:08
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140105/plc14010518160008-n1.htm
【岡田浩明の永田町便り】
沖縄・名護市長選、東京都知事選 注目の地方選の行方は?
2014.1.5 18:00 (1/3ページ)[岡田浩明の永田町便り]
 年初から注目の地方選に関する動きが慌ただしい。まずは1月19日投開票の沖縄・名護市長選。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設問題が最大の争点だ。続いて猪瀬直樹前都知事の辞職に伴う2月9日投開票の東京都知事選。有権者1000万人超を抱える都政運営に加え、2020年東京五輪開催に向けた「首都の顔」選びからも目が離せない。

 名護市長選は移設に反対する稲嶺進市長と、移設推進の末松文信前県議による一騎打ちの公算だ。自民党は移設推進を唱える候補者の一本化に成功。仲井真弘多知事が普天間飛行場移設に向けて、政府が申請した辺野古埋め立てを承認したことで弾みをつけたいところだ。

 末松氏が勝てば移設は加速するが、必勝を期すには公明党沖縄県本部の支持が不可欠とされる。その県本部は県外移設を堅持しており、党本部も「地元の意向を尊重する」(党幹部)との姿勢だ。仲井真氏が埋め立て承認を表明した昨年末の記者会見で「県外移設の公約を変えたつもりはない」と述べ、県外移設を引き続き求める考えを示しており、県本部による「末松氏支持」の環境は整いつつあるとの見方もある。

 公明党の山口那津男代表も昨年末、仲井真氏の埋め立て承認前に、県本部が仲井真氏に県外移設を求めたことを念頭に「知事は『県外移設の選択肢も残っている』と語った。その点で公明党県本部の提案も生かされている」と含みを持たせている。

 いずれにしても移設推進には末松氏の勝利が大前提で、敗れれば移設は頓挫しかねない。争点は市民生活の向上など幅広く、辺野古移設だけではないとの声も少なくないが、19日には名護市約4万6000人の有権者の審判が示される。

 視線を首都・東京に向けてみると、こちらは候補者がまだ出そろわない「本命不在」の状況だ。

 目下のところ、知名度の高い舛添要一元厚生労働相の動向が注目される。出馬への意欲をにじませるものの、他の候補者の出方を見極める「後出しジャンケン」を決め込んでいるようだ。

 自民党内には昨年末に行った都知事選の世論調査で、舛添氏がトップだったことから、知名度の高い「勝てる候補」として舛添氏を推す声がある。しかし、自民党参院議員だった舛添氏が平成22年4月に離党、自民党は除名処分にした経緯から、すんなりといかない事情がある。ある参院幹部は舛添氏について「出たいならご自由にどうぞ。でも、うちはやらない」と素っ気ない。

 舛添氏が離党した22年は7月に参院選があり、舛添氏の知名度にあやかって候補者と舛添氏が並ぶ「2連ポスター」をあちこちに掲示していたが、舛添氏の離党で貼り直しを余儀なくされるなど、舛添氏への拒否感は今なおくすぶっている。

 自民党都議会も猪瀬氏との関係がぎくしゃくした経験から、今回は都議会と信頼関係が築くことのできる候補者を選定条件の一つにあげている。ある都議が指摘する「都議会自民党がコントロールできる候補者を選びたいだけだ」との言葉通り、都副知事経験者の名前も漏れるが、一部の都連幹部は「知名度不足で勝てるわけがない」と反発する。

 「人気投票ではない。東京が抱える課題をどう解決するか、きちんと示すことのできる候補でないと支援してはいけない」。自民党の石破茂幹事長は4日、民放番組の収録で都知事選についてこう語ったが、過去の都知事選を振り返っても、政策そっちのけの人気投票が繰り返されそうな気配が漂っている。

3476穏健保守系無党派:2014/01/06(月) 17:20:55
http://news24.jp/nnn/news8742953.html


県知事選 ポスター掲示板を設置
(長崎県)
任期満了に伴う県知事選挙が来月、実施されます。長崎市では選挙ポスターを張る掲示板の設置作業が行われました。

県知事選挙は今月16日に告示され来月2日に投開票が行われます。長崎市の委託を受けた業者が6日、選挙ポスターを張るための掲示版を設置しました。有権者が36万人あまりと最も多い長崎市では、およそ900か所に準備されます。県知事選にはこれまでに現職と新人の2人が立候補を予定しています。一騎打ちとなった2002年の選挙では投票率が50%に満たず、市の選管では街頭で啓発活動を行うなど投票を呼び掛けたいとしています。また、佐世保・北松浦郡と島原、雲仙の3つの選挙区では県議会議員の補欠選挙もあわせて行われます。
[ 1/6 15:55 長崎国際テレビ]

3477穏健保守系無党派:2014/01/07(火) 14:58:42
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=60204
自民、那覇市議団の処分検討へ 知事承認抗議で
2014年1月7日 12:49

 自民党県連は7日の議員総会で、那覇市議会が6日に可決した仲井真弘多知事の埋め立て承認に抗議する意見書に賛成した県連所属市議団の処分を検討する方針を確認した。8日にも県連の役員会を開き、市議団の処分を協議する党紀委員会を開催するかどうか話し合う。

 議員総会では、那覇市議会の意見書が辺野古移設を容認する県連の方針に反する内容であることや、安倍晋三首相が知事に米軍基地負担軽減の意欲を伝えたことを「一連の発言は、閣議決定でもなく担保力もないもので、口約束にすぎない」と批判していることを問題視する意見が相次いだという。

 県連所属市議で意見書に賛成したのは、市議会会派「新風会」の8人と「自由民主党」の4人。

3478チバQ:2014/01/08(水) 07:50:12
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014010700928
公明は自主投票へ=名護市長選
 公明党沖縄県本部は7日、名護市長選(12日告示、19日投開票)に自主投票で臨む方針を固めた。県本部は選挙戦の争点となる米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設について県外を求めており、名護市辺野古への移設推進派で前自民党県議の末松文信氏を推すのは困難と判断した。近く党本部が正式決定する。 
 同市長選をめぐっては、自民党県連が県外移設の方針を転換して末松氏の推薦を決めており、同じ県政与党である公明党との間で足並みが乱れている。同市長選には末松氏のほか、移設に反対する現職の稲嶺進氏が立候補を表明している。(2014/01/07-22:02)

3479チバQ:2014/01/08(水) 20:48:14
>>3469
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140107ddlk43010419000c.html
選挙:水俣市長選 田上氏、出馬を断念 「保守分裂を回避」 /熊本
毎日新聞 2014年01月07日 地方版

 2月2日告示、9日投開票の水俣市長選で、出馬を表明していた前副市長の田上和俊氏(61)は6日、立候補を断念することを明らかにした。同市長選では、前市長の江口隆一市議(48)が、自民党水俣市支部の推薦を得て立候補することを表明している。

 同じく同支部に推薦願を出していた田上氏は、取材に対し「自民党が江口氏の推薦を決めた以上、少なくとも保守分裂は私の本意ではなく、総合的に検討したうえで出馬断念を決めた」と話した。【笠井光俊】

3480穏健保守系無党派:2014/01/09(木) 13:47:13
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/nagasaki/article/62226
現職支持か自主投票か 民主、対応決まらず [長崎県]
2014年01月09日(最終更新 2014年01月09日 00時16分)

 知事選の告示まで10日を切ったが、民主党県連(高木義明代表)の方針が決まっていない。現職の中村法道氏(63)を支持するか、自主投票にするか。前回の知事選で推薦候補が中村氏と争った経緯もあり、党内の意見は割れている。

 7日夜、長崎市のホテルであった連合長崎の新年交歓会。民主党の有力な支持団体である連合長崎は昨年12月に中村氏の推薦を決め、決起集会と位置づけていた。

 だが、同席した中村氏と高木氏の間に共闘ムードはなかった。

 「知事が私たちにどのような評価を持っているのか。しっかり聞かせてもらって対応を決めたい」。あいさつに立った高木氏は、雇用や人口対策などを重視する考えを示し、知事の反応をうかがった。

 その後マイクを握った中村氏は経済や雇用対策を語ったが、民主党の評価には触れなかった。自民党、公明党だけに推薦を求めた中村氏と民主党の間には距離がある。

 「知事から(推薦の)アプローチがないし、民主党政権に対する評価もない。なぜ支援する必要があるのか」。民主党内で衆院議員の高木氏らは自主投票を唱える。

 一方、党所属の県議は考えが異なる。ある県議は「知事は一党一派に偏っていない。自民党にくぎを刺されているので身動きが取れないだけだ。自主投票は無責任」と支持に前向きだ。

 県連は13日の常任幹事会で方針を協議する。県議の高比良末男幹事長は「何をもたもたしてるのか、とお叱りの声もある。政党として責任を持った対応を決めたい」と話す。

=2014/01/09付 西日本新聞朝刊=

3481チバQ:2014/01/09(木) 22:44:10
>>3478
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140109/okw14010915120002-n1.htm
公明本部、名護市長選「自主投票」方針の了承見送り 
2014.1.9 12:28
 公明党は9日午前の常任役員会で、19日投開票の沖縄県名護市長選をめぐり、自主投票とする党県本部方針の了承を見送った。米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古への移設を推進する候補を自民党が支援していることに配慮した。ただ県本部は方針を変更せず、結果的に自主投票になるとみられる。

 党幹部によると、県本部側に対し、自民党との関係や普天間飛行場の危険性除去の問題を踏まえて方針の再考を要請しているが、回答期限は定めていないとしている。

3482穏健保守系無党派:2014/01/10(金) 22:46:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140110-00000181-jij-pol

沖縄県議会、仲井真知事の辞任要求決議可決=辺野古承認は「公約違反」

時事通信 1月10日(金)22時20分配信



 沖縄県議会は10日夜の臨時会本会議で、仲井真弘多知事が米軍普天間飛行場(宜野湾市)移設の前提となる名護市辺野古沿岸部の埋め立てを承認したのは公約違反だとして、知事の辞任要求決議を野党などの賛成多数で可決した。

3483穏健保守系無党派:2014/01/11(土) 00:02:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140110-00000181-jij-pol

沖縄県議会、仲井真知事の辞任要求決議可決=普天間、名護市長選に影響

時事通信 1月10日(金)22時20分配信

 沖縄県議会は10日夜の臨時会本会議で、仲井真弘多知事が米軍普天間飛行場(宜野湾市)移設の前提となる名護市辺野古沿岸部の埋め立てを承認したのは公約違反だとして、知事の辞任要求決議を野党などの賛成多数で可決した。県議会事務局によると、こうした決議の可決は前例がない。
 決議に拘束力はないが、県議会が知事への「不信任」を突き付けたことで、埋め立てに向けた地質調査など政府の作業に影響が及ぶのは避けられそうにない。12日告示の名護市長選で、知事が支援する辺野古移設推進派の新人候補は苦しい立場に立たされそうだ。
 知事は決議を受け「極めて遺憾だ」とのコメントを発表。この中で「公約に掲げた政策の実現に取り組み、一括交付金の獲得、基地跡地利用推進法の改正等の主要政策の実現をみた」と、「公約違反」との批判に反論、「今後とも、基地負担の軽減や沖縄振興といった公約の実現にまい進する」と辞任しない意向を明確にした。

3484穏健保守系無党派:2014/01/11(土) 00:11:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140110-00000592-san-pol

沖縄知事に辞任要求決議

産経新聞 1月10日(金)23時27分配信

 沖縄県議会の野党会派は10日の本会議で、仲井真弘多知事が米軍普天間飛行場(宜野湾市)の県外移設を求める公約に違反したとして、辞任を求める決議を賛成多数で可決した。

 議会事務局によると、知事への辞任要求決議の可決は初めて。法的な規定はなく拘束力はないが、来月開会の定例議会で重要案件の審議が滞る可能性がある。

 これに先立ち、同県議会は名護市辺野古への移設断念などを政府に求める意見書を賛成多数で可決した。

3485穏健保守系無党派:2014/01/11(土) 07:25:02
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20140110-OYT8T01403.htm
民主と社民、新会派結成 県議会

 県議会(定数39)の民主党県議団(3人)と社民党県議団(3人)は10日、合流して6人による新会派を結成することで合意した。最大会派の自民党(24人)に次ぐ勢力を確保し、存在感を高めるのが狙い。2月に発足する予定で、国政選挙での共闘も視野に入れるという。(尾谷謙一郎)

 両会派によると、2月12日に新会派の設立を届け出る予定。代表に鳥飼謙二氏(社民党県議団団長)、幹事長に渡辺創氏(民主党県議団幹事長)、政審会長に高橋透氏(社民党県議団幹事長)が就任する。

 会派名は近く決めるが、「民主」「社民」の名称は使用しない方針。会派内で議案や意見書などの賛否がまとまらない場合は会派の拘束を解き、議員個人の判断に任せるという。

 県議会では、自民党に次ぐ勢力だった民主党系会派「新みやざき」(5人)が昨年4月に解散。民主、公明、社民の各県議団と、新たに発足した「愛みやざき」の所属議員がいずれも3人となり、自民党が圧倒している。

 2012年12月の衆院選と昨年7月の参院選で自民党が県内の議席を独占したことを受け、民主、社民両党県議団は昨年秋から新会派結成に向けた協議を進めていた。

 鳥飼氏は「国家主義的な傾向が強くなるなか、リベラルの名の下に大同団結し、多様な声を受け止める組織づくりが必要。社民の会派名はなくなるが、名称にこだわっていられない」と話している。

(2014年1月11日 読売新聞)

3486穏健保守系無党派:2014/01/11(土) 07:35:44
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=60442
名護市長選 あす告示
2014年1月11日 06:10

 【名護】任期満了に伴う名護市長選挙が12日に告示される。同市長選には、再選を目指す現職の稲嶺進氏(68)=無所属、社民、共産、社大、生活推薦=と、前県議の末松文信氏(65)=無所属、自民推薦=が立候補を予定しており、一騎打ちとなる公算が大きい。投開票は19日。

3487穏健保守系無党派:2014/01/11(土) 09:12:34
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=60444
名護市長選:2氏とも市幹部歴任
2014年1月11日 07:00

 1996年に米軍普天間飛行場の移設問題が浮上して以来、5度目となる名護市長選が12日告示、19日投開票される。出馬を表明する現職の稲嶺進氏(68)と、前県議の末松文信氏(65)は、島袋吉和前市長が移設のV字案に合意した2006年4月当時、市の三役を担っていた。あれから8年。両氏は「反対」と「推進」の立場に分かれ、主張を対立させる。

 両氏は移設を受け入れた市長3代にわたり、市政に携わってきた。

 末松氏は比嘉鉄也元市長のときに市役所入りし、企画部長にまで登用された。稲嶺氏は総務部長として海上ヘリ基地建設の是非を問う市民投票条例案の作成に従事。岸本建男元市長の下で2人は、条件付き移設容認の文案作成にも関わった。

 末松氏は、島袋吉和前市長時代に、副市長としてV字案合意のために官邸へ同行。合意後、安全性向上や騒音軽減などのため沖合移動を要求した。

 教育長だった稲嶺氏は、移設に向けたキャンプ・シュワブ内の文化財調査で、反対派市民の声にも耳を傾けるため勉強会を開催。調査結果の中立性を保つため、国の援助を受けずに市教委予算をやりくりした。

 「辺野古の海にも陸にも新しい基地は造らせない」。10年1月、稲嶺氏は市長選に立候補。当選後も一貫して、新基地建設に反対の姿勢を貫き続ける。「基地に頼らなくてもまちづくりはできる」と1期目の実績をPRし、再選を目指す。

 一方、末松氏は県議選では移設の考えを「保留」としていたものの、昨年末の野党保守系の一本化と、仲井真弘多知事の辺野古埋め立て承認を受けて「積極的推進」にかじを切った。「国、県と連携し、再編交付金などを活用したまちづくりを進めたい」と訴える。

3488穏健保守系無党派:2014/01/11(土) 10:50:00
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20140111-OYS1T00284.htm
名護市長選あす告示、辺野古移設の是非争点

 沖縄県名護市長選が12日告示される。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設の是非が最大の争点。移設に反対し、再選を目指す現職・稲嶺進氏(68)(無=共産・生活・社民推薦)と、移設推進を掲げる新人の前自民党県議・末松文信氏(65)(無=自民推薦)との一騎打ちとなる見通し。投開票は19日。

 日米両政府が同飛行場の全面返還に合意して以降、市長選は5回目。前々回までの3回は移設容認派が勝ったが、前回は稲嶺氏が当選した。仲井真弘多知事が昨年末に移設先の埋め立てを承認後、初めて民意が問われることにもなる。

 稲嶺氏は「辺野古の海にも陸にも新しい基地は造らせない」として、県外、国外移設を主張。末松氏は「普天間問題を解決し、新しい市を作るため、移設を推進する」と訴えている。

(2014年1月11日 読売新聞)

3489チバQ:2014/01/11(土) 18:59:41
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140111ddm003010024000c.html

クローズアップ2014:沖縄・名護市長選あす告示 「普天間移設」一騎打ち

毎日新聞 2014年01月11日 東京朝刊



<左>総決起大会で辺野古移設反対の決意を示す稲嶺氏=沖縄県名護市で8日午後8時49分<右>総決起大会で支援を訴える辺野古移設推進派の末松氏=同市で9日午後8時10分、いずれも佐藤敬一撮影
<左>総決起大会で辺野古移設反対の決意を示す稲嶺氏=沖縄県名護市で8日午後8時49分<右>総決起大会で支援を訴える辺野古移設推進派の末松氏=同市で9日午後8時10分、いずれも佐藤敬一撮影







 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題が争点となる同県名護市長選が12日告示される。投票日は19日。日米両政府が進める同市辺野古沿岸部への移設に反対する現職の稲嶺進氏(68)と、移設推進派の前自民党県議の新人、末松文信氏(65)の一騎打ちとなる見通し。政府・自民党は末松氏の当選で普天間移設に決着を図る方針だが、沖縄では普天間の県外移設を求める声が強く、移設反対派と推進派が総力をかけてぶつかる激しい選挙戦となりそうだ。

 ◇不透明な経済界、公明

 「お会いして話がしたい」。名護市内の医療関係者に一本の電話がかかってきたのは、年が明けて間もなくしてからだった。日本医師会出身の自民党参院議員の関係者からの末松氏への支援要請だった。稲嶺氏を推すこの病院関係者は要請を断ったが、「政府・自民党が総力を挙げて名護市長選に臨んでいる」と危機感を隠さない。前回の市長選ではなかった要請で、移設反対派を切り崩しに動いているとみる。

