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東北 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 18:15:14

統一地方選スレから東北地方のネタを独立させます。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40
宮城スレもあったけど政治ネタは引き続き此処へ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1212635128/l40
北海道はこちらへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1223878241/l40

2531チバQ:2013/03/02(土) 02:39:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130301-00000152-mailo-l11
選挙:福島・双葉町長選 告示 新人4人立候補 乱立騒動に怒りの声、町民「恥ずかしい」 /埼玉
毎日新聞 3月1日(金)12時52分配信

 井戸川克隆前町長(66)の辞職に伴う福島県双葉町長選(投開票10日)は28日告示され、新人4人が立候補を届け出た。町選管によると、町長選の立候補者数としては過去最多。投票は10日に加須市(午前7時〜午後6時)と福島県郡山市(午前7時〜午後5時)の町役場支所で行われる。
 届け出たのは、前町議の伊沢史朗氏(54)▽元町議の尾形彰宏氏(55)▽元福島県議の丹野恒男氏(71)▽元看護師の染森信也氏(52)−−の4人。出身地は、伊沢氏と尾形氏が双葉町、丹野氏は福島市、染森氏は大阪市。
 加須市から福島県いわき市への役場機能移転について、4人の主張はほぼ一致しているが、「仮の町」(町外コミュニティー)構想を巡っては各氏が持論を展開している。
 伊沢氏は「集約型か分散型か、町民の意見を聞いて判断する。町立学校の再開も早期に実現したい」。尾形氏は「町の復興住宅近くに花と緑の工場を作り、町のブランド商品を販売する」。丹野氏は「財政面から、仮ではなく本来の町に近い形の町を、福島市松川町に作る」。染森氏は「仮の町の整備に金をかけず、避難先で生活が安定するよう支援する」と、訴えている。
 町長選には当初、町内外から8人が出馬意向を示していたが、取りやめが相次いだ。いわき市南台の仮設住宅に暮らす主婦(69)は「期待させておいて、町民をバカにしている」と憤り「復興や町政が停滞し、町民として恥ずかしい」と吐き捨てた。【神保圭作】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇双葉町長選立候補者(届け出順)
伊沢史朗(いざわ・しろう)  54 無新
 [元]町副議長▽獣医▽麻布獣医科大
尾形彰宏(おがた・あきひろ) 55 無新
 [元]町議▽インターネット企業役員▽茨城大
丹野恒男(たんの・つねお)  71 無新
 [元]県議▽会社役員[歴]衆議員秘書▽東洋大
染森信也(そめもり・しんや) 52 無新
 [元]看護師▽都立南多摩看護専門学校
3月1日朝刊

2532チバQ:2013/03/02(土) 02:49:26
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20130301/CK2013030102000148.html
双葉町長選告示 町民、前町長不出馬には驚き
2013年3月1日

双葉町長選不出馬を表明する井戸川前町長=加須市で


 東京電力福島第一原発事故で加須市の旧騎西高校に役場機能を移している福島県双葉町。井戸川克隆前町長(66)の辞職に伴い二十八日告示された町長選は、出馬表明していた井戸川氏が急きょ出馬を断念し町民に驚きや落胆、非難の声が広がった。立候補した新人四人に対しては、生活再建や復興への要望が相次いだ。 (石井宏昌、宮本隆康、増田紗苗)

 茨城県つくば市に避難中でこの日、旧騎西高を訪れた主婦(54)は「賠償でも何でも双葉は遅れている。本当は選挙をしている場合じゃない。避難している人は毎日、いつまでここに住めるのか、と不安を抱えている。新町長には、安心して住めるように不安を解消してほしい」と求めた。

 井戸川氏の出馬断念には「出ると言った時は『今までの頑張りを無駄にしたくないと思ったのだろう』と理解できたけど…」とややあきれ顔だった。

 同校避難所の堀川光男自治会長(56)は、井戸川氏の出馬断念に落胆しつつ「新町長には町民重視の姿勢を貫いてほしい。町民が一カ所に住むのは難しいかもしれないが、地に足をつけ安心して生活していけるよう支援してほしい」と訴えた。

 福島県いわき市の仮設住宅で暮らす無職大浦勝美さん(73)は「前町長の時は復興が進まなかった。新しい町長には、町がどうなるのか道筋を示してほしい。そこをじっくり聞いて投票する」。

 同市南台応急仮設住宅の斎藤宗一自治会長(63)は「双葉町の学校を再開してほしい。町の校歌を知らない子どもがどんどん増えてしまう。学校がないと、町がなくなるのと同じ」と要望し、「学校についての政策を掲げている候補に投票したい」と話した。

2533チバQ:2013/03/03(日) 18:01:39
>>2154>>2497
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130303ddlk05010009000c.html
選挙:湯沢市長選 鈴木前市長、返り咲きに意欲 /秋田
毎日新聞 2013年03月03日 地方版

 前湯沢市長の鈴木俊夫氏(62)は2日、同市内で記者会見。任期満了に伴う市長選(31日告示、4月7日投開票)に、長年在籍し政治活動を続けてきた共産党を離党、「完全無所属」で返り咲きを目指す決意を改めて表明した。

 鈴木氏は02年の旧市長選と05年の新市長選に党籍を残したまま出馬し、当選。農業に「活路」を見いだしながら、「市民と協働で、市民と同じ目線で」再び市政を担っていく意欲を示した。

 湯沢市長選には、鈴木氏が昨年1月に、また、現職で1期目の斉藤光喜氏(66)=無所属=が同年3月に出馬表明した。【佐藤正伸】

2534チバQ:2013/03/04(月) 23:45:34
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130304ddlk05010011000c.html
選挙:北秋田市長選 立候補予定の2陣営が火花散らす 同地区、同時刻に集会 /秋田
毎日新聞 2013年03月04日 地方版

 任期満了に伴う北秋田市長選(31日告示、4月7日投開票)に立候補を表明している現職の津谷永光氏(61)、新人の元公立米内沢総合病院事務長の成田元晴氏(63)の両陣営初の大集会が3日、合川地区で同時刻に開かれた。双方支持者らは思わぬハプニングに早くも火花を散らしていた。

 集会を主催したのは、津谷陣営側は女性の支援者でつくる「ひまわり会」。一方の成田陣営側は後援組織「住みよい北秋田市をつくるみんなの会」で、いずれも午後2時から始まった。

 合川地区は成田氏の出身地だが、両陣営は「合川での集会を決めたのは、うちが先」と主張。双方支援者からは「何も同じ日に同じ地域で同時刻に開かなくともよかったのでは」と困惑する声も。

 再選を目指す津谷氏は、300人を超える支持者らを前に、国・県とのパイプで市政の継続を主張。成田氏は、250人余を前に地域医療の充実など目指す上で、市政の改革が必要と訴えた。【田村彦志】

2535チバQ:2013/03/06(水) 23:32:58
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20130306a
民主県連、候補者擁立を断念 知事選、「無投票」の可能性高まる
 民主党県連(松浦大悟代表)が、知事選(21日告示、4月7日投開票)への候補者擁立を断念したことが5日、分かった。昨年12月の衆院選本県小選挙区での全敗が尾を引いているとみられる。

 県政野党として、再選を目指す現職の佐竹敬久氏(65)の対抗馬擁立を模索してきたが、告示まで約半月を残すだけとなった時期の断念により、佐竹氏の無投票再選の可能性が高まった。

 県連は6日に会見を開き、断念を発表する。

(2013/03/06 08:30 更新)

2536名無しさん:2013/03/07(木) 03:22:25
ロリ画像掲示板

http://d4u88bqk.seesaa.net/

2537チバQ:2013/03/07(木) 21:21:46
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20130306-OYT8T01211.htm
民主が知事選擁立断念



独自候補擁立を断念した理由を説明する沼谷氏(6日、秋田市で)  3月21日告示、4月7日投開票の県知事選で、独自候補の擁立を目指していた民主党県連は6日、秋田市内での役員会後に記者会見し、独自候補の擁立を断念したと発表した。県政野党の同県連は前衆院議員の寺田学氏(36)と川口博氏(65)に出馬を要請したが、断られた。知事選は1947年の第1回以降、初めて無投票となる可能性が高まってきた。

 役員会には、顧問の寺田氏や虻川信一代表代行ら役員5人が出席し、擁立しないことを決めた。国会会期中のため、県連代表の松浦大悟参院議員は欠席した。虻川氏と県連の沼谷純・幹事長兼政調会長が会見に臨んだ。

 沼谷氏は冒頭、擁立を断念した最大の理由として、夏の参院選への対応を挙げ、「自民党政権になり、TPP(環太平洋経済連携協定)など国益を守るどころか譲る状況。既に公約が破綻してきている」と厳しく指摘した。その上で、「非自民の総力を結集し一つの旗頭として、参院選での松浦氏の再選を最優先すべきだ」と述べた。

 また、知事選の候補者として、年明けから寺田、川口の両氏に出馬を要請していたことを明らかにした。川口氏は寺田氏を推し、寺田氏は参院選への注力を理由に固辞したという。

 さらに沼谷氏は、再選を目指して立候補すると表明した現職の佐竹敬久氏(65)について、「(県議会の)2月議会で健全な財政運営をお願いし、知事からも強い同意を得た」と一定の評価をしたが、県連として支援しない。ほかに立候補を表明する人が出た場合、政策を見て支援するかどうか検討する。

 県連は当初、昨年末までに知事選への対応を決めるとしていた。だが、先の衆院選で寺田、川口ら前議員2人を含む県内3小選挙区の候補全員が落選し、県連幹事長だった寺田氏が責任を取って退任した。2月17日の常任幹事会では「不戦敗は避けるべきだ」「参院選に注力するために擁立を見送るべきだ」と相反する意見が出て、結論を先送りしていた。沼谷氏は会見で、「非自民の総力を結集できなかった。忸怩(じくじ)たる思い」と話した。

 知事選を巡り、社民党県連と連合秋田は佐竹氏の支持や推薦を決め、自民党県連も2月末、佐竹氏の支持を発表した。共産党県委員会は、関係団体に佐竹氏を評価する声があることを踏まえ、無所属の党推薦候補を擁立しないことを決め、党公認候補を擁立するかどうか検討している。

(2013年3月7日 読売新聞)

2538チバQ:2013/03/07(木) 21:54:11
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130307ddlk05010017000c.html

選挙:秋田市長選 現職のみ出馬表明 共産系団体、候補者選定に難航 /秋田
毎日新聞 2013年03月07日 地方版

 知事選と同日選の秋田市長選は、31日の告示まで3週間あまりとなった。これまで立候補を表明しているのは再選を目指す現職の穂積志市長(55)のみ。前回選で穂積氏を支持した市議や県議、労組や経済団体などが今回も支持する意向を示している。これに対し、共産党系の団体などは候補者擁立を目指し複数の人物に打診を続けているが選定は難航しており、市長選の構図も固まっていない。

 穂積市長は昨年12月の市議会定例会で市長選への立候補を表明した。後援会は先月、同市旭北錦町に選挙事務所を設置。選挙対策本部も近く発足する。穂積市長は40項目の選挙公約もほぼまとめた。これまでに秋田商工会議所や秋田県医師会の政治団体、連合秋田中央地域協議会などが推薦を決めている。

 自民党県連は市長選への対応は決めていないが、渋谷正敏幹事長は「穂積陣営から打診があれば対応を検討する」としている。既に支持の意向を示している県議については「個々の判断」という。公明党県本部は近く穂積氏支持を表明する見通し。このほか前回選に続き多くの市議が支持に回る見通しで、自民系会派市議は「いざ選挙となれば、党派・会派を超えての支持となるだろう」とみる。

 民主党県連は候補擁立は見送る構え。対応は所属議員の個々の判断になるとみられる。

 一方、市立病院の地方独立行政法人化など穂積市長の市政運営について「市民目線を無視したトップダウン型」と批判を強める共産党秋田地区委員会は、市民団体の発足準備を進めるなど、擁立に向けた作業を2月上旬から本格化させている。

 同委の奥井淳二委員長は「複数の人物に打診しているが、イエス・ノーいずれの回答もない」としながらも、前回選では告示20日前に立候補を表明した経緯もあり、「最後まで可能性を探る」としている。【仲田力行】

2539チバQ:2013/03/07(木) 22:01:20
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/03/20130307t21012.htm
青森市長選告示まで1ヵ月 鹿内市政4年の評価が鍵
 任期満了に伴う青森市長選(4月7日告示、14日投開票)は告示まで1カ月となった。立候補を表明しているのは、いずれも無所属で、再選を目指す現職の鹿内博氏(65)と新人で元青森県副知事の蝦名武氏(67)。政党に推薦や支持を求めない「市民派無所属」を掲げる鹿内氏に対し、蝦名氏は自民党の推薦を受けて組織戦で挑む構え。鹿内市政に対する市民の評価が勝敗の鍵を握る。

 鹿内氏は1月29日に立候補を表明した。市議会や豪雪災害対応など公務の傍らで、30年近く続けている早朝の街頭演説は回数を増やし、市民に直接支持を訴える。
 マニフェスト(公約集)では、議員報酬削減や庁舎建て替えといった市が直面する課題について、「特別プロジェクト」と銘打った政策を提示。政治信条でもある「市民のための市政」の推進を目指す。
 前回市長選(2009年)で、鹿内氏を独自に支援した共産、社民両党は同様の対応になる見込み。民主党は自主投票を決めたが、県議らが個々に支援する動きもある。
 蝦名氏の立候補表明は2月8日にずれ込んだ。自民党の選考作業が遅れたためで、蝦名氏推薦をめぐっては党県連幹部と党系列市議の足並みの乱れも表面化した。
 それでも選挙態勢は急ピッチで整いつつある。津島淳衆院議員(青森1区)が選対本部長に就き、渋谷勲市議ら市議十数人も支援団を結成。県庁OBや経済界に支持を求める。近く公明党も推薦を決める見通し。
 庁舎建て替えや第三セクター運営で経営不振が続く複合商業施設「アウガ」の再生などに対する現市政の対応を「市をどうしたいのかグランドデザインがなく、停滞につながっている」と批判する。行政経験を生かした県都活性化を掲げる。
 鹿内、蝦名両氏はかつて、それぞれ県議と県幹部として対峙(たいじ)した旧知の仲。反核燃運動を主導する鹿内氏の質問に、エネルギー政策分野では「知事以上のしきり役」と呼ばれた蝦名氏が原稿なしで答弁するやりとりは、県議会の名物だったという。
 前回市長選では、5期20年続いた前市政の刷新を訴えた鹿内氏が、7万2401票を獲得して初当選した。今回は「市政のリセット」をうたう蝦名氏を相手に、4年間の市政運営の評価を市民に問うことになる。
 連合青森は前回、自民党の支持する前市長を応援したが、6日現在、両氏から推薦願が届いていないとして態度は未決定。市職員で構成する市労働組合連合会も対応を決めていない。


2013年03月07日木曜日

2540チバQ:2013/03/08(金) 23:12:23
>>357>>414-415
現職細越は非川口派

8456 名前:チバQ 投稿日: 2013/03/08(金) 23:09:43
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130308ddlk05010012000c.html
選挙:小坂町長選 川口前衆院議員、出馬へ きょう表明、民主離党を検討 /秋田
毎日新聞 2013年03月08日 地方版

 前民主党衆院議員で元小坂町長の川口博氏(65)が、4月2日告示・7日投開票の小坂町長選に立候補する意向を固めた。8日に正式表明する。関係者によると、無所属で立候補し、民主党は離党することを検討しているという。同町長選には再選を目指す現職の細越満氏(65)と、新人で会社役員の成田一君氏(62)の2人が出馬表明しており、返り咲きを目指す川口氏と三つどもえの争いとなる公算が大きい。

 川口氏の後援会関係者によると、現町政に飽きたらなさを抱く地元後援会が約1カ月前に、川口氏に町長選への出馬を要請。川口氏は当初、「若い世代が頑張ればいい」と固辞。一方で川口氏は、民主県連が擁立を断念した知事選(21日告示、4月7日投開票)の候補者と目されていたため、動向が注目されていた。

 地元後援会は川口氏に同町長選への立候補を再三要請。川口氏は「前向きに考えたいので、(返事を)待ってほしい」と意欲を示したという。

 川口氏は小坂町長5期目の任期途中で09年4月の前回知事選に立候補し、落選した。同年8月の衆院選に無所属で臨み、政権交代の波に乗って当選。その後民主党に入党した。川口氏の辞職に伴う前回の同町長選では川口氏の後継と目された新人候補が落選している。【田村彦志】

http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20130308b
川口前衆院議員、出馬へ 小坂町長選
 前衆院議員の川口博氏(65)は7日、任期満了(4月11日)に伴い4月2日告示、同7日投開票の小坂町長選に無所属で立候補する意思を固めた。きょう8日、表明する。同町長選には再選を目指す現職の細越満氏(65)と、新人の会社役員成田一君氏(62)がともに昨年12月に無所属で出馬を表明。前町長の川口氏の出馬で三つどもえの選挙戦となる公算が高まった。

 川口氏には、町議を中心とするグループが昨年末、後援会が2月上旬にそれぞれ町長選への出馬を要請していた。

 川口氏は法政大卒。小坂町議を2期6年、町長を5期19年間務め、2009年4月の知事選に出馬し落選。同年8月の衆院選に秋田2区から無所属で出馬し初当選した。翌年6月に民主党へ入党。同党公認で出馬した昨年12月の衆院選で落選した。現在、党県第2区総支部長、党県連総務会長。小坂町小坂字野口1。

(2013/03/08 08:39 更新)

2541チバQ:2013/03/08(金) 23:12:52
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130308ddlk05010016000c.html
選挙:鹿角市長選 元市議の石川氏、出馬の意思表明 /秋田
毎日新聞 2013年03月08日 地方版

 任期満了(7月2日)に伴う鹿角市長選に、元市議の石川徹氏(48)=鹿角市十和田錦木=が7日、無所属で立候補する意思を示した。同市長選への出馬表明は、現職で3選を目指す児玉一(ひとし)氏(66)に続き2人目。

 石川氏は、市経済の低迷打破に向け、次世代にツケを回さぬまちづくりを実現する必要があるとして、雇用創出や福祉施策の充実、クリーンエネルギー政策の推進などを公約に掲げている。毎日新聞の取材に「後世にツケを残す総事業費40億円を超える文化施設を計画するなど現市政には民意が反映されていない」と批判している。

 石川氏は明治大卒。地元地域紙記者を経て97年の市議選で初当選。市議3期目の任期を終える直前に辞し、09年6月の市長選に立候補し落選。11年の県議選では次点に終わった。【田村彦志】

2542チバQ:2013/03/08(金) 23:16:13
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20130307-OYT8T01606.htm
県議会岩手選挙区 区割り変更検討会議

 県議会は4日の議会運営委員会で、議員定数等検討会議を設置することを決めた。

 滝沢村が2014年1月に市制移行を目指すのに伴い、村と雫石町を含む県議会岩手選挙区(定数3)の区割りや名称変更などについて検討する。6月定例会に、条例改正案を提出する方針。

 村が市に移行した場合、公職選挙法の規定により、両自治体に選挙区を設けるため条例の改正が必要となる。

 従来通り、両自治体で1選挙区とする場合にも、任意合区とする条例改正をする必要がある。

 また、現行の県議の定数等に関する条例では、市が含まれる選挙区は、市の名称を選挙区名とすることが定められている。

(2013年3月8日 読売新聞)

2543チバQ:2013/03/08(金) 23:31:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130301-00000060-mailo-l05
検証・佐竹県政:’13知事選/1 農業 新たなブランド化模索 産出額が低迷、東北5位 /秋田
毎日新聞 3月1日(金)11時31分配信

 4月7日投開票の知事選告示(3月21日)まで3週間を切った。今のところ現職の佐竹敬久氏(65)以外に立候補の表明はない。少子高齢化や厳しい雇用情勢をはじめ、秋田が抱える課題に直面してきた佐竹知事の1期4年間を、佐竹知事が先頭に立って策定した県政運営指針「ふるさと秋田元気創造プラン」を軸に検証する。
 「枝豆を園芸拡大のけん引役と位置づけ、全国一の産地となるナショナルブランドへの躍進に取り組んでまいります」。佐竹知事は10年2月の県議会で宣言。こうして米どころ秋田で枝豆日本一を目指すプロジェクトが始まった。
 枝豆の生産拡大を図るのは、米以外の作物との複合経営を進めるためだ。秋田は農業産出額(11年)が1732億円で東北5位と低迷。その産出額で米が占める割合は61%と東北で最も高い。新たな農林水産ビジネスを確立しなければ、農業のじり貧は避けられない。
 ターゲットを枝豆に定めたのは、他の農産物に比べ比較的生産量が多く、県内で広く作付けされており、農作業の機械化が確立され転換が図りやすいなど、「日本一」を狙える作物だったからだ。
 県は10年度から枝豆栽培に必要な機械の導入費用の3分の1を助成する制度を開始。11年度からは「えだまめ日本一総合推進事業」と銘打ち、11年度に9480万円、12年度は8814万円を計上した。県農業試験場は「あきた香り五葉」「あきたさやか」など独自品種を開発。販路を確保するため、首都圏のスーパーや居酒屋などで市場調査も実施している。
 栽培面積は09年度の429・5ヘクタールから12年度は580・2ヘクタールに拡大。東京中央卸売市場への年間出荷量とシェアは10年度は788トンで全国5位の12%だったが、年々上昇。今年度(昨年12月まで)は1436トンで全国2位の22%に上昇している。9月と10月は秋田が2年連続で月間シェア1位となった。
 07年2月に設立した秋田市豊岩豊巻の集落営農組織「白華(はっか)の里生産組合」は08年度から枝豆の栽培を始めた。初年度は1・5ヘクタールだった栽培面積は今年度には3・6ヘクタールに。数百万円だった売り上げが11年は1000万円を超えた。
 だが、同組合代表の武藤真作さん(60)は「取り組もうとする農家はまだ少ない」と感じている。武藤さんは個人や小規模な農家では機械化のための投資が難しいのが原因とみる。同組合でもこれまでに枝豆関連で1000万円の設備投資をした。「もっと集落営農など規模拡大を進めることで取り組もうという気持ちが芽生えると思う。そのためには若いリーダーの育成も必要だ」と話す。さらに「秋田の枝豆の売りは何かということにもう少し力を入れなければならない」とブランド化と販路拡大の強化が課題だと指摘する。
 県は枝豆の他にも、和牛品評会で2位を獲得した県雄種有牛「義平福」の子牛を売り出すことや、リンドウやダリアのブランド化も計画。来年度当初予算案に関連経費を計上した。「秋田の枝豆」やその他、新たな「秋田ブランド」が誕生するか。手探りの状態が続く。【坂本太郎】
3月1日朝刊

2544チバQ:2013/03/08(金) 23:32:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130302-00000035-mailo-l05
検証・佐竹県政:’13知事選/2 自殺・がん対策 予防運動や検診に力 全国最悪は脱却できず /秋田
毎日新聞 3月2日(土)11時10分配信

 「今日はいのちの日ですからね。命を大事にね」
 「秋田県いのちの日」の1日早朝、通勤通学の乗客で混み合うJR秋田駅で、佐竹敬久知事は緑色の上着をはおり、高校生らにパンフレットなどを配り自殺予防を呼びかけた。
 県いのちの日は「民・学・官」が連携して10年7月に発足した「秋田ふきのとう県民運動」が定めた。佐竹知事は県民運動の顧問を務めており、この日を含め年3回ある自殺予防の街頭キャンペーンで自ら先頭に立つ。
 県内の自殺率(人口10万人当たりの人数)は11年まで17年連続で全国ワースト。県は長期総合計画「ふるさと秋田元気創造プラン」で県内の自殺率を08年の37・1から13年には33・5にする目標を掲げた。自殺者数は08年の410人を20年に300人未満にすることを目指す。11年は自殺率32・3と早くも目標をクリアしたが、全国ワーストは変わらず、自殺者数は346人と300人を上回る状態が続いている。
 秋田市長時代から熱心に自殺対策に取り組んできた佐竹知事は、知事に就任した09年、全庁をあげて対策にあたる「県自殺予防対策推進会議」を設置。10年12月には多重債務や心の病など支援内容ごとに分かれていた相談窓口を整理したガイド本を作製した。
 ふきのとう運動は民間主導だが佐竹知事は積極的に参加、広告塔の役割も務める。運動実行委の袴田俊英会長は「3年前に比べ、パンフを受け取ってもらえるようになった」と変化を感じている。運動事務局のNPO法人「蜘蛛(くも)の糸」の佐藤久男理事長も「民学官で役割分担して連携しないと自殺は減らない」と佐竹知事の参加を歓迎する。
 佐藤理事長は「自殺対策の実力はついてきた」とみる。従来は年ごとの自殺者数は一進一退だったが、「減った翌年も反動で増えることはなくなった」という。自死遺族の支援をしてきた秋田グリーフケア研究会の涌井真弓代表は「一定の人が声を上げるだけではなく、これまでの活動成果を広く波及させなければ県民運動にならない」と、取り組みはまだ道半ばだと指摘する。
  ◇   ◇
 厚労省が先月28日に発表した都道府県別平均寿命(10年)によると、秋田の男性は78・22歳と46位の短さだった。原因の一つはがん死亡率の高さで、97年から15年連続で全国ワーストとなっている。「ふるさと秋田元気創造プラン」は75歳未満のがん死亡率(人口10万人当たり)を08年の91・8から13年に80・3に下げることを掲げた。
 主要対策はがん検診の受診率を50%以上に引き上げること。県内の10年度の胃がん検診の受診率(市町村実施分)は15・6%、子宮がんは24・9%にとどまる。専門家の試算では受診率が50%になると、がん死亡率が4%下がるとされる。
 効果が上がっているのは、対象者に案内書を送り(コール)、個別に受診を勧める電話をかける(リコール)「コール・リコール」事業だ。県総合保健事業団が事業を受託し、一部市町村を対象に試験的に実施している。
 仙北市で11年度に胃がんを対象に実施したところ、同年度の受診者は1302人と前年度に比べ倍増した。しかし、子宮がんに対象を移した12年度は、胃がん受診者は例年並みに戻った。12年度の子宮がん受診者は増えており、市は事業の継続を求めている。
 県がん対策室は「コール・リコールや検診無料クーポンは一定の効果がある。さまざまな手法で息の長い取り組みをしていきたい」と話す。【小林洋子】=つづく
3月2日朝刊

