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九州・沖縄 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2277チバQ:2011/04/13(水) 20:49:25
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1870958.article.html
古川氏3選 連載「33万票の重み」(下)
 佐賀県知事選翌日の11日、3選を決めた古川康氏は推薦を受けた自民、公明、民主の3党と県農政協議会、連合佐賀を駆け足で回った。

 初めて推薦した民主県連の事務所では園田泰郎代表代行ら役員5人が出迎えた。「信任の表れ」と得票率の高さを向けられると、古川氏は「分析したが、幅広い支援をいただいた結果。これからも一生懸命やっていくので、ご支援をよろしく」と頭を下げた。

 

 前回、野党の民主は他党との相乗り禁止で自主投票だった。政権交代後の今回は県連代表の原口一博衆院議員が総務相時代の協力などを理由に早々に支持を表明、県連レベルで推薦を出した。民主の支持母体である連合佐賀も呼応し、古川陣営は「さまざまな協力を得た」と自公に民主が加わった効果を評価する。

 

 民主との距離が縮まる分、県議会最大会派の自民との間には微妙な空気が流れる。

 

 選挙前、任期最後の2月定例県議会。引退する自民県議団会長は一般質問で古川氏にくさびを打った。「知事は民主党に軸足を置いて県政をやっておられるのではないかという印象が強い」。

 

 一方で昨年に続き、民主政権の方針に沿った県の当初予算案に対し、自民は賛成、民主や社民系でつくる会派・県民ネットワークは長崎新幹線建設費などを理由に反対した。中央と地方で与党が異なるねじれ。知事も県議も「悩ましい」と吐露する。

 

 今回の県議選。二元代表制など議会のありようも問われた。自民ベテランの一人は個人演説会で力を込めた。「今までは知事を応援する立場でよかったが、二元代表制の一翼としてチェック、監視することがより大事になる」。

 

 執行部提出の議案は否決も修正もなく、追認機関との批判も受ける。議会の存在意義に危機感を募らせるとともに、圧倒的得票で3期目に入る古川氏に対峙(たいじ)する決意にも映る。

 

 選挙前、古川氏は「配慮はしなくてはいけなくなる。いろんな声を聞けば、ブレーキがかかるものや、もっとやれというものもあると思っている」と幅広い支援を受けることの影響を認めた。

 

 古川氏が掲げた36項目のマニフェスト。あえて時期などを明示しない「未完成」とし、今後、県庁内や議会、県民を巻き込んだ議論を経て、新しい総合計画に反映させる狙いという。選挙戦では原発・防災以外はあまり注目されず、県民への浸透は不十分で、活発な議論が欠かせない。

 

 議会の議決が必要な「新総合計画」。二元代表制の機能がどう発揮されるのか、知事と議会の関係を問う試金石となる。


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