 末松氏を推薦する自民党は、歯科医師会や農協など業界団体出身の参院比例議員を入れ代わり立ち代わり名護市へと投入。業界関係者を回って票固めに全力を挙げる。10日夕には、那覇市のホテルに集まった沖縄の主要企業グループの幹部らに対し、高市早苗政調会長が沖縄振興費について説明した。安倍晋三首相が閣議で表明した2021年度まで毎年3000億円台の予算確保などが示されたとみられる。同席した竹下亘衆院議員は市長選への協力を求めることにぬかりがなかった。

 自民県連幹部は「名護の経済振興を前面に掲げて勝利を目指す」。移設反対の稲嶺市政が誕生した10年、政府は米軍再編交付金約17億円の支給を凍結しており、末松陣営は「本来ならば取れる予算が取れていない。『稲嶺不況』だ」と訴える。末松氏支持を明確に掲げる仲井真弘多(ひろかず)知事が昨年末、政府による辺野古沿岸部の埋め立て申請を承認したことで、末松陣営は移設問題は決着したとの認識だ。

一方、稲嶺氏は共産、生活、社民、地域政党・沖縄社会大衆の推薦を受け、移設に反対する保守層も取り込む狙いだ。8日夜の総決起大会には、沖縄のホテル「かりゆしグループ」の平良朝敬CEO(最高経営責任者)も参加し、「辺野古移設は断固反対だ」と声を張り上げた。平良氏が革新系の集会に参加したのは初めて。大会後、「知事が埋め立てを承認しなければ行動しなかった」と胸の内を語った。

 沖縄全体で普天間の県外移設を求める声は強く、知事が辺野古移設にゴーサインを出したことに保守層からも反発が上がっている。ある経済団体の幹部も「我々は経済問題には敏感だが、ウチナーンチュ(沖縄の人)として知事承認は複雑な思いだ。経済界が名護市長選でまとまるか分からない」と言う。

 両陣営が鍵を握るとみているのが公明支持層の行方だ。公明党県本部は県外移設を主張しており、市長選では末松氏の推薦依頼を受けず、自主投票とする方針。過去4回の市長選の結果を見ると、1500票ともいわれる公明支持層の行方が結果を左右しかねない。自民党執行部は公明党に協力を求めているが、同党は9日の常任役員会で「県本部に再検討を促す」とするにとどめた。自民党とは温度差が目立つ。稲嶺陣営は「辺野古移設にアレルギーの強い公明支持者の票が流れてくる」と期待をかけている。【佐藤敬一、井本義親】

3490チバQ:2014/01/11(土) 19:00:02
 ◇自民、総力戦 「ごり押し」反発危惧

 政府・自民党は、仲井真弘多(ひろかず)知事に米軍普天間飛行場の移転先となる同県名護市辺野古沿岸部の埋め立て申請をやっと承認させ、保守系陣営の一本化も果たすなど、シナリオ通りに進めてきた。しかし名護市長選は依然、県内移設への批判から「今のままでは厳しい結果になる」との懸念があり、対応に苦慮している。

 党本部は9日、党内で抜群の人気を誇る小泉進次郎復興政務官を名護に派遣した。さらに、小渕優子元少子化担当相、野田聖子総務会長ら知名度が高い議員を投入する考えだ。このほかにも党国会議員が沖縄入りするなど、早くも総力戦の様相をていしている。

 だが、党幹部は政府予算案などのカネで「移設をごり押しした」というイメージ払拭(ふっしょく)に頭を悩ませる。党選対幹部は「幹部がどんどん入ればいい選挙ではないから、難しい」と説明。政党色を前面に出し過ぎればかえって「本土の横暴」への反発を増幅しかねないためだ。9日に沖縄入りした高市早苗政調会長は名護には入らず、那覇市で沖縄政策に関する関係者向けの説明会を開くにとどめた。

 移設容認派は前県議の末松文信氏に一本化したものの、情勢は見通せていない。政府関係者は「情勢は相当厳しい。稲嶺陣営には全国から応援が来ている」と分析。このため自民党は、「稲嶺進市長との接戦に持ち込み、敗北しても『これだけ賛成の民意もある』とアピールする」(幹部)という当初の戦略に復帰している。

 普天間の県内移設を巡る沖縄の根強い反発に対し、同党の石破茂幹事長は7日の記者会見で、「『決まったんだから、沖縄振興もやるからもういいだろ』ということではなく、基地の受け入れを誠心誠意、あえていえば平身低頭してお願いする」と説明、市長選で劣勢挽回に努める姿勢を強調した。ただ、首相官邸内では「負けても県内移設には関係ない。名護市に覆す権限はほぼゼロだから」(関係者)と半ば開き直る声も出ている。【飼手勇介、村尾哲】

3491チバQ:2014/01/12(日) 17:54:21
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140112ddlk46010317000c.html

選挙:指宿市長選 市議の下柳田氏、出馬表明 /鹿児島

毎日新聞 2014年01月12日 地方版


 26日告示、2月2日投開票の指宿市長選に、新人で同市議の下柳田賢次氏(56)が無所属で立候補すると11日表明した。現職の豊留悦男氏(63)も立候補を予定しており、一騎打ちになりそうだ。

 下柳田氏は当選4回。民主党県連常任幹事だったが先日離党した。

 「『無投票で終わるのか』という市民の声が多くあった。市町合併後の均衡ある発展が課題。若者の定住や雇用、高齢者の住みやすい地域づくりに取り組みたい」と述べた。

3492チバQ:2014/01/12(日) 17:54:58
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140112rky00m010003000c.html

沖縄市長選:与党、島袋氏擁立へ 革新・中道が調整

2014年01月12日


 【沖縄】4月27日投開票の沖縄市長選に向けて、沖縄市区選出の革新・中道系の県議・市議でつくる候補者選考委員会は11日、沖縄市内で会合を開き、今月19日にも候補者を最終決定することを確認した。革新・中道の与党統一候補として、島袋芳敬沖縄市副市長で一本化を進める見通し。

 選考委員長の仲村未央県議は「候補者の意向を再確認したい委員がいる。19日に最終調整して候補者を決定したい」と話した。選考委ではそのほか、玉城満県議や中根学元沖縄タイムス編集局長の名前も挙がっていた。玉城氏が出馬を辞退したため、副市長として2期8年間、市政を支えてきた実績を持つ島袋氏を、最有力候補として支持する声が強くなっている。

(琉球新報)

3493チバQ:2014/01/12(日) 18:03:30
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140112/okw14011217590001-n1.htm
普天間争点に2氏届け出 稲嶺氏と末松氏の一騎打 激戦必至 

2014.1.12 17:48

末松文信氏(左)と稲嶺進氏
末松文信氏(左)と稲嶺進氏


 任期満了に伴う沖縄県名護市長選は12日、告示され、いずれも無所属で元県議の新人、末松文信(65)=自民推薦=と現職の稲嶺進(68)=共産、生活、社民、沖縄社大推薦=の2氏が立候補を届け出た。米軍普天間飛行場(沖縄県宜(ぎ)野(の)湾(わん)市)の名護市辺野古への移設問題が最大の争点で、稲嶺氏は移設に強く反対し、末松氏は移設推進を掲げており、激戦が予想される。19日に投票、即日開票される。

 日米両政府が普天間飛行場の返還で合意した平成8年以降、辺野古移設が争点となる市長選は5回目。前々回までの3回は移設を容認する候補者が当選し、前回初めて反対派の稲嶺氏が当選した。

 一騎打ちとなる末松、稲嶺両氏は12日午前、それぞれ市内の選挙事務所前で出陣式を行った。

 末松氏は仲(なか)井(い)真(ま)弘(ひろ)多(かず)知事が辺野古での埋め立てを承認したことを受け、安倍晋三首相、仲井真氏と連携し辺野古移設を「決着させたい」と明言。「市の経済が低迷している」と危機感を示し、移設に伴う交付金も活用した振興と町づくりを目指す考えを表明した。

 一方、稲嶺氏は「辺野古の海にも陸にも基地は造らせない」と強調。「ウチナーンチュ(沖縄人)のアイデンティティーを日米両政府に突き付け、自立した町づくりを進める」として交付金に頼らない姿勢を前面に打ち出した。

 名護市選挙管理委員会によると、11日現在の有権者数は4万6665人。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014011200116
末松、稲嶺氏が一騎打ち=辺野古移設が争点−名護市長選
 任期満了に伴う沖縄県名護市長選は12日告示され、新人で前沖縄県議の末松文信氏(65)=自民推薦=と、現職で再選を目指す稲嶺進氏(68)=共産、生活、社民、沖縄社会大衆推薦=の無所属2人が立候補した。投開票は19日。両氏の一騎打ちとなった選挙戦は、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設の是非が最大の争点で、選挙結果は日米両政府が進める移設計画の行方を大きく左右しそうだ。
 末松、稲嶺両氏は12日午前、それぞれ市内の選挙事務所前で出陣式に臨んだ。末松氏は、仲井真弘多知事が辺野古沿岸部の埋め立て申請を承認したことに触れ「政府が着実に進めることを期待し、私どもも協力していく」と明言。県外移設を掲げる稲嶺氏は「未来の名護市に負の遺産を残すのか、きっぱりとノーを突き付けるのか、(選択を)求められている」と訴えた。
 末松氏は移設受け入れに伴う政府の地域振興策を生かした街づくりを公約。稲嶺氏は法令に基づく市長の権限を駆使し、辺野古への代替施設建設を阻止する構えで、両氏の主張は真っ向から対立している。 
 移設計画に対し、名護市民の判断が示されるのは今回で6回目となる。1997年12月の住民投票では反対が過半数を占めたが、その後3回の市長選はいずれも容認派が勝利。移設問題をめぐり民主党の鳩山政権が迷走する中で争われた前回は、稲嶺氏が容認派の現職に競り勝った。
◇末松文信氏略歴
 末松 文信氏(すえまつ・ぶんしん)沖縄工業高卒。名護市企画部長、同副市長を経て12年6月沖縄県議。65歳。伊是名村出身。
◇稲嶺進氏略歴
 稲嶺 進氏(いなみね・すすむ)琉球大法文卒。名護市収入役、同教育長を経て10年2月市長。68歳。名護市出身。(2014/01/12-17:22)

3494チバQ:2014/01/12(日) 18:06:23
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=60507
名護市長選:辺野古の両陣営、静けさ漂う


2014年1月12日 06:40

 【名護市長選取材班】名護市長選が12日、告示される。米軍普天間飛行場の辺野古移設に伴う埋め立てを仲井真弘多知事が承認した後、地元の民意を示す初めての選挙となる。現職の稲嶺進さん(68)は「移設反対」を貫き、新人の末松文信さん(65)は「移設推進」を主張。両陣営とも焦点の辺野古区に事務所を置くが、多くの区民はこの18年間で賛否に色分けされている。告示前日の11日も静かだった。

 「市民の“目線”でまちづくり」。稲嶺さんのキャッチフレーズを張った建物で、辺野古に住む50代男性は市内外からの来客に対応していた。「昼間の事務所で辺野古の人の出入りは少ない。どこに誰がいたとうわさになるのを嫌がる」

 移設容認派が大半とされる辺野古で、稲嶺さんの陣営が事務所を設置するのは前回に続いて2度目。イメージカラーの青いのぼり旗は4年前より多いという。

 稲嶺さんは宜野座高時代、辺野古の親戚宅から通学していたこともあり、男性は「同級生や先輩、後輩もいる。人柄や志も広めていきたい」と語る。

 事務所前を通った30代男性は、「はっきりと意思表示できる人がうらやましい。この地域では、基地問題を議論することさえ難しい」と声を潜めた。

 午前11時すぎ、末松さんを支持する自民党の宮崎政久衆院議員と佐喜真淳宜野湾市長が区内の交差点で演説。「受け入れてもらう側は頭を下げるしかない」と述べ、北部振興に向けた末松さんの政策に支持を求めた。四つ角に立つ人たちは万歳三唱で応じた。

 末松さんを支援する有志の「未来を担う三区の会」は昨年、事務所を構えた。辺野古区の入り口にあり、末松さんのイメージカラーの黄緑色ののぼり8本が道の両側に並ぶ。

 支援する男性は「辺野古はもともと保守地盤。普天間移設と関係なく、地域活性化策への期待がある」。

 事務所横のスーパーにはキャンプ・シュワブの米兵が連れだって訪れた。24歳の男性はシュワブへの基地建設が争点と聞き、「お金は落ちるが、騒音も来るだろう。賛否の意見があるのは理解できる」と語った。

3495名無しさん:2014/01/13(月) 00:24:45
末松氏猛追 移設妨害「百害あって一利なし」
2014.1.12 22:19 (1/2ページ)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140112/plc14011222200012-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140112/plc14011222200012-n2.htm
自民党が昨年12月中旬に実施した調査では6対4で稲嶺氏が優位だった。年明
けの調査でも末松氏の劣勢は変わらなかったが、自民党幹部は「一本化を果たし、
選対の態勢も整った。これからは情勢が上向く材料しかない」と語る。
 「同業者の倒産が相次ぎ、うちの収益も2割減った」。建設業の40歳代男性は
そう話す。この4年間で名護を中心とした北部での国・県の公共事業予算は32億
円の減。国からの再編交付金も停止され、4年間の不交付分は42億円に上る。
稲嶺市政が続く限り、新規の交付金も入ってこない。

3496名無しさん:2014/01/13(月) 15:49:45
名護市長選
自民VSそれ以外で自民側の末松には公明の援助すらなし
自民がそれほど強くない沖縄という立地を踏まえてどう考えても自民にとって最悪の条件
これで自民が勝ったら今年の選挙全勝するといっても過言ではないな

3497名無しさん:2014/01/13(月) 15:50:49
とりあえず注目は来週末の名護市長選かな。
左翼勢力としては2年前の宜野湾市長選でまさかの敗北を喫しているだけに今回はそれこそ背水の陣で臨んでくるはず。
左翼本拠地の宜野湾市に続いて名護市でも負けたとなると左翼勢力の衰退振りが一層顕著になるが果たしてどうなるか。
まあ沖縄タイムスと琉球新報を始めとした地元左翼メディアが本土の反日メディアと結託して総力を挙げてネガキャンを張ることは容易に想像できるが。
逆に言えばこれで負けたら左翼にとって最後の楽園だった沖縄での影響力も一気に低下するだろう。

3498名無しさん:2014/01/13(月) 15:51:48
名護市長選は保守が落とすだろうけど、
国政では自民、公明、民主、維新、みんなまで全て辺野古移設しかないと言う考えだし、
本土の世論調査でも移設賛成派の方が多い。(沖縄では真逆だけど)
だから市長選落としても時間は掛かるけど粛々と進めるでしょ。
個人的には移設容認なのに地元を説得せずに汚れ役を全部自民に押し付ける公明と民主はどうかと思うが。

3499チバQ:2014/01/13(月) 16:00:08
品がない書き込みだなあ

3500穏健保守系無党派:2014/01/13(月) 17:48:56
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140113/plc14011309350001-n1.htm
自主投票「黙認」 公明ねじれ 自民不満
2014.1.13 09:32

 12日告示された沖縄県名護市長選で、公明党は党沖縄県本部の自主投票方針を事実上「黙認」する形で臨む見通しだ。自民、公明両党の連立政権は国政、地方を問わず選挙戦で足並みをそろえるのが通例だが、今回は元県議の末松文信氏(65)を推薦した自民党県連の対応とは隔たりがある。自民党県連内では公明党への不満が渦巻いており、市長選の結果次第では今後の政権運営に影を落としかねない。

 末松陣営によると、12日の出陣式に公明党県本部幹部らは出席しなかった。自民党県連は前公明党代表の太田昭宏国土交通相らに応援を要請しているが、一向に返事はない。

 公明党が末松氏の支援に二の足を踏むのは、県本部が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設に反対する立場を変えていないためだ。

 一方、政府・与党として県内移設を容認する党本部は9日、県本部の自主投票方針を了承せず、井上義久幹事長が県本部との「ねじれ」解消に乗り出した。だが、告示日を迎えても折り合いがつけられない「吊るし」(党幹部)のままだ。

 党本部は引き続き末松氏支援を県本部に働きかける構えだが、自民党県連内では公明党への批判が強まっている。ある自民党県連幹部は「自公協力の下、公明党国会議員らの選挙戦を支援してきたが、恩知らずも甚だしい」と憤る。

 自民党県連は不信感も高めている。11月に予定される県知事選で、辺野古移設に強く反対している那覇市の翁長雄志(おなが・たけし)市長を担ぎ出そうとする動きが公明党県本部の一部にあることを嗅ぎ取っているからだ。

 革新系も巻き込み、「オール沖縄」で辺野古反対という図式を作り上げ、仲井真弘多(なかいま・ひろかず)知事かその後継者に弓を引く−。その策謀は単なる「野合」にすぎず、連立を組む自民党への背信にほかならない。別の自民党県連幹部は「連立の終わりの始まりだ」とも警告する。

 名護市長選をめぐっては、民主党が自主投票とする方針を決定。共産、生活、社民の各党は稲嶺進氏(68)を推薦している。

3501穏健保守系無党派:2014/01/13(月) 18:37:59
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140113rky00m010002000c.html
名護市長選:2氏届け出 末松、稲嶺氏が激突
2014年01月13日

 【名護市長選取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設問題が最大の争点になる名護市長選が12日告示され、届け出順に、移設推進を訴える無所属新人で前県議の末松文信氏(65)=自民推薦=と、移設阻止を主張する無所属現職の稲嶺進氏(68)=社民、共産、社大、生活推薦=の二人が立候補を届け出た。市長選の結果が普天間移設問題の行方を大きく左右することから激戦が予想され、全国的な注目を集めている。19日に投票、即日開票される。

 日米両政府が1996年に普天間の返還に合意して以降、5度目となる市長選。初めて候補者が「推進」と「阻止」の対立軸を明確にして争う選挙となる。

 移設問題をめぐっては仲井真弘多知事が昨年末、政府の辺野古埋め立て申請を承認。だが県外移設を公約に掲げる知事の承認判断に対し、県議会は10日、辞任を求める決議を賛成多数で可決した。政府が移設手続きを進める中、辺野古移設の是非に対する名護市民の審判があらためて示されることになる。

 末松氏は同市城の選挙事務所前で出陣式を行い、「名護市の将来を決定付ける大変重要な選挙だ。普天間飛行場の代替施設について知事や政府と連携しながら、これを機会に決着したい。名護市を正常に戻し、新しい名護市づくりに取り組みたい」と強調した。

 稲嶺氏は同市大中の選挙事務所前で出発式に臨み、「名護市、沖縄県の未来を決する戦いだ。同時にわが国の民主主義を問う一大決戦となる。新基地は海にも陸にも造らせないという4年前から始まった流れを、取り戻す覚悟と気概が求められる」と訴えた。