2545チバQ:2013/03/08(金) 23:32:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130303-00000110-mailo-l05
検証・佐竹県政:’13知事選/3 少子化対策 若者の出会いを支援 特殊出生率、2年連続増加 /秋田
毎日新聞 3月3日(日)12時3分配信

 ままごとのおもちゃを手に、あどけない表情を見せる赤ちゃんの写真。「子どもってこんなにかわいい、愛(いと)しいものなのかという幸せを感じる毎日です」と母親の喜びのコメントが添えられている。
 「あきた結婚支援センター」のウェブサイトに掲載された「ご成婚報告」の一つだ。同センターは未婚の男女の出会いを支援しようと、11年4月に県が25市町村などと協力して設置した。センターを通じて結婚した人は今年1月31日現在で190人。さらに約10人が婚約中という。結婚する人数は、今年度は昨年度の倍近いペースになっている。
 県が結婚支援に乗り出した背景には、深刻な少子高齢化がある。10年国勢調査(確定値)によると、県内は15歳未満の人口が11・4%と全国で最も低く、65歳以上が29・6%で全国最高。また11年人口動態統計によると、出生率は人口1000人当たり6・2で17年連続全国最低。婚姻率も同3・8と12年連続全国最低だった。出生率や婚姻率は人口を母数に計算するため高齢者が多い秋田は数値が低めに出るものの、「息の長い取り組みが必要」(県少子化対策局)な状況であることには変わりがない。
 県は「ふるさと秋田元気創造プラン」で出生数を08年の7421人から13年には8000人まで増やす目標を掲げた。10年度には少子化対策局を新設。11年4月には少子化対策のプランの目玉事業、同センターを開設した。予算も「出会い・マッチング(結婚)支援事業」として10年度2844万円、11年度3763万円、12年度3812万円と緊縮財政の中で積極的に配分した。
 出生数は10年6688人、11年6658人と減少が続くが、女性1人が生涯に産む子供の数を示す合計特殊出生率(11年)は1・35と2年連続の増加となった。「結婚を機に秋田に戻りたい」と考える人など県外の秋田出身者約40人が登録しているのも明るい材料。県少子化対策局は「出生数は下げ止まったとは言えないが、下げ止まりつつある」とみる。
 同センターと連携し、「婚活」を支援する企業や団体で作る「すこやかあきた出会い応援隊」の活動も広がっている。秋田市の任意団体「スゥイートメモリー」が同市内の居酒屋で2月の週末に開いた出会いイベントには独身男女計6人が参加。初めはぎこちなかったものの、同団体の保坂博文さんが「おやじギャグ」も交えて会話を促すと少しずつ緊張がほぐれ、笑い声も上がった。2時間の会合でメールアドレス交換までたどりついた。
 スゥイートメモリーのイベントには平均で10人程度が参加。全員がゆっくり話せるようにし、行政の子育て支援制度を説明するなど結婚への不安材料を取り除く工夫をしている。しかし、各地で開かれる婚活イベントの中には、参加人数が多すぎて十分話せなかったり、「サクラ」が交じっているなど質の悪いものもあるといい、保坂さんは「中身が大事」と指摘する。
 保坂さんは「県は子育て支援を継続してやってほしい。若い世代が結婚して子供が生まれれば、地域の活性化にもつながる」と訴える。【小林洋子】=つづく
3月3日朝刊

2546チバQ:2013/03/08(金) 23:34:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130305-00000080-mailo-l05
検証・佐竹県政:’13知事選/4 観光の再生 DCに2億円の予算 均等な経済効果には限界も /秋田
毎日新聞 3月5日(火)12時19分配信

 「秋田の観光の再生の意味を込め全力を尽くしたい」
 今年10月に始まるJRと県が実施する大型観光キャンペーン、秋田デスティネーションキャンペーン(DC)を控え、佐竹敬久知事は昨年10月に秋田市のホテルで開かれた全国宣伝販売促進会議で、旅行業界関係者ら800人を前に決意を述べた。
 DCキャンペーンではJR6社がグループを挙げて秋田を全国に宣伝する。16日には秋田新幹線の新型車両「スーパーこまち」もデビュー。東日本大震災以降、県内への観光客は落ち込みが続いており、県がDCに寄せる期待は大きい。13年度当初予算案にはDC推進事業費2億2755万円を盛り込んだ。
 佐竹知事は観光について、宿泊業だけでなく、運輸業や食品加工業、小売業など幅広い分野が関わり、大きな経済波及効果が期待されるとして「総合戦略産業」と位置付けて重点を置く。「ふるさと秋田元気創造プラン」では、県外(海外含む)からの年間延べ宿泊客数を08年の214万人から13年に235万人にすることを掲げた。10年には秋田でロケをした韓国ドラマ「アイリス」の人気で観光客が増加し、その年の目標220万人を達成。しかし震災のあった11年は、全数調査から推計調査に変更されたため単純比較できないが、187万人に減少した。アイリスは続編「アイリス2」のロケが今年1〜2月に県内各地で行われ、今月から韓国で放映が始まっている。
 県は12年からは新たなキャッチコピー「あきたびじょん」を掲げ、東京・銀座4丁目の交差点に巨大看板を取り付けた。同年4月には組織改編して観光文化スポーツ部を新設。部長にはJTB関連会社のJTBコミュニケーションズ社長だった前田和久氏を迎えた。前田部長は観光について「行政がいくらこうやろうと言っても全てうまくいくとは思っていない。民間事業者の意向を取りまとめて方向性を示せる組織がカウンターパートとして存在しない限りはうまくいかない」と民間とともに観光振興を図る考えを示す。13年度当初予算案には、旅行会社から社員2人を県観光連盟に派遣してもらい、営業力の強化や地域の魅力を掘り起こした新たな旅行商品作りをしてもらうための予算を盛り込んだ。
 県観光振興課によると、昨年10月から3カ月間実施したプレDCでは、新規55を含む136のイベントが関連事業として開かれ、同期間のイベント来場者数は前年度に比べ13万4625人増えた。JRの旅行会社「びゅう」を利用して秋田を訪れた観光客数も前年比約3割増となった。
 しかし地域によってはDCの効果を疑問視する人もいる。小坂町の十和田湖畔で温泉旅館を営む男性(69)によると、震災で客数は半減したがプレDCによる効果はほとんど感じられず、2月の鹿角国体の開催期間の方が観光客が増加したという。十和田湖は秋田新幹線が通るJR田沢湖駅や角館駅、秋田駅から遠く、観光客総数が増えたとしても「交通の便が良いエリアに客を奪われ、マイナスになりかねない」と懸念する。
 県観光振興課は「DCは秋田に観光客を引っ張ってくるが、そこからは地域間競争になる」と認める。県内に等しく経済効果をもたらすには、DCキャンペーンだけでは限界があるのが実情だ。【坂本太郎】=つづく
3月5日朝刊

2547チバQ:2013/03/08(金) 23:35:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130306-00000075-mailo-l05
検証・佐竹県政:’13知事選/5止 産業・雇用対策 成長分野への取り組み進む 空き工場が実証試験場に /秋田
毎日新聞 3月6日(水)11時48分配信

 県経済のリード役となるべき製造業。県内総生産額(名目)に占める割合は10年度で12・7%と全国に比べれば低いものの、その中では電子部品・デバイス産業のウエートが3割と高いことを生かし、成長分野の育成・参入を目指す取り組みが進んでいる。
 にかほ市のTDK秋田工場内の空き工場。建物の中にはパイプハウスが設置され、植物工場実証試験場に生まれ変わった。約20度に保たれた室内で、従業員らはホウレンソウの芽が出たウレタンを細かく切り、培地へ移植する作業を手際よくこなしていた。このホウレンソウは腎臓病患者向けの低カリウムの特別な品種だ。病院などへの納入を想定している。このほかスーパーなどに出荷する高糖度のトマトなど、高付加価値の野菜作りを目指している。
 試験場は一部に太陽光や風力発電による電力を用いながら、屋内で人工光を使って野菜を栽培する予定。運営するのは、フィデア総合研究所やTDK、横手精工などで作る共同体。15年度に本格事業化することを予定している。今年度の総事業費は1億1300万円で、そのうちの3分の1を県が補助する。
 県は植物工場のほかに、EV(電気自動車)バスの開発にも乗り出している。11、12年度で計1億1382万円を計上し、バスは昨年完成。その後は試験走行を実施して性能の改善を図っており、今年夏には秋田市中心部で営業運転することを目指している。
 県の「ふるさと秋田元気創造プラン」では08年に1兆5500億円だった製造品出荷額を13年に1兆8000億円以上にすることを掲げた。しかし、10年の実績はリーマン・ショックなどの影響で1兆3176万円と東北最下位。従業員1人当たりの付加価値生産性も東北最下位だった。ただ、10年度の県内総生産額は名目は3兆5261億円で前年度比0・1%増、実質は3兆7188億円で同1・2%増と、4年ぶりのプラス成長だった。とはいえ、10年度の国内総生産(GDP)は実質で前年度比3・2%増だったため、全国的な成長には追いついていない。
 一方、雇用情勢は県内有効求人倍率が09年8月の0・28倍で底を打ったが、昨年5月からは0・7倍前後で横ばいの状況が続く。今年1月は0・67倍で、東北では青森県に次いで2番目に悪い。震災復興需要もあり1倍を超す宮城、福島、岩手や、0・95倍の山形に大きく水をあけられ、厳しい情勢だ。
 県はリーマン・ショックから12年9月の補正予算までに金融対策や緊急雇用対策事業に4176億円を予算化。13年度当初予算案には中小企業への貸付資金制度の創設や離職者を採用した場合の人材育成経費の助成など経済・雇用対策として計765億円を盛り込んだ。
 今月末には経営難に陥った中小企業の借金返済猶予に応じるよう銀行に求めた中小企業金融円滑化法の期限が切れる。秋田労働局は「製造業も含め、体力が回復していない企業には厳しい。金融はやると言っても引き締めはあるはず。危機感を持っている」と倒産の増加を懸念する。
 成長産業と見込んで支援している植物工場やEVバスはまだ研究段階で、実際に採算が合うか、あるいは関連部品の販売などでどこまで県内産業の振興につなげられるかは未知数だ。人口が減少する中で経済を活性化させ雇用を創出するのための“特効薬”は見当たらない。【坂本太郎】=おわり
3月6日朝刊

2548チバQ:2013/03/11(月) 00:22:17
http://mainichi.jp/select/news/20130311k0000m040088000c.html
双葉町長選:伊沢史朗氏が初当選
毎日新聞 2013年03月10日 21時49分(最終更新 03月10日 23時26分)
 井戸川克隆前町長(66)の辞職に伴い新人4人が争った福島県双葉町長選は10日投票が行われ、役場ごと避難している埼玉県加須(かぞ)市で開票、前町議の伊沢史朗氏(54)が初当選した。東京電力福島第1原発事故で警戒区域になった同町は、井戸川氏と議会の対立などのため、避難区域再編や中間貯蔵施設建設といった課題で遅れが目立つ。復興の加速が最大の課題だ。

 元町議や元県議、元看護師を破った伊沢氏は「震災から明日で2年。早く生活を立て直してほしいとの町民の声を聴き、早急に対応していく」と意欲を語った。選挙戦では、中間貯蔵施設問題などで関係が悪化した県や周辺市町村との「信頼関係回復」を訴えた。

 投票率は過去最低の56.59%で、前回(77.55%)より大幅に下がった。井戸川氏が不信任決議を受けて町議会を解散するなど、昨年末から続く町政混乱に対する「嫌気」が要因とみられる。

 茨城県つくば市に避難する町民で自営業の岡田勝秀さん(68)は「双葉町は他の避難自治体と比べて対応が遅い。他自治体と足並みをそろえ、賠償や除染問題をきっちり進めてほしい」と期待を込めた。【大平明日香、神保圭作】

2549チバQ:2013/03/11(月) 00:51:23
http://www.minyu-net.com/news/news/0310/news12.html
双葉町長に伊沢氏、大差で初当選

 前町長の辞職に伴う双葉町長選は10日投票が行われ、即日開票の結果、無所属の新人で前町議の伊沢史朗氏(54)が、いずれも無所属新人の元町議尾形彰宏氏(55)、元県議丹野恒男氏(71)、無職の染森信也氏(52)の3人を大差で破り、初当選した。
 同町は全町避難が続く中、議会解散や前町長の辞職などで町政が混乱、復興への歩みが停滞していたが、新たなリーダーが決まり、町復興に向けた本格的な取り組み開始に期待が高まる。
 伊沢氏は、これまで続いた前町長と議会の対立を踏まえ、町民、議会との対話を重視した町政運営と、双葉郡内の他町村との連携を訴えた。町議会副議長を務めた経験や実績も強調、支持を集めた。
(2013年3月10日 福島民友ニュース)


http://www.asahi.com/politics/update/0310/TKY201303100236.html
福島・双葉町長に前町議の伊沢氏 投票率は過去最低[PR]

 東京電力福島第一原発の事故で役場を埼玉県加須市に移している福島県双葉町の町長選が10日投開票され、前町議で新顔の伊沢史朗氏(54)が初当選した。井戸川克隆前町長(66)が告示日当日に出馬をとりやめ、町内外から新顔4人が立候補した。投票率は56・59%で、前回2009年(77・55%)を大きく下回り、過去最低となった。

 避難区域再編や賠償、中間貯蔵施設の現地調査受け入れの可否など、町政の課題は多い。伊沢氏は福島県いわき市の事務所で「(議会や住民との)対話を重視していきたい。町民の要望に一つ一つ確実に応えていく」と述べた。

 井戸川前町長は町議会の不信任決議を受け、昨年12月に議会を解散。1月の町議選告示日前日に辞職を申し出て、町長選には出ないと明言していたが一転、立候補を表明。しかし、告示日、立候補をとりやめた。

2550チバQ:2013/03/11(月) 21:12:22
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130311ddlk05010035000c.html
選挙:知事選 共産、擁立見送りへ 佐竹知事、無投票再選の可能性 /秋田
毎日新聞 2013年03月11日 地方版

 21日告示、4月7日投開票の知事選で、共産党県委員会(米田吉正委員長)が候補者擁立を見送る意向を固めたことが10日、関係者への取材で分かった。これまで知事選に立候補を表明しているのは再選を目指す現職の佐竹敬久氏(65)だけ。既に民主は擁立を断念、自民、社民、公明3党は佐竹氏支持を決めており、佐竹氏の無投票再選となる可能性が極めて高くなった。知事選が無投票になれば、県では1947年の第1回選挙以来、初めてとなる。

 共産党は知事選を巡り、友好団体幹部で作る「県民本位の新しい県政をつくる会」が先月27日、会としての擁立を断念。佐竹氏の県政運営で「特定の政党にくみせずやっている」点を評価した。その後は県委員会が公認候補の擁立を模索していた。

 共産党県委員会は11日、記者会見を開く。県委員会は知事選候補の擁立の有無について「発表以前に話すことはない」としている。

 一方、佐竹氏は10日、秋田市内で選挙事務所開き。佐竹氏支持を決めた政党の国会議員や県議、県内の市町村長らが顔をそろえた。【小林洋子】

2551チバQ:2013/03/11(月) 21:13:04
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20130311ddlk11010111000c.html
選挙:福島・双葉町長選 伊沢氏が初当選 「協調態勢を最優先」訴え /埼玉
毎日新聞 2013年03月11日 地方版

 加須市に役場ごと避難している福島県双葉町の町長選が10日投開票され、無所属新人で前町議の伊沢史朗氏(54)が、いずれも無所属新人で、元町議の尾形彰宏(55)、元福島県議の丹野恒男(71)、元看護師の染森信也(52)の3氏を破り、初当選した。

 当日有権者数は5360人(男2588人、女2772人)、投票率は56・59%(前回77・55%)だった。

 町は原発事故後、中間貯蔵施設の現地調査の受け入れを巡り、双葉郡の他の町村や福島県との関係が悪化。伊沢氏は町民が暮らす福島県内の仮設住宅や加須市の町役場支所をこまめに回り、「信頼関係を早く回復し、協調態勢を築くことを最優先する」と訴えた。他の3氏は「町外コミュニティー(仮の町)」について独自の考えを訴えたが及ばなかった。【大平明日香、神保圭作】

==============

 ◇双葉町長選開票結果=選管最終発表
当 2470 伊沢史朗 54 無新

   187 丹野恒男 71 無新

   153 尾形彰宏 55 無新

    49 染森信也 52 無新

==============

 ◇双葉町長略歴
伊沢史朗(いざわ・しろう) 54 無新(1)

 [元]町副議長▽獣医▽麻布獣医科大

2552チバQ:2013/03/11(月) 21:16:01
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20130310-OYT8T00619.htm
県議補選秋田市 出馬表明2人目

 県議の辞職に伴う29日告示、4月7日投開票の県議補選秋田市選挙区(欠員1)について、新人で同市の秋田椿台エフエム放送社長の黒崎一紀氏(54)が10日、読売新聞の取材に対し、立候補する意向を明らかにした。みんなの党に公認申請中で、決定次第、正式に表明するという。

 同選挙区での出馬表明は、自民党の新人で会社社長の最上英嗣氏(46)に次いで2人目。同選挙区は選挙戦になる見通しとなった。

 黒崎氏は取材に対し、「県政与党の自民党は、安定多数のため緊張感がなく、おごりがみえる。県民目線で議会をチェックする役割が必要」と出馬理由を話した。

 黒崎氏は、国際商科大学卒。衆院議員秘書を経て、2007、11年の県議選、09年の同補選秋田市選挙区に出馬し、いずれも落選している。

(2013年3月11日 読売新聞)

2553名無しさん:2013/03/12(火) 18:45:02

寺田学氏が出馬に意欲、秋田市長選 週内にも最終判断
ttp://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20130312a

 民主党の前衆院議員、寺田学氏(36)は11日、秋田市長選(3月31日告示、4月7日投開票)への出馬を前向きに検討していることを明らかにした。週内にも最終判断する。出馬する場合は離党し、無所属で立候補する考えだ。

 市長選に出馬表明しているのは、再選を目指す現職の穂積志氏(55)=無所属=だけ。ほかに共産党秋田地区委員会が、党が推薦する形での候補者擁立を目指している。

 寺田氏は取材に「秋田を良くしたいという気持ちがある。無投票になれば、市民が意思を示すことができない。出るとしたら離党することになると思う」と意欲を示した。

(2013/03/12 08:30 更新)

2555FLEESEDRYPE:2013/03/13(水) 17:30:36
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2556チバQ:2013/03/13(水) 22:02:43
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20130312-OYT8T01468.htm
寺田・前衆院議員 秋田市長選出馬を検討

 3月31日告示、4月7日投開票の秋田市長選について、民主党の前衆院議員で同党県連顧問の寺田学氏(36)が12日、取材に応じ、立候補を前向きに検討していることを明らかにした。

 ◆民主離党し、無所属で

 近く決断し、出馬する場合は同党を離党して無所属で立候補する方針という。同市長選への出馬を表明しているのは、現職の穂積志氏(55)のみ。同市長選は告示まで3週間を切り、選挙戦となる可能性が高まってきた。

 寺田氏は、秋田市の事務所で取材に応じ、「出る気持ちが選択肢の一つにある」と話した。穂積市政について、「新市庁舎を130億円で建てていいのか」と話し、市の家庭ごみ回収の有料化や大雪対策についても厳しく批判した。その上で「一市民として市政に疑問がある。選挙になって選択肢があることが大事で、無投票は良くない」と出馬への意欲を見せた。

 寺田氏は「首長は特定の党籍を持つべきではない。出馬する場合に党を離れるのは自然」とし、出馬する場合は民主党を離党する考えを示した。

 一方で、昨年12月の衆院選で民主党が大敗したことを踏まえ、「『泥舟から逃げる』というような言われ方をするのは悔しい。7月の参院選もあり、悩んでいる」とも付け加えた。

 寺田氏は同党県連から、21日告示、4月7日投開票の知事選への出馬を要請されたが、固辞した。このことについて寺田氏は「無投票にするべきではないが、(知事の)佐竹さんはあまり特徴的なことをやらなかったので、(選挙戦になっても有権者は)選択する余地がない。市政に対する疑問の方が強い」と話した。

 寺田氏は横手市出身。中央大学卒。2003年の衆院選秋田1区で初当選。3期連続で当選し、菅、野田政権で首相補佐官を務めた。先の衆院選秋田1区で落選し、他の2区でも同党候補が敗れた責任を取り、県連幹事長を退いた。父親は前知事で、みんなの党の寺田典城参院議員(72)。

 一方、再選を目指して無所属での出馬を表明した穂積氏は、自民党秋田市支部、社民党秋田市総支部から支持を、民主党支持団体の連合秋田から推薦を、それぞれ得ている。

 連合秋田の東海林悟会長は12日、「(寺田氏から)立候補の相談は何も受けていない。要請があれば検討するが、今は何とも言えない」と話した。

 同市長選を巡っては、共産党秋田地区委員会が候補の擁立を検討しており、近日中に結論を発表する。

(2013年3月13日 読売新聞)

2557チバQ:2013/03/14(木) 22:24:10
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20130314ddlk04010038000c.html
選挙:石巻市長選 元東北大講師・福島氏出馬へ /宮城
毎日新聞 2013年03月14日 地方版

 任期満了に伴う石巻市長選(4月14日告示、同21日投開票)で、元東北大講師の福島満里恵氏(58)が13日、立候補予定者説明会に出席し、出馬する意向を明らかにした。

 福島氏は北海道大院を中退後、東北大で25年以上、講師として留学生に日本語を教えてきた。父は元石巻市長で3期12年務めた青木和夫氏(85)。

 福島氏は「石巻の復興は遅い。遅れれば遅れるほど石巻は沈んでいくので、できるだけ早く復興して町を明るくしたい」と語った。

 市長選を巡っては、これまでに現職の亀山紘氏(70)と、ボランティア団体代表の藤田利彦氏(50)が出馬を表明している。【須藤唯哉】

2558チバQ:2013/03/14(木) 22:25:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130314-00000071-mailo-l02
選挙:青森市長選まで1カ月 現新の県都決戦か 鹿内氏と蝦名氏、政党間対決の様相 /青森
毎日新聞 3月14日(木)11時32分配信

 任期満了に伴う青森市長選(4月7日告示)は14日で投開票まで1カ月となる。再選を目指す無所属現職の鹿内博氏(65)、無所属新人で前副知事の蝦名武氏(67)=自民推薦=の2人が立候補を表明しており、一騎打ちの公算が大きい。昨年12月の衆院選後初の大型選挙で、政党間対決の様相も見せる。“県都決戦”の構図をまとめた。【鈴木久美、酒造唯】
 ■公約
 鹿内氏はマニフェスト(公約)で前回同様に「市民主役」を強調。広聴の目玉である市民100人委員会の継続やまちづくり協議会の設立を訴えている。
 市議会の猛反発を受けた特別職の報酬削減については、市長の諮問機関の審議会の答申を尊重。市長の給料は条例で23%削減した上、15%を自主的に削減するとしている。
 また、東京電力福島第1原発事故を受け、脱原発依存社会を目指す市の方針策定も盛り込んだ。
 蝦名氏は「停滞から発展へ、決断と実行で青森市をリセット」をスローガンに掲げ、現市政からの転換を主張。副知事時代に培った国や県とのパイプを強調し、除排雪の促進やJR青森駅舎建て替えなど、公共事業による地域振興を掲げた。
 一方、現市政が進める青森市役所の現在地への建て替えは、都市グランドデザインを策定した上で候補地を見直すとした。旧県青年の家の取得や市民100人委員会も「廃止」と明言した。
 ■支持
 鹿内氏は前回選挙で「市民派無所属」を掲げ、自民党の支援を受けた佐々木誠造前市長を大差で破った。特定の政党の推薦を受けない代わり、「勝手連」と呼ばれる自主的な支援グループが20以上作られた。
 今回も前回同様“草の根”の選挙戦に挑む構え。民主党市支部は自主投票を決めたが、支部長の渋谷哲一県議ら大半は支援を表明。前回は自主的に支援した共産党と社民党は、現時点で対応を決めていない。
 蝦名氏は、自民党市支部に推薦願を出していた県議の高橋修一氏(42)、市議の花田明仁氏(60)との争いに勝ち、同支部の推薦を得て候補者に選定された。選考によるしこりも懸念されるが、10日の事務所開きでは、党国会議員、県議、市議らが顔をそろえ、自民党の「全面支援」の様相。公明党も14日に推薦を決める見込みだ。ともに県政を担った三村申吾知事も出席し、蝦名氏を「うちの女房」と持ち上げて支持を表明した。
 ■舌戦
 かつては県議と副知事、「反核燃」対「核燃推進」の立場で、県議会で舌戦を交わした2人。早くも両陣営の舌戦が始まっている。
 9日の事務所開きで鹿内氏は「前副知事が市政奪還というが、私は特定政党のため奪還するのは望まない」と力説。「市政の停滞」を批判する蝦名氏には「自民党中心の30年間の市政で青森市は良くなったのか」と強調し企業誘致に失敗した「クリスタルバレイ構想」など蝦名氏が主導した県政時代の政策を挙げて「そういうやり方を青森のまちづくりに認めるわけにはいかない」と批判した。
 蝦名氏は「鹿内氏の批判は避けたい」と話す一方で、鹿内氏が4年前の初当選時に掲げたマニフェストに反対する公約を多く盛り込み、対決姿勢を鮮明にしている。
 10日の事務所開きでは、陣営の選挙対策本部長を務める津島淳衆院議員が、ねぶたの全国発信を訴える鹿内氏を「ねぶたしかない人にはもはや市政を任せておけない」と皮肉交じりに批判した。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇立候補予定の2氏のマニフェストや公約など◇
 鹿内博氏                        蝦名武氏
市民とともにつくる市民のための市政  基本方針     停滞から発展へ、決断と実行で市をリセット
継続し、さらなる充実         100人委員会  廃止
現在地に2期計画で建て替え      市庁舎の建て替え グランドデザインを作って見直し
駅、港、中心市街地が一体のまちづくり 中心市街地活性化 青森駅建て替え推進、大学移転で若者を呼ぶ
審議会の答申を尊重し15%削減    市議報酬     市議が判断すること
昨年9月に受け入れを断念       震災がれき    議会の被災地支援決議を尊重して受け入れ
3月14日朝刊

