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九州・沖縄 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1244チバQ:2010/03/14(日) 17:39:45
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/158300
合志市長選 14日告示 恵まれた立地 人口増で成長 堅実財政に不安も
2010年3月14日 00:28 カテゴリー:九州 > 熊本
 任期満了に伴う合志市長選が14日、告示される。投開票は21日。今のところ、現職で再選を目指す大住清昭氏(66)=無所属=と新人で市商工会長の荒木義行氏(51)の2氏=無所属=が立候補の準備を進めている。旧合志、西合志の両町が合併し、2006年に発足した合志市は、県都の熊本市や菊陽町の光の森地区に隣接する恵まれた立地環境を背景に、人口が増えている県内でも数少ない市だ。選挙戦を前に現状と課題を探った。

■「住みよさ」1位

 経済誌「東洋経済」の「住みよさランキング 2009年版」。全国の784都市の暮らしやすさを比較したランキングで、合志市は県内の市でトップに選ばれた。九州では佐賀県鳥栖市に次いで2位、全国でも32位と高い評価を受けた。

 同誌によると、ランキングは国勢調査や各省庁の統計を参考に「安心度」「利便度」「住居水準充実度」など5項目を数値化して算出したという。今回、近隣市町村のデータが「住みよさ」に反映されるようになり、合志市は前年の319位から一気にランクを上げた。

 「大型商業施設に近い点が評価されたのでは」と市企画財政課。合志市は大型郊外店やディスカウントストアがひしめく光の森や熊本市に近く、それが躍進の一因と分析する。

■意識は「熊本市民」

 熊本市まで南北に延びる国道387号や同市の繁華街まで約30分の熊本電鉄の駅がある合志市。南部には新興住宅が次々と造成され、合併時、約5万2500人だった人口は、この4年間で約2400人増えた。

 ただ、職場や学校など生活拠点が市外にある住民も多い。市のまとめた地域公共交通計画によると、旧2町時代から約1万人が熊本市に通勤、通学している。買い物動向の調査(06年)でも、回答者の5−6割が市外の店で食料品や日用雑貨を購入している。

 「熊本市の居住区が手狭になり、周辺都市に住む人が増えている。合志に家がある『熊本市民』という意識の人が少なくない」。県立大の中島熙八郎教授(農村計画学)はこう指摘する。

■企業が税収左右

 合志市は北部に農村、東部に工業団地、南部に新興住宅街が広がり、中央には国立病院や研究施設が集まる。同市の財政事情は堅調で、財政力指数も県内14市で1位(08年度)だ。

 だが今、不安要素も抱える。財政を下支えする法人税収入は、07年度に14億1千万円あったが、一昨年秋以降の世界不況の影響で、09年度は2億−3億円に激減する見込み。高齢化が進む北部では一部のバス路線が廃止され、市民から「不便になった」との不満も聞こえる。

 景気情勢が安定してきたとはいえ、企業業績が今後、右肩上がりに回復する保証はない。さらにまちづくりを考える上で欠かせない熊本市が今月、周辺2町を合併し、新・熊本市になるほか、来年3月には九州新幹線鹿児島ルートの全線開通を控える。こうしたことが「熊本市のベッドタウン」に与える影響は未知数だ。

 県内一の「住みよい市」がその個性にどう磨きをかけていくのか。候補者には、具体的で分かりやすいビジョンを示してもらいたい。

  ◇    ◇

 なお、合志市長選と同日程で市議補選(被選挙数一)も行われる。

=2010/03/14付 西日本新聞朝刊=


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