 名護市の選挙人名簿登録者数は11日現在で4万6665人(男性2万2882人、女性2万3783人)。

3502名無しさん:2014/01/14(火) 03:25:35
辺野古移設反対の現職が先行 名護市長選情勢調査
1月14日00時01分
http://www.asahi.com/articles/ASG1F7FN8G1FUZPS004.html
移設に反対する現職の稲嶺進氏(68)が先行し、移設推進で新顔の末松文信氏(65)が激しく追っている。
稲嶺氏は推薦を受けた共産、社民、沖縄社会大衆の各党の支持層を固めたほか、無党派層の8割の支持を得ている。自主投票を決めた民主の支持層の大半もまとめた。
一方、末松氏は推薦を受けた自民の支持層の8割を固めた。ただ、無党派層の支持が広がっていない。移設容認の党本部に対して県本部が移設反対を掲げ、事実上の自主投票となった公明の支持層でも半数程度にしか浸透していない。
同時に実施した世論調査では、普天間飛行場の辺野古への移設に反対が64%、賛成が19%。
投票先を決めるときに最も重視することを4択で聞くと、「普天間飛行場の移設問題」56%、「地域振興策」23%、「経歴や実績」7%、「支援する政党や団体」3%の順だった。
自民の支持率は15%で、3割台半ばの全国世論調査に比べてかなり低い。仲井真弘多知事の支持率も、昨年12月の県民世論調査で県全体では57%あったが、24%にとどまった。
調査方法 12、13の両日、コンピューターで無作為に作成した番号に調査員が電話をかける「朝日RDD」方式で、名護市内の有権者を対象に調査した。世帯用と判明した番号は1550件、有効回答は860人。回答率は55%。

3503チバQ:2014/01/14(火) 22:52:24
琉球新報も稲嶺先行

http://senkyo.mainichi.jp/news/20140114rky00m010001000c.html
名護市長選:稲嶺氏が先行 基地問題に高い関心/沖縄
2014年01月14日

 【名護市長選取材班】19日に投開票される名護市長選を前に、琉球新報社と沖縄テレビ放送は11、12の両日、名護市の有権者を対象に合同で世論調査を実施した。その結果に本社の取材を加味して情勢を分析すると、無所属現職の稲嶺進氏(68)=社民、共産、社大、生活推薦=が先行し、無所属新人で前県議の末松文信氏(65)=自民推薦=が追う展開となっている。回答者の93.3%が選挙に関心があると答え、56.7%が投票の際に基地問題を重視すると答えており、辺野古移設の是非を最大の争点とする今回選挙への市民の注目の高さがうかがわれる。

 投票する人を「まだ決めていない」と回答したのは15.9%いて、終盤戦にかけて浮動票の取り込みなど無党派対策も重要となり、予断を許さない状況だ。

 最大争点となる辺野古移設に関しては「沖縄以外の国内に移設すべきだ」(21.2%)、「国外に移設すべきだ」(25.9%)を合わせて県外・国外を求める回答者が半数近くに上る。無条件閉鎖・撤去(31.8%)などを含め、辺野古以外の選択肢が計83.7%を占め、「辺野古に移設すべきだ」とする回答者は9.0%にとどまった。

 市長選に対し、65.9%が「大いに関心がある」と回答。名護市民の審判が移設問題の行方を左右することから、注目度の高さを反映している。投票先を選ぶのに最も重視することは「普天間飛行場の移設などの基地問題」が56.7%と「経済・雇用」18.6%などを引き離した。

 普天間飛行場移設に向けた政府の辺野古埋め立て申請を承認した仲井真弘多知事の判断に対しては「支持しない」「どちらかといえば支持しない」が計65.4%と批判的に見ている。知事判断を支持する回答者は計27.8%だった。

▽調査の方法=名護市内に住む有権者を対象に11、12の両日、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。電話帳に載せていない人も調査可能で性別、年代別など有権者の縮図に合わせた精度の高い調査ができる。実際に電話がかかったのは898で、このうち529人から回答を得た。(琉球新報)

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3504チバQ:2014/01/14(火) 23:02:22

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140112/plc14011222200012-n1.htm
【名護市長選】
末松氏猛追 移設妨害「百害あって一利なし」
2014.1.12 22:19 (1/2ページ)

沖縄県名護市長選が告示され、出陣式で第一声を上げる末松文信氏=12日
 米軍普天間飛行場移設を最大の争点に戦いの火ぶたが切られた。移設をめぐり「推進」「反対」を明確に主張し合う候補者の一騎打ちは初めて。準備万端で臨む稲嶺進氏に対し、立候補表明と候補者一本化の遅れが響き、やや劣勢で選挙戦に入った末松文信氏が猛追する構図だ。

 「集まられた方々に笑顔で手を振りましょう」

 選挙カーに立った仲井真弘多知事は末松氏の手を取りながら耳打ちした。県と市が二人三脚で国との協調路線を進め、普天間飛行場の危険性除去と北部振興を両立させる方針で寸分違わぬ2人だ。

 末松陣営は応援に招く国会議員の選定に細心の注意を払う。「辺野古」を想起させる閣僚や、県選出国会議員を辺野古移設容認に転じさせた石破茂幹事長の投入は見送った。県議や市議のネットワークを生かし、経済界とも連動することで票の上積みを図る。

 「交付金がなくても行政はできます」

 稲嶺氏が辺野古移設に伴う交付金に背を向ける姿勢を改めて強調すると、隣に立つ社民党の照屋寛徳衆院議員は満足げな表情を浮かべた。稲嶺陣営には共産党の赤嶺政賢衆院議員、沖縄社大党の糸数慶子参院議員らも応援に駆け付けた。

 稲嶺陣営の主張はシンプルだ。辺野古移設を認めない立場から仲井真氏と安倍晋三政権を糾弾し、その支援を受ける末松氏を批判する戦略を描く。基地反対運動の団体とも連携し、組織戦を展開する。

 自民党が昨年12月中旬に実施した調査では6対4で稲嶺氏が優位だった。年明けの調査でも末松氏の劣勢は変わらなかったが、自民党幹部は「一本化を果たし、選対の態勢も整った。これからは情勢が上向く材料しかない」と語る。

 「同業者の倒産が相次ぎ、うちの収益も2割減った」。建設業の40歳代男性はそう話す。この4年間で名護を中心とした北部での国・県の公共事業予算は32億円の減。国からの再編交付金も停止され、4年間の不交付分は42億円に上る。稲嶺市政が続く限り、新規の交付金も入ってこない。

 稲嶺氏は市長権限で移設を「阻止できる」と徹底抗戦する構えだが、県幹部は「阻止できない」と明言する。たとえば代替施設での燃料タンク設置は消防法で市長の許可が必要だが、同法は保安基準を満たしていれば許可しなければならないと規定。県幹部は「妨害しても訴訟や是正命令で国は必ず移設工事を完遂できる。それが法治国家というものだ」とも指摘する。

 稲嶺市政が続けば移設工事が遅れることは避けられず、普天間飛行場の危険性除去は遅れる。辺野古の代替施設が完成するメドが立たない限り、米政府は嘉手納基地(嘉手納町など)以南の基地返還に応じず、県全体の基地負担軽減もままならない。北部振興への政府の熱意も薄れてしまう。

 飲食店を経営する50歳代の女性は断じる。「国に盾突いても百害あって一利なしだ」(那覇支局長 半沢尚久)

3505チバQ:2014/01/14(火) 23:02:46


http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140112/plc14011222300013-n1.htm
【名護市長選】
辺野古移設容認派3勝1敗 過去の名護市長選
2014.1.12 22:28

 末松文信氏、稲嶺進氏
 日米両政府が米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設方針を明示した平成9年以降、名護市長選は今回で5回目。過去4回は「容認派」と「反対派」の対決だったが、容認派は受け入れ条件を公約に掲げるなど曖昧さを残した。今回は仲井真弘多知事の辺野古での埋め立て承認を受け、移設推進を前面に掲げる末松文信氏と、移設に強く反対する稲嶺進氏の一騎打ちで対決構図が鮮明になった。

 辺野古移設をめぐり名護市が9年12月に行った住民投票は受け入れ反対が多数を占めた。当時の比嘉鉄也市長は地域振興などを考慮し、辞職と引き換えに「苦渋の決断」で受け入れを表明した。

 これを受けた10年の市長選は比嘉氏の後継で後に条件付き容認を表明した岸本建男氏が当選。岸本氏は2期務め、18年の市長選は後を託された島袋吉和氏が当選した。

 県と市のトップがともに移設を容認する体制が続いたが、建設場所や工法をめぐり日米両政府と県、市という4者の思惑が交錯し、計画の具体化は難航。それに伴い、市長選では岸本氏が「15年使用期限」の条件を付すなど受け入れに高いハードルを課した。

 2本の滑走路をV字型に配置する現行計画が固まったのは18年4月。着工に向けた手続きは進んでいたが、民主党政権の迷走で辺野古移設はいったん白紙化された。県民感情も刺激し、22年の市長選は9年以降で初めて反対派の稲嶺進氏が当選した。

3506チバQ:2014/01/14(火) 23:15:58
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=60622
名護市長選:2陣営 集票合戦過熱
2014年1月14日 06:53


 【名護市長選取材班】19日投開票の名護市長選は、新人で前県議の末松文信氏(65)と、2期目を目指す現職の稲嶺進氏(68)の一騎打ちとなり、両選対による街宣活動や地域回りなどの選挙運動が激しさを増している。末松選対は地域回りを中心とした支持拡大や浮動票獲得を目指し、稲嶺選対は前回の票固めに加え、保守層の切り崩しを狙う。


知名度増へ総動員 末松氏陣営
公明・女性票獲得に力


 末松選対は「足で稼ぐ」選挙を展開。新人の知名度不足の払拭(ふっしょく)に向け、女性部や支持者によるローラー作戦を進め、末松氏本人が市議らとともに地域や企業を細かく回る。地縁血縁を生かし、支持拡大を目指す。

 選対本部長には島袋吉和前市長が就任。島袋氏もマイクを握り、昨年末まで難航した一本化による出遅れの取り戻しを図る。

 自民党のパイプもフル活用。9日の総決起大会では小泉進次郎復興政務官が壇上から支持を呼び掛けたほか、仲井真弘多知事は告示日の12日と、13日の2日連続で名護入りし、訴えた。

 自民党の国会議員や県内の市町村長らも、市内で企業回りや街頭演説に力を入れる。北部地域の保守系の町村長や議員らと連携し、市内の郷友会へ支持を呼び掛ける。

 屋部地域や屋我地地域、久辺3区で勢いがある。革新地盤とされる羽地地域の切り崩しや、浮動票が多く大票田の市街地からの得票を目指す。一方で、自主投票を決めた公明党の支持層からの集票や、女性票の獲得などが課題だ。

 投票率は前回の76・96%前後を想定。1万7千票を当選ラインとみている。


保守層崩しに全力 稲嶺氏陣営
建設票流出対策が鍵


 稲嶺選対は、市議会与党会派の市議15人や後援会を中心に、“市民党”的な選挙態勢で運動を展開する。

 推薦を受けた社民、共産、社大、生活4政党を中心に前回の票を固め、元自民党県連顧問で元県議会議長の仲里利信氏や、かりゆしグループCEOの平良朝敬氏などの支援を追い風に、新たな層の掘り起こしを目指す。

 福島瑞穂社民党副党首ら国会議員が名護入りし、支持を呼び掛ける。

 稲嶺氏本人も積極的に企業や地域を回り、支持拡大を目指す。出身地・三原区のある二見以北地域や、自宅のある大北区、羽地地域の票を確実に固め、大票田の市街地からの集票を狙う。課題は、振興策に期待する、前回獲得した建設関連企業の票の流出対策だ。

 最大の争点の辺野古移設が「反対」「推進」と鮮明化し、賛否が問われることで、投票率は前回より上がると予想。

 一方で、仲井真知事による埋め立て承認で、市民に「諦め感」が広がり、投票率が下がることも懸念する。

 前回の票差1588票以上をつける勝利を目指し、日米両政府に新たな基地建設反対の民意を突き付けたい考えだ。

3507穏健保守系無党派:2014/01/15(水) 14:50:26
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140115ddp041010006000c.html
選挙:長崎県知事選 あす告示 現新の一騎打ちへ
毎日新聞 2014年01月15日 西部朝刊

 任期満了に伴う長崎県知事選は16日告示される。再選を目指す無所属現職、中村法道氏(63)=自民、公明推薦=と、共産新人で党県書記長の原口敏彦氏(52)の一騎打ちとなる公算が大きい。中村県政1期目への評価などが争点となる見通し。投開票は2月2日。

 中村氏は、副知事などを経て知事に就任し企業誘致やサービス業の振興による県民所得向上を掲げる。国営諫早湾干拓事業の堤防開門に反対している。

 原口氏は「公共事業中心から県民の暮らしを守る県政に転換する」と主張。中学3年までの医療費無料化などを訴え、中村氏への批判票取り込みを狙う。諫干の堤防開門には賛成の立場だ。

3508穏健保守系無党派:2014/01/15(水) 15:05:15
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/m20140115ddlk43010513000c.html
選挙:和水町長選 現職の坂梨氏が3選へ出馬表明 /熊本

 任期満了に伴う3月18日告示、23日投開票の和水町長選で、現職の坂梨豊昭氏(68)が14日、3選を目指して立候補すると表明した。同町長選への立候補表明は坂梨氏が初めて。

 同町で開いた記者会見で坂梨氏は、財政再建や高校生までの医療費無料化に取り組んだ実績を強調し、3期目の公約に光通信を利活用した企業誘致と農業振興などを掲げた。

3509穏健保守系無党派:2014/01/15(水) 15:09:40
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140115ddlk41010463000c.html

選挙:嬉野市長選 立候補予定の2氏、政策ごとに考え表明 17日公開討論会 /佐賀

毎日新聞 2014年01月15日 地方版


 嬉野市長選の立候補予定者による政策発表会が17日午後1時、同市嬉野町の市公会堂で開かれる。同市長選の公開討論会を実現する市民の会が主催。

 同市長選(19日告示、26日投開票)は、3選を目指す現職の谷口太一郎氏(67)と、商業コンサルタント会社社長で新人の藤山勝済氏(63)が出馬を表明している。両氏が出席し、政策テーマごとに考えを表明する。選挙での公開討論会の開催を推進しているリンカーン・フォーラム九州の関係者が司会を務める。

 市民の会の中林正太代表(26)は「合併後初の選挙戦になる市長選なので、市民が両氏の考えをしっかり聞ける場を開きたい。考えて投票することが市の未来づくりにつながる」と語る。参加は自由だが会場からの質問はできない。【渡部正隆】

3510穏健保守系無党派:2014/01/15(水) 16:24:55
http://www.saga-s.co.jp/news/election2014.html
8市町で首長選 市議・町議は4市3町で改選

 2014年の佐賀県内の首長選は1月の嬉野市を皮切りに5市3町で行われる。嬉野市長選は現職と新人が出馬表明し、市制移行後初の選挙戦になる見通し。武雄、神埼、伊万里市、有田町は現職が立候補を表明。鹿島市も選挙戦になる見込み。吉野ケ里町は現職が引退を表明、8月に任期満了となる玄海町はこれからの動きになる。議員は4市3町で改選を迎える。



  市町議会は嬉野市、小城市、武雄市、神埼市とみやき町、吉野ケ里町、有田町の4市3町が任期満了を迎え、改選される。このうち、武雄市、神埼市、みやき町、吉野ケ里町が定数を削減する。


 武雄市は市長選と同時の4月6日投開票で行い、定数を26から24に2減する。神埼市は4月20日投開票で市長選と同日。4年前の改選期に定数を26から2減したが、今回はさらに4減し、20にする。吉野ケ里町(定数15)と有田町(定数16)は4月13日投開票で行う。吉野ケ里町は定数12に削減する。



 2月23日投開票のみやき町は定数18から16に削減するほか、長期欠席者の報酬減額条例を定めており、3月から施行する。1月26日投開票の嬉野市(定数18)、2月16日投開票の小城市(定数22)は、いずれも定数に変更はない。

3511名無しさん:2014/01/16(木) 00:47:48
名護市長選挙。某紙合同調査によると、60対29で現職がダブルスコアでリード。某宗教団体がF取りで抗戦との話しもあるが、差が開き過ぎているとの声。
ttps://twitter.com/minorucchu/status/423471479754219520

3512穏健保守系無党派:2014/01/16(木) 12:59:45
http://www.nishinippon.co.jp/feature/kyushu_senkyo/article/63656
現職と新人が届け出 長崎県知事選告示

2014年01月16日(最終更新 2014年01月16日 11時08分)

 長崎県知事選が16日、告示された。立候補を届け出たのは、再選を目指す無所属の現職中村法道氏(63)=自民、公明推薦、民主支持=と、共産新人の原口敏彦氏(52)の2人。それぞれ長崎市内で第一声を上げた。投開票日は2月2日。

 選挙戦では中村氏の1期目の県政運営に対する評価や人口流出を防ぐ雇用確保策、諫早湾干拓事業の開門の是非などが争点となる。

 第一声で中村氏は「産業振興と県民所得の向上策など、さらに長崎県の活性化を目指し、全力を尽くす」、原口氏は「無駄遣いの公共事業を医療、福祉、防災など県民の暮らしを応援する事業に切り替える」などとそれぞれ支持を訴えた。

 有権者数は116万1379人(15日現在、県選管調べ)。

=2014/01/16 西日本新聞=

3513穏健保守系無党派:2014/01/16(木) 15:55:11
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/m20140116ddlk40010422000c.html
選挙:香春町長選 説明会、2陣営が出席 /福岡


 2月4日告示、同9日投開票される香春町長選の立候補予定者説明会が15日あり、現職で4選を目指す加治忠一氏(75)と、新人で元町議の藤井清孝氏(59)=いずれも無所属=の関係者が出席した。

 告示日の立候補届け出は4日午前8時半〜午後5時、町役場1階で受け付ける。投票は9日午前7時〜午後6時で、開票は同7時半からフレッシュワークかわらで行われる。

3514穏健保守系無党派:2014/01/16(木) 15:56:44
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140116ddlk40010437000c.html

選挙:築上町長選 説明会に2陣営 /福岡

毎日新聞 2014年01月16日 地方版


 任期満了に伴う築上町長選(28日告示、2月2日投開票)立候補予定者説明会が15日、町役場本庁であった。これまでに立候補を表明した現職の新川久三氏(67)と、新人で町議会副議長の有永義正氏(68)の両陣営関係者が出席した。

 新川氏は旧椎田町長を1期務めた後、旧築城町との合併に伴う2006年2月の築上町長選で当選。10年再選され現在2期目。「子育て支援や教育、産業振興などに力を入れ町民が安心して暮らせる町づくりを進めたい」と語った。

 一方の有永氏は旧築城町農協役員などを経て同町議を2期務め、07年の築上町議選で当選し現在2期目。11年に副議長に就任した。「自動車産業関連の企業を誘致し人口を増やす。町に新風を吹き込み活性化させたい」としている。