2559チバQ:2013/03/14(木) 22:37:18
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/03/20130314t11025.htm
宮城・4市長選告示まで1カ月 石巻現新三つどもえ
 任期満了に伴う石巻、登米、栗原、東松島の4市の市長選(4月14日告示、21日投票)は、告示まで1カ月に迫った。東松島を除く3市はそれぞれ、現職と新人が立候補を表明しており、選挙戦となる見通し。東松島は、現職以外に出馬への目立った動きはない。登米、栗原、東松島の3市では同じ日程で市議選、石巻市では市議補選も行われる。

<石巻>
 石巻市長選は、再選を目指す現職の亀山紘氏(70)とボランティア団体代表の藤田利彦氏(50)が立候補を表明、東北大非常勤講師の福島満里恵氏(58)も13日、出馬の意向を明らかにした。亀山氏と距離を置く市議の一部も候補者擁立を模索している。
 亀山氏は昨年12月3日の記者会見で「復興半ばで身を引くことは許されない」と述べた。2月23日に事務所を設けたが、「復興が最優先」と強調し、選挙戦に向けた動きは活発化させていない。
 藤田氏は2月13日、「今の市政は被災者の声を聞いていない。新しいリーダーが必要だ」として立候補を表明した。住宅再建の早期実現などを掲げ、渡波地区を中心に活動する。
 市議会議長の阿部和芳氏(53)は2月8日に市民団体から出馬を要請されたが、態度を明らかにしていない。

<登米>
 登米市長選にはいずれも無所属で、3選を目指す現職の布施孝尚氏(51)と、新人の元市議遠藤音氏(56)が立候補を表明した。他に立候補の動きはなく、両氏による一騎打ちが確実視されている。
 布施氏は昨年12月に立候補を表明した。産業の活性化や地域医療体制の強化、教育の振興などを重点政策の4本の柱として打ち出し、「誰もが安心して暮らし続けられるまちの実現」を掲げる。10日に後援会の事務所開きを行った。
 遠藤氏は今月8日に市議を辞職し、立候補を表明した。17日に後援会の事務所開きを行う。「問題解決を実行する政治の実現」を訴え、産業育成政策の推進や開業医との連携強化などによる地域医療体制の構築など4項目を重点政策に挙げる。

<栗原>
 栗原市長選にはともに無所属で、3選を目指す現職の佐藤勇氏(70)=自民・公明推薦=と、新人の元市議千葉健司氏(56)が立候補を表明した。一騎打ちとなる公算が大きい。
 佐藤氏は昨年9月の市議会で3選出馬を表明。岩手・宮城内陸地震、東日本大震災で発揮した危機管理能力と2期8年の実績を強調し、「情熱、改革、実行で『市民が創る暮らしたい栗原』を実現する」と訴える。
 千葉氏は昨年10月に出馬の意思を明らかにした。祖父と実父が旧築館町長を務めた。「合併前に比べ、農業の衰退や児童の学力低下が進んだ」と現市政を批判。「地元出身」を前面に出し、商店街活性化や市民参加型の行政実現などを唱える。

<東松島>
現職の阿部氏無投票3選か
 東松島市長選は、現職の阿部秀保氏(57)が1月15日に「復興を加速させることが使命だ」として、無所属で3選を目指す意向を明らかにした。他に立候補の動きはなく、無投票となる公算が大きくなっている。


2013年03月14日木曜日

2560名無しさん:2013/03/15(金) 19:17:29
寺田学氏、秋田市長選への出馬固める 民主党から近く離党
ttp://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20130315a


 民主党の元衆院議員、寺田学氏(36)は14日、秋田市長選(3月31日告示、4月7日投開票)に無所属で立候補する意向を固めた。取材に「現市政に強い疑問を持っている。問題意識をきっちり訴えていきたい」と答えた。近く民主党を離党する。18日に正式表明する予定だ。

 これまで市長選への立候補を表明したのは再選を目指す現職の穂積志氏(55)=無所属=だけ。寺田氏が出馬を決めたことで、選挙戦となる見通しとなった。他に共産党秋田地区委員会が候補者擁立の準備を進めている。

 寺田氏は「新庁舎建設や除排雪など変えなければいけないことがある。市民が選択できる場をつくりたかった」と出馬を決めた経緯を説明。新庁舎については、総事業費約130億円の現行計画より小規模な建て替えや秋田駅周辺の施設の利用を検討し、市民の意見を踏まえて判断したい考え。

(2013/03/15 08:30 更新)

2561チバQ:2013/03/17(日) 15:00:07
工藤県議はどうしたいんだろ?なんか中途半端だな

975 名無しさん 2013/03/17(日) 12:09:17
4月中には参院岩手にいい候補を…生活・小沢氏(2013年3月17日11時13分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/news/20130317-OYT1T00241.htm
記者会見し、今夏の参院選岩手選挙区(改選定数1)について、「4月中にはいい候
補者を見い出したい」と述べ、擁立作業を急ぐ考えを示した。
 民主党など他の野党との選挙協力については、「非自民勢力の一本化が前進するか
どうか確信が持てない。現状なら各党でやる以外にない」と語った。
 また、県連の佐々木順一幹事長は、同党の前身「国民の生活が第一」所属だった県内
の国会議員や県議、党員・サポーターが、同日付で生活の党に正式に移行したと発表した。
 ただ、「国民の生活が第一」で県連幹事長代行を務めていた工藤大輔県議(4期、九戸)
は生活の党への入党を見送った。工藤氏の党籍は無所属となるが、県議会の会派は離脱
しない見通し。

2562チバQ:2013/03/17(日) 23:37:58
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130317ddlk05010014000c.html
選挙:秋田市長選 穂積氏、事務所開き 衆院議員らが集結 /秋田
毎日新聞 2013年03月17日 地方版

 任期満了に伴う秋田市長選(31日告示、4月7日投開票)で再選を目指す現職の穂積志氏(55)の事務所開きが16日、同市旭北錦町の後援会事務所で開かれた。穂積氏は「元気な秋田を次の世代に引き継ぐ、その2歩目を踏み出させていただきたい」と決意を述べた。

 後援会関係者のほか冨樫博之、村岡敏英両衆院議員や、佐竹敬久知事の後援会関係者、県議、市議ら計約220人が出席。民主党前衆院議員の寺田学氏(36)が立候補の意向を示したことを受け冨樫議員は「誰が出てもかかってこいという気持ちで、勝たなければいけない」と激励した。【仲田力行】

2563チバQ:2013/03/18(月) 21:23:14
http://news24.jp/nnn/news8654962.html
8年ぶり小野町長選 新人が現職破り初当選
(福島県)任期満了に伴う小野町の町長選挙で、新人の大和田昭さん(65)が現職と新人を押さえ初当選した。
大和田さんは、若者の雇用の場を確保するために企業を誘致し、公立病院の医師を確保して救急医療体制を整備したいと訴えていた。
初登庁は今月25日の月曜日。
[ 3/18 20:13 福島中央テレビ]

2564チバQ:2013/03/20(水) 00:04:49
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20130318-OYT8T01198.htm
穂積氏 新庁舎建設「民主も理解」

 一方、穂積氏は、寺田氏が出馬を決意したと報道された後の16日、秋田市旭北錦町のビルで事務所開きをした。

 この場で報道陣から寺田氏出馬について感想を問われた穂積氏は、寺田氏には触れず、4度目の国政選挙挑戦となった先の衆院選の秋田3区で落選し、比例選で初当選した日本維新の会の村岡敏英衆院議員を引き合いに出した。穂積氏は「私は村岡さんは立派だと思う。その志は習うべきところがある」と述べ、同じ衆院選で落選し、市長選に転じる寺田氏を暗に批判した。

 また、新庁舎建設については、「防災拠点として見直すために決断し、予算を計上した。民主党の市議にも賛成していただき、(当時の)民主党の国会議員の方々も理解していると思っている」と述べた。穂積氏の事務所では18日、壁一面に推薦や支持の書状が貼られた中で、支援者らがチラシの準備などに追われていた。選対本部長に就任予定の赤田英博氏は「寺田氏出馬の情報は3月上旬には聞いていたので想定内の話。誰が出てきても意識することは何もない。これまで通り粛々と後援会の拡充活動を続ける」と話した。

 秋田市長選では、共産党秋田地区委員会が、無所属の党推薦候補を擁立するため、関係団体と準備会を設立し、人選を進めている。同委の奥井淳二委員長は、複数人に出馬を打診したといい、「できるだけ早急に決めたい」と話した。

 また、奥井委員長は寺田氏出馬について、「(寺田氏が)演説などで秋田市について話している場面は国会議員時代から見たことがない。付け焼き刃でごみや新市庁舎の問題を取り上げても、市政について真剣に考えてきたとは思えない」と疑問を呈した。

(2013年3月19日 読売新聞)

2565チバQ:2013/03/21(木) 20:01:12
http://mainichi.jp/select/news/20130322k0000m010005000c.html
秋田県知事選:現職の佐竹氏、無投票で再選
毎日新聞 2013年03月21日 17時15分(最終更新 03月21日 17時43分)


佐竹敬久知事=小林洋子撮影
拡大写真 任期満了に伴う秋田県知事選は21日告示され、無所属現職の佐竹敬久氏(65)以外に立候補はなく、無投票で再選が決まった。今年1月の山形県知事選に続く無投票で、秋田県では1947年の公選制導入以来初めて。

 佐竹氏は経済雇用対策の実施や新エネルギー導入推進、少子化対策などを公約に掲げて幅広く浸透。公明党本部と自民、社民の両県連が支持したほか、連合秋田が推薦した。民主は独自候補擁立を模索したが衆院選大敗が尾を引いて断念し、共産も擁立を見送った。【坂本太郎】

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2566チバQ:2013/03/21(木) 22:34:47
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130321ddlk05010005000c.html
民主県連:秋田市長選と小坂町長選は自主投票 /秋田
毎日新聞 2013年03月21日 地方版

 民主党県連(松浦大悟代表)は20日、秋田市内で常任幹事会を開き、いずれも4月7日投開票の秋田市長選(31日告示)と小坂町長選(4月2日告示)に、それぞれ無所属での立候補を表明した前同党衆院議員の寺田学氏(36)と川口博氏(65)について、自主投票とする対応を決めた。両氏は18日付で離党している。

 幹事会終了後、記者会見した沼谷純幹事長は「2人は一党一派に属さない政治的な思いで無所属で選挙に臨む。県連としては推薦や支持など、政党として前向きにかかわらない」と説明した。

 寺田、川口両氏の離党に伴い、それぞれ務めていた党県第1、第2総支部長は松浦代表が兼任する。寺田氏が務めていた県連顧問は退任を確認。川口氏が務めていた総務会長は小原正晃幹事長代理が兼任する。【仲田力行】

2567チバQ:2013/03/22(金) 22:45:35
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20130321-OYT1T01586.htm?from=ylist
知事選で無投票相次ぐ、候補擁立に各党及び腰?


 秋田県知事選が21日告示され、無所属の現職・佐竹敬久氏(65)が無投票で再選された。

 1月に山形県知事選が無投票となったばかりで、識者らは知事選で無投票が相次いでいる背景として、政党の勢いの低下を指摘する。

 1期目の佐竹氏は、雇用の確保や医療の充実、少子化対策などに重点的に取り組んだ。前知事がトップダウン型で議会側と対立したのに対し、佐竹氏は少数会派にも「対話重視」の姿勢で臨んだ。

 公明党本部と、自民、社民両党の県組織がそれぞれ佐竹氏を支持。県政野党の民主、共産両党は、対立候補の擁立を模索したが、まとめられず断念した。

 山形では、民主、共産、社民各党の県組織が現職・吉村美栄子氏を支援し、前回選挙で大方が別候補を推した自民党も、今回は「吉村氏の対話重視の姿勢を評価する」などとして擁立しなかった。

(2013年3月22日07時01分 読売新聞)

2568チバQ:2013/03/23(土) 11:33:44
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/03/20130323t11038.htm
宮城・石巻市長選、東北大非常勤講師の青木氏が出馬表明
 任期満了に伴う宮城県石巻市長選(4月14日告示、21日投票)で、東北大非常勤講師の青木満里恵氏(58)が22日、無所属で立候補する意向を正式に表明した。
 青木氏は市役所で記者会見し「東日本大震災の復興が進んでいない。市民の声を真摯(しんし)に聞き、皆さんの総力で再生したい」と述べた。復興の在り方について意見交換する産官学民の諮問会議設置や、ベンチャー企業支援の基金創設などを公約に挙げた。
 震災で被災し、市がJR石巻駅前への移転を計画する市立病院に関しては「駅前は交通渋滞の懸念がある」とし、移転先の再検討を示唆した。
 青木氏は1972年から市長を3期12年務めた和夫氏(85)の長女。東京都出身、北大文学部卒。小中学校時代を石巻市で過ごした。東北大国際交流センターで日本語講師を務めている。出馬表明に合わせ「福島」から「青木」に戸籍を変更した。
 市長選では、再選を目指す現職の亀山紘氏(70)とボランティア団体代表の藤田利彦氏(50)も立候補を表明。市民団体から出馬要請を受けた市議会議長の阿部和芳氏(53)も前向きな姿勢を見せている。


2013年03月23日土曜日

2569チバQ:2013/03/23(土) 14:17:49
>>2567
各党というか共産党次第じゃん

2570チバQ:2013/03/24(日) 02:11:39
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20130317_8
工藤大輔氏、生活入党を見合わせ 当面無所属で活動

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   昨年7月に小沢一郎衆院議員(岩手4区)らと民主党を離れ、「国民の生活が第一」入りした県議10人のうち、工藤大輔県議(42)=九戸選挙区=は16日、生活の党への入党を見合わせることを明らかにした。

 県議9人は生活の党県連に移行。工藤県議は同日の同党県連総務会に出席せず、入党を見合わせた。岩手日報社の取材に対し「入党するには支持者の理解をさらに深めていく必要があると判断した。当面、無所属で活動する。政党活動から離れ、復興や県北沿岸振興といった課題に重点的に取り組む」と述べた。

 10人で構成している県議会会派「希望・みらいフォーラム」からは離脱しない意向。



(2013/03/17)

2571チバQ:2013/03/24(日) 19:03:18
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130324ddlk05010005000c.html
能代市議会:親族の工事受注辞退撤廃、与党会派が改正案可決 深夜まで紛糾 /秋田
毎日新聞 2013年03月24日 地方版

 能代市の3月定例市議会は22日、本会議を再開し、総額248億8500万円の13年度一般会計当初予算案、2億8293万円を増額する12年度一般会計補正予算案など54件を可決、閉会した。しかし、可決された条例案の中で、議員提案された「市議会議員政治倫理条例改正案」と「議員定数を4減の22とする条例改正案」を巡って「一方的で納得できない」と異論が噴出。審議は23日午前0時近くの深夜まで及んだ。

 両条例案を提案したのは、同議会最大会派の平成会とよねしろ会、公明党の計12人。同倫理条例案は、市議とその配偶者、または2親等以内の親族が経営に携わる企業は、市発注工事や物品購入などの契約締結を辞退するよう定めた11条を削除する内容。提出者側は「親族は一般市民。経済活動が妨げられる」などと提案説明した。

 これに対し、他会派は「11条は、過去の市議会が政治の信頼性や透明性の観点から苦労して定めた」「条例を骨抜きにするものだ」などと主張したが、起立採決で13対9の賛成多数で可決した。

 また定数削減案については提出者側が「市民の間に求める声が大きい」などと説明。しかし、他会派は「提案は唐突で乱暴」と反論。採決の結果、こちらも13対8の賛成多数で可決された。改正された政治倫理条例は4月1日から施行、定数条例は来春の改選から適用される。【田村彦志】

2572チバQ:2013/03/24(日) 19:10:19
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130324/aom13032412010000-n1.htm
【福田徳行のみちのく見聞録】
青森市長選告示間近 “因縁の対決”に市民の判断は? 
2013.3.24 12:00 (1/3ページ)

今回の市長選では市庁舎の在り方も争点の1つとして浮上している
 市政の継続か刷新か−。4月7日の告示まで2週間となった青森市長選は、現職で再選を目指す鹿内博氏(65)と新人で元副知事の蝦名武氏(67)=自民、公明推薦=による一騎打ちの公算が大きい。「市民派無所属」を標榜(ひょうぼう)し、政党と一定の距離を保つ鹿内氏に対し、蝦名氏は組織戦で臨み、早くも事実上の選挙戦を展開している。ところで、両者は県議会で原発、エネルギー問題で激論を交わした過去があり、今度は舞台を市政の場に移して“熱戦”を繰り広げるという皮肉な因縁が…。2年連続の豪雪もようやく一段落し、春の足音が近づく中“県都決戦”は徐々にヒートアップしてきた。

 「停滞から発展へ、決断と実行で青森市をリセットする」。自分の部下として働いた県庁OBらが見守る中、先月22日に公約を発表した蝦名氏。「リセット戦略」として、中心市街地のにぎわい創出やJR新青森駅周辺の活性化など6つのプロジェクトを打ち出す一方で、鹿内氏が活用を目指している旧青年の家や100人委員会の廃止、市庁舎の建築見直しなど、現市政をことごとく否定した。

 「県都でありながら八戸、弘前に比べて元気がない。決断力、実行力、突破力でやっていく」。会見中、何度も「突破力」という言葉を引用し、市政刷新にかける熱い思いを語った。副知事時代には知事をもしのぐ決断力、突破力で、とかく「陰の知事」「独断専行」と揶揄(やゆ)され、当時の県職員も戦々恐々という場面もあったことも事実。だが、その「押しの強さ」(県職員OB)が裏を返せば「今のままでは青森は取り残される。俺が先頭に立つ」という危機感の表れにあるのかもしれない。

 蝦名氏の会見から3日後の25日、鹿内氏が161項目からなるマニフェストを発表。特に、目を引いたのが、脱原発依存社会の実現を目指す市の方針を作成することだ。「原発事故はいまだに収束していない。風評被害を引き起こさない仕組みを内外に示すことが市民の安全・安心につながる」と原発推進とは一線を画す姿勢を打ち出した。一方で「県都として国、県に反対の旗を掲げることではない」と付け加えた。

 鹿内氏は県議時代に「反原発・反核燃」の急先鋒(せんぽう)として何度も知事や蝦名氏と丁々発止、議論を戦わせてきた経緯がある。それだけに今回の発言にはいささか違和感を禁じ得ない。

 エネルギー問題は国が責任を負う。「反旗を翻すことではない」と言うなら、原発関連施設を数多く抱える青森県の県都の首長として国、県に対してどのような姿勢で臨むのか、具体的な方針を聞きたかったし、さらに原発依存社会からの脱却を求めるならば、代替エネルギーをいつまでに何に求めていくのかを示すなど、単なるポピュリズム的な言葉だけでなく、踏み込んでほしかった。

 過去に原発問題で激しいバトルを繰り広げた両者の因縁の対決を市民はどうとらえているのか。「これまでは佐々木(誠造)前市政の“負の遺産”に翻弄された。これから独自のカラーが出てくるのではないか」「八戸、弘前の首長はリーダーシップがあるが、青森は何をやっているのか全く見えない」など、現市政に対する賛否両論が渦巻く。また、ある市民は「県議会でやりあった間柄。水と油のような関係で、プライドを賭けた戦いになるのは必至」とうがった見方も。

2573チバQ:2013/03/24(日) 19:10:34
 今回の市長選は、今のところ現職と県ナンバー2まで務めた行政経験豊富な新人対決の一方で「自民・公明対非自民」の構図でもある。

 国、県との連携強化を目指す自民党は一時、推薦候補問題で揺れたが、市議らが支援団を結成したほか、青森市に隣接する東津軽郡の首長らが支援を表明。蝦名氏が長年培った人脈、後援会もフルに活用し「一丸となって戦う」(神山久志自民党県連幹事長)と挙党態勢を強調する。公明党県本部の伊吹信一代表も「力強いリーダーシップを発揮できる」と期待する。

 一方、自主投票を決めた民主党だが、党市支部長の渋谷哲一県議は「国も県も自民ではいけない」と鹿内氏支援を表明。前回の市長選で鹿内氏を自主的に支援した共産党は今回も自主支援を決めた。共産党東青地区委員会の畑中孝之委員長は「原発ゼロ、消費税増税反対の政治姿勢など、市民参加を目指す市政運営の方向に転換している」と鹿内市政を評価。強固な支持基盤を持たない鹿内氏にとっては、前回もフル回転した勝手連の動きと合わせ“援軍”となるのか。

 いずれにせよ、原発問題は争点になり得ないが、2年後に開業する北海道新幹線を見据えた観光振興策や新青森駅周辺の整備、中心市街地の活性化、除排雪対策など課題が山積する中、県都にふさわしい都市機能の在り方が問われる今回の選挙。

 この4年間を鹿内氏はどのように総括し、次の4年間の市のグランドデザインをどう描くのか。一方、蝦名氏は県庁時代に商工畑を長く務めた経験を市政にどう生かしていくのか。耳障りのいい美辞麗句、誹謗(ひぼう)中傷だけでなく、建設的な政策論議を期待したいし、市民も一時の感情や迎合に走ることなく、県内外に誇れる街を目指すトップを選ぶ選挙だということをしっかりと肝に銘じ、見極める眼力を持つことが重要だ。

2574チバQ:2013/03/26(火) 21:13:48
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20130325-OYT8T01479.htm
秋田市長選 3氏の争いか   共産、佐々木氏擁立

 31日告示、4月7日投開票の秋田市長選への候補者の擁立を検討していた共産党秋田地区委員会は25日、記者会見し、同党県委員会書記長で新人の佐々木良一氏(65)を同党公認候補として擁立すると発表した。市長選にはこれまで、現職の穂積志氏(55)と、前衆院議員で新人の寺田学氏(36)が、いずれも無所属での立候補を表明しており、少なくとも3氏による選挙戦となることが確定的となった。

 佐々木氏は会見で、現市政の除雪態勢やごみ有料化などを挙げ、「市民の暮らしを考えていない。市長の政治感覚、庶民感覚はどうなっているのか」と批判した。公約にごみ有料化と市役所新庁舎の建設計画の見直しや、中学生までの子どもの医療費を段階的に無料化することなどを掲げた。

 穂積市政の除雪態勢やごみ有料化、市役所新庁舎建設計画については、寺田氏も見直しを公約に盛り込んでおり、現職に対して、2陣営が同じ争点で対決する構図となる。

 佐々木氏は岩手県沢内村(現・西和賀町)出身。秋田大学教育学部在学中に共産党に入党。卒業後、党職員となり、共産党秋田地区委員長などを経て現職。1990年の同市長選、2005年の県知事選に立候補し、いずれも落選している。

 同地区委は告示まで1週間を切って出馬表明に至った経緯を説明。奥井淳二・同地区委員長によると、同地区委と関係団体で2月上旬に準備会を設立し、複数の男女に出馬を打診したがいずれも固辞された。

 2月末に準備会としての擁立を断念し、同地区委に擁立の検討を委ねた。3月21日に同地区委が佐々木氏に出馬を要請し、快諾を得たという。奥井委員長は「(告示)直前で時間がなかったので準備会での擁立を断念し、党の公認となった」と話した。

(2013年3月26日 読売新聞)

2575チバQ:2013/03/26(火) 22:56:22
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/03/20130326t21009.htm

議員報酬10%削減案可決 月56万9700円 青森市議会
 青森市議会は定例会最終日の25日、本会議を開き、同日追加で議員提出された議員報酬を月額10%引き下げる特別職給与条例の改正案を賛成多数で可決した。
 採決前の討論で、共産党の藤原浩平市議は「10%削減が市にとって適切なのか、論理的な根拠は示されなかった。議員自ら削減率を決めることはお手盛りだ」と反対した。
 市民クラブの竹山美虎市議は「10%では不十分であるが、市の財政状況から削減は必要」と賛成討論し、会派6人がさらに2%分を政務調査費から自主返納するとした。
 削減は条文ではなく、条例の付則として定めた。議員報酬は現行の月額63万3000円から56万9700円に引き下げる。期間は4月1日から来年11月25日の市議の改選までとした。
 議員報酬をめぐっては昨年12月、市特別職報酬等審議会の答申を基に、月額15%引き下げるとした市の同条例の改正案が否決されている。
 本会議終了後、鹿内博市長は「第三者機関で議論した15%が妥当な削減率だ。選挙で市民に信を問いたい」と、出馬表明している4月の青森市長選で当選した場合、再提案する考えを示した。

◎結論までの透明性に問題

 【解説】青森市議が自ら提案した月額10%の議員報酬削減案が、可決された。昨年12月、市の15%削減案を「議員の仕事を反映していない」と賛成少数で否決したのが発端。最終的に市議だけで決めた結論に、市民の理解が得られるかどうか疑問だ。
 議員有志の検討会(座長・渋谷勲市議)は共産を除く市議35人が1月に設立したが、削減率や算出方法をめぐり二転三転した。
 先月15日には、市長給与に合わせて市議報酬をはじき出す算出方法を採用すると表明。3.5%の削減になると発表した直後、計算ミスがあったとして撤回。その後、算出に使ったデータの間違いや事実誤認を指摘されると、「議論が振り出しに戻った」(山本治男副座長)と算出方法そのものを白紙にした。
 最終的に、青森市(約30万人)と規模が近い73都市の議員報酬の平均月額(56万5460円)を参考に10%の削減に落ち着いた。厳密に計算すると10.7%のはずだが、山本副座長は「そもそも報酬額に、根拠も理由もつけられない」と居直りとも取れる発言をした。
 検討会が公開されたのは、有識者を招いた4回の意見交換会だけ。肝心の削減率に関する議論は非公開。算出方法を撤回した後は、検討会の実施日さえ明らかにせず、議会の透明性という点で問題を残した。
 4月の市長選に立候補を表明している鹿内博市長は、15%削減案の再提出を公約に掲げる。今夏には、地方自治体職員の給与の引き下げもある。
 議会基本条例を制定し、活動原則に「開かれた議会を目指す」と掲げた青森市議会には有言実行が求められる。
(青森総局・橋本俊)


