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九州・沖縄 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1350チバQ:2010/06/05(土) 11:33:15

阿久根漂流竹原市長再選1年
http://373news.com/_kikaku/akune/hyouryu/01.php
'10/05/30 本紙掲載
「改革」先鋭化 人心離れ 上

 「今日も燃料代で赤字」。1日半かけた一本釣り漁から戻った阿久根市波留の男性(64)はため息をついた。
 漁はこの十数年で半減した。逆に燃料代は2倍に跳ね上がった。手取りは月10万円ほど。「食べるのが精いっぱい。だが、ほかに仕事はない」
 男性が竹原信一市長の支持を決めたのは昨年2月の市職員給与明細の公開。当時の職員約260人の半数が年収700万円超。衝撃は怒りに変わり「デタラメな高額。市長が言う通り大幅に削ってほしい」。
 県統計協会のまとめでは、06年度の阿久根市民1人当たりの推計所得は約190万円。50代の会社経営者は「阿久根では社長でも700万円もらう人はわずか」と打ち明けた。
 竹原市長再選1年を目前に控えた29日、具体化したリコール運動。1期目は市議会による2度の不信任議決で失職したものの、「改革」を期待する市民の後押しで返り咲いた。今回は一転、市民が「竹原降ろし」に打って出た。
 賛否両論が渦巻く竹原市政にあって、潮目が変わったのは昨年11月。ブログに障害者差別と取れる記述をした「ブログ問題」だった。福祉団体などが求めた謝罪に応じず、批判を浴びた。
 「肢体不自由の子を持つ父親として、物扱いした表現が許せなかった」。リコールを表明した「阿久根の将来を考える会」の中心メンバー西平良将さん(37)は市長に抗議したがなしのつぶて。市民の多くが資質をいぶかるようになった。
 地元の政治団体「阿想会」の松岡徳博会長(55)は市長支持派の大黒柱だった。「職員人件費の削減は改革の一部にすぎない。市政をどう発展させるのか展望が見えない」
 市長にたびたび進言したが耳を貸さず、サジを投げた。「本人は『革命』を叫んでいるが、いつまでも職員と対立し、自分を支持しない市民を無視するようでは話にならない」
 市役所から約200メートル離れた店舗跡。市職員労働組合の事務所が入居する。市長が本年度の庁舎使用を許可せず、公約通りに追い出された格好だ。市職労は裁判で争っており、こうした訴訟やトラブルの頻発が市政不信を加速させたともいえる。
 事務所近くの無職男性(70)は「竹原さんには辞職してほしいが、市職労を応援する気もない」と冷ややか。
 パート勤めの女性(48)は「市長も市職労も歩み寄るべき。生活に苦しむ人が多いのに、政争ばかりでどうするのか」。市政の正常化を願う民意は、漂流している。

<竹原信一市長再選の経過>2008年8月、新人4人が争った阿久根市長選で初当選。市議定数削減の条例改正提案などで議会側と対立。09年4月、2度目の市長不信任議決で失職した。同5月31日、出直し市長選で元国土交通省職員との一騎打ちを562票差で競り勝ち再選。市職員給与の削減、市役所からの市職労事務所追放などを公約に掲げた。


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