 立候補の届け出は28日の午前8時半〜午後5時、町役場本庁で受け付ける。昨年12月2日現在の選挙人名簿登録者数は1万6513人(男7822人、女8691人)。〔京築版〕

3515チバQ:2014/01/16(木) 23:25:42
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014011600910
名護市長選、終盤戦に=末松・稲嶺氏、支持拡大へ全力−沖縄
名護市長選で、街頭演説する末松文信候補=16日、沖縄県名護市 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設の是非が争点となった同県名護市長選は、19日の投開票に向け終盤戦に入った。日米両政府が進める名護市辺野古への移設推進を掲げる新人の末松文信前沖縄県議と、反対派で再選を目指す稲嶺進氏の無所属2人による争い。両陣営とも、稲嶺氏がリードしていると分析しており、推薦した各党幹部が現地入りするなど、それぞれてこ入れを強めている。
 末松氏を推薦した自民党の石破茂幹事長は16日、名護市を訪れて、末松氏とともに4カ所で街頭演説。国からの沖縄振興一括交付金をベースに、沖縄県と名護市も負担する形で500億円規模の「名護振興基金」を2014年度にも創設する考えを表明し、「安倍政権として末松氏を全面的に支援していく」と強調した。
 この日は田村憲久厚生労働相らも応援に入った。自民党は17日、河村建夫選対委員長らも投入する。選挙結果は日米同盟に影響を与えるとあって、異例の支援態勢で臨む。末松氏陣営は無党派層への食い込みを狙い、地区ごとの集会をこまめに開催。沖縄県本部が自主投票を決めた公明党支持者にも働き掛けるなど、巻き返しに全力を挙げる。


名護市長選で、街頭演説する現職の稲嶺進候補=16日、沖縄県名護市 一方、稲嶺氏は16日、小規模の集会を重ねる合間を縫って4カ所で街頭演説し、「(米海兵隊の新型輸送機)オスプレイが飛び交う町に観光客が来るのか」と、辺野古移設反対を改めて訴えた。石破氏が打ち出した基金構想についても、末松氏当選を前提にしているとみられることから、記者団の質問に答え「カネをちらつかせて気を引こうという金権政治そのものだ」と批判した。
 稲嶺氏陣営は、推薦を受けた共産、社民両党などの支持者をほぼ固め、無党派層にも支持を広げつつあると分析。ただ、選対幹部は「投票先未定の有権者も多い」と、陣営内の緩みを警戒している。17日には社民党の吉田忠智党首がてこ入れを行う。
 両陣営は、期日前投票の呼び掛けにも力を入れる。市選挙管理委員会によると、15日現在の期日前投票者数は6562人。最終的に過去最多となった4年前の同時点での6249人を上回った。(2014/01/16-20:21)

3516チバQ:2014/01/16(木) 23:37:22
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140116/elc14011621310005-n1.htm
山本太郎参院議員、名護市長選で応援演説 「首都はすでに制圧されている」
2014.1.16 21:29
 山本太郎参院議員(無所属。東京選挙区)は16日、沖縄県名護市内で同市長選(19日投開票)候補者の応援演説を行い、「外国軍がこれだけ長期にわたり(沖縄に)駐留し続けるなんてあり得ない。関東もそうだ。4つの米軍基地があるなんて、首都はすでに制圧されている」などと語り、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古への移設反対を訴えた。

 山本氏は「より巨大化した軍事施設を名護に作ろうとしている。潤うのは一部の利権に絡む者たちだけで、99%の皆さんには何の関係もない」と強調。辺野古埋め立てを承認した仲井真弘多知事について「自分の魂だけでなく市民も権力者に売り飛ばした」と批判した。

3517チバQ:2014/01/16(木) 23:39:28
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140116ddp041010008000c.html
現場発:ルポ2014 沖縄・名護市長選、19日投開票 「得策」は基地移設推進か、反対か 国策翻弄18年、揺れ続ける市民
毎日新聞 2014年01月16日 西部朝刊

 沖縄県名護市長選は19日の投開票日まであと3日。米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古への移設の是非を最大の争点に、2候補による激しい舌戦が繰り広げられている。仲井真弘多知事が埋め立てを承認した以上、移設を受け入れて経済振興に託すのが得策なのか。それでも国にノーを突きつけ、基地に頼らない地域の活性化を目指すべきなのか−−。国策を巡り18年間にわたって翻弄(ほんろう)されてきた市民の思いは揺れる。【佐藤敬一、平川哲也】

 「知事が辺野古の埋め立てを承認し、地域住民としては『いよいよ来るのか』という感じだ」。普天間の移設先とされる辺野古で雑貨店を営む許田正儀さん(64)は語る。米軍キャンプ・シュワブに隣接し、客の約7割は米兵が占める。「今度はこの人にかけてみようと思う」。移設推進を掲げて立候補した前自民党県議、末松文信氏(65)の陣営に店の一角を貸した。

 前回は、移設反対を訴えて再選を目指す稲嶺進氏(68)に票を投じた。移設と引き換えに1000億円を投じるとして国が2000年から始めた「北部振興策」で辺野古が潤った実感を持てなかったからだ。だが、期待を託した民主党政権は「最低でも県外移設」の公約をあっさり撤回。再び自民党政権となり「現市政は国や県とのパイプを失った。このままでは名護は経済的に孤立する」と危惧する。

 それでも移設を心から受け入れているわけではない。「国策として辺野古移設が強引に進んでいる以上、反対しても基地は来るだろう。ならば条件をつけて地域の底上げを図るのもやむをえない。でも、上から下に押しつけるようなやり方は心情的につらいね」

   ◇   ◇

 「倒産したのは基地を受け入れなかったからでも、現市長のせいでもない」。養豚業を営む50代男性は言い切る。3年前、父親の代から30年以上続けてきた建設会社をたたんだ。かつては「移設が実現すれば仕事も増える」と信じ、選挙の度に移設容認派の候補の応援に奔走した。しかし、政府が振興策をばらまいても仕事は増えず、建設会社の経営は立ち行かなくなった。

 「振興策の恩恵なんか大きな会社にあるだけ」。普天間を受け入れれば騒音や事故の危険性が増えるだけだとして、稲嶺氏を応援する。知事がカネと引き換えに埋め立てを承認したようにもみえ「沖縄の人間がカネで動くと思われるのは本当に嫌だ」と反発を強める。

 友人や知人でも考え方は割れる。市長選告示後、この男性を訪れた建設業の知人がまくし立てた。「反対したって国は基地を造るんだから、予算取ってこないと始まらないわけよ。生活ができないんだ」。知人が帰ると、男性はぼそっと言った。「前回の市長選で彼は稲嶺氏だったはず」

 寂れる街で、地域振興に懸ける願いは同じだが、国策が市民を分断する。1票に託す思いが複雑に揺れる中、両陣営の選挙カーからの呼び掛けが街にこだましている。

3518チバQ:2014/01/16(木) 23:41:26
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140116rky00m010006000c.html
名護市長選:幹部を続々投入…各政党、取り組み強化 /沖縄
2014年01月16日

 【東京】19日の名護市長選について、各政党は米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設の成否を左右する重要な選挙だとして強い関心を寄せている。移設に向けた埋め立て事業では、名護市側との事前調整や市の許可が必要な工事もある。各党は選挙終盤に向け取り組みを強化している。

 自民党は移設推進を打ち出す無所属新人で前自民県議の末松文信候補を推薦しており、建設業者など支持基盤固めを徹底する戦術を展開する。小泉進次郎復興政務官らが応援で名護に入り、今後も小渕優子元少子化担当相らが街頭演説を行う予定だ。石破茂幹事長ら党幹部も訪問を予定している。

 安倍晋三首相(党総裁)は周辺に「できることは全てしていく」と語っており、党は今後も公明党などに支援を働き掛ける考えだ。

 公明党本部は9日、普天間の県外移設を掲げている県本部が市長選を自主投票で臨むとした方針の了承を見送った。移設推進の末松氏を支援する自民党に配慮した形だが、党本部は「地元の意向は無視できない」として、県本の自主投票方針を黙認する方向だ。

 一方、共産、生活、社民の野党各党は、移設の阻止を掲げる無所属現職の稲嶺進候補を推薦している。告示後、市長選についてのマスコミ各社の世論調査などで、稲嶺氏が先行していると報道されたことに対して野党各党は楽観論を警戒し、一層の引き締めを図っている。共産、社民両党からは「この選挙はそれほど甘くない」「油断すべきでない」といった声が上がっている。

 これまでに共産の市田忠義書記局長、社民の福島瑞穂副党首らが応援に入っており、さらに吉田忠智社民党首らが沖縄入りを予定している。ただ運動で各党の色合いが強くなりすぎれば、稲嶺氏を支援する市民団体や女性票などが離れかねないとして、配慮していく構えだ。

 一方、民主党や日本維新の会は市長選を自主投票とする方針を決定。維新関係者は「表だった行動はしないが、独自の活動を展開していきたい」と話した。

(琉球新報)

3519チバQ:2014/01/17(金) 00:04:56
http://gendai.net/articles/view/news/147228
名護市長選 公明党もなだれ「稲嶺圧勝」、宙浮く辺野古移転
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2014年1月15日 掲載
 東京都知事選はガ然、面白くなってきたが、その前に今月19日は名護市長選がある。
 普天間基地の辺野古移転が争点で、反対派の稲嶺進現職市長(68)と移転推進派の前県議、末松文信氏(65)の一騎打ちとなったが、こちらは既に雌雄を決している。

 ズバリ、稲嶺市長の圧勝だ。世論調査ではダブルスコア以上の差があるし、関係者も驚いたのが8日の稲嶺決起集会だ。ここに国会議員や政党代表、元県知事の大田昌秀氏らが集まったが、その中に平良朝敬・かりゆしグループCEOがいたのである。

「平良氏は公明党のホープ、遠山清彦衆院議員の沖縄後援会長です。公明党は表向き、地元は自主投票ですが、稲嶺支持に雪崩を打ち始めている。自民党は公明党本部から沖縄県連に働きかけて、末松支持を訴えていますが、地元は動いていません」(地元選対関係者)

 追い詰められた自民党は水面下で、企業に圧力をかけている。さらに誹謗中傷ビラをまくという禁じ手選挙を模索中だ。

「末松選対の幹部に取材しましたが、建設業界への圧力を認め、さらに<親戚縁者にも働きかけている。業界は組織で動く。血の濃いところからやる>とまで言い切っていました。その幹部は<アジビラも配布する>と明言、裏選対を組んでアングラビラをまくことも示唆しています」(現地で取材したフリージャーナリストの横田一氏)

 ここまでやるか、というドブ板選挙だ。自民党は小泉進次郎復興政務官を投入。その小泉は「新しい名護市をつくるためのスタートを皆さんと切りたい」とか言っていたが、基地移転、埋め立てで潤うのは一部のゼネコン、砂利業者だけだから、庶民は冷めた目で見ている。

 もう勝負あったも同然で、だからこそ、官邸は浮足立っている。辺野古移設は日米の約束だが、反対派の市長が圧倒的支持で勝てば、移転は難しくなる。まして、市長には、基地移転・辺野古埋め立てに伴う防波堤、防風林の計画の裁量権がある。市長が「ウン」と言わなければ、埋め立ての周辺工事が滞ってしまう。

 基地移転が頓挫すれば、米国の安倍への不信感はなお一層、強まる。都知事選の前に沖縄で安倍は窮地に追い込まれることになる。

3520チバQ:2014/01/17(金) 00:07:32
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140116/ngs14011602440000-n1.htm
諫早開門阻止、離島振興… 中村県政の評価問う 長崎県知事選きょう告示
2014.1.16 02:44
 任期満了に伴う長崎県知事選が16日、告示される。無所属現職の中村法道氏(63)=自民、公明推薦=と、共産新人で党県書記長の原口敏彦氏(52)の一騎打ちとなる公算が大きい。県職員から副知事を経て、知事に転じた中村県政1期4年への評価が問われる選挙となる。諫早湾干拓事業で開門に断固として反対し、経済・雇用対策に注力してきた中村氏が前哨戦を優位に進めている。(田中一世)

                   ◇

 「諫早開門問題など多くの残された課題がある。知恵を絞り、県民と力を合わせて立ち向かいたい」

 昨年11月21日の県議会本会議初日、中村氏は諫早問題を県政課題の筆頭に挙げ、再選出馬を表明した。

 中村氏は、3期知事を務めた前任の金子原二郎氏(現参院議員)の事実上の後継者として、平成22年2月の知事選で初当選した。以来、諫早問題に苦悩してきた。

 就任9カ月後の22年12月、福岡高裁(古賀寛裁判長)が、潮受け堤防の開門調査を命じる判決を下す。当時の菅直人首相が地元の意思を無視して、上告を見送り、判決が確定した。

 地元を除きマスコミの論調も、上告見送りを称賛し、「早期開門」一辺倒のなか、中村氏は孤軍奮闘した。

 開門した場合に生じる農業・漁業への被害を訴え、農林水産省に開門しないよう呼びかけを続けた。

 中村氏は今年3月の任期満了が近づき、記者会見などで出馬の意思を問われても「諫早を含め、目の前の課題にしっかり対応しなければならない。まだ早い」と表明を見送っていた。

 流れが一気に変わったのが昨年11月12日。長崎地裁が開門差し止めの仮処分決定を出した。

 この決定で、中村氏は開門が当面避けられる見通しとなったと判断、出馬表明に踏み切った。

 県内の政党は「開門反対」で足並みがそろっている。菅首相が所属する民主党さえ、長崎県連は「この問題で争う余地はない」として、知事選では独自候補擁立をあきらめ、中村氏を支持する。

 対する原口氏は「開門賛成」の立場をとる。中村氏との対立軸を明確にすることで、批判票の結集を図る。

                   ◇ 

 諫早以外にも、長崎県政の課題は山積する。中でも人口減少が進む離島振興は難問だ。

 長崎県には五島列島や壱岐、対馬など、全国最多の72の有人離島がある。昭和35年の国勢調査では、県人口の2割近く、計33万人余りが離島に住んでいたが、平成22年は13万6千人となった。離島住民の減少率は実に6割に達した。

 この結果、県全体の人口も減少が著しい。平成22年国勢調査の県人口は142万人で5年前に比べ3・5%減少した。県によると今年10月時点では139万6千人まで落ち込んでいる。

 「離島復活なくして長崎の復活はない」。中村氏は離島振興策として、五島列島のレンタカーに電気自動車を導入し、カーナビを通じて観光情報を流す「EV&ITSプロジェクト」に注力した。これまでに140台の電気自動車を導入した。

 昨年4月には離島限定の地域商品券「しまとく通貨」を発売した。島外からの観光客やビジネス客なら千円券6枚セットを5千円で買え、飲食店やスーパー、ガソリンスタンドなど幅広く使えることから、約30万セットが売れたという。

 ただ、離島振興の効果は一朝一夕には出ない。「EV&ITSプロジェクト」も、24年度の利用者は2万4千人。目標の4万人には及ばなかった。

 さらなる誤算は、ユネスコの世界文化遺産問題だった。

 日本からユネスコへの「推薦枠1」獲得をめぐり、長崎県は「長崎の教会群」に力を注いでいた。

 教会群の構成資産が五島列島や佐世保・黒島といった離島に点在していることから、世界遺産になれば観光振興などで、離島活性化に直結するとの狙いもあった。

 ところが昨年9月、「長崎の教会群」は、ライバルの「明治日本の産業革命遺産」に敗れた。教会群の推薦決定はお預けとなった。

3521チバQ:2014/01/17(金) 00:07:52
               ◇ 

 長崎を蝕む人口減少は、特に離島の産業基盤が脆弱で、雇用の場が少ないことが背景にある。長崎県民1人あたりの県民所得(22年度)も230万円で全国41位に低迷している。

 中村氏は、平成25年度に「県民所得向上対策」を打ち上げた。

 製造業、農業、水産業、観光業の4分野の成長を支援し、県民所得を22年度の3兆2770億円から27年度に779億円増やすことを目標に掲げた。企業誘致、農業技術支援、販路拡大支援などを確実に遂行し、低迷脱却を狙う。

 こうした中村氏の政策を労働界も評価。連合長崎も昨年12月4日、早々と推薦を決めた。

 長崎県は今後、重点分野から漏れたサービス業への支援も強化する。中村氏は今月6日の職員への年頭訓話で「サービス業への施策が非常に手薄だった。知恵をしぼって具体的な振興策を練り上げていきたい」と述べた。

 一方の原口氏も経済・雇用対策の充実を打ち出す。「無駄な大型公共事業をやめる。企業の内部留保を、従業員の給与に回すよう要請する。自然エネルギーを推進して雇用・所得を増やす」と主張している。

 繁栄の歴史と伝統を持ちながら、近年は沈みつつある長崎県。今後4年のかじ取り役を決める選挙が迫る。

                   ◇

 長崎県知事選の立候補受け付けは16日午前8時半から午後5時まで。2月2日に投票、即日開票される。

                   ◇

 ■立候補予定者

 中村 法道63 無現(1) =自・公推薦

 知事(副知事、県総務部長、県農林部長)南島原市出身、長崎大経済学部卒

                   ◇

 原口 敏彦52 共新

 党県書記長(九州電波監理局職員)熊本県相良村出身、熊本県立球磨工高卒

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3522チバQ:2014/01/17(金) 00:10:21
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140114ddlk45010299000c.html
明日への針路:ダブル市長選・宮崎/上 6次産業化 ソフト面の充実不可欠 /宮崎
毎日新聞 2014年01月14日 地方版

 宮崎市高岡町浦之名の製茶工場。オーナーの小浦武士さん(35)は茶の収穫が一段落する冬場は、茶葉の加工にいそしむ。高さ50センチの筒状のミキサーに茶葉を入れると、下から粉状になった「挽(ひ)き茶」が出てくる。それを一つ一つ丁寧にパッキングする。

 小浦さんは茶農家の3代目。静岡県などで会社勤めをしていたが、12年前にUターンして家業を継いだ。約4・9ヘクタールの茶畑では、爽やかな香りが特徴の「やぶきた」を主に栽培。就農して5、6年は収入は安定していたという。ところがここ数年、不景気による高級茶の需要減などで、収入は当初の約3分の2に激減した。「これ以上収入減が続けば、農家を続けられない」。起死回生の策として、考えついたのが規格外の茶葉を使った粉末茶の加工だ。

 茶葉に含まれる食物繊維やビタミンなどを丸ごと摂取できることなどから最近人気があり、一番茶の場合、価格は茶葉のままだと1キロ約1500円だが、手を加えることで6000円ほどになるという。市の「6次産業化支援事業」に茶農家の仲間2人と一緒に申請し、25万円の助成を受けて粉末器を購入した。