2013年03月26日火曜日

2576チバQ:2013/03/26(火) 22:56:39
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/03/20130326t33024.htm
前町長に政治的責任 岩手・山田NPO調査委聞き取り
 岩手県山田町から緊急雇用創出事業を受託していたNPO法人「大雪りばぁねっと。」(北海道旭川市)のずさんな運営問題で、町議会の調査特別委員会は25日、事業を委託した当時の町長だった沼崎喜一氏を招致し、事情を聴いた。
 会合は非公開で、沼崎氏は終了後に記者会見し「(事業委託を)決裁した当事者として政治的な責任がある」と責任の一端を認めた。責任の取り方については「町が全容解明の最中」として明言を避けた。
 大雪の2012年度事業費7億9100万円のうち約4億2800万円が使途不明で、町が県から返還を求められる可能性が高いことについては「私の責任かといえば、現時点ではそうではない」と述べた。
 県の対応について「11年度は緊急雇用に(理解があり)温かかった」が、問題が表面化した12年度になり「態度が変わったように感じる」と話した。
 特別委は、委託した当時の副町長佐藤勝一、総務課長佐々木義伸の両氏も来月中に招致する。


2013年03月26日火曜日

2577チバQ:2013/03/28(木) 21:55:33
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20130328ddlk04010023000c.html
選挙:石巻市長選 阿部氏が出馬表明 /宮城
毎日新聞 2013年03月28日 地方版

 任期満了に伴う石巻市長選(4月14日告示、同21日投開票)で、前石巻市議会議長の阿部和芳氏(53)が27日、無所属での立候補を表明した。

 阿部氏は記者会見し、「脇からでなく、身を粉にして東日本大震災からの復興を加速させたい」などと人口流出を防ぐ新産業導入を訴えた。また亀山紘市長について「震災発生直後、市長は3日間不在だった。仮設住宅も2カ所しか視察していない。リーダーは現場を見なければならない」と批判した。

 阿部氏は同市出身で、千葉商科大卒。26日に市議を辞職した。

 同市長選にはこれまでに、現職の亀山紘氏(70)▽ボランティア団体代表の藤田利彦氏(50)▽元東北大講師の福島満里恵氏(58)の3人が、いずれも無所属で出馬表明している。【山越峰一郎】

2578チバQ:2013/03/29(金) 22:54:03
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/03/20130329t11035.htm
石巻市長選来月14日告示 現新4人の争い固まる
 任期満了に伴う宮城県石巻市長選(4月14日告示、21日投票)は、現職に3新人が挑む構図がほぼ固まった。東日本大震災の最大被災地で復興のけん引役をめぐる争いは、激戦が予想される。復興に関わる政策に大きな違いはないとみられ、市民との距離感や現場感覚など、新人が矛先を向ける現職の政治姿勢が焦点の一つとなりそうだ。

 立候補を予定しているのは再選を目指す亀山紘氏(70)と、いずれも新人の東北大非常勤講師の青木満里恵氏(58)、元市議の阿部和芳氏(53)、ボランティア団体代表の藤田利彦氏(50)。
 「市長自らが足を運ばなくても、私たち市議が市民の話を聞き、きちんと橋渡しをしている」。24日にあった亀山氏陣営の決起集会。「市長が現場に来ない」といった批判の声を意識し、ベテラン市議は支持者約250人に理解を求めた。
 亀山氏は「震災直後も運転手だけを伴い、50カ所近くの避難所を歩いた。目立つのが嫌いだった」と説明。一方で「復旧復興には国の財政支援を引き出すことが必要。パイプは太くなった」と実績を訴えた。
 3人の新人はそろって、亀山氏との姿勢の違いを鮮明にする。
 青木氏は22日の出馬会見で「人の話を聞かないと耳にした。市民や議会などと連携するためには話を聞かないといけない」と強調。選挙用リーフレットでも「市民の声をしっかり受け止め、一日も早い生活再建」とアピールする。
 父和夫氏(85)は元市長。かつての支持者をつてに知名度アップを図る。和夫氏の故郷・旧雄勝町も地盤と当て込むが、住民の多くが震災で地元を離れ、後援会幹部は「支持者がばらばらになった」と不安も口にする。
 市議会議長を務めていた阿部氏は2月定例会最終日に議員辞職し、27日に立候補を正式表明した。会見では「徹底した現場主義を貫く。市民の話を聞き、先頭に立って復興を加速させる」と暗に亀山氏を批判した。
 合併前の旧市を含め市議を5期経験し、議長就任後の昨年10月に発足した沿岸5市町の議会連携会議を主導するなど、政治キャリアを前面に押し出す。阿部氏は「若い世代も後押ししてくれる」と幅広い支持の獲得に努める構えだ。
 市議会の構図は、26日の新議長選出をめぐり微妙に変化した。市議29人の動向は、3会派の10人が亀山氏に回るとみられるが、青木、阿部両氏を支持する色分けは固まりきっていない。
 2月13日に新人で真っ先に立候補を表明した藤田氏は「被災現場を見ない市長に2期目は任せられない」と突き放す。選挙戦は「素人」を自認し、地元の渡波地区を中心に活動している。


2013年03月29日金曜日

2579チバQ:2013/03/29(金) 22:54:31
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/03/20130329t41006.htm
県都再生、現新3氏競う 秋田市長選31日告示
 任期満了に伴う秋田市長選(31日告示、4月7日投開票)は、無所属現職の穂積志氏(55)、民主党を離党した元首相補佐官で無所属新人の寺田学氏(36)、共産党秋田県委員会書記長で共産新人の佐々木良一氏(65)が立候補を表明している。1期目の実績を強調する現職に対し、「除雪対応や家庭ごみ問題など、市民に寄り添った政治になっていない」として現市政を批判する2新人が挑む構図だ。

 穂積氏は昨年12月、市議会11月定例会の本会議で「秋田市政はこれからが正念場。再度初心に立ち返り、市政のかじを取りたい」と、最も早く出馬表明した。1期目の実績として、行財政改革、中通地区の中心市街地再開発事業、秋田美術工芸短大の四年制化などを挙げている。
 無所属ながら、自民党市支部、社民党市支部、公明党秋田県本部の支持を受けるほか、民主党を支持する連合秋田の推薦も得た。後援会を柱にした組織戦を展開する。
 寺田氏は告示まであと2週間余りとなった3月15日に立候補を表明。「新庁舎建設や除雪などに、一市民として疑問がある」と、穂積市政を批判しての出馬だ。
 民主党現職として戦った昨年の衆院選秋田1区では、街頭演説を一切せず、小集会を重ねる戦術で臨んだが惨敗。この戦いの反省から、市長選では、昼は街頭演説、夜は小集会で支持を訴える。
 18日、「首長は一党一派に偏るべきではない」として民主党を離党。民主党秋田県連は自主投票を決め、党県連幹部の一部が勝手連的に寺田氏を応援している。
 佐々木氏は25日に出馬表明したばかり。現市政を、「どこを向いて行政をやっているのか」と批判する。除排雪の体制づくりや家庭ごみ有料化の中止など、市民本位の市政の実現を目指す。
 28日現在の有権者数は26万7178人。


2013年03月29日金曜日

2580チバQ:2013/03/29(金) 23:08:05
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130328ddlk05010097000c.html
県都の課題:13年市長選/上 除排雪問題 生活道、後回しに苦情 /秋田
毎日新聞 2013年03月28日 地方版

 ◇堆雪場運用に工夫を
 秋田市長選(4月7日投開票)が告示される31日まで、あと3日に迫った。立候補を表明しているのは、現職で再選を目指す穂積志氏(55)=無所属=と、いずれも新人で前民主党衆院議員の寺田学氏(36)=同=と、共産党公認で同党県委員会書記長の佐々木良一氏(65)−−の3人。県都の市長を決めるため、三つどもえの激しい戦いとなりそうな選挙を前に、争点となる市の課題を検証する。【仲田力行】

 秋田市道路豪雪対策本部に殺到していた市民からの除排雪の苦情や要望の電話がようやく止まったのは16日。秋田地方気象台が観測してきた秋田市の積雪深がゼロになった日だった。今冬は前年比約2・7倍の1万7694件の電話が寄せられ、多い日で22人の職員が終日、電話対応に追われた。秋田市の除排雪態勢のもろさが露呈したことをうかがわせる件数だった。

  ◇    ◇

 「今冬は雪が多くなるから、飲み過ぎや体調管理に気をつけるように」。市の委託を受けて除排雪する土木工事会社の社長(74)は昨年12月上旬、作業員20人に呼びかけた。12月に早い降雪がある冬は大雪になることを、業務受託から11年目となる業者の経験で感じていた。

 社長の予測通り、前年より8日早い12月8日から除雪作業が始まるなど記録的な大雪に。1月12日には平年の5倍を超える積雪68センチを記録。警戒レベルの40センチを超えた場合に設置する同本部が始動したが、低温で雪が解けにくい悪条件も重なり、「除雪をしても効果が長続きせず除排雪作業が難航した」(同本部)という。

 「いつうちの方に除雪に来るんだ」「積もってるからまた除雪して」−−。市民からの苦情も増えた。除排雪作業は、市の今年度の除排雪基本計画で定めた対象道路のうち、27%(514キロ)に当たる緊急路線と主要幹線を優先。記録的だった「平成18年豪雪」を教訓にした結果だったが、4〜10回だった幹線道路などの除排雪回数に対し、生活道路は多くても4回。7割以上を占める生活道路が後回しになったことも苦情を助長したようだ。

 「18年豪雪」で除排雪作業を経験した社長は、今冬の問題点について「排雪のための堆雪(たいせつ)場の運用に工夫の余地があった」と指摘する。新屋町の旧空港跡地や飯島の秋田港埋立地など市内10カ所に設置された堆雪場に続く道路は、業者が一斉に出動すると雪を積んだトラックで渋滞した。時間を浪費する間に雪はより積もり、除雪も追いつかなくなったという。また業者への報酬単価を時間制としており、渋滞時間のロスで費用も予想以上に膨らんだ。予算ベースで過去最高の約36億円になった大きな要因の可能性が高い。

 社長は「堆雪場を市内にもっと分散させるなど排雪時間を減らす努力をすべきだ。また、きちんと初動で雪を取り除き、雪捨て場の公募や通行量の少ない道路を活用することも検討していいのでは。業者の提案に耳を傾けてほしい」と行政に注文する。

  ◇    ◇

 市は、今月19日には庁内全体で雪対策を話し合う「ゆき総合対策庁内検討委員会」を設置した。市民の声を受けて変わろうとしている除排雪態勢だが、市民や業者の声、教訓を生かせるかが問われている。

2581チバQ:2013/03/29(金) 23:09:32
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130329ddlk05010002000c.html
県都の課題:13年市長選/下 中心市街地活性化 にぎわい創出、戦略乏しく /秋田
毎日新聞 2013年03月29日 地方版

 ◇経済効果、場所によりばらつき
 昨年末。秋田市中通1の再開発地区「エリアなかいち」に近い広小路商店街にあったフルーツパーラーが、ひっそりと店を閉じた。

 県内産の果物を使用した生ジュースが人気で、昨年4月末の開店以来、しばらくは行列ができるほどの盛況ぶり。メディアにも多数登場して注目を集めたが、わずか8カ月での撤退だった。経営者の男性(40)は「思ったほど人通りは多くなく、売り上げは月ごとに減っていった」とその理由を説明した。

 出店候補地を選ぶ際、男性は新たなにぎわいが期待されていた「エリアなかいち」周辺に着目した。予想通り、なかいちがオープンした7月は暑い天候も手伝って集客は好調だったが、8月以降は土日や周辺で開催されるイベントがある日を除くと周辺は閑散とし始めた。気温が低くなった11月以降は人出はさらに減り、売り上げに直撃。「傷が浅いうちに」と11月下旬から閉店準備を始め、現在は山王地区に新店舗をオープンするための準備を進めている。

  ◇    ◇

 かつては県都の中心地だった中通地区から人通りが少なくなったのは、郊外型店舗ができた90年代前半ごろから。その中心市街地活性化の起爆剤として生まれたのがエリアなかいちだ。秋田赤十字病院が上北手に移転した98年以降、更地だった場所にオープン。市所有のにぎわい交流館と広場、新県立美術館、商業施設などで構成され、総事業費は135億円。うち約8割は国と県、市が支出した。

 オープンから2月末までの来場者数の合計は187万6200人で、にぎわい交流館には30万700人が訪れた。敷地内の駐車場の利用台数も24万1247台。1日当たり1009台と、当初の想定より約25%多い。人通りが減る冬季に各種イベントを開催し、一定のにぎわいを作り出すこともできた。

 だが、期待されたほどの経済波及効果があったとは言い難い。市によると、開業効果の指標の一つである小売業全体の売上高は増える見通しだが、場所によってばらつきもあるという。フルーツパーラーの男性は「なかいちの来場者数と中心市街地一体のにぎわいはリンクしないのではないか。来場者数は経済効果に結びつくとは限らない」という。

  ◇    ◇

 「市外・県外から人を呼び込める秋田市ならではという戦略が必要だが、その発想が乏しい」と指摘するのは中心市街地活性化について調査・研究する島屋純晴・秋田公立美術工芸短大教授だ。例えば、周辺の千秋美術館や赤レンガ資料館、あきた文学資料館など既存施設を活用しながら、文化・芸術の地域を創出できないか。島屋教授ら研究者らでつくる「大学コンソーシアムあきた」のメンバーがまとめた報告書ではこう提言している。

 流通大手・イオンタウン(千葉市)が、外旭川に整備を計画している大型商業施設について市は近い将来、対応を迫られる。島屋教授は「にぎわい創出は一朝一夕ではできない。動き出すまでに時間はかかるかもしれないが、方向性を定めることが大切だ。官民の区別なく関係者が緊密に連携や模索を続けるしかない」と話す。中心市街地の将来像をどう描くか。タクトを振るトップの指導力が試されている。【仲田力行】

2582チバQ:2013/03/29(金) 23:21:19
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20130328ddlk03010083000c.html
民主党:佐々木努県議、離党 民主、最大会派並ばれる /岩手
毎日新聞 2013年03月28日 地方版

 民主党の佐々木努県議=奥州選挙区=は27日、同党を離党したことを明らかにした。県議会最大会派・民主党からも同日離脱し、今後は無所属で活動する。

 佐々木県議は新居田弘文氏の後継として、11年の県議選で党公認で初当選し、現在1期目。離党届は同日付で県連に提出し、受理された。離党の理由について「当初から県民党を目指し、無所属で活動したかった。本来はもっと早くしたかったが、昨年の民主党分裂などでそうならなかった」と述べた。

 佐々木県議の離党により、最大会派だった民主党は、自由民主クラブと並んで12人となった。【金寿英】

2583チバQ:2013/03/29(金) 23:24:56
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20130327-OYT8T01335.htm
佐々木努県議が民主党を離党

 民主党の佐々木努県議(1期、奥州選挙区)は27日、県連に離党届を提出した。県連は受理する方向で、佐々木氏は当面、無所属で活動するという。

 27日に記者会見した佐々木氏は、「会派の駆け引きなどで自分の思いと反対の行動を取らざるを得ないことが何回かあり、政局に流されず活動したいとの思いが強くなった」と説明した。今夏の参院選では民主党現職の平野達男前復興相を支援するとした。

 県連の渡辺幸貫代表代行は、「残念だが、本人の意向を尊重したい」と話している。

 また、民主党は佐々木氏の離党届提出に伴い、県議会事務局に会派異動届を提出した。県議会の新しい勢力分野は次の通り。

 民主党12▽自由民主クラブ12▽希望・みらいフォーラム10▽地域政党いわて4▽社民党3▽共産党2▽その他5(公明党1、無所属4)

(2013年3月28日 読売新聞)

2584チバQ:2013/03/30(土) 15:11:00
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20130330ddlk04010108000c.html
衆院選挙制度改革:区割り案、県内政党反応 「大崎市分割」に批判 抜本的議論求める声も /宮城
毎日新聞 2013年03月30日 地方版

 衆院選挙区画定審議会が28日に安倍晋三首相に勧告した、衆院小選挙区の区割り改定案。県内でも、三つの選挙区にまたがっていた大崎市のうち4区の部分を5、6区に割り振る案が示され、県内の関係者からも、大崎市の分割が解消されなかったことに対する不満や、抜本的な改革を求める声が上がった。

 同市選出の県議で、自民党県連の中島源陽幹事長は「最小限の変更にとどめた結果だと思う。受け止めざるを得ないが、大崎市の一体感を考えれば疑問だ」と指摘。「(有権者が増える)5、6区は、現職議員らが極めて意を注ぎ、住民とのコミュニケーションを図らなければいけない」と話した。

 県議で民主党県連の内海太幹事長は「小手先の区割り変更だ」と不満をあらわにした。「大崎市は一つの選挙区にすべきで、今回の変更は1票の格差の無効判決を受けた緊急措置にとどまっている。抜本的な対策をする必要がある」と指摘。30日の県連幹事会などで、今後の体制作りなどを話し合うという。

 昨年衆院選の4区で当選した伊藤信太郎衆院議員(自民)は「(4区から離れる旧古川市、旧志田郡は)長年選挙で活動し、お役に立ちたいと思っていた地域で残念だが、決まるのであればやむをえない」とコメント。

 また、同区で民主から出馬し敗れた石山敬貴・元衆院議員は「(1票の格差)は以前から分かっていたこと。こんなドタバタ劇ではなく、有権者や地域にとって真に望ましい制度を腰を据えて議論すべきだ」と指摘した。【金森崇之、渡辺豊】

2585チバQ:2013/03/30(土) 18:29:21
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20130329-OYT8T01834.htm
7市長選あす告示

 県議補欠選挙が29日、告示された。31日には、7市長選(秋田、男鹿、潟上、北秋田、大仙、湯沢、由利本荘)が告示される。これまでに12人が立候補を表明し、現職だけが出馬表明した男鹿、大仙、由利本荘の3市長選は、無投票となる公算が大きい。3市議補欠選挙(男鹿、北秋田、由利本荘)も31日に告示され、「ミニ統一選」が本格化する。投開票は、いずれも4月7日。

 ■秋田

 再選を目指す現職の穂積志氏(55)に、前衆院議員の寺田学氏(36)と、共産党県委員会書記長の佐々木良一氏(65)の新人2人が、市役所新庁舎建設などを争点に挑む構図となりそうだ。

 穂積氏は昨年12月の市議会定例会で出馬表明。公明党本部と自民、社民党の市組織から支持、連合秋田など約80団体から推薦を得た。新庁舎の建設や総合窓口設置による市民サービスの向上などを訴える。

 寺田氏は今月18日に民主党を離党し、出馬を正式表明。新庁舎建設計画やごみ有料化の見直しを公約に掲げる。特定の組織・団体に頼らない従来の姿勢は変えないが、選挙カーを使った街頭活動で浸透を図る方針。

 佐々木氏は今月下旬、共産党秋田地区委員会から要請を受け、出馬を決意。同市長選は1990年に続く2度目の挑戦。排雪までを一体化した除雪態勢の整備や子供の医療費無料の拡充などを公約に掲げる。

 ■潟上

 現職の石川光男氏(73)と前市議の佐藤義久氏(68)が立候補を表明しており、一騎打ちとなる公算が大きい。

 3選を目指す石川氏は、市役所新庁舎の建設などを公約に掲げ、旧天王町長時代からの後援会を中心に組織固めを徹底。支持を得た14人の市議らで選対本部を組織し、各地で遊説する。

 佐藤氏は、新庁舎建設計画を中止し、津波避難施設の整備など災害対策を優先するよう訴える。草の根運動を展開し、建設反対に賛同する市民の票の取り込みを図る。

 ■湯沢

 前市長の鈴木俊夫氏(62)と、再選を目指す現職の斉藤光喜氏(66)が立候補を表明しており、前回市長選と同じ顔ぶれの一騎打ちとなる見通し。

 鈴木氏は前回選で、共産党籍を残し無所属で出馬したが、今年2月に離党。「完全無所属」をアピールし、地場・伝統産業の振興などを訴える。

 斉藤氏は、行財政改革を進め、「ゆざわ」の日本ジオパーク登録を実現させた実績をアピール。観光資源を利用した市のPRなどを公約に掲げる。

 ■北秋田

 元公立米内沢総合病院(現・市立米内沢診療所)事務長で農業成田元晴氏(63)と、現職の津谷永光氏(61)が出馬表明しており、一騎打ちとなる可能性が高い。

 成田氏は同病院の療養型施設としての再開や、市長給与3割削減、副市長1人制などを公約に掲げ、財政の健全化を訴えていく。

 津谷氏は、北秋田市民病院の開院や医師確保など、1期4年の実績を強調。雇用の拡大や子育て環境の整備を掲げて再選を目指す。

 ■大仙

 3選を目指す現職の栗林次美氏(65)以外に立候補の動きがなく、無投票となる公算が大きい。

 2005年に旧8市町村の合併で新市の市長に就任。2期目は、東日本大震災で出た震災がれきを県内で初めて受け入れたほか、仙北組合総合病院の移転新築を核とする市街地再開発事業を本格化させた。「合併10年を節目とし、その仕上げが自らの使命」と訴える。

 ■由利本荘

 再選を目指す現職の長谷部誠氏(62)以外に立候補の動きはなく、無投票となる公算が大きい。

 前回選で新人同士の一騎打ちを制した長谷部氏は、積極的に行財政改革を進めた。

 企業誘致による雇用促進や津波避難施設の整備など、「5KB(雇用、観光、環境、健康、教育、防災)」を軸とする発展を公約に掲げる。

 ■男鹿

 現職で再選を目指す渡部幸男氏(61)以外に、表立って立候補の動きはない。

 渡部氏は、恵まれた観光資源の男鹿国定公園を生かしたイベントで交流人口を増やし、観光業の振興による農林水産業や商工業などへの波及効果と雇用創出も掲げる。船川港を中心にした7月の大規模イベント「海フェスタおが」を誘致するなど、港湾を生かした地域活性化にも力を入れてきた。

(2013年3月30日 読売新聞)

2586チバQ:2013/03/30(土) 23:18:06
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130330ddlk05010009000c.html
選挙:県議補選 湯沢市雄勝郡区、佐藤氏が無投票初当選 秋田市区、2氏届け出 /秋田
毎日新聞 2013年03月30日 地方版

 県議補選の秋田市と湯沢市雄勝郡の両区(改選数各1)は29日、告示され、湯沢市雄勝郡区は元羽後町長で無所属新人の佐藤正一郎氏(60)以外に届け出はなく、佐藤氏が無投票で初当選した。佐藤氏は毎日新聞の取材に「秋田の閉塞(へいそく)感を変えたいと知事選に出たが、駄目だった。今度は議員という立場で秋田の活性化に関わっていきたい」と抱負を語った。

 秋田市区は、会社社長で無所属新人の黒崎一紀氏(54)▽会社役員で自民新人の最上英嗣氏(46)の2氏が立候補を届け出た。黒崎氏は農業や観光、再生可能エネルギーの産業化を、最上氏は商工業の振興やインフラ整備の促進をそれぞれ訴えている。

 投開票は市長選と同じ4月7日。有権者数は28日現在で26万7178人。【佐藤正伸、小林洋子】

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 ◇湯沢市雄勝郡当選者(改選数1)
佐藤正一郎 60 無新(1)

 [元]羽後町長▽県ホッケー協会長[歴]羽後町議▽大曲農高

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 ◇秋田市立候補者(改選数1−2、届け出順)
黒崎一紀 54 無新

 エフエム椿台社長[歴]衆院議員秘書▽国際商科大

最上英嗣 46 自新

 会社役員[歴]秋田青年会議所常任理事▽東北学院大

2587チバQ:2013/03/31(日) 10:42:28
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/03/20130331t21004.htm
現新一騎打ち濃厚 青森市長選告示まで1週間
 任期満了に伴う青森市長選(4月7日告示、14日投票)は、告示まで1週間となった。いずれも無所属で、再選を目指す現職の鹿内博氏(65)、新人の元青森県副知事の蝦名武氏(67)=自民・公明推薦=による一騎打ちとなる公算が大きい。
 鹿内氏は23日、市内で後援会主催の決起大会を開いた。政党や政治団体に推薦・支持を求めない鹿内氏だが、民主党県議や社民党系の市議、農協、漁協、町会連合会の関係者、勝手連を組織する市民ら約250人が集まった。
 前回(2009年)の市長選で当時の自民党系現職を破った。「市民に信を問う」として、庁舎の建て替えや議員報酬削減などを公約に据える。支持者を前に「市政は市民のためにある。特定の政党に偏った市政に戻してはいけない」と強い調子で呼び掛けた。
 蝦名氏は自民の支援を受け組織選挙で臨む。「縁起担ぎ」(選対関係者)として、選対本部長の津島淳衆院議員が昨年の衆院選で当選した時と同じ場所に事務所を置く。10日の事務所開きでは、三村申吾知事が「うちの元女房をよろしく」と音頭を取った。自民党系の県議、市議、首長ら約300人が会場を埋めた。
 蝦名氏は鹿内市政の4年間を「国や県との信頼関係を築けず、停滞を招いた」と批判。公共事業の拡大や企業誘致の促進など経済対策を掲げ「私の決断力と突破力で発展に導いてみせる」と決意を語った。
 1日現在の有権者は24万8644人。


2013年03月31日日曜日

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2588チバQ:2013/04/02(火) 00:30:12
http://www.minpo.jp/news/detail/201304017546
品川氏が総決起大会 郡山市長選の告示を前に
 任期満了に伴い7日告示、14日投票で行われる郡山市長選に立候補を表明している新人で元郵政審議官の品川万里氏(68)の市民総決起大会は31日、郡山市のホテルハマツで開かれた。
 品川氏は「郡山市に全国から人材と情報を集める。郡山が変われば日本が変わる。日本を変える原点に立とう」と決意を述べた。
 植田英一連合後援会長があいさつ。野中広務全国土地改良事業団体連合会長、鶴田卓彦NPO法人日本幼児教育振興会長、夏川和也元統合幕僚会議議長らが激励。佐藤茂樹選対本部長が協力を呼び掛けた。


( 2013/04/01 09:07 カテゴリー:主要 )

2589チバQ:2013/04/02(火) 00:53:34
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20130331-OYT8T01237.htm
秋田市長選 3候補の動き

 ◆穂積候補

 秋田市大町の商業施設跡地で午前8時半から出陣式。自民、公明各党市組織幹部や衆院議員らが応援に駆けつけ、詰めかけた市民に支持を呼び掛けた。陣営は候補のイラストシールを服に貼ってアピール。「心を一つに火の玉となって戦い抜きましょう」と訴えた。

 ◆佐々木候補

 JR秋田駅前で午前9時頃、集まった支持者約100人を前に第一声を上げた。共産党の参院議員が応援に駆けつけ、地元の秋田市桜など市内9か所を回って支持を訴えた。陣営は「市民の願いに応える市政に転換を図る絶好のチャンスだ」と呼びかけた。

 ◆寺田候補

 秋田市山王の事務所前で午前9時から出陣式。約80人の支持者や首相補佐官時代の同僚が駆けつけた。一人ひとりと握手後、選挙カーに乗り込み、市内約10か所で街頭演説した。陣営関係者は「一人でも多くに情熱が伝わるよう、今回は走り回る」と力を込めた。

(2013年4月1日 読売新聞)

2590チバQ:2013/04/02(火) 01:44:29
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2013/04/01/new1304011101.htm
無風一転 現新激突へ/東北町長選2日告示(2013/04/01 11:16)
 任期満了に伴う東北町長選は2日、告示される。立候補を表明しているのは、再選を目指す現職斗賀寿一氏(68)と、新人で同町在住の自営業高村正人氏(69)の2人。当初は無投票とみられていたが、高村氏の出馬表明で一転、現職と新人の一騎打ちが濃厚だ。政策上で大きな争点はなく、4年間の斗賀町政の評価が焦点となりそうだ。投開票日は7日。
 斗賀氏は公約に▽農・林・畜・水産物のブランド化や加工施設の整備▽企業誘致による雇用創出▽上北町、乙供両駅に東西通路を新設―などを挙げる。
 一方、選挙初挑戦の高村氏は3月30日に立候補を表明。町長5割、副町長、教育長各4割の報酬削減、小中学校の給食費無料化による子育て支援と定住促進などを掲げる。
 斗賀氏は蛯沢正勝県議をはじめ、町議16人中10人の支援を受ける。一方、高村氏は沼尾啓一県議と、前回町長選で竹内亮一前町長を推した町議3人が支持。
 両陣営には後援会幹部に合併前の旧東北、旧上北町長経験者らが名を連ねる。
 立候補の届け出は、2日午前8時半から午後5時まで、町役場3階大会議室で受け付ける。3月2日現在の有権者数は1万6183人(男7720人、女8463人)。(太田一世)

2591チバQ:2013/04/02(火) 21:11:55
>>2588
ん!?民主党よりの品川の集会に野中が参加したのか!?

