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九州・沖縄 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2061チバQ:2011/03/13(日) 13:58:30
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110309ddm002010036000c.html
乱気流:地方議会/下 住民投票で代替の動き
 2月27日、埼玉県新座市議会本会議場。

 「日曜日にもかかわらず、多くの市民においでいただいた」。人もまばらな傍聴席に向かって、謝辞を述べる須田健治市長(64)の声がむなしく響いた。市議会は07年12月から休日議会を始めたが、計8回の平均傍聴者は34人にとどまる。この日も100の傍聴席は空席が目立った。

 全国市議会、町村議会議長会のまとめによると、週末や夜間に本会議を開催しているのは09年現在、全市町村の約4%にあたる81議会。熊本県御船町議会が今月初めて日曜議会を開くなど新規参入はあるが、全体の開催数は伸び悩む。週末・夜間議会を先行実施してきた自治体が近年、相次いで中止を余儀なくされているからだ。

 広島県三次市は6年間続けた休日議会を08年にやめた。北海道伊達市も同年、15年間続けた「ナイター議会」を中止。開催当初は先駆的な取り組みとして注目されたが、「最後は傍聴者は15人程度しか来てくれなかった」(伊達市議会事務局)という。

 テレビやインターネットで本会議を中継する議会も増えているが、住民の関心は今ひとつ。ケーブルテレビ最大手「ジュピターテレコム」(ジェイコム)はコミュニティーチャンネルで、東大阪市、北九州市など6議会を中継するが、視聴率は苦しい。広報担当者は「ごくごく関心のある方が視聴する程度の数字」と言葉を濁す。

 「知事はまだかー」

 4月の大阪府議選、大阪市議選をにらみ、地域政党「大阪維新の会」が1月に開いた街頭演説で、候補者にこんなヤジが飛んだ。集まった聴衆のお目当ては、維新の会代表でもある橋下徹大阪府知事(41)。片山虎之助元総務相(75)が「タレント民主主義」と呼ぶ大阪や名古屋の現象に注目が集まる一方で、議会そのものに対する住民の関心はなお薄い。

 住民から遠い地方議会の現状を踏まえ、政府は住民投票制度の創設を検討している。総務省が検討している地方自治法改正案は、条例で定める大規模な公共施設建設を対象に、議会の承認後に住民投票を行い、過半数の同意がなければ施設を造れなくする。議会のチェック機能を補うため、住民投票に一定の法的拘束力を持たせるのが柱だ。

 片山善博総務相(59)は2月7日、地方6団体との意見交換会で自治法改正案を説明した。大規模施設を建設し、07年に財政破綻した北海道夕張市を例示。片山氏は「議会で決めた結果、財政破綻や危機的状況に陥っている自治体がいっぱいある。議会制民主主義を補完する術として、住民が直接意見を言える機会があってもいい」と主張した。

 地方分権により、首長や地方議員を選ぶ住民の責任は重みを増す。加えて、地方議会の代わりに、住民自ら自治に積極的に関わる新たな枠組みが動き出そうとしている。自治の担い手として、有権者はどんな地方議員を選ぶのか。統一地方選の議員選挙は4月1日、44の道府県議選と16政令市議選の告示で幕を開ける。

 ◇  ◇  ◇
 川辺康広、福田隆、丸山進、奥山智己、笈田直樹、百武信幸、脇山隆俊が担当しました。


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