 昨年は約30キロを製造し、これまで取引があった個人客などに直接販売。「今は小遣い程度の収入にしかならないが、大量に出荷できるようになれば収益の柱になる」と夢を描く。

 1次産業が盛んな県内で、宮崎市の年間生産額は、トップの都城市に次いで2位。宮崎市によると、2010年の第1次産業の従事者は9614人で、同年度の生産額は約180億円だった。就業者数は全就業人口の約5%を占めるが、生産額は全体の約1・4%にとどまり、生産性の向上が大きな課題となっている。

 市は農家の所得アップを後押ししようと、11年に農商工連携室を設置し、農林漁業の6次産業化支援に本格的に乗り出した。市内の農林漁業者を対象に、6次産業化に必要な設備を整えるための資金を2分の1(最大200万円)助成する新たな事業を始めた。

 ただ、市の思いとは別に、申請件数は11年度7件、12年度5件と低調。同室の岩切典雄室長は「初期投資費用がネックになっている」と話す。

 小浦さんは「販売経路の開拓などソフト面の支援も充実させてほしい」と注文をつける。「農家は販売では素人。ハード面での整備は何とかなっても、その後継続できるかが心配。魅力ある商品作りのアイデアや販売するための人脈作りなど、市に手助けしてほしいことは多い」

 宮崎大の山本直之教授(農業経済学)は市農業の6次産業化について「まだ個別の『点』で終わっているが、アイデアのある生産者は多いはず」とみる。「『面』に広げるには、専門のフードコーディネーターを市に置くなどし、生産者がもっと相談しやすい体制をつくる必要がある」と提案する。

  ◇   ◇

 任期満了に伴う宮崎、延岡両市長選は19日告示、26日投開票を迎える。それぞれの課題を探った。

3523チバQ:2014/01/17(金) 00:12:52
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140115ddlk45010561000c.html
明日への針路:ダブル市長選・宮崎/中 青島観光 正念場のリゾート地 /宮崎
毎日新聞 2014年01月15日 地方版

 宮崎市を代表する観光地、青島。海水浴シーズンなどは多くの人でにぎわうが、冬の平日ともなると人影はまばらだ。

 青島は近年、旧橘ホテル跡地再開発計画の頓挫(2012年)や青島観光ホテル閉館(13年)など暗いニュースが続く。客足も、08年のリーマン・ショック以降、口蹄疫(こうていえき)や新燃岳噴火、北部九州豪雨など災害が相次いだ影響もあり、減少が止まらない。08年約40万人だったのが10年に約33万人と約8割に減り、12年も約36万人と回復できないままだ。

 さらにこの間、重油やガス、電気などの料金や食材費が値上がりした。13年には、大型施設の耐震診断などを義務づける改正耐震改修促進法も施行され、ホテル・旅館の経営者の負担は増した。老舗ホテルでつくる「青島観光六社会」の会長を務める冨森信作・青島グランドホテル社長は「今はまともに『経営』ができるような状態ではない」とため息をつく。

 ただ、青島観光の中心である青島神社への観光客数は必ずしも減っているわけではない。市観光課によると、ほぼ60万〜70万人台で推移しており、市内最大の観光スポットであることは変わらない。古事記編さん1300年の節目の12年は、関連イベント効果で、過去10年で最多の83万8800人を記録した。

 同課の小野幸治・青島地域活性化対策係長は「青島は市の観光政策の一丁目一番地。青島再生なくして宮崎の再生はない」と強調。「現在通過型になっている青島観光を、いかに滞在・周遊型に持っていくかが課題だ」と指摘する。

 市は08年に「青島地域活性化基本計画」を策定。南国ムードを漂わせるブーゲンビリアの植栽やビーチのライトアップなどを行い、景観的な魅力向上を図ってきた。来年度からは、旅行会社と協力して青島地区限定のクーポン付きツアーの開発や、宮崎空港と青島を結ぶ交通手段の支援など新たな観光客誘致事業を始動。最大1650万円を当初予算に計上する方針だが、落ち込んだ客足を一挙に取り戻せるか、事はそう簡単ではない。

 「寂れた雰囲気が定着すると、リゾート地としての地位やイメージは失われる」と冨森社長。宮崎大医学部と連携し、青島に滞在して温泉やゴルフを楽しみながら人間ドックやリハビリを受ける医療観光商品の開発などアイデアはあるが「これといった有効策が打てないでいる。地域と行政がこれまで以上に真剣に、一体となって取り組む必要がある。市のリーダーには、ぜひその後押しをしてほしい」。冨森社長は危機感を募らせている。

3524チバQ:2014/01/17(金) 00:14:47
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140116ddlk45010613000c.html
明日への針路:ダブル市長選・宮崎/下 地域医療 県都のモデル作り急務 /宮崎
毎日新聞 2014年01月16日 地方版

 宮崎市新別府町の市夜間急病センターは、元日の夜も、患者で待合室があふれかえっていた。発熱した3歳の長男を連れてきた男性(35)は「救急車を呼ぶほどではなかったが、心配で。医師に診てもらい、ようやく安心できた」とほっとした様子で話した。

 同センターは1979年に宮崎市が開設し、現在は市郡医師会(川名隆司会長)が指定管理者になって運営している。重篤患者が運ばれる救急窓口とは異なり、入院や手術の必要のない1次救急が専門。外科、内科、小児科があり、年中無休で午後7時〜翌午前7時の時間帯のみ受け付ける。医師は、市郡医師会所属の開業医177人と宮崎大医学部からの派遣医88人が交代しながら担う。

 市内で夜間の1次救急専門の医療機関はここだけ。2012年度は2万4379人を診察し、地域医療への貢献は大きいが「センターは今、将来にわたって維持できるかどうかの岐路にある」と川名会長。医師の高齢化が進み、当直医の負担が限界に近い状態なのだという。

 市などによると、国が04年度に導入した「新医師臨床研修制度」で新人医師が研修先を自由に選べるようになったため、地方の例にもれず県内の若手医師が激減。04年度以降、県内で研修医になる医師数はほぼ30〜40人台で推移し、11年度は29人と全国最低を記録した。その影響で、02年に33%だった市内の40歳未満の男性医師の割合は10年に20%に減り、逆に40歳以上65歳未満が45%から56%に増えた。医師会は昨年6月、状況改善は見込めないと判断し、センターの規則を改定。慣習で「60歳まで」としていた当直を「65歳まで」に変更した。

 現在、センターの当直を担う開業医は50代が中心という。当直の日はほとんど睡眠をとれずに翌朝から自分の医院で勤務することになり、疲労は濃い。専門医が少なく、月1度のペースで当直が回ってくる小児科の医師は「今は何とかこなせるが、5年後は分からない」と不安を口にする。

 医師の負担を少しでも軽くしようと、市は4月からセンターの小児科を、救急窓口のある県立宮崎病院の一部を改修して移転させる。センターの小児科医にとって、当直が回ってくるペースはこれまでと変わらないが、患者の症状が重い場合、即応できる体制がそばにあることで、心理的な重圧は和らぐという。

 市は、センターの今後のあり方も含め、市全体の医療体制を関係者と議論する委員会を昨年12月に設置。この10年間、市内での新たな開業ゼロの産婦人科や、高齢化に伴い需要増が見込まれる在宅医療の整備拡充などについても検討し、来年度中に意見をまとめる方針だ。

 県内の他都市に比べると、医療資源が豊富な宮崎市。川名会長は言葉に力を込める。「県都として他県に負けない地域医療のモデルを示し、市民や県民に頼りにされるような体制を構築しなければならない。10年、20年先を見据えたビジョンが必要だ」(宮崎市長選の企画は中村清雅が担当しました)

3525チバQ:2014/01/17(金) 23:23:01
http://mainichi.jp/select/news/20140118k0000m010064000c.html
名護市長選:国政選挙並みの熱気 19日に投開票
毎日新聞 2014年01月17日 20時10分(最終更新 01月17日 22時30分)


名護市長選の候補者とともに気勢を上げる支援者=沖縄県名護市で2014年1月12日、津村豊和撮影
拡大写真 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設の是非が争点となる同県名護市長選は19日投開票される。前自民党県議で移設推進派の無所属新人、末松文信氏(65)=自民推薦=と、再選を目指す移設反対派の無所属現職、稲嶺進氏(68)=共産、生活、社民、地域政党・沖縄社会大衆推薦=が激しい選挙戦を展開。各政党も幹部らを送り込むなどして国政選挙並みの熱気となっている。

 1996年の日米の普天間の全面返還合意後、市民が移設計画に審判を下すのは市民投票を含め6回目。候補者が移設を巡り「推進」「反対」と明確に分かれた選挙戦は初めて。結果が移設問題に影響を与え、国内外から注目されている。

 末松氏は、移設を受け入れて政府から支給される米軍再編交付金などを活用した街づくりを主張。安倍政権や自民党、仲井真弘多知事の支援を受け、石破茂幹事長や閣僚が相次いで応援に入るなど国と県とのパイプを強調している。

 稲嶺氏は「再編交付金は一時的だが、基地は100年続く」と基地に頼らない地域振興を訴え、移設に反対する保守層への浸透も図る。革新系政党や労組も支援し、社民党の吉田忠智党首や福島瑞穂副党首らが入り「移設反対」を主張した。

 末松氏の推薦依頼を受けずに自主投票とした公明党の支持層の行方も関心が集まっている。【井本義親】

3526チバQ:2014/01/17(金) 23:25:56
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140117/plc14011707260002-n1.htm
名護市を想定、「沖縄経済特区」4月に導入 知事が企業認定、減税優遇も
2014.1.17 07:25 (1/2ページ)
 政府は16日、沖縄振興で新たに創設する「経済金融活性化特区」を4月に導入する方針を固めた。関連法案を24日召集の通常国会に提出、3月までの成立を目指す。同特区は米軍普天間飛行場(同県宜野湾(ぎのわん)市)の移設先である名護市に適用する予定。企業集積や雇用拡大を図り沖縄本島北部地域の経済発展を促す。政府・自民党は名護市向けの振興基金も立ち上げる方針だ。

 経済金融活性化特区は、多くの企業を誘致するため、法制度で優遇措置を受けられる産業を規定せず、沖縄県知事が事業者を認定する。通常は国が対象企業を認定するが、権限を県に移譲することで同県の自主性を尊重し、地域に根付いた振興を図る狙いだ。

 優遇措置の一つとなる企業減税では、特区内の雇用者数に合わせて利益の最大4割を控除し、法人税や事業税を軽減する。100万円を超える設備投資を実施した場合には、税額控除か特別の減価償却制度が利用できる。ここまでの優遇措置は異例で、税負担の軽減で雇用や事業拡大を促す。

 このほか、本来はベンチャー企業に出資する投資家への税優遇措置である「エンジェル税制」を活用して特区版エンジェル税制を導入、出資先企業の対象を従来の設立後3年以内から10年以内に期間を延長する。また、エンジェル税制は赤字企業が対象の一つだが、特区では収益が黒字の企業への投資でも優遇措置を適用し、県外の投資家による特区内への出資を呼び込みやすくする。

 政府は、通常国会で沖縄振興特措法などを改正し、4月から県側が対象企業の認定作業に入れるようにする。

 安倍晋三政権は、沖縄の基地負担軽減とともに、本土に比べて低い県民所得の向上にも力を入れている。特に北部地域は、高級リゾートホテルが多いものの那覇空港から遠く交通網の整備が不十分で、県内でも経済発展が遅れている。政府と沖縄県は那覇と名護を結ぶ鉄軌道の導入も検討中で、インフラ整備に加え特区によって新たな基幹産業を立ち上げたい考えだ。

3527チバQ:2014/01/17(金) 23:27:09
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140117/elc14011709100000-n1.htm
先行稲嶺氏を末松氏が猛追 名護市長選終盤情勢 焦点は市長権限と公明票
2014.1.17 09:05 (1/3ページ)

名護市長選の応援演説で、選挙カーから聴衆に手を振る自民党の石破茂幹事長=16日、名護市内、(千葉倫之撮影)
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜(ぎ)野(の)湾(わん)市)の同県名護市辺野古への移設が争点の名護市長選は、19日の投開票に向け終盤に入った。いずれも無所属で元県議の新人、末松文信(65)=自民推薦=と現職の稲嶺進(68)=共産、生活、社民、沖縄社大推薦=の2氏(届け出順)による一騎打ちは、末松氏が猛追し、稲嶺氏は逃げ切りを図る。各党が国政なみの戦いを展開する中、辺野古移設工事での市長権限をめぐる論戦と自主投票を決めている公明党の動向が焦点となっている。(半沢尚久)

 自民党の石破茂幹事長は16日、名護市入りし、3カ所で街頭演説した。医療や教育に関する末松氏の公約実現のため500億円の「名護振興基金」を創設する構想を表明。「この地域に一定の抑止力は必要だ」と辺野古移設への理解を求めながら、沖縄基地負担を軽減する方針も強調した。

 末松陣営は終盤に入り、企業や団体への挨拶回りを強化。近隣市町村の議員も応援に駆け付け、ローラー作戦で支持拡大を狙う。

 対する稲嶺陣営は組織戦を貫く構えだ。共産党は吉良佳子参院議員らが駆け付けたほか、社民党は吉田忠智党首が16日に名護入りした。生活の党も選挙カーを投入している。

 「駄目なものは駄目と日米両政府に見せつけよう」

 稲嶺氏は街頭演説の締めで辺野古移設に反対する主張をアピールする。陣営には沖縄中南部や県外から共産党関係者や基地反対活動家らも集まっている。

 稲嶺陣営はまた「名護市が駄目といえば新たな基地は造れません」とし、市長権限で辺野古移設を阻止する考えも強調する。末松氏は「とんでもない話だ」と批判、「市長の権限は(阻止まで)及ばない。行政手続き上、法令や条例に合致すれば(工事を)認めざるを得ない」と訴える。

 百(もも)地(ち)章(あきら)日大教授は「自治体首長の許認可権限は、特定の意図を持って行使されてはならず、客観的な判断に基づいてなされるべきものである。職権乱用になりかねない」としている。

 県警幹部は名護市長選の構図を「宜野湾市長選と酷似している」と指摘する。

 一昨年2月の宜野湾市長選は自民、公明などが推薦した佐喜真淳氏が2万2612票で、共産、社民推薦の伊波洋一氏に900票差で競り勝った。佐喜真氏は序盤は劣勢だったが、伊波氏の応援に市外から集まった共産党関係者や活動家に有権者が反感を抱いたのが勝因の一つだった。

 佐喜真氏と末松氏の大きな違いは、公明党の対応だ。公明党は、名護市長選で自主投票方針を変えていない。

3528チバQ:2014/01/17(金) 23:27:30
 4年前の名護市長選で稲嶺氏は1万7950票を獲得し、自公の支持を得て2期目を目指した島袋吉和氏の1万6362票に1588票差で破った。公明党の支持母体、創価学会の有権者は名護市で約2千人で、どちらの陣営に回るかで選挙戦は大きく左右される。

 石破氏の名護入りをめぐり、末松陣営は公明党の井上義久幹事長を同伴するよう求めていた。今回は石破氏単独だったが、16日に首相官邸で行われた自公両党首会談では名護市長選も話題になり、公明党の山口那津男代表は記者団に「党本部と県本部の考えは必ずしも一致していないので、地元の理解を得るよう努力する」と語った。

 自民党沖縄県連によると、ある報道機関の調査で創価学会票は当初、65%が稲嶺氏に回っていたのが「最新では五分五分に近づいてきた」という。ただ、公明党市議の動きは鈍いとして、ある県連幹部は「学会上層部から稲嶺氏に投票するよう指示が出ているのではないか」と不審にみている。

3529チバQ:2014/01/18(土) 00:08:39
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140117rky00m010005000c.html
名護市長選:三日攻防に突入 票掘り起こしに熱
2014年01月17日

 【名護市長選取材班】19日投開票の名護市長選は16日、選挙戦終盤の三日攻防に突入した。米軍普天間飛行場の返還・移設問題を最大争点に、移設推進を掲げる無所属新人で前県議の末松文信氏(65)=自民推薦=と、移設阻止を前面に打ち出す無所属現職の稲嶺進氏(68)=社民、共産、社大、生活推薦=の両陣営は大票田の市街地で票の掘り起こしや地盤固め、切り崩しに奔走し、運動は加熱してきた。

 両陣営はこの日、市街地の同じ場所で相次いで街宣活動を展開した。市内各地を選挙カーなどが走り回り、ビラ配布などで支持拡大に全力を注いだ。

 末松氏は企業や地域を回り支持を呼び掛けながら、市城などでマイクを握り、「新しい名護市、本島北部、北の都をつくろうではないか」と呼び掛けた。

 稲嶺氏は事業所や地域集会に参加して支持を訴えながら、市宮里などで演説に立ち「沖縄の観光産業を否定する基地建設を阻止しよう」と訴えた。

 この日、末松陣営は自民党の石破茂幹事長、額賀福志郎元財務相ら、稲嶺陣営は吉田忠智社民党党首、山本太郎参院議員らが応援に入った。(琉球新報)

3530チバQ:2014/01/18(土) 00:11:51
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140116ddlk40010403000c.html
久留米市の課題:市長選を前に/上 中心市街地の活性化 /福岡
毎日新聞 2014年01月16日 地方版

 任期満了に伴う、久留米市長選が19日告示される。市長選には15日現在で、久留米大教授の新人、宮原信孝氏(55)▽再選を目指す現職、楢原利則氏(65)▽美容関連会社長の新人、内野雅晴氏(37)−−の3人が名乗りを上げており、「県南の中核都市」としてのまちづくりを目指す。選挙戦を前に市政の課題を探った。【松尾雅也】

 ◇「プラザ」どう生かす
 同市の中心部、六ツ門町から西鉄久留米駅まで続く約800メートルのアーケードには、約330の店舗が並ぶ。通りを歩くと、日中でも人通りはまばらで、シャッターを下ろした空き店舗が目立つ。

 戦後の焼け野原から興された歴史ある商店街で、かつては「行き交う人々の肩が触れ合うほど」のにぎわいを見せていた。だが2003年、大型店「ゆめタウン久留米」が同市新合川に進出したのを機に、買い物客の郊外流出に拍車が掛かった。05年には六ツ門町にあった「ダイエー六ツ門店」が閉店。更に09年、商店街の集客の要となっていた「久留米井筒屋」が閉店し、空洞化がさらに進んだ。

 市によると、井筒屋閉店直後の商店街空き店舗率は26・8%に。その後は、出店補助事業などを進め、先月末では16・7%にまで回復したが、休日の人通りは1日約1万5000人。目標に掲げる2万7000人にはほど遠い。