2592チバQ:2013/04/03(水) 20:35:09
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20130402-OYT8T01730.htm
ごみ有料化 秋田市長選争点

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有料化後の回収初日、新しくなった袋でごみを出す市民(2012年7月2日、秋田市東通で) 7日に投開票される秋田市長選では、昨年7月に始まった家庭ごみ回収の有料化が、大きな争点の一つになっている。

 秋田市は昨年7月、「年間の家庭ごみ排出量を市民1人1日当たり556グラムに減らす」とした目標の達成に向け、家庭ごみ回収を有料化した。手数料としてごみ袋の販売価格に1リットル当たり1円を上乗せし、導入前の市の試算では、市民1人当たり年1040円の負担増となる。有料化後の排出量は前年比で約11%減ったが、目標が達成できるかは微妙な状況だ。

 市が減量目標を掲げたのは2000年度。ごみ減量を目指す国の方針や温暖化などの環境問題を踏まえ、「1999年度の10%減」として同556グラムをはじき出した。

 しかし、市の排出量は2000年度以降も減らず、全国平均を上回る状態が続く。このため、市は10年9月、「減量のため、有料化に向けた条例改正案を提出する」と発表。市民の負担増を問題視した市議会で反発が相次ぎ、いったん提出を見送ったものの、翌11年の9月定例会に提出し、賛成23、反対14、棄権1の賛成多数で可決された。

 有料化後の昨年7月〜今年2月、排出量は前年比で約11%減った。しかし、有料化前の5、6月に駆け込みの排出が増えたこともあり、4月からの累計では1人1日当たり573グラムと、目標達成には微妙な状況だ。

 一方、市が「初年度2億5000万円」と見込んでいた手数料収入は、予想の2倍に上る約5億円に達する見込み。市は12年度当初予算案に計上した積立金を、2月定例会で1億2500万円増額補正した。

 市は手数料収入が予想を上回った一因は「有料化後、小さいごみ袋に替えた人が思ったより少なかったため」とみている。市議会からは「市民の環境意識は変わっていないのではないか」との指摘もある。

(2013年4月3日 読売新聞)

2593チバQ:2013/04/03(水) 22:27:11
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130403ddlk05010007000c.html
選挙:小坂町長選/羽後町長選 告示 小坂町長選、三つどもえ 羽後町は新人一騎打ち /秋田
毎日新聞 2013年04月03日 地方版

 任期満了に伴う小坂、羽後の両町長選が2日、告示された。7日、投開票される。

 小坂町は前衆院議員で元職の川口博氏(65)▽会社役員で新人の成田一君氏(62)▽現職の細越満氏(65)の3人が立候補を届け出た。

 3氏ともそれぞれの選挙事務所前で第一声を上げた。

 川口氏は「廃校を役場とする計画を白紙にし、浮いた費用で特別養護老人ホームを造る。役場は鉱山事務所の空き部屋などに移す」と事業の見直しを強調した。

 成田氏は「小坂を変えるには新しい発想が必要。町の特色を生かした産業振興に取り組み、福祉の充実を目指す。高齢者が元気で活力あるまちづくりに力を入れる」と主張した。

 再選を目指す細越氏は「私が命を懸けて取り組むのは明治百年通りのにぎわいづくり」と訴え、「国、県と連携を取れるのは私しかいない。皆さんの強い後押しを」と訴えた。

 1日現在の有権者数は5034人。【田村彦志】

    ◇

 羽後町は前県議の安藤豊氏(60)と元町議の柴田宣男氏(65)が立候補を届け出た。現職は今季限りで勇退するため、新人同士の一騎打ちとなった。

 両氏とも西馬音内地区で出陣式を開き、第一声を上げた。

 安藤氏は県議の任期半ばでの挑戦。「生まれ育ったこの町の発展に尽くしたい。若者が働く場をつくることに全力を挙げたい」と訴えた。大江尚征町長も姿を見せ、激励した。

 柴田氏は3度目の町長選出馬。自民県議らの激励を受け「町民所得に結びつくことによって、初めて事業の成果が出る。町民の暮らしに役立つ事業展開を目指す」と主張した。

 有権者数は1日現在で1万4285人。【佐藤正伸】

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 ◇小坂町長選立候補者(届け出順)
川口博(かわぐち・ひろし) 65 無元(5)

 [元]衆院議員[歴]町議▽県農業経営士▽法大

成田一君(なりた・かずきみ)62 無新

 会社役員[歴]DOWAエコシステム部長▽日大

細越満(ほそごえ・みつる) 65 無現(1)

 [元]町議[歴]羽後銀行員▽町消防副分団長▽大館鳳鳴高

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 ◇羽後町長選立候補者(届け出順)
安藤豊(あんどう・ゆたか)60 無新

 農業法人役員[歴]町議▽県副議長▽北海道拓殖短大

柴田宣男(しばた・のぶお)65 無新

 農業[歴]雄勝農業共済組合理事▽町議長▽羽後高

2594チバQ:2013/04/03(水) 22:32:47
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/04/20130403t41013.htm
激戦 一騎打ち再び 湯沢市長選7日投票

支持者と握手を交わす候補者。一騎打ちの選挙戦がヒートアップしている=湯沢市(写真は一部加工しています)


 任期満了に伴う秋田県湯沢市長選(7日投開票)の選挙戦が激しさを増している。無所属で現職の斉藤光喜氏(66)=自民・公明支持=が同市出身の菅義偉官房長官との太いパイプを強調して再選を目指すのに対し、共産党籍のまま市長を務めた経験を持つ前市長の鈴木俊夫氏(62)は離党して完全無所属の市民党を掲げ、追い上げを図っている。

 「市政を後戻りさせたら官房長官に顔向けができない」。3月31日、斉藤氏は第一声で支持者に訴えた。
 斉藤氏は町議や市議を務め、2009年の市長選では、自民、公明両党の実質的な支持を得て鈴木氏との一騎打ちに臨んだ。告示直前、自民党主催で菅氏と斉藤氏による講演会が開かれ、支持を訴えた結果、約600票差で競り勝った。斉藤氏は今も「知名度不足を挽回できた」と、菅氏らの力添えに感謝する。

 一方、鈴木氏は「現市政になってから市役所と市民の距離が遠のいた」と斉藤氏の市政運営を批判する。
 鈴木氏は共産党公認の市議2期、秋田県議2期を経て02年、無所属で旧湯沢市長に初当選。市町村合併をまとめ上げた後、05年の市長選も4人による激戦を制し、党派を超えた支持層を持つ。

 ことし2月、40年以上在籍した共産党を離党した。市長時代の地域への目配り、福祉施策の推進などを評価する市民の一部が、無党派での活動を強く要請したという。
 斉藤氏にとって心強いのは、菅氏が安倍政権で官房長官に就任したこと。3月10日の決起集会では、菅氏からの3分余りのビデオメッセージが流され、「いつも湯沢が気掛かりだ」と斉藤氏への支援を呼び掛けた。

 一方、鈴木氏の陣営幹部は「菅氏ら国会議員の存在感が増すにつれ、斉藤氏本人の影が薄くなっていく」と意に介さず、草の根で有権者への浸透を図っている。

 ◇湯沢市長選立候補者
斉藤光喜 66 市長   無現(自・公支)
鈴木俊夫 62 前市長  無前


2013年04月03日水曜日

2595チバQ:2013/04/04(木) 00:17:07
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/04/20130403t11029.htm
宮城県議、みんな系に新会派 4県議が結成
 宮城県議会(定数59)の会派「みんなの党」(2人)と「みずの里」(1人)、無所属の菅間進氏の計4人が新会派「みんなの党・無所属の会」を結成したことが2日、分かった。会長にはみんなの党の会派会長だった堀内周光氏が就任した。

 結成は1日付。幹事長にはみずの里の渡辺忠悦氏、政調会長にはみんなの党の境恒春氏をそれぞれ選んだ。菅間氏は昨年12月14日に民主党系会派「改革みやぎ」を離脱後、会派に所属していなかった。

 本会議で代表質問ができる会派は5人以上のため、新会派は要件を満たさないが、予算特別委員会での質問時間は会派間の協議次第で増える可能性がある。菅間氏は河北新報社の取材に「県議会の活動がしやすくなる。みんなの党の党員ではないが、別の方向を向くことはない」と参加の理由を説明した。


2013年04月03日水曜日

2596名無しさん:2013/04/04(木) 12:27:14
民主県連:3顧問が役員辞任、離党 「参院選で平野氏応援」 /岩手

 今夏の参院選岩手選挙区(改選数1)で平野達男前復興相が民主党を離党し、無所属での立候補を表明したことを受け、党県連顧問3人が3日、役員辞任と離党を党県連に届け出た。
 その後の取材に対し3氏は、「平野氏は震災の復旧復興で頑張った。
 参院選で平野氏を無所属の立場で応援する」と説明した。党本部は平野氏を除籍処分にする方針で、平野氏支援の意向をもつ他の県議らも難しい対応を迫られそうだ。

 3氏は11年に勇退した佐々木一栄前県議会議長▽千葉康一郎前県議▽新居田弘文前県議。
 盛岡市の県連事務所で対応した大宮惇幸県連幹事長によると、近く階(しな)猛県連代表と対応を協議し、取り扱いを常任幹事会に諮るという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130404-00000061-mailo-l03

2597チバQ:2013/04/04(木) 20:46:34
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/04/20130404t41011.htm
衆院選敗北の寺田氏に自民批判攻勢 秋田市長選7日投開票

有権者の手を握り、支持を訴える候補者=3月31日、秋田市


 任期満了に伴う秋田市長選(7日投開票)で、現職穂積志氏(56)を支持する自民党秋田市支部は、共産新人の佐々木良一氏(65)の陣営が政策論争を訴えているのを尻目に、元衆院議員の新人寺田学氏(36)への批判を強めている。寺田氏は衆院選秋田1区で前々回まで連続3回、議席を奪われた「宿敵」。この市長選では、寺田氏が衆院選の敗北から3カ月で離党、転身した経緯などが格好の攻撃材料となっている。

 3月31日、穂積氏陣営の出陣式。鎌田修悦自民党秋田市支部長は「寺田氏は、衆院選で負けた余韻が残っているうちに出てきた。共産党だけが相手では力が入らなかったが、力を入れなきゃ駄目だ」と声を張り上げた。
 前回の衆院選秋田1区で寺田氏を破った自民党の冨樫博之衆院議員は「無競争が駄目だというのなら、知事選に立つのが当たり前。言っていることとやっていることが違う」と批判。寺田氏が無投票となった知事選への立候補を固辞しながら、市長選に「無競争を避けたい」として、出馬したことを皮肉った発言だ。
 市長選では、穂積氏がいち早く自民、公明、社民の支持を取り付けた。当初は有力な対立候補が現れず、自民党も「拳に力が入らなかった」(鎌田氏)というが、告示の半月前に敵対する寺田氏が出馬表明し、組織の闘争心に火が付いた。
 自民党はこれまで、衆院選秋田1区で寺田氏に3度敗れている上、寺田氏の父の典城前知事とは県議会で激しく対立してきただけに「寺田家憎し」の思いは強い。
 寺田氏は支援者の間にも離党、立候補の経緯に冷ややかな反応があるのは覚悟している様子。告示直前の28日に開いた集会では「誤解や批判があっても、市政に疑問を持つ市民として手を挙げ、審判を受ける」と強調した。武器は元首相補佐官としての政治経験と若さ。選挙戦では「現市政はしがらみが多すぎる。市民に対しては説明不足。これからの秋田のかじ取りは若い世代に任せてほしい」と訴えている。
 一方、佐々木氏の陣営は、批判合戦の様相を呈している選挙戦に「政策論争をすべきだ。県庁所在地のトップを決める選挙として恥ずかしい」と眉をしかめる。

 ◇秋田市長選立候補者
穂積志 56 市長     無現(自・公・社支)
佐々木良一 65 党県書記長  共新
寺田学 36 元首相補佐官 無新


2013年04月04日木曜日

2598チバQ:2013/04/06(土) 17:15:30
http://mainichi.jp/select/news/20130406dde041010039000c.html
選挙:青森市長選 原発「封印」 あす告示、原子力マネー背景に
毎日新聞 2013年04月06日 東京夕刊

 任期満了に伴う青森市長選が7日、告示される。「脱原発依存」を掲げる現職の鹿内(しかない)博氏(65)=無所属=と、原子力施設が集中する青森県で原子力政策を担ってきた前副知事の蝦名(えびな)武氏(67)=同、自民・公明推薦=による一騎打ちの公算が大きいが、原発を巡る議論は封印されている。同市に原子力施設は立地していないが、原子力マネーが巡り巡って地域経済を下支えしていることが背景にある。

 再選を目指す鹿内氏は反原発団体の共同代表を務めたことがあり、県議時代から原子力推進一辺倒の県政に異議を唱えてきた。一方の蝦名氏は国や電力業界との交渉に辣腕(らつわん)を振るってきた。

 2人は県議会で何度も対決しており、06年には副知事だった蝦名氏が鹿内氏の質問に「核燃サイクルや原発を通じて日本に貢献することを私どもは誇りに思うべきだ」と答弁している。

 しかし、鹿内氏は今回、マニフェストに「脱原発依存社会を目指す」と盛り込む一方、4日の街頭演説では「福島の事故を忘れてはならない」と少し触れる程度。蝦名氏も公約では原子力政策に一切触れず、街頭演説でも言及しない。

 背景には原子力マネーの存在がある。同県六ケ所村で核燃料の再処理工場を運営する日本原燃の場合、11年度までの27年間で青森市を含む県内企業に5389億円の工事を発注。原発立地自治体への国の交付金も、県都に還流して、消費や雇用を下支えしていることを市民は知っている。

 このため鹿内氏の陣営幹部は「脱原発を訴えても票になりにくい」と話し、蝦名氏の陣営関係者も「寝た子は起こさない」方針だ。投開票は14日。【酒造唯、吉田勝】

2599チバQ:2013/04/06(土) 17:16:08
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20130403ddlk02010035000c.html
県都の課題:青森市長選/上 市民100人委員広聴会 民意か否か、見解に相違 /青森
毎日新聞 2013年04月03日 地方版


あり方が争点になっている100人委員広聴会=青森市安方のねぶたの家ワ・ラッセで
拡大写真 県都のトップを選ぶ青森市長選が7日に告示される。現職の鹿内博氏(65)と新人で前副知事の蝦名武氏(67)の一騎打ちとなる公算が大きい。民意を受け止める方法での2人の対立点や、県都振興の課題を3回に分けて追う。

 ◇鹿内氏「市議も力認める」/蝦名氏「言いっ放し、無駄」
 「皆さんは市議からライバル視されてる。それほど力があると認められてるんです」

 3月27日夜の「あおもり市民100人委員広聴会」で鹿内氏は出席者を持ち上げた。蝦名氏が3日前の24日に開かれた公開討論会で「まったく機能しておらずムダだ」と批判したことへの反論だ。 100人委は前回選挙で鹿内氏がマニフェストの冒頭に掲げ、今回も「発展させる」としている。公募と推薦で選ばれた約100人の委員が年7〜10回の会合に出席し、市が設定した除雪などのテーマについて4分間発言できる。

 特徴は、市がすべての発言に対し、内容を市政に反映させるかを文書で伝えることだ。ただ、意見の集約や委員同士が議論する機会はない。蝦名氏は討論会で「言いっ放しになり市政に反映されてない」と批判した。

 2人の違いの背景には、市議会との距離感の差がありそうだ。4年前の選挙で当時の現職を破った鹿内氏にとっての市議会は、対立陣営の市議が多数を占める場。100人委などを通じた市民の声を背景に答弁に臨むことで、鹿内氏が市議会に対抗する力を得ていた側面がある。

 実際、鹿内氏が昨年11月に市議会に提出した市議報酬の月額15%削減案は、有識者や市民による審議会の答申に基づいたもの。市議会は「公正でない情報で審議された」と猛反発して条例改正案を否決した。その上で自主的に削減幅を検討したものの、算定の誤りで削減額が二転三転。「今任期に限り10%削減」との改正案を可決したが、鹿内氏は「根拠に乏しい」と批判を強めた。

 深まる鹿内氏と市議会の対立で、鹿内市政の4年間で市長提案の6議案が否決された。ある市議は「市長は『市民の意見を聴いたから』と言って自分の意見を押し通す。伝家の宝刀として利用している」と批判する。

 蝦名氏は、鹿内氏が始めた100人委や市長が小学校区を回る「市民と市長のなんでもトーク」について「市民を代表していない」などと批判。市長が職場や地域に随時出向く「車座集会」で市民の意向を把握するとしている。

  ◇   ◇

 市広報広聴課によると、11年度と12年度の100人委で上がった意見766件のうち、新規に当初予算案などで反映されたものは市街地のゲリラ豪雨対策やごみ減量に関する広報誌作製など52件。既にある事業の継続で対応したものが485件。今後実施を検討するものが133件だった。ただ、30歳代の民間企業経験者を市に採用する方針に関し、市は昨年7月の意見で始めたとするが、実際は昨年春に方針を決めており、評価の不備を指摘する声もある。

 青森中央学院大の佐藤淳講師(地方自治)は「市民参加型の地方自治は時代の流れ。青森市政では、意見の集め方をさらに練り、行政に生かす仕組み作りが求められている」と指摘した。

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 ◇広聴活動に関する両氏の主張
 (公約などから抜粋)

 鹿内博氏 100人委を発展させ、有識者なども交えたまちづくり政策創造フォーラムを設置。市内38のまちづくり協議会を設立。

     ◇

 蝦名武氏 地域に出向いて市民の声を直接聴き、市政にタイムリーに反映させる車座集会を開催。100人委は廃止する。

2600チバQ:2013/04/06(土) 17:16:52
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20130405ddlk02010003000c.html
県都の課題:青森市長選/下 新幹線・観光 開通2年、寂しい玄関口 /青森
毎日新聞 2013年04月05日 地方版

 ◇弘前は民間主導で函館と交流
 3月16日、東北新幹線が国内最速の320キロでの運転を始め、東京駅と新青森駅が最速2時間59分で結ばれた。新青森駅では「夢の超特急」を迎えるイベントが開かれた。

 だが10年12月の八戸−新青森間の開業から2年以上たっても、同駅前には広大な空き地が広がる。青森市の事務員の女性(46)は「ホテルも食べる場所もない。玄関口として寂しすぎる」と話す。一方、新青森と同時に開業した七戸十和田駅(七戸町)は既に隣接地にショッピングセンターが開業している。

 新青森駅周辺は、市が00年度から175億円で宅地や公園など47・3ヘクタールを区画整理した。市は、駅に近い商業地3・9ヘクタールを売却し事業費に充てる計画だったが、売れたのはレンタカー店と県民共済の2区画0・8ヘクタールだけだ。原因は1平方メートルあたり平均10万6000円の地価。単純比較できないが、13年の地価公示で駅周辺より高いのは青森市や八戸市の中心部の3地点だけ。しかも、これらの商業地が21年連続で下落しているのに、市は一度も値下げしていない。

 市は昨年12月、地価の2〜3割を助成する制度でテコ入れを図ったが応募はゼロ。大規模小売店の立地を制限するために、9区画に分けて売ろうとしていることも敬遠の原因だ。このままでは土地代32億8000万円が市の負担になる。工藤雅史・市都市整備部長は「制限が厳しすぎた。駅前の特色やビジョンも打ち出せていない」と反省点を話す。

  ◇   ◇

 青森市の観光客数は東日本大震災で一度は落ち込んだが、回復も早かった。11年は502万人と前年を2万人上回り、宿泊施設の利用者数も震災3カ月後の11年6月からは前年比増。市観光課は「新幹線が開業していなければもっとひどい状況だった」とみる。

 だが15年度末には北海道新幹線が新函館まで開業し、新青森は途中駅となる。県は、函館、青森、八戸、弘前を結ぶ「津軽海峡交流圏ラムダプロジェクト」を推進。青森市も同様に「青函圏観光都市会議」を3月に発足させ連携を模索する。

. しかし、連携に先手を打ったのは新幹線が通っていない弘前市の民間団体だ。観光関連業者で作る「弘前観光コンベンション協会」は、新青森開業に先立つ09年秋に函館の協会と連絡会議を設置。「路地裏探偵団」として函館市民に弘前市内の隠れたスポットのガイドをしたり、両市の特色である「洋館」がテーマのツアーを企画して交流を深めている。

 仕掛け人の坂本崇事務局長(46)は「函館側には当初『なぜ弘前?』という戸惑いがあったが、何度も通って理解が深まった」と話す。「行政だけが旗を振っても机上の空論になりかねない。民間が連携をリードし、地域の魅力を高めることが重要」と指摘する。

 青森市も88年の青函トンネル開通直後に函館市と「青函博」を同時開催し姉妹都市提携したが、25年を経て草の根交流は薄れた。新幹線を活用した広域・民間連携は大きな課題だ。(この企画は酒造唯、鈴木久美が担当しました)

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 ◇新幹線と観光振興に関する両氏の主張
 (公約などから抜粋)

 鹿内博氏 新青森駅周辺の商業施設開設を支援。新・青函博の開催や青函ツインシティ25周年事業を実施し、津軽広域観光プロモーションを展開する。

 蝦名武氏 新青森駅周辺の規制緩和や売却価格の大幅引き下げを検討。津軽三味線ライブの開催、八甲田・十和田湖のグリーンツーリズムを実施する。

2601チバQ:2013/04/06(土) 17:42:04
中が抜けてた
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20130404ddlk02010056000c.html
県都の課題:青森市長選/中 中心市街地活性化 巨額投資も見通し甘く /青森
毎日新聞 2013年04月04日 地方版


経営問題に苦しんだ再開発ビル「アウガ」。駅前活性化へのカギとなるのか=青森市新町で
拡大写真 ◇民間は改装経て、震災前の水準に
 「目に見えて客が減っているのに、店舗も客層もバラバラ。尻に火が付いた状態だ」。青森市新町の再開発ビル「アウガ」の生鮮市場で鮮魚店を経営する田中一徳さん(54)には危機感が強い。

 01年にオープンしたアウガは、駅前再開発を進める青森市が中心市街地活性化の拠点として建設。生鮮市場やアパレルなどの商業施設と、図書館などの公共施設が同居する全国でも珍しい複合ビルとして注目を集めた。

 しかし、運営する市の第三セクター「青森駅前再開発ビル」が経営に失敗。来館者数は06年度の636万人をピークに10年度は515万人と121万人減った。過大な売り上げ目標や景気低迷が影響し、毎年数千万円の赤字を出してきた。09年には純資産が230万円と債務超過寸前になったことも発覚し、経営陣交代につながった。市の負担額は建設費で約170億円、同社への貸し付けで約24億円だ。

 その後、同社は地権者へ支払う賃料値下げ(年間約3000万円)や経費削減(同約4000万円)を進め、12年度末に事実上初めての黒字となる見通し。額は600万程度だが、11年に大手百貨店から転任した同社の木村勝治常務(69)は「ひどい経営状況だったが、社としてうみを出した」と振り返る。

  ◇   ◇

 アウガ低迷の背景には市の見通しの甘さもある。07年から始まった第1期中心市街地活性化基本計画では、アウガ以外にも47億円を投じて15事業を実施し、歩行者通行量を5年間で05年時の約1・3倍の7万6000人、観光施設の来客数を約1・8倍の約130万人とする目標を掲げた。しかし実績は通行量4万3000人、来客数110万人と遠く及ばず、市商店街振興課も「見積もりが過大だった」と認める。

