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九州・沖縄 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1014チバQ:2010/01/23(土) 19:51:38
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20100120ddlk42010567000c.html
どうする!?4大事業:知事選/1 九州新幹線長崎ルート /長崎
 ◇いまだ根強い「不要論」
 低迷する県経済の最大の浮揚策として、県などが建設推進をアピールしてきた九州新幹線長崎(西九州)ルート。計画決定(73年)から35年を経て、08年3月にようやく着工認可された。現在は武雄温泉−諫早間(45キロ)でトンネル掘削工事が進む。

 着工までの道筋を付けた金子原二郎知事は昨年12月の仕事納め式で「予算は09年度が60億円、10年度当初も70億円付いた。実は消化に苦労している」と順調ぶりを語った。しかし、上機嫌なトップをよそに、新幹線整備は県民の間で「不要論」がいまだに根強い。

 理由はわずかな時間短縮効果だ。長崎ルートは博多−長崎間を結ぶが、その過半区間は在来線を活用。このため、開発中のフリーゲージトレイン(軌間可変電車)を導入できたとしても、所要時間は26分短縮にとどまる。総事業費は約2600億円(うち県負担は約300億円)で、1分短縮するのに約100億円かかる計算だ。

 県は「鹿児島ルートも(1分短縮に)約103億円の計算だ。割高ではない」と反論するが、未着工区間の諫早−長崎間が認可されれば、総事業費は約1100億円(うち県負担分は約200億円)上乗せされる。

 さらにJR長崎駅の連続立体交差400億円(同81億円)などの構想もあり、トータルではどれだけ膨れ上がってくるのか。

 そんな不安感を受け止めたのか、政権交代後、事業を再検討する動きが出始めた。前原誠司国交相は「前政権の合意にとらわれない。全くの白紙」と発言。知事選出馬に名乗りを上げた5氏のうち3氏は建設に反対だ。

 その一方で、金子知事は定例会見で「今さら中止するの?」とけん制。県選出の民主党国会議員らの発言をとらえ、先行する鹿児島ルートと同じ「全線フル規格」の整備を期待する。

 結局、10年度は予算措置はなされる方向だが、未着工区間の財源確保やフリーゲージトレインの実現性などの課題は残ったまま。一体、長崎ルートはどんな形になるのか。ゴールは不透明だ。

    □  □

 任期満了に伴う知事選は2月4日告示、同21日投開票される。金子県政が推進した事業について、立候補予定5氏の主張とともに考える。

〔長崎版〕


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