 市は11年、中心市街地の活性化策として、コンベンション機能を備えた文化施設「市総合都市プラザ」(仮称)建設を打ち出した。一流オーケストラの演奏会やオペラ公演に対応できるメインホールなどを備えた大型施設だ。計画では165億3000万円を投じて、井筒屋跡地と隣接する六角堂広場跡地に地上6階、地下2階、延べ床面積約3万3748平方メートルの建屋を建設する。事業費は合併特例債などの活用で市の実質負担は約55億円としており、16年春の開館を目指す。

 市は都市プラザを、にぎわいを生み出す「文化芸術のまちづくり」の拠点施設と位置付け、「ただの箱物ではない」と強調する。だが、開館後の収益予想は不透明で、経済波及効果も未知数。一方で、年間約5億円を超える建物の維持管理費や合併特例債の償還金が今後、市の財政を圧迫するのは必至だ。

 プラザには商業施設も入る予定で、地権者でつくる再開発組合がテナントを募集・選定する。商店街で長年、店を構える男性店主は「商店街はいわば、横に連なった百貨店。プラザのテナントは商店街の各店舗と業種を調整し、街全体の回遊性を生み出さなければ意味がない」と話す。また、福岡大学都市空間情報行動研究所長の斎藤参郎教授は「中心市街地をどう再生させるのか、しっかりとした道筋を明確にする必要がある。地元商店街など街全体の連携が不可欠だ」と指摘する。新市長の手腕が注目される。

〔筑後版〕

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3531チバQ:2014/01/18(土) 00:13:01
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140117ddlk40010363000c.html
久留米市の課題:市長選を前に/下 超高齢化社会の対応 /福岡
毎日新聞 2014年01月17日 地方版

 ◇見守る目、幾重にも
 「寒かったねぇ。昨日は風呂に早よう入ってよかったのぉ」

 「うん。昨日は夕方からどんどん寒うなったけん。夜、風呂に入るとは冷えるもんな」

 今月14日夕、久留米市内の食料・雑貨店の店先。女性店主(86)が、常連客の男性(88)と開けっ広げな会話を交わす。二人は40年来の付き合い。男性は近所の古い木造アパートに独り暮らしだ。店にはほぼ毎日、同じ時刻に食料品や日用品を買いに訪れる。

 「わたしゃ、足腰も弱ぁなったし、買い物はこの店だけ」と男性はつぶやき、陳列棚から店主手作りの総菜を選び出す。

 久留米市の65歳以上の高齢者が人口に占める高齢化率は1日現在で23・46%。県内60市町村中、高い順に47位(昨年10月1日現在)とはいえ、毎年、数ポイントずつ確実に増え続けている。

 「超高齢化社会への対応は最優先課題」として市は、団塊世代の高齢化を見据えた「高齢者支援計画」を進めている。

 計画は3カ年度を一区切りとしており、現在は第5期目の半ば。健康づくり▽地域包括ケア体制の整備▽高齢者の権利擁護▽認知症高齢者と家族の支援▽積極的な社会参加▽介護保険事業の充実−−など、幅広い分野の約30項目を掲げる。

 「ほぼ達成できている施策もあれば、まだまだのところもあり、全体の達成度は半分ほど。ケースによっては個々の対応も求められるので」と担当職員は話す。

 市は、昨年末、独り暮らしの高齢者の安否を確認する「見守りネットワーク」を立ち上げた。住民や郵便局、宅配業者、電気・ガス・水道事業者などが協力し、高齢者宅のポストにたまったままの郵便物や新聞、干されたままの洗濯物、夜でも部屋が真っ暗−−などの異変に注意を払う。

 市内では昨夏、ポストに新聞がたまっていることを不審に思った配達員が事業所を通じて市に通報。室内で足を骨折して動けなくなっていた高齢男性の救出につながった。一方、今月初めには「連絡が取れない」と、遠方で暮らす親族から、高齢男性の安否確認依頼が市にあり、自宅での孤独死が判明した痛ましいケースもあった。

 「セーフティーネットを幾重にも巡らして網の目を細かくし、対応しなければ」と市長寿支援課。

 「最近、夜になると死ぬとが怖くなってですなぁ。元気のあった若か頃はそげなこと全く考えんかったけど」

 買い物をすませた男性は、ポケットから取り出した袋を広げ、総菜を詰めながら不安そうな表情を見せた。

 「この人が来んかったらほんと心配よ。そんな時は必ず電話して元気にしとるか確認ばする」。店主は使い込んだ五玉のそろばんを弾きながら目を細めた。

 「せからしか時もあるけど、やっぱいろいろ気に掛けてくれる人が近くにおって助けてもらえるとは、本当にありがたかです」。男性は再び、とぼとぼとした足取りでアパートに帰っていった。【松尾雅也】

〔筑後版〕

3532チバQ:2014/01/18(土) 00:20:57
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014011702000138.html
名護振興策 調整不足 市長選で自民
2014年1月17日 朝刊

 自民党の石破茂幹事長は十六日、沖縄県名護市長選の応援演説で、地域振興に向け五百億円規模の基金を創設する考えを表明した。米軍普天間(ふてんま)飛行場(同県宜野湾(ぎのわん)市)の同県名護市辺野古(へのこ)移設に対する理解を得るための地元対策の一環とみられる。しかし、菅義偉(すがよしひで)官房長官は直後の記者会見で、新たな予算措置を否定。県担当者も寝耳に水の様子で、調整不足を露呈した。 (大杉はるか)

 名護市長選は十九日に投開票される。移設容認派で無所属新人の前県議末松文信(すえまつぶんしん)氏=自民推薦=と、県外移設を主張する無所属現職の稲嶺(いなみね)進氏=共産、生活、社民、沖縄社大推薦=が一騎打ちを繰り広げている。

 石破氏は「名護が発展することで沖縄も飛躍的に発展を遂げる。安倍政権として、全面的に支援し、国、県、市が協力して新たに五百億円の名護振興基金をつくる」と強調した。

 一方、菅氏は石破氏が打ち出した「名護振興基金」の財源について、沖縄北部振興として政府が二〇一四年度から二一年度まで毎年度五十億円確保している予算や、地方自治体が自由に使える一括交付金を活用するべきだと指摘。「政府として(地元振興の)予算措置は既にしている。関係者で調整すれば、それは可能だ」と、新たな予算措置はしない考えを示した。

 北部振興予算や一括交付金は、名護市を含め十二市町村で調整し配分することになっているため、与党の判断だけで重点配分することはできない。沖縄県の担当者は取材に、新基金創設について「まったく聞いていない。一四年度予算でそのような予定はない」と話した。

3533チバQ:2014/01/18(土) 08:23:41
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news/20140117-OYT8T01264.htm
嬉野市長選・市議選あす告示 宿泊観光客減少どう対応



苦戦を続ける嬉野温泉の旅館群  嬉野市長選と市議選が19日に告示される。市長選には現職と新人の2人が立候補予定で、2006年の合併以降、初の選挙戦に突入する見通し。市の課題を探った。(原聖悟)

 「職場などの団体宿泊客から、日帰りの個人や家族客による短期型観光へと変化している」。市観光商工課は、基幹産業である観光の現状をこう分析する。

 ここ20年間の宿泊客数は、1996年の約115万人をピークに減少を続け、2012年は約51万人とほぼ半減。一方で、日帰り客は04年の約72万人から増加に転じ、12年は約144万人と約2倍になった。これに伴い、旅館も苦戦を強いられ、嬉野温泉旅館組合によると、03年度には組合に加入する旅館・ホテルは45軒あったが、倒産や休業が相次ぎ、今年度は31軒まで減少した。

 同旅館組合は「宿泊客に繰り返し来てもらう工夫と海外観光客を増やす取り組みが重要」と指摘する。

 市は合併後、学校の安全や子育て環境にも力を入れてきた。06年以降、市立小中学校の耐震補強工事に着手。全小中学校のエアコン整備も含め、今年夏までにすべて整備を終える予定。11年7月には、子育て世代を支援するため、ファミリー・サポート・センターを市内に開設し、会員登録をすると、1時間650円から子どもを預かってもらえる仕組みを整えた。

 だが、利用者は11年度は17人、12年度が25人、13年度が26人(12月末現在)と伸び悩んでいる。センターでは「今後、センターの周知をしていくと同時に、利用補助の仕組みを作っていくことが課題」と話す。

 また、06年1月、嬉野、塩田の旧2町が合併して誕生した新市の基盤となる地域組織の融和と強化も課題となっている。

 市地域づくり・結婚支援課によると、市は小学校区を基盤として市内7地区に「地域コミュニティー」を創設。地域の老人会やPTAなどの代表が役員として参加する協議会が運営し、地域行事や町づくりなどを企画・実行してもらっている。だが、一部で行事への参加人数がなかなか増えないことや旧町意識が抜けないなどの課題もある。

 同市塩田町の女性(60歳代)は「市全体でいかに発展していくのか、一緒に道を探らなければ生き残れない」と訴える。

    ◇

 市長選は現職の谷口太一郎氏(67)と商業コンサルタント会社社長の藤山勝済氏(63)の2人が立候補する予定。市議選には、定数18に対し、現職12人、元議員2人、新人5人の計19人が立候補する見込み。

 立候補の届け出はともに、19日午前8時半〜午後5時、市中央公民館2階の大集会室で受け付ける。投票は26日午前7時〜午後7時(一部地域を除く)、13か所で行われ、同8時半から市体育館で開票される。

 有権者数は昨年12月2日現在、2万2856人。

(2014年1月18日 読売新聞)

3534チバQ:2014/01/18(土) 14:19:08
http://373news.com/modules/pickup/topic.php?topicid=8&storyid=54107
小林市長選 山口市議が出馬表明


(2014 01/18 10:00)

 小林市議の山口弘哲氏(46)=無所属=は17日記者会見し、任期満了に伴う小林市長選挙(4月13日告示、20日投開票)に立候補する考えを明らかにした。現職で2期目を目指す肥後正弘氏(68)に続き2人目。
 山口氏は「市民から無投票はいけないという声をもらい、若い精神で、市民の期待があるうちに立候補する」と決意表明。市が市役所現庁舎敷地で進める新庁舎建設計画を見直し、中心市街地またはJR小林駅周辺に移転させて地域活性化を図ることや、行財政改革に力を入れる考えを示した。
 山口氏は同市出身。水道設備会社専務を経て、2007年の市議選で初当選し、2期目。

3535名無しさん:2014/01/18(土) 15:56:51
前衆議院議員 長尾たかし
https://twitter.com/takashinagao/status/424414586771488768

現地に張り付いている同士の情報によると、記事のとおり。ヤバい状況のようです。
私としては少ない沖縄県の知り合いにいろいろな要請をしてきたところですが、
【名護市長選】現職リード 1.18
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140118/elc14011801260000-n1.htm

3536チバQ:2014/01/18(土) 23:20:47
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140118ddlk45010663000c.html

選挙:宮崎市長選/宮崎市議補選/延岡市長選/都城市議選 あす告示 /宮崎

毎日新聞 2014年01月18日 地方版


 任期満了に伴う宮崎、延岡両市の市長選は19日、告示される。宮崎市は2人が立候補する見込みで、延岡市は現職と新人2人による三つどもえの争いになる公算が大きい。また、都城市議選(改選数34)と宮崎市議補選(同1)も同日告示される。投開票はいずれも26日。

 ◆宮崎市長選

 ◇現、新の一騎打ちか 市議補選には5人

 再選を目指す無所属現職の戸敷正氏(61)=自民、民主、公明推薦、社民支持=と、共産党市生活相談室長の橋口寛氏(63)が出馬を表明している。経済活性化や医療・福祉、防災対策などを主な争点に、舌戦が繰り広げられそうだ。

 戸敷氏は連合宮崎の推薦も取り付け、市内全域に27の後援会組織を設けて浸透を図る。「スポーツ、食など市の特色を生かしたオンリーワンのまちづくりを進めたい」と訴える。

 橋口氏は「現市政は市民に冷たい」と批判。生活保護制度の充実など「『命が一番』の福祉行政を実現する」と約束し、戸敷氏に対する批判票の取り込みを図る。

 欠員による市議補選には5人が立候補する見込み。

 立候補受け付けは、いずれも午前8時半〜午後5時、市役所会議室棟2階で。投票は午前7時〜午後8時(高岡町の一部のみ午後6時)、市内117カ所である。

 選挙人名簿登録者数は32万5155人(男15万271人、女17万4884人)=昨年12月2日現在。【中村清雅】

 ◆延岡市長選

 ◇三つどもえの公算 現職と2新人の争い

 立候補を予定しているのはいずれも無所属で、3選を目指す現職の首藤正治氏(58)=民主、公明、社民推薦=▽前市議会副議長の新人、小田忠良氏(64)▽市民団体代表で新人の岩崎信氏(47)−−の3人。

 首藤氏は2期8年の実績を前面に出し、政党・団体の幅広い支援を取り付けた。東九州道開通を軸に「新時代に向けた魅力あるまちづくり」など10項目の公約を掲げる。

 小田氏は現市政を「市民の声を反映せず、市民の声に耳を傾けようとしない」と批判。北方、北浦、北川の旧3町を中心に、1次産業の活性化を最重要課題に挙げる。

 岩崎氏は「延岡維新」を掲げ、「世界最先端の電子政府実現」「全行政文書の電子化」など8項目を約束。後援会は組織せず、チラシやポスターのみで選挙戦を展開するという。

 立候補受け付けは、午前8時半〜午前10時は社会教育センター▽午前10時〜午後5時は市役所南別館の選管事務所。投票は午前7時〜午後8時(一部地域は繰り上げ)、市内88カ所で。選挙人名簿登録者数は、10万6604人(男4万9276人、女5万7328人)=昨年12月2日現在。【荒木勲】

 ◇都城市議選・定数34 38人立候補の動き

 定数34に現職27、新人9、元職2の計38人が立候補する見通し。旧都城大丸の跡地を利用した中心市街地活性化や財政改革につながる議員定数削減などが争点になりそうだ。

 立候補受け付けは、午前8時半〜正午は同市姫城町の中央公民館▽正午〜午後5時は市役所7階大会議室。投票は午前7時〜午後8時(一部地域繰り上げ)、市内85カ所であり、即日開票される。

 選挙人名簿登録者数は、13万7504人(男6万3513人、女7万3991人)=昨年12月2日現在。【重春次男】

3537チバQ:2014/01/18(土) 23:21:29
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140118ddlk43010599000c.html

選挙:水俣市長選 西田市議が出馬表明 /熊本

毎日新聞 2014年01月18日 地方版


 任期満了に伴う2月2日告示、9日投開票の水俣市長選で、市議の西田弘志氏(55)が17日、市内で記者会見し、無所属で立候補することを表明した。同市長選には、元市長の江口隆一市議(48)が、自民党水俣市支部の推薦を受けて出馬することを表明している。

 西田氏は、江口氏が現職の宮本勝彬市長に敗れた2006年の市長選で宮本市長を支援した。会見で「独善的な市政運営が目立った江口市政に戻してはいけない」と出馬の理由を話した。更に「環境を主軸にし、経済対策などで市の活性化を目指す」と宮本市政を継承する姿勢を示した。

 西田氏は元水俣青年会議所理事長で市議3期目。不動産会社を経営する一方、市中心部の「ふれあい一番街商店会」の会長も務めている。【笠井光俊】

3538チバQ:2014/01/18(土) 23:26:25
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140117ddlk45010615000c.html

明日への針路:ダブル市長選・延岡/上 学校統廃合 集落存続に危機感 /宮崎

毎日新聞 2014年01月17日 地方版


 「子供たちが登下校する姿が見られなくなるのは寂しい。学校がなくなれば、いずれは集落そのものがなくなるのではないか」。延岡市北方町槙峰で雑貨店を営む高木尚子さん(67)は、表情を曇らせる。集落にある市立美々地小は今春、町内の北方、城、三椪(みはえ)の3小学校、北方中学と統合し、小中一貫校となる。校舎は旧北方中を使うため、それ以外は廃校となる。

 延岡市教委は一昨年5月、市内の小中14校の再編計画を発表した。2015年度までに48校を39校にする計画で、13年度は浦城中など7校を閉鎖・統合する。

 市内の14歳以下の人口は、昨年12月現在で1万7614人。00年の国勢調査では2万2250人で、10年余で合併前の旧3町を中心に約2割減った。クラス替えのできない小規模校が増えたのに伴い、再編が決まった。市学校教育課の尾畑教秋係長は「子供たちが、集団で社会性や基礎学力を身に着けられる環境整備が最優先」と説明する。

 美々地小校区は、かつて銅を産出する槙峰鉱山があり、最盛期は鉱山会社の職員住宅や映画館などが建ち並んで活気があったという。市によると、校区の人口は1960年ごろまでは約2000人(推定)だったが、69年の閉山前後から流出し、13年末現在で247人。約800人いた児童は僅か14人で、美々地小は78年から複式学級だ。

 6年と4年の子どもを同小に通わせる介護士、角田留美さん(33)は、複雑な心境を語る。「ある程度の規模で教育を受けさせたい気持ちはあるけれど、通学時間も長く、子供に負担になるのが心配」。自宅から新しい学校までは30キロ以上離れており、子どもたちは毎日片道約1時間かけ、スクールバスで通学することになる。

 子育て世代以外でも、コミュニティーの中心を担った学校が廃校になることを心配する住民の声は多い。「伝統行事を受け継ぐ機会が減る」「住民同士のつながりが希薄になる」「若者が戻ってこなくなり、商売の先行きが心配」−−。

 同小跡地利用委員会の委員長、田口誠さん(62)は「跡地や災害避難場所の体育館などの管理運営については、地元の要望を可能な限り受け入れてほしい」と話す。

3539チバQ:2014/01/18(土) 23:26:36
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140117ddlk45010615000c.html

明日への針路:ダブル市長選・延岡/上 学校統廃合 集落存続に危機感 /宮崎

毎日新聞 2014年01月17日 地方版


 「子供たちが登下校する姿が見られなくなるのは寂しい。学校がなくなれば、いずれは集落そのものがなくなるのではないか」。延岡市北方町槙峰で雑貨店を営む高木尚子さん(67)は、表情を曇らせる。集落にある市立美々地小は今春、町内の北方、城、三椪(みはえ)の3小学校、北方中学と統合し、小中一貫校となる。校舎は旧北方中を使うため、それ以外は廃校となる。

 延岡市教委は一昨年5月、市内の小中14校の再編計画を発表した。2015年度までに48校を39校にする計画で、13年度は浦城中など7校を閉鎖・統合する。

 市内の14歳以下の人口は、昨年12月現在で1万7614人。00年の国勢調査では2万2250人で、10年余で合併前の旧3町を中心に約2割減った。クラス替えのできない小規模校が増えたのに伴い、再編が決まった。市学校教育課の尾畑教秋係長は「子供たちが、集団で社会性や基礎学力を身に着けられる環境整備が最優先」と説明する。

