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九州・沖縄 地方議会・首長,政治・選挙スレ

27千葉9区:2008/11/26(水) 23:13:50
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000390811260001
市長、おわびと自負
2008年11月22日

 武雄市民病院の民間移譲を巡る騒動は、市長の樋渡啓祐氏が21日辞職したことによって、12月28日投開票の出直し市長選へ向けて動き出した。市長リコール(解職請求)の運動を進めてきた市民団体は、出直し市長選への出馬を既に表明している樋渡氏への対立候補の選考を急ぐ。市民病院の存続か民間移譲かという「医療選択」を争点にした、市を二分する激しい選挙戦が予想される。財政難の中、この出直し市長選には3千万円余の税金が投入される。


 21日午前10時5分、武雄市議会議場。議会事務局長の「市長辞職届」の朗読が終わり、樋渡市長は一瞬、議場の天井を見上げた。「異議なし」。議員の声が響くと、大きく息をはいて立ち上がり、議員に深々と頭を下げた。


 「任期半ばで辞任するということについて、この責任の一端は私にある。市民の皆さんにおわび申し上げたい」


 臨時議会後に開いた会見では、樋渡市長は「おわび」という言葉を何度も口にした。


 「医療を守る立場は反対派と同じなのに、越えられない溝をつくってしまった」「あすから、まずは市民におわびして回りたい」


 一方、「私の一番大きな仕事は(市民病院の)救急の再開だった」との自負心も強調した。「国依存、大学病院依存ではもう病院は成り立たない。自立型の医療を目指すことを市民への約束として打ち出していきたい」と訴えた。


 正午、樋渡市長は市の特産品に育てたレモングラスの「草束」や花束を市職員から贈られ、市庁舎を後にした。


 市長辞職に伴い、市選挙管理委員会は「市長解職請求代表者証明書」の交付申請をしていた獣医師の山田清稔さん(65)ら5人の代表者に対し、解職請求の相手がいなくなったとして棄却決定通知書を手渡した。


 これを受けて市民団体「武雄市長リコール推進対策室」が午後1時半から会見。「リコールで市長を退陣させるのが目的だったので残念だ」としながらも、出直し市長選に樋渡氏を追い込んだのは「市民の力の結集」の結果であり、「第1回の勝利だ」と宣言。「選挙で民意を反映させるために、早急に候補を擁立したい」との方針を示した。


 対策室の宮本栄八市議は「市長は辞職理由の中で混乱の原因の一端が自分にあると述べているが、どこが混乱し、どこに責任があるのか明確にして退職すべきで、最後まで責任を放棄した手法だ」と語った。


 リコール推進対策室はこの日で解消し、選挙戦に備えた名称に変更する予定。これまで市内43カ所で行ってきた対話集会の続行と並行して候補者の擁立作業に入る。候補者の条件としては一党一派に偏らず「民主的な市政運営、市民病院の存続、地域医療を守る」の3点をあげている。


 ◇


 樋渡啓祐・武雄市長の辞職に伴う出直し市長選に、市の税金3099万円が投じられることになった。21日の臨時市議会では、選挙費用をまかなうための一般会計補正予算が可決された。投開票日は市役所の仕事納め(12月26日)の後とあって、市選管は投開票所の人手確保にも気をもむ。


 市選管によると、費用の約3分の2、約2千万円が人件費だ。投開票日には36投票所に220人、開票所には100人を張り付けることになる。これらの職員の時間外手当が最も多く、1361万円。期日前投票所などに配置する臨時職員の賃金が466万円。冬休み期間にあたるが、手当や賃金は通常の日曜日実施と変わらないという。


 市選管が心配するのは要員の確保だ。「旅行を計画する職員も多いだろうが、頭を下げ、協力をお願いするしかない」と選管担当者は話す。


 9月2日現在の選挙人名簿登録者数は4万1348人。公選法の特例により、樋渡氏が再選された場合は選挙がなかったものと見なされ、任期は今回辞職せず任期満了まで務めていた場合の10年4月15日まで、その他の候補の場合は、4年後の12年12月27日までとなる。


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