  ◇    ◇

 一方、民間では成果を出す施設もある。3月に6年ぶりに改装したJR青森駅ビルの「ラビナ」は、若い女性をターゲットに2、3階のファッションフロアに8店舗を新規出店。市内初出店の「スターバックスコーヒー」の初日には最大約200人が行列を作った。来店者数も震災前の水準に戻りつつあり、空き区画もすべて埋まりそうだ。運営するJR東日本青森商業開発の藤間勉営業部長(42)は「何も変えず『空き店舗に入って』と言っても厳しい。フロアの明確な方向性を出すことが重要」と話す。

 一方、アウガは現在も7区画の空きが残る。過去一度も改装していないため、市の有識者会議が昨年1月の提言書で「コンセプトを明確にし、店舗の再配置を検討すべきだ」と求めた。ただ、木村常務は「市への返済がのしかかり、改装の原資がない」と苦しむ。

 アウガ周辺では、中三青森本店などラビナ以外の大型店舗も次々とリニューアルし集客力を高める。巨額の市費に見合った成果を上げられるかが新市長に問われる。

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 ◇中心市街地活性化に関する両氏の主張(公約などから抜粋)
 ◇鹿内博氏
 青森駅や港、中心市街地一体となったまちづくりの推進。ウオーターフロントや八甲田丸のにぎわいづくりを進める。

 ◇蝦名武氏
 市役所建て替えやJR青森駅新築、弘前大大学院の移転などを一体化した都市グランドデザインを策定して検討する。

2602チバQ:2013/04/06(土) 18:02:21
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20130405-OYT8T01673.htm
青森市長選一騎打ちか あす告示

 青森市長選は7日、告示される。これまでに立候補を表明している、ともに無所属で現職の鹿内博氏(65)と、新人で前副知事の蝦名武氏(67)(自民、公明推薦)の2人による一騎打ちとなる公算が大きい。両陣営は既に実質的な選挙戦を展開。まちづくりのあり方などが争点となる。県都のかじ取り役を決める選挙の投開票は14日に行われる。

 鹿内氏は1月、前回に続き「市民派無所属」を旗印に立候補を表明。公務の合間を縫って街頭演説を中心に活動している。共産は自主支援、自主投票の民主、社民には独自に応援する動きがある。また、約15の勝手連が発足して支援の輪を広げている。

 市庁舎の現在地での建て替えや、議会で否決された官製談合での元市幹部に対する損害賠償請求、特別職報酬の削減、脱原発依存社会を目指す市の方針作成などをマニフェストに掲げる。第一声は7日午前、「七つ道具」を受け取り次第、本町の後援会事務所前で行う。

 蝦名氏は2月、自民党県連の推薦決定を受け、「決断と実行」を前面に掲げ名乗りを上げた。陣営が課題とする知名度向上のため連日街頭演説を精力的に行い、企業の朝礼などにも顔を出す。公明の推薦も受け、超党派の市議団が走り回って組織戦を展開する。

 市庁舎や青森駅の建て替えなどを総合的に検討して「グランドデザイン」を策定するほか、中心市街地への青森公立大の一部移転や、新青森駅周辺の売却地の大幅値下げなどのプロジェクトを掲げる。7日は午前8時45分から市役所前で第一声を上げる予定。

 立候補の届け出は7日午前8時半〜午後5時、市役所第3庁舎1階入札室で受け付ける。投票は14日、市内110か所で行われ、市民体育館で即日開票される。3月2日現在の有権者数は24万8644人。

◇大学生グループが模擬投票で啓発◇

 県内大学生の団体「選挙へGO!!」は5日、青森市長選で、高校生向け模擬投票の実施予定場所と時間を発表した。11日午後4時半〜6時半はJR青森駅ビル「ラビナ」、12日は同時間に複合商業施設「アウガ」、13日午後1時〜3時はイトーヨーカドー青森店とガーラタウンで行う。

 選挙公報を用意し計150人を目標に投票してもらう。結果は15日、会員制交流サイト「フェイスブック」や簡易投稿サイト「ツイッター」で発表する。

(2013年4月6日 読売新聞)

2603チバQ:2013/04/06(土) 18:06:38
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20130405-OYT8T01395.htm
郡山市除染、復旧が課題…市長選あす告示



JR郡山駅前で空きビルになっている旧丸井郡山店。今年度中に解体される予定だ(5日、郡山市で)  “経済県都”のトップを選ぶ郡山市長選は7日、告示される。3選を目指す現職の原正夫氏(69)、元郵政官僚で新人の品川万里氏(68)が立候補を表明し、前回選に続き両氏による一騎打ちが確実視されている。だが、同市が置かれている状況は、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故による除染や復旧・復興のため、大きく様変わりした。課題を探る。(北條豊)

◇生活環境作り

 郡山市内では、原発事故の避難指示区域などから計約9000人が仮設住宅などに身を寄せている。その一方、放射線を警戒し、市外に自主避難した市民も計約6000人いるとされる。

 中でも震災前の2010年5月、2万469人いた小学生は昨年5月現在、1万8164人と1割以上減少した。除染と子供たちの生活環境作りは同市でも最大の課題だ。

 同市では、国の方針が決まる前から学校の除染を始め、昨年春に小学校の屋外活動制限はなくなり、公共施設の除染も2月末現在、県内市町村で最も多い693施設で終了した。ただ、民家については、廃棄物の仮置き場設置が困難な市街地が多く、3月19日現在で1万9141件の発注に対し、1702件が完了したに過ぎない。

 11年12月に横塚地区にオープンし、放射線を心配せずに遊べる東北最大級の屋内遊び場「ペップキッズこおりやま」。6歳と4歳の男児を連れて来ていた芳賀亜都子さん(35)はこの春、自主避難先の白河市から夫が働く郡山市内に戻ってきた。「情報に触れ、心配ないと考えるようになった。外でも遊ばせているが、子供たちはここが好き」と話した。

◇風評被害

 「私たちの努力だけではどうにもできない。国、県と行政に応援していただきたい」

 全国でも有数のナメコ生産者である「鈴木農園」の鈴木清社長(57)は3月24日、視察に訪れた安倍首相に懇願した。ナメコ栽培は屋内なので放射性物質の問題はないのに「福島のキノコ」というだけで販売が困難になったり、大幅に安くなったりしており、「一時は県外移転も考えた」という。

 郡山市は県内最大のコメ産地でもあり、風評による農業被害は大きい。JA郡山市によると、12年度は特にキノコ類や野菜の販売が低迷。キノコ類の販売実績は計画の66%にとどまった。同JAは「震災直後は東京などで応援セールも多かったが、最近は少ない。地道に理解を求める以外に対策は難しい」と話す。

 観光面の影響も大きい。風力発電施設で知られる同市湖南町の「郡山布引風の高原」は、来場者が10年の約18万人から、11年は約7万人に激減。12年はやや戻ったものの13万人弱だ。市内の磐梯熱海温泉の宿泊者数も昨年は、警察官や避難者の利用で震災前の水準に戻ったが、一般客は震災前より1割以上少ない状態だ。

◇復興半歩前進

 JR郡山駅西口では震災後、更地や駐車場が増えている。半壊以上の被害に遭った建物の解体に国の補助が出るためで、空きビルだった旧丸井郡山店や旧トポス別館などの大型店舗も近々、解体される。

 市中央商店街振興組合の斎藤知二理事長(66)は「シャッターが降りた建物はイメージが悪く、解体されないと地域が動き出さない。半歩前進だが、丸井のような好立地はともかく、一般店舗の跡地が次に進むのは簡単ではない」と話す。駅前の1日歩行者通行量は昨年、4万人を割り込み、ピークだった東北新幹線開業の1982年(約28万人)の7分の1だ。

 ただ、郡山市内では震災後、復興関連事業が次々と打ち出され、JR磐越西線の新駅や東北道のスマートインターチェンジの設置も計画されている。また、独立行政法人「産業技術総合研究所」の新施設や「県医療機器開発・安全性評価センター(仮称)」の建設のほか、震災後に民間企業11社の進出も決まった。

 震災をバネに発展の好機にできるか。33万市民のトップによるかじ取りが重要性を増している。

     ◇

 郡山市長選は14日に投開票される。開票は午後7時半から、同市豊田町の市総合体育館で行われる。3月2日現在の有権者数は26万3501人。

(2013年4月6日 読売新聞)

2604チバQ:2013/04/06(土) 18:07:47
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20130406ddlk07010120000c.html
再起の条件:’13郡山市長選 あす告示、現新が対決へ 継続か刷新か、ハードかソフトか /福島
毎日新聞 2013年04月06日 地方版

 ◇前回と同じ原氏、品川氏
 任期満了に伴う郡山市長選は7日、告示される。現職で3選を目指す原正夫氏(69)=無所属=と、新人の元郵政官僚、品川万里(まさと)氏(68)=同=の2人が出馬を予定しており、前回市長選に続き、同じ顔ぶれによる“再戦”となりそうだ。【藤原章生】

 33万都市のトップとしての過去8年の実績をバックに「市政の継続しかない」とうたう原氏と、官僚や大学教授の経験から「新しい日本、新しい郡山」をスローガンに刷新を呼びかける品川氏。告示前から激しい戦いを繰り広げている。

 投票率が51・54%と低迷した4年前の市長選では、原氏が7万2235票を獲得し、6万1401票の品川氏を降している。

 原氏は自民、公明党から推薦を受け、すでにチラシなどで安倍晋三首相、根本匠復興相、森雅子・内閣府特命担当相との太いパイプを強調している。品川氏は猪瀬直樹・東京都知事らとの親交を披露しながらも、「どの党からも推薦を受けない姿勢」(後援会)を貫く。

 原氏は(1)15年までに一般住宅全戸など除染の徹底(2)子どもの屋内遊戯場4カ所の新設(3)音楽堂建設基金の創設(4)閉店が目立つ中心市街地の復活(5)西部第二工業団地の開発(6)子育て支援センターの整備−−など、いわゆる「ハコモノ」による雇用増など、ハード面を重視した策を挙げる。

 一方、品川氏は(1)幼稚園、保育所、出産費用の無料化(2)低放射線地区の廃校を子どものために積極活用(3)70歳以上の通院交通費の無料化(4)全国から高齢者が集まるプラチナタウン作り(5)土曜・放課後寺子屋による教育向上−−など、ソフトを中心にした新案を打ち出している。

 ハードかソフトか。震災後、市民の意識がどう変わったのか。さまざま要素が織り交ざった選択となりそうだ。

 市選管によると、立候補は7日午前8時半〜午後5時、市役所で受け付ける。投票は14日午前7時〜午後6時、市内147カ所で。3月2日現在の有権者数は26万3501人(男12万7698人、女13万5803人)で、うち県外の一時居住者は978人。

http://www.minpo.jp/news/detail/201304067677
郡山市長選7日告示 現新2氏一騎打ちへ
 任期満了に伴う郡山市長選は7日、告示される。3選を目指す現職の原正夫氏(69)と、元郵政審議官で新人の品川万里氏(68)の2人が立候補を表明しており、前回と同じ顔触れの一騎打ちが確実な情勢となっている。
 東日本大震災後、初の郡山市長選で、経済県都・郡山の復興と、若い世代が安心して暮らせる環境づくりをどう進めるかが争点だ。富岡町や双葉町が候補地として想定している町外コミュニティー(仮の町)受け入れの対応も今後の課題となる。原、品川両氏はともに「復興を加速させる」との公約を前面に打ち出し、激しい前哨戦を繰り広げている。
 自民と公明は原氏を推薦し、民主、社民、共産、郡山地区連合はいずれも自主投票を決めている。市議会は最大会派が原氏を支持し、市議数人が品川氏の応援に回っている。
 原、品川両氏が立候補した前回(平成21年)の郡山市長選の投票率は51・54%で、過去2番目の低さだった。同じ顔触れの両氏の争いが確実な選挙戦で、投票率の動向も注目される。
 立候補の届け出は7日午前8時半から午後5時まで市役所で受け付ける。各立候補者は届け出後、事務所で第一声を放ち、選挙戦をスタートさせる。
 投票は14日午前7時から午後6時まで市内147カ所で行われ、午後7時半から郡山総合体育館で開票される。期日前投票は8日から13日まで市内16カ所で行われる。
 3月2日現在の有権者数は26万3501人(男12万7698人、女13万5803人)。

( 2013/04/06 12:16 カテゴリー:主要 )

2605チバQ:2013/04/06(土) 18:57:15
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130406ddlk05010028000c.html
選挙:4市長・2町長など計9選挙 あす投開票 あと1日、戦い激しく(その1) /秋田
毎日新聞 2013年04月06日 地方版

 県議補選秋田市区▽秋田など4市長選▽男鹿、北秋田の2市議補選▽小坂、羽後の2町長選が7日、投開票される。選挙戦は最終盤に入り、候補者たちは5日も、有権者に対し、懸命に支持を訴えた。

 ◇各陣営、手応え感じつつ
 ■秋田市

 秋田市長選は現職の穂積志氏(56)▽新人の佐々木良一氏(65)▽新人の寺田学氏(36)が三つどもえの戦いを繰り広げている。

 再選を目指す穂積氏は地元・新屋など西部地区を除いた市内をほぼ回り終え、個人演説会も8回開催。1期4年間の実績とともに、「唯一の地元出身」とアピール。雇用や産業振興、子育て支援などの政策を訴える。新人候補が批判する除排雪や家庭ごみ処理手数料有料化などについても説明し、理解を求めている。

 公明党県本部や自民、社民党の両支部の支持や秋田商工会議所の政治団体である秋田商工政和会や連合秋田中央地域協議会など約110団体の推薦を得ているが、陣営幹部は「支持・推薦をいただいても、今回は厳しい戦い。前回とは違う」と引き締めに躍起だ。

 共産党県委員会書記長の佐々木氏は「市民の命と暮らしを守る市政に変える」と強調し、除排雪や家庭ごみ処理手数料有料化などの改善を訴え、現市政の批判票の取り込みを狙う。

 立候補表明が告示直前となった遅れを取り戻そうと、終盤入り前には市内のほぼ全域を回り、支持を訴えた。5日からは旧秋田市内を中心に回る。毎日15回前後の街頭演説をこなし、1〜2カ所で個人演説会も開いた。共産市議4人も応援にフル回転し、陣営幹部は「訴える政策に耳を傾ける人が増えており、手応えを感じている」と話す。

 元首相補佐官の寺田氏は、昨年12月の衆院選では使わなかった選挙カーに乗り込み、支持を呼びかけている。選挙戦序盤は街頭演説もしたが、終盤は交通量の多い幹線道路を中心に回って浸透を図っている。

 告示後は毎日、個人演説会を開催。対話型の市政を目指すとして、参加者から質問を受け、正面から向き合うことを心がけた。陣営は「これまでの選挙とは違い、若者からの反応が多い」と話す。現市政のごみ有料化や新庁舎建設、除排雪の対応を批判し、「雇用を増やし若い世代が住み続けられる市を作っていく」と訴えている。【仲田力行、小林洋子】

 ◇実績や政治姿勢を強調
 ■湯沢市

 湯沢市長選は現職の斉藤光喜氏(66)と元職の鈴木俊夫氏(62)が競り合っている。

 旧稲川町出身の斉藤氏は「民間の経営感覚」で市財政を再建し、新庁舎建設にめどを付けた実績を強調、自民、公明の支援を受ける。旧湯沢市を地盤とする鈴木氏は共産党を離れ「完全無所属」となった政治姿勢を前面に出し、「市民こそ主人公」のスローガンを掲げる。

 投票は63カ所で。開票は午後8時半から稲川体育館で。当落判明は午後10時ごろとなる見通し。【佐藤正伸】

 ◇期日前投票所のドア無施錠状態 5時間近く−−湯沢
 湯沢市長選で期日前投票所が設置されている市稲川総合支所で3日未明、投票箱を保管している庁舎正面玄関の自動ドアが5時間近く無施錠状態だったことが5日、分かった。

 市選管によると、2日午後8時、担当職員2人が投票所を閉鎖。3日午前0時20分ごろ、玄関ドアの内鍵を掛けないまま庁舎の職員通用口から退出したという。3日午前5時半ごろ、警備会社からの通報で無施錠が判明した。

 市総務企画部の佐々木慎部長は「あってはならないミス。投票箱に影響がなかったのは不幸中の幸い」と陳謝した。【佐藤正伸】

2606チバQ:2013/04/06(土) 18:57:49
 ◇後援会、団体の組織戦も
 ■北秋田市

 北秋田市長選は現職の津谷永光氏(61)と新人の成田元晴氏(63)=ともに無所属=の一騎打ち。

 津谷氏は1期4年間の実績を踏まえ、180を超える各種団体や自治会などから推薦状を取り付け、後援会組織をテコに戦いを展開する。

 成田氏は現市政下で地域医療が後退したと訴える住民団体の支持を受け、地元の合川地区に浸透。他地区でも現職への批判票を取り込む。

 投票は62カ所で。開票は午後8時半から鷹巣体育館で。当落判明は市長選が午後10時半ごろとなる見通し。【田村彦志】

 ◇両候補、市内くまなく
 ■潟上市

 潟上市長選は現職の石川光男氏(73)と新人の佐藤義久氏(68)の一騎打ち。

 3選を目指す石川氏は個人演説会は開かず、選挙カーで遊説。1日に3、4カ所で街頭演説をこなした。6日午後は二田神社から天王庁舎まで約1・5キロを練り歩き、訴える。

 前市議の佐藤氏は市内全域をくまなくまわり、街頭演説で刷新を訴えた。6日は大票田の天王地区を回ってから、出身の飯田川地区と地盤の昭和地区に戻り、締めくくる。

 投票は27カ所で。開票は午後9時から天王総合体育館で。当落判明は午後10時半ごろとなる見通し。【田原翔一】

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 ◇秋田市長選立候補者(届け出順)
穂積志(ほづみ・もとむ) 56 無現(1)
 県市長会長[歴]市議▽医療法人理事▽青年会議所常任理事▽県議▽会社役員▽成蹊大=[公]
佐々木良一(ささき・りょういち) 65 共新
 党県書記長[歴]党秋田地区委員長▽党県副委員長▽秋田大
寺田学(てらた・まなぶ) 36 無新
 [元]首相補佐官[歴]三菱商事社員▽衆院財務金融委筆頭理事▽民主党県代表・国対副委員長▽中大
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 ◇湯沢市長選立候補者(届け出順)
斉藤光喜(さいとう・みつよし) 66 無現(1)
 [元]稲庭うどん販売専務[歴]東京都ユースホステル協会職員▽旧稲川町議3期▽市議▽中大=[公]
鈴木俊夫(すずき・としお) 62 無元(1)
 [元]旧湯沢市長[歴]旧湯沢市議2期▽県議2期▽湯沢秋田ライオンズクラブ会長▽岩手大別
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 ◇潟上市長選立候補者(届け出順)
石川光男(いしかわ・みつお) 73 無現(2)
 [元]旧天王町長[歴]旧天王町総務課長・助役▽南秋田郡町村会長▽秋田短大付高
佐藤義久(さとう・よしひさ) 68 無新
 [元]市議▽市商工会理事▽市観光協会理事[歴]旧昭和町議▽秋田工高
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 ◇北秋田市長選立候補者(届け出順)
津谷永光(つや・えいこう) 61 無現(1)
 [元]県議長▽県水泳連盟会長▽県森と水の協会長[歴]建設会社副社長▽自民党県会長▽慶大=[公]
成田元晴(なりた・もとはる) 63 無新
 [元]病院事務長▽農業[歴]放射線技師▽城西放射線技術専門学校=[共]

2607チバQ:2013/04/06(土) 18:58:02
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130406ddlk05010067000c.html
選挙:4市長・2町長など計9選挙 あす投開票 あと1日、戦い激しく(その2止) /秋田
毎日新聞 2013年04月06日 地方版

 ◇3候補が激戦
 ■小坂町

 小坂町長選は元職の川口博氏(65)▽新人の成田一君氏(62)▽現職の細越満氏(65)の3人=いずれも無所属=が激戦。

 返り咲きを狙う川口氏は町庁舎移転計画を見直して福祉施設整備を主張。成田氏は産業など競争力のあるまちづくりを訴える。再選を目指す細越氏は保守層の支援を受け、国・県とのパイプを強調する。

 投票は16カ所で。開票は午後8時から町交流センターで。当落判明は午後9時ごろとなる見通し。【田村彦志】

 ◇中心部で舌戦
 ■羽後町

 羽後町長選はともに新人の安藤豊氏(60)、柴田宣男氏(65)が大票田の西馬音内地区を主戦場に舌戦を展開している。

 安藤氏は県議など約30年間の政治経験を強調。「自立した地域力」を掲げ、勇退する町長が支援する。

 元町議会議長の柴田氏は3度目の町長選挑戦。「公正、透明な町政」を訴え、自民党県議が後押しする。

 投票は19カ所で。開票は午後8時から町多目的研修集会施設で。当落判明は午後9時半ごろとなる見通し。【佐藤正伸】

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 ◇小坂町長選立候補者(届け出順)
川口博(かわぐち・ひろし) 65 無元(5)

 [元]衆院議員[歴]町議▽県農業経営士▽法大

成田一君(なりた・かずきみ) 62 無新

会社役員[歴]DOWAエコシステム部長▽日大

細越満(ほそごえ・みつる) 65 無現(1)

 [元]町議[歴]羽後銀行員▽町消防副分団長▽大館鳳鳴高

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 ◇羽後町長選立候補者(届け出順)
安藤豊(あんどう・ゆたか) 60 無新

 農業法人役員[歴]町議▽県副議長▽北海道拓殖短大

柴田宣男(しばた・のぶお) 65 無新

 農業[歴]雄勝農業共済組合理事▽町議長▽羽後高

==============

 ◇県議補選秋田市区(改選数1−2、届け出順)
黒崎一紀 54 無新

 エフエム椿台社長[歴]衆院議員秘書▽国際商科大

最上英嗣 46 自新

 会社役員[歴]秋田青年会議所常任理事▽東北学院大

==============

 ◆市議補選立候補者(届け出順)

 ◇男鹿市(改選数1−2)
船木金光 61 大工   (1)無元

船木正博 65 会社社長 (1)無元

 ◇北秋田市(改選数1−2)
藤嶋絹蔵  72 [元]旧鷹巣町議 無新

斎藤美津子 64 [元]銀行員   無新

2608チバQ:2013/04/06(土) 19:07:55
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2013/04/06/new1304060901.htm
町政継続か刷新か 東北町長選7日投開票(2013/04/06 09:05)
 任期満了に伴う東北町長選は7日に投票が行われ、即日開票される。立候補しているのはいずれも無所属で、新人の自営業高村正人候補(69)と、再選を目指す現職斗賀寿一候補(68)の2人。知名度不足の解消に躍起な高村候補に対し、斗賀候補は長い政治経験をアピール。現職の町政運営への評価を争点に、最終盤を迎えた舌戦は激しさを増している。
 高村候補は、特別職の給与削減などを実現させるとし、「商売を長くやってきた者として、一円も無駄にしない政治を行う」と主張。前回町長選で竹内亮一前町長を推した町議3人らの応援を受け、現職の批判票の取り込みを図る。握手戦術などで知名度アップに懸命だ。
 斗賀候補は町議4期、県議4期、町長1期の豊富な実績を強調。「町民の目線で豊かなまちづくりを進める。最後の集大成として知識と経験を全てつぎ込む」と訴える。町議16人中10人が支援する強固な支持基盤を生かし、町内をくまなく回り街頭演説などをこなしている。
 期日前投票は6日午前8時半から午後8時まで、役場本庁舎とコミュニティセンター未来館で行われる。
 投票は7日午前7時から午後8時(一部投票所は午後7時)まで、町内23投票所で実施。開票は午後9時15分から未来館で行われ、同10時半ごろには大勢が判明する見通しだ。
 1日現在の選挙人名簿登録者数は1万6172人(男7719人、女8453人)。(太田一世)

2609チバQ:2013/04/06(土) 21:18:35
≪7日開票≫
■秋田市長選挙 穂積志   現職 自民、公明、社民
佐々木良一 共産党
寺田学   元民主党代議士
■潟上市長選挙 石川光男  現職
佐藤義久  市議

■湯沢市長選挙 斉藤光喜  現職 保守系
鈴木俊夫  元職 共産党市長(現在党籍なし)
*前回と同じ候補者>>361とか
■北秋田市長選挙 津谷永光  現職 保守系
成田元晴  


もありが理想なので、小坂町と東北町も
■小坂町長選挙
川口博   元職 元民主党代議士
成田一君  
細越満   現職 反川口派>>414-415

■東北町長選挙 >>1171とか
高村正人  沼尾啓一県議と、前回町長選で竹内亮一前町長を推した町議3人が支持
斗賀寿一  現職 民主党県議 蛯沢正勝県議をはじめ、町議16人中10人の支援

2610チバQ:2013/04/07(日) 09:46:08
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/04/20130407t11023.htm
宮城県内4市長選告示まで1週間 石巻、現新4氏の争いか
 任期満了に伴う宮城県石巻、登米、栗原、東松島の4市長選(21日投開票)は、14日の告示まで1週間となった。石巻は現職と新人の計4人が立候補する見通し。登米、栗原は現職と新人の一騎打ちになるとみられる。東松島は現職以外に出馬の動きがなく、無投票の公算が大きい。

●石巻
 石巻市長選はいずれも無所属で、再選を目指す現職の亀山紘氏(70)と、東北大非常勤講師の青木満里恵氏(58)、元市議の阿部和芳氏(53)、ボランティア団体代表の藤田利彦氏(50)の新人3人が立候補を予定している。東日本大震災の最大被災地で復興のかじ取り役を決める選挙戦は、激戦が予想される。
 亀山氏は復興に向け「国の予算獲得に奔走した」と実績を強調。住宅再建と産業再生を加速させるため「もう一度働かせてほしい」と訴える。
 青木氏は2日の事務所開きで「石巻初の女性市長として喜びの声を上げたい」と意気込みを示した。産学官民の諮問会議設置などを打ち出す。
 市議会議長を辞して立候補する阿部氏は「市民の先頭に立って、復興を進める」と決意を表明。石巻専修大との連携強化などを公約に掲げる。
 藤田氏は震災のボランティア活動を踏まえ、「仮設住宅の被災者らが安心して暮らせる住空間を早期に提供したい」などと呼び掛ける。
 3月1日現在の有権者数は12万5677人。