 美々地小校区は、かつて銅を産出する槙峰鉱山があり、最盛期は鉱山会社の職員住宅や映画館などが建ち並んで活気があったという。市によると、校区の人口は1960年ごろまでは約2000人(推定)だったが、69年の閉山前後から流出し、13年末現在で247人。約800人いた児童は僅か14人で、美々地小は78年から複式学級だ。

 6年と4年の子どもを同小に通わせる介護士、角田留美さん(33)は、複雑な心境を語る。「ある程度の規模で教育を受けさせたい気持ちはあるけれど、通学時間も長く、子供に負担になるのが心配」。自宅から新しい学校までは30キロ以上離れており、子どもたちは毎日片道約1時間かけ、スクールバスで通学することになる。

 子育て世代以外でも、コミュニティーの中心を担った学校が廃校になることを心配する住民の声は多い。「伝統行事を受け継ぐ機会が減る」「住民同士のつながりが希薄になる」「若者が戻ってこなくなり、商売の先行きが心配」−−。

 同小跡地利用委員会の委員長、田口誠さん(62)は「跡地や災害避難場所の体育館などの管理運営については、地元の要望を可能な限り受け入れてほしい」と話す。

3540チバQ:2014/01/18(土) 23:27:19
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140118ddlk45010661000c.html

明日への針路:ダブル市長選・延岡/下 駅前再生 輝き取り戻せるのか /宮崎

毎日新聞 2014年01月18日 地方版


 JR延岡駅から徒歩5分の山下新天街。南北に伸びる約350メートルのアーケード街が、くしの歯の欠けたような「シャッター街」になって久しい。最盛期の1990年代は95店が営業していたが、現在35店。月3回の門前市などイベントのない日は昼も閑散としている。

 「店は自分の代で終わり、と覚悟を決めています。これだけ人通りが少ないと若者世代は戻ってこないでしょう」。靴屋を営む佐藤太通さん(67)は寂しげだ。

 1996年、新天街から川を二つ挟んだ川南地区に、大型商業施設が開店。客の流れを奪われたところ、2000〜02年、駅前のアヅマヤ百貨店と寿屋の相次ぐ閉鎖で、中心商業地としての活気は失われた。新天街振興組合の石川時博理事長(65)は「店主の高齢化と後継者不足も衰退に追い打ちをかけた」と指摘する。

 市は09年、駅舎建て替えやそれに伴うコミュニティーセンター設置などをセットにした駅周辺の再整備プロジェクトに着手。建築家やコミュニティーデザインの専門家を招き、地域の規模や特性に合った新たなまちづくりを模索し始めた。一方、駅周辺の幸町、栄町サンロード、山下新天街の3商店会も11年、市や商工会議所とタッグを組み「えきまえ商店街活性化協議会」を結成。昨夏からは市民団体と一緒に、日常的に駅前で音楽を演奏するなど、ソフト面でのにぎわい創出と市民のアイデア実現を目的にした取り組み「ノベオカノマド」を進めている。

 地域の住民や商店主の中には「ここまで衰退したら昔のにぎわいを取り戻すのは難しい」「今さら駅前開発しても変わらない」との声がある。協議会が正式出店を条件に始めた、空き店舗を9カ月間、破格の家賃月額1万円で貸し出す「チャレンジショップ」事業も、出店した6組中1組しか定着しなかった。

 しかし、幸町商店街の老舗菓子屋「虎屋」の上田耕市社長(60)は「品ぞろえやおもてなしを工夫するなど、それぞれの店が魅力づくりに努める営業戦略が大切。ここにしかない新商品開発などで頑張りたい」と前向きだ。

 東九州道の宮崎−延岡間の開通が3月16日に決まり、高速新時代へのカウントダウンが始まった。地元の観光関係者は「延岡が東九州の要として存在感を発揮する千載一遇のチャンス」と意気込み、市の「県北の玄関口」としての役割に期待を寄せる。その流れに乗って、街の顔である駅前の中心市街地は、再び輝きを取り戻せるか。課題解決を加速させる手腕が、リーダーに求められている。(延岡市長選の企画は、荒木勲が担当しました)

3541チバQ:2014/01/19(日) 10:18:13
上が見つからない
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2609616.article.html
嬉野市の課題(中)“序列”で対立一体感阻害
 「嬉野町ばかり優遇したらいかん。市民目線で考えんば」。市内各地域で開かれる市議会の市政報告会。塩田町での報告会では、男性が立ち上がってこう訴えた。議員の説明にも納得がいかない様子で、会は「時間切れ」で幕を閉じた。

 市名は嬉野、本庁は塩田とすることで「対等合併」した両町。それゆえに対抗意識が強く、施設整備や人事などに両町の“序列”を重ね合わせて対立することもしばしば。いまだに消えない旧町意識は、まちの一体感の醸成を阻害している。

 「塩田町民の悲願」だった社会文化会館は、建設地をめぐって議論が紛糾して着工が遅れた。一方で、茶業研修施設「嬉茶楽館」(2008年4月)や公衆浴場「シーボルトの湯」(10年4月)と、嬉野町の事業は着々と進んだ。この進ちょくの差に端を発する感情的なしこりは根強い。対抗するように嬉野町側からも会館建設と校舎の改築を合わせて37億円となる塩田町での事業費を問題視する声が上がる。

 こうした対立を憂う市民も多い。両町にまたがって地域おこしに携わる塩田町の男性(72)は「東北の大震災でも示されたように、地域の絆が命を救うこともある。市民がまちのために動くことをまず考えないと前に進まない」と自治意識を育てる重要性を説く。

 市は09年から各小学校区で「地域コミュニティ」を設置するなど、まちづくりへの参画を促す。地域バスの運行やホタル再生活動の一環で河川清掃に取り組むなど成果を挙げる地区がある一方、参加する住民の年代や顔ぶれに広がりを欠くことを課題に挙げる地区も多い。特に、勤務先が市外で、普段の買い物も市外の大型店が多い住民が増える市境の地域では「住民の帰属意識が希薄なのが悩みの種」という。

 広島県安芸高田市では、自治組織が地区唯一の商店や地元食材を味わうことができる民宿を経営するなど、地区内で雇用や経済効果を生み出すコミュニティービジネスにまで活動範囲を広げた事例もある。平成の大合併の今後について、総務省は「旧市町村の地域資源を結びつけ、地域振興を図って自立する必要がある」と指摘する。

 豊かな農業生産基盤を持ち、キュウリ、イチゴなど施設園芸の作物も豊富な塩田町にとって、温泉観光地が持つ集客力や情報発信力は大きな魅力。嬉野温泉にとっても、塩田町の重厚感ある歴史遺構は可能性を秘めた宝のはずだ。点在する地域資源をうまく融合させ、発信していく−。その取り組みは、まちの一体感の醸成にもつながる。

2014年01月16日更新

3542名無しさん:2014/01/19(日) 10:19:15
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2610455.article.html
嬉野市の課題(下) 定住促進
 2006年の合併当初は人口3万400人でスタートした嬉野市も現在は約2万8千人。高齢化率は高水準にあり、出生数の伸び悩みや転出が転入を上回る「人口流出」の状況が続き、20年後には2万人を割る研究試算も出ている。人口減少は、地方共通の課題。各自治体とも若い世代の定住や転入促進に躍起となっており、地域間で“人口争奪戦”の様相を呈している。

 同市は、転入者に住宅建設資金などを補助する定住促進奨励金を設置して572人の転入に結びつけたが、同様の制度は近隣の市町にもある。企業誘致では同市がゼロと苦戦する中、隣接する武雄市はこの2年半の間に5件の企業誘致に成功し、約360人の雇用を創出した。

 「誘致は、継続した情報収集と発信が欠かせない。まちの総合力も問われる」と話すのは、武雄市企業立地課の千賀耕司課長。同市では4人の担当職員に加え、別部署にいる同課経験者も兼任で企業訪問に携わるなど、地道な取り組みで成果を挙げた。「国内最大級」を掲げる工業用水などのインフラや使用料の優遇制度、良好な交通アクセスも大きいが、進出する企業側はまちの知名度や医療・学校、商業施設など住環境の充実も重視するという。

 嬉野市は環境、条件面で武雄市とは差がある。工業適地が少ない事情を考えれば、食品加工や観光サービス関連など、市のイメージや産業構造と親和性が高い業種に絞り込む工夫も求められる。

 「1人目は子どもがほしいという気持ちで何とか頑張るけれど、もう1人産むとなると、まちの応援も必要」。子どもを持つ母親同士で交わす会話は切実だ。産業競争の激化で低賃金化や長時間労働が進む時代、子どもを産み、育てる環境づくりは若年人口のつなぎ止めの重要な鍵を握る。

 佐賀市の子育て支援センター「ゆめ・ぽけっと」の黒木由美所長は「公助、共助、自助を利用者目線でつなげることが大事」と指摘する。同センターでは、出産前から子育ての心構えの講座を開き、出産直後は家事支援などのボランティアと依頼者をマッチングする事業を展開。地域全体で子育てを考えるワークショップも企画するなど、きめ細やかな施策を次々と打ち出している。

 働き盛りの世代や子どもは地域を支え、発展させていく原動力にもなる。人口減少、少子高齢が進む中、住みたくなる魅力的なまちづくり、持続可能な地域づくりが求められている。(村上大祐が担当しました)

嬉野町の子育て支援センター。若年人口のつなぎ止めには子どもを産み、育てる環境整備も含めた住環境の充実が鍵を握る

2014年01月17日更新

3543穏健保守系無党派:2014/01/19(日) 20:19:30
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-218086-storytopic-3.html
稲嶺氏が当選確実 名護市長選
2014年1月19日

 【名護市長選取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設問題が最大の争点となった名護市長選は19日投開票され、移設の阻止を掲げた無所属現職の稲嶺進氏(68)=社民、共産、社大、生活推薦=が当選を確実にし、移設推進を打ち出した無所属新人の末松文信氏(65)=自民推薦=との一騎打ちを制した。日米両政府が推進する辺野古移設計画は、市長権限を最大限に行使して阻止すると明言する稲嶺氏の再選で、実現の可能性は厳しくなった。【琉球新報電子版】

3544旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/01/19(日) 20:35:40
NHKが慎重なのか。

沖縄 名護市長選 まもなく開票
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140119/t10014603591000.html
アメリカ軍普天間基地の移設計画の是非が最大の争点となった沖縄県名護市の市長選挙は投票が締め切られ、19日午後9時から開票が始まります。
NHKが行った出口調査によりますと、移設計画に反対する現職が、推進を訴えた新人を引き離し優勢となっていますが、有権者の34%に当たるおよそ1万6000人は期日前投票を済ませていて、出口調査の対象にはなっていません。

沖縄県名護市の市長選挙は、アメリカ軍普天間基地の移設計画の是非が最大の争点となりました。
無所属の現職で共産党、生活の党、社民党、それに地域政党の沖縄社会大衆党が推薦する稲嶺進氏が名護市辺野古沿岸部への移設に反対したのに対し、無所属の新人で自民党が推薦する前の沖縄県議会議員の末松文信氏が推進を訴えました。
投票は19日午前7時から市内17か所の投票所で行われ、午後8時に締め切られました。
NHKは、有権者の投票行動や政治意識を探るため、投票日の19日、名護市内16か所の投票所で、投票を終えた有権者、1200人余りを対象に出口調査を行い、およそ64%に当たる800人近くから回答を得ました。
それによりますと、現職の稲嶺氏が新人の末松氏を引き離して優勢です。
一方、18日までに有権者の34%に当たる1万5835人が期日前投票を済ませていますが、これらの有権者は調査の対象になっていません。
名護市長選挙の開票は、19日午後9時から始まります。

3545穏健保守系無党派:2014/01/19(日) 20:48:36
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140119/plc14011920370015-n1.htm
辺野古反対派の現職が再選 普天間移設への影響不可避へ

2014.1.19 20:35

沖縄県が埋め立てを承認した名護市辺野古沿岸部=共同通信社ヘリから


 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の同県名護市辺野古への移設が争点の名護市長選は19日、投票が締め切られ、現職の稲嶺進氏(68)=共産、生活、社民、沖縄社大推薦=が無所属で元県議の新人、末松文信氏(65)=自民推薦=を破り、再選を確実にした。辺野古の埋め立てを承認した仲井真弘多(なかいま・ひろかず)知事を批判し、移設反対を掲げた稲嶺氏の勝利により、移設への影響は避けられない情勢だ。

 政府は3月に現地調査に着手するが、選挙結果を踏まえ反対派が勢いづくのは確実で、反基地活動家らによる過激な妨害活動で調査が遅れる恐れもある。

 稲嶺氏は選挙戦で「辺野古の海にも陸にも基地は造らせない」と訴え、政府との対決姿勢を鮮明にした。市長権限で移設作業を阻止できるとも主張し、移設受け入れに伴う交付金に頼らない市政運営も訴えた。

 昨年5月に再選を目指し出馬を表明した稲嶺氏は選挙前から態勢を整え、選挙活動では共産・社民両党など革新勢力による組織戦を展開。終始優位な戦いを続け、自民党の推薦要請を拒否し自主投票とした公明党支持層の票も得た。

 一方、末松氏は辺野古移設推進を前面に掲げた。政府・県と連携し、交付金も活用した新たな名護市づくりに取り組むと強調。自民党は国政選挙並みの態勢で末松氏を支援し、石破茂幹事長らを応援に投入した。

 ただ、末松氏は出馬表明が10月まで遅れ、島袋吉和前市長との候補者一本化も12月末までずれ込み、出遅れが響いた。経済界からは幅広く支持を集め、終盤に猛追したが、無党派層への浸透が進まなかった。

 稲嶺氏の再選を受け、政府は交付金停止を継続する。辺野古に新設する代替施設の建設・運用について地元と話し合う「協議会」の設置も見送る方針だ。

3546旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/01/19(日) 20:54:58
枕崎市長選挙 現職が3期目の当選 [01/19 20:46]
http://www.mbc.co.jp/newsfile/mbc_news_disp.php?ibocd=2014011900000958
任期満了に伴う枕崎市長選挙は今夜、開票が行われ、現職の神園征さんが3期目の当選を果たしました。枕崎市長選挙は開票の結果、現職の神園征さんが6170票、元職の瀬戸口嘉昭さんが4952票、新人の清水和弘さんが1751票で神園さんが3期目の当選を果たしました。投票率は67.51%と4年前の前回を2.23ポイント下回りました。

3547旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/01/19(日) 21:02:07
>>3546
神園(現職)←野間健,上野新作(地元県議),尾辻秀久が応援
瀬戸口(元職)←宮路和明,宇都隆史 あと片山さつきやらが来ていたようで

3548名無しさん:2014/01/19(日) 21:58:54
>>3547
尾辻さんは意外ですね、あと野間さんはどういう立ち位置なんですか?
無所属で次も戦うのかな

3549チバQ:2014/01/19(日) 22:07:45
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014011900216
自民、敗北にショック=自主投票の公明に不満も−名護市長選
 自民党は総力戦を展開した沖縄県名護市長選の敗北にショックを受けている。同時に、県本部が自主投票で臨んだ公明党への不満も漏れた。
 自民党は同市長選を、米軍普天間飛行場(宜野湾市)を円滑に移設するため「負けられない選挙」(幹部)と位置付け、石破茂幹事長や小泉進次郎内閣府政務官らを送り込んだ。しかし、結果につながらず、今年最初の重要選挙でつまずいた。幹部の一人は19日、「少なからず政権への影響はある」と指摘した。
 党本部や首相官邸サイドは選挙戦終盤まで、組織票を持つ公明党に繰り返し協力を要請した。しかし、同党執行部は、県本部が求めた自主投票の方針を保留にして「時間稼ぎ」をするだけで、動かなかった。支持母体である創価学会の婦人部に移設反対の声が根強く、配慮せざるを得なかったからだ。党関係者は「支持者に移設推進派への投票を指示できなかった」と打ち明ける。
 公明党の斉藤鉄夫選対委員長は19日、取材に対し「基地負担軽減も含め、国策への理解を頂けるよう努力を重ねる」と語ったが、自民党幹部は「ひどいものだ。公明党の協力があれば、勝った可能性もあった」と不満をあらわにした。
 もっとも、移設を推進する安倍政権に痛手となったとはいえ、東京都知事選の告示を23日に控え、公明党への不満を封印せざるを得ない。「ここで仕切り直して、都知事選に全力を注ぐしかない」。ある党幹部は、気持ちを切り替えるように語った。
 一方、移設反対派の稲嶺進氏を推した共産党の志位和夫委員長は19日、「安倍政権による強圧な基地の押し付けをきっぱりとはねつけた。政府は新基地建設を断念すべきだ」と訴えた。(2014/01/19-21:47)

3550名無しさん:2014/01/19(日) 22:47:26
開票終了

稲嶺  進     19,839
末松 文信     15,684

http://www.nhk.or.jp/okinawa2/senkyo/

3551チバQ:2014/01/19(日) 23:50:23
>>3546-3548
■2002年
◇枕崎市長選(鹿児島県)開票結果 投票率76.52%
  当6651 神園征(無新、58歳、初当選)
    6082 今給黎久(無現、69歳)
    3390 田野尻秀明(無新、65歳)


■2006年
◇枕崎市長選挙(鹿児島県)開票結果 投票率72.82%(過去最低)
  当7654 瀬戸口嘉昭(無新、65歳、初当選)
    6718 神園征(無現、62歳)
     768 上釜明久(無新、66歳)

■2010年
当 7,269 神園征   66 無元
  6,629 瀬戸口嘉昭 69 無現

3552チバQ:2014/01/19(日) 23:54:23
自民党支部は元職の瀬戸口支援なんですね
http://373news.com/_senkyo/index.php?storyid=53929
枕崎市長選 12日告示
(2014-1-11)
 任期満了に伴う枕崎市長選挙は12日告示され、午前8時半〜午後5時、市役所北別館で立候補の届け出を受け付ける。投開票は19日。
 元職の瀬戸口嘉昭氏(73)、現職で3期目を目指す神園征氏(70)、新人で6日に市議会議員を辞職した清水和弘氏(61)=いずれも無所属=が立候補を表明しており、3氏による三つどもえの公算が大きい。
 瀬戸口氏は「市民目線の市政」を掲げ昨年9月立候補表明。行財政改革を断行するとし「国・県や近隣市と連携を強化、友好関係を築く」と訴える。自民党枕崎支部が推薦する。
 神園氏は昨年の9月議会で表明した。枕崎空港廃止と跡地へのメガソーラー事業誘致など実績を強調。「枕崎漁港にコンテナヤードを整備し物流拠点港にしたい」と主張する。
 清水氏はこの十数年の市政を危機的状況と捉え「市政を変える」と昨年10月に表明。市民感覚と現場主義を掲げ「先送りしない行政を実現する」と草の根での支持拡大を図る。

3553チバQ:2014/01/20(月) 00:15:46
ソースがツイッターしかないけど、現職=神園は国民新党(松下?野間?)を支援していたようですね

3554旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/01/20(月) 01:05:03
>>3548
野間氏はどこか政党に入りたいという意向だが,いきなりということではないようで(@地元新聞)。
まあ,自民党でしょうけど。

3555穏健保守系無党派:2014/01/20(月) 21:07:50
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014012000797
辺野古移設へ強気崩さず=市長選の影響払拭に懸命−政府

 政府は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題を争点に行われた名護市長選の影響を払拭(ふっしょく)しようと懸命だ。同市辺野古沿岸部の埋め立てに当たり、移設反対を掲げ再選した稲嶺進市長が抵抗しても、法令を盾に押し切る方針。強気の裏には、11月にも行われる知事選への波及を食い止めたいとの思いがにじむ。
 「1地方自治体の選挙だ」「地方の選挙なので、辺野古の問題に直結するとは考えていない」。岸田文雄外相と小野寺五典防衛相は20日、それぞれ記者団にこう語り、辺野古移設の政府方針は揺るがないことを強調した。
 防衛相は同日午後、省内で米共和党のルビオ上院議員、ケネディー駐日米大使と会談。ルビオ氏は「(沖縄との)摩擦を極小化するために日米が協力していかないといけない」と述べ、日米両国が結束し移設を進めることで一致した。
 しかし、名護市長選の結果は、政府の前に大きく立ちはだかる。稲嶺氏は得票数・率とも4年前の前回を上回り、自民党推薦の新人候補との差は約4000票余に広がった。稲嶺氏は20日の記者会見で、市長権限を駆使して政府の手続きを阻止する意向を改めて示した。
 政府側は「法令に基づいてしっかり対応すれば(埋め立てを)認めることに進んでいくのではないか」(防衛相)とけん制。市側が埋め立てに伴う調査や工事などに関わる許可や協議を拒んだ場合、違法確認訴訟の提起も視野に入れるが、工期の遅延につながりかねず、難しい判断を迫られる。
 埋め立てを承認した仲井真弘多知事が12月9日に任期満了を迎えることも懸念材料だ。知事選で仲井真氏または後継候補が敗れれば、政府は埋め立てのよりどころを事実上失う。沖縄県内では年内に15の市町村長選、30の市町村議選も控えており、いずれも移設問題が争点に浮上しそうだ。
 「次の知事選は大事だ。名護市長選、知事選の両方で負けると普天間移設はきつくなる」。安倍晋三首相の周辺も警戒を強めている。(2014/01/20-20:49)

3556チバQ:2014/01/20(月) 22:56:46
>>3269
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/kagoshima/20140120-OYS1T00840.htm
鹿屋市長に中西さん、現職破り初当選

万歳をして当選を喜ぶ中西さん(中央) 鹿屋市長選は19日、投開票された。新人の前県農政部長・中西茂氏(60)(無所属)が、現職・嶋田芳博氏(65)(同)を破り、初当選を果たした。

 中西氏は県庁マンとして37年間の行政経験を強調。「長期的、広域的視点で大隅半島全体を見渡し、高付加価値型の農業で産地間競争を勝ち抜く。企業の雇用も増やす」と訴えた。県議や農業関係者らの支援も受け、支持を広げた。



 同市笠之原町の事務所に「当選確実」の一報が入ると、支持者から拍手と歓声が沸き起こった。中西氏は「行政経験やネットワークを生かし、即戦力として頑張りたい」と力を込めた。

 嶋田氏は行財政改革など1期目の実績を強調。自民党鹿屋支部の支援も受けたが、及ばなかった。

(2014年1月20日 読売新聞)

3557チバQ:2014/01/20(月) 22:57:58
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140120/stt14012022480008-n1.htm
【名護市長選】
敗北で自公にすきま風 県知事選影響も
2014.1.20 22:46 (1/2ページ)

名護市長選の再選から一夜明け、記者会見する稲嶺進氏=20日午前、沖縄県名護市
 沖縄県名護市長選で米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設反対を主張した現職の稲嶺進氏の再選を許したことで、自民、公明両党の間にすきま風が吹いている。自民党は敗れた移設推進派の末松文信氏を擁立したものの、公明党が自主投票を決めた県本部の意向を黙認し、組織票の多くが稲嶺氏に流れたとみられるためだ。このまま軌道修正できなければ11月に予定される県知事選も基地移設の賛否を争点に与党分裂選挙になる可能性が出てきた。

 名護市長選から一夜明けた20日。自民党の石破茂、公明党の井上義久両幹事長は政府与党協議会で顔を合わせた。

 「(移設先が)なぜ辺野古かという説明が十分ではなかった」と敗因分析を始めた石破氏に、井上氏は「今後も沖縄の負担軽減と危険性除去に努めていかなければならない」と応じただけで、あえて敗因には触れなかった。

 名護市長選は約2000票の集票力を持つとされる公明党県本部の動きがカギを握っていた。結局、移設推進の党本部に対し、県本部は反対の立場を崩さず自主投票のまま選挙戦に突入。自民党選対幹部は「公明票の7割が稲嶺氏に流れた」と分析する。

 このため、自民党内では公明党の選挙対応について「地元の声もあるのだろうが、残念だ」(河村建夫選対委員長)との恨み節が漏れる。ただ、自民党も一部の那覇市議が稲嶺氏への支援に回る動きを見せたため、公明党幹部は「自民も一枚岩ではなかった」と批判。水面下で責任の押し付け合いが激しさを増している。

 沖縄では今後、県知事選が11月に待ち受けるが、公明党県本部の一部に辺野古移設に反対している那覇市の翁長雄志市長を担ぎ出そうとする動きがある。石破氏は20日の記者会見で「今後、(公明党とは)各種選挙で齟齬(そご)がないようにしたい」と述べたが、このままでは選挙協力が絵に描いた餅になる可能性も捨てきれない。(岡田浩明、力武崇樹)

3558チバQ:2014/01/20(月) 23:00:44
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140120/plc14012009250008-n1.htm
安倍政権、沖縄知事孤立回避が課題 普天間移設へ是正命令・訴訟も視野
2014.1.20 09:16 (1/2ページ)[安倍首相]

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の同県名護市辺野古への移設を争点にした名護市長選は、移設反対を掲げた稲嶺進氏が推進派の新人を4千票以上離し、再選を果たした。昨年12月の沖縄県の仲井真弘多(なかいま・ひろかず)知事による埋め立て承認で重要な移設手続きは完了しており、安倍晋三政権は移設作業を着実に進める方針だが、稲嶺氏は市長権限で移設を阻止する意向を示し、反対運動が激しくなるのは必至だ。仲井真氏が県内で孤立しないようにすることも迫られる。(半沢尚久、坂本一之)

 自民党の河村建夫選対委員長は19日夜、移設推進派の末松文信氏が敗れたことについて「残念だ。候補者決定に時間がかかってしまった」と敗因を分析した。

 その上で、辺野古移設について「知事の判断と政府の考えは一致している。沖縄の負担軽減の第一歩と位置づけている」と述べ、方針に変更はないと強調するとともに、引き続き県民に移設への理解を求めていく考えを示した。

 政府側も「知事が埋め立ての判断を下した。そこは決定している」(菅義偉(すが・よしひで)官房長官)として、名護市長選の結果に影響されることなく辺野古移設を進める考えだ。

 だが、候補者の選定や一本化が遅れたことについて、安倍政権がその調整に手をこまねき、自民党沖縄県連を辺野古移設容認に転じさせることに難航した責任は否定できない。

 普天間飛行場の返還にあたり辺野古に建設する代替施設は垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの拠点となる。米海兵隊の地上部隊を戦闘地域に投入するためオスプレイを配備し、沖縄はグアム、ハワイ、オーストラリアと並ぶ戦略拠点でもある。

 海と空で力ずくで権益を膨張させようとする中国ににらみを利かせる上で、オスプレイの機能は欠かせない。朝鮮半島有事への備えにも不可欠で、在沖縄海兵隊の抑止力を維持する上で辺野古移設の重要性は極めて高い。

 同時に普天間飛行場は住宅密集地にあり、周辺住民は危険と隣り合わせの暮らしをしている。普天間の固定化回避は沖縄県民の最重要課題のはずだ。

 政府高官は「辺野古移設を実現できなければ、普天間の固定化は避けられないと米政府は半ば公言している」と指摘。昨年12月、仲井真氏が辺野古の埋め立て申請を承認し、移設実現に前進したが、名護市民はノーを突きつけた。

 最初の試練となるのは3月に着手する現地調査だ。基地反対運動の活動家らが「名護の民意は辺野古ノーだ」と活気づき、辺野古沖のボーリング調査などを妨害することが想定される。

 キャンプ・シュワブの「辺野古沿岸部」に建設することから、政府は米軍施設・区域への侵入を禁じる刑事特別法を適用する方針だ。ただ、妨害行為を厳正に取り締まり、「現場で血が流れる」(政府高官)事態となれば、反対運動はいっそう先鋭化し、辺野古の現場は収拾不能な混乱に陥りかねず、かえって政権が深傷を被ることになる。

 稲嶺氏は燃料タンクの設置など市長許可が必要な手続きの遅延や拒否に出る構えだ。政府は是正命令と訴訟で調査と工事を完遂できると判断しているが、反対派は知事の承認判断も名護市民に拒否されたとアピールし、仲井真氏は県議会で野党の攻勢にさらされる。

 仲井真氏を孤立させず、末松氏の推薦要請を拒否し自主投票を決めた公明党との溝を修復することも安倍政権の重い課題となる。

3559チバQ:2014/01/20(月) 23:03:25
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140120ddp041010010000c.html
選挙:沖縄・名護市長選 稲嶺氏再選(その1) 「金で票は買えない」 「政府と対決」浸透
毎日新聞 2014年01月20日 西部朝刊

 政府が進め、沖縄県知事が容認した米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設に対する市民の審判は「ノー」だった。19日に投開票された名護市長選は、2010年の前回市長選に続いて辺野古移設に反対を訴えた現職の稲嶺進さん(68)が当選した。自民党国会議員や同県連、知事が相次いで「県外」から辺野古容認に転向し、市長選で初めて「移設推進」を訴えた候補が出馬した中、市民は移設を拒否、振興策に頼らない街づくりを選んだ。【佐藤敬一、金秀蓮、平川哲也】

 「辺野古の海にも陸にも新基地は造らせない」。支持者が詰めかけた稲嶺さんの事務所は「当選確実」の報道に、指笛と大きな拍手が鳴り響き、喜びがはじけた。稲嶺さんは支持者とともに沖縄の手踊り「カチャーシー」で再選を祝った。稲嶺さんはこの後、約30人の支持者が待つ辺野古の事務所に向かい、指笛と拍手で迎えられると「勝ちました」と報告。移設問題について「今生きる人だけでなく、生まれてくる子どもたちのためにも辺野古に新しい基地は造らせてはいけない」と語った。

 稲嶺さんを取り巻く政治状況は厳しさを増していた。「県外移設」を訴え当選した、沖縄に選挙基盤がある自民党国会議員が党本部から迫られる形で辺野古容認に転じ、仲井真弘多知事が安倍政権の沖縄振興策を評価して辺野古埋め立てを承認。「県外」でまとまっていた「オール沖縄」が崩れたからだ。

 だが、稲嶺さんは選挙戦で、振興策と引き換えに移設受け入れを迫る政府・自民党を「金で票を買おうとしている」と批判。「未来に負の遺産を残すのか、きっぱりノーを突きつけるのか」「名護の未来を決し、わが国の民主主義を問う一大決戦」と訴え「名護市民対政府」の構図を強調。「4年前に見せた名護の気概を今一度見せよう。私が先頭に立って辺野古移設を止める」と訴え続け支持を広げた。

 勝因について稲嶺さんは「移設推進か反対か分かりやすい選挙で、市民も判断しやすかったからでは」と分析。その上で「名護市民に良識を示していただいた」と語った。

 ◇「静かな沖縄」見届ける 「鉄の暴風」経験、83歳・島袋さん

 「私たちの思いは示された。振興策の名目でどんなにお金を積まれても、命には代えられない」。名護市辺野古の島袋文子さん(83)は、支援してきた稲嶺進さんの再選を満面の笑みで祝った。賛否を巡り、住民を二分してきた米軍普天間飛行場の辺野古移設計画に、島袋さんが「反対」を貫き通した根底には、69年前の沖縄戦がある。【平川哲也】

 沖縄本島南部の糸満で生まれた。父を病気で失い、全盲の母を支えるため奉公に出た。沖縄戦が始まったのは、15歳になる春。兄3人は陸軍兵と防衛隊員、姉も軍に動員された。母と10歳の弟、2人の手を引いて「鉄の暴風」下を逃げた。枝に垂れ下がった肉片、息絶えたわが子を背負ったままの女性を目にした。空腹を満たすためすすった水たまりは、血で赤くなっていた。

 数十日の逃避行の果て、たどり着いたのはほか3家族が潜む壕(ごう)だった。「デテコイ」。投降を呼びかける米兵の声の後、炎に襲われた。火炎放射器だった。母は全身を、島袋さんは左半身をやけどした。足の皮にもんぺの生地が張り付き、べろりとむけた。幸い命を取り留めたが、陸軍兵の長兄は命を落とした。「戦争がなければ、家族にも沖縄にも別の未来があったはず」

 戦後の米国統治下、大工だった夫と結婚。米軍キャンプ・シュワブの建設工事のために辺野古に移り住んだ。島袋さんも基地内でメイドとして働いた。

 ベトナム戦争の激化とともに、辺野古には米ドル札が飛び交うようになった。「戦争に人生を狂わせられた自分が、戦争に加担していいのか」。10年ほどでメイドをやめた。

 それを機に、夫婦はそれぞれ漁業と雑貨商に転じた。辺野古移設計画が浮上すると、抗議の座り込みに参加。4年ほど前から自宅を開放し、ほぼ毎週、弁護士ら講師を招いて基地問題の勉強会を開いた。国の振興策に期待する住民には「沖縄戦で金持ちは助かりましたか? 金があればヘリは落ちませんか?」と説いた。

 移設反対を訴えた稲嶺さんは当選したが、取り巻く状況は厳しい。辺野古は今も賛否に割れる。それでも、島袋さんは信念を曲げない。「政府に言いたい。日米安保が重要ならどうぞ本土に基地をつくってください」。そして強く願う。「生きている間に一つでも基地をなくし、沖縄が静かになるのを見届けたい」と。

3560チバQ:2014/01/20(月) 23:05:29
◇「歴史的に意義ある結果」−−岸本元市長の妻
.
稲嶺事務所には故岸本建男元市長の妻能子(たかこ)さん(65)の姿があった。岸本氏は1999年、安全対策など7条件をつけて辺野古沖移設を容認し、その後引退。しかし後継として当選した前市長の島袋吉和氏は辺野古沿岸部へ移設を容認、7条件は雲散霧消になった。「岸本は安易な妥協はするなと言っていた。遺志を継ぐ」。能子さんは前回選挙から稲嶺さんの支援に回り、再選。「歴史的に意義がある結果」と喜びをかみしめた。

http://senkyo.mainichi.jp/news/20140120ddp041010013000c.html
選挙:沖縄・名護市長選 稲嶺氏再選(その2止) 力ずく、尊厳かけ拒絶 末松氏落選、「振興策活用」不発
毎日新聞 2014年01月20日 西部朝刊

 ◇一本化遅れ響く
 辺野古移設の推進を訴えた新人で前自民党県議の末松文信さん(65)の陣営は、落選に重苦しい空気に包まれた。移設容認派の候補者選びが難航し、末松さんが出馬表明したのは告示3カ月前の昨年10月。一時出馬を表明した島袋吉和前市長との一本化交渉にも時間がかかり、必死に追い上げたが出遅れを挽回できなかった。

 「埋め立てを承認した知事の英断を機会に、辺野古移設は一定の決着を得た。政府が事業を着実に進めることを期待し、協力していく」と訴えた末松さん。市内経済が長く低迷しているとして「この状況を打破するには裏打ちされた財源が必要」と指摘し、移設受け入れに伴う米軍再編交付金などを活用した街づくりを主張した。

 だが、県外移設の公約を事実上撤回して埋め立てを承認した知事や、振興策と引き換えに移設を迫る政府・自民党への反発は強く、移設反対を求める声が上回る結果になった。

 末松さんは「何としても新しい名護の街づくりに取り組みたかったが、こういう結果になり残念」と述べた。【黒澤敬太郎】

3561チバQ:2014/01/20(月) 23:06:59
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140121k0000m010080000c.html
名護市長選:稲嶺市長、移設反対派では過去最高の得票数
毎日新聞 2014年01月20日 20時42分(最終更新 01月20日 22時07分)


再選から一夜明け、記者会見する稲嶺進市長=沖縄県名護市で2014年1月20日午前10時24分、和田大典撮影
拡大写真 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題を争点に、今回で5回目となった同県名護市長選を制した稲嶺進市長(68)は、移設反対派の候補としては過去最高の得票数・得票率で再選した。移設を巡り政府や政権与党と対立した候補が当選したのも初めて。逆に、自民推薦で敗れた末松文信氏(65)は移設推進・容認派として過去最低の得票数・得票率となった。それだけ政府・自民党に対する有権者の反発が強かったといえる。

 移設問題を争点とした市長選は1998年から始まり、移設容認派が3連勝。反対派が勝ったのは前回10年の稲嶺氏が初めて。この際、稲嶺氏は1万7950票(得票率52.3%)を獲得。それまでの反対派候補の中で最も票を集めたが、今回はさらに上回る1万9839票(同55.8%)を得て、末松氏に4155票の大差をつけた。

 また、容認派が当選した3回の選挙は、政府・自民党と候補者が連携。前回の市長選は「最低でも県外」を掲げた民主党政権下で実施され、稲嶺氏と政権の方針は一致し、同党も稲嶺氏に推薦を出した。今回は「辺野古推進」の自民党政権下で、移設を巡る稲嶺氏と政権のスタンスは真っ向から対立した。

 関係者によると、稲嶺氏は革新系政党の推薦を受けたが、保守系の企業や商店主の他、女性や若年層などからも幅広く支持を獲得。「市民をカネでつろうとする高慢な政府・自民党への反発があり、保革の共闘態勢となった」と分析する。

 稲嶺氏は20日の記者会見で「1996年の普天間返還合意以来、今回ほど争点がはっきりした市長選はなかった。推進、反対とはっきり分かれたので有権者にとってわかりやすかった」と指摘し、「市長の権限をきちんと行使したい」と改めて移設阻止の決意を語った。【井本義親、佐藤敬一】


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