●登米、栗原一騎打ちの構図

▽登米
 登米市長選はともに無所属で、3選を目指す現職の布施孝尚氏(51)=民主・公明推薦=と新人で元市議の遠藤音氏(56)が立候補を表明、両氏による一騎打ちが確実視されている。
 布施氏は企業誘致や介護施設の整備などの実績を強調。産業振興や安心して暮らせる健康なまちづくりなどを公約の「4本の柱」として掲げた。4日に約400人を集め、市政報告会を開いた。
 遠藤氏は「医師招聘(しょうへい)に向けた優遇策の検討」や産業振興に向けた「戦略プロジェクトチームの創設」などを公約とし、市政の刷新を訴える。数人、数十人規模の集会を重ねる。
 前回は無投票で布施氏が再選され、選挙戦となれば8年ぶり。
 3月1日現在の有権者数は7万476人。

▽栗原
 栗原市長選はともに無所属で、3選を目指す現職の佐藤勇氏(70)=自民・公明推薦=と、新人で元市議の千葉健司氏(56)が立候補を表明している。他に立候補の動きはなく、2人による一騎打ちとなる見込み。
 佐藤氏は雇用の確保、教育の充実、農業を含む産業活性化などを重点施策に掲げる。合併10周年の節目を2年後に控え「地域を次世代に引き継ぐための行財政改革の推進、若者定住化対策などに力を注ぐ」と強調する。
 千葉氏は教育、医療、雇用を重点分野に据え、「教育を立て直して人材育成や企業誘致につなげ、市民所得の向上を図る」と明言する。市内各所でつじ立ちし、観光を軸にしたまちづくり、市長報酬の削減を訴える。
 3月1日現在の有権者数は6万3296人。

●東松島/現職以外動きなし
 東松島市長選は、無所属で現職の阿部秀保氏(57)が1月に立候補の意向を明らかにした。他に立候補の動きはなく、阿部氏が前回に続く無投票で3選を果たす可能性が高まっている。
 3月1日現在の有権者数は3万2714人。

2611チバQ:2013/04/07(日) 23:33:58
東北はすべて現職再選であんま面白くない

≪7日開票≫
■秋田市長選挙
○穂積志   現職 自民、公明、社民
 佐々木良一 共産党
 寺田学   元民主党代議士
■潟上市長選挙
○石川光男  現職
 佐藤義久  市議

■湯沢市長選挙
○斉藤光喜  現職 保守系
 鈴木俊夫  元職 共産党市長(現在党籍なし)
*前回と同じ候補者>>361とか
■北秋田市長選挙
○津谷永光  現職 保守系
 成田元晴  


もありが理想なので、小坂町と東北町も
■小坂町長選挙
 川口博   元職 元民主党代議士
 成田一君  
○細越満   現職 反川口派>>414-415

■東北町長選挙 >>1171とか
 高村正人  沼尾啓一県議と、前回町長選で竹内亮一前町長を推した町議3人が支持
○斗賀寿一  現職 民主党県議 蛯沢正勝県議をはじめ、町議16人中10人の支援

2612チバQ:2013/04/08(月) 21:59:20
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20130408-OYT8T00019.htm
秋田市長に穂積氏再選



当選確実の一報を受け、万歳する穂積氏(7日午後10時35分、秋田市旭北錦町の事務所で)  秋田、潟上、北秋田、湯沢の4市長選、羽後、小坂の2町長選、県議補欠選挙秋田市選挙区(欠員1)、男鹿、北秋田の2市議補欠選挙(各欠員1)が7日、投開票された。家庭ごみ回収の有料化や市役所新庁舎建設を争点に三つどもえの争いとなった秋田市長選は、現職の穂積志氏(56)が、民主党を離党して立候補した元首相補佐官の寺田学氏(36)ら新人2人を退けて再選を決めた。各市町でも新しいリーダーが続々と決まった。

 事実上の一騎打ちとなった秋田市長選は、穂積氏が寺田氏を退けた。当日有権者数は26万3056人。投票率は49・15%で、前回(62・22%)を13・07ポイント下回った。

 同市旭北錦町の事務所には大勢の支援者が集まり、「当選確実」の吉報が届くと、大きな拍手が沸き上がった。

 穂積氏は支援者を前に「この4年間、市民に負担をかける施策もあったが、やることをやったと評価していただいたのではないか。一つひとつ施策をやり遂げたことに対する信頼感を得たのではないかと感じている」と戦いを振り返った。

 穂積氏は選挙戦で、秋田公立美術大学の開学などの業績を強調した。市役所新庁舎の建設やごみ減量のための回収有料化の継続などを訴えたほか、同市で生まれ育ったことをアピールし、市外出身の他の2候補者との差別化を図った。

 穂積氏は、公明党本部と、自民、社民両党の市組織から支持を、連合秋田や市役所職員労働組合など約110団体から推薦を得たほか、大多数の市議や、衆院議員らの支援を得て、市内の43後援会をフル稼働させた。

 一方で寺田氏は、民主党を離党して選挙戦に臨み、新庁舎建設の見直しや、除雪体制の整備などを訴えた。2005年の衆院選以来となる選挙カーによる街頭活動を展開し、支持を呼び掛けたが及ばなかった。

 寺田氏は支持者に「大きな支援がありながら、結果につながらず非常に残念。これが市民の選択だと真摯(しんし)に受け止めたい。組織力、運動員の数、資金、全ての面で劣っていた」と話し、何度も頭を下げた。

 共産党県委員会書記長の佐々木良一氏(65)(共産)も支持拡大を図ったが及ばなかった。

(2013年4月8日 読売新聞)

2613チバQ:2013/04/08(月) 21:59:53
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20130408-OYT8T00040.htm
湯沢、斉藤氏が再選



当選が決まり、支持者と万歳する斉藤氏(7日午後9時55分、湯沢市赤土の事務所で)  湯沢市長選は、現職の斉藤光喜氏(66)が、前回選に続いて前市長の鈴木俊夫氏(62)を破り、再選を果たした。322票の僅差だった。当日有権者数は4万2493人、投票率は67・72%だった。湯沢市赤土の斉藤氏の事務所では、「当選確実」の連絡が入ると、集まった大勢の支援者らが握手して喜び合った。斉藤氏は「選挙が厳しいものだと実感した。必ず湯沢市を大きく前進させる。ありがとうございました」と感謝し、支持者らと喜びを分かち合っていた。

 斉藤氏は民間企業に勤めた経験を生かし、1期目は、自らの報酬半減や幹部報酬の削減などに取り組み、財政の立て直しに努めた。

 今回の選挙では、地熱発電開発の推進や、日本ジオパークに認定された「ゆざわ」など地域資源の売り出しなどを訴えた。介護用の紙おむつ助成額の拡充なども公約に掲げていた。

(2013年4月8日 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20130408-OYT8T00043.htm
小坂町長、細越氏が再選

 小坂町長選は、現職の細越満氏(65)が、前衆院議員で元町長の川口博氏(65)と、新人で会社役員の成田一君氏(62)による三つどもえの激戦を制して、再選を果たした。当日有権者数は4990人。投票率は85・57%だった。

 小坂町小坂鉱山の細越氏の事務所では、当選の一報が入ると、集まった支持者から拍手が沸き起こった。細越氏は万歳三唱し、支援者から花束を受け取った。

 細越氏は「(62票差の)想像を絶する選挙だった。この町が少しでも良くなるよう皆さんと話をしながら頑張っていく」と話した。

 細越氏は「明治百年通りにぎわい創(づく)りプロジェクト」の推進や若者の定住促進を訴えた。公明党県本部の支持を得て、自民党県議らも支援に回った。

(2013年4月8日 読売新聞)

2614チバQ:2013/04/08(月) 22:28:18
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130408ddlk05010157000c.html
選挙:6市町長選投開票 秋田市長選、穂積氏再選 三つどもえの激戦制す /秋田
毎日新聞 2013年04月08日 地方版

 任期満了に伴う秋田市など6市町長選は7日、投開票された。三つどもえの戦いとなった秋田市長選は無所属現職の穂積志氏(56)が政党・団体の支援を受けた組織戦を展開し、元首相補佐官で無所属新人の寺田学氏(36)、党県委員会書記長で共産新人の佐々木良一氏(65)を破り、再選を果たした。また合わせて実施された県議補選秋田市選挙区や男鹿、北秋田両市議補選も投開票され、地域の代表が次々と決まった。【仲田力行】

 前回09年に続き三つどもえの戦いとなった秋田市長選を再び制した穂積氏。秋田市旭北錦町の選挙事務所では、当選確実が報じられると、集まった支持者らを前に、穂積氏は「厳しい戦いだったが、みなさんの貴重な1票で勝つことができた。引き続き元気な秋田をつくるために力を尽くしたい」と喜びをかみしめた。

 穂積氏は公明党県本部と自民、社民両党の市支部の支持や秋田商工会議所の政治団体・秋田商工政和会や連合秋田中央地域協議会など約110団体の推薦を得て組織戦を展開。43の後援会と半数以上の市議が選挙戦を後押しし、優位に戦いを進めた。

 他候補が批判する家庭ごみ処理手数料有料化や市役所新庁舎建設計画の説明に腐心。除排雪についても見直しの検討を始めたことを強調し、理解を求めた。1期目の40の公約のうち39項目を達成した実績を強調。若者の雇用対策や産業振興、子育て支援策などを訴え、選挙公約に新たな40項目を掲げた。

 民主党を離党した新人の寺田氏は連続3期務めた衆院議員時代の知名度の高さと、民主県議らの有志グループの応援で草の根の選挙戦を展開。一部の民主支持層や現市政に批判的な層の支持を集めたが、3月中旬に出馬表明という出遅れもあり、無党派層へ浸透しきれなかった。

 共産新人の佐々木氏は共産支持層は固めたが、寺田氏と同じく立候補表明の出遅れを盛り返すことはできなかった。

 当日有権者数は26万3056人で、投票率は49・15%(前回は62・22%)だった。

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 ■解説

 ◇政策批判も受け止めて−−秋田市長選
 政党・各種団体の支援を受け再選を果たした穂積氏。昨年12月の立候補表明から早々に準備を進めたが、3月中旬に元首相補佐官の寺田氏の登場で状況は一変した。寺田氏は民主を離党し、市民目線を強調した草の根選挙を展開。激しく追い上げ、穂積氏にとって厳しい選挙戦となった。

 現職として初の防衛戦となった今回、前回掲げた公約40項目のうち39項目を達成した実績を強調。新たに40項目の公約を打ち出し、若者の雇用対策や産業振興、子育て支援などを呼びかけた。だが、寺田氏らが批判した新庁舎建設や家庭ごみ有料化、除排雪の問題などは説明に腐心した。2期目はこうした批判を真摯(しんし)に受け止め、丁寧に説明する市政運営が求められる。

 また、穂積氏は選挙戦で佐竹敬久知事との良好な関係も強調。県と市が共同で新たな文化施設を造る構想もあり、県都の発展を県とともに進める考えを示した。だが急速に進む人口減少や雇用、停滞する産業の振興など課題は山積だ。県都のトップとしての手腕がより一層問われそうだ。【仲田力行】

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 ◇秋田市長略歴
穂積志(ほづみ・もとむ) 56 無現(2)

 県市長会長[歴]市議▽医療法人理事▽青年会議所常任理事▽県議▽会社役員▽成蹊大=[公]

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2615チバQ:2013/04/08(月) 22:28:52
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 ◇北秋田市は津谷氏再選
 北秋田市長選は現職の津谷永光氏(61)が新人の成田元晴氏(63)を破り、再選を果たした。当日有権者数は3万429人。投票率は67・51%(前回81・65%)。

 05年の旧4町合併後、3回目の選挙戦。津谷氏は豊富な政治キャリアと知名度を生かし、「活力ある元気な都市づくり」を訴えた。180を超える団体や企業などの推薦を得て、優位に戦いを進めた。

 元米内沢総合病院事務長の成田氏は現市政下で地域医療が後退したと訴える住民団体などの支援を受け、現職への批判票取り込みを狙ったが、浸透しなかった。【田村彦志】

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 ◇北秋田市長選開票結果
当 14673 津谷永光 61 無現

   5641 成田元晴 63 無新

 =選管最終発表

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 ◇北秋田市長略歴
津谷永光(つや・えいこう) 61 無現(2)

 [元]県議長▽県水泳連盟会長▽県森と水の協会長[歴]建設会社副社長▽自民党県会長▽慶大=[公]

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 ◇北秋田市議補選開票結果(改選数1−2)
当 9382 斎藤美津子 64 無新(1)

  8097 藤嶋絹蔵  72 無新

 =選管最終発表

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 ◇湯沢市長に斉藤氏再選

 湯沢市長選は現職の斉藤光喜氏(66)が元職の鈴木俊夫氏(62)を破り、再選を果たした。当日有権者数は4万2493人。投票率は67・72%(前回73・20%)。

 斉藤氏は旧稲川町出身。財政を再建した1期目の実績を強調し、市政の継続を訴えた。前回同様、自民、公明の支援を受け、戦いを優位に進め、返り咲きを狙った鈴木氏を振り切った。

 鈴木氏は今回は長年所属した共産党を離れ「完全無所属」をアピール。「市民こそ主人公」を掲げ前回の雪辱を期したが、“共産隠し”の批判をかわせなかった。【佐藤正伸】

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 ◇湯沢市長選開票結果
当 14423 斉藤光喜 66 無現

  14101 鈴木俊夫 62 無元

 =選管最終発表

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 ◇湯沢市長略歴
斉藤光喜(さいとう・みつよし) 66 無現(2)

 [元]稲庭うどん販売専務[歴]東京都ユースホステル協会職員▽旧稲川町議3期▽市議▽中大=[公]

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 ◇潟上市長は石川氏3選
 潟上市長選は現職の石川光男氏(73)が新人の佐藤義久氏(68)を破り、3選を果たした。当日有権者数は2万8312人。投票率は55・78%。

 石川氏は旧3町に分散する市庁舎を集約する建設計画の推進を改めて表明。「合併特例債が使える今、実現させなければいけない」と公約に掲げた。旧町長も務めた出身の天王地区を中心に支持を広げた。

 元市議の佐藤氏は新庁舎建設計画に反対。「防災・減災対策を優先すべきだ」と計画凍結を訴えた。地盤の昭和地区を拠点に浸透を図ったが、及ばなかった。【田原翔一】

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 ◇潟上市長選開票結果
当 9507 石川光男 73 無現

  6144 佐藤義久 68 無新

 =選管最終発表

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 ◇潟上市長略歴
石川光男(いしかわ・みつお) 73 無現(3)

 [元]旧天王町長[歴]旧天王町総務課長・助役▽南秋田郡町村会長▽秋田短大付高

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2616チバQ:2013/04/08(月) 22:29:16
 ◇羽後町長に安藤氏初当選
 羽後町長選は前県議の安藤豊氏(60)が元町議会議長の柴田宣男氏(65)を破り、初当選した。当日有権者数は1万4155人。投票率は79・31%(前回82・41%)。

 安藤氏は町議、県議合わせて約30年間の政治経験を強調。勇退する町長やJAうごや町建設業協会など幅広い支持を受け、安定した戦いを進めた。

 町長選3度目の挑戦の柴田氏は現町政への批判票結集を狙い「公正、透明な町政」を訴えたが、及ばなかった。【佐藤正伸】

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 ◇羽後町長選開票結果
当 5750 安藤豊  60 無新

  5403 柴田宣男 65 無新

 =選管最終発表

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 ◇羽後町長略歴
安藤豊(あんどう・ゆたか) 60 無新(1)

 農業法人役員[歴]町議▽県副議長▽北海道拓殖短大

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 ◇小坂町長に細越氏再選
 小坂町長選は現職の細越満氏(65)が前衆院議員で元職の川口博氏(65)、会社役員で新人の成田一君氏(62)との三つどもえ戦を制し、再選を果たした。当日有権者数は4990人。投票率は85・57%(前回88・31%)。

 細越氏は「町民主役のまちづくり」を掲げ、町政の継続を強調。明治百年通りのにぎわい創出と産業育成、雇用確保などを訴え、保守層を中心に広く支持を集めた。

 川口氏は力強い産業の育成など公約に掲げたが、出遅れが響いた。成田氏は新しい発想でのまちづくりを訴えたが、浸透しなかった。【田村彦志】

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 ◇小坂町長選開票結果
当 1910 細越満  65 無現

  1848 川口博  65 無元

   487 成田一君 62 無新

 =選管最終発表

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 ◇小坂町長略歴
細越満(ほそごえ・みつる) 65 無現(2)

 [元]町議[歴]羽後銀行員▽町消防副分団長▽大館鳳鳴高

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 ◇男鹿市議補選開票結果(改選数1−2)
当 6394 船木正博 65 無元(2)

  4383 船木金光 61 無元

 =選管最終発表

2617チバQ:2013/04/08(月) 22:38:06
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/04/20130408t41034.htm
秋田市長選 会心の勝利 穂積氏再選 寺田氏、理解得られず

再選が決まり、花束を手に万歳する穂積氏=7日午後10時35分ごろ、秋田市旭北錦町の事務所



支持者に感謝の言葉を述べ、頭を下げる寺田氏=7日午後10時55分ごろ、秋田市山王の事務所



 政治状況の激変を反映した秋田市長選は7日投開票され、自民、公明、社民各党が支持した現職の穂積志氏(56)が再選を果たし、民主党を離党して挑戦した寺田学氏(36)は敗れた。昨年の衆院選秋田1区に続く連敗。衆院選で3回連続当選し、民主党政権で首相補佐官まで務めた元エースは、再びうなだれた。

 穂積陣営は、当選の知らせを受け、大きな拍手に包まれた。除雪対策をめぐり、新人2人から激しく批判されたが、組織力を武器に接戦を制した。穂積氏は秋田市の事務所で「本当に大きな力をいただき、心から感謝いたします」と支援者に感謝した。

 いち早く立候補を表明して実績を強調し、3党の全面支援も受けた。「この4年間に評価をもらった。反省すべきは反省し、新たな秋田市づくりにまい進する」と意気込んだ。

 「これが市民の選択だと受け止める。期待してくれた人におわびしたい」。敗れた寺田氏は7日午後10時50分ごろ、事務所で淡々と述べた。

 衆院選で惨敗後、寺田氏は民主党県連から秋田知事選への立候補を要請されたが固辞。3月15日、市長選参戦を表明し、離党した。

 この行動に批判が付きまとった。無投票阻止を強調したが、3月21日に告示された知事選は無投票となり、自民党に近い現職が再選。「なぜ知事選に立たなかったのか」という疑問への明快な答えはなかった。

 市役所新庁舎建設や除雪問題を争点に穂積陣営に挑んだが、かつてのような支援のうねりは起こせなかった。夏の参院選を前にした離党も「無責任」と指摘された。
 共産党新人の佐々木良一氏(65)は訴えを浸透させることができなかった。


2013年04月08日月曜日

2618チバQ:2013/04/08(月) 22:38:21
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/04/20130408t21010.htm
厚い雲払う熱い舌戦 青森市長選スタート

青森市長選が告示され、候補者の第一声に集まった市民ら


 7日告示された青森市長選は、いずれも無所属で、再選を目指す現職の鹿内博氏(65)、新人で元青森県副知事の蝦名武氏(67)=自民・公明推薦=の一騎打ちとなった。政党に支援を求めない現職に、新人が組織戦で挑む構図。低気圧の影響で不安定な空の下、県都決戦の幕が開けた。

 曇り空の午前8時45分ごろ、両陣営はそろって第一声に臨んだ。
 国道4号沿いの鹿内氏の事務所前には、支持者や自主的に支援する県議、市議、元県議を含め約60人が集まった。

 民主党の渋谷哲一県議は「自民系前市政は20年も続き、官製談合など残した問題の解消に追われた。改革はまだ道半ばだ」と呼び掛けた。

 市議、県議時代から「市民派無所属」を掲げる鹿内氏は、市民による市政の継続を強調。反核燃運動で対決した蝦名氏を「(副知事時代に)青森を核のごみ捨て場にする中心にいた候補を選ぶのか」と強く批判した。

 第一声を聞いた青森市、会社員八木橋正久さん(63)は「操車場跡地の利活用など、市民の声を聞く姿勢が評価できる。国政が自民だからといって投票するほど、市民は甘くない」と話した。

 蝦名氏陣営は市役所駐車場で第一声。自民党の大島理森前副総裁、江渡聡徳衆院議員、山崎力参院議員、公明党の伊吹信一県議をはじめ県議、市議、支持者ら約250人が集まった。

 選対本部長の津島淳衆院議員が「県都の市長は県と国に強いパイプを持っているかが大事だ。未来を託せるのは蝦名氏だけだ」とあいさつ。議員らが支援を呼び掛けた。

 蝦名氏は「青森市を県と国と一直線に結び、青森市を元気づけたい」と県や中央との人脈を強調した。

 第一声の聴衆の中にいた市内の無職葛西明さん(70)は「休日でもJR青森駅前はがらがら。鹿内市長は何も対策を取らなかった。蝦名氏には思い切った経済対策を期待している」と話した。


2013年04月08日月曜日

2619チバQ:2013/04/08(月) 22:38:48
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20130408ddlk02010136000c.html
選挙:青森市長選 告示 市政継続か奪還か 除雪、庁舎問題争点に /青森
毎日新聞 2013年04月08日 地方版

 任期満了に伴う青森市長選が7日告示され、再選を目指す現職の鹿内博氏(65)=無所属=と、新人で前副知事の蝦名武氏(67)=同、自民・公明推薦=の2人が立候補を届け出て、一騎打ちの構図となった。4年前に多選に抗議して「市民派」を掲げ初当選した鹿内市政の継続か、与党が推薦する新人が市政を「奪還」するかが最大の焦点。経済対策や除排雪対策、市庁舎の建て替えや特別職給与問題など、多くの課題を抱える県都の将来を決める7日間の選挙戦が始まった。【酒造唯、吉田勝】

 鹿内氏は午前9時前、同市本町1の選挙事務所前で第一声を上げ、支持者ら約60人が集まった。元県議会議長の毛内喜代秋氏や民主党の渋谷哲一県議、市民有志で鹿内氏を支援する組織「勝手連」の会長で社民党元衆院議員の今村修氏らが駆けつけた。渋谷県議は「次の4年間で青森市をがっつり変えるために力を合わせていこう」と激励。鹿内氏はこの後、JR青森駅前やスーパー前など市内を回って支持を訴えた。

 蝦名氏は午前8時45分、市役所前で第一声。自民党の県選出衆院議員の津島淳、江渡聡徳、大島理森の3氏や、県議、市議らが顔をそろえた。津島氏は「青森市は4年間雲に覆われた。県や国と強い絆で結ばれている蝦名氏なら必ず大きな成果をもたらせる」と、副知事を務めた蝦名氏の人脈をアピールした。蝦名氏は選挙カーに乗り込み、新町通りの百貨店前や、市南部のスーパーなどで街頭演説を繰り返した。

 投票は14日午前7時から午後8時まで、市内110カ所(うち1カ所は午後7時まで)で。午後9時15分から市民体育館で即日開票され、午後11時半までに大勢が判明する見通しだ。期日前投票は、市役所第3庁舎1階会議室、市役所浪岡庁舎2階中会議室、アウガ5階の男女共同参画プラザの3カ所で午前8時半から午後8時まで(アウガは午前9時半から)。6日現在の有権者数は24万8468人(男11万3894人、女13万4574人)。

2620チバQ:2013/04/08(月) 22:39:54
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20130408ddlk07010047000c.html
再起の条件:’13郡山市長選 現新の一騎打ち 「草の根」か「組織」か 2氏第一声 /福島
毎日新聞 2013年04月08日 地方版

 県内の復興の重要拠点、郡山市(人口約33万人)を2017年まで率いるトップを選ぶ市長選が、7日告示された。届け出順で、元郵政審議官の品川万里(まさと)氏(68)と、05年から現職の原正夫氏(69)=いずれも無所属=が立候補した。変化を求める市民の「草の根票」を開拓する品川氏と、自公民の県議・市議、商工会など「組織票」をおさえる原氏との7日間の戦いが始まった。(届け出順)【藤原章生、栗田慎一】

 ◇滑らかに未来像描く−−品川万里氏
 ◇除染など実績淡々と−−原正夫氏
 滑らかな口調で近未来を描く品川氏。除染実績などを淡々と語る原氏。2人の個性の違いは、7日朝の出陣式にも表れた。

 前夜からの雨で、市中心部の選挙事務所内を出陣式の会場に選んだ品川氏は、午前8時半すぎ、こう切り出した。「美しい花が咲き、緑が芽吹き、ヒバリが春の訪れを告げています。郡山市民にも春をもたらしましょう」

 前回の市長選で原氏に約1万1000票差で敗れ、4年の浪人生活を強いられたことに触れ、「町を歩くとアイデアが泉のごとくわき上がる。子どもたちが生まれたい郡山、大往生をとげられる郡山。そんな郡山を作りたい」。最後は地元の特産品を引き合いに「ネギは曲がっている方がいい。政治はまっすぐな方がいい」というオチで演説をしめくくった。

 同じ頃、原氏はJR郡山駅に近い昭和通(どおり)沿いで、県議市議ら15人の熱弁応援とは対照的に、落ち着いた口調で第一声を上げた。

 「市政をお預かりして8年、市民の皆様と努力してきました。大震災、原発事故で福島、日本、市政が全く変わりました。子どもの健康を考え努力をしてきたが、これから1、2年が大事。郡山市の発展のために皆様と一緒に頑張りたい」と語ると、年配男性たちから一斉に「ガンバレ」と声援が飛んだ。

 「今回、私は(市議時代から数え)10回目の選挙です。最後まで私と戦っていただきたい」と声を上げ、ガンバロー三唱で結んだ。

 県議市議ら地元有力者が弁士となった原陣営に対し、品川陣営は、同窓生や市民運動家らが集まる手作り感を前面に出した。市立郡山五中で品川氏と同級だった佐田一志さんは「マラソンで言えば40キロ過ぎ。品川君を支持する流れが大きなうねりとなっている」と語り、市立金透小の同級生、福地武子さんも「品川さんは一に人、二に人、三に人。震災の時の頑張りを市民に見てほしい」と応援した。

 一方、原氏を支える自民党の佐藤憲保県議(58)は「原さんは国が放射能対策の基準すら決められないときに、学校の除染を始め、国を動かした。この点、『私が彼を評価するんだから心配するな』ということで、自公も民主も原さんについた」と組織票の盤石さを強調した。

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 ◇郡山市長選立候補者(届け出順)
品川万里(しながわ・まさと) 68 無新

 団体理事[歴]郵政審議官▽法政大教授▽東大

原正夫(はら・まさお) 69 無現(2)

 市長[歴]市議2期▽県議4期▽会社顧問▽明治大

2621チバQ:2013/04/08(月) 23:29:51
http://mainichi.jp/select/news/20130409k0000m010108000c.html
民主党:地方選でも苦戦  「看板隠し」も上手くいかず
毎日新聞 2013年04月08日 23時23分

 昨年末の衆院選惨敗後、民主党が地方選でも苦戦している。7日投票の秋田市長選と秋田県小坂町長選では、前同党衆院議員が離党し、同党の推薦も受けない無所属で臨んだが、いずれも敗北。4月は全国各地で首長選や市町村議選が集中するが、出足からつまずいた格好だ。同党系の候補に推薦を出さない「看板隠し」も奏功せず、このまま党勢が回復しないと、夏の参院選が党の存在をかけた戦いになる。

 「個人的には非常に残念だった」。民主党の細野豪志幹事長は8日の記者会見で、秋田市長選での前首相補佐官の寺田学前衆院議員の敗北について、こう述べるにとどめた。

 寺田氏は03年衆院選秋田1区で初当選以来連続3期務め、菅・野田両内閣で首相補佐官に就任。民主党政権の中枢を担った。昨年12月の衆院選で落選。

 今回の同市長選では「行政のトップは党派に属するべきではない」と離党。政党支持を受けずに草の根の選挙戦を展開した。民主党県連は自主投票で、一部党県議らが支援。公明県本部推薦、自民市支部などが支持した現職と対決。約1万2000票差で敗れ、寺田氏は7日夜、「組織力、運動員の数、資金力のすべてにおいて劣っていた」と語った。

 そもそも民主党秋田県連は、秋田市長選と同日選になる予定だった県知事選で、現職の対抗馬として寺田氏と川口博前衆院議員に打診したが、いずれも固辞された。その結果、知事選は無投票で現職が再選。一方、寺田氏は同市長選に挑み、川口氏も離党して7日投票の同県小坂町長選に出馬し、62票差で現職に敗れた。

 民主党幹部は寺田氏らの敗北について「うちが全面的に支援したわけではない」と無関係を装うが、地方組織の強化を掲げながら、首長選で党の推薦候補も擁立できない厳しい状況が続く。今月21日投票の愛媛県八幡浜市長選では、高橋英行前衆院議員が離党して無所属で臨む見通し。地方選挙での「民主離れ」は加速し、参院選に向けた地盤固めは進まない。

 2月の西東京市長選では、自公の推薦を受けた新人が民主の推薦を拒んだほか、滋賀県東近江市長選では前回は民主の推薦を受けた現職が今回は受けずに臨んだ。4月は全国各地で首長選や市町村議選が集中する「ミニ統一地方選」月間で、地方の党勢が結果で示される。4年前は、河村たかし名古屋市長が民主党推薦で当選。高知県四万十市長選でも民主などの推薦候補が勝利しており、状況は一変している。【仲田力行、小林洋子、笈田直樹】

 ◇民主党の不振が続く最近の主な地方選
西東京市長選  2月 3日 自公推薦で当選した新人が民主都連の推薦を辞退

滋賀県東近江市長選  2月17日 前回推薦した現職が推薦を受けず出馬。自民推薦の新人に敗れる

千葉県知事選     3月17日 独自候補擁立断念。投票率は14ポイント低下し現職圧勝

秋田県知事選    ※3月21日 独自候補擁立断念。現職が無投票で再選

岡山県赤磐市長選   3月24日 民主・維新推薦の現職が無所属新人に惜敗

秋田市長選      4月 7日 民主を離党した前衆院議員が公明推薦の現職に敗退

秋田県小坂町長選   4月 7日 民主を離党した前衆院議員(元町長)が無所属現職に敗退

<注>日付は投票日。※は無投票当選の告示日

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2622チバQ:2013/04/09(火) 22:16:40
http://www.minpo.jp/news/detail/201304097739
序盤、原氏が先行 品川氏猛追 郡山市長選の情勢
 14日投票の郡山市長選は、新人でNPO法人理事の品川万里候補(68)と現職で3選を目指す原正夫候補(69)が激しい選挙戦を展開している。福島民報社は世論調査を実施し、取材の情報も加味して序盤の情勢を分析した。政策の継続で復興加速を訴える原候補が先行し、新たな発想による地域づくりを目指す品川候補が猛追している。ただ、35・8%が投票する候補者を決めておらず、中盤から終盤にかけての若者や無党派層への浸透が当落の鍵を握るとみられる。
 支持政党別で見ると、自民、公明両党の推薦を受けた原候補は自民支持層の6割近く、公明支持層の4割強を固めつつある。政党の推薦を受けない品川候補は民主支持層の5割強を固め、共産、社民の支持層も取り込んでいる。全体の26・5%を占めた無党派層の「支持政党なし」はほぼ互角となっている。 
 年代、男女別では、原候補が30代の男性、品川候補が同年代の女性で優勢、40代の男性は互角。原候補は子どもの健康日本一の実現や除染の加速、品川候補は出産費用の無料化や教育レベルの向上などを掲げる。両候補とも子育て世代の政策を前面に押し出しており、現段階では3、40代の両候補への支持にほとんど差は出ていない。 
 また、原候補は20代と70歳以上の男女からの支持が厚く、品川候補は60代の男女で優位に立っている。 
 地区別では、原候補が地元の旧市内でリードを保っている。周辺の富田、大槻、日和田などの地区で票の上積みを目指す。品川候補は地元富久山地区で原候補をやや上回り、片平、喜久田、田村などの地区で優勢。新興住宅地を抱える安積地区や、磐梯熱海温泉などの観光地のある熱海地区は競り合っている。 

( 2013/04/09 12:21 カテゴリー:主要 )

2623チバQ:2013/04/09(火) 22:17:37
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130409ddlk05010129000c.html
選挙:県議補選秋田市区 最上氏が初当選 /秋田
毎日新聞 2013年04月09日 地方版

 7日投開票された県議補選秋田市選挙区(改選数1)は、会社役員で自民新人の最上英嗣氏(46)がエフエム椿台社長で無所属新人の黒崎一紀氏(54)を破り、初当選した。最上氏は「責任の重さを感じる。秋田港の機能強化や物流網の整備などを中心に、商工業の振興と雇用の創出を目指したい」と抱負を語った。投票率は49・14%。

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 ◇秋田市区開票結果(改選数1)
当 64111 最上英嗣 46 自新

  55877 黒崎一紀 54 無新

=選管最終発表

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 ◇秋田市区当選者(改選数1)
最上英嗣 46 自新(1)

 会社役員[歴]秋田青年会議所常任理事▽東北学院大

2624チバQ:2013/04/09(火) 22:19:10
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20130408-OYT8T01550.htm
郡山市長選世論調査 原氏やや先行、品川氏追う


 前回と同じ顔ぶれによる郡山市長選(14日投開票)について、読売新聞社と福島民友新聞社が共同で世論調査を行い、取材結果を加味して情勢を分析した。3選を目指す現職の原正夫氏(69)がやや先行し、元郵政官僚で新人の品川万里氏(68)(ともに無所属)が追う展開となっている。ただ、2割超の有権者は態度を明らかにしておらず、情勢は変化する可能性がある。

 【情勢】

 原氏は、地元総支部の推薦を受けた自民党支持層の6割弱を固めた。無党派層も4割弱から支持を得る。職業別では、農林水産業の7割、給与所得者の5割弱の支持を受ける。前回選で原氏に投票したと答えた人のうち、6割強が今回も支持している。

 品川氏は民主党支持層の5割強、無党派層の3割強の支持を受ける。職業別では商工自営、自由業で原氏を上回る4割強の支持を得ている。前回選で品川氏に投票したと答えた人のうち、9割近くが今回も支持している。

 【関心度】

 「大いに」「多少は」を合わせて77%が関心を示し、前回選の調査より9ポイント高い。年齢別では、60歳以上の8割以上が「関心あり」だが、30歳代は5割強にとどまる。一方、「必ず」「なるべく」を合わせて「投票に行く」と答えたのは、前回調査とほぼ同じ92%だった。前回選の投票率は、過去2番目に低い51・54%だった。

 【重視する政策】

 市長選の争点として重視したいもの(複数回答)は、「震災からの復旧・復興」と「福祉や高齢化対策」が86%で最も多く、次いで78%の「除染の問題」。75%の「少子化対策や子育て支援」は、30歳代では9割強でトップだった。復興や暮らしに直結した政策に対し関心の高さがうかがえる。

 【現市政の評価】

 原市政への評価は、「大いに評価する」が10%、「多少は評価する」が46%、「あまり評価しない」が31%、「全く評価しない」が11%。農林水産業の8割が「評価する」一方、商工自営、自由業の5割強は「評価しない」とした。

 調査は告示日の7日午後から8日にかけて、郡山市を対象に、無作為に作成した番号に電話をかける方法で実施。有権者在住が判明した1362世帯の中から792人の有権者の回答を得た。回答率58%。

(2013年4月9日 読売新聞)

2625チバQ:2013/04/10(水) 23:20:05
http://www.minpo.jp/news/detail/201304107768
郡山市長選 現地ルポ ”草の根”対“組織” ムード低調投票率が鍵
 新人と現職の前回と同じ顔触れによる一騎打ちとなった郡山市長選は10日、折り返しを迎える。14日の投票日に向け、新人でNPO法人理事の品川万里(68)=無所属=、現職で3選を目指す原正夫(69)=同=の両候補が激しい舌戦を繰り広げている。有権者一人一人との対話を重視し浸透を図る“草の根戦術”の新人に、自民、公明の推薦を受けた現職は250を超える地区後援会を拠点に“組織戦”を展開する。経済県都の復興を担うリーダーを決める選挙戦をルポした。(文中敬称略、取材班)
 選挙戦3日目の9日、品川は市南西部を精力的に遊説した。
 品川は前回の市長選で敗れてから市内の行事、イベント、会合に足を運び、幅広い年齢や職業の市民から市政への要望を聞いた。住宅地図に印を付けながら支援者宅訪問も繰り返した。
 70を超える地区後援会をつくり、1月下旬から100回に及ぶミニ集会を重ねた。選対本部長の佐藤茂樹は「郵政審議官を務めた元官僚が、地をはうどぶ板選挙に徹している。目線と腰の低さが多くの有権者の心をつかんでいる」と手応えを強調する。
 小中学校の同級生や市職員OB、元県議、現市政に批判的な市議らが選対を切り盛りしている。品川の子育て支援策に賛同する女性グループへの働き掛けも強めているほか、原の地盤の旧市内などでの支持拡大に力を入れている。2月の事務所開きでは、元市長の藤森英二が応援メッセージを寄せ、かつて藤森の選挙を支えた原陣営の関係者らは神経をとがらせている。
   ◇  ◇
 原は9日、旧市内を遊説し、個人演説会も開いた。
 前回の市長選で支持が分かれた自民党県議は、5人全員が原の支持に回った。2日の総決起大会。自民党衆院議員(本県2区)で復興相の根本匠が、原と二人三脚で復興に取り組むと約束した。
 原は250を超える地区後援会をつくり、ミニ集会などで震災対応の実績と市政継続の必要をアピール。日中は公務で活動する時間が限られたが、告示直前の4日に市役所本庁舎の改修工事竣工(しゅんこう)記念式典、5日には郡山総合体育館の再オープン記念式典を相次いで催し、郡山の着実な復興を印象づけた。
 年明けから「女性の会」の活動を活発化させ、子どもと女性の政策を重視する品川を意識した選挙戦も展開している。選対本部長の渡辺隆弘は「2000を超える企業、団体などから推薦を受けている。組織力を生かして隅々まで指示を徹底させ、幅広い層へ浸透を図る」と後半戦に向け意気込む。
   ◇  ◇ 
 品川陣営は選挙ポスターや事務所看板に「品川は、逃げない」との文言を掲げた。原陣営はチラシなどで「生粋の郡山っ子市長」を強調するなど、両陣営の戦いは日増しにヒートアップしている。
 各陣営の熱気とは裏腹に、有権者には「除染と復興を加速させてくれるなら、どちらが市長でも構わない」「前回と同じ顔触れで新鮮味に欠ける」といった声もあり、選挙ムードはまだ盛り上がっていない。
 両陣営とも「投票率が当落の行方を左右しかねない」とみており、有権者の関心を高める取り組みに躍起だ。

■立候補者

(届け出順、敬称略)
品川万里 68 無新
原正夫 69 無現


( 2013/04/10 15:48 カテゴリー:主要 )

2626チバQ:2013/04/10(水) 23:30:33
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20130409-OYT8T01579.htm
[青森市長選]蝦名氏 朝のラッシュ狙う



朝の街頭で支持を訴える蝦名武候補(9日) 晴れ間が広がった9日朝、県庁から西に500メートルほどの国道沿いで道行く車に手を振る蝦名武氏(67)の姿があった。時計を目にしながらスタッフが運動開始の午前8時まで「あと1分です」と伝えると、黄色のダウンを脱ぎ捨てて、同じく黄色い薄手のナイロンコートに着替えた。「黄色はお気に入りなんだ。元気が出るね」。マイクを握って演説を始めると、そばに掲げた赤いのぼりと青空に黄色が映える。

 陣営が力を入れているのは「知名度アップ」。そこで考案された作戦が名付けて「ラッシュ街頭」だ。通勤通学で交通量の多い朝の時間帯、市街地を通る国道で街頭活動を展開する。

 本人は推薦を受ける企業の朝礼に顔を出してから駆け付ける時もあり、到着次第、ひたすら車に向かって手を振り続けて演説に入る。陣営幹部は「知名度で現職に追いつくためには、とにかく露出を増やすしかない。無党派層も取り込まなければ」と力を込める。

 9日は最初の演説場所から西部の新城地区に移動。幹線道路や集会所など1時間であっという間に4か所で街頭演説を行った。「やあやあ、どうもどうも」。立ち寄ったコンビニでも小走りで客に握手を求め、自宅から出てきた住民を見つけると素早く駆けよる。フットワークは軽い。様子を見ていた主婦(64)は「県のえらい人だったわりには腰が軽いわ。笑うと意外とチャーミングね」。

 演説は時候のあいさつやユーモアをあまり交えず、公約を熱っぽく訴えかけるスタイル。副知事時代の議会答弁の名残なのか、「つきましては」「であります」といった硬めの表現をすることもあるが、真っすぐに聴衆を見すえながら「私ならできます」「こうします」と力強い。

 「えびたけ」ののぼりを立てて街頭に立ち始めたのは2月中旬。演説の手応えを本人に聞いてみると「もう慣れた、慣れた。大丈夫だよ」と自信を深めている様子で返された。

 政策本位で市政を変えたい――。そんな思いを前面に出して戦う。「県庁時代に培った行政経験や手腕を今、100%市民のために使っていきたい」

(2013年4月10日 読売新聞)

2627チバQ:2013/04/11(木) 20:53:23
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20130410-OYT8T01499.htm
[青森市長選]争点くっきり

 5日目に突入する青森市長選は、現職で再選を目指す鹿内博氏(65)(無所属)、新人で元副知事の蝦名武氏(67)(無所属=自民、公明推薦)の両候補が連日市内を駆け回り、有権者に向けて熱心に政策を訴えている。2人が掲げる公約は市役所庁舎の建て替え問題など争点が明確な部分が多い。街頭に立つ2人の声に耳を傾けた。

 東北新幹線の新青森駅に近い新城地区。両候補が語るのは、18区画のうち16区画が売れ残っている駅周辺の商業用区画の問題だ。

 鹿内氏は10日、JR津軽新城駅前で「市が2割から3割の助成費を出して販売していく。結果として土地の値段引き下げになる。地域と協議して、高さ制限のある所は見直していく」と取り組みを説明。

 蝦名氏は9日、西部市民センター前で「今は値段が高すぎて買い手がない。思い切って値下げして高さ制限も外す。ホテルや飲食街ができるようにしたい」と一層の施策が必要だとする。

 特に違いが明確な市庁舎の建て替え問題では、鹿内氏が「現庁舎は震災で倒壊する可能性がある。市の財政状況を考えれば、少ない予算で建て替える必要があり、今の場所に2回に分けて建てる方針を決定した」と緊急性を強調。

 対する蝦名氏は「今、建て替えれば財政が破綻することがわかっている。確かに老朽化しているが、耐震強化をしている。財政にゆとりが出た段階で建設すべき」と財政面の懸念を指摘する。

 また、除排雪対策では、昨年度から市が直接業者に除排雪を指示する仕組みを導入したことを踏まえ、鹿内氏が「取り組みを点検、改善する」と主張。

 蝦名氏は「根本的に見直すべき」と真っ向から反論している。

 このほか産業振興のあり方では、地元企業の支援などを強調する鹿内氏と、企業誘致の促進などを前面に出す蝦名氏の間で、考え方の違いが表れている。

(2013年4月11日 読売新聞)

2628チバQ:2013/04/13(土) 00:28:15
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20130411-OYT8T01715.htm
[青森市長選]戦術も対照的



候補の演説に聴き入る聴衆 終盤を迎える青森市長選は、現職で再選を目指す鹿内博氏(65)(無所属)、新人で元副知事の蝦名武氏(67)(無所属)の両候補が選挙カーを走らせて激しい選挙戦を展開している。2人を後押しする陣営や支援者の態勢は対照的だ。勝手連とゆるやかにつながり草の根の活動を続ける鹿内氏と、推薦を受ける自民、公明両党を中心に組織で臨む蝦名氏。11日も戦い方の違いが際だった。

 「市民が主役の市政を継続させましょう」。鹿内氏を応援する勝手連「市民のための市政をつくる会」は、中南部を中心に政策宣伝カーを走らせた。鹿内氏が乗り込む選挙カーの遊説コースを事前に選挙事務所から教えてもらい、重ならないように別の地域を回る。

 投票率が下がると組織を固める相手候補を利する懸念があるため、「14日は市長選の投票日です。ぜひ投票しましょう」とも呼びかける。「市民の反応はいい」と話すのは勝手連の今村修会長(元衆院議員)。浪岡地区の勝手連とも連携して支援の輪を広げる。

 蝦名氏陣営は推薦を受ける自民党の野田聖子総務会長を招いた演説会を中心部2か所で開催し、組織の引き締めを図った。「終盤になってようやくかなった待望の機会」(陣営幹部)という大物応援。会場となった青い森公園(長島)には、選対本部長の津島淳衆院議員のほか自民、公明の県議がずらりと顔をそろえ、結束をアピールした。

 野田氏は「蝦名さんとは旧知だが、市長に大切なのはその粘り強さと根性。それがないと地方の市政のかじ取りはできない」と激励した。蝦名氏も経済活性化などを中心に訴えた。

(2013年4月12日 読売新聞)

2629チバQ:2013/04/13(土) 00:35:48
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20130412ddlk02010003000c.html
選挙:青森市長選 終盤へ 戦いぶりは対照的 /青森
毎日新聞 2013年04月12日 地方版

 14日に投開票される青森市長選は終盤戦に入った。再選を目指す無所属現職の鹿内博氏(65)と、無所属新人で前副知事の蝦名武氏(67)=自民、公明推薦=の両候補者が、街頭演説や個人演説会などを通じて激しい選挙戦を展開している。政党や団体から推薦を受けない鹿内氏と、政権与党が支援する蝦名氏は、戦い方も対照的だ。両候補の戦いぶりをまとめた。(届け出順)【酒造唯、吉田勝】

 ◆鹿内博氏(65)=無現

 ◇政党や労組とは一線 公務で演説できぬ焦りも
 「私には時間がないんです」

 4月2日の記者会見の際、鹿内氏は焦りの言葉を漏らした。市議に初当選した82年からほぼ毎日、街頭に立って演説するスタイルを貫いてきた鹿内氏。だが、4年前に市長に初当選して生活が一変。比較的時間に余裕のある地方議員に比べ、首長の公務は格段に多く、思ったように演説できなくなった。鹿内氏は「以前の1割しかやれていない」と話す。

 「市民派無所属」を掲げる鹿内氏は、政党や労組の推薦を受け付けていない。演説で地道に支持を集めてきた流儀が思うようにできていない焦りが記者会見で現れた。鹿内氏は告示後の有権者の反応については「前回と同じ」と笑みを見せる。

 カギは市民有志でつくる支援団体「勝手連」だ。今回も組織され、会員数も約150人と前回並み。鹿内氏は組織票を否定しているだけに、勝手連の今村修会長は「投票率のアップが重要」と見る。勝手連の政策宣伝カーは「投票に行こう」と呼びかける毎日だ。

 ただ、鹿内氏の1期目の「実績」で遠ざけた層もある。前回は現職の多選批判で支持層を広げたが、当時は「自主的支援」をした社民党県連は今回は自主投票を決定。青森市職員で作る青森市労連は前回に続いて対立候補の蝦名氏を推薦した。鹿内氏の市議会との対立や、市議や市職員の報酬・給与の削減方針が影響した。

 ◆蝦名武氏(67)=無新

 ◇津島氏と連携前面に 自民支援そろわぬ足並み
 「津島先生とタッグを組んで頑張りたい」

 10日夜の青森市細越での個人演説会で蝦名氏が強調したのが、地元の衆院青森1区選出で、蝦名氏の選対本部長を務める津島淳衆院議員との連携だ。

 蝦名氏の選挙カーには、津島氏が連日乗って支援。昨年11月に出馬表明した蝦名氏の擁立を自民党市支部が今年1月に決めると、津島事務所スタッフが陣営に入った。自民党の強固な組織を生かして企業や団体もくまなく回る。10日朝に東北電力青森支店前で行った街頭演説では、多くの支店幹部が歩道に出て整列して耳を傾けた。

 課題は知名度のアップ。女性票を取り込むため、自民党の有名女性議員の応援を仰ぐ。これまでに三原じゅん子参院議員や野田聖子総務会長が駆けつけた。12日には蝦名氏を「元女房(役)」と呼ぶ三村申吾知事が、告示後初めて青森市内のホテルでの会合で応援演説する予定だ。

 一方で、市長選の候補決定までの自民党内でのあつれきを念頭に、「支援態勢が一枚岩になっていない」と指摘する声もある。

 7日の蝦名氏の第一声には、自民系会派の複数の市議が出席を見送った。青森市浪岡地区を地盤に持つ木村太郎県連会長も、応援に訪れたのは9日だけ。木村氏は記者団に「みんなでやるのが自民党」と強調したが、陣営からも「県連がもっと前に出ないといけない」との声が出ている。

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2630チバQ:2013/04/13(土) 00:40:56
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/04/20130412t21009.htm
青森市長選14日投開票 投票率が勝敗を左右?

青森市役所前に掲示された市長選のポスター。投票日に向け激しい戦いが続く


 任期満了に伴う青森市長選(14日投開票)は終盤戦に入り、いずれも無所属で、再選を目指す現職の鹿内博氏(65)と、新人で元青森県副知事の蝦名武氏(67)=自民・公明推薦=が舌戦を繰り広げている。政党や団体の支援を求めない「草の根」の現職と、政権与党が全面支援する「組織」の新人のつばぜり合いは激しさを増している。

 10日、青森市中心部。「市民のための市政継続を」。熱心に呼び掛ける鹿内氏の周囲に、人影はまばらだった。
 1人でマイクを握り、つじ立ちするのが鹿内流だ。勝手連メンバーや県議、市議はあくまで自主支援で駆け付けない。強固な支持基盤はなく、県都トップとしては異例の陣容。この手法で県議、市議時代から過去9回の選挙を勝ち抜いてきた。
 重点公約に、議員報酬削減や庁舎建て替え、原子力防災の充実を掲げる。議会から反発を受けても、持論を貫く。鹿内氏と40年来の付き合いという勝手連会長の元社会党衆院議員今村修氏(71)は「決まった支持層がないのが逆に強み。市民に広く『鹿内博』という政治家が浸透している」と語る。
 蝦名氏は8日、市郊外の浪岡地区で街頭演説した。首相補佐官の木村太郎自民党青森県連会長ら地元国会議員3人が居並ぶ中「国、県と連携した公共事業の拡大を」と声を張り上げ、与党とのパイプをアピール。政策実行力を強調した。
 自民系県議、市議を介して企業や団体を連日回り、組織票固めに余念がない。11日夕には野田聖子党総務会長が青森市入りしてマイクを握り、てこ入れを図った。
 課題は知名度アップ。木村県連会長は、2005年の八戸市長選で自民推薦の小林真氏が初当選した例を引き合いに出し、勝利を誓う。「(小林氏は)当初は無名で劣勢だったが、終盤に追い上げた。今回もこういう戦いを大事にしなければ」
 両陣営が気にするのが投票率。09年の前回市長選は、5期20年続いた佐々木誠造前市長の多選の是非が大きな争点となり、投票率は過去5回で最高の56.63%だった。今回は「盛り上がりに欠ける」との見方が専ら。低投票率を前提に「前回比10ポイント以内の下げ幅の場合は現職、それ以上減少する場合は新人に有利」(市内の政治関係者)との予測も出ている。
 最終盤に向け、両陣営は「投票率が下がって、自民の組織力が際立ってはいけない」(鹿内陣営)「知名度の差は大きい。市政批判票を少しでも多く取り込みたい」(蝦名陣営)と追い込みを図る。

 ◇青森市長選立候補者
鹿内博 65 市長     無現
蝦名武 67 元副知事   無新(自・公推)


2013年04月12日金曜日


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